「秘密基地」という言葉に、なぜかドキドキしませんか?
皆さんも子供のころ、空き地に秘密基地を作ったり、押入れを秘密基地にしたりして遊びませんでしたか?ちょっと薄暗く、狭い空間に、懐中電灯片手に友達と肩を寄せ合い漫画を見たり。庭にツリーハウスがあったらな~・・・。そんな風に思ったことのある人も多いのでは?
『秘密』ってだけでちょっぴりドキドキする、そんな秘密基地について書いてみます。
秘密基地の出てくる物語
秘密基地が出てくる物語は多いですよね。
映画「スタンド・バイ・ミー」では、ツリーハウスのような小屋に集まった少年たちが、ちょっぴり悪いことしてみたり、トランプに興じるシーンが出てきます。
テレビドラマで、アニメを実写番にした「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」も、秘密基地が舞台でしたし、漫画から、映画化された「20世紀少年」も、秘密基地が始まりでした。
「僕らの7日間戦争」や、「トムソーヤの冒険」、「ナルニア国物語」のタンスの中や、「ネバーエンディングストーリー」の学校の屋根裏なんかも、異次元空間につながる秘密基地。
ディズニーランドにも「ロビンソンクルーソー」の秘密基地がありますね。
秘密基地には、何か、そこから物語が始まるようなワクワク感があるものです。
いろいろな秘密基地
子供の頃、大人に隠れて友達と過ごした時間。押し入れの中だったり、川原の土手下のトンネルの中だったり、原っぱの片隅だったり。漫画本やお菓子やジュースを持ち込んで、何を話していたかも忘れてしまったけど、
隠れて、という行為に、なんだかドキドキした子供時代。
木の枝を集めて作る秘密基地。
森の中だと、こんな大きい基地も作れます。
女の子が作れば、お花を飾ったり、ちょっと乙女チックに。
庭の一角に、布や敷物を持ち込んでみたり。
廃材で作ってみたり
段ボールがあれば、簡単に秘密基地が作れちゃう。
田んぼの稲わらだって、子供たちにとっては秘密基地。
植え込みの中に秘密基地作ったり
空き地で草を束ねて秘密基地。
ツリーデッキも、自分たちで作れば、立派な自分たちの秘密基地。ここは俺たちの秘密基地だ!って、子供時代の忘れがたいワンシーン。
みんなで、別な秘密基地、探しに行こうぜ!って、いい場所探し歩いてみたり。
大人も一緒に作れば、こんな秘密基地だらけの遊び場に。
我が家のプレーハウスは、けいどろの牢屋にもなり、戦いの要塞にもなり、女の子のかわいらしいおうちにもなり、金魚を置いて魚屋にもなったりします。使う子供たちの遊びに合わせて、いかようにも形を変えるプレイハウス。
雪の中だって穴を掘ったら立派な秘密基地。
穴といえば、土を掘って秘密基地を作ろうと頑張ってみたり。
家の中では何といってもやっぱり段ボール。
椅子やテーブルの下も、秘密基地に。
押入れの中も秘密基地の定番。
秘密基地を作りたくなる本
家の中でも、押入れに秘密基地作ったり、こたつの中だったり、テーブルの下だったり、皆さんもいろんな秘密基地を作ったことがあると思います。
そんなインスピレーションくすぐられる絵本がこちら。
「わたしのおうち」
「おおきなきがほしい」
「わんぱくだんのひみつきち」
「アンドールのひみつきち」
「クリスティーナとおおきなはこ」
「いえでをしたくなったので」
「あなただけのちいさないえ」
子供の読み物では、
上に紹介した、
「ナルニア国物語」
「僕らの7日間戦争」のほか、
「一五少年漂流記」
「モグラ原っぱのなかまたち」
「13階だてのツリーハウス」
大人の読み物としては、
「大人が作る秘密基地」
「秘密基地のつくり方」
「ファンタジーを遊ぼう3 秘密基地のつくり方」
など、わくわくする本がたくさんあります。
ぜひ、子供時代を思い出して、
これらの本を自分の子供にも読んでみてください。
そして、ぜひ、秘密基地を作ることを許してあげてくださいね。