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七夕の日、愛知県でプレーパークや、森のようちえんや、児童館の館長さんなどやっている、ガクちゃんエミちゃん夫妻が、はるばる青森までやってきてくれました。こももさんで企画してくれたプレーリーダー研修の一講座としてきてくれたガクちゃんエミちゃん。
子ども達の幸せを願う想いは一緒で、本当に素敵なご夫婦でした。
そんなガクちゃんエミちゃんの子どもの遊びのお話しの中から、共感したお話しを織り交ぜながら、子どもにとって大切な事、私たちが日々子供たちと関わる中で感じている、『子ども時代の遊び』について書きたいと思います。
「良かれと思って」様々なことが子どもの自ら育つ力を奪ってる!?
このブログの中でも何度も言うことですが、最近の子ども達の忙しさは、私達の子どもの頃に比べてけた違いです。塾に、習い事、部活など、本当に多忙な子供たち。
平日の放課後、友達と遊ぼうにも、遊べる友達がいない。
塾と習い事の合間の30分だけしか遊べないとか、スケジュールで埋め尽くされた子供たちの放課後は、珍しいことではなくなってしまいました。
部活動としての野球ではなく、遊びとして野球がしたくても、遊ぶ場所もないし、それだけの人数が集められない。
ドラえもんの中で、ジャイアンが「のび太!野球に入れてやるから来い!」なんて言って、空き地でみんなで野球ができるなんて、そんなことはもうなかなかできない時代です。
スイミングやピアノにバイオリン、習字やそろばん、華道や茶道、踊りなどの文化的なものまで、子どもの習い事はたくさんあります。
野球やサッカー、バスケットボールにハンドボール、体操教室、レスリングや空手や少林寺、ダンス教室にバレエなどなど、スポーツも様々。
子どもがやりたいと言ってやっているものもあれば、親が、これやっといたらいいんじゃない?という感じでやっている習い事まで、親が良かれと思ってやっている習い事の数々。そのすべてが悪いと言っているわけではないのだけれど、子どもが本当に好きでやめたくない、どうしても続けたい、というならいいのです。
大人は、習い事を続けることにも、結果や効果を求めがちです。例えば子どもが習い事を辞めたいといった時でも、やり抜く力がつかないからやめさせないほうがいいんじゃないかとか、すぐあきらめちゃう子になっちゃうんじゃないかとか、そんなことでやめさせないこともあるようです。
遊びに関しても結果を求めることもあり、将棋史上最年少プロ棋士 藤井聡太さんの直観力を育てた積木・立体パズル、キュロポが紹介されたときには、キュロポがある児童館で、「これがあのキュロポよ。せっかく来たんだから遊びなさい。」と、言わんばかりの保護者が来られたとか。
でも、子供にとっての遊びとは、こんないいことがあるから遊ぶ、というようなものではありませんよね。
遊ぶときの過程が大事なことで、無駄なことや、失敗も繰り返しながら、試行錯誤して、結果、自分がはじめ考えてた遊びじゃなくなってたって全然かまわなくって、どんなくだらないと思えることでも、それでも、「あ~!面白かった~!!」って言えるもので、子どもの内面から湧き上がるやりたい思いが表現される、それが、子どもにとっての遊ぶことなのです。
そこに、意味づけすることは本来は意味のないことです。
私達が関わってきた子供たちの中でも、例えば、昔の子ども達は誰でもできていたような、クローバーの花冠作りができない小学生がたくさんいるのですが、伝承遊びが親から子に伝えられていない、ということもあるけれど、そもそも、親も子供も、草っぱらに座り込んでクローバーの花冠を悠長に作っている時間が、そもそもないのではないかと気づきました。
ほんとは、暇が子どもの遊びを生み出すんです。
大人が良かれと思って、子どもに用意した様々なことは、実は子供が、自ら遊んで育つ力を奪ってるってこともあるのではないでしょうか?
今の子供たちが遊べなくなっているのは、遊べないんじゃない。
本来、遊ぶ力は持っているけれど、時間、空間、仲間の3間がないから遊べない。ただそれだけなのではないかと思うのです。
先日、近所で不審者が出たということで、帰りに様子見がてら子どもを迎えに行ってみました(普段は迎えに行ったりなんてしないんですけど)。
息子と、うちに良く来る友達は、車通りが少ない道路とはいえ、まあ、あっちの田んぼにオタマジャクシがいたとか、こっちの田んぼはどうだとか、道路を横切り右に左に、縦横無尽です。
そして、それと対照的に、きちっと右側に寄って、列をなして歩く子供たちがほとんどでした。
これは、帰りが遅くなるわけだと納得しました。
これ、本来は学校帰り、寄り道してはいけません。田んぼでいたずらしてはいけません。というのが学校の決まり。
でも、自分の子どもの頃のことを思うと、こういうより道は当たり前で、毎日遊びながら帰ったし、ともすると、帰りのお団子屋さんでお団子ひと串友達とお小遣い出し合って買い食いしたりなんてこともしてたわけで、こんな子ども達を怒ることは、私にはできません。
むしろ、ああ、この子達は遊べる子ども達だな~って、ちょっぴり安心してしまうのです(安心してはいけないのかもしれませんが)。
もう一度言います。今も昔も、子ども達には遊ぶ力はあるのです。奪っているのは、大人であり、社会ではないのでしょうか?
子どもはそもそも危なくて、汚くて、うるさいもの
子どもはそもそも、危ないことをするし、汚くて、うるさいものです。
ハイハイしだすと、いろんなものを口に入れるし、つかまり立ちできるようになると、机の上の物を片っ端から口に入れたり投げたり、気が付けば階段上ってたり、炊飯器に入ってたり、台所に来ては包丁に手を伸ばし、歩けるようになったらなったで、ちょっと目を話すと水たまりに入るし、泥だらけになるし、食べ物も手づかみするし、興奮するとキャーキャー言うし、大声で泣くし、小学生になったら、キャーキャー言いながらどたばた走り回るし。
でも、どれも子供そのもので、子どもって、そもそもそういうものです。
大人が考えもつかないような遊びを考える天才だし、そんなこと?!って思えるようなことに熱中してみたり。
でも、それが本来の子どもの姿です。
高い所からジャンプしてみたいとか、自分の限界に挑戦するようなこともします。その過程で、本当に危ないこともあるのだけれど、命の危険がない限りは、そういう子供らしさをそのままに受け入れてあげたい。
台所の上に置いてある包丁に手を伸ばしたら、それはもう、命の危険があるので止めます。包丁は、子供の手の届くところには置きません。その代わり、お母さんの言うことがわかるようになってくるころから、一緒についてあげて、キュウリや、バナナ、トマトなど、切りやすいものを一緒に手を添えながら切ることはできます。
何が危険で、何が危険じゃないか、それは、そばにいる大人が見ている必要はありますが、何でもかんでも危ないからさせない、失敗しないように手を貸してしまうのは、挑戦するチャンスを奪っていることにもなります。
子どもは、遊びの中で、いろんなことを試しているのです。
先日も、『自然育児サークルてくてく』で、(長靴じゃないから)水たまりに入らないようにパパに言われてた2歳児さん。パパがいなくなったスキに、水たまりに入っちゃいました。
でも、その、嬉しそうな事。
ちゃんと、パパの方を確かめ、いたずらぽく確信犯的に(笑)。
押すなと言われれば押したくなる、ダチョウ倶楽部のように、やるなということほどやりたくなる。のぞくなと言われればのぞきたくなる。
どうも人間は、禁止されたことはやりたくなってしまう生き物のようです。
だから、そもそも、子どもってそういうものだよね。
自分もそうだったしね。
って、思えたなら、もっと子どもの危険で汚くてうるさいところに、寛容になれるんじゃないのかな?って思います。
『公園では大きな声は出してはいけません』なんて、子どもにはそもそも無理です。それは、ここで遊ぶなというのと同じこと。
それでは子どもの行き場がなくなってしまいます。ゲームして過ごすより他ないじゃないですか。
この話をしていたら思い出したのがはたこうしろうさんの『にちようびの森』。
大人の都合で子供らしさを奪っていないだろうかと、せつなくなっちゃう絵本です。
そういえば、ガクちゃんエミちゃんの話の中で、ペットボトルをつないでいかだを作った子どもの話があったのですが、うちにも似たようなことがありました。
これ、中学生になった悪ガキたちです。
ふらっとやってきたと思ったら、「ペットボトルちょうだい!あるだけ出して!」「ガムテープもちょうだい!」というので、出してやったら、その辺にあった板使って、何やら作り始め、「できた!」と言っては水路に走っていきました。何かと思えば、やはりいかだでした。座ってみるものの、沈んでしまいます。浮力が足りない。
ということで、戻って、ペットボトルを増やしたり、いろいろ試します。
最後は、ちょっぴり浮いて、流れに乗れたらしいのですが、何せ流れていますから、板につかまっています。
つかまったまま流されるものだから、指があちこちにこすれたらしく、結局血だらけになって戻ってきました。
大人からすると、バッカだな~!って思えることでも、彼らにとってはもう、ワクワクが止まらないわけです。うまく流れていく自分しか想像できない。
結局、一人が血だらけになったところで、終了したわけですが、こうやって遊びって生み出されていくもんなんだな~って思うのです。
子ども達よあほみたいに遊べ
以前、「あほみたいに遊んでごめんなさい」と書き残して死んでしまった女の子の事件があったときに書いた記事があるので、よかったら、以前の記事もご覧ください。
どうか、子ども達があほみたいに遊ぶのを、温かい目で見守ってあげて下さい。
子どものやることは、大人の想像できる範囲を上回ってきます。
それを楽しんで欲しい。
楽しめるようになったら、こんなに面白いことはないです。
悪ガキたちの様々な悪さも、今となっては笑えます。
意味もなく、体に砂を塗りたくるだけの遊びもします。
おしりで滑るだけが段ボール滑りじゃない。立ち乗り。転がり。いかに変な滑り方で滑るか?遊びはどんどん発展していきます。
自分でバケツの水をかぶるなんて、バカなこともしたくなるものです。
泥団子だって、作ったら投げたくなっちゃうものです。
雨が降れば、わざと濡れたくなるものです。
穴掘って、秘密基地を作ってみたくなるものです。
でも、穴の中には蚊が集まりやすいので、みんな、蚊に刺されて、かゆいかゆい言っています。
こんなあほみたいに遊べる子ども時代を、どの子にも、たっぷり味わって、遊びつくして欲しいです。
子どもの育ちのために
もうひとつ、森のようちえんをやっているエミちゃんのお話しの中で、自然の中で遊ぶことについてもお話がありました。
児童精神科医の故佐々木正美先生も、室内と外では、雲泥の差だとおっしゃっていたと。
そこには季節の移ろいがあり、昨日つぼみだったのに今日は花が咲く。花にチョウやハチが集まる。風が吹き、雨が降り、花が散る。そういう季節の変化がある自然は、それだけで子どもの五感を刺激します。アリやテントウムシ、バッタやチョウ。子どもたちの興味を引く動く虫たちもいっぱい。水や泥、砂、木の肌触り。自然に勝る教材はありません。
大人だって、子育てで、辛くなっちゃったときでも、外にいる方が、家の中で子どもと二人っきりでいるより、ずっと楽なのです。
それは、やっぱり自然の持つ力が大きいのです。自然の中にいると、子どもを怒ることが少なくなります。
それに加えて、一緒に遊べるお友達なんかがいたら、実はもっともっと子育てが楽になるのです。子ども同士で遊び合い、時にはケンカもするけれど、そこから学ぶことは大きいはず。ケンカも一人じゃできません。相手があってこそ。
一人で家に子どもと二人きりでこもっているより、たとえ子ども同士ケンカしたとしても、外で子ども同士が遊ぶのを見守っている方が、ずっとず~っと、お母さんにとっては楽なのです。
幼児期、大人は、自然と子どもをつなぐ人であり、子供同士をつなぐ人でもあります。「ここにこんな面白いものがあるね」と、気づかせてあげることもあるだろうし、子どもが見つけた面白いもの、きれいなもの、不思議なものに寄り添い、共感してくれる存在でもあります。
時には、善悪や、危険を教えたり、季節の行事を一緒に楽しみながら伝え、道具の使い方を教えることもあるでしょう。
子どもを見守るとは、ただ見ているだけの放任とは違います。
まなざしを向けている、ということです。予測される危険を取り除くことも必要だし、体調や気持ちの変化を見守り、対応することも必要です。
子どもがケンカしたときも、とめたくなっちゃうけれど、親御さん同士、「見守ってみようか?」と、お互い声がけできるなら、ケンカさせてみるのもいいでしょう。
大人はつい、ジャッジしたくなり、あやまらせたり、解決しようとしたりしたくなってしまうけれど、必要なのは見守ること(固いものでたたいたり、ひっくり返ったときにテーブルや石や、固いものがそばにないかとか、予測される危険は取り除きつつ)。ケンカの後に、子どもの気持ちを代弁してあげたり、抱っこしてお話を聞いてあげたり、気持ちに寄り添うだけでいい。それだけで子ども達はまた、何事もなかったかのように遊び始めるのです。
すぐに手を出さず、子どもを信じる勇気も必要です。
たまには、子ども連れてお母さん同士でおしゃべりする時間も
そして、今回のエミちゃんのお話しで、一番子育て中のママさんたちの心をわしづかみしたのは、このお話し。
安く借りられる施設で、子育て中のお母さん同士集まってのお泊り会!
子ども達は、日中は子供同士へとへとになるまで走り回って遊んで、食事は持ち寄ったり、準備も片付けも楽なものにして、とにかく子ども達はバタンキューで眠れるようにしてあげて、子どもが寝静まったら、お母さん同士集まって、夜通しおしゃべり!
会場の母たち、みんな、これやりたい!!って。
そういえば、私も、上の子たちの時やってたな~って思いだしました。
お母さんがいっぱいいるから、ほんと楽なんですよね。
家族ぐるみで毎年スキー合宿行ったり、キャンプしたり。子ども達は好き勝手に遊んでいる中、母たちはおしゃべりしてたり。
父たちがビール片手に台所に立って料理したり。
子ども達を寝かせる前にお話読んだり。
赤ん坊のお世話を、いろんなお兄ちゃんお姉ちゃんがしてくれたり。
ちなみにこの赤ん坊は、うちの末っ子五か月の頃。
抱っこしてるのは、あの、大絵描きのすみれお姉さん。
夜の母たちの団らんの写真は、残っていませんでしたが、本当に、こういうのが楽しかったな~。
子ども達も毎年泊りに行くのが楽しかったし、母たちも、すごく楽しかったんですよね~。
夜、母だけの女子トークができるのもいいけど、家族ぐるみで、父たちが飲みながら語らいあうのもなかなか楽しそうでしたよ。夜な夜な、父母混ざってカードゲームして遊んだこともあったし、とにかく楽しかったな~。
こういうの、毎年やるといいですよ♪大きくなった今でも、子ども達、あの頃楽しかったな~。またあんな風に合宿したいな~って話しています。
はぴちる今後の予定
★7/14~15 川遊び&ホタルキャンプ(募集締め切り)
★7/20㈯10:00~15:00
若葉公園プレーパーク
★8/16(金) 田子プレーパーク
田子タプコピアンプラザ・14:00~18:00
★その他毎週水曜の放課後は、学校プレーパーク!
15:00~17:45までちとせ小学校校庭にて
※雨天中止
夏休み中は、8/14のみお休みで、毎週水曜13:00~17:45:まで開催します。
はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、自腹で賄っております。
活動費のお振込みも随時受け付けております。
今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。
【ゆうちょ銀行】
記号18420 番号07138981
シンドウサチコ
11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。
ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。
アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。
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