「悪ガキたちの秘密基地」が本になりました


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昨年、クラウドファンディングで書籍化に応援を募った作品が、11/1、いよいよ書籍化されました。

タイトルは『悪ガキたちの秘密基地』。

「私たちが子供たちの居場所になる!」

そう心に決めたあと、偶然出会った悪ガキたちとのやり取りを本にしたものです。前半は、悪ガキたちの物語。後半は、我が家の子育て、夫婦の話、これから未来を生きる子どもたちに伝えたいこと、という構成になっています。

私たちが、大切にしたい想いが、ギュッと詰まっています。

なぜ、悪ガキたちの話を本にしたかったか

出会った頃の悪ガキたちは、本当に大変な子供達でした。

「子どもたちの居場所になる!」そう心に決め、トンカチやノコギリ、釘を買い足し、子どもたちが来たら、いつでも遊び場として開放しよう、そう思っていた頃、ほんとうに、偶然、ふらりと庭にやってきた子供たち。

はじめこそ、礼儀正しかった彼らも、ここは自由に遊んでもいいところだ、自分たちを受け入れてくれるところだ、と認識してから、毎日のようにやってくるようになり、そのたびに騒ぎや事件を起こすのでした。

口は汚く、けんかはするし、物は壊すは、言うことを聞かない。

でも、そんな彼らと毎日接するうちに、なんだか憎めない彼らが、とても気になるようになりました。

彼らと向き合った時間は、私達にとっても衝撃的な毎日で、常識はずれの彼らに驚かされる毎日。うっとうしくもあり、楽しくもあった毎日。

彼らがいたから、私達は今、我が家の庭だけの活動から、プレーパークを外へ持ち出すことになり、もっといろんな子供たちと関わりたい、そう思えたのです。

彼らがあまりにも突拍子もなくすごすぎたので、彼ら以降、関わる子供たちのやることは、何をやってもかわいらしく、笑ってみていられます。彼らに比べたら、ぜんぜんこんなのなんともない。彼ら以上の激しい子どもたちに出会うことは今はまだありません。私たちの許容範囲を広げてくれたのは、間違いなく彼らです。

そんな、いわゆる大変な子と言われる子供たちも、関わるうちに見えてくるものがありました。どんな子供たちも持っているのは、自分を見てほしい。認めてほしい。そんな想いです。

世の中にはそんな子供たちがたくさんいます。

でも、私達が関われる子供たちは、身の回りの、ほんの限られた子供たちだけ。

”困った子ども達”は、実は”困っている子ども達”。

そんな子供たちが、誰か一人でもいい。自分をありのまま受け入れてくれる人、認めてくれる人、そういう存在に出会ってほしい。

認めてくれる大人を増やしたい。

子どもたちを受け入れてくれる、認めてくれる、小さな点をあちこちに増やしたい。そんな想いから、本にしたいと思うようになったのです。

本を手に入れるには

全国の書店で取り扱っております。本屋さんも応援したいと思っているので、お近くの本屋さんでお取り寄せ、購入下さるとうれしいです。

青森県内取り扱い書店は以下の三店舗。

その他、十和田市内ではハピたのカフェさんにも置いてもらう予定です。

【八戸】

NET21伊吉書院類家店

成田本店 みなと高台店

【弘前】

紀伊国屋書店 弘前店

【岩手県】

ブックスアメリカン 北上店

松田書店 本店

【北海道】

三省堂書店 札幌店

紀伊国屋書店 札幌本店、オーロラタウン店、厚別店

コーチャンフォー 美しが丘書店

宮脇書店 帯広店

【宮城県】八文字屋書店

【栃木県】落合書店 宝木店

【群馬県】ブックマンズアカデミー 高崎店

【東京】

三省堂書店 池袋本店、経堂店

文教堂書店 赤羽店、中野坂上店、浜松町店、赤坂店、人形町店

東京旭屋書店 池袋店

【大阪】ジュンク堂書店 大阪本店

など、全国の一部書店で取り扱い中。(ここには、お取り扱い書店、、一部しか掲載していません)

ない場合は、書店にてお問い合わせ、お取り寄せください。

 

また、ネットでの購入もできます。

e-hon

楽天ブックス

からも購入できます。

活動の応援にも

この書籍の売り上げの一部は、私達Happy Childrenの活動費としても使わせていただきます。

今年度は学校の放課後プレーパーク、昨日を持って冬ごもりし、来年の春からまた活動を始めます。

【プレーパーク、イベント開催】

その他、駒っこランドでは冬場も月に一度、室内プレーパークを開催します。

11/17(土)、12/8(土)駒っこランド交流館にて10:00~15:00

11/3,4は、五戸の図書館前でもプレーパーク開催します。

11/18(日)は、高校生の杜野すみれちゃんが大きな紙にみんなで絵を描くイベントをやります。わたしたちも、応援している活動です。

13:00~十和田市カフェ14-54にて

11/23(金)towadaアマテラス(十和田市交流プラザ)にて、子どもの創作ワークショップで出店します。

【はぴちる通信】

はぴちるでは、二か月に一回、「はぴちる通信」を発行しています。

通信は、はぴちるのイベントにて無料で配布しておりますが、定期的に欲しい方は、年6回の送料500円をお振込みいただければ、定期的にお送りいたします。

お問い合わせフォームにてお名前と住所をお知らせいただき、下記の振込先にお振込みください。

はぴちるLINE@では、はぴちるプレパ情報など、随時配信いたします。

友だち追加

また、こちらから、プレーパークで使う消耗品や、おうちプレーパークで子どもたちのおやつなど、物品支援で応援して下さる方もよろしくお願いいたします。

 

活動費のお振込みも随時受け付けております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420

番号07138981

シンドウサチコ

 

【他行からの場合】

ゆうちょ銀行

支店名 八四八 (読み ハチヨンハチ)

普通預金

口座番号0713898

 

はぴちるの日々の活動に応援よろしくお願いいたします。

 

人を信頼できる社会に

来年11月ごろをめどに、本を出版することを決意し、今は、クラウドファウンディングで皆さんに応援をお願いしています。10/20日現在、62000円(プラス手渡しで6000円)の応援をいただいています。快く応援して下さった皆様、ありがとうございます。

ただ単に、悪たれ達のひどいいたずらの数々を面白おかしく本にしたかったわけではありません。彼らとの関りから気づいた、子どもの心と、そんな子供たちに大人たちがどう関わっていったらいいのか、私たちの短い経験の中から学んだことを、皆さんの子育てに生かしてもらいたい。そう思ったからです。そして、本を出版することで、こんな風になったらいいなという未来像があります。それは、人が人を信頼できる社会にすることです。

本を出版しようと思ったわけ

本を出版しようと思ったのにはわけがあります。

今の子ども達の遊びの環境に3間がなくなったと言われています。

遊びの空間、遊ぶ仲間、遊ぶ時間。

空き地はないし、家の前もすぐ道路。ボール遊びはできない。

塾や部活、習い事に行ってる子も多いし、両親共働きが多くて、みんな学童保育や仲良し会に行ってる。遊びたくても遊ぶ仲間がいない。

そもそも、子ども達が忙しすぎて自由な時間が極端に少ない。

子どもは、人と関わり合う中で、社会力をつけていく言います。「社会力とは、人と人とがつながり、社会を作る力である」と、門脇厚司(筑波大学名誉教授)の本にあります。


社会力とは、よりよい社会を作っていくために、自分で考え、行動できる力です。

社会力は、生まれたばかりの赤ちゃんにも備わっている力で、母親と関わり、まねることで、社会力をつけていきます。その後も、大人と関りながら様々な体験をしていく中で育ち、強化されていく力です。

結果として、他人の気持ちを理解できるようになったり、社会に役立つ力をつけていくのですが、そこには、友達だけじゃなく、大人の関りが必要だというのです。

近所の子が、なんだか今日は元気なさそうだなとか、いつも挨拶したり、話をしたり、目にしているからこそ変化に気づける、そんな大人がそばにいたなら、もしかしたら、いじめや、自殺、少年犯罪も防げるのかもしれないと思うのです。

本を出そうと思った背景についてはこちらの記事でも書いているので合わせてご覧ください↓

人は信頼できるという社会

10/20放送の世界一受けたい授業で、幸福先進国、デンマークのことをやっていました。その最後に、デンマークは人に対する信頼度が高いという話がありました。ちょっと買い物に行ったり、食事をしている間、赤ちゃんをベビーカーで店の外に置いておく、ということも普通のようで、驚きました。

「誰かに赤ちゃんを取られるかなんて、そんな心配はしないよ。だって人を信頼してるから」と、当たり前のように話す夫婦の笑顔が印象的でした。

ところで、デンマークといえば、冒険遊び場(プレーパーク)の発祥の地でもあります。そして、森の幼稚園も実はデンマーク発祥の地なのです。

また、デンマークの育児の手段をPARENT呼んでいます。ここでいうParentは英語の意味「両親」ではなく、下記に見る通りそれぞれ別な意味をなしています。

PARENT: (カッコ内はデンマーク語)

P= play (Leg)遊ぶこと

A=Authenticity (Autencitet) 信頼するに値すること

R=Reframing (デンマーク語訳? 視点を変えること(楽観的にとらえる)

E=Empathy (Empati) 共感、感情移入(正直である)

N=No Ultimatums (ingen Ultimatummer) 決定的ではない(法律やルールは絶対ではない・・・疑問を挟む余地がある)

T=Togetherness ( Hygge) いっしょに楽しく過ごすこと(家族団らんなど)

 

子供のおもちゃでレゴは皆さんも知っていますよね?Lego社の名前は良く遊ぶ leg遊ぶgodt良く)からきたものです。デンマークの7週間ある夏休みには宿題はなく、クラブ活動もありません。デンマークでは子どもたちは遊びを通して夢を育て、それを持って新たな社会を創る、そのためには遊ばせることが大事だという考えが根付いています。

各国において50ユーロと持ち主の名前と住所を入れた100個の財布を道路に捨て、何個財布がその持ち主に戻るか、実践したところ、全体として100個の内、戻った数が56個(56%)で国別でみるとアメリカ67%、イタリア35%、デンマーク100%持ち主に帰ってきた、という調査結果があるそうです。

子どもは遊びを大事にされ、大人からは世界は信頼できるものだと教わって育つ。だから、デンマークの国民の幸福度は高い。

税金も消費税25%と高いが、その分教育費は大学まで無料。医療費も無料。そして、出産費も無料。保育施設利用料の2/3は国がまかないます。さらに介護も行政がおこなうため、まさに”死ぬまで無料”が続きます。貧困率は先進国で一番低い。

 

デンマークの教育の特徴は、”小さい頃から親や先生に「あなたはどうしたいの?」と問われながら育つ”といいます。

特に、どの文献にも書いてあるわけではないのですが、その根っこにあるのが、森の幼稚園や、冒険遊び場のような気がするのです。

冒険遊び場や森の幼稚園は、子どもの自主性を尊重します。自分がやりたいことを見つけ、失敗しながらも、自分はどうしたいか、あきらめずにチャレンジしていくことができる遊び場です。そこには信頼できる大人がいて、子どもの可能性を信じ、見守ります。そこに、人への大きな信頼感が育まれていきます。

森の幼稚園は1950年にデンマークで始まり、冒険遊び場は1943年。今から74年から67年前。

人と信頼関係を築いて育った子供たちが、今は大人になっています。

人は信頼できるものだという感覚は、大人とのかかわりの中で育っていくものだと思うのです。

今の日本人の幸福度はというと、世界155か国のうち51位という低さ。自殺率はワースト6位。自己肯定感は先進国7か国中最下位。

ある、中学生の先生の話では、自己肯定感の低い子供たちの共通点があって、「全部、親が決めて、ことごとく手を出しているので、子ども自身の考えがまるでありません。何を聞いても、『親がそうしろって言ったので』と答えます。」と。

逆に、自己肯定感が高く、とりわけ明朗活発なある学生は、「うちの親は、『あなたはどうしたい?』といつも聞いてきました。『友達が塾に行くから、私も行ったほうがいいかな?』と聞いたら、逆に、『あなたはどうしたい?』と聞くし、小学生の頃、学校に着ていく服も、1年生の頃から、『あなたはどうしたい?』と私に選ばせていました」

子どもの頃から、自分で考え、自分で決めて、行動してきた人は、気持ちよいほど、前向きです。「自分で考え、自分でできた」体験を積み重ねていますので、何か困難なことに出合っても、「きっと、自分ならなんとか乗り越えられる」と考えます。これは、すばらしい「自己肯定感」です。

そして、この、「あなたはどうしたい?」は、相手を信頼しているからこそ出る言葉です。「あなたはどうしたい?」は、「あなたの決めたようにしていいんだよ。私はあなたを信頼してるから。」というメッセージなのです。信頼されることが、自己肯定感を育むことにつながります。

人を見たら泥棒と思え、知らない人に声をかけられたら不審者だと思え、人は人、自分は自分、そんな社会の中では人は信頼できるという信頼感が育つとは思えません。

プレーパークでは、「自分で考え、自分でできた」経験を積むことや、失敗を恐れず挑戦することを応援します。「で、あなたはどうしたいの?」と、子どもにゆだねます。子どもの可能性を信頼しているから。

私が望むのは、そんな、人が人を信頼できる社会。

本を出すことで未来は変わるか?

自分で関われる子供たちのことは全力で信頼してあげられる。でも、全ての子供に目をかけてはあげられない。

だから、本を出すことで、子育ての中、「あなたはどうしたいの?」って聞いてくれるような、子どものことを信頼してくれるような、そんな大人が、地域に増えることを願っています。

若者の自殺率を下げるとか、自己肯定感を上げるとか、特に考えてはいません。ただただ、子どもを信じて見守る。その中で、子どもの中にある可能性は伸ばしてあげたい。もしかしたら、結果として自己肯定感があがったらうれしいですけどね。

すでに応援くださってる方、クラウドファウンディングの応援、ありがとうございます!

そして、残り二か月を切りました。引き続き応援よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

本を出版することにしました!

【本を出版することにしました!】

二年前に、書きためた、悪ガキたちの物語があります。その時は資金もなく、書籍化はあきらめたのですが、今回再びチャンスがあって、悪ガキたちの物語を、文庫本化することにしました。書籍化にあたり、資金をクラウドファウンディングで調達しようとチャレンジすることにしました。来年の11月ごろには書籍化の予定です。
どうぞ、応援よろしくお願いいたします。

悪たれ達の物語のはじまり

彼らに出会ったのは3年前。

偶然の出会いが、波乱の2年間の始まりでした。

ひょっこり庭に現れた二人の少年。

子供の居場所を作りたいと思っていた矢先に出会った、この二人の少年との出会いが、今の私たちはぴちるの活動の原点になっています。

はじめに現れた二人の少年と、その後、その二人に連れられてやってきた、もう一人の少年3人組は、毎日のように庭にやってきては、数々の事件を起こしていくのです。

すずめ事件、火おこし事件、すずめの卵事件、庭に穴掘り金魚屋事件・・・。

口は悪いし、すぐ暴力は振るう、物は壊すし、大人の言うことなんて右から左で、まったくいうことは聞かない、そんな悪たれ3人組。

いわゆる『大変な子』『手のかかる子』達でしたが、遊びを生み出す発想力にはいつもびっくりさせられていました。普通の子たちでは考えつかないようなアイディアを持っている子たちでした。

どうすれば、遊びをもっと面白くできるか?それを思いつく天才でした。

そんな彼らと体当たりしてきた2年間。彼らのことが少しづつ分かってきて、彼らと本気で関わるうちに、彼らも少しづつ変わっていきました。

今回、本にするのは、その悪ガキたちと体当たりした日々と、いわゆる『大変な子』と言われる子の胸の内、彼らに向けてきた私たちのまなざし、子ども達に対する私たち夫婦の想いです。

子供はみんな大なり小なり問題児です。

問題を起こさず大きくなる子はいないでしょう。

でも、同じように、子供はみんな天才です。遊びを生み出す天才で、笑いを生み出す天才です。

悪たれ3人には、そのことに気づかせてもらいました。

なぜ本を出そうと思ったか

 

本を出すことで、私が望むのは、子ども達に対する温かいまなざしを持った大人が、それぞれの地域にいてくれるようになることです。

私たち夫婦が、いくら庭を開放して子どもの遊び場になろうと、プレーパークであちこちの出張して歩こうと、私たち夫婦が関われる子供には限りがあります。

もちろん、地域の子供たちの遊びやすい環境を作ることは大切にしたい。目の前にいる、身の回りにいる子どもたちから笑顔にしていきたい。

でも、ゴールはそこではなく、日本中の子供たちが、もっと広く言うなら、世界中の子供たちが、笑顔でイキイキとできる、そんな世界にしていきたい。

世界中となると、規模が大きすぎるかもしれないけれど、まずは、日本中の子ども達の笑顔を増やしていきたいのです。

一人でも多くの方に手に取っていただき、たくさんの子供たちが、のびのび遊べる子供時代を過ごせるように、子育ての参考にしてもらえるようにと思っています。

 

そのために、今まで、アメーバブログで子どもたちのこと、子育てのことをいろいろ発信してきました。本を出すことがゴールではないので、子ども達が幸せな子供時代を送れるのなら、発信する手段は何でもよかった。だから、いままでずっとブログで発信し続けてきました。

ただ、今回、出版社さんよりブログの書籍化のお話をいただき、世に出すなら、今のタイミングかもしれないと思いました。

プレーパークも、青森県内で頑張って広めていこうという仲間も現れ、ネットワークもできてきました。もっと子どもたちをのびのび遊ばせてあげたいという親御さんが身の回りに増えてきました。

子供時代に大切なことは何か、悪たれ達だって、そうじゃない子と同じく、あるいはそれ以上に強く、認めてほしいという想いを持っている。

自分の身の回りに、悪たれ達のような子がいたら、「またあの子が来た。もうあんな子、来なきゃいいのに。」「あの子さえいなければ、もっと平和に遊べるのに」普通だったらそんな想いを抱くでしょう。

でも、考えても見てください。子供が小さいうちは、「あんな子と遊ばないの!」って、そういう子を排除できるかもしれない。じゃあ、そういう子たちは、誰が受け入れてくれるんでしょう?誰がこの子達を認めてくれるんでしょう?はみ出した子は、はみ出したままなんでしょうか?

小さいうちだからこそ、排除するのではなく、いろんな子がいて、いろんな凸凹があって、だから遊びが面白くなる、そういう経験をしていくことで、多様性を認められる、そういう子供に育っていくのではないかと思います。

だからこそ、腹が立った時、暴力をふるうことしか知らなかった子に、怒りを鎮めるには、違う方法もあるんだと知ってもらう必要がある。言葉によって傷つく人がいるのだということを知っていてほしい。

10数年後、この子達が大人になったときに、社会を支えていく人になっていく。子供時代に、はみ出した子を排除していけば、そういう大人に育っていくでしょう。

嫌な人、はみ出した人を排除する社会にしてはいけない。そう思っています。

だからこそ、悪たれ3人組とのやりとりをたくさんの人に知ってほしい。彼らの心に届くのは、本気の言葉だけだから。

 

チャレンジする姿を見せていきたい

さて、今回出版を決意するにあたり、やはりネックになったのは出版費用です。6人家族で、まだ子育てにお金がかかるので、出版費用の140万円はとても大きい。分割したって、家計は厳しい。

それでも、やってみよう、チャレンジしてみようと思ったのにはわけがあります。

子供の居場所を作りたいと、最初の思ったのは、長男が4年生の時。物語の中でも、少しふれますが、庭にできたプレーハウスは、うちの子ども達と、遊びに来る子どもたちの友達の遊び場にしたいと作ったものでした。長男の子供時代は、遊びつくした子供時代でした。

その長男が今年で20歳になりました。彼には起業したいという想いがあります。

やりたいことがある。でも、思うようにやりたいことに取り掛かれない、時間がないし、お金もない。そんな感じで、今、少しへこんでいるようです。

そんな長男に、やりたいことがあるなら、何でもいいから動きなさい。ワクワクすることやってみなさい。やれない理由を並べてやらないより、失敗するかもしれないけど、お金もないけど、やるって決めてごらん!きっとなんとかなるよ!って、そんなメッセージも込めて、母のチャレンジする姿を見てほしいと思ったから。

正直、このチャレンジが成功するかどうかは分かりません。でも、可能性があるならかけてみたいと思いました。やろうと決めたら、どうしようもなくワクワクしてきました。

親として、そういう後姿を見ていてほしい。そう思っています。

 

クラウドファウンディング

クラウドファウンディングを利用するのは全く初めてです。

でも、まずは、チャレンジしてみようと思います。

リターンもどうしたらいいか、わからないけれど、応援して下さった方には書籍をプレゼントしたいと思っています。

どうか、応援よろしくお願いいたします。シェアも大歓迎です。

※来年の11月に出版予定になっていますので、リターンは12月以降としてあります。