「自然育児サークル・てくてく」開講します

2018年春より、はぴちる「自然育児サークル・てくてく」を開講します。

小さなうちから、たくさん自然に触れてほしい。そんな願いからスタートした講座。

ゆっくり歩いて、土に触れ、アリンコの行列を眺め、タンポポの綿毛を飛ばしてみたり、松ぼっくりやドングリ拾いに夢中になったり。きれいな道端のお花を摘んでみたり。鳥の鳴き声に耳を傾け、さわやかな風を頬に感じる。そんな感覚を大切に育てたい。

そして、塩むすび一つでもいい。ママや、みんなと外で食べるお昼ごはんもいいものです。いっぱい歩いて、お腹が膨れたら、子どもはぐっすり眠ってくれます。

子ども時代にしか味わえない、そんな優しい時間を、親子で過ごしてほしい。時には、育児の不安や悩みを聞いてもらうことも、ママには大切な時間。一人で悩まず、理想に振り回されすぎず、子どもと心地よく暮らしていく方法を、一緒に考えていきましょう。

「自然育児サークル・てくてく」の詳細

5月開講の「自然育児サークル・てくてく」の会員を募集します。
0歳から入学前までの乳幼児対象です。
5月から毎月第一月曜日開催いたします。
時間は10:00~13:30まで(お弁当食べて自由解散)。

十和田市東公民館を拠点として、近くにあるビオトープまでのお散歩しましょう♪

こんな生き物に出会えるかも?!これは、二年前にビオトープで見つけたアカハライモリ。


子供時代に、たくさん自然に触れてほしいと思っています。季節によっては、食べられる実が見つけられるかも。


天気がよければ、そのままお外でみんなでお弁当を食べましょう。

乳児さんでも、鳥の声を聴いたり、風を感じたり、木漏れ日を感じたりできます。それを、「鳥さん鳴いてるね、きれいな声だね。」「風が気持ちいいね」って、ママが言葉に表すことで、自然の心地よさが体にしみこんでいきます。

天気の悪いときは、室内で子育て座談会をしたいと思います。
育児の不安や、疑問。こんな時みんなどうしてる?というようなことを、ざっくばらんに話しましょう。自然療法や自然育児について知りたい、聞いてみたいこと、みんなで情報交換しましょう。

会費は、参加したときに、一家族500円いただきます。
乳児がご一緒の場合は、おんぶやベビーカーで参加できます。
長期休み中など、ご兄弟の小学生の参加も可能です。

4/2(月)は、十和田市東公民館にて、誰でも自由に参加できるプレーパークです。

その時に、会員登録していただいても、事前に上のお問い合わせメールにてその旨を書いていただいても結構です。
その際は、お子さまの年齢、お名前もお知らせください。

ただし、定員10家族程度、先着順とさせていただきますので、気になった方は、お早めにお問い合わせください。

自然に触れて育つと何がいいのか

自然に触れて育つと、情緒が安定すると言われています。

そして、親子でそういう体験を共有することで、自分は愛されているという感覚も育ちます。

五感を使うことで記憶の中枢に残る感覚は、後々までその子のベースとなっていくものです。土台がしっかりとしている子は、成長したのち、多少の困難にあっても、それを乗り越えていく力を備えていくでしょう。

土台が小さいうえに、知識ばっかり詰め込んだら、いつかぐらぐらに倒れてくる時が来るかもしれません。乳幼児期は、その土台を作る大事な時期です。

多くの研究によって、自然の中で過ごすと、心身ともにいい影響があるということがわかっています。高度な脳撮像技術を用いた実験では、自然の光景を目の当たりにすると、人の脳内にある信頼や共感、愛情に関する領域がより活性化されるということがわかっています。

一方で、都会の人工的な光景を見ると、恐怖心やストレスに関する領域が刺激されることもわかっています。

また、冬場であっても、外に出て日光に当たることで、ビタミンDが作られるので、カルシウムの吸収が助けられるので骨の成長に日光浴は欠かせません。

子どもを、たくさん外遊びさせましょう。そして、私達親もまた、子どもと一緒に外で活動することで、精神が穏やかになり、健康にもなるのですから。

また、拠点とするビオトープは、比較的容易に水辺に近づくことができます。水の事故を防ぐために、子どもに危険を知らせることも大切な事となります。自然の中で子どもを遊ばせるリスクも知っていただきたいと思います。