たった一人のつぶやきと、それをフォローする人の力で世界が変わる


Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

シルバーウィーク中に、夏泊半島にある大島のごみ拾いがありました。

大島は、数年前に行った時も、すごくきれいな海なのに、ゴミが大量で、残念だな~って思っていました。

でも、ブイとか、漁具とか、大きなゴミがいっぱいだし、一人でどうにかできる量じゃないから、拾うのはあきらめていました。

それを今回、ドイツ人のMihaiさんが、「このゴミなんとかしたいね~」とつぶやいたことから、「よし、みんなで拾おう!」ってそれに乗っかった人がいて、有志が集まって、Blue Peaceというグループを立ち上げ、そこから広がって広がって、最終的には164人ほどの人がボランティアで集まって、1万7200kgのごみをみんなで拾い、きれいにすることができたのです!

今回きれいにできたのは、島のほんの一部1/4程度の見える範囲だけだったけど、それでも、みんなの力が集まったら、不可能だと思っていたこともできちゃうんだ!!

と、感動しました。

たった一人から始まり、フォローする人がムーブメントをおこす

この動画は見たことがあるでしょうか?

ご存知の方もいると思いますが。

最初、一人の裸で踊っている人がいます。

バカなことやってるな~と眺めている人たち。

そこに、一人の勇気あるフォロワーがやってきます。

そのフォロワーが仲間を手招きします。

すると、次第に一緒に踊りだす人が増えていきます。

臨界点を越えたときの人々の動きを見てください。

 

こんな風に、ムーブメントが起こるときはあっという間です。

一人が始める勇気もさることながら、それを面白がってフォローする人の存在が大きい。

そして、こんな風にムーブメントが起こるのは、やっぱり、楽しそうだから。

「楽しそうに」っていうところがポイントなんじゃないのかな~って思うんです。

 

今回のごみ拾いも、発信したのはユーチューバーでもあるMihaiさん。

「なんとかしたいね」「このままでいいの?」っていう動画には、ゴミに対する怒りや、悲壮感というよりも、なんとかしたいね~っていう気持ちと、美しい大島の海。歩いて一周回る、ちょっとドキドキ感。自分も、きれいになった大島を歩きたいって思ってしまう動画。

楽しむことがキーワード!

こういうムーブメントのキーワードは、やっぱり楽しむこと。

人は、なんだかおもしろそう!と思うことに吸い寄せられていく習性があるように思います。

お祭り、文化祭、イベント、楽しそうなところには自然と人が集まります。

怒りのデモなんかも、共感した人は集まるのだけれど、共感しない人は、冷ややかに傍観していたりします。

でも、お祭りやイベントなど、楽しいことには、全然興味なかった~っていう人も、自然に巻き込まれていくように思います。

世界が変わる臨界点を越えていくには、こういう楽しさが必要だと感じます。

 

ゴミをまじめに拾っていると、

「何で持って帰らないんだ!」

「何でその辺にポイポイするんだ!」

と、腹も立ってきます。

一人でごみを拾っていると、拾っても拾っても落ちているごみに、

こんなの、一人が拾ったところで、たかが知れてるし、全体のゴミの量に比べたら微々たるものだし、ほんと、たいしたことないし、こんなことやっても、何にもならないんじゃないか?っていう無力感にも襲われます。

 

でも、怒ったところで、何もしなければ、海に流れていくゴミは増え続ける一方で、何も変わらないどころか、もっとひどくなる。

怒りで人を批判することでは、世界は変わらない。

むしろ、怒りは怒りを呼び、戦いを引き起こします。

怒りは、不安、不満をひきおこし、怒れば怒るほど対立が生まれる。

 

でも、ただゴミを拾うという行為を楽しむ、ゴミを拾ったらきれいになったことを喜ぶ、そんな楽しさから生まれた行動には対立は起こらない。

平和的で、それぞれつながって、同じ目的での一体感を楽しんでいる。

こ~んなに拾った大量のゴミ。トラック出してくれる方がいて、重くて大きなゴミも運んでくれました。

ゴミを運ぶことすら、一直線に並んでゴミリレーなんて、楽しいアイディアで、みんなが楽しめる。

ブイのような、数が大きくて大きなものは、こうやって並んで、次々リレーして橋渡し。

そして、ゴミを拾った拾った海岸は・・・

 

Before

After

こんなにきれいになって、本当に感動です!

 

この島の全景です。

今回拾ったゴミは、この島の1/4ほど。まだまだ、奥の方には拾えていないゴミがあります。島の奥は、運ぶのも簡単ではなさそうですが、

これまた何か楽しいアイディアできれいにできる日が来ると信じています!

 

と、いうことで、キーワードは楽しむこと!

 

マインドフルネスごみひろい

もうひとつ、「世界が変わる学校」というオンラインの無料の朝の学校の中で、10/11~17まで、Giveness weekという企画があります。

それは、私たちが目指す理想の世界、最も価値のあるものを無料で提供している世界。

「お金」ではなく「信頼関係」をベースにした「社会の未来システム」を実践する1週間のこと。

そのGiveness weekに、

「マインドフルネスごみひろい」というイベントが立ち上がりました。

その、イベントを始めるにあたり、一人の想いがそこにはありました。

***********************************

わたしが世界に望むことは、生きとし生けるもの全てが調和し、水、空気、海、山、街、資源を分かち合い幸せに暮らすことです。
しかし現実は、自分らしく生きる事が出来ず苦しんでいる人も多く、温暖化や海洋ゴミなどの地球環境問題が顕著となり、自然と分離している感覚があります。
いかにしてこのような世界はつくられるのでしょうか?
それは私は私、あなたはあなたと言う境界線が孤独感を増幅させ、自分さえ良ければ…というエゴが地球環境に影響を及ぼしているからです。
では、世界を変えるために、わたしたちにできることは何でしょうか?
それは、心の中の男性性と女性性の統合を進め、まずは自分自身と仲良くなること。
そして心と身体を整えて日々の生活を丁寧に暮らすことです。
そうは言っても、統合や整えると言われても良くわからないですし、一人ではなかなか続きませんよね?
そこで、こんなアイデアを考えました。
〜私の世界が変わる〜
【マインドフルネスごみひろい】
みなさんはこんな経験はありませんか?
家の中がスッキリ片付くと思考がクリアになり良いアイディアが浮かんできたり、無駄なエネルギーを使わずに済むので日々の生活のクオリティーがあがります。
どうして私達はこの様な気分になるのでしょうか?
それは自分の中の女性性が「きれいにして欲しい!」というリクエストをあなたの男性性に出します。
女性性は【今この瞬間の感覚】しかありませんから男性性の【行動力】に期待するしかないのです。
結果、男性性によって行動変容が起こり、女性性が喜ぶという大変美しい循環が起きているのです。
では家の外はどうなるのでしょうか?
私はやはり住む街もきれいな方が好きです。
私がごみひろいをはじめたきっかけは、海洋ゴミの80%は街ごみから直接海に流れていると知ったから。
地球は我が家という視点で考えてみると面白いと思いませんか?
ごみひろいは人生哲学にもつながります。
目の前にある、夢の落としものを無心でただ拾う作業は、マインドフルネスそのもの。
ごみひろいが終わった後は、言葉に出来ないくらいの至福を感じる事が出来るでしょう。
マインドフルネスごみひろいは
「今この瞬間を生きる」
身体を動かしながらする瞑想です。
私は世界に光をもたらす人たちとこれからも共に暮していきたいので、10月11日から始まるギブネスウィークに「世界一斉ごみひろい」ご一緒しませんか?
★━━━━-
そして、このマインドフルネスゴミ拾いでは、全国、世界中から、ゴミバスターズを募集中です!
トングや軍手を片手に、あなたの町を、海を、きれいにしてくれる、勇者を募集しております!
 
ハッシュタグをつけて、SNSに投稿してくれたら、世界中のどこでごみを拾ってくれてたのか、最終的にはマッピングしたいと検討中です!
みんなで楽しんでゴミ拾いをしたいですね♪
#マインドフルネスごみひろい#ゴミバスターズのハッシュタグをつけて、ぜひ皆さんも参加してみてくださいね。
マインドフルネスゴミ拾いのFBページはこちら⇩

【マインドフルネスごみひろい】

 

 

植物と暮らす


Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

我が家の庭は、実はそれほど広いわけではありません。

でも、季節ごとに花を咲かせ、実を成らせ、日々を楽しませてくれる庭です。

ちょっと台所で薬味が欲しいなと思えば、庭に出て、ハーブや薬味を摘んでくることができます。

季節の花をちょっぴり摘んで、玄関や食卓を飾ることもできます。

植物と暮らすことは、とても心地よく、

植物は、暮らしを豊かにしてくれます。

そんな、我が家の植物たちとの暮らしを紹介します。

暮らしをデザインする

私達が家を建てたとき、一番大事にしたのは、庭のある家であることでした。

家は小さくてもいい。

でも、木のぬくもりを感じる家にしよう。

畑がある庭がいい。

庭には、木登りできる木を植えよう。

それが、私達の最初のコンセプトでした。

家が建ってからは、暮らしながら、庭を育てていきました。

家までのアプローチには、四季折々に楽しめる花を植えることにしました。

ちょっとしたハーブもあったらいいなと、苗を買いました。

アゲハが来るようにと、山椒の木を植えました。でも、子供が遊ぶ庭なので、トゲのない品種を選びました。

実のなる木があったら楽しいなと、さくらんぼの木を植えました。

ご近所さんから、育ちすぎて困ってるからと、ワイルドストロベリーの苗をいただきました。

子どもが公園から拾ってきたドングリを庭に植えてみました。

庭をデザインするのはワクワクしました。

どこにどの木を配置するか、ハーブはどこに植えようか、畑もトラックで土を入れてもらい、庭の真ん中で野菜を育てました。

生ごみをたい肥にするたい肥スペースも作りました。

庭で、ある程度のものは手に入るように、デザインしました。

あれから17年~

庭に植えたどんぐりの木は、なんと、子ども達が木登りできるほどに育ちました。

さくらんぼは、毎年鈴なりに実をつけてくれて、子どもたちにとって、6月はうれしい季節になりました。来る子ども来る子ども、みんな木に登り、さくらんぼをほおばります。

そして、大きく育ったサクランボの木の上の基地と、カエデの木をロープで結んだターザンロープは、子ども達のいい遊び環境を作ってくれています。

同じころ、ワイルドストロベリーも摘み頃です。

摘んだワイルドストロベリーやさくらんぼは、冷凍したり、ジャムにして、ケーキやヨーグルトのトッピングに♪

サンショウの木には、毎年アゲハがやってきて、幼虫を見つけては、うちの中に入れて育てて観察します。

庭の入り口のアーチには、いろんな種類の植物が絡んでいて、春には藤の花が咲き、

夏にはノウゼンカズラが花を咲かせて目を楽しませてくれます。そして、いい日陰を作ってくれています。

カエデの木は、子どもが木登りするにはちょうど良く、ブランコを下げ、アジサイも、7月には花盛りで、切り花として楽しめます。

二年ぐらい前から、ブドウが実をつけるようになり、9月はブドウが楽しめます。

庭の一角に作ったハーブ園には、オレガノ、タイム、ローズマリー、セージ、バジル、パセリ、カモミールがちょっとづつ植えてあります。

料理にちょっと必要な時、庭からサッと摘んでこれるところが便利です。

レモンバームとミントは、ちょっとハーブティーが飲みたいときには最高。

三つ葉があちこちに生えているので、みそ汁の具にも。

ミョウガもちょっぴり収穫できます。

焼いて甘みそだれで食べたり、みそ汁に入れたり。

あとは、クロモジの木。知り合いの山から一本いただいて植えたら、これまた結構大きな木になりまして。春先には黄色いきれいな花を咲かせてくれて、切り花としても楽しみますが、春先の若い葉っぱは天ぷらで楽しめるし、木の枝や葉っぱはクロモジ茶にすると、さわやかな柑橘系の香りで、精神安定にもいいようで、スッキリ落ち着きたいときは、クロモジ茶のお世話になります。

カイコのえさにと、桑の木も植えてあります。

ただ、残念なことに、木に病気が出てしまい、若い葉っぱしか使えませんが。

そんな風に、必要なものは、大体庭にあります。

そして、当初は畑だったところは、子ども達が走り回って踏み荒らすので、畑は他に借りることにして、庭には必要最小限の畑スペースのみのこして、更地に戻し、今は、子ども達が穴掘ったり、ターザンロープやったり、走り回ったり自由にできるスペースになりました。

それはそれで、子どもたちが遊ぶ庭に進化していった結果です。

家の中の植物たちも

我が家の庭の植物たちは17年で大きく育ち、庭は、豊かな恵みをもたらしてくれる、小さな森になりました。

そして、家の中はというと、家の中も、実は植物でいっぱいです。

大好きな窓辺には、たくさんの植物。

これは、実はアボカド。

種から育てて、ここまで大きく育ちました。

種から育てたものといえば、今はまだ、外に鉢植えで置いてありますが、冬には家の中に入れるビワの木。

メダカの水槽は一つはビオトープタイプで育てています。

家の裏に生えていた苔を瓶にレイアウトして、コケリウムも作ってみました。

季節ごとに咲いてる花を摘んで飾ります。夏はちょっと、飾るお花が少ない季節です。

玄関にも

トイレにも。

風水をちょっと勉強したときに、植物があるところを、玄関から入ってきた氣が流れてくるというようなことが書いてあって、氣が滞りそうな場所に植物を置くといいということで、家の中、あちこちに植物が置いてあります。

植物たちのお陰で、いい氣が流れているように感じます。

でも、忙しくて植物のお世話もあまりできないときとか、掃除もあんまりできないときなんかは、氣が滞っているからか、植物が枯れるんですよね。

最近、暑くてうだうだしてたり、忙しかったりで、植物のお手入れがあまりできていなかったので、久しぶりに、観葉植物の鉢植えを一回り大きいものに植え替えたり、土を入れ替えたり、葉っぱのほこりをとったりしました。

そしたらなんか、すごく植物たちがイキイキして、喜んでいるように感じて、場がスッキリした感じがするのです。

外の植物と違って、家の中の植物は、お世話が必要になります。

それでも、朝、「おはよう~」って、お水あげたり、葉っぱふきながら「いつもありがとうね~。きれいになって気持ちいいね~」なんて、話しかけていると、植物たちが愛おしくなってくるんです。

植物が好きすぎて、大学時代、

植物の神秘生活

という本を買いました。

この本との出会いは衝撃的で、植物に気持ちがあるという事をこの本で初めて知りました。

葉っぱにクリップをつけて、植物の電位を測定してみたところ、どうやら、植物にも人間でいう「うれしい」「こわい、いやだ」というような反応を見せるのだということでした。

この本と出合ってからの私の植物に対する接し方が変わりました。

あなたのことがが大好き!という暖かい目で植物を見ながらお世話をするとき、私もとてもやさしい気持ちになるのです。

気持ちの落ち着く空間

植物があるところは、気持ちが落ち着きます。

家の中に植物があるだけでもだいぶ違います。

庭があれば、木や、お花、土のある暮らしは、暮らしをとても豊かにしてくれます。

そんな私も、それでも気持ちが下がってしまった時や、ストレスが溜まってしまった時は、もっと広い自然の中に行きます。

森、川、滝、海、山、高原などなど。

八甲田

夏泊

奥入瀬渓流

渓流の滝

川遊び

白神山地

白神のブナの木

気持ちの落ち着く空間には、必ず植物があります。

そして、青森県には原生林の森もあり、海もあり、山もあり、湖もあり、渓流もあります。

本当に自然豊かなところです。

コロナ疲れの時、多くの人は自然の中に出ました。

自然の中を家族連れで散歩したという人も多いのではないでしょうか。

 

植物と暮らす心地よさを、皆さんにも味わっていただきたいな~と思います。

豊かな生活を体験して欲しいな~と思います。

できることなら、子ども時代に、自然と暮らすことが当たり前の世界であったらいいな~と思います。

家に遊びに来た女の子が、

「私も大きくなったらこんな家に住みたいな~♡緑がいっぱいあって、なんか癒される。」

と話していました。

緑がいっぱいの空間は心地いい。癒される。それを肌で感じてくれたのだと思います。

それを体感していたなら、きっと大人になったときに、緑いっぱいの家に住むことを選択してくれるのではないかと思っています。

 

植物と暮らしてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

暮らしの中で子どもとエコを


Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

オーストラリアの火災で、広大な森林が焼失し、野生動物の多くが犠牲になっています。

海はプラスチックスープとなり、分解されないプラスチックは、生き物を苦しめています。

森の木は伐られ、川は氾濫し、毎年自然災害による被害が後を絶ちません。

地球環境について、もはや、無関心ではいられない、そんな時代になってきています。

でも、私たち一人一人に何ができるのでしょうか?

子育てしながら、そんな世界のニュースに関心を持ちつつ、次の世代の子ども達に、果たしてこの美しい地球を残していけるだろうか?そういう視点で、日々の暮らしの中で、子どもとエコを語らい、どうしたらいいのか、考え、対話し、そして、実際に動いてみること。そういう意識をそれぞれが持っていくことが大事なんじゃないだろうかと思っています。

温暖化?寒冷化?

一般的に二酸化炭素の上昇により、温暖化しているといわれていますよね。グレタさんの怒りの演説が胸に刺さったという人も多いのではないでしょうか。

ただ、実は温暖化ではなく寒冷化している、という説が科学者の間で通説になっているとも言われています。地球の気候変動の原因は二酸化炭素ではなく、太陽活動によって影響を受けているというもの。

問題は、温暖化していったとしても、寒冷化していったとしても、今、私達が暮らす地球が、今のまま、温暖で暮らしやすい地球である時間は、短いのかもしれないということ。

もし、太陽活動の低下によって寒冷化しているとするなら、そんな宇宙規模の影響に対して、私達にできる事なんて何もないようにも思われます。

温暖化しているとするなら、二酸化炭素を出さない暮らし方や産業など、できることはまだありそうですけれどね。

温暖化か、寒冷化かは、過去のデータをどう使うかによって、とらえ方も変わってくる問題です。だから、私達がそのことを議論することより、むしろ、失われつつある自然環境に対して、私たち一人一人ができることはないだろうか、というスタンスを持つことが大事なのかもしれないと思っています。

例えば、温暖化対策と称して、あちこちの山を削り、メガソーラーのような大規模な太陽光パネル設備が設置されています。果たしてそれがエコなんでしょうか?森を削ってまで太陽光パネルを設置するのは、本当に地球のためなんでしょうか?

実は、太陽光パネルを作る過程において、大量の二酸化炭素を出しているとも言われています。太陽光パネルが劣化したときの処分についても、まだまだ問題がありそうです。太陽光パネルには、鉛やカドミウムなどの有害物質が含まれているものもあり、回収業者もまだそれほど多くはなく、今ある太陽光パネルが劣化したとき、その多くは産業廃棄物として埋め立てられるのではないかとも言われています。

クリーンなイメージの太陽光発電ですが、そういう一面があることも知っておいて欲しいと思います。

また、風力発電にしても、鳥が回転する羽根にぶつかってしまうバードストライクや、低周波による健康被害などの問題もあります。

物事には、いい面もあれば、悪い面もある。

どちらも知った上で、自分はどんな選択をするのか?

というようなことが求められているように思います。

子どもとエコな暮らしをしたいと思う時、そういう問題についても、関心を持って、自分なりに調べてみて欲しいと思います。

そして、知った上で、じゃあ、自分はどんな生活スタイルを取り入れるのか?何を大事にするのか?を考えていく必要があります。

この前も、できるだけプラスチックフリーな生活をしたいと思って、竹歯ブラシというものをネットで購入したのですが、宅配で運ばれてきたその荷物の包装材の多さにげんなりしてしまい・・・。そもそも、こんな小さなものを運ぶ、うちまでの輸送コストを考えると、全然エコじゃない!と、反省。

ストイックになるあまり、見落としてしまうこともあります。

本当のエコって、本当に必要なものを長く使うことだったり、物を大切に使うことだったり、ごみをできるだけ出さない暮らしだったり、環境に負荷の少ない暮らし方をすることだったり、自然と共にある暮らしだったり、地産地消だったり、そういう地球と共にあることを感じる生き方なんじゃないのかな、って思います。

子どもと暮らす自然な暮らし

では、そんな自分なりの考えを持って、こんな風に暮らしたい、というライフスタイルを見つけたなら、そこから、暮らしの中にどう取り入れていくかです。

子どもとの生活は、ともすればエコとは相反します。

子どもは無駄なことをたくさんします。もったいないこともたくさんします。親の「こうしたい」というライフスタイルからかけ離れていくことにストレスも感じます。

子どもは物を壊します。

ご飯を遊び食べします。

ティッシュでも、セロテープでも、紙でも、段ボールでも、とにかく無駄な使い方をします。

でも、それらが成長の一過程であると思うから、「ああ、もったいない」と思いつつ、我慢したり、時には我慢できずに怒ってしまうこともあります。

シンプルな暮らしがしたいと思っていても、常に床は散らかされ、物があふれていきます。

でも、そんな暮らしの中にあっても、子どもとの生活を楽しみつつ、ちょっとづつエコを取り入れていくのです。

例えば、おもちゃは、プラスチックですぐ壊れてしまうようなものより、孫の代まで使えるような木のおもちゃを選んでみるとか、手作りできるものは手作りしてみることもできます(それでも、プラスチックのおもちゃを子どもは欲しがるけど、誕生日などの特別な時だけとか、好きなものを選んでいい日はあります)。

ごみの分別も、大人といっしょに分別して、大人と一緒に捨てることで、ごみを捨てる場所を自然にちゃんと覚えていきます。

水を汚さない工夫も、合成洗剤ではなく、生分解性のあるものに変えるとか、食器洗いは、一度汚れたお皿をいらない布やティッシュでふき取ってから洗うとか、うちではさらに食器用洗剤なしで洗える竹布で食器を洗っています。

カレーのお皿や汚れのひどいものは、自分で食器を下げる前に、それぞれが拭き取りしてから洗い桶に入れるのを家族の習慣にしています。

食卓で食べるときは、食卓の電気だけつけて、使っていない空間(リビング)の電気は消す、というのも、我が家の習慣。

生ごみは、庭のコンポストで土に還すので、生ごみ入れの缶に入れるというのも、我が家の習慣。

プラスチックを減らしたいから、おやつも手作りしたりもします。でも買ったおやつもやっぱり食べたい。そんなときは、個包装のおやつは避けて、大袋にそのまま入っているような、できるだけごみが少なくて済むようなものを選んだりもします。

もちろん、原材料もチェックして、化学物質だらけの物はできる限り避けます。それでもたまには、子供が食べたいというものを、今日はオッケーと許す緩さもないと、だんだん辛くなっていきます。

他の人からもらったり、友達のうちでごちそうになるおやつの化学物質が気になって気になって仕方なくなるし、食べさせてしまった罪悪感にさいなまれたりもします。そして、困ったことに、子供はそういうものが大好きだったりするのです。自然なものだけ、手作りの物だけで育ててきたのに、よそのうちに行ってジャンキーなおやつを前に、一人むさぼるように、そこから離れない我が子を見て苦悩します。

人からごちそうになったものは、ありがたく、おいしくいただこう。そういう緩さがないと、ストイックになりすぎて、そうじゃない人が許せなくなったりするものです。

ベースはしっかりあるけど、あくまでも、ゆるく、楽しくが我が家のモットー。

子どもに、時にはエコな絵本を読むこともあるし、今回のオーストラリアの火災のことがあったら、そういう話題を子どもと話します。

一番は自然に触れて育てること

でも何より、一番は、子どもを自然の中で遊ばせること。

土に触れ、

泥で遊び、

水で遊び、

草っぱらに座り、

風を感じ、

木の葉の擦れる音を聞き、

花の匂いを嗅ぎ、

時には摘んだ野草を食べることもあるし、

畑で子どもと一緒に野菜を育てたりもします。

大きくなってきたら、野原を駆け回り、

木に登り、

秘密基地を作り、

田んぼの生き物を探し、

水の中の生き物を捕まえ、

トンボを追いかけ、

カエルやバッタを捕まえる。

見たことない昆虫がいたら捕まえて図鑑で調べてみたり、捕まえた虫を飼ってみたり、生き物に触れ、死んだら土に埋めてお墓を作ったり、小さな死というものを体感したり。

子どもと季節を楽しむことも

季節の花を摘んできては飾り、季節の行事を楽しんだり。

春にはフキノトウや山菜を摘んで天ぷらにしたり、

ヨモギを摘んでヨモギ餅にしたり。

梅の季節には梅干しや梅ジュースなどの梅仕事を子どもと一緒にやったり、

畑でいっぱいとれた夏野菜だらけの食卓を囲んだり、

秋にはススキを取ってきてお月見したり、

冬には育てたダイコンやニンジン、ジャガイモやゴボウなどの根菜類を食べたり、冬至にゆず湯に入ったり、味噌を仕込んだり。

季節ごとの行事を楽しみつつ、季節の変化を楽しむ暮らしが、心豊かになり、心地よいものです。

家庭の中で、時々、エコな話題を

そんな暮らし方をしながら、時折、子ども達にエコな情報を入れていく感じが、我が家流。

エコな話をするタイミングは、「学校でこんなこと習ったよ」っていうことがきっかけだったり、たまたまテレビで取り上げられてたニュースや、番組がきっかけだったり。

きっかけは様々だけれど、何にもないときにいきなり話すというよりは、そんな何かきっかけがあったときに話すことが多いです。

本人に、聞く気がないのに、環境問題とかをこんこんと話しても、きっと伝わらないから。

押し付けすぎず、自然な形で。

でも、子どもにも、ちゃんと伝えていきたいから。

ただ、年齢的なものもあるから、小さい子には小さい子なりに理解できるように、「ごみが落ちてると、気持ち悪いね」とか、「ああ、ここの木、伐っちゃったんだね~。なんかさみしいね」とか、昆虫でも、メダカや金魚でも、飼ってた生き物が死んだら土に埋めながらいっしょに手を合わせるとかね。

できる形で、自然に。感情を言葉にしながら。

物を壊してしまったら、「あ~ぁ、これ、大事にしてたんだけど、しょうがないね。壊れちゃったね。今までありがとして捨てようか」とかね。

食器は、あえて壊れるものを使うと、子どもも、何個か壊してるうちに、両手を添えるとか、洗い桶に乱暴に投げ入れないとか、だんだん気を付けて大事に扱ってくれるようになります。

子どもの工作に、廃材やら、紙コップや割りばしや、テープやノリなんかも、いつでも自由に使えるようにしておいて、自由に使わせるけど、紙を作るために木を切っているお話しとか、そのために泣いてる人がいるとか、追われてしまった野生動物のお話しとか、そんな話も、時々しています。

そしたら、工作は大好き。でも、作るときは、だんだん必要な分だけ使うようになっていきます。

こんな絵本や本を見せることもあります。

ただ、いろんな家庭のいろんな子供が来るプレーパークだと、もうそこは考えません。無駄は承知のうえで、子どもの自由な表現の方を優先します。

自由に表現するのに、もったいないからちょっとだけねとか言ってたら、自由な表現はできなくなります。でも、あんまりすごすぎるときは、「大事に使ってね」とか、「みんなも使うから、必要な分だけね」とか、言ってしまうこともありますが。

そこは、何を優先させるかですね。

ただ、思うのは、日頃家庭の中で、安いものを大量買いし、使い捨てが当たり前の生活をしていると、物を大事にする、という感覚は育ちにくいように感じます。だから、日頃から、家庭の中で、水の出しっぱなしはもったいないとか、物は大事に使おうねとか、そういう会話も大事なんだと思います。

E-projectについて

E-projectは、承認制のグループですが、誰でも参加することができます。

毎月SDGsについての勉強会をやっていたり、環境問題だけでなく、「だれ一人取り残さない」を合言葉に、いろいろな情報発信があります。

オンラインイベントも、春に予定しています。

勉強会も、すべてオンラインでzoomを使って行われているので、うちにいながら参加できるのも魅力です。

日本だけでなく、世界中の方が参加しているグループです。

先日も、オーストラリアに住んでいるえり子さんのお話があり、現地の消防士さんへの寄付を集めました。

どうぞどなたさまも、気軽にご参加ください。

 

今後のはぴちる

【冬のブナの森で遊ぼう!】

2/15(土)13:00~

雪遊びする時間は2時間程度になります。

蔦温泉集合で、近くの森を歩き、そり遊び、雪洞づくりなどします。

雪の中をたくさん歩くので、今回は小学生以上とさせていただきます。

一家族1000円

子供のみ一人1000円

大人のみ一人1000円

子どものみの参加の場合は、蔦温泉駐車場までの送迎をお願いいたします。

お申込みはブログのお問い合わせフォームよりお願いします。

【プレーパーク】

2/22(土)10:00~15:00青森アピオにて。子育て広場イベント(「ただじゅんの からだであそぼう」)と同時開催!

R1hirobaomote

 

【お礼とお願い】

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞご協力をお願いいたします。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号7138981

シンドウサチコ

【他行より】

店番848  番号07138981

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更して応援いただく方法もあります。

 

【書籍】

昨年11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでもまだ多少購入でるようです。どうぞ、手に取ってごらんください。

『悪ガキたちの秘密基地』

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。