ムックと子ども達


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今日、ムックが20年の生涯を終えました。

我が家に迎え入れてから、ずっとずっと

子ども達と共に過ごしてきたムック。

ほんとにありがとう。

ムックは保護犬でした。

ムックの周りにはいつも子どもたちがいました。

水が嫌いなムックは、庭で子どもたちが水鉄砲戦争を始めると、

迷惑そうに小屋の中に入っていくこともありましたが、

ムックと過ごした日々は、ほんとに楽しかった。

保護犬

ムックとの最初の出会いは、北里大学の犬部が開催していた譲渡会。

ただ子どもと一緒に見に行っただけのつもりが、「どの子にします?」

と聞かれて、「え、じゃあ、この子を・・・」

と、思わず答えてしまってからです。

それから急遽犬を迎える準備をし、犬の飼い方の本や、しつけの本を購入し、勉強しました。

茶色いこの子と、グレーの兄弟犬がいましたが、茶色いこの子を引き取り、

むくむくしてたからムックと名付けました。

こうして、20年前、娘と同い年のムックが我が家にやってきました。

子育てと、子犬のしつけの同時進行は、思った以上に大変でした。

吹雪の日の散歩も、まだよちよち歩きの娘をそりに乗せ、ムックを連れて散歩に出て、

そりの上で眠ってしまったり。

犬のしつけがうまくできなくて、お父さんを嚙んじゃったことや、ムックが成犬になってからは、力も強くなって、引っ張って歩く犬になってしまいました。

散歩中、おじいさんが引いてる大型犬と取っ組み合いの戦いをし、やっとのことで引き離したその時に、おじいさんに一言

「おめだの犬もやるな~!」(おまえんとこの犬も、なかなかやるな~)

と、言われたこともあったりして。

もう一匹の保護犬チビがきてからは、二匹で餌で争ったり、

リードが外れちゃって逃げ出したときは、奥の家に、どうにも相性が合わない犬がいて、真っ先にその犬とケンカしに走っていき、戦って流血して、平謝りに謝ったり。

なかなかどうして、たいへんなこともたくさんありました。

 

それでも、子どもたちが小さいうちは、犬ぞりで引いてもらって遊んだり、

犬の散歩といいつつ、子どもたちとたくさん外で走って遊んで、一緒に大きくなっていきました。

左がムックで、右がもう一匹の保護犬チビ。

チビは、冬に稲生川に落ちていたのを保護した犬で、5年前に亡くなりました。

チビもとっても面白い犬でした。

チビについてはこちらのブログに書いてあります。↓

https://ameblo.jp/sa-shindo/entry-12343587392.html

そして現在、三匹目の保護犬ラッキーが3年前に拾われて我が家にやってきました。

やんちゃなラッキーさんに怒ることなく、

しかたないな~って感じで接してくれていたムック。

ムックは、我が家の初代保護犬。

犬のいる暮らしは、ムックから始まったのでした。

子どもたちとムック

そして、長男が小学校の友達と遊ぶようになったころから今まで、ムックは子どもたちにとって癒しの犬となりました。

犬の散歩がしたいという子もたくさんいました。

「オオカミみたい」なんて言われながら、いろんな子たちがムックをなでていきます。

キャンプでも、お散歩に子どもたちが連れて行ってくれたり。

みんな、代わる代わる、俺ムック!とか言いながら、散歩してくれました。

ちびっこちゃんが来ても、おじいちゃんになってからは、されるがまま。

最近は、徘徊していたムック。

子どもたちが遊んでいるところにふらふらと入っていくけど、それはそれで、子どもたちもそういうもんだと思って、ムックが立ち去るのを待っててくれたり。

みんなの人気者でした。

時には、ムックなでながら、最近あったいろんなことを話してくれる子や、悩みを話してくれる瞬間もあって、そっか~、大変だね~。なんて話しながら、傍らにムックがいてくれたりするのです。

ありがとう、ムック

水が嫌いで、へっぴり腰で水をのむムック(笑)

たくさんたくさん、楽しい時間をありがとう。