共に作り上げる

4/22は、三沢の(株)高橋さんのところでアースデイ青森2018でした。

天気にも恵まれ、たくさんの方々に入場いただきました。

私たちHappy Childrenも、(株)沼口工務店さんと一緒に、木工プレーパークで出店しておりました。

来場者さんや、お子さま連れで出店されてる出店者さんからも、こんなに子供連れで、大人も子供も楽しめるイベントはなかなかないという嬉しい声がありました。

大人が、いろいろ買い物や癒しを楽しんでいる間、子供たちはというと、木登り体験や、カヌー、チョークでお絵描き、めだか釣り、壁面クライミングに挑戦したり、そして、プレーパークで木工に集中していたりと、あっちにもこっちにも、子供が楽しんでいる姿がありました。

今回、印象的だったのは、共に作り上げようとする姿がたくさん見られたことと、子供たちの成長でした。

共働、共創

今回のプレーパークは、木工中心でしたが、このイベントも5年目ということもあってか、木工する子供たちが、確実にレベルアップしていると感じました。

もちろん、初めてトンカチやノコギリを使う子もいますが、毎年来てくれてる子や、何度目かの子も、トンカチ使いや、ノコギリ使いが、もうしっかりできていて、助けてほしいときには、ちゃんと、ちょっとここ押さえてて、って言えるのです。

子供たちってすごいな~って思います。

そして今回、たくさん見られたのが、そんな子供たちの、共に作る姿です。

友達が作るのに協力して作ったり、親子で協力して作り上げたり、できる子が、できない子の作る手伝いしていたり、そんな姿があちらこちらにみられました。

友達同士で。

兄弟で

パパといっしょに

ママと協力しながら

 

一人で頑張ってる子には、私たちが抑えてあげたり、ちょっぴり手を貸すことはありますが、協力しながらやってる子たちは、自分たちで考えて、自分たちでいい方法を見つけていきます。

子ども達のそんな姿を見ていると、プレーパークって、こういった、共に働く協働や、共に作り上げる共創の力が、自然と育まれていく場所なんだと感じるのです。

自分が作りたいと頭に描いた形を、どんな風に形にしていくか、それを友達に言葉で「こんな風なの作りたいんだよね」って、説明しながら作るわけです。コミュニケーション力だって磨かれます。だって、自分の頭の中の完成図を、言葉で相手に伝えなきゃならないんですから。

協働、協力、共創、コミュニケーション能力・・・それらは、これからの時代必要となってくる力です。

続けていくことでレベルアップしていく子供たち

さて、今回、びっくりしたのは、先ほども書きましたが、子どもたちの成長とレベルアップです。

この子、今年は、細い木を格子状にくぎを打ち付けて、すばらしい作品を作っていた子です。完成したものを撮っていないのが残念ですが、この細かい格子を、根気よく、ひたすら一人でくぎ打ちしていました。

去年はぺたぺたボンドでいろんなものを張り付けて楽しんでいた子です。それが、一年後には一人でトンカチやノコギリを使えるように成長してやってくるんです。

こちらの子は、去年は、本職の大工さんに手伝っていただきながら、一生懸命トンカチを使っていました。でも、この時でも参加二年目で、だいぶ一人でトンカチやれるようになっていたのですが、

3年目には、一人で作るのはもちろんのこと、友達にやり方教えてあげたり、抑えてあげたり、頼もしく成長していました。

去年は箱を作っていった子も

今年は椅子にチャレンジしていました。

こうやって、五年目となって、改めて子供たちの成長を感じたプレーパークでした。

続けていくことで見えてくるものもあるんだと、感慨深いものを感じました。

「手伝おうか?」って、声をかけると、「前もやったことあるから大丈夫」っていう子もいたりして、私たちの出番はだんだんなくなってくるのかもしれないな~なんて、思ったりもしました。今年は、初めてさんに集中して目をかけてあげられるようになったのも、特徴の一つだったように思います。

信じて見守る大人

プレーパークをしていると、いろんな親子に出会います。

子どもに任せて見守る人、
手をとって一緒にやる人、
応援する人、
親が待ちきれずやっちゃう人、
ダメだしばかりで子どものやる気を奪う人、
危ない、あなたには絶対無理と子どもを連れていく人、
色んな親子がいます。

でも、こんな時こそのんびりと
子どもの時間を共に生きて欲しいと思うのです。
何もないところから、協力して最後までやりきった時の子どもの晴々とした顔は、たまりません!
子どもの成長はあっという間。
一緒にどっぷり関われる時間はそう長くはないのです。

日々成長していく子供たち。いつかは親の手を離れていくでしょう。

来年もきっと、アースデイはやることと思います。

その時また、成長した子供たちに会えるのがとても楽しみです。

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