子ども達は遊び場を求めている

春休みに入った子ども達は、毎日のように入れ代わり立ち代わりやってきます。

来る子ども達の顔触れが変わると、遊びも変わっていきます。

そこからまた新しい遊びが生まれていくのも、楽しいものです。

今回は、そんな春休みの子供たちの遊びを紹介していきます。

男の子たちの遊び

家には小1の息子がいるので、普段は、男の子が集まることが多い我が家です。

男の子だけの時は、ベイブレードや、カードゲームなんて、よくある男の子たちの遊びになることが多いのですが、飽きてくると、物づくりに夢中になったりもします。

最近はまっているのは、ヨーヨーづくり。

段ボールを丸く切り抜いて、真ん中に段ボールで芯をつけて作ったオリジナルヨーヨー。

家の中ばっかりだとつまらないから、時にはお気に入りの手作りヨーヨー持って、春探しに出かけたり。

ヨーヨーづくりに飽きたら、お次は紙飛行機大会。

紙飛行機作っては、近所の空き地に飛ばしに行きます。

その時々で、子ども達の中で遊びのブームが移り変わります。

穴に落ちちゃダメな、ゆらゆらゲームとか、常に、面白いことないかな~って、思っているようです。

「いいこと考えた~!木の上で本読もうっと♪」って、本を家から持ち出しての木の上で読書タイム。

「俺は屋根の上がいい!」って、屋根に上る子も。

女の子が入ると、遊びが変わる

そんな男子チームの遊びに、女子が加わると、全然違う遊びになっていきます。

忘れたころに、ひょっこりやってくる女子たち。この日は、以前遊びに来てた子が、新しい友達連れてぞろぞろやってきました。

まずはムックにご挨拶。怖がってる子には、「大丈夫だよ。この犬、こうすれば咬まないよ」って、うちに来たことある子は、慣れたものです。

ようやく春めいて、20度近くあったこの日。子ども達は、はじめっから泥に入るつもりで、サンダル履きでやってきた子もいます。泥に入りたい子と、絶対に入りたくない子がいます。

入ってる子は、「めっちゃ気持ちいい~!!」と、泥の感触を楽しんでいます。

男子は、水を運んでくる係。

こちらは、色水遊びをする子たち。

木登り初めてさんも、木登りに挑戦!

登れた子を見上げて、いいな~・・・って思ってる子。

でも、そんな子も、木の上のツリーデッキに登れてご満悦♪

そのうち、色水を流して、血の池地獄に。

でも、泥に入ってる子たちが、泥水に泥団子投げ入れて、泥を飛ばそうとするものだから、汚されたくない女子チームは家の中に避難。

すると、泥んこチームは、「ねえ!泥、もう投げないから、外に出てきて~!」と、泥足のまんま玄関に。

でも、中に入った子たちは、それが嘘だと知っているから、絶対出てきません(笑)。

女子チームが泥遊びに夢中になってる頃、こちらの男子は、枝切りに夢中。

中に入った女子チーム。

何をするかと思えば、部屋を暗くして、「お化け屋敷にして、外にいる人、呼んできて脅かそう!!」と、かくれんぼのような、お化け屋敷が始まりました。

一人が、「あと20数えたら中に来て!」と、友達外に呼びに行っている間に、みんなはそそくさと隠れます。20数えて中に入ってきた子たちを、それぞれの場所から「わ!!」って、脅かし大笑い。

そのうち、「新藤さ~ん!!もう、三時過ぎたよ~」と、おやつの催促。

この日は11人の子ども達。袋菓子なんて、あっという間になくなっちゃうから、この日のおやつはワッフルにすることに。

作り始めると、子ども達がわらわら台所にやってきて、「手伝いたい!」「作らせて!」と、行列ができます。代わりばんこに混ぜて、焼いて、出すと、あっという間に売れてなくなります。

お腹が膨れたら、外に飛び出す子と、やっぱり中で遊び続ける子に分かれます。

さっきまで外にいた子が中に残り、中にいた子が外に出ました。

そして始まったのが椅子取りゲーム。オルゴールが止まるまで回り続けて「目まわる~!」「早く止まって~!」

遊んでいると、あっという間に帰る時間。女子たちは、さんざん遊んで、早めに「もう帰る」って、散らかしっぱなしで帰っていきます。

後に残された残骸を片付けるのは、男子たち。

遊びながらですが、黙って片付けてくれる、優しい男子たちです。

子ども達は、遊び場を求めて放浪しています

こういう、長期休みに入ると、子ども達は遊び場を求めて放浪しています。

いつもの場所じゃ飽きてきて、「どうする~」「何やる~?」「どこ行く~?」って、言っているうちに、「新藤さんち行ってみる?」ってなるようです。

うちを知らない子は、「新藤さんちって何なの?」「どこ?」って思いながら、友達に連れられてやってきます。

「ここ、遊んでいいんですか?」

「ここ、仲良し会?」

「いいよ。ここは、子ども達、誰でも遊べるようにしてあるから。」

「でも、お約束があって、道路には絶対出て遊ばない事。新藤さんがいないときは、犬に触らないこと。それ以外は、何やってもいいよ。」

と言うと、安心するようです。

「公園みたい。お母さんに公園に行ってくるって言ってきたから、ここ、公園みたいだし、いっか。」とか言って、遊び始めます。

今朝も、見知らぬ子たちが庭に来ていました。

一人は、だいぶ前に、誰かに連れられてうちに来たことがある子のようです。その一人に連れられて遊びに来た子供たち。

完全口コミで徐々に広がっているようです。

 

子ども達は、遊び場を求めて放浪しています。

面白いところはないかな?

怒られないようなとこないかな?

安心して遊べるとこないかな?

そうやってたどり着いた先が、我が家のおうちプレーパークです。

毎日、子ども達の声が響いています。

ここが、子供たちにとっての秘密基地です。

3/31は10:00~15:00まで駒っこランドでプレーパークです。おうちプレーパークはお休みです。

春の森をあそぼう!~2017はぴちる春キャンプ&デイキャンプ

【春の森でのんびり野遊びしませんか?】
森の中、命が芽吹く春を感じつつ、子ども達とのんびり過ごしませんか?
秘密基地づくりや、焚き火でマシュマロ焼いて食べたり、ロープブランコ、ハンモック、ロープの綱渡り、木登り、山菜採り、森の探検、粘土の採集、よもぎ摘み、お花のかんむり、おたまじゃくしの観察・・・子どもと一緒に、森の春を感じましょう。

キャンプ&デイキャンプ詳細

5/5の12:00から、5/6の15:00まで、新藤家がゆる~くキャンプをしております。ご都合のいい時間に、数時間ふらっと来るだけでもOK。もちろんガッツリキャンプしてもいいですよ♪

キャンプする場合は、朝晩の冷え込みが予想されるので、しっかり防寒対策をしてきてください。
たき火を囲みつつ、アルコール片手に大人の時間を楽しむのもまたとびっきりのご褒美時間♪

持ち物)
長靴、長袖、長ズボン、防寒、軍手、飲み水、アルコール飲みたい方は各自持参。おやつは各自。
※キャンプする場合は、キャンプ用品一式。

参加費)
デイキャンプ(晩御飯付き)/大人1000円子ども500円。
1泊キャンプ(晩御飯、6日朝食、昼食)/大人3500円,子ども1500円

参加される方は、
「5日の晩御飯食べます!」などのメッセージを添えてコメントください。だいたいの来られる時間もお知らせいただけるとうれしいです。

場所の詳細につきましては、
お申し込みいただいた方に後ほどお知らせいたします。

※水道が使えないため、お水はご持参ください。
※トイレも一応ありますが、あまりきれいなトイレではありません。

森の子供たちの様子

以前の春の森キャンプの様子を写真で紹介します。

このキャンプ場は、水も使えないキャンプ場で、ほとんど人は来ません。でも、探検できる森もあり、ちょっとした川もあり、環境としては最高のキャンプ場です。

まずは、森にハンモックやロープブランコ、ロープの綱渡りを作っておきます。それだけで、子どもたちはいつまでも遊んでいます。

木登り得意な子は、すいすい登っていき、気が付けば見上げるずーっと上まで登っていきます。小さい子は、はしご使って登れるところまで。

綱渡りは、結構難しいんです。

高い木につけたロープブランコは、振れ幅が大きく、結構スリルがあって楽しい♪

ハンモックはいつでも人気。

時には絶叫マシーンと化します。落ちてもふかふかの土の上だから痛くない。

枯れ枝集めて秘密基地作ってみたり。

ひと遊びしたら、森に探検に出かけます。

ちょっとした小川があって、ちょっと入ってみたりして。

水生昆虫やオタマジャクシがいっぱい!

笹船も流してみます。

春ならではの山野草もいろいろ見られます。

水芭蕉や

ヒトリシズカ

ニリンソウ

ニリンソウの近くにはトリカブトもあるので要注意!

もりもりささやぶ漕いで、

カラマツのずいを抜くと、ふにゃふにゃになって、ネックレスやブレスレットになるので、みんなして飾りを作ります。

かわいいでしょ?♡

森の中を歩いて、

戻ってきたら、お腹がすいてきたので、ごはん支度。子どもたちもお手伝い。

ちびっこチームはたき火でマシュマロ焼いて、もりもり食べます。

去年は運よくヤマネに出会いました。なんと、木の上に腰かけた娘の手の上に乗ってきて、びっくり!きっと向こうもびっくりしたんだろうな~。

広~い原っぱもあるから、ボール持ってくれば、ちょっと大きい子なら野球やサッカーもできるし、テントの中で子どもたちの秘密会になることも。

粘土がとれる急斜面もあり、落ちそうになりながら、粘土をとったり。(落ちても危険な場所ではないです)

夜までいたら、大人は、アルコール片手にたき火にあたる贅沢な時間。森の中からヨタカの声も。

翌日は、朝のお散歩の後に山菜もゲット。

こんな場所も。

こちら、末っ子が0歳の時。たぶん9か月。お兄ちゃんお姉ちゃんが遊んでる間は、のんびり草原で過ごします。

キャンプでたっぷり遊ぶもよし。

デイキャンプでふらっと遊びにくるもよし。

子どもの日だから、遊園地や公園にお出かけするのもいいけれど、

のんびりした子供の日を過ごしてみるのも、いいものです。

子どもたちは、本当に楽し気に、一日遊びきります。

お申込み問い合わせは

sashindo0428@gmail.comまで。

秘密基地のある家に憧れて~ツリーハウスやいろいろな秘密基地

「秘密基地」という言葉に、なぜかドキドキしませんか?

皆さんも子供のころ、空き地に秘密基地を作ったり、押入れを秘密基地にしたりして遊びませんでしたか?ちょっと薄暗く、狭い空間に、懐中電灯片手に友達と肩を寄せ合い漫画を見たり。庭にツリーハウスがあったらな~・・・。そんな風に思ったことのある人も多いのでは?

『秘密』ってだけでちょっぴりドキドキする、そんな秘密基地について書いてみます。

秘密基地の出てくる物語


秘密基地が出てくる物語は多いですよね。
映画「スタンド・バイ・ミー」では、ツリーハウスのような小屋に集まった少年たちが、ちょっぴり悪いことしてみたり、トランプに興じるシーンが出てきます。
テレビドラマで、アニメを実写番にした「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」も、秘密基地が舞台でしたし、漫画から、映画化された「20世紀少年」も、秘密基地が始まりでした。
「僕らの7日間戦争」や、「トムソーヤの冒険」、「ナルニア国物語」のタンスの中や、「ネバーエンディングストーリー」の学校の屋根裏なんかも、異次元空間につながる秘密基地。

ディズニーランドにも「ロビンソンクルーソー」の秘密基地がありますね。

秘密基地には、何か、そこから物語が始まるようなワクワク感があるものです。

 

いろいろな秘密基地

子供の頃、大人に隠れて友達と過ごした時間。押し入れの中だったり、川原の土手下のトンネルの中だったり、原っぱの片隅だったり。漫画本やお菓子やジュースを持ち込んで、何を話していたかも忘れてしまったけど、

隠れて、という行為に、なんだかドキドキした子供時代。

木の枝を集めて作る秘密基地。

森の中だと、こんな大きい基地も作れます。

女の子が作れば、お花を飾ったり、ちょっと乙女チックに。

庭の一角に、布や敷物を持ち込んでみたり。

廃材で作ってみたり

段ボールがあれば、簡単に秘密基地が作れちゃう。

田んぼの稲わらだって、子供たちにとっては秘密基地。

植え込みの中に秘密基地作ったり

空き地で草を束ねて秘密基地。

ツリーデッキも、自分たちで作れば、立派な自分たちの秘密基地。ここは俺たちの秘密基地だ!って、子供時代の忘れがたいワンシーン。

 

みんなで、別な秘密基地、探しに行こうぜ!って、いい場所探し歩いてみたり。

大人も一緒に作れば、こんな秘密基地だらけの遊び場に。

我が家のプレーハウスは、けいどろの牢屋にもなり、戦いの要塞にもなり、女の子のかわいらしいおうちにもなり、金魚を置いて魚屋にもなったりします。使う子供たちの遊びに合わせて、いかようにも形を変えるプレイハウス。

雪の中だって穴を掘ったら立派な秘密基地。

穴といえば、土を掘って秘密基地を作ろうと頑張ってみたり。

家の中では何といってもやっぱり段ボール。

椅子やテーブルの下も、秘密基地に。

押入れの中も秘密基地の定番。

 

秘密基地を作りたくなる本

家の中でも、押入れに秘密基地作ったり、こたつの中だったり、テーブルの下だったり、皆さんもいろんな秘密基地を作ったことがあると思います。

そんなインスピレーションくすぐられる絵本がこちら。

「わたしのおうち」

「おおきなきがほしい」

「わんぱくだんのひみつきち」

「アンドールのひみつきち」

「クリスティーナとおおきなはこ」

「いえでをしたくなったので」

「あなただけのちいさないえ」

子供の読み物では、

上に紹介した、

「ナルニア国物語」

「僕らの7日間戦争」のほか、

「一五少年漂流記」

「モグラ原っぱのなかまたち」

「13階だてのツリーハウス」

大人の読み物としては、

「大人が作る秘密基地」

「秘密基地のつくり方」

「ファンタジーを遊ぼう3 秘密基地のつくり方」

など、わくわくする本がたくさんあります。

ぜひ、子供時代を思い出して、

これらの本を自分の子供にも読んでみてください。

そして、ぜひ、秘密基地を作ることを許してあげてくださいね。