父親が育児参加すること


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日本の育休取得率は低く、2016年は女性は81.8%、男性は3.16%です。イクメンやカジダンという言葉もよく聞くようになった今も、まだまだ男性の育休取得率は低いようです。

フランスの調査では、育休を取得した父親の方がその後も子どもの世話により多く参加しているという事がわかっています。母親は、10か月かけて母親になる準備をしているわけですが、父親は、子どもが生まれて、お世話していく中で、徐々に父親になっていくと言います。

男性が育児に参加することで、お母さんが抱える家事や育児の大変さを、少しでもシェアできたなら、もう一人いてもいいかもと思えるのかもしれません。二人の子どもだから、お互い協力しあいながら子育てするという意識を持つのに、男性の育休も必要になって来るのかもしれませんね。

産後に育児に協力してもらえなかった、女は家事や育児をして当たり前のような態度をとっていたことが後々まで後を引き、熟年離婚に至るケースも多いと聞きます。産後の奥さんの体をいたわって、家事や育児に協力したり、忙しくてなかなか育児参加できないときも、奥さんにねぎらいの言葉をかけてあげてほしいと思います。

男性の育休

国や、県の職員などは、男性の育休を進めているので、比較的育休を取りやすい環境にありますが、民間では、人手不足などで、長期で休まれると困るという業者も多いので、なかなか進まないのかもしれません。

育休をとるためには、職場の上司の理解と、育休手当がでるなどの、経済的に支えてくれる制度が必要です。

厚生労働省では、今年の3月に、育児・介護休養法を改正して、パパ休暇、パパ・ママ育休プラスという制度を設けました。

こういう制度があるということも、意外と知られていないのかもしれません。

うちの場合も、末っ子の時は、主人は育休こそ取りませんでしたが、有給休暇や、夏季休暇、当時、介護の必要なおばあちゃんと同居していたことから、介護休暇なども併せて、産後、10日ほど休みを取ってくれて、サポートしてくれました。出産が夏休み中だったので、夏休み中の上の子たちを、あちこち連れて行ってくれたり、ご飯を作ってくれたり、洗濯してくれたり、何から何までやってもらい、本当に助かりました。

産後、旦那さんのサポートがあると、精神的にも安定します。

出産のダメージは交通事故並みといわれています。骨盤が大きく開き、ぐらぐらです。
子宮が妊娠前の状態に戻るだけで通常6~8週間。骨盤も、最低でも2か月かけて元に戻っていきます。
傷自体に加え、子宮の収縮、胸の張りもかなりの痛みを伴し、さらにホルモンバランスの急変により、気分が落ち込んだり不安に包まれたりしがちになります。
産後の1年は体を回復させるための期間と考えてほしい。家事や育児に専念するための時間ではないことを、夫婦の共通認識として持たないといけません。
最低でも、産後一か月は、ママの体の回復を最優先に、赤ちゃんのお世話以外の家事は、できるだけサポートしてあげたいところです。
大事な時期に寄り添えるかどうかは、その後の夫婦関係に大きく影響しそうです。

お父さんの役割、お母さんの役割

男女共同参画といいますが、もちろん、家事や育児に参加する男性が増えてくれたらいいし、働く女性も多いので、女性が働く環境を整えたり、子どもの病気で仕事を休まなければならないなど、女性が休むことへの職場の理解も必要なことだと思います。
でも、私は、全てが男女差なくフラットになればいいと思っているわけでもありません。
男性だからできること、女性だからこそ気づくこと、それぞれの良さがあると思っています。
子育てで必要な母性と父性のお話を、児童精神科医として、たくさんの子供たちに関わってきた故・佐々木正美先生のお話を引用します。
子どもの希望や要求を受け入れて、満たしてあげる。この〝相手を受け入れ包み込む〞のは母性的な愛情表現、いわゆる母性性。
一方、「これは良いこと、これは悪いこと」と善悪を教えたり、他人と良い関係を築く上で大切なマナーが身につくよう導くなど、過去から受け継いで来た社会のルール、知恵や文化を与えるのが父性性、父親的な役割です。
最近は子育てに関わる若いお父さんが増えていますが、何でもお母さんと同じようにする必要はありません。性差というのは生まれながらにあり、妊娠、出産、授乳がお母さんにしかできないように、お父さんにしかできないことがあるのが自然。子どもの育つ環境としては、文化的な男女差がはっきりしている方がいいと思います。

お母さんが母性性を存分に発揮できるよう協力することが、お父さんの役割として重要です。それは形式的に家事を分担することではなく、

精神的に支えられているという安心感や満足感を、お母さんに与えることです。

子どもが小さいうちは、お母さんの方が一緒にいる時間が長いでしょう。子どものお世話やスキンシップを、お母さんがイライラせず楽しんでやれることが大事。

お父さんは帰宅が遅いなら、話を聞いてあげたり、できる範囲で家事を手伝って、お母さんの心や時間をサポートしましょう。相手に対する気遣いができ、信頼し共感しあえる関係なら、子育てでさまざまな問題が生じても、一緒に考え解決していけるでしょう。

学校や社会に出たら、世の中は規範はルールという父性性にあふれています。だからこそ、家庭の中では、母性をしっかり子どもに伝えてあげてほしいと、佐々木正美先生は言います。

お父さんには、お母さんの心が安定するように、家族を支えてほしいと思います。同時に、お父さんにしかできない、体を使ったダイナミックな遊びや、力強い遊びを通して、「お父さんスゴイ!カッコいい!」って思ってもらえるような関りも、あってもいいと思います。

お父さんによじ登る。お父さんの腕にぶら下がる。高い高いする。虫や工作はお父さんにお任せ!なんていうように、お父さんの得意なことで子どもを喜ばせて上げられたら、家庭の中でのお父さんの株は急上昇しますから。

どうやって、子どもと遊んでいいかわからない、というお父さんもいますが、絵本を読んであげるのもいいと思います。お父さんが寝る前に読む絵本がおもしろいと、うちの子ども達も、ずいぶん喜んでいましたから。

今しか味わえない、貴重な時間

子どもと過ごす時間っていうのは、今しかない貴重な時間です。

家族のために働いて、お金を稼いで、でも、そのために家族と過ごす時間が少なくって、気が付いたら子供は思春期で、父親とはろくに口も利かなくなった・・・なんて話も聞きます。

子どもが小さいうちの時間は、取り返しのつかない大事な時間なんです。

子どもも、一緒に行動してくれるのは10歳ぐらいか、長くても小学校まで。部活や習い事が忙しくて、親子でどこかに出かけられる時間も、10歳以降は大幅に減ります。

子どもと関われるのは期間限定なんです。

でも、子どもとそうやって関わっていくと、楽しいことも共有できる。大変だったことも、後になったら笑い話。子どもと過ごした時間は、宝物の時間になっていきます。

ふと、振り返って、私が末っ子を妊娠していたときのことを昔の記事から思い返してみました。

妊娠中、しかも臨月。

毎年友人と行ってるキャンプにどうしても行きたくて、川遊びとホタルキャンプに行きました。

なんと、その夜、次男がマムシに咬まれ、救急車で病院へ搬送。旦那が次男に付き添い病院へ。不安になっている長男、長女のそばには私ついて、キャンプ場で一晩あかし、翌日、長男長女は友人に預かってもらい、私はそのまま病院へ。

いやあ~、大変でした。臨月でしたしね。

でも、それも、私なんかは、何が何だかわからず、あたふたしちゃったけど、旦那が、二本の牙の傷跡を見て、すぐ毒蛇だと判断して、救急車を呼んでくれた。救急隊の人に状況を的確に説明してくれてたから良かったんですよね。

子どもって、何があるかわからないです。

まあ、そんな話も、今は笑い話です。

マムシに咬まれたことが、宝物の思い出ってわけじゃないんですが、そうやって、家族と積み重ねた楽しかったり、悲しかったり、大変だったりした一つ一つの思い出が、何ものにも代えがたいものだということ。

今しか関われない子どもとの時間を、大切にしてほしいなって思います。