2021年春の森冒険キャンプ募集【募集終了しました!】

春の森は、芽吹きのエネルギーに満ちています。そんな春の森で、自分たちで山菜を採り、火おこしに挑戦したり、たき火をし、採った山菜を味わったり。

森の探検コースでは、オタマジャクシやカエルの卵を観察したり、生き物探ししたり。
小川で笹船流したり、崖を登ってみたり。

森の中では、秘密基地作ったり、木登りしたり。
夜は満天の星空を眺め、暗闇探検したり。

春の森の恵みを味わい、体全体で感じ、喜び、バーチャルな世界では体験できないリアルな体験を、子ども達に体験させてみませんか?

冒険キャンプの詳細

【日時】

2021年 5/4(火)12:00~

5/5(水)15:00解散

【場所】 東北町

※場所の詳細につきましては、お申し込みいただいた方に後ほどお知らせいたします。

【定員】子どもの人数が6名程度な達した時点で締め切らせていただきます。

【参加費】

①1泊2日(晩御飯、5日朝食、昼食)/

小学生以上5000円、幼児無料

 

②4日のみDayキャンプ(晩御飯付き)

③5日のみDayキャンプ(昼食付)

※②、③小学生以上3000円、幼児無料

 

 

【注意事項】

小学生のみの参加もOK。その場合は基本的に現地までの送迎をお願いいたします。

小学生以下のお子様に関しては、保護者の付き添いが必要です。また、プログラムによっては、参加できないものもございますので、ご了承ください。その場合は、キャンプ場の広場にて、親御さんとのんびり遊んで待っていただくことになります。

森の探検はやぶの中を歩くこともあります。幼児さんの場合は、基本的に一人である程度歩けるお子さん、小さなお子さんを連れて一緒に探検に行きたい場合はおんぶや背負子など、親御さんが背負って歩ける場合には一緒に同行できます。

※参加される方は、①1泊2日か、②4日Dayキャンプ、③5日DAYキャンプかをお知らせください。また、同時に、保険をかけるため、参加者のお名前、住所、電話番号と、テントの有無、アレルギーの有無(食べられないもの)をお知らせください。

ご家族で泊まりたいけどテントがない場合は一張りのみ貸し出しできますのでご相談ください。

小学生のみの参加の場合は、テントは必要ありません。寝袋を持たせてください。

キャンプする場合は、朝晩の冷え込みが予想されるので、しっかり防寒対策をしてきてください。朝は朝露で靴が濡れますので、長靴があるといいです。

キャンプ場は、水が出ません。また、トイレもありますが、決してきれいなトイレではありません。飲み水は各自持参してください。

持ち物

長靴、長袖、長ズボン、着替え(2~3セット以上必要です。子どもたちはかなり汚します。濡らす場合もあります。着替えは多めにお願いします)、防寒着(朝晩はとても冷えます。冬用の防寒があるといいです)、軍手、飲み水、はし、食器、コップ、歯ブラシ、タオル

大人でアルコール飲みたい方は各自持参。おやつは各自持ち込み自由。

※家族でキャンプする場合は、キャンプ用品一式(テント、テントマット、寝袋、懐中電灯等)。子どもだけの参加の場合は、寝袋だけでOK。

 

これまでのキャンプの様子

春の森キャンプでは、まずは森に親しむところからスタートします。

ハンモックや

ロープの綱渡り

ターザンロープなど、

子ども達が自由に遊べるように、ロープをかけていきます。

そのうち、木登りし始める子もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

森になじんできたところで、森の探検に出発します。

途中、いい香りのする葉っぱを見つけてはにおいをかいだり、山菜見つけては採ったりしながら森を歩いていきます。

運がよければ、リスやヤマネに会えるかも!

 

 

 

 

 

下の水場に行くと、水たまりにはオタマジャクシの卵!

小川で笹船流して遊んだり

石をめくればヤゴや、水生昆虫に出会えるかもしれません。

春のカラマツは柔らかく、カラマツのブレスレット作りながら歩いたり。

森の探検では、歩きながら、山菜を収穫していきます。

途中、粘土がとれる崖で、粘土を取ってみるときもあります。下は、危なくないところなのですが、落ちたら泥だらけになるスリルがあります。

探検コースから戻ったら、再び森遊びする子ども達。

秘密基地作ったり

弓矢作ったり

弓矢ができたら試し打ち。

焚き火を焚くためにの火おこしチーム。

薪を集めたり、燃やしやすい長さに切ったり。

焚き火ができたらマシュマロ焼いておやつタイム。

テントもみんなで協力してたてます。

晩御飯したくをして

収穫した山菜は、天ぷらやお浸しに。

出来たてのてんぷらをつまむのも楽しみです。

晩御飯のおかずの一品です。

火の番も、大事な仕事。薪がなくなったら枝を取ってきて、火にくべます。

暗くなったら、暗闇探検に出かけ、満天の星空を眺め、暗闇の森がもつ怖さやドキドキ感を味わいます。

そうして、夜も更け、子ども達は夢の中へ。

そして迎える朝。

クロモジのお茶もさわやかな香りです。

森の朝は、鳥の声と、朝の凛とした空気に包まれて、特別な時間です。

子ども達にリアルな体験を!

今は、バーチャルの中でいろんなことが仮想体験できます。でも、分かっているつもりと、実際はまるで違います。
リアルな体験では、野原を駆け回り、森で遊び、森の木々のざわめきを聞き、森の香りをかぎ、森の生き物に触れ、心が躍動します。ワクワク楽しくて、時間がたつのを忘れるほど遊びこみます。

自分たちで焚き木を集め、燃やしやすい長さに木を伐り、自分達で火おこしして、焚き火をつけ、森の恵みである山菜をとって、自分たちで調理して食べる。そんな、自然の中でもたくましく生き抜く力を子ども達に経験させておきたい。そんな想いもあります。

ここは水の出ないキャンプ場なので、持ってきた分の水しか使えません。

だから、水を無駄にじゃぶじゃぶ使うようなことはしません。

水を無駄にせず、環境を汚さないような食器の拭き方、洗い方もあります。

箸がなければ、枝を削って、自分で箸を作ることもできます。

そんな、ちょっとした知恵やは、体験して身につくものです。

トラブルがあっても、あるもので代用したり、とにかく、今そこにあるもので何とかしなければならない。そんなことが起こることはしょっちゅうです。

そういう臨機応変に対応できる力は、リアルな経験からしかはぐくまれません。

リアルな体験が不足してきている今、思いっきり遊びこむことができない状況に置かれた子供たちもたくさんいます。
こんな時だからこそ、自然の中で、たっぷり子どもが遊びこめる時間を作りたいと思っています。

 

お問い合わせ、お申込み、スタッフ募集

お問い合わせ、お申し込みは、ブログ上記にあるお問い合わせフォーム、またはFBのメッセージにてお願いいたします。

①1泊2日か、②4日Dayキャンプ、③5日DAYキャンプかをお知らせください。また、同時に、保険をかけるため、参加者のお名前、住所、電話番号と、テントの有無、アレルギーの有無(食べられないもの)をお知らせください。

 

子どもの人数が6名程度になったら締め切らせていただきます。

また、当日、ボランティアでお手伝いいただけるスタッフも募集しています。お手伝いいただける方は、参加費無料でお食事提供いたします。

子どもが好きな方、子どもの自然体験に興味がある方、自然での子どもの遊び、自然の中にあるリスクなどを学びたい方は、ぜひお声がけください。

子どもたちは、エネルギーを発散していますか?


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週末も、たくさん子供たちがやってきては、家の中だけでは納まらず、外で鬼ごっこしたりボール遊びしたり、卓球やったり、ボールの奪い合いしたり、所狭しと走り回る子供たちの姿があります。

そんな子供たちの姿を見るたびに思うのは、子どもは、エネルギーに満ち溢れているということ。

家の中でただゲームして過ごしたり、習い事で長い時間座りっぱなしだったり、じっとして一日を過ごしてしまっていたら、これほどのエネルギーはどこへ行くのでしょう。

あの、あふれんばかりののエネルギーはどこへ発散されるんだろうか?と思うのです。

幸せを感じるのはどんな時?

「幸せを感じるのはどんな時?」

こんな質問を息子にしてみました。

・食べられるとき

・遊んでいるとき

・好きなことをしているとき

・自由に動けるとき

これだけあれば十分幸せだと。

 

嬉々として走り、飛びはね、動き続ける子どもたち。

いのちの躍動そのものであるように。

それが子ども。

 

食べることと遊ぶことは子どもにとっては同じことなのです。

食べることは、生きるために必要なこと。

それと同じくらい、遊ぶこと、自由に動くこと、やりたいことをやることが子どもにとって必要なことだということなのです。

そういう意味で、子どもに「遊んでないでじっとしてなさい」というのは、どういうことか、想像がつくでしょうか?

孤独感の強い日本の子供

今日、E-project先生のいない勉強会で、「孤独」をテーマに調べました。

その時調べた資料の中に、日本の子供の孤独感が強いというデータがでてきました。

ちょっと古いですが2007年ユニセフの調べによるこの表。

日本が先進国の中でも突出していることに驚きます。

この孤独感と、幸福度の低さは関係あるのではないかと思うのです。

この、孤独感。なぜなんだろうか?と思うとき、一つには、日本の子供が家族と過ごす時間が少なくなっているということがあるように思います。

子どもの孤食も問題になる時代です。

家族一緒に食卓を囲む機会が減ってきているとも言えそうです。

食べる事が幸せだと息子は言ったけれど、息子にとっては家族と食べることが当たり前で、一人で食べることはほとんどありません。

毎日のように友達と自由に遊び、腹ペコになっては、家族と暖かい食卓で食べる事ができる息子は、食べて遊べる、ただそれだけで幸せを感じられるのだろうなと思うのです。

もし、一週間のうち、多くの時間を一人で食べていたなら、彼の感じる幸せはもっと低いのではないかと思っています。

以前、「弁当の日」の竹下さんのお話を聞いたときに、二組の一人親家庭のお話をされていました。

A君は、一人親家庭で育ち、お母さんは毎日仕事で遅いので、一緒にご飯を食べることはほとんどなく、お母さんが出掛けるときには、晩御飯これで食べるようにと、五百円玉が一枚テーブルにおいてある。A君はコンビニでご飯を買い、一人で食べる毎日。

B子さんも、同じように一人親家庭で育ち、同じようにお母さんは忙しいのだけれど、遅くなっても子供と一緒にご飯を食べたいと思ってくれている。忙しくてごはん作ってる暇はなく、お総菜を買ってきて、チンして温め、お皿に盛り付け、遅い晩御飯を一緒に食べる毎日。

A君は後に事件をおこし少年院へ。

そこで彼が語ったのは、「おれ、何のために食べてるのかわからない。ただおなかがすくから食べてただけ。飯なんて、何食っても一緒」と。

B子さんは後に、自分で簡単なごはんは作れるようになり、「お母さん、私のためにいつも大変だから、私が晩ごはん作るね」と作ってくれるようになる。

そんな二人のエピソードがありました。

お腹を満たすためだけに食べるんじゃない。誰かと、何気ない話をしながら暖かいご飯を食べる。お腹と一緒に、心も満たすために食べているんだと、その話を聞いて思いました。

そして、孤独感のもうひとつの原因は、「遊ぶ友達がいない」です。

遊びたくても塾や習い事が一杯で、遊べない。自分だけ暇でも、友達は忙しい。だからゲームでもて余した時間を消耗するしかない。

友達と遊ぶことができないというのは、つながりを保てない。一緒に笑いあうことができない。バカ言って笑ったり、くだらないことが話せたり、嫌なことを話したりすることができない。

子どもは、優しくて、親に迷惑をかけちゃいけないと、聞き分けよく親のいうことを聞いて、親には文句も言わず、塾や習い事に通いつづける。自由に遊んでる子を横目に、「いいな~。お前は遊べて・・・」と。

大人の忙しさによって、子供のそんな時間が奪われてしまっている。

孤独を感じさせているのは、私たち大人の忙しさなのではないかと思っています。

はじける子どものエネルギー

食べることと同じぐらい、遊ぶことが子どもたちにとって必要だと言いました。

遊ぶと言っても、子どものいう遊びとは、大人が考えた遊び、大人が用意した遊びではなく、やりたいことがやれる。自由な遊びの事を言います。

子どもの内側から沸き起こる遊びです。

内側から沸き起こる、これやりたい!っていう思いが、エネルギーの源です。

だから、子どもを野に放ち、自由に遊ぶことを許すとき、子どものエネルギーは底なしのように沸き続けます。

自由であるというのがポイントです。

子どものエネルギーの源は、食べること(誰かと食べるごはん)と遊ぶこと。

この二つのエネルギー源枯らしてはいけないと思っています。

このどちらか、又は一方が枯れるだけで、子どもの幸福度はグッと下がり、無気力になり、自分なんてどうでもいいとなげやりになるのではないかと思っています。

そして、沸いてきたエネルギーは、流す(発散させる)必要があるのです。

だから子どもは走るのです。

だから子どもは跳び跳ねるんです。

だから子どもは歌うんです。

だから子どもはじっとしてないんです。

どうか、できるだけ彼らの動きたい衝動を止めないでもらいたい。彼らが自由に動くこと、遊ぶことを、許して欲しい。彼らのエネルギーを枯らさないで欲しい。

切なる願いです。