自然に触れて育ってほしい


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コロナも県内は落ち着いてきて、子ども達の日常が戻ってきました。

毎日放課後にやってくる子ども達。

週末もお昼をのぞいて9時から17時まで遊びつくす子供たち。

室内で過ごすこともあるけど、外で走り回ることも多い子供たち。

子ども達の遊ぶ様子を見ていて、イキイキと、一番いい表情をするのは、自然の中にいるときのように思います。

草滑りするとき。生き物探ししている時。食べられる木の実を見つけて食べている時。穴を掘ってるとき。木に登ってるとき。

そんな子供たちの表情を見ていると、子ども達には自然に触れて育ってほしいと、心から願います。

自然の中の子ども達

子ども達のイキイキした表情を見て欲しいので、過去の写真から見ていただきたいと思います。

ドドメ(桑の実)を食べて、手や口がドドメ色になってます。

夢中になって桑の実をとって。

段ボールで草滑りは、何度も何度も滑りたい。

バケツをひっくり返したような雨の日には飛び出していって、雨に打たれたい。

ホオノキの葉っぱを風車にして走る!

風で遊ぶのも好き!

泥んこになるのもめちゃくちゃ楽しい!

秘密基地作るのも大好き!

川でびしょびしょになるのも好き!

オオバコの草相撲も本気!

あっちにどじょうがいる!!どこどこ?!

蔓にぶら下がるだけでも楽しい。

自分で作った弓矢飛ばしてみたり。

木に登れた時は、みてみて~!!って見てほしくなる。

カエルの卵をみつけてうわ~!!ってなったり。

泥んこになりながら、崖を登ってみたり。

穴掘って、水流して、裸足でドロドロになって、めっちゃ気持ちいい!!ってなったり。

魚見つけて興奮したり。

寒くなってブルブルしてても、まだ水の中で遊びたい!

ダム作るから、ここに石置いて。

とにかく広い野っぱらを駆け回り、水辺が好きな子供たち。

触れられない自然って・・・

こうやって振り返ってみると、ほんとうに、自然の中にいるときの子ども達はイキイキしています。

そして、見守るほうも、寛大な気持ちでいられます。

住宅街の小さな庭では、

大きな声でご近所に迷惑になるんじゃないか。

道路に飛び出さないように、など、

自由に遊ばせたいと願いながらも、どうしても周囲に気をつかい、ひやひやしてしまいます。

でも、広い自然の中だと、断然気が楽なのです。

誰かの迷惑になるかもしれないと気をもまなくていい。

森や、川、海だと、毒草や毒蛇、毒虫など、違う危険はあるから、リスクマネージメントは必要になりますが、自然の許容量の大きさと言うか、包容力と言うか、寛大さに、ほっとするのです。

 

ただ、最近気になるのは、身近に触れることができるはずの自然が、触れられなくなってしまっている、楽しめなくなっている、というところがあることです。

田んぼは、オタマジャクシやカエル、コオイムシとか、いろんな生き物がいて、見ていて飽きないのだけれど、田んぼにいたずらするから近づいちゃいけません。

川や用水路は危ないから遊んではいけませんと指導されます。

確かに、水の事故が子どもたちにとって一番多いから、と言うのもわかりますが、大人がついていても怒られることがある。

学校の帰り道、確かに寄り道しながら田んぼにいたずらしながら帰る子たちもいるので、指導されるのも、わからなくはない。

鑑賞するためにきれいに整備したところだから、ここの生き物をとってはいけません。入ってはいけません。という場所もある。

危険なので木登りしてはいけませんと、公園の看板に書いてあったりする場所もある。

山野草のように、山の貴重な自然を保護するために、とるのは写真だけにしましょうというのもわかります。

貴重だから、危険だから、自然を壊してはいけません、生き物を大切にしましょう。どれも、理由としてはわかります。わかるのですが、何でもかんでも、身近な自然まで触れられなくなってしまうのは、ちょっとな~と感じます。

子ども達は、見て、触れて、においをかいで、時には食べて、音を聞いて、五感全てを使って自然を認知していきます。

それは、子ども時代にとっても大事なことです。

五感を通して感じた自然は、一生その子の中に残り続けます。

私も、子どもの頃の記憶といえば、川で水切りして遊んだ記憶。クローバーの花冠を作ってかいだ花の匂い。木登りが大好きで、高い所から下を見下ろし、風を感じた記憶。

ツツジの花を次々とっては吸った花の蜜の甘さ。

学校帰りに用水路に花や笹船を流しながら、誰のが一番早いか競争した記憶。

今でも、花の匂いや甘さ、木々をゆらす風の音、鮮やかに記憶の中に残っています。

それは、やさしく、あたたかく、ほっこりする、素敵な記憶。

優しいふるさとの記憶。

その記憶があるから、ふるさとに戻りたくなる。なつかしく、温かい気持ちになる。

だから、ふるさとが大好きになる。

ふるさとの原風景が心に刻まれる。

どうか、子ども達が自然に触れることを許して欲しい

これは、切なる願いです。

危険だからダメ。

汚れるからダメ。

みんなのものだからダメ。

かわいそうだからダメ。

いろんなダメによって、子ども達が自然に触れられる機会がどんどん減っています。

それに加えて、子どもたちが自由に遊べる時間も無くなってきているので、なおさらです。

親世代も自然に触れずに育ってきた人が増えています。

 

クローバーの花冠を作ったことのない子供がたくさんいます。

草笛を吹いたことのない子もたくさんいます。

川に笹船作って流したことのない子がほとんどかもしれません。

木登りできる子は、それでもまだ少しいるように思います。

食べられる実のある場所を知らない子もたくさんいます。

あそこには、ドジョウがいる。こっちにはエビがいる。カエルはここにたくさんいる。クワガタはこの木によくいる。ザリガニだったらあそこの池。そういう体験からくるものがあるでしょうか。

どうか、これ以上子ども達から自然を遠ざけないで欲しい。

もっと身近に、触れられる自然があるといいな。

子ども時代の原風景の記憶を、子ども達に残してあげたい。

切に、切に願います。

【お礼と寄付のお願い】

はぴちるは、皆様からの寄付により子ども達の居場所にかかるおやつ代や、プレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。今はまだプレーパークはお休みしておりますが、ハンモックの寄付や、子ども達に食べさせてくださいと、おやつの寄付もいただいております。どうもありがとうございました!

放課後、子どもたちは毎日やってきます。週末もたくさん集まったら、ちょっと離れた公園に連れ出すこともあり、そのためのおやつ代や交通費は、自費で賄っております。

活動に賛同いただけましたら、活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞご協力をお願いいたします。

 

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号7138981

シンドウサチコ

【他行より】

店番848  番号07138981

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更して応援いただく方法もあります。

 

【書籍】

昨年11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでもまだ多少購入でるようです。どうぞ、手に取ってごらんください。

『悪ガキたちの秘密基地』

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

 

 

 

幸せな世界に生きると決める


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ほとんどの地域で緊急事態宣言が解除され、日常が戻りつつあります。

十和田も普通に学校が始まって、ようやく我が家にも子ども達の声が戻ってきました。

ああ、こうやって、何気ないことで大笑いできる相手がいるって幸せなことだな~と、しみじみ感じます。

人は、人と関わって生きていきたい生き物なんだな~と、つくづく思います。

この自粛中、強制的に人と関われなくなり、それがいかに必要なことだったか、気づかされた気がします。

そして、もう一つ。

この自粛中、不安や恐怖の中で過ごしてきた人と、こんな状況だけど、楽しんでいこうという人、二極化していたようにも思います。

その違いは、今、満たされないのは、自分の外に原因があるという人と、自分の内側で、幸せな世界に生きると決めた人の違いであるともいえるかもしれません。

不安や恐怖を抱え続けるとどうなる?

不安や恐怖、怖れって、いつから感じ始めるようになったでしょうか?

生まれたばかりの赤ちゃんには、不安や恐れありません。

赤ちゃんは、脳が成長していく過程で、親や、周囲の反応を見ながら、これは危ないこと。これは怒られること。これは喜ぶこと。ということで、自分が外の世界に働きかけたときの周囲の反応で、だんだんと自分の周りの世界を確立していきます。

おそらく、その過程の中で、不安や恐れという感情も獲得していきます。

でも、不安や恐れって、種が生き延びていくための本能みたいなものです。

ミトコンドリアに興味を持って、ミトコンドリアについて調べていた時に、人の体の細胞にも、そのような働きがあるというのを知って驚きました。

細胞とか、ミトコンドリアって、高校の生物とかに出てきたけど、覚えてますか?

人間の体には60兆個の細胞があります。神経細胞、肝細胞、脳細胞、筋細胞、生殖細胞とか、とにかく、細胞だらけなわけです。

その60兆個の細胞一つ一つの中に、ミトコンドリアが平均数百個存在していると言われています。ミトコンドリアは、エネルギーを作る工場です。

ミトコンドリアの話をすると長くなりそうなので、今回は細胞のお話しで。

実は、人の細胞は、そばに有毒物質があると、毒から逃れようとする性質があるようです。

逆に、栄養分には引き寄せられていく性質があります。

栄養分など、生命を維持するものに向かっていくのは、「成長・増殖」のため。

有毒物質などの脅威から離れるという行為は、「防衛反応」です。

もちろん、それ以外の中立なときもあります。

ただ、この、「成長・増殖」のメカニズムと、「防御」反応は、同時に発動することができません。

もし、ライオンに追いかけられた時には、真っ先に逃げなければならないので、防衛反応が優位になります。その時、血液は、今すぐ逃げられるように、もしもの時に戦えるように、手足など末端の方により多く集められます。

そして、その状態は、「闘争・防衛」状態になります。

ミトコンドリアで作られたエネルギーは、防衛反応に振り分けられるため、必然的に、「成長・増殖」に使われるエネルギーはなくなります。だから、この、「防衛反応」が長引くと、結果として「生命維持に必要なエネルギーが阻害される」ということになり、生命力が著しく低下する、という事が起こります。

人は、ストレスを抱えることで「防御状態」に入ります。

怒り、不安、怖れ・・・それらはすべて、からだの防衛反応から来ています。自分を守るためです。

幸い、60兆個もある細胞全てがそういう状態になるわけではないので、ストレスがあっても、ある程度の生命維持は可能ですが、やはり、ストレスフルな生活が続くと、生命力は低下します。やる気が出ないというのは、生命力の低下そのものです。

ストレスがない状態で、笑いや喜びにあふれた生活ができると、「成長・増殖」の反応が促進されます。逃げたり、戦う必要がないので、血液は体の中心に集まり、「成長・増殖」が盛んにおこなわれるようになります。

不安や恐れの裏に隠されたもの

不安や恐れを抱く状況とは、どんな状況でしょう?

失敗したらどうしよう。

こんなこと言ったら、人はどう思うだろう?

笑われるんじゃないかな?

変わった人って思われそう。

そんなことも知らないの?って言われそう。

失う事への怖れ。

欠乏感。

疎外感。

不信感。

そういった恐れは、根付いてしまっていることが多く、手放すのは難しいですよね。

幸せな人増殖実験!

恐れや不安の中にいては成長・増殖できないという細胞の姿を知った時、やはり、それでは、生きていくためには困ると思いました。

成長・増殖しないなんて、人類終わってしまうじゃないかと。

私は、子ども達がいきいきと生きていける未来を作りたい。誰もが愛や幸せを感じられる世界を作りたい。

それには、怖れや不安を手放して、喜びに生きる必要がある。

だから、幸せに生きると決めました。

世の中がどんなに不安や恐れでいっぱいであろうとも、私は幸せに生きようと決めました。

そして、そうやって過ごす姿をあえて発信してきました。

庭に秘密基地作る子ども達。

サクランボとるのに木登りしたり、小屋の屋根に上る子ども達。

たんぼで生き物探ししてみたり

水かけ戦争してみたり

植物育てたり、畑仕事したり。

生き物育ててみたり(写真はカイコちゃん)。そして、欲しい方に譲ったり。

増えすぎたハーブをお友達におすそ分けしたり、時にはおすそ分けしていただいたり。

日々を楽しむこと。

そして、givenessしたりされたり。

私たちの住む世界は優しいという発信もしてきました。

そうすることで、

「なんかいつも楽しそうだよね。そうだよね。私も、今できることを楽しんで、笑って過ごそうと思う」と、何人もの方に言っていただきました。

自分がそう生きると決めること。

そして、それを体現していくことで、ちょっとづつだけど、世界は変わると信じています。

私の周りの小さな世界でだけれど、私はそれを体験してきました。

コロナが、ある時から、指数関数的に爆発的に増えたように、幸せだって同じように指数関数的に増えるはず。

自分の周りのハッピーな人を増やす実験。

皆さんも協力してくれませんか?

まずは、自分が幸せに生きると決めて、日々を楽しむこと。そして、発信すること。

そうすることで、周りにそんな人が増えていったら、すごく幸せな世界が訪れるんじゃないかという、壮大な実験です(≧▽≦)。

2019年の日本の幸福度は、前年度からさらにランクダウンして58位だそうです。

幸福度が、どれだけ上がるか、試してみたい!

世界が変わる学校

実は、4月の半ばぐらいから、毎朝「世界が変わる学校」に登校しています。

朝ご飯を作る、忙しい時間ではあるのですが、それでも出たいと思えるのは、その中で、いろんな方の話を聞き、自分の考えを話し、自分の思考が変わっていくのを感じているからです。

ここは、言葉にならないつたない思いを出しても大丈夫だし、自分なりの考えを話してもいい。どんなことを話しても、ちゃんと受け止めてもらえる。男の人も、女の人も、いろんな職業の人がいて、いろんな立場の人がいて。

6月から、登校時間が5:30~と、ちょっと早まったのですが、5:30~7:00まで「まなぶ」時間。7:00~7:30までは「つながる」時間。

自分の中がUPデートされていく感覚。

知らなかった世界を知る。知らなかった世界観を知る。

「現実は過去の記憶により出来上がっている、は、本当か?」
「自由と平和を得るためには何が必要か?」
「私が世界に望むのは○○な世界です」
そんなことを、毎日話し続けています。
朝、頭がまだボーっとしている時間帯。
朝から脳がフル回転です。
でも、その感覚がだんだん心地よくなってきています。
所長の吉田傑さんは、すべてのプログラムを、無償で提供されています。
これは、世界を、人を、本気で信じて変える強い意思が無ければ、出来ないことです。
人間世界はいま急速に変化することを求められています。
そのために必要なことは、意識を変えること。
いまとこれからに必要なことだと感じます。
興味のある方は早起きして、参加してみませんか?