タオの子育て


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「タオの子育て」という素敵な本に出合いました。

「タオ」とは、「道」とか、「生き方」と訳することができるでしょう。

この本のもとになった中国の古典「道徳経」は、諸説あるようですが、老子によって書かれたものであるといわれています。

子供を育てるすべての人に伝えたい、心に残った古くて新しいメッセージを、私の思いも添えつつ、いくつか紹介していきます

 

失敗の恐れ

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子供に、成功へのはしごを上らせたいなら、気を付けなければならない。

はしごは上に登ることもできるが、下りることもできるのだ。

子供をむやみに守れば、

彼らは失敗を恐れ、

苦しみを避けるようになる。

失敗と苦しみは、重要な学びのための双子の教師なのだ。

子供がこの二つを十分に経験することがなければ、

「恐れることは何もない」ということをどうして知るだろう?

彼らは成功からではなく、失敗から学ぶ。

彼らは挑戦し、失敗することを、完全に許されていなければならない。

そして、「それでも大丈夫」ということを知る。

あなたの子供は、最近どんな失敗をしただろう?

彼らはどんな反応をした?

あなたは何を感じた?

あなた達親子はこの出来事から何を学ぶだろう?

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転ばぬ先の杖は必要ないのではないかと思います。

親は、つい、子どもに失敗させてくなくって、転ばないように、危なくないように、汚さないように、うまくいくように手助けしてしまいます。

プレーパークでも、時々見られるのですが、子どもが何かいいもの作ろうと、頭の中でいろいろ思い浮かべながら、ワクワクしながら物づくりをしているそばで、

「これくっつけたら?」「こっちのほうがいいんじゃない?」

「それじゃぁうまくいかないよ。ほら、貸して!」って、トンカチを子供の手から奪い取ってしまう親御さん。

そのとたん、子供のやる気スイッチがしぼんでいったり、「そうじゃない!」って怒り出す子もいます。

うまくいかなくたっていいんです。自分でうまくいかないと思ったら、子供の方からちゃんと助けを求めてきます。そのときは、どうやったらうまくできそうか、アイディアをいくつか出してあげるだけで、子どもは再び考え始めます。

仕上がりが、大人の目で見て美しくなくたっていいんです。自分が作りたいと思ったものを自分の手で満足がいくまで作ること。それが、想像力を膨らませることで、創意工夫することで、得られるのは、自分にできたという満足感。

良かれと思って差し伸べたその手が、失敗するチャンスを奪っていないだろうか?

失敗から学ぶ経験を奪っていないだろうか?

転んだら、また起き上がればいい。

転んだからこそ見える世界がある。

転んだからこそ分かることもある。

失敗したから、次はどうしようかと思いめぐらせ、うまくいく方法を探す。

道は一つじゃないことを知る。

一つの結果にたどり着くには、いろんな道があることを知る。

まっすぐたどり着けることだけが正解じゃない。

回り道したからこそ気づくこともある。

失敗してもいい。そこから学びなさい。

そう言える親でありたい。

子供は敵ではない

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あなたの子供はあなたの敵ではない。

恐れる必要はない。

意見の違いはあっても、勝ち負けの戦いはいらない。

あなたが表面的な戦いにとらわれるなら、

全体的な視点は失われる。

傷つくような、とげのある言葉が飛び交い、

家族のだれもが苦しみ、心に傷もなかなか治らない。

勝ち負けは、家族にとって必要のない言葉だ。

自分の「権威」のために戦う必要などない。

「権威」とは、あなたが自分自身の内側に持っている何かだ。

子供がそれをわからなければ、

悲しみが生まれる。

だが、それを無理に教えることはできない。

このことを心にとどめておけば、

あなたの多くの争いはなくなるだろう。

難しいときは続くだろうが、

「大量破壊兵器」はもう必要ない。

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時として、大人は子どもと闘ってしまいます。

負けてなるものかと言い負かし、ごめんなさいと向こうが折れるまで、とげのある言葉を放ち続けます。

自分の言うとおりに従えようとしてしまいます。

子供も一人の人です。親の所有物ではありません。

子供には子供の考えがあり、大人には大人の都合があります。

私の父はとても厳格な父でした。理論整然と口で言い負かされて、言い返せない悔しさを怒りの態度で表したものです。ドアをバン!って強く閉めて部屋を出て、さらに父の怒りをかったものです。

子供は、親に口ではかないません。どんなに不服があっても、言い負かされてしまいます。でも、子供の中には多くの言葉がしまい込まれています。

でも、ほんとは、勝ち負けは必要ないんだ。

子供は敵じゃない。

この言葉を目にしたとき、なんだか肩の力が抜けた気がしました。

 

完全

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子どもに完全を望むなら、

あなたは絶えず失望し、彼らも絶えず欲求不満になる。

子どもが全ての瞬間、完全であることがわかるなら

あなたも子供も安らいでいられる。

一歩下がってみてみれば、声明はそれ自体で、

もともと完全だということがわかるだろう。

子どもの行いは、あなたを喜ばせないかもしれない。

時には破壊的かもしれない。

しかし、それが「あるがまま」だ。

その「あるがまま」を理解し、

あなたや子どものために使えるかどうかは、あなた次第だ。

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他の子と比べて、うちの子はあんなこともできない、こんなこともできないと、足りないことばかりに目を向けると、もっと満たさなければとあれもこれも詰め込んでしまうことがある。

できないことばかりに目が行くと、まだできないの?なんでできないの?と責められたり。

日本人は、褒められると謙遜する気質があります。

「おたくのお子さん、優しいよね~」なんて褒められても、「そんなことないよ。うちじゃあ言うこと聞かないし、妹いじめるし、散らかしっぱなしだし・・・」と、ダメなこと自慢を始めてしまいます。それも、子供のいる前で。

子どもはありのままで完全だ。そう思えたなら、子どもを褒められた時、「そうなのよ。うちの子、小さい子には優しくてね~。おばあちゃんと一緒に住んでるからかもね。おばあちゃんにも優しくしてるから。」なんて、子どもの前ならなおさら、もっと自分の子を褒めていいと思います。

親ばかでいいんです。謙遜は必要ありません。

 

孤独と親しむ

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人生の営みと様々な感情の扱いを学ぶには、

孤独が必要だ。

あまりにも多くの欲求で、

子どもの心の平和を奪わないように。

静けさとのバランスをとることなく、

刺激し続ければ、混乱が生じる。

早くから孤独と親しむ子供は、

全てと一つになり、あらゆるものを授かる。

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足りないことに目を向けるあまり、他の子と比べて勉強ができないとか、運動音痴だとか気にしてしまうと、友達や、遊びから多くのことを学ぶ大切な時期に、習い事でいっぱいになってしまいます。

幼いうちから英語にピアノにスイミング。月火水木金土日。毎日何かの習い事。それ自体は悪くないのだけれど、ちゃんと遊ぶ時間はあるのかな?

子どもが一人で空想を膨らませ、物思いにふける時間はあるのかな?

子どもには静けさが必要です。

自分の内面と向きあう時間が必要です。

それは、一人本を読みふけることであったり、工作することであったり、絵を描くことであったり、自己表現のための時間です。

娘は、小学校時代ミニバスケットをしていました。部活は忙しく、練習は週6日。週に一度の休みでさえも、試合で休みがつぶれてしまうこともしばしば。お盆や正月まで試合が入ってくることも、普通でした。

体を動かすことが大好きで、エネルギーを持て余していたころ。バスケは大好きだったので、休みたくない。でも、友達とも遊びたいし、本も読みたい。自由な時間がほしいとよく話していました。そんなときの娘は、イライラと、いつもケンカ腰でした。

怪我をして部活を休めたときは、絵をかいたり、お話を書いたり、本を読んだり、一人で没頭できる活動を好みました。そんなときの娘は、とてもにこやかで、コロコロよく笑い、落ち着いていました。

子どもの活動の中に、動と静が必要なんだと思います。

有り余るエネルギーを発散する時間と、自己の内面に向かう静かな時間。そのどちらも、子どもには必要です。

柔軟になり困難を乗り越える

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苦しみや悲しみに直面した親は、水のようにならなければならない。

辛い出来事があったとしても、それを受け入れ、心で優しく包み込む。

市や喪失は、落ち着いて、静かにしていれば乗り越えられるだろう。

誰もが皆、人生の苦しみや悲しみから子どもを守りたいと思っているが、

それはできない。

だが、こういった出来事に直面したとき、私たちがどうふるまうかを見て、

子ども達は、心の平和をどう保つかを学ぶ。

水を思い出そう。

どんな固いものも、水を止めることはできない。

あなたはどんな困難に直面するだろう?

それを見た子供は、

あなたから何を学ぶだろうか?

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私も、困難に直面したとき、

子どもに示せるような態度をとることができるかどうか自信はない。

理想的な態度をいつでもとることができるわけではない。

私も人だから、

落ち込むこともあれば、怒りが沸き上がるときもある。

でも、親として、迷いながらも、子どもをよりよく育てたいと思うなら、

こういうことを心の片隅に置いておきたい。

完璧じゃなくてもいい。

それでも、自分の気持ちに正直に、ごまかすことない姿を子どもたちに見せていきたい。

子どもを育てているすべての人へ

「タオの子育て」、ぜひ子育てするすべての人に手に取ってほしい。

 

そして、こちらも、子どもを育てるすべての人に読んでほしい。

「悪たれ達の物語」。

子育てしていくうえで、大切な事。子どもに向けてほしいまなざし。

そんなことを、本にしたいと思っています。

本の出版に向けてクラウドファンディングもまだまだ挑戦中です。

現在、クラウドファンディングページ上で21万3000円のご支援と、現金手渡しで2万2000円、合計23万5000円のご支援をいただいています。

応援くださった方、本当にありがとうございます!

引き続き応援、シェア拡散、よろしくお願いいたします。

 

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子育てが大変だと感じるのは


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子育てする中で、大変だと思うのは、どんなときですか?

・夜泣きが激しくて、まとまった睡眠時間が取れないのがつらい

・日中は母子二人きりで、社会から切り離されたように感じてつらい

・夫が協力してくれない

・一人になれる時間がない

少し大きくなったら大きくなったで、

・何でもイヤイヤの反抗期でイライラスしてしまう

・常に部屋が散らかっている

・時間がなくて忙しいのに言うことを聞いてくれない

いろんな大変があると思います。

でも、この、「大変、つらい」と感じてしまうのは、なぜでしょうか?

自分の思い通りにできない時間

待ちに待った赤ちゃんを迎えて、幸せいっぱいのはずが、夜中な2,3時間おきの授乳や夜泣きに、まとまった睡眠時間が取れずに、だんだん疲れたり、イライラしたり、精神的に不安定になって訳もなく涙が出たり、なんだか、思っていたのと違うぞ、と、誰もがはじめに感じることです。

日中は子供と二人。たっぷり時間があるように見えて、一日はあっという間。

やってることといえば、赤ちゃんのおしめ変えて、おっぱいあげてるだけのように感じる。

ご飯支度もするけど、ゆっくり座ってご飯を食べることもできなくて、かきこむように口に入れて食べる癖がついてしまい、早食いに。

部屋の片づけしようと思うけど、なかなか片付けられないし、洗い物も後回しにしてたまっていっちゃう。

旦那さんは、仕事で朝から晩までいないし、仕事で疲れてきてるだろうから、泣いてる赤ちゃんをあやしながら、頑張ってご飯作って、一緒に食べようと思うけど、赤ちゃん泣いたら席を立っておしめ変えてあげたり、おっぱいやったり。それから冷たくなったご飯を食べたり。

お風呂も、旦那さんが遅いときなんかは、脱衣所に赤ちゃんを置いといて、自分の体を洗ったか洗ってないかというぐらい、ちゃっちゃと洗い流し、赤ちゃん泣くから、湯船にゆっくりつかる間もなく赤ちゃんをお風呂に入れ、一緒に湯船につかるけど、赤ちゃんに長湯はさせられないから、さっと出るけど、自分の着替えは後回し。タオル巻いただけの姿で、先に赤ちゃんをふいて、着せて、包んでおいて、それから冷えた体にパジャマ着て、赤ちゃんに水分補給させ、耳掃除したり、おっぱいあげてすぐ、寝せる準備。

夜は夜で、2,3時間ごとに起こされる。

子育てで大変なことはたくさん。でも、旦那さんには、「一日家にいるんでしょ?」って言われたりする。

家事もろくにできなくて、料理も手間暇かけたものを作る余裕はない。子供は泣いてばっかりだったり、急に、自分が何にもできない、とっても無力な存在のように感じる。

消えてなくなりたい・・・とさえ思う時も。

 

この前、あるブログを目にして、その、つらさの正体はこれか!と思ったのです。

自分がやりたいと思ったことが完了できないフラストレーション。

ご飯を食べてても中断される。

トイレに入ってても、ドアの外で泣き声が聞こえるからゆっくりトイレも入れない。

片付けようと思ってるそばから散らかる。

お風呂もゆっくり入れない。

自分がやりたいと思ったことをする時間が取れない。

それが、24時間毎日続く。

全て中途半端。

達成感が得られない毎日。

 

ママが一人の時間がほしいと思うのは、子どもがかわいくないわけでもないし、わがままでもない。

「自分がやりたいことをやりたいときにできる時間がない」のがつらいんだなって。

そんな不自由さは、子どもを持つまで経験したことがないから。

パパにしてほしいこと

ママのイライラの正体は、「自分のやりたいことをやりたいときにできない」フラストレーションです。もちろん、出産に伴い、ホルモンバランスが大きく変わっていることも原因です。

そこで、パパにお願いがあります。

特に産後1年は、ホルモンバランスが激変するために、ママの精神状態はとても不安定になっています。そこにきて、睡眠不足と、物事を全て中途半端にしかできない、ダメな母親なんだという思いにとらわれて、産後うつになってしまうママも多くいます。

そんなとき、パパのサポートが必要になってきます。

一番は、ママの話を、否定せずに、解決しようとせずに、だまって大変だったんだね。でも、良くやってくれてるよって、話を聞いてあげてほしい。

そして、できることなら、一時間でもいいから、ママが自分の時間が持てる時間を作ってあげてほしい。

お休みの日に、ちょっとみてるから、息抜きに買い物行ってきていいよと、ママだけで買い物行く時間を作ってくれてもいい。

夜泣きがひどいときは、ママを寝かせてあげて、パパが車で30分ぐらい赤ちゃんをのせてドライブしてあげてもいい。

食器の洗い物がたくさんたまってるのを見たら、黙って洗ってあげてもいい。

休日でも、ママがご飯支度してるときに、ちょっと赤ちゃんを抱っこしててくれるだけで、どんなに助かるか。

パパだって、仕事で疲れているのはわかってる。

でも、何かしら、できることはあるんじゃないのかなって思うのです。

精神的なサポートは、ママにとって、とても大きいのです。

産後、パパが育児に関わらなかったことは、熟年離婚の原因にも挙げられています。

「一番大変な時に、協力してくれなかったでしょ」っていう思いは、後々までずっと後を引きます。

例えば、旦那さんのご両親が介護状態になった時だって、「あなたのお母さんでしょ。あなたが自分で面倒見るのが当たり前でしょ」「あなたは、自分の子どもだってろくに面倒見てこなかったでしょ。なんで今更あなたのお母さんを私が面倒見なきゃいけないわけ?」と、介護放棄する奥さんもいるとか。

産後の育児に協力したかしないかは、その後の人生に大きく響くようです。

 

我が家の場合

さて、そんな新藤家のお父さんはどうかと言いますと、本当にそういうところをよく理解してくれて、非常に協力的です。そして、とっても優しい。

子どもたちが赤ちゃんの頃、布おむつだったんだけど、うんちおしめはバケツにためて置いておきましたが、うんちおしめを洗ってくれたのはいつも旦那でした。

おっぱい以外で夜泣きをしたときは、旦那が起きてくれて、赤ちゃんが寝るまで抱っこしていてくれました。正直、私も目を覚ますのですが、あえて寝てるふりして、どっちが先に赤ちゃんを抱っこするか、みたいな根くらべで、いつも旦那が泣き声に耐えられず、先に起きるのです(*^-^*)。

それは、子どもが少し大きくなってから、夜中のおしっこに起きるときもそうです。

子どもたちは、お母さんは絶対起きないのを知っていて、「おしっこ~」と起こせば、絶対に起きてついてきてくれる旦那を起こすようになりました。

子どもが増えるにつれ、旦那のやってくれる家事が増えていきました。

朝の犬の散歩言っている間に洗濯物を回し、散歩から帰ってきたら洗濯物を干します。家族が多いので、一日3~4回洗濯物を回しますが、だいたい出勤前までに干して言ってくれます。

ゴミ出しも、家じゅうのごみ箱からごみを集めて収集所まで持って行ってくれます。

仕事から帰って、食事が終わると、食器も洗ってくれます。

なんか、そう思うと、私、あんまり家事をしていないようにも思えてきますが、これも、別に私がお願いしてやってもらっているわけではなく、朝は、ご飯支度と子どもたちの弁当作りで台所が戦場状態の私を、黙ってサポートしてくれているから、こういう形になっているのだと思っています。

夜も、子ども達をお風呂に入れて、寝かしつけもしてくれます。

お陰で、私は一人の自由な時間を持つことができます。

本当に助かっています。

ここまで何でもやってくれる旦那さんはそうそういないんじゃないかと思います。感謝しています。そんな主人なので、ケンカになることはほとんどありません。

幸せな家庭

私たちがお伝えしたいのは、こんな夫婦の形もあるよということ。ここまでじゃなくても、何かしら、理解してくれて、協力してくれたら、それは、幸せな家庭なんじゃないかと思います。

自分はこんなにやってるのに、相手は何にもしてくれない。そう思えばイライラするけど、今、相手は大変そうだな。なんか自分にできることないかな?って、寄り添いあえたら、それだけで、夫婦円満になれるのかなって。

ママに心の余裕ができたら、家庭の中は明るくなります。そんな中で子育てできたら、本当に楽しいです。

そんな幸せな家庭が増えるように。想いを本にしていきます。

 

本の出版に向けてクラウドファンディングもまだまだ挑戦中です。

こちらの応援も、引き続きよろしくお願いいたします。

 

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イベント情報


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11月、12月のはぴちるイベント情報

★アピオ祭り

告知が今日になってしまいました。

11/11(土)9:30~15:30

アピオ青森二階大研修室にて段ボール遊びをします。

こちらは、ファザリングジャパン青森としての出店となります。

また、同室にて、「青森にプレーパークを作り隊」のひろちゃんのプレーパークも同時開催されます。一日子供が遊べるスポットになっておりますので、どうぞぜひ、パパと一緒にお出かけください。アピオ祭りにて、いろいろ出店がありますので、ママも楽しんでいってくださいね。

 

★11/18(土) 青森&MAMFESTA~イオンモール下田/イオンホールにて

10:00~15:00

ママが元気になるように、癒し、手作り、ワークショップなど、いろいろある中で、

はぴちる室内プレーパークも同時開催します。

 

★学校プレーパーク11/15(水)15:00~16:00(雨天中止)

十和田市ちとせ小学校校庭にて

今年度最後の学校プレーパークになります。

短い時間ですが、見学自由です。こちらはお問い合わせ不要です。

 

 

★おうちプレーパーク 11/12(日)10:00~16:30

こちらは、大きなイベントではありません。おうちプレーパークを自宅にて開催しています。

どんな様子か見学に来たい方、いつでもご自由にどうぞ。お子様連れで遊びに来ていただいて構いません。

駐車場のこともありますので、おいでになる際は上記お問い合わせフォームより、メッセージお願いします。

 

★12/9(土)駒っこランドプレーパーク10:00~15:00

駒っこランド交流館にて室内プレーパーク

 

 

お願い

イベントでは、たくさんの子供たちに、「自由に遊んでもいいんだ」「何やってもいいんだ」という経験をしてもらいます。決められたものを決められたようにきれいに作る工作教室ではなく、自分で考えたことを自分で決めて自分で表現していく。そういう体験を子どもたちに積み重ねていってほしいと思っています。

そして、そういう関わり方もあるのだとたくさんの方に知ってもらうためにイベントとして出張しています。

 

それとは別の目的で、おうちプレーパークや、学校プレーパークはやっています。

地域の子が、自分の足でやってこれる場所に、安心して思いっきり遊べる、そんな居場所としてやっています。こちらは子供だけでやってきます。時々、親御さんも一緒に来ることもあります。

 

子どもたちの居場所になりたい、そんな風に思ってくれる人が、それぞれの地域にいたらいいな、と思うので、そんな方が増えることを願って、本を出版します。

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子供の遊びは脳を鍛える


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子供が、これ面白い!って思って遊ぶとき、子供の顔はキラキラしています。これが、子ども同士で関わりながら遊ぶとき、最高のいい顔になります。

子供の遊び脳を鍛えます。五感を使うことで働く脳、友達とコミュニケーションとることによる言語脳、全身を使って体を動かす運動脳、新しいものを考え、挑戦する創造力に関わる脳。

遊びは、そのすべてをフルに使います。

遊びの力はあなどれませんね。

やったことないことに挑戦する

昨日は、学校プレーパークから、突然の雨で、急きょうちに連れてきた子供たち。

初めての我が家の庭に、雨なんかへっちゃらで、遊び始めます。

庭には秘密基地を作ろうと穴が掘ってあり、木の上にはツリーデッキやターザンロープ。

小屋には滑り台やらブランコまで。

始めてきた彼らにとって、「なんだココ!!おもしろい!!」ということで、目をキラッキラ輝かせて遊ぶんです。

なかなかこんなに深く穴を掘ったこともないし、木登りもしたことがなかったり。

初めてなことがたくさんあって、さらに、ターザンロープも、「作ったのは、当時5年生の子だよ」と言うと、「すげ~!!」となるわけで、寒かろうが、雨降っていようが、楽しくてしょうがないんです。

秋は、あっという間に暗くなってきて、帰る時間になってしまいましたが、翌日も、遊びたくて、歩いてやってきたKくん。

今日も、穴を掘り、

木に登って。

あんまり高くのぼったら、下りられなくなって、「どうやったら下りられるの~??」

と助けを求められたけど、「大丈夫。細い枝にはつかまらないようにして、その下の太い枝に足を下ろしてごらん。」と、声をかけると、なんとか、おそるおそる下りてくることができました。

ちょっとスリルがあって、どきどきして、でも、ワクワクして。

そんなときの子供たちの脳の中は、きっとぴかぴかすごいことになっているんだろうなと思うのです。

やったことないことに挑戦してみる。自分でこれやってみよう!って考えて行動する。

ドキドキするけどやってみる。それは、脳の前頭前野が関係する、創造する脳。

 

水風船爆弾を投げ合って遊ぶのだって、もう寒い時期だし、直接体を狙って投げたら、びしょ濡れになってしまいます。「傘で防御するから、傘に投げて!」とか、足元めがけて投げつけるとか、「体にかけるなよ~!」とか、それぞれ、コミュニケーションをとりながら、お互い楽しむ方法を探りながら遊んでいるようなところがあって、この時だって、脳の中では、ぴかぴか!!っと、いろんなことがひらめいて、やってみたらすっげえ楽しい!ってなるわけです。

こういうのは、友達と遊ぶから鍛えられる脳です。

前頭前野を鍛えるには

感情のブレーキや、創造性を司る前頭前野を鍛えるには、運動と、言語によるコミュニケーションが効果的だと言われています。有酸素運動や、新しいことを始めてみるとか、受動的な行動をやめるとか、そんなことも有効のようです。

体を使って運動することや、音読が効果的、という記事も目にしました。

日常生活の中で、会話の中で、言葉でちゃんと説明するような語りかけも有効だとも言います。例えば、水が飲みたいときに、「みず!」って言うんじゃなくて、「お水ちょうだい」って、文章で言うとか、「やだ!」って言うんじゃなくて、「〇〇は~だからいや!」というように、文章で話す癖をつけていくとか。

親が、子供の脳を鍛えようと思うと、そういうことになります。

ただ、これらのことも、実は友達と遊ぶ中で自然に鍛えられていくので、友達と遊ぶ時間は、宿題させるよりも大事な時間じゃないかと思っています。親は、見守るだけでいいんです。

プレーパークなんかは、それが叶えられる最強の場所だと思っています。

やりたいと思ったことを自分で考えて試行錯誤しながら挑戦する。

友達と関わりながら、もっと面白いことを見つけていく。

時にはケンカしながら、相手のどんなところに怒っているか、ことばで説明する場面だって出てきます。

自分はこうしたいけど、相手は違うことがしたい。じゃあ、どうやったらみんなで楽しく遊べるか?話し合って、折り合いをつけながら遊んでいるのが、子ども達の自然な姿です。

有酸素運動だって、鬼ごっこして走り回っていれば、疲れて動けなくなるまで走り続けていたりします。坂道で段ボール滑りなんかしてたら、何度でも坂を上って、何時間でも滑り続けます。かなりの運動量です。

あえて、親が運動させるための習い事をさせる必要もないし、言葉で言わせるようにしつけようなんてする必要もない。音読は脳にいいから音読しなさいなんて言う必要もない。

全ては、友達と関わって遊んでいく中で育っていくのです。

ただ、それにはやっぱりゲームは必要ないと思っています。ゲーム脳という言葉もあるくらい、ゲームをしている間は前頭前野が働かないと言われています。

友達が集まったとき、ゲーム以外の、ゲームより面白いものがそこにある、という状況が必要です。既存のものよりは、自分で何かを作り出せる、そういう状況があるのが望ましいですが、子どもがゲームしかしない、という悩みをお持ちのおうちの方も多いのではないでしょうか。

それを、自分のおうちで、子供の遊び友達が来たときに、ゲームじゃない面白いことをさせてあげられるかどうかは、ある意味、散らかってもいいという覚悟が必要になってきます。そして、そのために、ちょっとした仕掛けも必要になってきます。

紙飛行機作って遊べるようにするには、「よく飛ぶ紙飛行機の折り方」の本と、チラシなどの紙を置いておくとか、まずは一緒に紙飛行機折ってみて、「お!これよく飛ぶ!」と言ってみたり、そうなると、紙飛行機大会の始まりです。

大人が何だか楽しそうに何か作っている姿をあえて子供たちの前で見せるとか。「何やってるの?」「それ、やってみたい!」って言ったらしめたものです。

作ったものは、もちろん大事にお持ち帰りしてもらいます。

まとめ

脳を鍛える、というけど、改めて何かをするというよりは、友達と、遊びを作り出しながら遊ぶことが、一番いい方法です。

やったことないことに挑戦し、友達とコミュニケーションとりながら、より面白い遊びを作っていく。ワクワクしながら、明日も子の遊びの続きしようぜ!って、明日になるのが待ち遠しくなるぐらい楽しい子供時代を過ごすこと。

そのためにプレーパークは最強の場であり、そのすべてが叶えられる場ではないかと思うのです。

プレーパークが身近にない、という地域でも、そんな子供の遊び場として、いろんな地域で、子どもをあたたかく受け入れてくれる場所として、おうちプレーパークがあちこちにあるといいな~と思うのです。

そんな人が増えていったらいいな~という思いも込めて、本の出版に向けてクラウドファンディングもまだまだ挑戦中です。

こちらの応援も、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

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子供のチャレンジ精神に火をつけるには


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子供が何かやってみたいと思った時、それが、大人から見ると無駄な事だったり、無理な事だったりというのはよくあることです。そんなとき、「そんなの無理に決まってるでしょ!」って、頭ごなしに言っていませんか?「そんなことしてどうするの?意味ないじゃん」って、つい言いたくなることもあります。

でも、子供が「やってみたい」と思った瞬間、子供の中にはワクワクした気持ちが芽生えます。

子供のチャレンジ精神が芽生える瞬間は、たいてい、友達同士で遊んでいる時にやってきますが、時には、大人がちょっぴり関わることでもぴかっとひらめくことがあるのです。

そんな、子供のチャレンジ精神に火をつける、大人のかかわりを考えてみます。

「いいことかんがえた!」は、たいてい無駄な事。でも、できると信じて見守るべし。

休日、どっか行きたいと言いつつ、結局友達と遊んでいた息子。

この日は天気も良かったので、剪定した木の枝を少し燃やして処分したいと思い、ロケットストーブで枝を燃やしていました。ついでに畑で掘ったサツマイモをダッチオーブンで焼きながら。

はじめは木工していた子供たちですが、剣にするのにちょうどいい長さの木がないとか、太すぎるとか、言い始めた子供たち。

火を焚いてるので、お湯を沸かしたら足湯ができるかもと、「穴掘って足湯作る?」と提案。

「いいね~!」「ねえ、足湯作ろう!」

と言って掘り始めた三人。もくもくと掘り始めます。

ところが、掘り始めたら、「やっぱり秘密基地にしよう!」「横に穴掘ろう!」「階段も作ろう!」と、どんどん発想は広がって、穴も広がっていきます。

でも、すぐに帰る時間が来てしまい、「階段作っておいてね~!」と言ってかえって行った二人。

 

そして翌日、違う友達が遊びに来ました。

昨日の続きで穴をひたすら掘る二人。かなり深くなってきました。

下の層は、かたいので、水を入れて柔らかくしてから掘る作戦に出ました。

腰ぐらいまでの深さはあるかな?そして、今度は横穴掘りに挑戦です。

最後は、どうしてもかたい層があって、それ以上掘り進めるのが大変で、お父さんの力もちょっぴり借ります。

「秘密基地、暗いだろうから、懐中電灯必要なんじゃない?」

そんな心配もしています。

はっきりいって、うまくいくことしか考えていません。

大人からすると、ちょっと無理じゃない?って思ったり、横穴なんて、崩れてきたら危ないよね、とか、いろいろ考えちゃうから、後で埋め戻すことを考えてたりするんだけど、子供のの中では、横穴で友達と身を寄せ合っている図が頭の中に浮かんでいるんです。それはもう、ワクワクしながら。

そういう瞬間が、子どもには必要です。

こどもの「いいこと考えた!」は、たいていは無駄なことで、無理な事なんだけど、ワクワクにどれだけ寄り添ってやれるかが、大人の関わりどころです。

あきらめずにやり続ける力、挑戦する意欲、どうやったらうまくいくか、時には大人の知恵を貸すことも。でも、最初っから手を貸したりはしません。子どもからヘルプが出て、初めて、ヒントを出したり、ちょっぴり大変なところだけ手助けしたりしますが、全部やってあげたら、子供の楽しみを奪ってしまうので、あくまでも、どうしてもできない部分をちょっぴり手助けする、そんなスタンスでいるといいと思います。

もしくは、全く手を貸さないこともあります。「大丈夫、自分たちでどうしたらうまくいくか考えてみなさい。」って、大人はノータッチの方が、本当はいい。

よく、子どもがやってみたいと言ってるのに、お父さんが、「どれ、貸してみなさい」と、全部やってしまうことがあります。そりゃあ、お父さんがやったら、完成度も高く、立派なものができるかもしれない。

でも、それじゃあ、自分が作ったことにはならない。やっぱり最後は子供の手で完成させてやらなきゃならないんだと思います。

答えを教える必要はありません。

基本は、見守る。できると信じてあげること。子供の力は、大人の想像をはるかに超えることもあるからです。

大人も一緒に楽しむべし

穴掘り初日。

「足湯掘る?」と提案したのは母です。実は、午前中畑の芋ほりしてきて疲れていたので、自分もせっかくなので、足湯に入ってのんびり癒されたいという思いもあったから(*^-^*)。

子どもたちが穴を掘ってくれるということで、お湯を沸かし始めた母。

ところが、子ども達は、足湯なんかどうでもよくなって、秘密基地づくりに熱中。でも、どうしても足湯をやりたかった私。

せっかくお湯も沸かしていたので・・・

庭のハーブでハーブティーを飲みながら、焼いたお芋を食べながら、無理やり秘密基地で足湯。

「いいよ。入らない」と言う息子も「気持ちいいから、入って入って!ほら、あ~~!!いいお湯!」と誘いつつ、二人で足湯。

母も楽しみます♪ちょっぴり疲れも癒されて、ホッと一息、なんだかんだで息子も気持ちよさげでいい時間。

大人が楽しむ姿も大事です。

そして翌日、違うお友達が来たとき、午後はおうちの中で紙飛行機作って飛ばして遊んでいた子ども達ですが、だんだん飽きてきたお友達。ふと思い立って、さくらんぼの剪定した枝を削ってなんか作ってみることにして、一人黙々とカッターで木を削り始める母。

すると、子ども達が、「何やってるの?」「何作ってるの?」と、興味津々で寄ってきます。

そこで、「作ってみたい?」と言うと、

「やるやる!!」と、子ども達。

まずは、カッター使う練習で、「鉛筆削ってみる?」と、鉛筆とカッターを渡します。

刃物の持ち方は、あらかじめレクチャーします。手を置く場所、削る方向、気を付けるポイントは最初にしっかり伝えます。

そこからは、信じて任せます。

鉛筆削りができたところで、いよいよ木を削ります。

お友達は、カッターで削るのは初めてさんです。真剣です。

でも、ちょっと気を緩めたとき、指をちょっぴり切ってしまいました。でも、めげずに削ります。

フェルトを張り付けて、できたのはペンギン。

サンタさんとお城と魚。

刃物だって、使い方さえはじめに教えておけば、後はやりながらうまくなっていきます。危ないな~と思うときは、ちょっと声はかけます。手は出さずに、目は離しません。

子供が、遊びに行き詰ったとき、そばいいる大人がまずは楽しんでみるのもコツです。楽しそうに何かやってるのを見ると、だいたい、「自分もやってみたい!」って一緒にやり始めます。

大人も一緒に楽しむこと。大人がまず楽しむこと。

子供のチャレンジ精神は、そんなことからも火がつくことがあります。

 

好奇心をくすぐるべし!

チャレンジ精神は、ワクワクからやってきます。

ワクワクに一番必要なのは好奇心です。

紙飛行機ひとつ飛ばすのでも、どうやったらよく飛ぶ飛行機ができるか?チラシやミスプリントの裏紙など、いらない紙がたくさんあれば、いつまででも折り続けます。

そんな時あるといいのが、よく飛ぶ紙飛行機のつくり方の本。

こんなのも作ってみたい、こんなのなら、もっとよく飛ぶかな?折る手は止まりません。

そういう意味で、好奇心をくすぐるために、いろんな仕掛けが家の中にあるといいでしょう。

工作や、ものづくりが好きな子には、紙飛行機の本、折り紙の本、工作の本を手の届くところに置いておきます。子供の好奇心をくすぐり、興味を広げるのに、本はとても役立ちます。

そして、同時に、作りたいと思ったときにすぐにできるように、紙、折り紙、割りばし、紙コップ、ペットボトル、輪ゴム、セロテープやガムテープ、牛乳パックやラップの芯、はさみやノリなど、工作に必要なものも、すぐ手の届くところに置いておくこと。

散らかるのは覚悟の上です。多少散らかっても、寝るとき片付ければいいや、ぐらいの気持ちで、散らかすことも多めにみてあげて下さいね。

クッキングが好きな子なら、子どものクッキングの本を用意してあげてもいい。

恐竜好きな子には恐竜の本とか、恐竜を作るための粘土や折り紙、工作の道具も。

虫が好きな子には、昆虫の本の他、実際に捕まえて飼うための虫網や虫かご、飼育ケースなど。虫の折り紙の本や、虫の飼い方の本も。

友達と秘密基地を作りたくなったら、秘密基地の絵本も。

その子の好奇心をくすぐり、興味を広げる。そのための本や道具が、すぐ手の届くところにあること。

そういう、ちょっとした仕掛けも必要です。

何に興味があるかわからないときは、広く、いろんなものがあるといいでしょう。

本も、図書館から借りてくるので十分です。その子が、本当に興味を持ったものが出てきたら、そのときは、本屋さんで買ってあげるといいでしょう。大好きなものは、何度でも手に取って見たいですから。

まとめ

子供のチャレンジ精神に火をつけるポイントは3つ。

①無理なこと、くだらないこととわかっていても、できると信じて見守るべし!

②大人も一緒に楽しむべし!

③好奇心をくすぐるべし!

大人も、子ども心を取り戻して、ワクワクしながら子供の「やってみたい」を面白がってみてください。

大人がちょっぴり関わることで、好奇心がくすぐられ、やってみたいこと、できることの幅がぐんと広がります。

お陰さまで、現在、クラウドファンディングも6%の応援をいただいています。子どもたちのチャレンジ精神に火をつける、そんな大人がたくさん地域に現れますように。そんな思いを込めて。

まだまだチャレンジは続いています。応援よろしくお願いいたします。

 

また、明日は十和田市若葉公園で10時から15時半までプレーパークです。

お近くの方は、どうぞ気軽に遊びにいらしてください。

はぴちるでプレーパークを続けていくのに、釘やボンドなどの材料の支援も絶賛受付中です。こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

これまでの人気記事


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これまで、アメブロで『子どもたちと自然に暮らそ!』を書いてきましたが、今年になって、改めて子どもたちの幸せな未来を作っていきたいと始めたHappy Childrenのはぴちるブログを書き始めました。

そこで、過去記事の中から、人気記事をピックアップしていきたいと思います。

『子育て』カテゴリーより

ダントツはこちら、

★「あなたは小さい頃何をして遊びましたか?」

たくさんの方の、小さなころの武勇伝、子どものころの遊びを紹介しています。笑えるものから、よく生きてたね!ってことまで、様々あります。それに引き換え、今の子ども達って、どうなんでしょうね。

 

お次は、まあるい抱っこの辻直美先生の講演会から。

★「まあるい抱っこの講座~子どもの体の発達は、赤ちゃんの抱っこから始まっている」

すぐに泣き止むまあるい抱っこは、普通の抱っこと何が違うのか?

「抱く」という字は、「手で包む」と書きます。「育む」という言葉も、もとは「羽でくくむ(包む)」という意味です。ふんわりと赤ちゃんを包み込むまあるい抱っこを心がけてみてください。

海外製のおんぶひも(抱っこひも)に入れられている赤ちゃん、だら~んとあごが上がっていませんか?赤ちゃんを荷物のようにおんぶしていませんか?その姿勢が、赤ちゃんの発達に関係しているとしたら?

まあるい抱っこは、奥が深いのです。

 

★赤ちゃんのうちから人を信頼できるようになる信頼感は育まれる

児童精神科医であった故佐々木正美先生の言葉に、自分を信頼する力というのは、人を信頼する力と同じものなんだということがわかって来ました。とあります。

自分がまるごと受け入れられて、はじめて人を信頼出来て、同時に、自分は愛されていると感じ、自分に対しても自信が付くのです。その力は、乳幼児期からつき始めるのです。

 

★「子育てを楽しむコツ~日々を楽しむ」

子育ては期間限定です。家族の時間を楽しめるのは、生まれてから部活や習い事で忙しくなる前の10歳ぐらいまでがゴールデンタイム。

その時期を過ぎれば、親と一緒にお出かけする機会も減るし、お年頃になると、親より友達と過ごしたがるようになってきます。寂しいけれど、それが自然なことです。

だからこそ、子どもが小さな今のうちに、子どもとの暮らしをめいいっぱい楽しみたいものです。子育てを楽しむコツ。それは、親もまた、日々を楽しむことにあると思います。

 

★「こどものしつけあれこれ」

しつけといっても、家庭によってポリシーは様々です。

ここでは、新藤家のしつけを紹介。

新藤家のしつけの根底にあるのは、『大人になったときに困らないように』。自立して生きていくうえで、最低限、これだけはきちんとできる人であったなら、いろんな人にかわいがられるだろうし、一人暮らししたときに、結婚してから、子育てするとき、役に立つであろうことを仕込んでいくのがしつけかなと思っています。

 

★「子どもに罰は必要?」

しつけるときに、罰は必要か?

子どもと関わっていくとき、どうしても、できないこと、ダメなことに目が行って、叱ってしまいます。ちゃんとできるようになってほしい、そんな親心でもあるのですが、悪いところを罰するより、もっといいところに目を向けてほしい。

「他人の短所を見れば憂鬱になり、他人の長所を見れば人生が明るくなる」とは、D.カーネギーの言葉。子どものいいとこ、いいとこ眼鏡でいっぱい探してあげたいですね。

 

『子どもが幸せな世界』カテゴリーより

★「自己肯定感が低いと幸せを感じにくい?」

日本の子供たちの自己肯定感は、海外に比べて、かなり低いのです。

日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査で、自分自身に満足しているという若者は、アメリカが86%、フランスが82.7%に対し、日本は45.8%。

うまくいくかわからないことに取り組める意欲があるのは、フランスで86.1%、アメリカは79.3%、日本は52.2%

将来に希望を持っているか?という項目では、アメリカ91.1%、フランス83.3%、日本61.6%です。

自分に満足感が得られないと、将来に希望を持ったり、うまくいくかわからないことにチャレンジする意欲が持てないということになりそうです。では、その自己肯定感は、いつ、どのように育まれていくものなのでしょうか?

★「悪ガキと言われる子ども達の心の奥」

数年前、子供たちの居場所を作りたいと思い立ち、庭を近所の子供たちに開放することにした矢先、乱暴で、口の悪い、全く大人の言うことを聞かない悪ガキ三人組が庭にやってくるようになりました。

その子たちとかかわる中で、悪ガキと言われるような子供達に、ある想いがあるのを感じました。彼らに必要なのは、どんな言葉なのか?どんな態度なのか?だんだんにわかってくるようになりました。

本を書こうと思ったのも、この子達のような、いわゆる「困った子」達は、きっとどこにでもいると思ったから。だから、こういう子たちに、手を差し伸べられる、そんな人を増やしたいと思ったからです。

Happy Children

 

★「子どもの居場所がない?子どもをありのまま受け入れてくれる居場所を作ろう!」

「子どもの居場所がない」。近所で走り回っていれば危ないと怒られ、公園に行ってもボール遊びができなかったり。空き地は無くなり、禁止事項がいっぱいの子供たち。自由に遊べる環境がどんどん少なくなっています。でも、子ども達には群れて遊べる居場所が必要です。まるごと受け入れてくれる居場所が必要です。

私達はぴちるの原点がここにあります。

 

そして、それを本にしたいと思っています。

書籍化へのクラウドファンディングも残り45日です。

皆さんの応援が必要です。登録が面倒だったり、応援したいけど、やり方がわからないという方も中にはいらっしゃいます。でも、どうか、ご面倒でも、応援したい気持ちをお持ちの方は、まずはサイトに登録をしてみてください。支払いは、クレジットカード、銀行振込、コンビニ払いが選べます。

どうしてもできないという方数名から、手渡しでもいただいておりますが、リターンは、サイト同様、金額に応じたリターンをさせていただきます。

皆さんの力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんのうちから人を信頼できるようになる信頼感は育まれる


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この前、お友達のママが、ある講座に出るために、8か月の男の子を3時間ほど預かりました。3時間、泣かずにずっとご機嫌で遊んでいたTちゃん。途中、授乳のためにママのところに戻りましたが、その後再び離れるときも泣くこともなく、あっという間の3時間でした。

小さな赤ちゃんでも、ママと離れるときは不安です。小さなうち、託児に預けると、ずっと泣きっぱなしのこともあるでしょう。赤ちゃんが、泣くとき、泣かないときの違いは何でしょう?

それには、信頼感が関係しているのではないかと思います。この人だったら安心という、ママの信頼感も、赤ちゃんに伝わります。逆に、長い時間、ママがいなくて大丈夫かな?とか、この人で大丈夫かな?という不安も赤ちゃんは敏感に感じ取っているのではないかと思うのです。小さな赤ちゃんでも、そんな信頼感を感じています。

では、この「他者を信頼できる信頼感」は、赤ちゃんのうちからどうやって育まれていくのでしょうか?

基本的信頼感は、乳幼児から育つ

前回、『人を信頼できる社会に』の記事にも『信頼』について書いていますので、そちらもあせてご覧ください↓

児童精神科医であった故佐々木正美先生の著書『子どもへのまなざし』に、ある実験のことが書いてありましたので、引用して紹介します。

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30年ぐらい前までは、深夜の授乳について、赤ちゃんが泣くたびおっぱいをあげたほうがいいとか、やらずにいることで、だんだん赤ちゃんは泣かなくなり、朝までぐっすり眠るようになるんだとか、いろんな意見がありました。でも、どちらがいいのか、わからずにいました。

そこで、ある乳児院で、こんな実験をしました。

子どもをアトランダムに二分して、望んだ乳児に深夜に授乳するグループと望んでもミルクを与えないグループに分けまして、その後ずっと調査が行われました。

普通乳児院では夜中の2時3時に、オッパイが欲しいからと泣いたからといってミルクを与えません。与えられるほど、夜勤の人手が無いのです。一方の子にはあげるわけです。研究のためにあげるわけですから、研究費で夜間の保育者を雇うわけです。そして赤ちゃんが欲しがればあげるわけです。子どものことを虐待しているわけではなくて、従来の乳児院のやり方にプラスアルファしてあげるわけです。日本では例がありません。欧米で 何カ所も実験されました。

そして、夜中の2時3時にですね、夜泣きをしたからといってオッパイをあげないでおくと、子どもは早い子は3日くらい、長い子でも2週間は越えないそうです。平気になってしまうわけです。翌日の朝まで泣かない子になります。やったり、やらなかったりすれば、これはずーっと泣き続けます。それで、やらないでおくと2週間くらいで翌日の朝まで泣かないで静かに待てる子になりました。

【 基本的信頼感と不信感】

そこで、翌日の朝まで泣かないで待てるようになった赤ちゃんは、忍耐強い子になったのか、現実認識ができるようになったのかどうかということです。

実際は、忍耐強い子になったのはなくて、あきらめの早い、無力感の強い子になっただけなのです。

ミルクをもらえない子は、残念ながら、不信感と無力感が強くなってしまいます。やったってダメなものはダメだ。すぐに努力を放棄する子どもになるわけです。無力感の非常に強い子ども、挫折しやすい子ども、それから周囲の人に対する基本的な不信感、こういうふうなものが、いろんな程度に子どもに身についてしまうということがわかりました。ですから無力感というのは、劣等感、自己不全感、それと周囲の人に対する不信感とは背中合わせで同じものなんだということがわかってきました。

逆の言葉でいいますと、自分を信頼する力というのは、人を信頼する力と同じものなんだということがわかって来ました。自立してちゃんと育つ子どもは、自信のある子どもは、オッパイを与えられた子なのです。泣くたびにもらえたのです。

ですから、夜中の2時3時でもオッパイが欲しければもらえる、昼間、抱き癖がつけば抱き癖を十分承認してもらえる。ということは、人に対する、基本的な信頼感は強くなり、人を信じることができるため、その後友達も作りやすいです。

 

【依存から自立へ】

人生の最初の時期(乳児期から幼児期のはじめ)には子どもはお母さんを中心に、周囲の人に「自分が望むように」愛されることが不可欠ともいえるほど大切で、その後の人格の形成過程に決定的な意味をもつことになります。

子どもは充分な「依存」体験をへて、はじめてしっかりした「自立」に向かっての発達過程を歩み始めるといわれる意味は、そういうことなのです。赤ちゃんの泣き声(呼びかけ)には、しっかり耳を傾けて、その欲求をすべて満たしてやろうという心がけが、乳児期の育児には必要ですし、そのことが自然に楽しくできることが養育者(母親)や乳児保育者に望まれます。

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HP『子育ての心理学』でも読むことができますので、本のない方は以下のリンクよりご覧ください。その他の子どもの発達についてと、関わり方について参考になることがたくさんありますので、ぜひ、お時間のある時、他の記事も読んでみてください。

 

つまり、赤ちゃんの欲求を、ちゃんと満たしてあげられるかが大事だということです。それは、ママでなくても、養育者、保育者、だれでもいいのです。

泣いたら、欲求が満たされる。満たしてくれる人がいるということは、人は信頼できるということだと赤ちゃんは学んでいきます。最初はそこからなんです。

人への信頼感が高い子は、自己肯定感も高い

先ほどの佐々木正美先生の文の中に、自分を信頼する力というのは、人を信頼する力と同じものなんだということがわかって来ました。という言葉があります。

自分がまるごと受け入れられて、はじめて人を信頼出来て、同時に、自分は愛されていると感じ、自分に対しても自信が付くのです。

これは、赤ちゃんに限らず、幼児期でも、小学生になっても、変わらないことなのではないでしょうか。

いつも怒られっぱなしの子供は、自己肯定感が低い。それは、うちにやってきていた悪たれたちを見ていて感じた事です。言うことを聞かない、いつも学校や家で怒られている。そんな彼らと初めて出会った頃は、

「俺、いつ死んでもいいもんね。明日死んでるかも」

「俺、バカだから、どうせ~できねえし。」

そんなことをよく言っていました。

遊びを考える力は天才的なのに、人を信頼する力と、自分に対する自信が非常に低い。

彼らと出会ったのは、彼らが4,5年の時。関わり始めて1年ほどで、彼らの言動から、「いつ死んでもいい」とか、「どうせ俺~だから」という言葉はなくなっていきました。

彼らとどう関わっていたかといえば、とにかく彼らを受け入れてきた。どんなことがあっても、(ひどいときには何でこんなに怒っているのか、説明したうえで、二度と来るなと言ったこともあるけれど、一週間もすればまたやってきて、ごめんなさいと謝りに来たので、その都度許してきた)彼らをまるごと受け止めつづけた。友人には、「そんなこと、よく許せるね」と、よく言われたけど、私には、彼らが愛おしかった。

写真の、お父さんにしがみついてる子は、うちの子じゃありません。悪たれ3人組のうちの一人です(*^-^*)。こんな風に、おんぶもよくせがみました。

二年後には、悪たれ3人組のうちの一人は、「新藤さん、生きてる?」って言ってやってきて、「新藤さん、生きててね~!」と言って帰っていくようになりました。半分ふざけて言うのですが、彼の言葉が変わったのを感じています。

 

例えば、前述の夜中の授乳ですが、結果としては、夜中に泣いたらおっぱいをあげてた赤ちゃんの方が人に対する信頼感が育まれていました。研究の結果、乳幼児期にもっともこの基本的信頼感が育つということでした。

でも、それができなかったとしても、気が付いたときから育て直しができるのではないかと思うのです。それは、本当は、お母さんや、お父さんが認めてくれたらいいのだろうけど、その子をありのまま認めてくれるのは、家庭の事情でそれが望めない場合でも、地域の人や、先生、子どもに関わる人ならだれでもいいのではないかと思うのです。

人に対する信頼感と、自分に対する自信と自己肯定感を育むには、誰かに認めてもらう、受け入れてもらうことが大事なのだと思うのです。

前回の記事で、「あなたはどうしたいの?」と、その子を信じて任せてもらえた子は、自己肯定感が高かったと書きました。その子を信じて任せるということもまた、その子をありのまま認めてあげるということです。

例えば、子どもがお手伝いをしたいと言った時、子どもを信じて任せてみるのも、同じこと。

洗濯をたたむのが、たとえきれいにたためてなくても、その子が一生懸命できると思って、役に立ちたいと思ってやったことは尊重して最後までやらせてあげる。「助かったよ、ありがとう♡」の一言は忘れずに。

やりたいことをできるだけ信じてやらせてあげるのは、欲しがるおもちゃを買い与えるだけの甘やかしとはちょっと違います。その子の能力を認めて、信じる、そういうことです。

 

子どもの困ったことは、信頼感を取り戻すところから

乳幼児期に基本的信頼感がよく育つと、その後の育児は順調であると言いますが、後になればなるほど大変かもしれないけど、それでも育て直しはできるのだということを覚えておいてほしいと思います。

赤ちゃんであれば、泣けば、なんで泣いてるのかな?ってママは考えますよね。おむつかな?おなかすいたかな?暑いのかな?なんかチクチクするのかな?お腹痛いのかな?眠いのかな?抱っこしてほしいのかな?

一生懸命子どもの様子を見て、泣いてる原因を取り除いてあげようとしますよね。

少し大きくなって、イヤイヤ期になると、泣く代わりに、怒るようになる子もいます。思い通りにならなくて、でも、言葉でうまく表現できなくて。でも、泣くのが怒るのに変わっただけで、何かしら嫌なんですそれは、小さなことかもしれません。いつもと帽子の置き場所が違うとか、お気に入りのシャツが洗濯中で着ることができないとか。ボタンがうまくかけられないとか。

お母さんは、そんなちょっとしたことで怒る子供を見ると、イライラします。とてもイライラします。でも、いつもとはいいません。気持ちに余裕のある時に、何で怒っているのか?寄り添う気持ちをちょっぴり持ってもらえればと思います。

イヤイヤ期は、個人差があって、すぐ終わる子もいれば、長い子もいるし、激しい子もいれば、それほど激しくない子もいます。大変なのは、激しくて長いときです。終わりがないトンネルにいるようで、この状態がいつまで続くかと絶望的になりますが、必ず終わりはやってきます。

とにかく、子どもに信頼されるよう、あなたのことが大好きだと抱きしめ、どれほど大切かを話し、お手伝いをしてくれたら信じて任せ、あなたのおかげで助かったよと伝えてあげる。それだけを繰り返していくだけでいいと思います。

信頼感(愛)のバケツは、子どもによってその大きさは違うようで、バケツが大きい子は、たくさんたくさんそういう機会を作ってあげないとなかなか満たされなくて、満たされるまでに時間がかかるけど、そのぶん、一旦満たされると、人を大事にできるのかもしれない、そう思って、この時期を乗り越えるしかないのかもしれません。

クラウドファンディング

何度も書いておりますが、悪たれ達の話をベースに、本を出版しようと思っています。

すでに応援くださってる方、クラウドファンディングの応援、ありがとうございます!

お陰さまで、86000円(プラス手渡しで9000円)の合計95000円集まっております。

残り52日です。引き続き応援よろしくお願いいたします!

 

 

人を信頼できる社会に


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来年11月ごろをめどに、本を出版することを決意し、今は、クラウドファウンディングで皆さんに応援をお願いしています。10/20日現在、62000円(プラス手渡しで6000円)の応援をいただいています。快く応援して下さった皆様、ありがとうございます。

ただ単に、悪たれ達のひどいいたずらの数々を面白おかしく本にしたかったわけではありません。彼らとの関りから気づいた、子どもの心と、そんな子供たちに大人たちがどう関わっていったらいいのか、私たちの短い経験の中から学んだことを、皆さんの子育てに生かしてもらいたい。そう思ったからです。そして、本を出版することで、こんな風になったらいいなという未来像があります。それは、人が人を信頼できる社会にすることです。

本を出版しようと思ったわけ

本を出版しようと思ったのにはわけがあります。

今の子ども達の遊びの環境に3間がなくなったと言われています。

遊びの空間、遊ぶ仲間、遊ぶ時間。

空き地はないし、家の前もすぐ道路。ボール遊びはできない。

塾や部活、習い事に行ってる子も多いし、両親共働きが多くて、みんな学童保育や仲良し会に行ってる。遊びたくても遊ぶ仲間がいない。

そもそも、子ども達が忙しすぎて自由な時間が極端に少ない。

子どもは、人と関わり合う中で、社会力をつけていく言います。「社会力とは、人と人とがつながり、社会を作る力である」と、門脇厚司(筑波大学名誉教授)の本にあります。


社会力とは、よりよい社会を作っていくために、自分で考え、行動できる力です。

社会力は、生まれたばかりの赤ちゃんにも備わっている力で、母親と関わり、まねることで、社会力をつけていきます。その後も、大人と関りながら様々な体験をしていく中で育ち、強化されていく力です。

結果として、他人の気持ちを理解できるようになったり、社会に役立つ力をつけていくのですが、そこには、友達だけじゃなく、大人の関りが必要だというのです。

近所の子が、なんだか今日は元気なさそうだなとか、いつも挨拶したり、話をしたり、目にしているからこそ変化に気づける、そんな大人がそばにいたなら、もしかしたら、いじめや、自殺、少年犯罪も防げるのかもしれないと思うのです。

本を出そうと思った背景についてはこちらの記事でも書いているので合わせてご覧ください↓

人は信頼できるという社会

10/20放送の世界一受けたい授業で、幸福先進国、デンマークのことをやっていました。その最後に、デンマークは人に対する信頼度が高いという話がありました。ちょっと買い物に行ったり、食事をしている間、赤ちゃんをベビーカーで店の外に置いておく、ということも普通のようで、驚きました。

「誰かに赤ちゃんを取られるかなんて、そんな心配はしないよ。だって人を信頼してるから」と、当たり前のように話す夫婦の笑顔が印象的でした。

ところで、デンマークといえば、冒険遊び場(プレーパーク)の発祥の地でもあります。そして、森の幼稚園も実はデンマーク発祥の地なのです。

また、デンマークの育児の手段をPARENT呼んでいます。ここでいうParentは英語の意味「両親」ではなく、下記に見る通りそれぞれ別な意味をなしています。

PARENT: (カッコ内はデンマーク語)

P= play (Leg)遊ぶこと

A=Authenticity (Autencitet) 信頼するに値すること

R=Reframing (デンマーク語訳? 視点を変えること(楽観的にとらえる)

E=Empathy (Empati) 共感、感情移入(正直である)

N=No Ultimatums (ingen Ultimatummer) 決定的ではない(法律やルールは絶対ではない・・・疑問を挟む余地がある)

T=Togetherness ( Hygge) いっしょに楽しく過ごすこと(家族団らんなど)

 

子供のおもちゃでレゴは皆さんも知っていますよね?Lego社の名前は良く遊ぶ leg遊ぶgodt良く)からきたものです。デンマークの7週間ある夏休みには宿題はなく、クラブ活動もありません。デンマークでは子どもたちは遊びを通して夢を育て、それを持って新たな社会を創る、そのためには遊ばせることが大事だという考えが根付いています。

各国において50ユーロと持ち主の名前と住所を入れた100個の財布を道路に捨て、何個財布がその持ち主に戻るか、実践したところ、全体として100個の内、戻った数が56個(56%)で国別でみるとアメリカ67%、イタリア35%、デンマーク100%持ち主に帰ってきた、という調査結果があるそうです。

子どもは遊びを大事にされ、大人からは世界は信頼できるものだと教わって育つ。だから、デンマークの国民の幸福度は高い。

税金も消費税25%と高いが、その分教育費は大学まで無料。医療費も無料。そして、出産費も無料。保育施設利用料の2/3は国がまかないます。さらに介護も行政がおこなうため、まさに”死ぬまで無料”が続きます。貧困率は先進国で一番低い。

 

デンマークの教育の特徴は、”小さい頃から親や先生に「あなたはどうしたいの?」と問われながら育つ”といいます。

特に、どの文献にも書いてあるわけではないのですが、その根っこにあるのが、森の幼稚園や、冒険遊び場のような気がするのです。

冒険遊び場や森の幼稚園は、子どもの自主性を尊重します。自分がやりたいことを見つけ、失敗しながらも、自分はどうしたいか、あきらめずにチャレンジしていくことができる遊び場です。そこには信頼できる大人がいて、子どもの可能性を信じ、見守ります。そこに、人への大きな信頼感が育まれていきます。

森の幼稚園は1950年にデンマークで始まり、冒険遊び場は1943年。今から74年から67年前。

人と信頼関係を築いて育った子供たちが、今は大人になっています。

人は信頼できるものだという感覚は、大人とのかかわりの中で育っていくものだと思うのです。

今の日本人の幸福度はというと、世界155か国のうち51位という低さ。自殺率はワースト6位。自己肯定感は先進国7か国中最下位。

ある、中学生の先生の話では、自己肯定感の低い子供たちの共通点があって、「全部、親が決めて、ことごとく手を出しているので、子ども自身の考えがまるでありません。何を聞いても、『親がそうしろって言ったので』と答えます。」と。

逆に、自己肯定感が高く、とりわけ明朗活発なある学生は、「うちの親は、『あなたはどうしたい?』といつも聞いてきました。『友達が塾に行くから、私も行ったほうがいいかな?』と聞いたら、逆に、『あなたはどうしたい?』と聞くし、小学生の頃、学校に着ていく服も、1年生の頃から、『あなたはどうしたい?』と私に選ばせていました」

子どもの頃から、自分で考え、自分で決めて、行動してきた人は、気持ちよいほど、前向きです。「自分で考え、自分でできた」体験を積み重ねていますので、何か困難なことに出合っても、「きっと、自分ならなんとか乗り越えられる」と考えます。これは、すばらしい「自己肯定感」です。

そして、この、「あなたはどうしたい?」は、相手を信頼しているからこそ出る言葉です。「あなたはどうしたい?」は、「あなたの決めたようにしていいんだよ。私はあなたを信頼してるから。」というメッセージなのです。信頼されることが、自己肯定感を育むことにつながります。

人を見たら泥棒と思え、知らない人に声をかけられたら不審者だと思え、人は人、自分は自分、そんな社会の中では人は信頼できるという信頼感が育つとは思えません。

プレーパークでは、「自分で考え、自分でできた」経験を積むことや、失敗を恐れず挑戦することを応援します。「で、あなたはどうしたいの?」と、子どもにゆだねます。子どもの可能性を信頼しているから。

私が望むのは、そんな、人が人を信頼できる社会。

本を出すことで未来は変わるか?

自分で関われる子供たちのことは全力で信頼してあげられる。でも、全ての子供に目をかけてはあげられない。

だから、本を出すことで、子育ての中、「あなたはどうしたいの?」って聞いてくれるような、子どものことを信頼してくれるような、そんな大人が、地域に増えることを願っています。

若者の自殺率を下げるとか、自己肯定感を上げるとか、特に考えてはいません。ただただ、子どもを信じて見守る。その中で、子どもの中にある可能性は伸ばしてあげたい。もしかしたら、結果として自己肯定感があがったらうれしいですけどね。

すでに応援くださってる方、クラウドファウンディングの応援、ありがとうございます!

そして、残り二か月を切りました。引き続き応援よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

放課後プレーパークって、どんなことをしているの?


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6月から10月末までの毎週水曜、15:00~17:30(日暮れが早い時期は17時まで)十和田市立ちとせ小学校で放課後プレーパークを開催しています。

木工、工作、ハンモック、ロープのブランコに綱渡り、砂鉄集めに野球、サッカー、ブーメラン飛ばし、弓矢飛ばしに紙飛行機飛ばし、凧揚げ、シャボン玉、けん玉、コマ回し・・・何をやってもよくて、何もやらなくてもいい。

ただ話だけして帰っても、ゲームしてても、おやつ食べるだけでもいい。

やっちゃダメなことは極力ないように、やりたいと思ったことがやれるように、私が見守っています。

ここに来たら安心できる大人がいて、何でも話せる大人がいて、一緒に遊べる仲間がいて、そんな安心できる遊び場に、なれたらいいなと思っています。

なぜ、学校プレーパークを始めたか

もともと、学校プレーパークを始めるきっかけは、自宅の庭で始めたおうちプレーパークでした。庭を開放して、毎日のように近所の子供たちが遊びに来ていました。

今回書籍化しようとしている悪たれ達も。

放課後、毎日のように子どもたちがやってきて、時には土日も関係なく1日中。

うちの前には毎日自転車がずらり。

木工も自由にさせていたので、毎日トンカントンカン。作った剣で戦ったり、走り回ったり。楽しすぎて奇声を発して遊ぶことも。

そんな日が続いたある日、クレームが。

毎日トンカンうるさいと。いったいいつまで我慢すればいいのかと。自転車だってこんなにたくさん。車で近くを走るとき、子ども達が飛び出してくるんじゃないか気が気じゃないと。そもそも、道路で子どもたちを遊ばせるのは危ないじゃないかと。

すみません。でも、この子達の居場所は、何とか続けたいんですと小さく言うのがやっとでした。

その後、子ども達には、毎日じゃなく、曜日決めようかとか、音がうるさい木工は、ここではなしにするけど、学校に聞いてみて、校庭でやれるようにならないか、聞いてみるから、しばらく待ってねと。

それからしばらく、庭で遊ぶのは週に3回。土日は私たちがいるときだけねと、約束し、子ども達もそれを守ってくれました。それから、自転車は道路に止めないこと、道路で遊ばないこと、追いかけっこするときも、道路に飛び出さないことを約束してもらいました。時には興奮しすぎて大声で叫ぶ子に、ちょっとボリューム下げてねってお願いすることも。

こうやって、庭での遊びが何だか禁止事項がついて、私は子供たちが道路に飛び出さないように駐車場で見守るようになりました・・・。

クレームがついた手前、子ども達のこと、見てますよ、っていうアピールもあって、駐車場で立って見てるんだけど、なんだか監視しているみたいで・・・。

私たち夫婦は、今は20歳の長男のころからずっと学校に関わってきていていました。旦那は一時PTA会長をやっていたし、夫婦で図書ボランティアも長く続けていて、読み聞かせももう10年近くやっていたので、学校との関係は良好でした。

当時の教頭先生と、意見がよくあって、事の経緯を話して、学校でプレーパークをやらせてもらえないかと相談したら、二つ返事でいいですよと。「新藤さんがやることなら、なんでもオッケーです」と言ってもらい、意外とあっさり学校でプレーパークをやることができたのです。

学校にプレーパークを持ってきたことで、野球やサッカーなどのボール遊びも思いっきりできるし、木工も、音を気にせず好きなだけやれる。庭にあったようなプレーハウスやターザンロープはないけど、ハンモックやロープのブランコならつけられる。

庭ではできなかったダイナミックな遊びもできる。

こうやって、こじんまりと、庭に遊びに来ていた子たちの遊び場として、学校プレーパークが始まったのです。

ここでは、大声出しているのを、もうちょっと静かにしてとか言わなくていいし、ボールはやめてと言わなくていい。道路に飛び出さないように監視しなくていい。

ただただ見守るだけでいい。

禁止することができるだけないように、子どもたちがやりたいと思ったことができるように。

木工道具やモノづくりできる道具、ボールなど、たくさん車に積み込んで、今も週に一回、プレーパークで子どもたちを待っています。続けていくうち、庭に来ていた近所の子たちはだんだん来なくなり、かわりにたまたまグラウンドにやってきた子供たちが遊んでいくようになりました。

何をやってもよくって、何もやらなくてもいい

 

子ども達が放課後やってくると、まずはハンモック乗る子、木工やる子、それぞれです。車に積み込んで持ってきた道具の中から、何しようかな~?って考えます。

なんとなくその辺にあるものをいじりながら、話をする子も。他愛もなく、今日のマラソン記録会何位だったとか、一年生のころは11位とかだったけど、今は4位になったんだとか、おれ、逆上がりできるようになったんだとか。

がんばったんだね。いっぱい練習したんだね。って言うと、ちょっとうれしそうに、にっこり笑います。

妹に積み木作ってやるんだ!って、一人黙々と作っていたり、

お兄ちゃんと一緒に来た下の子も一緒に遊ぶことも。

この女の子、一年前は、ベビーカーに乗ってたのに、今年はもうよちよち歩いて遊んでいる。

時にはお父さんも一緒に来てみて見守ってもらったり、

学校帰り、家がちょっと遠いからと、ちょっとだけ遊んで帰ると、ランドセル背負ったまま遊んでいく子や、

仲良し会に行く前に10分ぐらい遊んでから行く子も。

ハンモックのそばで木登りする子も。

時にはブランコ乗ってるところにボール投げてぶつかったらダメ~!とか。

中には、ゲーム持ってきて、ひとしきりゲームしてから遊び始める子もいれば、

部活の前に早めに来て遊んでいく子も。

時々時間があれば、おやつを作ってもっていくことも。トウモロコシだったり、ふかしたお芋を持っていくこともあります。

何をやってもよくて、何もやらなくてもいい。そんな居場所。子ども達が自分の足で歩いて来れる場所で、安心できる大人がいる。ここに来れば仲間もいる。それが、学校プレーパーク。

以前、学校プレーパークの良さについてのブログも書いていますので、こちらもあわせてどうぞ↓。

子どもは地域で育てていく

この前、静岡県たごっこパークのたっちゃんとミッキーにお会いして、この想いはより強くなりました。「地域の子供は、地域で育てていこう」ということ。

正直、今日は雨降らないかな~って面倒に思う時もあります。でも、学校で読み聞かせの時に子どもたちに会うと、「あ!水曜、プレーパークやりますよね?」って言われるんです。

そしたら、あの子たちが来るから、やっぱり頑張らなくっちゃな。って思えます。

私は、目の前にいるこの子達の居場所を作りたい。

でも、地域には、もっとたくさん、他の学区の子もいるし、他の市町村の子もいる。幸い、青森県内、津軽、南部、それぞれにプレーパークをやっている人がいる。それぞれの地域の子を、それぞれの地域で拾っていけるかもしれない。

ただ、それでも、自分たちが関われる子供の数は限られています。

自分が直接関われない子供たちをどうやったら拾い上げられるか、できることはないか?そう考えたときに、『本を出す』って言うことだったんです。地域に、子どもを温かい目で見守る大人でいっぱいにしよう。子どもの声がハッピーノイズだと言える社会にしたい。本をたくさんの方に読んでもらうことで、きっと、温かいまなざしが増えていくと信じて、頑張ることにしました。

今日も子供たちが遊びに来ていました。子どもたちが帰ってきたときに、ここは安心できる居場所だよって、思ってもらいたいと思っています。

どうぞ、クラウドファウンディングも応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

つながる力~地域で子育て【子育てに必要なのは地域の大人との関わり】


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昨日、NPOゆめ・まち・ねっとの渡辺夫妻(たっちゃんとミッキー)の講演会に行ってきました。静岡県で冒険遊び場たごっこパークの他、おもしろ荘という、放課後の子ども達のたまり場、寺子屋、子ども食堂、社会的養護が必要な子のためのシェアハウスむすびめなど、多岐にわたる活動をしているたっちゃんとミッキー。
目の前にいる、助けを必要としている子供たちのために、何かできないだろうかと、やってきた13年間の活動を伺いました。
お話しの中で強く思ったのは、それぞれの地域で、助けが必要な子供たちを拾い上げていかなければならない。自分たちの地域の子供たちは、自分たちで見守り、育てていかなければならない、ということでした。
そのためには、同じ想いで、頑張っている仲間とつながっていくことも必要です。そして、一人で悩んでいる子ども達や、ママ達に寄り添って、地域の力でみんなで子育てしていくことが必要なんだと思いました。
子育てには、他者とつながる力が必要です。地域で子育てしていく、地域と関わる力は、絶対に必要です。

子どもの社会力が低下している?

今、子どもたちだけでなく、大人でさえも、人と関わる社会性が希薄になってきているように思います。人と関わるのがわずらわしいと感じる人も多くいます。買い物も、ネットでクリックすれば何でも買える世界。店員さんと会話しなくても買えてしまうし、人と関わるわずらわしさから、ネットの世界に没頭する人も多くいます。確かに、人と関わらなければ、嫌な思いをすることもないし、人に干渉されることもない。

町内会に加入しない人も多くなり、ご近所でも顔も知らない、挨拶もしたことない、ということもあるようです。

都内では、挨拶するのが煩わしいとか、子どもにあいさつしただけで不審者扱いされたとか、子どもには知らない人に声かけられたら逃げなさいと教えているとか、昨年、そういう理由であいさつ禁止になったマンションも話題になり、賛否両論飛び交っていました。

そもそも、そんな大人の姿を見て育った子供たちが、人と関わる社会性が育つのでしょうか?

小さなうちから、おとなしくしていてくれるからと、テレビやゲーム、スマホに子守をさせる家庭も割と普通にいて、幼稚園や小学校での遊びはゲームが中心。友達同士で集まるけれど、ゲームの画面と向き合って、お互いに話す言葉も少ない。

ちょっとケンカすれば、キレる。相手の痛みがわからない。いじめもそう。相手の気持ちを推し量ることができない。そして、リアルに相談できる人がいないから、自分一人で抱え込んでしまう。

これは、ゲームやスマホのせいばかりでなく、子ども時代に子ども同士ケンカしながら遊ぶ経験の少なさや、大人自身が地域の大人と関わる姿を見せてこなかったからなのではないかと思うのです。

身近に接する子供たちを見ていて思うのは、ある程度、周りの大人との関わりがあったり、友達同士遊ぶ時間を持てる子は、ゲームもするけど、ゲームばっかりということもないように思います。ちょっとゲームしたら、「~して遊ぼうぜ」って、外に飛び出していくことも多い。関わる面白さを知った子は、そこに依存することは少ないのかもしれません。

人間の脳は5,6歳までに7,8割育つと言います。生まれたときから、人とのかかわりが少ない中で育てば、人と関わらないほうが心地いいと感じてしまうようです。でも、人と関わらないほうが幸せかと言われたら、やっぱり人は人と関わって生きていくことで幸せを感じるのではないかと思うのです。

年をとって、有り余るほどお金を持ってる人が、定年後、畑で自家栽培し、知り合いやご近所さんに野菜をおすそ分けしている、という方がいます。他の人に喜んでもらうことで幸せを感じるからだと言っていたと聞いたことがあります。

人と関わることで育つ社会力は、大人になってからとても必要になっていく力です。一人じゃできないことも、他者とつながることでできることもある。自分の得意な能力を生かし合ったチームで仕事ができたら、すばらしい仕事ができそうです。

リーダータイプの人、コピーライティングが得意な人、広報が得意な人、コンピューター関係に強い人、調停役がうまい人、セールストークが得意な人、それぞれ得意なことがあるはずです。一人が全てできるスーパーマンである必要はなく、一人一人の強みを生かしたチームになったらいい。それには、人と人がつながって社会を作っていくコミュニケーション力や、社会力が必要になってくるでしょう。

人と関わることは、決して面倒な事ばかりではないはずです。

子ども達に寄り添える大人がそれぞれの地域にいてほしい

たっちゃんとミッキーがやっている冒険遊び場や放課後の居場所には、小学生ばかりでなく、中高生や障がいを持った子供たちもやってきます。金髪の中高生のように、学校には髪を黒くするまで来てはいけないと言われているような子たちや、タバコ吸ってるような子たちも来るそうです。

それでも、たっちゃんとミッキーは、彼らを排除することなく、受け入れ、話を聞いてあげます。

いじめにあっているような子も、悩みを抱えている子も、たごっこパークでたき火を囲みながら、「あのね・・・」と、語り始めることもよくあるそうです。

自殺する中高生、覚せい剤に手を染めてしまう若者、彼らの周りに、こうやって、「あのね・・・。実はね・・・。」って、相談できる人が一人でも周りにいたなら、そんな悲しい事件は起こらなかったかもしれない。

自分には関係ないことだとそういう子たちを見て見ぬふりをすれば、人から批判されることもなく、面倒くさいことにもならない。

でも、困っている子供たちがいる限り、目の前に、そういう支援を必要とする子がいる限り、地域で子どもたちをありのままに受け入れ、温かく声をかけてくれる大人がいてくれたら、地域の中で、子どもたちに声をかけ、寄り添ってくれる大人がいたなら、悲しい事件は起こらないで済むのではないでしょうか。

一人で関係を築くことのできる子どもの数は限られています。

でも、あちこちに、そういう想いを持った人が点となり、つながっていけたら、地域の子供は地域で守り育てていけたら、子どもたちにとってこれほど望ましいことはない。

昔は、危ないことがあったら、危ないよって声かけてくれるおばちゃんがいたじゃないですか。

暗くなってきてから帰る子供がいれば、「気を付けるんだよ」って、声をかけてくれる大人がいたじゃないですか。

何か元気ない子がいれば、「どうした?」って声かけてくれるおばちゃんいませんでしたか?

地域の中で、温かいまなざしで子どもを守り育てていく、そういう地域が、あちこちの点となって、広がっていけばいいですね。

いい子ばっかりじゃないけれど

子どもの居場所を作っていると、いろんな子供たちに出会います。いい子ばっかりじゃありません。

私が庭を開放して遊び場にしていたときにやってきた悪たれ達もそうでした。すぐ手や足が出たり、人が傷つくようなことを平気で言ったり。物を壊したり、言うこと聞かなかったり。

でも、その分そういう子たちは、言うことをよく聞いてくれる聞き分けのいい子ども達より、断然おもしろいものを生み出す発想力があって、ハチャメチャだけど魅力的な子でもありました。

大人を大人とも思わないようなところがあって、言うこと聞かなくって大変だったけれど、その子なりに抱えている思いがありました。

小さな末っ子にやきもち焼いて、「お前、甘えすぎだぞ!俺たちそのぐらいの時、そんなに甘えてなかったぞ!」と言うこともありました。

甘えたかったけど甘えられなかったのか、見てほしかったけど見てもらえなかったのか、そんな気持ちが見え隠れしていました。

そんな悪たれ達の物語と、子育ての話を書籍化します。

これまで、たくさんの応援、ありがとうございます!

引き続き、クラウドファウンディングの応援、よろしくお願いいたします。↓

 

まとめ

地域の子供を見守り育てていくのは地域の力。子どもたちが笑顔で走り回ることができるように、温かい目で見守る大人があちこちにいるように、地域でつながりながら、子どもを支えていきたいですね。

一人も取りこぼさないように、手を差し伸べてやれる、批判するでもなく、アドバイスするわけでもなく、ただ話を聞いてくれる人。

地域の中の小さな点が、いつしか線になって、どんどん広がっていきますように。