居心地のいい居場所


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家には、平日、休日を問わず、子ども達がやってくる。と、言っても、毎日来るわけでもないし、しばらく誰も来ない日もある。

いつ来るのか、いつ来ないのかは予測不可能で、いつもとつぜんやってきます。

でも、来ると、帰りたがらない子も結構います。

「だって、ここ、居心地がいいんだもん」

というのが子供たちの来る理由のようです。

居心地の良さ

うちに来る子ども達によく言われるのが、「ここは居心地がいい」という言葉。

うちに居心地の良さを感じるのは、私はほとんど怒らないし、子どもが「おやつ作って~!」っていうようなこと言っても、「いいよ」って、作ってあげるし、「一緒にゲームしよう!」って言えば、手が空いてたらいっしょにやるし、子ども達のわがままも、だいたいは聞いてあげているから、というのもあります。(できないことはできない、嫌なことはヤダって言いますけどね)

可能な限り、子ども達を受け入れています。

こんな、だらだら寝っ転がってテレビ見ながらスルメかじってたって、怒りませんよ。

休日、旦那がいるときも同じです。

旦那と私はケンカはしないし、穏やかに話してるし、「雨降ってるから、乗せてって」みたいなことも、私は面倒だからそういうことはあんまりしないんだけど、「お父さん優しいから、お父さんに頼んでみて」って言うと、旦那はオッケーしてくれます。

休日、鍵がなくて家に入れないとか、お昼ご飯食べてないとか、そういう子も、「うちで待って、後で電話してみたら?」「一緒にご飯食べるか?」って、受け入れます。

だから、子ども達にとっては、わがまま言えて、ケンカがなくって、穏やかなこのうちが、きっと居心地がいいと感じるんだと思います。

男の子では、クレープ作ってほしいといえば、作ってくれるから、クレープ食べたくて来てる子もいました。今年は、6月からクレープブームがあって、庭でとれたサクランボをジャムにしたいという子供たちの声から、「じゃあ、クレープに、作ったジャムぬって食べてみようか」っていうのから、クレープのリクエストが出るようになりました。

クレープの材料がないときに、畑からとったじゃがいもがいっぱいあったから、素揚げにしてあげたら、これも、何回かリクエストが続きました。

食べたいといったものを作ってくれるって、子どもにとってはとてもうれしいことのようです。

アイスクレープのブームの次はホットケーキブームもあって。でも、初めてさんを連れて常連さんが来るときなんか、「新藤さんの料理おいしいんだよ♪」って言ってくれるのもまたうれしい。

一緒にピザ生地こねて、ピザ焼いたことも。

みんなでワイワイ食卓囲んで、誰が一枚多いだの、誰がまだ一枚しか食ってないだの、余ったのどうする?じゃんけんするか?とか、そういうのも楽しい。

作ってると、台所にやってきて、「手伝いたい!」って子もいれば、においかいで、ちょっぴりつまみ食いしていく子とか、「できたら教えてね~!」って、遊びに夢中の子とか、「いいな~。うち、こんなの作ってくれないもん」ってぽろりとこぼす子も。

いろんな子がいて、でも、みんな、我が子のようで、それぞれくつろいでいく。

そんな場所になっているようです。

居心地の悪さ

「居心地がいい」という言葉の裏には、それぞれの家庭の中での「居心地の悪さ」が見え隠れします。

「100点取らないとお母さんに怒られる」

「お父さんとお母さん、いっつもケンカしてる」

「妹ばっかりかわいがって、私はいっつも怒られる」

「ゲームばっかやってると、めちゃくちゃ怒られる」

「一緒に遊んでなんてくれない」

とか、『怒られる』『常にケンカがある』という状態があることが多いようです。

大人だって、いつも怒られるところには行きたくないし、悪口ばっかり言いあってるような場所は、居心地が悪いと感じますよね?

怒っている人のそばには行きたくないですよね?

子どもなら、なおさらそうです。

そして、子どもだから、そういう場所から、自分の意思で距離を置くのが難しいと思うのです。

親から怒られる。逃げたいけど、逃げ場がない。怒りが収まるのを待つしかない。いうこと聞くしかない。

そうやって、怒られないように、怒られないように、そこにエネルギーを使っている子もいます。

家庭の中が、子どもにとって、居心地のいい場所であるように。

笑いあふれる楽しい家庭であるように。

少しぐらいのわがままを、笑って許してくれる、そんな家庭でありますように。

全ての子どもが、愛を感じて生きられますように。

そう願わずにいられません。

今後のプレーパーク

我が家のおうちプレーパークは、水曜以外の放課後は、だいたいいつでもあいています。週末も、予定のないときは、子ども達を受け入れています。

小学生だけじゃなく、だれでも、来てみたいと思ったら来れる場所です。中学生でも、何もないのに来にくければ、勉強を教えることもできます(社会だけは苦手なのですが…)。

ちょっと来てみたいと思った方は、まずはお問い合わせくださいね。

その他、プレーパークは誰でも来ていい場所です。

 

★ちとせ小学校放課後プレーパーク・・・毎週水曜(10月末まで)

だいたい15:00~17:45まで。雨天中止

★9/21(土)三内丸山JOMO ROCKにてプレーパーク(こもも×はぴちる)

10:00~16:00

★10/6㈰10:00~14:30

八戸マチニワでプレーパーク。
はぴちる×1park(差波ゼミ)の学生さんたちとコラボプレーパークになります。

★10/19(土)十和田市若葉公園プレーパーク・雨天中止

10:00~15:00

 

また、いつも頑張ってるママがホッとできるイベントにHappy Cloverとして出店します。

当日はあぼプレがイベントブースの一角でプレーパークやってくれます♪

★9/29(日)10:00~16:00 秋のはっぴぃわ~く♪

イオン下田・二階イオンホールにて

各体験時間30分

耳つぼジュエリー・・・1000円

プチ誕生日体質鑑定・・・1500円

コーチング体験・・・1500円

その他、Happy Childrenのパネル展示もあります。

 

【寄付のお願い】

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、ほぼ自腹で賄っております。(ときおり、みんなで食べてねと、差し入れ下さる方もいて、とてもありがたいです)

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

今年買ったばかりのハンモックも、子ども達の激しい使い方に、早くもやぶれてしまいました。何とか縫って、補修しながら使っています。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号7138981

シンドウサチコ

【他行より】

店番848  番号07138981

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更して応援いただく方法もあります。

昨年11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

 

 

 

お祭りで子どもにふるさとを

十和田市の秋祭りも、連日30度を超す暑さの中終わりました。

この日まで、夏休み中から1か月間、ほぼ毎日練習してきた子供たち。

本当によく頑張りました。

こうやって参加してきた子供たちは、お祭りの高揚感から、また来年も参加したいと思うようになり、中高生になっても参加してくれる子がたくさんいます。

また、地元を離れて就職した子も、秋祭りの時に顔を出しに来てくれる子もいます。

こうやって、子ども達の心の中に、「ここがふるさとだ」というふるさと感が根付いていくのだと思います。

厳しい練習

お祭りが始まる一か月前から、お囃子の練習が始まります。

夜19時から20時半までの1時間半。お盆休みをのぞいて、毎日練習します。

野球やバスケ、サッカーなどの部活を終えてからお囃子の練習に駆け付ける子もいます。

暑いし、へとへとだし、お腹もぺこぺこのはずです。

それでもやりたくて練習に参加するのです。

指導者は、優しくもあるけど、厳しいです。あいさつや礼儀には特に厳しい。

中高生には、小学生の面倒を見るように指導するし、小学生のお手本となるようにしっかりしろと、中高生には特に厳しい。

でも、そうやって一か月間やってくると、子ども達も練習中はびしっとしています。

そうやって迎える本番は、みんなにとっての晴れ舞台です。

いよいよお披露目!

秋祭り前夜祭。この日はだし小屋で、小さなお祭りがあります。地域の子供会や、町内会の方たちが焼きソバや焼き鳥などの出店を出してくれます。そして、一か月間練習を重ねた私たちは、ここで地域の方にお披露目します。

市長さんや、議員さん、小、中学校の校長先生、たくさんの来賓と、お父さんお母さんたちの前でお披露目します。

お披露目が終わると、だし小屋で参加者の子ども達は焼きソバやジュースをもらいます。

いよいよお祭り!!

お祭りの日の朝。

女の子たちや、お母さんたちは、髪をセットするため、集会所に早くから集まります。

お団子にしたり、編み込みしたり、お化粧したり。手の空いたお母さんや、上手な中高生が、やいやいと祭り支度をしています。

そして、祭りの待機場所まで、小学生を並ばせて、その前後と間に中高生の太鼓や笛の子たちがはさまって、安全に気を配りながら引率していきます。

待機場所についたら、トイレに行きたい子を順番に中高生が連れていきます。

子供たちに鼻白塗ったり、女の子たちに口紅塗ってあげたり、小学生の世話をするのは中高生。

こんな時の中高生は、とても頼もしいお兄さんお姉さんなのです。

そんな娘と笛で一緒に出られるのも実はうれしい。笛の腕前は娘の方が上です。

母たちと、もう働いているお姉さんの笛チーム。

夜間運行の前に、小学生の小太鼓の子たちを連れて、出店を回って、買い物させたりもします。

一回りしたら、薄暮運行の始まりです。

夜間運行は、テンションがひときわ上がります。

十和田の祭りは、雨の祭りと言われるくらい、毎年雨が降るのですが、今年は真夏のような暑さ!

暑すぎて、みんな体力を奪われていきます。

水分補給に気を配ったり、とにかくみんなの体調を気遣う大人たち。

3日間、無事に終わり、本当に良かった。

実は末っ子、一ヵ月頑張って練習したのに、二日目の午前中に友達と炎天下遊んでいて熱中症に。残念ながら、3日のうち、初日しかお祭りに参加できませんでした。

何があるかわからないのが子ども達です。

ここがふるさと

よく、お祭りに参加してみないと、その良さはわからないと言います。

それはその通りだなと思うのです。

まだ、祭りに参加していなかった頃は、出店を見て歩くのだけが楽しみで、山車なんか、ちょっとしか見なかったものです。

でも、今は、祭りにがっつり参加してみて、指導者の方や、山車を作っている人たち、地域の方たち、その他のたくさんの人たちが関わって、子ども達を楽しませようとしてくれていたり、子供たちに怪我がないように気をつかってくれていたりしてくれているのが見えて、祭りというものが、大人にとってもふるさとの誇りであるし、祭りを通して、ここが好きなんだなって言うのをすごく感じます。

ここに戻ってきたい。そう思わせてくれるのは、やっぱり、こういうお祭りや、お祭りを通したつながり何だろうなって思います。

学校ではうまくいっていない子も、ここで活躍する子もたくさんいるし、ここが居場所になっている子もいるんだろうな~と思うこともあります。

ここは、誰もがお祭りという一つのことに対して平等で、誰もが、必要とされる存在。

そんなことも感じたお祭りでした。

お祭りの後の帰り道。

八甲田に沈む夕日を眺めながら、ああ、ここが、今の私にとっての故郷になったんだな~って思いつつ、自転車をこいで帰りました。

お祭りが終わって、灰のようになり、体にはどっと疲れが出ていますが、来年も出ようと心に誓うのでした。