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クリスマス、皆さんのおうちにもサンタさんが来たでしょうか?
うちの息子も、ワクワクしすぎて夜中に目が覚めて、サンタさん、来てくれてるかな~?って気になって眠れなくなっちゃいました(*^-^*)。
そして、クリスマスの朝、ワクワクしながらプレゼントの包みを開ける子どもの顔を見る瞬間は、大人にとっても嬉しい瞬間です。
子供たちは、それぞれのプレゼントを手に、友達のうちに遊びに行ったりします。
うちにもクリスマスの朝も早くから子供たちが集まってきました。
でも、そうやって遊んでいく子供たちの中で、ちょっと気になることがあります。
物の扱いが乱雑なのです。
人のおもちゃでも、勝手に持ち出して外にポイっと投げ捨てたり、自分がいらなくなったものを簡単に友達にあげたり。
いろんな子供たちを見ていく中で、物を大事にしない子には、共通点があるように思います。
それは、簡単に物を買い与えられているということです。
物があふれている子ども達
子供たちの中で、気になるのが、物を大事にしない子。
人のうちの物を壊しても知らんぷりで帰ったり、黙って人のものを持って帰ったり(後で、問い詰めると、「あ、そういえばうちに置いてあるかも~」とか、「なんか知らないけど、ポケットに入ってた~」とか、平気でいう子もいます。)
物を大切に使う、ということが、当たり前じゃない子もいます。
そんな、物を大切にしない子の共通点は、普段から、たくさん物を買い与えられている子が圧倒的に多いです。
100円ショップで買ったおもちゃ、男の子だと、コンビニで100円程度で買えるカードゲームのカード、ベイブレードをたくさん持ってる子もいます。誕生日や、特別じゃないときに、しょっちゅう新しいものを買ってもらっています。
特別な時にしかおもちゃを買ってもらえない子に対して、「買ってもらえばいいじゃん。コンビニで売ってるよ」と、簡単に言います。
結局、なくなったら、買えばいいじゃん。
壊れたら、新しいの買ってもらえばいいじゃん。と思っているので、とにかく物を乱雑に扱います。
誕生日とか、特別な時にしかものを買ってもらえない子は、それまで、我慢して我慢して買ってもらっているわけです。買ってもらうなら、何がいいか、考えに考えてほしいものを決めるわけです。
それでやっと買ってもらってもらったものは、本当に宝物のように大事にします。
物に対する想いが違うからです。
おもちゃに限らず、例えば野球やってる子なんかだと、買ってもらったグローブは、磨いて磨いて大事に使います。グローブに愛着を持って、大事にするからこそ、いいプレイもできます。
物を大切にする心は、大事にしなさいと言われて身につくものではありません。
「大事にしないなら捨てちゃうからね」と脅されて身につくものでもありません。
簡単に使い捨て出来るものにあふれた生活をしていて身につくものでもないのです。
少ない物の中で工夫する力を養う
おもちゃを買ってもらえない子がかわいそうなわけではありません。
おもちゃをたくさん買い与えられてしまった子どもだからこそ失っていく力があります。
ないなら自分で作り出すという力です。
物がないならないなりに、それに近いものをどうやって自分で工夫していくかという創意工夫する力です。
物がなければ、楽しく遊ぶためにどうするか、工夫するしかないからです。
子供が創意工夫することもあるけど、まずは、親が、すぐに買い与えることをしないで、創意工夫する姿を見せることも大事です。
写真は、お父さん作の仮面ライダーゴーストのベルト。
仮面ライダーベルトシリーズは、変わるたびにお父さんが頑張ります。
こちらは今の仮面ライダービルドのベルト。フルボトル入れて、レバーを回すことができます。
こちらは、息子の友達にねだられて作ったエグゼイドのベルト。
仮面ライダーのベルトなんて、いちいち買ってたらお金がいくらあっても足りません。段ボールで作るお父さんのベルトシリーズは、子ども達にも好評です。
ず~っとベルト付けたまんま遊んでる子もいます。
ここまでできなくても、子どもが工夫して作ることができる環境を用意してあげることも大事です。
厚紙や、段ボールなど、自由に使える状況にしておくと、カードがなかったら、自分で強いカードを作るということもできます。(実際には、これでカード対戦することはないのだけれど、強いカードがほしいという欲求はこれで満たされるわけです)
カードデッキを入れるケースも、段ボールで手作り。一人作って見せたら、他の子も、「おれもこんなも箱作りたい」というので、箱のつくり方をレクチャー。
初めて箱を作る子は、段ボールとはさみだけ与えても、どうやって箱の形にしていいかわからないのです。「どうやって箱作るの?」と、手が止まってしまい、「やっぱムリ!」と、投げ出してしまうのです。
箱にするための展開図を書いてあげると、そこで初めて箱を作ることができます。
そうやって、自分で作れるんだ、という経験をしていくことは大事な事です。
買い与えらることの多い子供たちに共通するのは、自分でものを作り出すことに不慣れであることもあげられます。
これは、その子たちにそういう能力がないわけではなく、そういう経験をしてこなかった、ただそれだけのことです。
これからの時代、求められる人間像
ここ数年、これから大学受験も変わり、AO入試も取り入れられる中で、求められる人間像が変わってきていると言われています。
そして、就職するときも、企業の求める人間像が変わってきていると、先日、中学校の進路講演会で校長先生が話していました。
どんな人がこれからの時代求められてるかと言うと
*他人とのコミュニケーション能力があること
*創造性があること
*多様な人と協働して問題解決していく力
というお話しでした。
では、それらの能力を伸ばしていくために必要なことは何かというと、やはり、子ども時代に子ども同士で関りながら、群れて遊ぶことだと思うのです。
「子ども時代に必要なのは、自分の好き勝手に遊ぶことだ」と、北野武の「新しい道徳」の中でも書いています。
友達と遊ぶ時間は、子ども時代、塾に行かせるより、クラブチームで早くからスポーツさせるより、何より本来優先されるべきことではないかと思うのです。
習い事や部活のために自由に遊ぶ時間がない子供たちが、あまりにもたくさんいます。
子ども自身、「自由に遊ぶ時間がほしい」と言います。
子供たちは忙しすぎます。
子供の時間を子供らしく過ごすことが当たり前でなくなった今の時代だからこそ、あえてそこに戻る努力が必要なのかもしれません。
子ども同士、ケンカしながら、いろんな考え方の人がいるという多様性を知り、多様な人と、うまくコミュニケーションをとりながら楽しく遊ぶにはどうすればいいか、それぞれが気づいていかなければなりません。
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今日も、子ども達が些細なことでケンカしています。
「おまえがしゃべるとじゃまだからしゃべるなよ!」と言うA君。
「何でそんなこと言ううんだよ!そんなこと言われたらお前だっていやだろ!自分が言われたくないこと、なんで言うんだよ!!」と、半べそになって話すK君。
黙り込むA君。
しばらくすると、二人は仲直りして一緒に遊んでいます。
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そんな、ちょっとしたケンカから、相手の気持ちを知ることができる。
いろんな子供たちが群れて遊ぶことは、小学生時代、本当に大事です。
そして、友達同士遊ぶ中で、どうやったらこの遊びをもっと面白くできるか、知恵を寄せ合って新しい遊びを作り出していくのです。
子供たちの遊びを通して、子ども達の創造力に驚かされる場面がたくさんあります。
一人じゃ考えつかないことも、仲間と一緒になると、何倍の力にもなるのです。
こんな、ただの穴を掘る、という行為から、横穴掘って秘密基地にしようとか、ここは地獄だから、落ちたら地獄行きね!とか、「押すなよ押すなよ!」と言いながら押されてわざと穴に落ちる遊びとか、まあ、いろんな遊びが生まれる生まれる。
こうやって夢中で遊ぶ経験が、将来につながるなんて、それこそ大人の私達には想像もつかないのですが、時代が求める人間像とが、遊びで作られるというのなら、どんどん子供たちを遊ばせなければと思うのです。
お知らせ
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では、今後のプレーパークについてもお知らせしています。
1/27(土)
2/10(土)
3/31(土)
10時から15時まで十和田市駒っこランドで室内プレーパークを開催します。
プレーパークは無料で参加できますので、自由においでください。
1月は、駒っこランドの雪まつりでもありますので、イベントも盛りだくさんの日ですが、プレーパークでもひと遊びしていただければと思います。
駒っこランドのプレーパークについては、こちらの記事でも詳しく紹介してあります。
また、まだまだ先ですが、来年も5/5(土)~6(日)で、はぴちる春の森キャンプを企画しています。はぴちるのキャンプに子どもを参加させてみたいという方、ゴールデンウィークで子どもの日という時期ではありますが、子どもの日だからこそ、子ども達に森で過ごす体験をしてほしいと思っています。
こちらは昨年の春の森キャンプの様子。
たき火を囲んで。
テントの中も遊び場に。
火の番は大事なお仕事。
みんなで森の探検。
森でのダイナミックな遊び。
水の中には命がいっぱい。
こんな自然体験、今年こそは参加させてみたいという方、今のうちから、ご検討をお願いします。現地まで連れてきていただけるなら、小学生以上であれば子どもだけの参加もオッケーです。
詳しくはもう少し先にイベントとして紹介しますが、今回は予告です。
昨年の春のキャンプの様子は、こちらの記事でゆっくりご覧ください。
はぴちるでプレーパークを続けていくのに、釘やボンドなどの材料の支援も絶賛受付中です。こちらもよろしくお願いいたします。