プレーパークで駆け回る子ども達


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連休最後は青森こもものプレーパーク作り隊チームと一緒に、三内丸山で行われていたイベントFeel the Rootsで合同プレーパークでした。

現地に到着直前の大雨とはうって変わって、イベント中はいいお天気に恵まれ、たくさんの親子連れでにぎわいました。

普段は別々の場所で活動しているけれど、こうやって合同でプレーパークをやってみると、やっぱりお互いそれぞれのプレーパークと違う良さがあり、とても楽しい一日でした。

三内丸山でのプレーパークをレポートしていきたいと思います。

それぞれのプレーパークの良さ

普段、私達Happy Childrenでやるプレーパークは、平日は週に一回の小学校の放課後プレーパークと、月に一回の駒っこランドでのプレーパークがメインです。

その他、時々イベントなどで出張プレーパークをやっています。

休日のプレーパークは夫婦でやっていますが、週1の学校プレーパークは基本的には私一人でやっています(今年に入って、高校生の女の子が時々手伝いに来てくれるようになりましたが)。

私たち夫婦も、もう気が付けばアラフィフ。四人の子どももだんだん大きくなってきて、上はもう成人しちゃったし、下の子も小学二年生。

普段の家での活動も含め、小学生を相手にしていることが多い。なので、私たち夫婦、一般にプレーパークにいるプレーリーダーである、という感覚よりは、みんなのお父さんお母さん的な感覚の方が強いように思います。

子どもたちがとりとめもなく話すことに相槌を打ったり、大変なんだ~ってことがあれば、そっか~、大変なんだねって、共感したり。暑い日なんかだとお茶用意して行くので、「水分とって。あそこのお茶飲んでいいから」とか、お腹すかせてそうな子供たちに、おやつ用意して、出しておいたり。

のこぎりで切っちゃった子がいたら、絆創膏張ってあげたり。

だから、子どもたちと一緒に遊ぶというよりは、見守ってあげてる感じが強い。

でも、青森チームのプレーパークは、プレーリーダーも、小さい子を連れたママたちが多い。そして、プレーパークにやってくるのも、年齢層は私たちがやるプレーパークより小さい(もちろん、大きい子もいるけれど)。

だからなのか、大人も子供も、みんなとってもエネルギッシュ。プレーリーダーの帽子をかぶっていなければ、どの人がプレーリーダーなのかわからないくらい、どのお母さん、お父さんたちも、自分の子以外の子の面倒見てくれているし、いろんなところで協力してくれている。

そして、大学生とか、高校生とか、とにかく若手がたくさん手伝いに来てくれている。プレーパークを中心に担う人がいなくても、道具さえあれば、その場にいる誰でもプレーパークができてしまうような、人材が育っているし、とっても理想的な形なのだと思います。

いろんな人が関わってることで、親だけが子供の相手して大変ってこともなく、どこかに行きたくなった子供たちは、大学生のお兄ちゃんたちがまとめて連れ出してくれたり、そんなお兄ちゃんお姉さんと遊んでもらう子供たちは、とても楽しそう。エネルギーがあり余っている子供たちの相手には、こんな若い力がとっても頼もしい。

小さい子連れたママたちが、座ってのんびり話をしながら、上の子たちを遊ばせている、そんなまったりとした空間があったり。

では、私達Happy Children のやるプレーパークの良さって何だろうかと思った時、やっぱりそれは、自然とつながるってところかな~と思ったりしています。

その時々で、プレーパークでは何かしらブームになるものがあったりします。剣づくりがブームになって、誰もかれも、剣を作るようなときもあれば、紙飛行機づくりに夢中になっちゃうようなときもある。

で、今回は、弓矢づくりが子どもたちの間でブームになりました。

弓の素材は、近くの杉林に落ちていた枝をとりに行き、矢は、その辺に生えている笹。

作りたいものを現地調達したいときに、どの辺に材料がありそうかとか、そういうものを見つける嗅覚と、自然遊びの知恵が、私達のプレーパークの得意とするところなのかなと思っています。

弓矢を携え、草原を駆け抜ける子ども達

さて、その弓矢づくりですが、きっかけは、夏休みに、うちに遊びに来た子供たちと作った弓矢を持って行ってたのが始まりです。

最初は、ただの遊び道具として、置いていました。

弓矢で遊び始めた一人の子どもが、夢中になって、的を作ってそこに打ったりしているうちに、「これ持って帰る!」と、言い出しました。

弓矢は息子が作ったものだったので、う~ん、そっか~…。でも、これは息子のだからあげられないしな~・・・。

ってことで、周りをぐるっと見渡しました。矢になりそうな笹やぶが近くにありました。

あとは、杉林があれば、材料が調達できる。

どれ。杉林ないか、ちょっと見てくる。

そう言って周りを歩いたら、ありました。杉林。

林の中に入ると、枯れ枝がいい具合に落ちています。

材料を調達し、子どもたちと弓矢づくり。手を切りそうなところはやってあげます。

この、枝に切れ込みを入れる作業は、絶対手を切ります。何度弓矢を作っても、必ず手を切ります。

切れ込みに紐をぴんと張ったらそれで弓は出来上がり。

今回は高校生プレーリーダーかずくんに、弓矢づくりを伝授しました。

こうやって、誰かが持ってる弓矢を見て、「弓矢作りたい!」という子たちが次々やってきて、次々弓矢を作っていくプレーリーダー。

親御さんにも、作る工程を見ていただいて、杉林さえあれば、材料は簡単に手に入ること、切れ込みを入れるところは、手を切りやすいから注意すること、ひもの巻き方など、説明したりしながら、子どもたちにはどの枝がいいか選んでもらって、糸を張るところを手伝ってもらって、弓ができたら、矢になる笹の調達に連れていきます。

こうやって弓矢ができると、矢を入れる入れ物を作りたいという子や、弓に布で飾りをつける子、自分だけの弓矢を楽しむ子供たち。

ほんとに、あっちにも、こっちにも、弓矢を持った子供たち。

草っぱらで試し打ちする子供たちがたくさんいました。

ここは三内丸山遺跡。

縄文人のように、弓を手に駆け回る子ども達。

大人も夢中に

プレーパークでは、子どもたちも木登りしたり、

ハンモックに揺られたり、

シャボン玉したり、

木工したり、

段ボールにお絵かきしたり、おうち作ってみたり、

それぞれが、それぞれのやりたいように遊んでいるから、子どもたちはイキイキしています。

そんな子供たちですが、実は大人たちの方が夢中になっている場面にもよく出くわします。

まず、一番楽しんでるのはプレーリーダー。

ただの段ボールから、布やひもを巻き付け、ドリームキャッチャーを素敵に作ってるお母さんがいたり

写真はとり忘れたけど、椅子を作っていく人だったり、子供は別のことして遊んでるけど、大人が夢中になって物づくりしてるということが、よくあります。

でも、こうやって、大人が楽しむ姿を見て、子どもたちも刺激を受けます。

プレーパークには、楽しい大人たちが集まります。

自分の中にある子ども心をくすぐられるのがプレーパークなのかもしれません。

次回、プレーパークは・・・

次回Happy Childrenのプレーパークは、9/22(土)駒っこランドです。

☆9/22(土)10:00~15:00 駒っこランド(雨天時は交流館の外の屋根の下で行います)

☆10/20(土)世界流鏑馬選手権にてプレーパーク

☆10/21(土)名川中学校体育館(なんぶ♡わらしフェスタ)13:30~15:00自由参加

(午前中は参加自由の主人の講演会と、定員10名の親子木工体験)

☆10/6(土)10:00~15:00 若葉公園プレーパーク

☆11/17(土)10:00~15:00駒っこランド(雨天時は交流館の外の屋根の下で行います)

はぴちるLINE@では、はぴちるプレパ情報など、随時配信いたします。

友だち追加

また、こちらから、プレーパークで使う消耗品や、おうちプレーパークで子どもたちのおやつなど、物品支援で応援して下さる方もよろしくお願いいたします。

 

活動費のお振込みも随時受け付けております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420

番号07138981

シンドウサチコ

 

【他行からの場合】

ゆうちょ銀行

支店名 八四八 (読み ハチヨンハチ)

普通預金

口座番号0713898

 

はぴちるの日々の活動に応援よろしくお願いいたします。

 

 

十和田市秋祭り2018、今年も終わりました!


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3日間の十和田市秋祭り、最終日は雨の中終わりました!

娘がお祭りに参加するようになってから、たぶん7年目。私は引き子で、小さな息子と引いて歩くだけの参加だったのだけれども、末っ子が二年生になり、小太鼓で参加できるようになってから、私も初めて笛で参加することにして、子供たちと一緒に夏休み中から毎日練習して臨んだ秋祭り。

一生懸命練習する子供たちと、小学生のお手本になるべく厳しく指導される中高生。そして、笛や太鼓の指導者の他、山車を作る人、祭りの運行が事故のないように裏方で走り回る人たち。たくさんの人で支えられてる地元の祭り、地元愛を感じたこの一ヵ月でした。

祭り大好き!

お祭りに欠かせないのは子ども達。

ここの町内も、子供がだんだん減ってきて、子供たちを集めるために、町内からだけでなく参加できるようになって、最近また、お祭りに参加する子供たちが少し増えてきました。

写真は6年前の子ども達。

末っ子はまだ二歳。娘も次男も小太鼓で出ていた頃。

末っ子は、雨の中でもベビーカーで寝ながら参加していました。

あれから6年・・・

娘は笛のリーダー的存在に。次男も大太鼓の頼もしいリーダーに。末っ子も小太鼓デビュー。

6年で、こんなに素敵にたくましく成長してくれて、母はなんだかとっても感慨深い。

お祭りって、一度出ると、気持ちが高ぶり、本当に楽しい!みんなと一緒に引っ張るだけでも楽しかった。沿道で見るだけじゃなく、お祭りの一体感が大好きになってしまいました。

毎年、そうやって参加してきました。

そして、とうとう私も、今年から、吹いたことのない篠笛を毎日のように練習して、何とか吹けるようになりました。まだまだ早いケンカ太鼓にはついていけないところがあるけど、それでも、娘達と笛の衣装に身を包み、こうして一緒に吹けるなんて、夢のよう。気持ちも若い子たちのように、うきうきしました(*^-^*)。

今までは、笛なんて、音も出せないし、ムリムリ!って思っていたけど、去年あたりから、知り合いのお母さんが笛に出ているのを見て、ああ、なんだかうらやましいな~って、思っていました。

今までずっと末っ子と引き子で出ていたけど、今年から末っ子は小太鼓デビュー。旦那は元PTA会長として、先頭で綱を引きます。そう考えたら、あれ?私一人?

もうそばで引っ張ってる末っ子について歩く必要もない。

それって、寂しいじゃん!

そう気が付いてから、決めました。

よし!今年から、笛で出る!

若い子だから、呑み込みも早く、すぐ笛も吹けるようになるんだと思っていたけど、いくつになってからでも、やろうと思えば始められる。篠笛の音もうまく出せなかったのに、毎日、子供たちと一緒に笛の練習してたら、何とかなりました。何とかなるものです。

笛は娘が先輩です。

「お母さん、大丈夫なの?酸欠になるよ」と、笑われたけど、娘が吹いてる後ろで、必死で見様見まねで練習しました。

本番は、笛が手薄な後ろの山車の前を、他のお母さんたちと吹いて歩きました。

沿道で見ていたお友達に声かけられ、かっこよく吹こうと思ったら、全然うまく吹けなくて、大笑いした一場面もありましたが、そこはご愛嬌。

そして、お祭りの中で、大好きな場面はこんな場面。

小太鼓の小学生たちを盛り上げようとしてくれる中学生(*^-^*)♪

こんな雰囲気が大好きだから、また来年も出たくなる。

お祭り好きはこういうところから始まるんですね、きっと。

リーダーとなる中高生たち

小学生は、中高生や大人たちに支えられ、危険がないように見守られつつ、とにかく楽しんでもらえるように、サポートされつつ、太鼓の練習に励み、本番も頑張ります。

そして、去年まで小学生で守られていた子たちが中学に上がると、そこから、子供たちのいいお手本になるように、指導が入ります。そして、練習中も、お祭り本番も、小学生たちの面倒を見るのは中高生です。

お祭りの待機場所まで歩いて移動するときも、列の先頭と後ろ、途中途中に大太鼓や笛やちゃっぱ(手平がね)の中高生がついて歩きます。

他の歩行者や自転車の迷惑にならないように、広がりすぎないように注意しながら、前後が開きすぎて、信号渡れない子がいないようにとか、途中曲がってくる車がいたら、子供たちを止めて動かないように指示したりだとか、とにかく気をつかいながら、子供たちを現地まで歩かせます。

鼻白(はなじろ)塗ったり、女の子に口紅塗ってあげたり、トイレ行きたい子がいたらまとめて連れて行って、最後の子まで面倒見てあげたり、とにかく中高生たちはよく動いてくれました。

中高生たちは、小学生にとってあこがれの存在です。

小太鼓で頑張ってきた子たちは、笛やちゃっぱや大太鼓に憧れます。びしっと決めたその姿は、本当にかっこいい。そして、根っからお祭りを楽しんではじける様子は、小学生たちを盛り上げてくれて、お祭り自体を楽しいものにしてくれます。

そして、小学生たちの面倒を見る姿は、自分たちも、中学生になったらこんな風になりたいと、思わせる姿でした。

ご苦労さん会の最後には、中高生みんな集められ、冗談言いながらも、だれだれの、こんなところがよかったとか、こうしたほうがいいとか、指導者の方が話をした後、また来年もお祭り出るぞ!!って、円陣組んで。

中高生になると、部活があったり、忙しくなって来れなくなっちゃう子もいる中で、こうして集まってくれる子ども達は、本当にお祭りが大好きな子たちです。

また来年も、こうして集まってくれたらいいな~。

うちの次男は、今高3。大太鼓も今年が最後です。

でも、いつか、指導者側になったりするのかな~。どうなるかわからないけど、それもまたちょっと楽しみ。

性格的に決してリーダータイプではない次男が、大太鼓のリーダーとして必要とされてきて、やってきたお祭り。次男の活躍の場所が、こういうところにあったことが、ありがたく、誇らしい。

中の娘も、笛のリーダーとしても、小学生たちの面倒見の良さにかけても、言うことはきっちり言うその潔さはかっこよくって、彼女に憧れる小学生女子の声もありました。

小学生時代に、中高生に守られ、育てられてきて、その子たちが大きくなって、今度は面倒を見る立場になっていく。こうやって、子供たちは育っていくんだな~と、改めて思います。

大人の役割

中高生たちには、小学生たちの面倒を見る、という役割を持たせるお祭りですが、大人はと言うと、全体の危険がないかを見渡しながら、手薄なところをサポートしたり、中高生の指導にあたったり、裏方でたくさんの大人たちも動いています。

お祭りの練習中から、本番まで、祭りに参加するという子供たちを、親御さんからお預かりしての一か月間です。

祭り関係者の方々は、本当に気をつかっていました。

練習場所として借りている小学校の体育館。

最初と最後のあいさつはしっかりと大きな声でするように。

部活や、体育館を使用する、他の地域の方々に、迷惑が掛からないように、走り回らないとか、そういう細かいところから、お祭り本番の移動や、運行中に事故がないようにとか、女の子たちの紙を結い上げたり、お化粧したりする人がいたり、保護者対応とか、出店を見て回るのに子供たちを連れて歩いて、買いたいものをおこずかいで買うのに付き添ったりだとか。

全体を統括する人や、直接子供たちを指導する人は、とにかく、お預かりしている子供たちがお祭りを楽しんでくれて、お祭りが好きになってくれるように、そして、何事もなく、うちに帰れるよう、みんな気をつかっているのがわかります。

裏方としては、子供たちが食べるおでんを作ってくれる人だったり、おにぎりやおやつを用意してくれる人だったり、ご苦労さん会で、ずっと焼き鳥やホタテを焼いてくれたおじいさんだったり、もちろん、山車を作っている人だったり、子供たちを楽しませようと、盛り上げてくれる大人だったり、本当にたくさんの大人たちが裏で動いています。

地域の人だけじゃなく、山車の待機場所でトイレをお借りした家具のナナオさんでは、たくさんの子供たちにトイレを使わせてくれて、さらには雨の三日目に、雨の中待機してるのは寒いだろうと、倉庫前の屋根の下を好意で貸していただいたり。

たくさんの大人たちに支えられて、お祭りは成り立っています。

こんなにたくさんの人たちに支えられているからこそ、楽しいお祭りを、何の心配もなく心から楽しむことができる子ども達です。

お祭り関係者の皆さんには、頭が下がります。

2018年秋祭り夜間運行ダイジェスト

そんな秋祭りの中日の夜間運行ダイジェストで、十和田のお祭りをご覧ください。