春の森で、成長していく子ども達

東北の春は短く、桜が咲いたと思ったら、あっという間に散り、あっというまに新緑の季節です。

この春も、子どもたちと春の森冒険キャンプで春を満喫してきました。

植物も成長し、温かくなるにつれてぐんぐん伸びる草丈に、何年も来ていると、木の下枝がだんだん高くなっていて、木の成長も感じていますが、

回を重ねるごとに、子どもたちの成長も感じています。

春の冒険キャンプ

ここの所、東北の春も暖かい年が続き、桜の開花が早い傾向にあります。

これまで、GW後半に開催していた春の冒険キャンプでしたが、今年はGW前半に開催することにしました。

おかげで、山菜が今年はちょうどよくて、タラの芽もたくさん、こごみや、タケノコ、リュウキンカ、ヤマブドウの新芽、ヨブスマソウなど、春の山菜を味わうことができました。

森の探検で山菜採りです。

とれたての山菜を、天ぷらにして、熱いうちにつまみ食い。

塩振り係も子ども達。

天ぷらを自分で揚げてみたい子も、チャレンジ。

晩ご飯のおかずになる前に、つまみ食いで飛ぶように売れていく山菜の天ぷら。

今回、子どもたちが、つくしの袴取りを一生懸命やってくれたので、つくしを初めて天ぷらにしてみました。

「なんか、ジャンキーな味がする」という感想。

言われて食べてみると、あ~!なんとなくわかる気がする!

原っぱには、たくさんのヨモギ。

ヨモギの枯草にはカマキリの卵。

ヨモギを摘んで、ヨモギ団子。

今回のキャンプで、料理をやりたいと話していた子には、晩ご飯のカレーの具を切ってもらいました。今回、うっかりまな板忘れちゃったので、ダッチオーブンのふたがまな板代わりです。

調理用の火おこしは、子どもたちにお任せ。

焚火でぐつぐつ煮込んだカレーはおいしかったです!

ついでにダッチ―分で鶏肉と玉ねぎ、トマト、ジャガイモの煮込み料理も。

日中は汗ばむほどに暑かったけれど、日が落ちるとす~っと寒くなり、冬のダウンが大活躍する夜。

夜は焚火と暗闇探検。

「まだ行かないの?」「暗闇探検行こうよ!」と、子どもたちの催促。

でも、暗闇を歩いてみると心細くなって、ちょっぴり怖くなって、

「どこまで行くの?」と、帰りたくなってくる子ども達。

ちょっぴり心細くなる暗闇から、帰ってきて、焚火の明かりにホッとする子ども達。

その後も寝っ転がって、北斗七星みつけて、動く人工衛星をみつけたり。

焚火と星空眺めていると、夜も更けていきます。

夜のトランプ大会の後は、早々と眠りにつく子どもたち。

そんな中、眠れない子と、焚火の前で語る夜。

遅くにやっと上がってきた明るい月を眺めつつ、そろそろ寝ようかと眠りにつきます。

そして、寒くて目覚めた朝。にぎやかなウグイスの声に起こされて、起きてみると、子どもたちがもう火を起こしていました。

どうやら夕べは寒すぎて、明るくなる前から目が覚めていたようです。

森に芽吹いたクロモジの葉っぱを煮出したクロモジ茶であたたまるとホッとします。

お日様が上がってくると、だんだん気温も上がっていき、ダウンを脱ぎすて、遊び始めます。

お日様って、ありがたいね!

朝食の後は再び探検!

まず最初のスポットでは、がけを上って粘土採取。

つかまるところも少なく、ずるずる滑るので、なかなか上がれないのですが、このキャンプの経験者は、さすがに体の使い方がうまく、ひょいひょい上っていけるのです。上りたくて、苦戦している子に、先に上った子が、ここまで来て、この木の枝につかまればいいよと教えてくれます。

粘土採取も終わり、森の中を歩いていると、だんだん暑くなってきて、たまらず、みんな裸足で川に入ります。

冷た~い!足がびりびりするぐらい冷たい!

冷たすぎて、ちょっと陸に上がると、さらさらの泥の感触がなんとも気持ちがよくて、泥の感触を楽しむ子も。「きもちいい~!」

笹船作って流して遊んだり

羽化したばっかりのトンボを見つけたり。

子どもたちが遊んでいる間、大人は、山菜取りに夢中です。

写真のこごみは、だいぶ伸びていますが、少し探すと、ちょうどいいのもたくさんあります。こごみや、タケノコ探しがまた楽しいのです。

山菜スポットを抜けると、休耕田。山あいの開けた田んぼを吹き抜ける風が気持ちいい。

二時間たっぷり探検して、それぞれ、粘土や山菜たっぷり手にもって、最後の笹薮を登りきったところの木陰で一休み。

暑かった~!!!そして、この達成感の顔!

キャンプ場に戻ってきたら、もうお昼。休む間もなく、水分補給したらお昼ご飯の準備です。

目玉焼き名人に調理はお願いしました。

自分の分は自分で焼いてみたい子。

みんなの分も焼いてあげたい子。

相談しながら、「じゃあ、二人は自分の分だけ焼くのね。」「私とあなたは、あと3個づつ焼こう。」代わりばんこに目玉焼きを焼いていきます。

お昼ご飯の後は、のんびり遊んですごします。

そのうち、思い出したように粘土をこねはじめる子達。

「固まりつぶすのに、バット使ったらいいんじゃない?」

こねてこねて、形を作っていきます。

焚火の木を少し寄せて、熱い灰の中に粘土を置いて素焼きしていきます。

男子はやっぱりう〇こつくるんですね。

遊んでいる間に焼きあがった土偶たち。

ハートやお星さま、サイコロ、土偶・・・

縄文人も、こんな感じでこねて遊んでいたのかしら?

木登りしたり、笹薮こいだり

オタマジャクシすくってみたり

森に響く笑い声

草笛教えてもらってふけるようになったり

「あぁ、日常に戻りたくない・・・」そんな子どものつぶやきが聞こえます。

どんどん手がかからなくなっていく子供たち

春の冒険キャンプも、もう何年やっているのかな。

毎年のように来てくれる子もいれば、初めての子もいる中で、回を重ねてきた子たちが、だんだん逞しくなっているように感じています。

食事も、料理がやりたいからと、自分たちで材料を切ったり、調理したり。

火おこししたいと、火おこしに挑戦し、焚火の火の番をしてくれたり。

木登りも、できない子には、できる子が、どこに足をかければいいかとか、降りるときどうすればいいかとか、そばにいて教えてあげてたり。

大人の役割としては、そろそろ晩ご飯の支度にとりかかろうかとか、そろそろお昼の準備しようかとか、時間管理や、危険がないかを見守るぐらいで、ずいぶんと楽になっている気がします。
今回は20代の若者にお手伝いに来てもらっていたので、子どもたちと遊んでくれるお兄さんがいてくれたことも大きいのですが。

子どもたちに任せたら、みんなとっても逞しくなってくれた気がします。

信じて任せる。

そうやって任せられた子は、やり遂げる。

大人は、つい、子どもたちが失敗しないように手を貸したり、危ないからいいよと、子どもがやろうとしているのをとりあげて、せっかくの機会を奪ってしまいがち。

だけど、信じて任せたらちゃんとできるのが子ども達。

失敗しても、きれいにできなくても、ちょっとぐらいいびつでも、自分が挑戦した結果なら、それはそれでいいじゃない。

自分が作ったものが、一番おいしい。

子どもたちが作ってくれたご飯が一番おいしい。

焚火の番してくれたの誰?

火加減最高!

ご飯炊いてくれた人、すっごくおいしいよ!

カレーの具を切ってくれた人誰?

具の大きさちょうどいい!みんな最高だね!

そうやって子どもたちをほめてくれるお母さん。

子どもたちもうれしそうです。

そして、成長した子どもたちを見られるのがまた、楽しみなキャンプです。

夏の冒険キャンプは生き物がいっぱい!~その3(星空へと続くホタル)


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夏の冒険キャンプも、いよいよ日暮れ。

ちょっぴり薄明るさが残るころから、

焚火や花火をしながら

ホタルの出る時間まで待ちます。

木を楽器に楽しんでみたり

花火花火♪

ダブル!

キャンプ場にたまたまいた、他の家族も一緒に花火♪

そして、いよいよ暗くなり、ホタルを見に川へ。

いました!

ふわ~り大きなあかりはゲンジボタルで、大きいホタル。

パッパッとフラッシュのような小さな明るい光は森のホタルのヒメボタル。

大きさは、ゲンジの半分ほどなのに、とっても明るい光を発します。

今年は今までで一番ホタルがたくさん飛んでいました。

森の中は、ぴかぴかクリスマスツリーのようで、

水面を漂うゲンジボタルがふわりと空高く舞い上がると、

空には星が。

ホタルの光と星が一体となって、何とも言えず幻想的です。

夜も更け、眠気に襲われた子どもたちは、あっという間に夢の中です・・・

そして、焚火を囲んだ大人タイム。

こうして、生き物に触れ、星空とホタルが一体となったような夜空を眺めたり、

一方で暗闇の森を横目に、焚火の揺らめく炎を眺めていると、

自分が森の中に紛れ込んだ、ひとつの生命体であるという感覚におそわれます。

人間は、ただ、この森におじゃましているだけの、ほんのちっぽけな存在で、

森には無数の生き物たちが生き、いのちを謳歌し、いのちをつなぐ。

人間よりもはるかにたくさんの生き物たちのいのちを育む森と川。

 

そして、このホタルの森のすぐ横には、太陽光パネルの設置のために切られた森があります。

人間って、そこに住まう生き物たちの存在に対して、なんて無頓着なんだろうかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の冒険キャンプは生き物がいっぱい!~その2(捕まえて食べる)


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生き物いっぱいの川遊び。

川の深いところで魚の姿をたくさんみつけたものの、網で捕まえるのは至難の業。

深みで魚を捕まえるのをあきらめ、さらに奥へと行くことに。

天然のウォータースライダースポットに到着!

この流れが楽しすぎて、何度も何度も繰り返し流れます。

エンドレスです。

が、この後、この流れの中に魚を見つけ、網でさっと岩場にすくいあげ・・・

入れ物に入れてじっくり見ると、どうやらヤマメ!

その後、横から流れこんでいる冷たい支流の下の浅いところに、

大きい魚がいる!と、ママが発見!

網をかまえ、反対側から追い込み、

網に入った!!!

今回一番の大物!イワナです!

みんな大興奮です。

小さいヤマメは逃がしてあげてイワナは持ち帰って食べることに。

だいぶ暑い日だったけれど、しばらく全身水に浸かって遊んでいたら、

みんなブルブル震えだしていて、

大物もゲットしたし、そろそろ戻ろうか。

最後にもう一回水に浸かる!

さて、キャンプ場に戻って、着替えた後は、イワナを焼こうか!

立派~!!

中学生に魚の内臓をとってもらいます。

包丁が切れが悪いので、苦労していますが、

内臓が、買った魚と違って、ぷりっぷりで新鮮!

今の今まで生きてたんだもんね。

この後、パンパンな胃袋の中身を絞り出すと、

藻や、川虫がいっぱい出てきました。

みんなでまじまじと見て、「おぉ~!」と、なんだか感動。

その間に、火起こしチームは火をおこすのに挑戦!

最終的に、子どもたちに火おこしは丸投げ。

大人はテントのフライ張りと、中学生は魚の処理。

そして、なんとここでハプニング!

何かの拍子にもってきていたテントの骨が折れちゃったようです。

試行錯誤の末、添え木のような要領で、一時的な骨の補強をして、

何とかテント、復活しました!

テント復活してよかった~!て思っていたら、

火、起きてました!

そこで、さっそくイワナに塩ふって、焼きます!

お次は晩ご飯の支度です。

今回は、キャンセルも出て、少人数だったので、初めてキャンプピザ。

生地をのばしてもらって、

トッピングする野菜と、スープ用の具材も、中学生に切ってもらって

あとはそれぞれ、自由にトッピングして、焼きます。

一枚目は、焼き加減が分からず、クリスピーピザになりました。

うまい!

そうしている間に、イワナも焼き上がりました!

イワナ、うまっ!!めっちゃうまい!

出来上がったスープも飲んで、おなかが膨れたら、遊びタイム。

クルマバッタを捕まえ、

捕まえたバッタを焼いて塩ふって食べてみたり( ゚Д゚)!

そして、ダムの上までお散歩タイム。

子どもはやっぱり木を拾うんですね(笑)

ダムの上で、大きなフキの葉っぱみつけました。

トトロの葉っぱみたい♡

だんだん日が暮れてきました。

ホオの木の風車!ちょっとむずかしいけど、一応回った!

そして、夜への花火へと続く・・・。

夏の冒険キャンプは生き物がいっぱい!~その1


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先日、夏の冒険キャンプを開催しました。

今回もたくさんのびっくり、たくさんの生き物の出会いがありました。

キャンプの様子を何回かに分けてレポートします。

一日目は、30度を超す暑さで、川遊びに最適な日!

着替え用にテントをたてたら、もう汗だく!さあ、川に行くよ~!

気持ちいい~!!!

なんか、ここだけ水が湧き出てるみたい。なんかいるかな?

生き物パラダイス!多様な生き物たち

川の上流に蛍のえさになるカワニナ探しに歩いてみます。

早速カワニナ、発見!!上流にいっぱいいたよ!

コヤマトンボ!

ここで初めてつかまえた!カッコいい!!

カワヤナギにたくさんついていたのは、ヤナギルリハムシ。

小さいけれど、瑠璃色に光ってるきれいなハムシです。

ミヤマカワトンボのオスとメスが、ひらひらと飛んできます。

そして、なんと!

手づかみでカジカを捕まえちゃいました!

ダムの真下に来たら、大きなモクズガニ発見!

でも、残念ながら逃げちゃった!

さて、今度は下流のおさかなスポットに行ってみようか!

うっひょ~!ここ、深い!おなかまで濡れる!

あ!見て!

ママの足にトンボ!

なんと、ミヤマカワトンボがママの足にくっついて・・・

え!?

そのまま水に潜っていったよ!

なんで?って思ってよ~く見てると、なんと!

産卵してる?!

びっくりなことは、まだまだこれからも続きます。

 

夏の冒険キャンプ~川遊び&蛍キャンプ募集

今年も川あそびの季節がやってきました!
日中は川遊び。
夜はふわ~りふわ~りとぶ蛍を、眺めながらの暗闇探検。
着替えもたくさん持って、思いっきり川遊びしましょう!

冒険キャンプ詳細

【日時】
2023年7月8日13:00~9日15:00
【場所】
東北町(お申込みされた方に場所はお知らせします)
【対象】
6歳以上
(小学校3年生以上は子供だけの参加もOK)
【料金】
①デイキャンプ(晩ごはん)/小学生以上3000円
② 1泊キャンプ(8日晩ごはん、9日朝食、昼食)/小学生以上6000円
【募集定員】
子ども6名程度になった時点で受付を締め切ります。
(すでにお申込みいただいており、あと1~2家族程度で締め切ります)
【持ち物】
川遊び用に濡れてもいい靴、またはかかとのついたサンダル(かかとのついてないビーチサンダルなどは不可。大人も同様)、
テント、テントマット、寝袋、食器、はし、水着(または多めの着替え)、長袖長ズボン、靴下(夜の虫刺され防止に)、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、虫よけ、虫刺されの薬、飲み水、懐中電灯、あればキャンプ用の折りたたみ椅子。
虫網虫かご、日焼け止め、帽子は各自必要と思われる方。
※キャンプ場の水は飲用不可なので、各自飲み水をご用意ください。
※テント、テントマットがない方は、2セットまで貸し出しできますのでご相談ください。
※水着を持たない場合は、下着を含めた着替えは3セット以上必要かと思われます。
【その他】
お申し込み時に、参加者のお名前、生年月日、住所、電話番号、アレルギーの有無、何か注意すべき点があればお知らせください。

過去の夏の冒険キャンプの様子

川の生き物探ししたり

カワニナや川の生き物たちを観察したり

川の奥に探検に行ったり

水切りしたり

魚を捕まえようとしたり

夜になったら川辺でホタルを鑑賞し

たくさんクワガタに出会えた年もあった。

木登りしたり

スイカ割したり

こんな大きなカニに出会えた年もあった。

石でダムを作ったり

ちょっと流れのある所では、みんなで助け合いながら

美しい生き物に出会えたり

自分で釣り竿作って魚を釣ろうとする子もいた
野うさぎ捕まえた子もいた
何が起こるか、
どんな生き物たちに出会えるか、
それは、行ってみなければわかりません。
その年によって、出会うものが違うからです。
さあ、今年は何に出会えるでしょう?

2023年 春の冒険キャンプ募集!

今年の春の訪れは今までよりちょっと早いようですが、今年も春の冒険キャンプの季節がやってきました!
命が芽吹く春を感じる春の森に、ご一緒しませんか?
秘密基地づくりや、焚き火でマシュマロ焼いて食べたり、ハンモック、ロープの綱渡り、木登り、山菜採り、森の探検、粘土の採集、よもぎ摘み、お花のかんむり、おたまじゃくしの観察、夜は暗闇探検、草原に寝転んで星空を眺める・・・
森の春を、体いっぱいに感じましょう。
5/3の12:00から、5/4の15:00までの予定です。
キャンプする場合は、朝晩の冷え込みが予想されるので、しっかり防寒対策をしてきてください。

キャンプの詳細

【日時】
2023年5/3㈬12:00〜5/4㈭15:00
【場所】
東北町
※場所の詳細につきましては、
お申し込みいただいた方に後ほどお知らせいたします。
【持ち物】
3日の昼食は各自、長靴、長袖、長ズボン、着替2〜3セット、防寒、軍手、飲み水、食器、はし、歯ブラシ、タオル、おやつは各自。(アルコール飲みたい大人は各自持参)
※キャンプする場合は、キャンプ用品一式(テント、テントマット、寝袋、懐中電灯)
※子供だけの参加は、寝袋と、上記の持ち物だけでオッケー。
※テントがない場合はご相談ください。無料で貸出も若干あります。
【参加費】
①デイキャンプ(晩ご飯付き)/小学生以上3000円。幼児無料
② 1泊キャンプ(3日晩ご飯、4日朝食、昼食付き)/小学生以上6000円。幼児無料
【定員】子どもが6名程度になった時点で募集を停止します
参加される方は、お問い合わせメールにて
①デイキャンプか、②一泊かをお知らせください。
保険をかけますので、参加される方のお名前、年齢、住所、電話番号も合わせてお知らせください。
小学生以上であれば、子どもだけの参加もオッケーです。ただし、現地までの送迎をお願いします。
※水道が使えないため、お水はご持参ください。
※トイレも一応ありますが、きれいなトイレではありません。

これまでのキャンプの様子

最初は、森で遊んだり、焚火用の薪集めたりしながら、参加者みんなが集まるのを待ちます。

全員揃ったところで、いざ、森の探検!

山菜とったり、生き物探したり。

崖から粘土採集するのも忘れない。

採ってきた山菜は、キャンプ場に戻ったら、早速調理。

晩御飯前に、味見でどんどんなくなります。

子どもたちは、テントたてたり、晩御飯作ったり。

調理用に火起こししたり、木を切ったり。

火が起きたら、早速お鍋を火にかけ、煮込んでいる間に、

採ってきたタケノコを横で焼いて、

焚火で焼きタケノコや焼きマシュマロのおやつタイム。

焚火でぐつぐつ、煮込まれていきます。

この日は、タケノコ入りカレー。

つんだヨモギで即席ヨモギ団子もおやつで作ったり。

晩御飯も食べて、日が暮れていく頃、粘土をこねて、

焼きものづくりをしようという子ども達。

素焼きのお皿?

焚火に当たりながら、空を見上げれば満天の星。

原っぱに寝っ転がって星を眺めます。

二日目。

朝、焚火に火をつけるところからスタートして、

森の探検に、秘密基地づくり。

弓矢も作ってみました。

昼食の後は、片づけている間に、

野球やったり、森で遊んだり、木登りしたり、それぞれ好きなように過ごします。

体で地球を感じる瞬間

こんな楽しい春の森。

春の森は、おいしくて、おもしろい!

いろんな命がうごめいて、変わらず春には芽吹いてくれる植物たち。

朝にはにぎやかに鳴きかわす鳥たちの声。

わたしたちは、こんな、いのち溢れる星に住んでいる。

草っぱらに寝転んで星空を眺めれば、地球の上に寝転んで、地球と一緒にまわっている自分に気が付いたり。

 

体で感じるこの世界。

たくさんの子どもたちに感じて欲しい。

リアルな体験を子どもたちに!


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小学生の約8割が外遊びをしていない――

そんな調査結果が、千葉大学園芸学部教授の木下勇さんの研究室による調査で明らかになっています。

わからないことは検索すれば、すぐに答えがわかる時代。

実際に虫捕りしなくても、昆虫採集の動画や、昆虫の産卵のさせ方、育て方のコツ。調べたらなんだって出てきます。

うちにカブトムシがいると話したら、「カブトムシはどこのホームセンターで買ったの?」と聞かれることも。

ほしい昆虫は、買う時代ですからね。

自分でカブトムシのいそうな木を探してみたり、ここならいるかも?って野生の感を働かせるような場面は少なくなってしまったのかもしれませんね。

なぜ外遊びが減ってきたのか

調査は、2016年10月から18年12月に実施されました。千葉市と宮城県気仙沼市、群馬県みなかみ町の3市町の小学生計2433人に平日に外で遊ぶ日数を聞きました。

都市の千葉市では78%が「0日」と回答。高学年では87%に上りました。平日放課後に遊ぶ友達の人数も聞いたところ、「誰もいない」が14%、「1~2人」が55%でした。

地方都市の宮城県気仙沼市でも、平日放課後に外で遊ぶ日が「0日」の子は76%平日放課後に遊ぶ友達は「誰もいない」が18%、「1~2人」が29%でした。

地方の農村部である群馬県みなかみ町では、平日の外遊びが「0日」の子は60%いました。遊ぶ友達が「誰もいない」は20%、「1~2人」が42%で、都市部以上に近所に気軽に遊べる友達が少ない状況が浮かびました。

外遊びをしない理由は、「塾や習い事があるから」がもっとも多く、34人。「通学に時間がかかるから」「外遊びをする友だちがいないので、遊びたくても遊べない」といった声もありました。

1・(塾や習い事で)忙しくて遊ぶ時間がない

2・遊ぶ友達がいない

3・都市化により、遊べる(騒いだり、走り回ったり、ボール遊びしたりする)場所がない

4・スマホやタブレット、ゲームなどが子どもたちの日常アイテムであること(一人でも時間を過ごせてしまう)

5・普段は学童保育に預けられている子が多い

6・地域とのつながりが希薄になっている

上位の1,2,3は、いわゆる3間がないというように言われています。3間とは、時間、空間、仲間のこと。

そのほかに、親世代がそもそも自然で遊んだ経験が少なく、自然の中でどうやって遊んだらいいのかわからないし、手っ取り早くテーマパークやワークショップなど、すべてお膳立てされているところに連れて行くほうが楽だし安心、という事情もありそうです。

リアルな自然体験が子どもたちにもたらすもの

世帯収入にかかわらず、自然体験の機会に恵まれていると、その後の経済状況に左右されることなく、その後の成長に良い影響がみられることが調査で分かっています。

自然体験の機会の多い子ほど、自尊感情が高い傾向にあるようです。

収入水準が高いグループ

・自然体験が少なかった子 27.9点

・自然体験がやや少ない子 28.5点

・自然体験がやや多い子 28.9点

・自然体験が多い子 29.5点

収入水準が低いグループ

・自然体験が少なかった子 27.4点

・自然体験がやや少ない子 27.6点

・自然体験がやや多い子 28.4点

・自然体験が多い子 29.6点

令和2年度 青少年の体験活動の推進に関する調査研究 報告パンフレット(概要) (mext.go.jp)

【資料6】青少年の体験活動の現状について (mext.go.jp)

自然体験が子供の成長にとってよいものであるということは、この追跡調査によっても明らかになっています。

自尊感情向上のほか、道徳観、正義感、コミュニケーションスキル、課題解決スキル、健康管理スキル、礼儀、マナーがある、という傾向がありました。

平成13年に出生した子供とその保護者を18年間追跡した調査データを用いて、時系列的な観点から、体験活動がその後の成長に及ぼす影響を分析した結果です。

リアルな体験の中で生き生きとする子供たち

この夏休み、毎日のように集まってきた子供たちは、午前中はだらだら友達としゃべりながら、時にはボードゲームやかくれんぼしながら過ごし、「午後どっか連れていける?」という日々。

「どっかって、どこに行きたいの?」「何がしたいの?」

「生き物探しなら、水の生き物か、昆虫か?」

「水遊びだったら、川か海か、湖か?」

「海だったら、ちょっと遠いけど、○○行けば、カニ捕まえたり、磯遊びもできるし、海でも泳げるよ」

「泳ぐだけでよければ、近い海もあるよ」

「小河原湖で湖水浴でもいいよ。浜台だったらカヌーだせるし、しじみ採りもできるよ。ヌマエビ捕まえるなら、道の駅近い方がいいかな」

「昆虫探しだったら○○の森がいいかな」

っていう具合に、子供たちに、今日は何をやりたいのか聞いて、虫捕りだったらあそこかあそこ。川だったらあそこかあそこ。川遊びと昆虫探しだったらあそこ。

そんな提案をしながら、午後行きたい場所を決めてもらっていました。

「今日は早く帰らなきゃないから、今日は近場で、駒っこランドでいいや」

「今日は温水プール行きたい」

そんな日もあります。

子どもたちが、今日は虫捕りの気分なのか、川遊びの気分なのか、海の気分なのか、プールの気分なのか、それによって行き先を決めるわけです。

磯遊びの海以外は、どこもだいたい家から車で30分程度で行ける距離。

午後1時に集まってきて、18時前に帰ってきます。

そんな風に、今年も遊びつくした子供たちの様子です。

★磯遊びで昆布を巻き付ける

★岩の上から海に飛び込み

★海の生き物探しでは、カニやおさかな捕まえる

★釣り

★川遊びで魚探し。モクズガニも発見したけど逃げられた。

★川で見つけたミヤマカワトンボ

★川遊び

★川で足がつかないほどの深みに飛び込み

★笹船作って流す

★湖水浴の後、虹を見ながら水切り

★初カヌー。右、左、右、左、左、左、左・・・

★カヌーからの飛び込み。みんなで前宙や、バク宙での飛び込みにも挑戦。

★寒くなったら焚火でマシュマロ焼き

★もぐってしじみとり。翌朝、砂出ししたしじみスープが激うま!

★キャンプ飯づくり(玉ねぎが目にしみる!一人は完ぺきな防御!)

★夜の雷。対岸の雷。ものすごく美しいけど、怖い。

★焚火で過ごす夜

★遊び疲れて早々にテントで眠る

★生き物探し・水の生き物編

★ミズカマキリにヒメゲンゴロウ、コオイムシやトンボのヤゴ

★カエルのビオトープには、アマガエルとトノサマガエルが五匹。餌にはコオロギやバッタ。

★アマガエルがめちゃくちゃかわいい

★脱皮したてのカマキリを庭で発見

★夏休み中に脱皮を何度か繰り返し、最後の羽化で成虫になったカマキリ

★クロスジギンヤンマが羽化したけれど、落ちて、羽化に失敗してしまった。

★羽化に失敗したクロスジギンヤンマは、カマキリのえさになりました。

★アブラゼミの幼虫が羽化するところをじっくり観察。

★虫捕りで木登りも

★3年ぶりのお祭りシーズン!!八戸三社大祭

★弘前ねぷた祭り

★青森ねぶた祭

★五所川原立佞武多

★花火大会

★地域のお祭り的な、おじいさんの実験ショー

★プレーパークでものづくり

★家庭科の宿題だけど、バンバンジーと、ご飯とみそ汁。息子一人でつくりました。

★新幹線と電車を乗り継いで、北海道日帰りプチ一人旅

こうやって見てみると、遊びつくして、いろんなことを体験しつくした夏休みでした。いっぱい笑って、いっぱい走って、いっぱい泳いで、いっぱい虫とって、いっぱいいきもの見つけて、いっぱい遊んだら「腹減った~!!」ってセルフかき氷やスイカ割りやおやつ食べて、おなかが満たされたら、「今度は鬼ごっこしようぜ~!」って、また走って。

17:55になったら、「やべっ!もうオレ帰る!」って帰っていく毎日。

子どもたちが、本当に楽しそうで楽しそうで。

虫捕り、海で磯遊び、湖水浴、カヌー、川遊び、釣りをして、釣った魚を食べる、しじみ採りしてしじみを食べる、生き物探し、焚火、料理する、キャンプ、雷を見る、水切り、虹を見る、木工、実験、地域のおじいさんおばあさんとの交流、お祭り、花火、スイカ割り、一人旅、昆虫や生き物を飼ってエサやりと観察、木登り・・・。

リアルな体験でいっぱいの夏休み。

青森の夏休みは短くて、今日で夏休みも終わりです。

「あ~!面白かった!」

って、夜はバタンキューで眠り、朝は6時には目覚める、健康的な毎日。

これぞ夏休みです。

今年は、6年生の友達はほとんど中学受験のために塾に行くようになり、去年とは違うメンバーで過ごすことが多かった夏休み。

ああ、子どもたちみんな、自由にしてあげたいな~。

こんな夏休みを過ごさせてあげたい。

塾通いのお友達を思うと、ちょっぴり切なくなります。

大人の役割

子どもたちに、リアルな体験をたくさんしてもらいたい。だけどどうしていいかわからない。

そんな親御さんもいるかとは思いますが、大人の役割として、こうであってほしいと思うことがあります。

それは、何をやるかは子どもが決めること。

そして、大人は、やり始めた子どもの邪魔をしないこと。

子どもが決めたら、できる限り、それを実現させる方法はないかと考え、サポートすること。

自分でできないときは、人に頼ること。お願いすること。

子どもの希望も聞かずに、自然の中にただ、自分の子どもを一人連れて行ったところで、「さあ、遊べ」と言われても、子どもも困ります。

友達を誘って一緒に連れていくとか、誰かにお願いして連れて行ってもらうとか、集団で遊べるようにしてあげることも実は大事です。

友達と一緒なら、どこへ行っても、何をしても、楽しいのです。

その場合、大人は、ただ見守るだけで大丈夫です。

自分の子ども一人だった場合は、親も一緒に楽しむ必要があります。こんな楽しみ方があるよ。こんなの見つけたよ。一緒にこれやってみようか。って、子どもとその楽しみを共有する必要があります。

 

子どもには、楽しさを分かち合う人が必要なのです。

感動を分かち合う。

怖さを分かち合う。

体験を共有することで、子どもたちの記憶に残っていきます。

 

親子で虹を見たら、一緒にきれいだね~と感動してください。

親子で昆虫を見つけたら、「お~!すごいね!かっこいいね!おもしろいね!」と、一緒に昆虫を観察してください。

大人は、子どもたちと感動を共有するために、見守っていてください。

 

 

 

 

 

2022年春の森冒険キャンプ募集(定員に達しました)

命が芽吹く春を感じる春の森に、ご一緒しませんか?
秘密基地づくりや、焚き火でマシュマロ焼いて食べたり、ロープブランコ、ハンモック、ロープの綱渡り、木登り、山菜採り、森の探検、粘土の採集、よもぎ摘み、お花のかんむり、おたまじゃくしの観察、夜は暗闇探検、草原に寝転んで星空を眺める・・・
森の春を、体いっぱいに感じましょう。
5/4の11:00から、5/5の15:00まで、一緒にキャンプしませんか?
キャンプする場合は、朝晩の冷え込みが予想されるので、しっかり防寒対策をしてきてください。

キャンプの詳細

【日時】
2022年5/4㈬11:00〜5/5㈭15:00
【場所】
東北町
※場所の詳細につきましては、
お申し込みいただいた方に後ほどお知らせいたします。
【持ち物】
4日の昼食は各自、長靴、長袖、長ズボン、着替2〜3セット、防寒、軍手、飲み水、食器、はし、歯ブラシ、タオル、おやつは各自。(アルコール飲みたい大人は各自持参)
※キャンプする場合は、キャンプ用品一式(テント、テントマット、寝袋懐中電灯)
※子供だけの参加は、寝袋だけでオッケー。
※ない場合はご相談ください。無料で貸出も若干あります。
【参加費】
①デイキャンプ(晩御飯付き)/小学生以上2000円。幼児無料
② 1泊キャンプ(4日晩御飯、5日朝食、昼食)/小学生以上5000円、幼児無料
【定員】子どもが6名程度になった時点で募集を停止します
参加される方は、メールにて
デイキャンプか、一泊かをお知らせください。保険をかけますので、参加される方のお名前、年齢、住所、電話番号も合わせてお知らせください。
小学生以上であれば、子どもだけの参加もオッケーです。ただし、現地までの送迎をお願いします。
※水道が使えないため、お水はご持参ください。
※トイレも一応ありますが、きれいなトイレではありません。

これまでのキャンプの様子

春の森キャンプでは、まずは森に親しむところからスタートします。

ハンモックや

ロープの綱渡り

 

 

ターザンロープなど、

 

子ども達が自由に遊べるように、ロープをかけていきます。

そのうち、木登りし始める子もいます。

森なじんできたところで、森の探検に出発します。

途中、いい香りのする葉っぱを見つけてはにおいをかいだり、山菜見つけては採ったりしながら森を歩いていきます。

運がよければ、リスやヤマネに会える時も!

 

下の水場に行くと、水たまりにオタマジャクシの卵がいっぱい!

小川で笹船流して遊んだり

石をめくればヤゴや、水生昆虫に出会えるかもしれません。

春のカラマツは柔らかく、カラマツのブレスレット作りながら歩いたり。

森の探検では、歩きながら、山菜を収穫していきます。

途中、粘土がとれる崖で、粘土を取ってみるときもあります。下は、危なくないところなのですが、落ちたら泥だらけになるスリルがあります。

探検コースから戻ったら、再び森遊びする子ども達。

秘密基地作ったり

時には弓矢作ることも

焚き火を焚くためにの火おこしチーム。

薪を集めたり、燃やしやすい長さに切ったり。

火の番したり

森からとって来たクロモジのお茶もさわやかな香りです。

みんなでテント張って、

山菜採りに行って、

焚火で調理して夜を迎え、

森の朝は、鳥の声と、朝の凛とした空気に包まれて、特別な時間です。

そんな春の森を感じてみませんか?

子ども時代にまずは感じることです

人は自然の一部です。

でも、自然と離れてしまい過ぎた今、なかなかそれを感じることは難しい時代になってしまったのかもしれません。

どうやって自然の中で遊ばせていいかわからない。

自然で遊ぶのはいいとわかってはいるけど、いざ自然の中に行っても、何をすればいいかわからない。

そんな声もよく聞きます。

でも、そんなに難しいことではないんです。

何かをさせようと思わなくていい。ただ、感じるだけでいい。

そこに自然があって、人がいたら、子どもたちはだまっていても遊び始めます。

大人はそれをただ見守っているだけ。

一緒に楽しんでみるだけ。

一緒に歩きながら、面白がるだけでいいと思っています。

何かをしなければならないということもなく、そういう感覚を開いていくことがとっても大切なのだと思っています。

いのちの芽生えを感じる。

森の生命力。

森の香。鳥の声。そこに生きている木々や虫たち。動物の痕跡。そこの森で命をつないでいるモノがいるということ。小川の流れ。水の中の生き物たち。

忘れてしまっていた、そういったことを感じる感覚を取り戻すのは、難しいことではありません。特別なことでもありません。

みんなが本来持っている感覚なのです。

 

いくら教科書で、自然を大切にしようと言われたところで、そこに息づくいのちがあることを知らなければ、思いをはせることなどできません。

地球を守ろうと言いつつ、森を伐って太陽光パネルを作ったり、山の中に風車をたてることがいいことだと疑いもしないかもしれません。

でも、森を知っていたら、そこにある木々、その森の中で暮らす生き物たちの姿を想像することができるのではないかと思っています。

まずは感じること。

そこからすべては始まります。

夏の冒険キャンプ! 川遊び&ホタルキャンプ募集

今年も川あそびの季節がやってきました!
日中は川遊び。
夜はふわ~りふわ~りとぶ蛍を、眺めながらの暗闇探検。
着替えもたくさん持って、思いっきり川遊びしましょう!

冒険キャンプ詳細

【日時】
2021年7月10日13:00~11日15:00
【場所】
東北町(お申込みされた方に場所はお知らせします)
【対象】
6歳以上
(例年は子供だけの参加も受け付けておりましたが、夜は各家庭でテントや車中泊などをお願いします)
【料金】
一人5000円
【募集定員】
子ども5~6名程度になった時点で受付を締め切ります。
(すでにお申込みいただいており、あと1~2家族程度で締め切ります)
【持ち物】
川遊び用に濡れてもいい靴、またはかかとのついたサンダル(かかとのついてないビーチサンダルなどは不可。大人も同様)、
テント、テントマット、寝袋、食器、はし、水着(または多めの着替え)、長袖長ズボン、靴下(夜の虫刺され防止に)、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、虫よけ、虫刺されの薬、飲み水、懐中電灯、あればキャンプ用の折りたたみ椅子。
虫網虫かご、日焼け止め、帽子は各自必要と思われる方。
※キャンプ場は水は出ますが飲用不可なので、各自飲み水をご用意ください。
※テント、テントマットがない方は、2セット貸し出しできますのでご相談ください。(※残り1セット)
【その他】
お申し込み時に、参加者のお名前、生年月日、住所、電話番号、アレルギーの有無、何か注意すべき点があればお知らせください。

過去の夏の冒険キャンプの様子

川の生き物探ししたり

カワニナや川の生き物たちを観察したり

桑の実食べたり

川の奥に探検に行ったり

水切りしたり

魚を捕まえようとしたり

夜になったら川辺でホタルを鑑賞し

夜の虫に出会うことも

やたらとたくさんクワガタに出会えた年もあった。

木登りしたり

スイカ割したり

こんな大きなカニに出会えた年もあった。

石でダムを作ったり

ちょっと流れのある所では、みんなで助け合いながら

カエルを焼いて食べた子もいた

泳ぐ子もいた

自分で釣り竿作って魚を釣ろうとする子もいた
野うさぎ捕まえた子もいた
雨に降られながらも、サッカーして遊んだりもした。
何が起こるか、
どんな生き物たちに出会えるか、
それは、行ってみなければわかりません。
その年によって、出会うものが違うからです。
さあ、今年は何に出会えるでしょう?

2021春の冒険キャンプの様子

子どもの日に行った春の冒険キャンプ。

火おこしに挑戦する子、火が消えないように木をくべ、火の番を進んでやってくれる子、とって来た粘土で素焼きに挑戦する子、目玉焼き作る子、秘密基地を作る子、それぞれ、やりたいことをやりたいように過ごした二日間。

休みだからと子どもをあちこち連れて行ったのに、日記に書いたのは「友達と遊んで楽しかったです」みたいなことってありませんか?

あんなにいろんなことやったのに、それ?って。

それって、よくあることなのですが、子どもの楽しかった記憶の中に一番残るのは、実は、自分がやりたくてやったことだったりします。

 

2021春の冒険キャンプの振り返り

キャンプ場について、みんなが集まるまでの間、せっせと枝を集めてくれた子。

ちょっとその辺を散策して、タラの芽を探していたら、右手にブナ林、左手に杉林。

ブナ林の新緑が美しくて、ウグイスの鳴き声が聞こえてきます。

鳥笛でウグイスの鳴きまねをしてみました。

笹を見つけて、笹船をひたすら作ってみたり。

森の探検では水の生き物探し。

今年はヤツメウナギの影は見つけたけれど、つかまえることはできませんでした。

カエルの卵はいつものところにありました。

フキの葉っぱのコップで、オタマジャクシもすくってみました。

タケノコとおもったら、マムシグサ!毒草です。

マムシグサの根っこは、なんだかお団子みたい!

毒草と言えば、ここはトリカブトもいっぱい・・・

この辺りには、山菜のニリンソウと、トリカブトが並んで生えています。

手前の小さいのがニリンソウ。奥のちょっと大きいのがトリカブト。

これぐらい大きくなったら、ニリンソウには花が咲いてるし、見分けがつくけど、もっと小さいときは、葉っぱが似ていて間違えそうです。

コゴミ、タケノコ、リュウキンカ、ふき・・・大人たちは山菜採りに夢中です。

帰りは崖のところで粘土をとって帰ります。

今年は粘土で何か作りたいらしい。

とって来た粘土は、つぶして、練って、なめらかになるまでこねます。

粘土チームはひたすらこねこね

粘土を焼くために火おこしもします。

ある程度火が安定してきたら、灰の中で焼いてみます。

素焼きに挑戦!

器にしようと思ったけど、ちょっと水が多すぎてゆるくて広がってしまい、お皿っぽい形になったけど、初めての素焼きは、成功と言えるかな。

焚火の合間に、森で木登りしたり

スラックラインや

ロープブランコ

ハンモックで遊んだり

調理用の大事な焚火の火の番をしてくれる子がいたり

薪にする木を切ってくれたり

火の番しながら、大きな木でシーソー遊びがはじまったり

とって来た山菜は

大人の皆さんが天ぷらにしたり

コゴミのごまあえや、つくしのお浸しにしたり

ヨモギをゆでてすりつぶして、ヨモギ団子にしたり。

みんなで焼いたタケノコを皮向いてマヨネーズ付けてたべたり

森からクロモジ摘んできて、クロモジ茶飲んだり

食べ物作ってる間にテントを張るのを手伝ってくれたり

秘密基地作ったり

秘密基地の中にテーブルと椅子を運び込んで、お茶タイムしたり

夜は夜で焚火を囲み

おき火が美しい

みんなで焚火で煮込んだ料理をいただいて、ご飯の後は寝っ転がって満天の星空を眺め、流れ星や衛星を見て、暗闇探検で真っ暗闇の森を歩きました。

日中は半そででもいいぐらい暖かかったのに、日が落ちると途端に涼しくなってきて、夜になったら冬の防寒着が必要なぐらい冷え込みます。

朝は、朝露で靴を濡らしながら、朝日を眺め、お日様が高くなってくるとともに、朝露は乾き、暖かくなってきます。

朝一で焚き付けの杉の葉っぱをとりに行き、さっそく火をつけます。

それ、一度に燃やしすぎ!

朝ごはんの後は再び探検に。

つるのブランコ!
でも、二人で乗ったら、お尻ついちゃいそう。

大人はもう、完全に山菜採りモードです。

タラの芽は残念ながらみんなとられていてなくて、ハリギリをゲット。

リュウキンカも食べられる

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大人が山菜採りに夢中になっている間、何やら男子は戦っています。

ちょっと川に降りて歩いてみたい

ちょっとここ上がるの手かして!

ちっちゃいカエル見つけた

バイバイ、カエル君

この橋、はじっこと真ん中やばいよ!お父さん、大丈夫?

のどかな風景

水車小屋発見!

よし、あともうちょっと。

道路に出た~!!
最後は、じゃんけんグリコで遊びながら帰るよ。

お昼は、パンにはさむ目玉焼きを、子ども達に作ってもらいました。

目玉焼き、作りたい!という子にお任せです。

そうやって作ったご飯はおいしいおいしい♡

空いてる時間にはスケボーや野球やサッカー、バレーボールと、とにかくやりたいことをやって過ごした子ども達。

 

今回は長くなったので、冒険キャンプの振り返りだけ。

次回は、リアルな体験が子どもにもたらすものを、もう少しお話ししたいなと思います。