2021年春の森冒険キャンプ募集【募集終了しました!】

春の森は、芽吹きのエネルギーに満ちています。そんな春の森で、自分たちで山菜を採り、火おこしに挑戦したり、たき火をし、採った山菜を味わったり。

森の探検コースでは、オタマジャクシやカエルの卵を観察したり、生き物探ししたり。
小川で笹船流したり、崖を登ってみたり。

森の中では、秘密基地作ったり、木登りしたり。
夜は満天の星空を眺め、暗闇探検したり。

春の森の恵みを味わい、体全体で感じ、喜び、バーチャルな世界では体験できないリアルな体験を、子ども達に体験させてみませんか?

冒険キャンプの詳細

【日時】

2021年 5/4(火)12:00~

5/5(水)15:00解散

【場所】 東北町

※場所の詳細につきましては、お申し込みいただいた方に後ほどお知らせいたします。

【定員】子どもの人数が6名程度な達した時点で締め切らせていただきます。

【参加費】

①1泊2日(晩御飯、5日朝食、昼食)/

小学生以上5000円、幼児無料

 

②4日のみDayキャンプ(晩御飯付き)

③5日のみDayキャンプ(昼食付)

※②、③小学生以上3000円、幼児無料

 

 

【注意事項】

小学生のみの参加もOK。その場合は基本的に現地までの送迎をお願いいたします。

小学生以下のお子様に関しては、保護者の付き添いが必要です。また、プログラムによっては、参加できないものもございますので、ご了承ください。その場合は、キャンプ場の広場にて、親御さんとのんびり遊んで待っていただくことになります。

森の探検はやぶの中を歩くこともあります。幼児さんの場合は、基本的に一人である程度歩けるお子さん、小さなお子さんを連れて一緒に探検に行きたい場合はおんぶや背負子など、親御さんが背負って歩ける場合には一緒に同行できます。

※参加される方は、①1泊2日か、②4日Dayキャンプ、③5日DAYキャンプかをお知らせください。また、同時に、保険をかけるため、参加者のお名前、住所、電話番号と、テントの有無、アレルギーの有無(食べられないもの)をお知らせください。

ご家族で泊まりたいけどテントがない場合は一張りのみ貸し出しできますのでご相談ください。

小学生のみの参加の場合は、テントは必要ありません。寝袋を持たせてください。

キャンプする場合は、朝晩の冷え込みが予想されるので、しっかり防寒対策をしてきてください。朝は朝露で靴が濡れますので、長靴があるといいです。

キャンプ場は、水が出ません。また、トイレもありますが、決してきれいなトイレではありません。飲み水は各自持参してください。

持ち物

長靴、長袖、長ズボン、着替え(2~3セット以上必要です。子どもたちはかなり汚します。濡らす場合もあります。着替えは多めにお願いします)、防寒着(朝晩はとても冷えます。冬用の防寒があるといいです)、軍手、飲み水、はし、食器、コップ、歯ブラシ、タオル

大人でアルコール飲みたい方は各自持参。おやつは各自持ち込み自由。

※家族でキャンプする場合は、キャンプ用品一式(テント、テントマット、寝袋、懐中電灯等)。子どもだけの参加の場合は、寝袋だけでOK。

 

これまでのキャンプの様子

春の森キャンプでは、まずは森に親しむところからスタートします。

ハンモックや

ロープの綱渡り

ターザンロープなど、

子ども達が自由に遊べるように、ロープをかけていきます。

そのうち、木登りし始める子もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

森になじんできたところで、森の探検に出発します。

途中、いい香りのする葉っぱを見つけてはにおいをかいだり、山菜見つけては採ったりしながら森を歩いていきます。

運がよければ、リスやヤマネに会えるかも!

 

 

 

 

 

下の水場に行くと、水たまりにはオタマジャクシの卵!

小川で笹船流して遊んだり

石をめくればヤゴや、水生昆虫に出会えるかもしれません。

春のカラマツは柔らかく、カラマツのブレスレット作りながら歩いたり。

森の探検では、歩きながら、山菜を収穫していきます。

途中、粘土がとれる崖で、粘土を取ってみるときもあります。下は、危なくないところなのですが、落ちたら泥だらけになるスリルがあります。

探検コースから戻ったら、再び森遊びする子ども達。

秘密基地作ったり

弓矢作ったり

弓矢ができたら試し打ち。

焚き火を焚くためにの火おこしチーム。

薪を集めたり、燃やしやすい長さに切ったり。

焚き火ができたらマシュマロ焼いておやつタイム。

テントもみんなで協力してたてます。

晩御飯したくをして

収穫した山菜は、天ぷらやお浸しに。

出来たてのてんぷらをつまむのも楽しみです。

晩御飯のおかずの一品です。

火の番も、大事な仕事。薪がなくなったら枝を取ってきて、火にくべます。

暗くなったら、暗闇探検に出かけ、満天の星空を眺め、暗闇の森がもつ怖さやドキドキ感を味わいます。

そうして、夜も更け、子ども達は夢の中へ。

そして迎える朝。

クロモジのお茶もさわやかな香りです。

森の朝は、鳥の声と、朝の凛とした空気に包まれて、特別な時間です。

子ども達にリアルな体験を!

今は、バーチャルの中でいろんなことが仮想体験できます。でも、分かっているつもりと、実際はまるで違います。
リアルな体験では、野原を駆け回り、森で遊び、森の木々のざわめきを聞き、森の香りをかぎ、森の生き物に触れ、心が躍動します。ワクワク楽しくて、時間がたつのを忘れるほど遊びこみます。

自分たちで焚き木を集め、燃やしやすい長さに木を伐り、自分達で火おこしして、焚き火をつけ、森の恵みである山菜をとって、自分たちで調理して食べる。そんな、自然の中でもたくましく生き抜く力を子ども達に経験させておきたい。そんな想いもあります。

ここは水の出ないキャンプ場なので、持ってきた分の水しか使えません。

だから、水を無駄にじゃぶじゃぶ使うようなことはしません。

水を無駄にせず、環境を汚さないような食器の拭き方、洗い方もあります。

箸がなければ、枝を削って、自分で箸を作ることもできます。

そんな、ちょっとした知恵やは、体験して身につくものです。

トラブルがあっても、あるもので代用したり、とにかく、今そこにあるもので何とかしなければならない。そんなことが起こることはしょっちゅうです。

そういう臨機応変に対応できる力は、リアルな経験からしかはぐくまれません。

リアルな体験が不足してきている今、思いっきり遊びこむことができない状況に置かれた子供たちもたくさんいます。
こんな時だからこそ、自然の中で、たっぷり子どもが遊びこめる時間を作りたいと思っています。

 

お問い合わせ、お申込み、スタッフ募集

お問い合わせ、お申し込みは、ブログ上記にあるお問い合わせフォーム、またはFBのメッセージにてお願いいたします。

①1泊2日か、②4日Dayキャンプ、③5日DAYキャンプかをお知らせください。また、同時に、保険をかけるため、参加者のお名前、住所、電話番号と、テントの有無、アレルギーの有無(食べられないもの)をお知らせください。

 

子どもの人数が6名程度になったら締め切らせていただきます。

また、当日、ボランティアでお手伝いいただけるスタッフも募集しています。お手伝いいただける方は、参加費無料でお食事提供いたします。

子どもが好きな方、子どもの自然体験に興味がある方、自然での子どもの遊び、自然の中にあるリスクなどを学びたい方は、ぜひお声がけください。

子どもの感性をひらく


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息子の冬休み最後の休日。

久しぶりにブナの森の雪遊びに出かけました。

ブナの森は、雪に閉ざされ、とても静かです。

そり滑りを楽しみながらも、ふと見上げるとブナの森には前日積もったであろう雪が枝についていて、時折風が吹き抜けると、さらさらと音をたてながら落ちる雪。そんな舞い落ちる雪に太陽の光が反射して、キラキラと、それはそれは美しく、時間を忘れるような瞬間でした。

美しいものを美しいと感じられる、そんな感性を大事にしたい、そう思いました。子どものそんな感性をひらく。そのためには、美しいものに触れる、ともに感動することが必要なのではないかと思うのです。

感覚と感性

『感性』と『感覚』はよく似ていますが、ちょっと意味が違います。

 

『感覚』は、ウィキペディアによると、

「特定の物理的エネルギーに応答し、脳内におけるシグナルが受容・解釈される決められた部分に一致する、感覚細胞の型(またはそのグループ)を含む一つのシステム」

「アリストテレスは霊魂論でヒトの感覚を初めて分類し、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つがあるとした。これが広く知られる五感である」としている。

一方、『感性』

「美や善などの評価判断に関する印象の内包的な意味を知覚する能力」

「事物に対する感受性、とりわけ、対象の内包する多義的であいまいな情報に対する直感的な能力」

「無自覚的・直感的・情報統合的にくだす印象評価判断能力」

 

文字だけ見ると、なんだか小難しいですね。

簡単に言うなら、『感覚』は、五感で感じる力で、『感性』は、直感的に感じる能力、感じるこころとでも言えるでしょうか?

五感で感じることにより、感じるこころ=感性が磨かれていくのではないかと思っています。

例えば、以前もこのブログの中で何度か紹介しているエピソードに、虹を見たことのない少年の話があります。

ある、プレーパークでの一コマ。雨上がり、大きな虹が出た。

みんなで虹を眺め、「すごいね~!!」「めっちゃおっきい虹だね~!」「二重になってるよ!」って、みんなでワイワイ虹を見ていたその瞬間、3年生の男の子が「おれ、虹見たの初めて!」と言ったのです。

3年生まで、虹を見たことがないなんてことがあるだろうか?と、その時、彼の言葉にびっくりしたのですが、おそらくそれまでの間に、誰かと虹を見て「きれいだね!」と、感動を共有する経験がなかったのではないかと思ったのです。

「虹を見る」という視覚的情報も、虹に対して「わ~!きれい!」「すごいね~!」と感じることができないのは、感性が閉じてしまっている状態。そんなときは、虹も、ただの周りの風景の一つに過ぎない。でも、感動を誰かと共有できて、初めて感性の扉が開かれるのではないかと思うのです。

感性の扉を開くのは、周りにいる大人や、友達。

誰かと一緒に、「わ~~!!」って、感動することが扉の鍵なのではないでしょうか。

共に感動する

昨日息子とそり遊びをしたブナの森。

雪の中の森を歩いたことがあるでしょうか?

雪に閉ざされ、音は雪に吸収されていきます。

雪の森はとても静かです。

とてもとても静かです。

雪を踏む音。衣服のこすれる音。吐く息だけが聞こえてきます。

時折、風が吹くと、枝に積もった雪がさらさらと音を立てて降ってきます。

そんな静かな森の中、日の光が差し込み、舞い落ちる雪にキラキラと反射して、それは、時間を忘れるほど美しい光景です。

そり遊びをしていた私達ですが、あまりの美しさに、しばし立ち止まって眺めてしまいました。

そうやって、ともにそんな感動的な瞬間を共有する。それが、どんな情操教育よりも素晴らしいことなんじゃないかと思います。

100回映像見せて、きれいだね~、素敵だね~っていうより、一回、本物の体験を共有し、ともに感動する方が、心が動くのではないでしょうか。

映像ではお伝えしきれない美しさですが、動画を張っておきます。

そんな感動する瞬間をともに味わいつつ、森でとことん遊びます。

雪洞も掘ってみました。

雪の上にジャンプしてみました。

倒れた木が一本橋になっていて、その一本橋の上を斜面からそりで滑れるかチャレンジしてみたり。

滑っては登り、滑っては登り。

ジャンプ台を作ってみたり。

こんな時間を共に過ごせるのは、本当に幸せです。

登ったあとは、滑り降りて帰るだけ。

森の向こうの山なみも美しい。

今後のはぴちる

毎年訪れるブナの森ですが、やはりここは美しい森です。

大好きな森です。

だから、私達だけで遊ぶのはもったいないと思い、2月に冬遊びを企画することにしました。

【冬のブナの森で遊ぼう!】

2/15(土)13:00~

雪遊びする時間は2時間程度になります。

蔦温泉集合で、近くの森を歩き、そり遊び、雪洞づくりなどします。

雪の中をたくさん歩くので、今回は小学生以上とさせていただきます。

一家族1000円

子供のみ一人1000円

大人のみ一人1000円

子どものみの参加の場合は、蔦温泉駐車場までの送迎をお願いいたします。

お申込みはブログのお問い合わせフォームよりお願いします。

【プレーパーク】

2/22(土)10:00~15:00青森アピオにて。子育て広場イベント(「ただじゅんの からだであそぼう」)と同時開催!

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【お礼とお願い】

継続的にはぴちるの活動に寄付をくださっている方がおります。いつもありがとうございます!

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞご協力をお願いいたします。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号7138981

シンドウサチコ

【他行より】

店番848  番号07138981

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更して応援いただく方法もあります。

 

【書籍】

昨年11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでもまだ多少購入でるようです。どうぞ、手に取ってごらんください。

『悪ガキたちの秘密基地』

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊かな原体験を子ども時代に


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青森の夏休みは短く、息子の小学校も学校が始まりました。

夏休みの間、海に、川に、湖に、キャンプに、洞窟にと、いろんな所にいった息子です。

たくさんの子ども達が、こんな豊かな原体験を子供時代に過ごせたら、どれほど幸せだろうかと思うのです。

8つの原体験

原体験とは,自然の中で自然にあるものを見て、触れて,嗅いで,味わい、聴く、という五感による直接体験をさします。

自然物でモノをつくったり,遊んだり,探したり,採集したり,飼育したり,栽培するという生活の基本も含めて原体験といいます。

こうした,原体験には火,石,土,水,木,植物および動物の他に、暗闇の恐さ,飢えや渇きなどといった体験をゼロ体験として原体験の1つに加え、8つの原体験というように言われています。

【火】

火おこしする。マッチで火をつける。火で煮炊きする。風を入れて火を大きくする。煙で目が痛くなるような経験をする。

【石】

きれいな石を探す。水切りする。石を積む。石を投げる。場所によって石の形や手触り、色の違いがあることを体験する。大きな石を動かしてみる。

【土】

土の匂いを嗅ぐ。土に触れる。泥あそびする。穴を掘る。土で水路を作って水を流して遊ぶ。田んぼに入ってみる。土の中から出てくる虫を見つける。

【水】

川の水の冷たさを感じる。川の水の流れを感じる。川の水の流れが緩い所と早いところがあるのを感じる。川で急に深くなるところがあることを知る。海の波にゆられてみる。海の水が寄せたり引いたりするのを感じる。雨に打たれる。湧水を飲む。水をかけあって遊ぶ。滝を見る。滝のそばまで行って水しぶきを浴びる。

【木】

木に登る。木に抱きつく。森の匂いを嗅ぐ。木の葉の匂いを嗅ぐ。木の葉や幹に触れる(つるつる、ザラザラ、ふわふわ、チクチク)。木の枝で遊ぶ。木を燃やしてみる。季節による木の変化を見る(新緑や、紅葉、枯葉や冬芽)。木の葉が風に揺れる音を聞く。どんぐりが芽を出しているのを見るなど、命が次の世代につながっていくところを見る。森の中で上を見上げ、木の枝の重なりを見る。雨の日の森に入ってみる。

【植物】

草花遊びをする(花冠、草相撲、草笛など)。草の上を裸足で歩く。草の上に寝っ転がる。草花の匂いを嗅ぐ。花束を作る。植物を育てる。作物を育てる。草滑りをする。実を食べる。食べられる植物を探す。摘んで食べる。

【動物】

虫を探す。虫を捕まえる。虫を飼う。カニやザリガニを釣る。魚を釣る(捕まえる)。動物を触る。動物を飼う。森の中で鳥の鳴き声を聞く。鳥を見つける。

【ゼロ体験】

朝日を見る。夕焼け空を眺める。虹を見る。夜の暗闇を体験する。夜の森の怖さを感じる。満天の星空を眺める。流れ星を見る。極寒の寒さを体験する。飢餓状態(お腹がペコペコになる)から食べ物をいただく。のどの渇きを感じる。

我が家の夏休み

夏休み中、息子はほんとによく遊びました。海に、川に、洞窟に、キャンプにと、あちこち出かけもしたけど、それ以外は、毎日のように友達の家に遊びに行き、友達と学校のプールに行ってた息子。

夏休み、遊べる友達がそばにいるって、ありがたいことだな~と思いました。息子は、一日いっぱい遊びに出かけていないけれど、そんなときに限って、「新藤さ~ん、遊べる?」ってやってくるのが近所の小学生。宿題やったり、ボードゲームしたり、おしゃべりしたり。

「コーヒー豆ひいてあげる」って、コーヒー豆ひいてくれたり、

ちょっと早めに晩御飯の準備しなくちゃならなかったから、ご飯支度してたら、「何やってるの?」って、台所にやってきて、「だしの鰹節削ってたんだよ」って言ったら、「やってみたい!!」って、わらわら鰹節削りに集まるのは決まって女子。

時には、「鍵ないから家に入れない」っていう子が来たりとか。

一緒にお昼ご飯を食べることも。

時には、「ウォータースライダーあるプールに連れてって」とせがまれて、子ども達何人か連れて温水プールに行くこともありました。

こうやって、遊ぶ友達がいる事と、遊べる場所があることは、子ども達にとって幸せなことだな~とつくづく思います。

ほとんどの子は夏休みも学童や習い事、部活に行ってる子ばかりで、遊べる子が周りにいないという子が多いと聞きます。また、おうちの人がいない家には入っちゃダメとか学校の決まりがあるから、遊んでいいおうちもなかったりするのが、今の子ども達の現状のようです。

普段の子ども達は、いつ来ていつ来ないのか予測がつかないので、いつでも家をopenにしているわけではなく、もちろん、家族で出かけることもあります。

まずは、白神キャンプ。

川を歩き、生き物を見つけ、夜は焚き火して過ごしました。

飲み水は、川の水です。

夕焼け空を眺めながら、焚き火して、だんだん暗くなっていくのを感じます。

沢を歩いていると、サンショウウオも見つけることができました。流れがあるところでも岩にしがみついていられる爪が特徴のサンショウウオです。

白神の河原で見つけた石には、水晶が入っていました。

マイクロスコープでのぞくと、ちゃんと水晶でした!

川に石を投げて遊んだり、水切りしたりして遊んでいましたが、最後、大きな石をぼちゃんと川に入れたくって、テコを使って川に落とすことにも成功!

近所の川でも、やっぱり友達と川遊び。裸足で水に入ってみたり、四ツ葉のクローバー探しに夢中になったり。

四ツ葉じゃなくって、ハートのクローバーも見つけて喜んでいました。

海にもいきました。いつまでも波に揺られ、泳いで寒くなったら砂遊びしたり

砂に埋まったり

湖では水切りしたり。湖には、海と違って、石が多い。平べったい石を探しては、石を投げます。水切りできない子も挑戦していました。

カヌー漕いだり

昆虫探しでは、チビクワガタのメスを捕まえたり

シジミ採りしたり

魚捕まえたり

湖から上がった後は、弓矢を武器に、架空の物語設定で戦ったり

みんなでカブトムシ探しして、カブトムシ見つけたり

家族旅行では、お隣岩手県まで行ってきました。今回のお目当ては鍾乳洞。鍾乳洞に行ったら、外の気温は32度だったのに、洞窟の中は11度と、寒いぐらいでびっくりしたり

鍾乳洞の中の水の透明度がすごくて感動したり

どこまでもどこまでも深く青く、きれいな水。時折水底に落ちている携帯が見えるほどの透明度。

鍾乳洞から出たら、メガネが曇っちゃったり

博物館で恐竜の骨や、化石を見たり、

琥珀を見たり。売っている琥珀を見て、「琥珀って、めっちゃ高いんだね!!」と、驚く息子。琥珀探して一儲けしようかとか、脳裏に浮かんだらしい。

誰もいない、クマも出そうなキャンプ場でテント張ってキャンプしたり

もうすぐ満月で、月を眺めながら焚き火したリ

誕生日をキャンプしながら祝ったり

家に帰ったら、アゲハが羽化するのを観察したり

セミを捕まえたり

カマキリの羽化を観察したり

友達と遊べなかった日は、一緒に畑行って、いっぱいとれた野菜を調理して食べたり

プレーパークでは、一日いっぱいカニ釣りで、19匹もカニ釣ったり

近所の公園のプレーパークでウォータースライダーやったり

水浴びしたり

青森の夏と言えば、お祭り。お祭りウィークはお祭り三昧。

弘前ねぷたも見に行ったし

八戸三社大祭を見に行ったり

トラ舞のトラに頭をかんでもらうと、頭良くなるからって、毎年頭をかんでもらっています。

青森ねぶた跳ねに行ったり

あ、後はお化け屋敷も行ったな~。

ビビりの息子は、怖くないバージョンでお願いしたにもかかわらず、びくびく物でしたが(笑)

こうやってこの夏休みを振り返ると、火、石、水、土、木、動物、植物、ゼロ体験。すべて経験した夏休みでした。

本当に、よく遊び、あっという間に終わった夏休みです。

プレーパークでも、体験できる!

こんな、原体験、いろんな子供たちにも、子ども時代にたくさんたくさんしてほしい。

子供時代の原体験は、絶対、後々、生き抜く力につながると思っています。こうやって、あちこち連れて歩くのは大変でも、プレーパークに行けば、ここでいう原体験は体験できるんです。

プレーパークでは、火も体験できます(火を使えない場所もありますが)。

木登りもできる

水遊びもできる

虫捕りしたりもできる

土遊びもできる

環境によってはカニなど、生き物に触れることもある

草花遊びで、色水作って遊ぶこともある

秘密基地作ることもあるし

石に絵を描くこともある

8つの原体験のうち、火、石、水、土、木、動物、植物の七つは体験できるのです。

ゼロ体験も、時には、雨上がりの虹を見たり、ペコペコにお腹がすくまで夢中に遊んでいることもあるでしょう。のどがカラカラになるまで走り回って遊ぶこともあるでしょう。

そして、何より、プレーパークには、一緒にそんな体験を共有できる友達がいる。初めて会った子とだって、夢中になって遊べちゃう。

「おもしろい」を、一緒に面白がってくれる人がいる。

だから楽しい。だから、心に残る。

夢中になって遊ぶ子ども時代は、心の土台を作っていきます。

今後のプレーパーク

夏休みも終わりましたが、子ども達は、いつだって、暇さえあれば遊びたいものです。

そんなとき、ぜひ、遊びに来て欲しいのがプレーパーク。

はぴちるプレーパークも、十和田を中心にまだまだやります。

★ちとせ小学校放課後プレーパーク(雨天中止)

毎週水曜 15:30~17:50

★8/31 野辺地キャンプマーケットにてプレーパーク

柴崎地区健康レクリエーション施設

プレーパークは11:00~17:00まで。

※ナイトマーケットは17:00~21:00

★9/14 三沢中央公園プレーパーク

10:00~15:00

★9/21 若葉公園プレーパーク

10:00~15:00(雨天中止)

【寄付のお願い】

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、ほぼ自腹で賄っております。(ときおり、みんなで食べてねと、差し入れ下さる方もいて、とてもありがたいです)

夏休み中などは、お昼ご飯を食べていない子も割といるので、お腹にたまるものを持って行ったりもしていました。

 

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

今年買ったばかりのハンモックも、子ども達の激しい使い方に、早くもやぶれてしまいました。何とか縫って、補修しながら使っています。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号07138981

シンドウサチコ

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更しておうえんいただく方法もあります。

11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

子どもと楽しむ川遊び


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今年もホタルキャンプの季節がやってきました。昼間は川遊びしながら、暗くなったらホタルを見よう!そんなホタルキャンプですが、今年は予定していた二日目は雨予報。

キャンプするのを楽しみにしていた子供たちですが、今年は無理せず、急きょDAYキャンプに切り替えての川遊びでしたが、川での生き物探しや、川探検、夜はホタルも見ることができ、川遊びとホタルキャンプを満喫した子供たちです。

川遊びとホタルキャンプをレポートしつつ、子どもと楽しむ川遊びについてお話ししたいと思います。

川遊びに必要なもの

川遊びをするとなったら、必要な持ち物がいくつかあります。

・川遊び用の靴

・着替えはたくさん(乾きやすい速乾性の素材が良い)

・長袖長ズボン

・タオル

・救急セット

ここまでは必須です。以下は、あるといいもの。

・ライフジャケット

・虫よけ

・虫網や魚取り網

・虫かご

・ジップロック

 

中でも、大事なのは靴と着るものです。

【川遊び用の靴】

川遊びでは、必ず靴を履きましょう。

川底にガラスの破片が落ちていることもあるし、釣り人が落とした針が落ちていることもあります。バランスを崩して、尖った石や岩で足を怪我してしまうこともあります。

川遊び用の靴は、専用のウォーターシューズがあればそれに越したことはありませんが、年に一回ぐらいしか使わないし、子どもの足は毎年大きくなるし、わざわざ買うのは・・・という方は、普段はいているような靴で構いません。洗い替え用の靴などで十分です。

ですが、ビーチサンダルのようなかかとが固定されないタイプのサンダルは、すべりやすく、サンダルが川に流されやすいので不向きです。

普通の長靴だと、ちょっと深さがある場所では、すぐに長靴が水没してしまうので、長靴も不向きです。

川底の石はごろごろ動くし、苔がついていると滑りやすいので、足元が大切です。

子どもの持ち物ばかりに気をとられ、大人はビーチサンダルでも大丈夫、と思っていてはいけません。子供と手をつないで歩いていて、大人が滑って、子どもを道連れに転んでしまうこともありますから。大人こそ、足回りはしっかりしたものを用意したいものです。

そして、夜は花火を楽しみたい、という場合や、虫刺され対策のためにも、靴下と、普通の靴も用意してください。裸足でサンダルだと、虫にも刺されるし、花火の火花でやけどする危険もあります。夜は、足を守るためにも、普通の靴も用意してください。

【着るもの】

子どもはどんなにびしょ濡れでも、楽しければなかなか水遊びを終わりにできないものです。そして、常に流れている川の水は冷たいものです。ぶるぶる震えていたり、唇が青くなってたりしたら、早めに水からあげて、着替えさせてください。

そんな子供たちには、綿素材の物よりは、速乾性のある素材の方が川遊びには適しています。おむつのとれていない赤ちゃんの場合は、紙おむつでは水を吸って重くなって動きが取れないので、水遊びパンツを利用するといいでしょう。

そして、子ども達は、一度着替えてからも、またすぐに水あそびで濡らしてしまいます。「もう着替えないから、濡らさないの!」なんて言わなくて済むように、着替えはとにかく多めに持っていくといいでしょう(上下3~4着あるといいと思います)。

寒くなってしまった時のためにも、どんなに暑い日でも、長袖長ズボンは必須です。キャンプまでするなら、夜は虫に刺されやすいので、子どもが「大丈夫」と言っていても、着せてあげるようにしましょう。朝晩は思いのほか冷えることもあるので、長袖長ズボンは必須です。

今は、ラッシュガードという、速乾性のあるものもあるので、必要に応じて用意してもいいと思います。

また、黒い服は、ハチが寄ってくるので、できれば黒ではないものがいいでしょう。

さあ、川で遊ぼう!!

幼児さんには、ライフジャケットをつけてもらい、さっそく川遊びです!

石をめくってみると・・・

生き物発見!

次々見つけて集めてみました。

こんな時、虫かごは便利です。

トビケラの幼虫や、ヘビトンボの幼虫、ヤゴ、カワニナ、カエル・・・。

捕まえたものが、なんなのか、後でゆっくり観察したい。そんな時は、こんなハンドブックがあると便利です。こちらのハンドブックは、幼虫と成虫、どちらも載っているのと、その水生生物が、どんな水質のところに住んでいるかがわかる水質の環境を知ることもできるので、とてもおすすめです。

ちなみに、今回捕まえたトビケラやヘビトンボの幼虫、カワニナは、きれいな川に生息する生き物です。

こちらはトビケラ。

赤い頭のはヘビトンボ。

ヘビトンボの幼虫と、トビケラを一緒に入れていたら、ヘビトンボの幼虫がトビケラの幼虫を襲っていました。ヘビトンボの幼虫は肉食です。トビケラは、落ち葉や藻を食べているので肉食ではありません。そうやって、観察して、調べてみることで、生体がわかるのもおもしろいことです。

川を歩いていると、桑の実発見!唇を桑の実の紫に染めながら、夢中で食べます。黒いのは甘いけど、赤いのは酸っぱい!

手の届かないちびっこさんには、ママがとってあげてます。酸っぱい!!

カワニナ集めたり、桑の実食べたりしながら、上流のダムの直下まで探検。

笹船ならぬ、アシ船。船を作って流すんだけど、流れがゆっくりなところではなかなか流れていかない。比較的流れが速い所を探して流してみます。

船を作るのも、初めてです。

午前中はこんな感じで軽く遊んで、川の生き物がいそうな場所を探ったり、川の流れの早そうなところや、深そうなところなど体感しながらも、滑りやすい川底の歩き方に慣れていきます。

水切りしたことない子は、石の選び方から、できる子にレクチャーを受けます。

ひとまず休憩

「もっと川で遊んでいたい」という子供の気持ちもわかるのですが、川遊びにも休憩は必要です。1時間半ほど遊んだので、一旦お昼休憩で川から上がります。

着替えテントをたてておいたので、ひとまず濡れた服を着替えさせ、お昼ご飯を食べて腹ごしらえ。

お腹が落ち着いたら、もう遊び始める子ども達。

待ちきれずに、「早く川行こうよ!!」の声。

「よし、じゃあ、みんな準備ができたら行こう!。トイレ行きたい子は今のうちに行っといてね」と声をかけ、再び川へ。

川の下流へ探検

いよいよ午後は、下流へ探検です。

小さい子には、大人やお兄さんお姉さんがついて歩きます。

ちょっと深そうなところや、流れが早そうなところは、大人がサポートしながら一人づつ渡ります。

ちびっこさんもパパと一緒に。

木の枝で深さを確認したり、助けが必要な子には手を貸しながら、歩きやすいルートはどこか。様子を見ながら進んでいきます。

こっち、結構深いよ。

二歳の女の子は、ず~っとパパやママと手をつなぎながら、鼻歌歌いながらご機嫌さんです。

ここは、川岸以外は深くなってるスポット。深いところを行きたくない人は、山側を通ります。

最後は抱っこで、ちょっぴり眠くなってきた女の子。

ついに目的地へ!!

目的地にたどり着いた後は、いったん橋の下に戻って、深みで魚探し。

魚はいるんだけど、深いとこ入ってると、だんだん寒くなってくる。

私は泳ぎた~い!!冷たくてもへっちゃら!!

午前中捕まえたトビケラをつるに結び付けて釣ってみようか・・・。でも、うまく結べない。

魚、見えてるのにすばしっこくって捕れないのがもどかしい!

魚~~!!

しばらく頑張ったけど、子ども達、結構冷えてきていたので、あきらめて戻ることに。私は一足先に戻って、火をおこします。

川探検、実は一人だけ気分がのらずに、親御さんと探検行かずに残っていました。

その間も、たまたま見つけた釣り針で釣りをしてみようかと挑戦しようとしてみたり、川岸にいたヘビを観察してたりしていたようでした。

行きたくない子を無理に連れていくのか、残してそこで別なことで遊んでいてもらうか、そういうところも迷うところではありましたが、結果として、彼はそれでよかったようです。

雨が降ってもなお、遊び続ける子ども達

みんな川から上がってきて、本日の着替え2回目。

着替えてスッキリしたところで、焚き火でマシュマロ焼き。

マシュマロもいいけど、今回は焼きするめが好評だったようです。

子ども達がマシュマロ焼いて焚き火にあたっている間、お母さんたちは晩御飯の支度。

子ども達に調理してもらおうと思っていたんだけど、川ですっかり冷えた子ども達、のんびり焚き火であったまって、おやつでお腹を満たしている今のうちに、早めに晩御飯作らないと間に合わない。

と、いうことで、手の空いたお母さんたちや、学生さん、お手伝いしたいちびっこさんで晩御飯支度にとりかかります。

子ども達はというと、マシュマロ焼きの後はスイカ割り。

スイカ割りも終わると、サッカー。

そうやって遊んでいる間に、だんだん霧雨が…

子ども達は濡れていようが平気で遊んでいるので、「カッパ着て~」と、声かけます。

水鉄砲も始まって、もう、雨でぬれてるのか、水鉄砲でぬれてるのかわかりません。

あんまりびしょぬれになっちゃった子は、寒がっていたので、この日三回目のお着換え。着替えた後も、屋根の下をぐるぐる走り回って鬼ごっこ。

そのうち、どろぼう鬼ごっことか、ストーカー鬼ごっことか、訳の分からない遊びになってきます。

そうこうしている間に、ごはんもできました。

ダッチオーブンでは鶏肉とジャガイモ、玉ねぎのハーブ煮込み。

ズッキーニと人参とごぼうの天ぷら。つまみ食いでズッキーニは半分ほどに。

学生さんに伝授されたせんべい汁。ねぎとせんべいの入れるタイミングが大事。

ず~っと雨の中、走り回っていた子供たち。いただきま~す!!

食べて、片付け終わったら、一旦、みんな集まって、相談タイム。

ホタル見たい!!

子ども達も、雨でぬれて寒くなってきているのと、雨の中、ホタルが飛ぶ確率が低いことが考えられること。ホタルが飛ぶ時間は、21時頃と、少し時間が遅いので、それまで子ども達が大丈夫か、ということから、みんなはどうしたいか?という話し合いをしました。

お迎えの子には、念のため早めのお迎えをお願いしてありました。

この後花火までやって、ムリはせず、そのまま解散にするか、ホタル見られる確率が低くても、もうちょっと頑張ってホタル探しに行ってみたいか。

子ども達は全員、「ホタル見たい!」「探してみたい!」

と、いうことで、ホタル探しの時間まで、もう少し頑張ってみることに。

そうと決まったら、さあ!花火だ~!!

お姉さんと一緒に♪

花火が終わって、デザートをつまんでいる間に、結構いい感じに暗くなってきました。

よし!ホタル探しに行ってみようか!

弱い霧雨の中、懐中電灯片手に昼間川遊びした川にかかる橋の上から下を見ると・・・

「電気消して!!」という声に、みんな懐中電灯を消します。

「いた!!」

ふわりふわりと川面を舞うゲンジボタルと、パッパとフラッシュのように光るヒメボタル!

「うわ~!!」と、みんな大興奮!

網で捕まえたヒメボタルを観察し、「結構小さいんだね」。

川の下に下りて行ってみると、先に下りて言ってた子ども達が、何やら騒然としています。

「どうした?」って近づいてみると、

「リス!!」「捕まえた!!」

網の中をよ~く見て見たら、なんと、うさぎ!!

野うさぎの赤ちゃんでした。

「かわいい~!!」「さわらないで!」「ちっちゃい子にも見せてあげて!」

と、やいのやいのと大人も子供も大興奮。

みんなで見た後は、草むらに返してあげました。

 

花火で終わりにしなくてよかったね~。

頑張ってホタル出る時間まで残っててよかったね~。

ホタルも見れたし、うさぎまで!

こどもたちって、ほんとにすごいな~って思います。

忘れられない夏の一日となりました。

 

さあ!夏休みも始まった!子ども達よ、いっぱい遊ぼう!

ホタルキャンプは、ホタルの時期もあって、毎年夏休み前なのですが、今は、子ども達はもう夏休みに突入しています。

さあ!いっぱい遊ぼう!

とにかく遊ぼう!

夏休みに入った子ども達、一緒に遊べる友達さえいれば、きっと、何をやっても楽しい。

そんなあほみたいに遊ぶ子供時代の夏休みは、始まったばかりです!

はぴちる今後の予定

★8/16(金) 田子プレーパーク 

田子タプコピアンプラザ・14:00~18:00

田子の夏祭り、BON-FES内でプレーパークを開催します!

★8/17㈯ 若葉公園プレーパーク

10:00~15:30

※若葉公園は、現在屋内グラウンド建設中で、駐車場が使えません。サッカーグラウンド駐車場も、試合があれば使用できなくなります。北園小学校近くのコインパーキングか、土曜であれば、合同庁舎の駐車場も使えます。ちょっと離れていますが、路駐で捕まらないよう、ご注意ください。

★夏休み中、毎週水曜の学校プレーパーク!

13:00~17:45までちとせ小学校プール横にて開催

※雨天中止

夏休み中は、8/14のみお休みします。

8/31(土)野辺地キャンプマーケットにて、はぴちるプレーパーク。

柴崎地区健康レクリエーション施設

プレーパークは11:00~17:00まで。

※ナイトマーケットは17:00~21:00

 

友だち追加

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、自腹で賄っております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号07138981

シンドウサチコ

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更しておうえんいただく方法もあります。

11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

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皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

子どもの自然体験で大切な事

先日、子どもの自然体験活動として、川遊びをしてきました。

大人の見守りは必要ですが、小さな子でも遊べる川で、みんなで石の裏をひっくり返して、生き物探しをしたリ、水切りしたり、ばしゃばしゃしたり、寒くなったら焚き火であったまり、虫取りや草花遊び、落ち葉遊びで一日たっぷり遊びました。

私達がこんな活動をするようになったのも、「自然で遊ばせたいけど、自分一人ではどうしていいかわからない」という声がチラホラ聞かれるようになったから。

川遊びは、水の事故の心配や、安心して遊べる場所がわからないなど、特に、自然遊びの中ではハードルが高いのかもしれません。

自然で遊ばせるうえで、そういった、危険の予測や、場所選びなどのポイントの他、子どもに対して、どんな関りをしたらいいか、ということをお話ししたいと思います。

自然の中の危険を回避すること

自然で遊ぶうえで、100%安全である、ということはありません。

でもそれは、家の周りにおいても、同じことが言えます。

子どもが道路に飛び出さないか。

ポイ捨てされたたばこを食べちゃわないか。

家の周りにだって、危険なことはあります。

でも、それは、あらかじめ、道路は車がビュンビュン通るから危ないよと、手をつないで歩いたり、拾ったものを口に入れないようにとか、そばについてあげながら、話して聞かせることで、ある程度回避できるでしょう。

それでも100%安全ということはありませんよね。

最近の事故でも、歩道を歩いていたのに車が突っ込んできてしまうことだって、あるわけですから。

でも、だからといって、お散歩しに、外へ出ないなんてことはないですよね?

では、自然の中では、どんな危険があるでしょうか?

川遊びの場合、なんと言っても、水の事故です。溺れないだろうか。流されないだろうか。

それも、道路と一緒で、大人がそばについてあげていることと、あらかじめ、どこが深いか、流れの早いところはどこか、確認して、子ども達にも伝えることも大事です。

同時に、小さな子にはライフジャケットをつけるなど、もしもの時のための備えもあるといいですね。

季節や場所にもよりますが、アブや、ブヨなど、刺す虫もいることもあります。虫よけをするとか、暑い日でも、長袖を着ることも、時には必要になってきます。

そして、足回りは、しっかりかかとが固定されている靴をはくことが、ごろごろ石が動く不安定な川の中を歩くのに必要なことになってきます。

川によっては、ガラスの破片が落ちていることもあったり、裸足では入らないようにしたいものです。

そして、川遊びの場合、濡れて遊ぶことも楽しく、転んで全身びしょ濡れになるのも、いい経験です。でも、濡れたままで長時間遊んでいると、体温が急激に奪われてしまうので、濡れてしまったら、がたがた寒くなる前に着替えることも大切です。子どもは、寒くても、まだ遊びたいと思えば、大丈夫!と言って、なかなか水から上がらないものです。でも、そこは、大人の声掛けで、一度上がって着替えたり、焚き火であったまることも必要です。

起こりうる危険をある程度予測しておけば、ある程度は回避できるものです。

ただ、これもやはり、100%安全だというわけではありません。

かつて、川遊びに行ったとき、近くの草むらで次男がマムシに咬まれたことがありました。その時は、即救急車を呼んで血清を打ち、一週間入院することになりました。

ただ、それも、ホタルを捕まえようと、真っ暗な草むらに入っていったことが原因だったので、そのことがあってからは、夜の草むらにはむやみに入らないようにと声をかけています。

木登りしようと思った木に、ツタウルシが絡まっていることもあります。

登って手をかけた木が枯れ枝だったら、ぽきんと折れて落ちてしまうでしょう。

そんな危険も、自然の中にはやっぱりあります。100%安全はありません。

でも、だからと言って経験させないのは、とてももったいないことです。

木登りの危険は、葉っぱのついている枝かどうかを見てから手をかけることで、回避できます。枯れてる枝があったら、わざと折って、下に落としてしまうといいでしょう。

そうやって自分で登った高い所から見る景色は、最高です。自分で登れた誇らしさで、自信に満ちた顔をしています。高い所から見下ろす大人は小さく見え、万能感を感じたりもします。

自然の中では、とても面白いものに出会えます。自然で遊ぶと、子ども達はイキイキしています。

どれだけ遊んでも遊び足りないぐらい、まだ遊んでいたいと子どもはいいます。

危険やリスクを知った上で自然に向き合うことが、大切なんだと思います。

自然の中で遊ぶ子どもを見守ること

先日、ある記事が目にとまりました。

それは、子どもの言葉の発達の遅れを気にしていたママのお話しでした。

その子は3歳で、同い年の子より、言葉が遅かったようです。

ある時ママはハタと気づきました。

私、他のママより口数が少ない方かもしれないと。

自分の言葉がけが少ないから、子どもは話さないんじゃないかと。

ある日、子供と自然の中に行ったとき、子どもがカエルを見つけ、観察していました。

ママは、この時とばかりに、子どものそばにしゃがみ込み、「カエルだね~。このカエルはね、初めはオタマジャクシと言って、水の中の卵から生まれるの・・・。」と、カエルについて説明しはじめました。

そしたら、急に子供が「ママ!だまって!ぼくはいま、かんじてるんだ!」と、ママのおしゃべりを止めました。

このママは、このことがあってから、言葉が遅いのを気にしなくなったそうです。ゆっくりと、その子なりの成長を見守ってやろうと思えるようになったそうです。

この記事を読んだとき、まさに子どもは、自然を全身で感じているんだよな~と、改めて思ったのです。

川に入った時、「つめたい~!!」って、身がぎゅっと縮こまるような感覚を思えたり、

ひたすらばしゃばしゃしてびしょ濡れになって喜んだり、全身で感じています。

小さくたって、水を感じています。

ガサガサした枯葉の感覚や、葉っぱの中のあったかさを感じたり。

花冠作りながら、葉っぱのやわらかさや、お花のにおいを感じています。

草相撲しながら、茎の固さを確かめています。

木登りしながら、枝の広がりを感じています。

高い所から眺める景色やスリルを感じています。

一方で、どこか、木に守られているような、そんな感覚も味わっています。

全身で自然を感じ、感覚の扉を開いている子供たちのことを、せかすことなく、そっと、でも、温かいまなざしで見守ってあげたい。

そう思います。

 

センス・オブ・ワンダー

レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』の中から、紹介したい1文があります。

********************

わたしは、こどもにとっても、どのようにして子供を教育すべきか頭を悩ませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

・・・・

美しいものを美しいと感じる感覚、

新しい物や未知なものに触れたときの感激、

思いやり、憐み、賛嘆や愛情などの様々な形の感情がひとたび呼びさまされると、次はその対象についてもっとよく知りたいと思うようになります。

そのようにして見つけ出した知識は、しっかりと身につきます。

もし、あなた自身は自然への知識をほんの少ししか持っていないと感じていたとしても、親として、たくさんの子どもにしてやることができます。

 

たとえば、子どもと一緒に空を見上げましょう。

そこには、夜明けや、黄昏の美しさがあり、流れる雲、夜空にまたたく星があります。

子どもと一緒に風の音を聞くこともできます。

それが、森を吹き渡るごうごうという声であろうと、家のひさしや、アパートの門出ひゅーひゅーいう風のコーラスであろうと。そうした音に耳を傾けているうちに、あなたの心は不思議に解き放たれていくでしょう。

雨の日には外に出て、雨に顔を打たせながら、海から空、そして地上へと姿を変えていく一滴の水の長い旅路に思いを巡らせることもできるでしょう。

あなたが都会で暮らしているとしても、公園やゴルフ場などで、あの不思議な鳥の渡りを見て、季節の移ろいを感じることもできるのです。

さらに、台所の窓辺の小さな植木鉢にまかれた一粒の趣旨さえも、芽を出し、成長していく植物の神秘について、子どもと一緒にじっくり考える機会を与えてくれるでしょう。

*************************

私達は、周りの世界のほとんどを視覚を通して認識しています。

しかし、目にはしていながら、本当は見ていないことも多いのです。見過ごしていた美しさに目を開くことは、しばらく使っていなかった感覚を呼びさますことでもあります。目、耳、鼻、指先の感覚を、今一度、子どもと一緒に取り戻すのです。

子どもと一緒に、自然を感じることです。

一緒に、おもしろいね~!すごいね~!きれいだね~!と、感動を分かち合うのです。

生き物や植物の名前を知らなくてもいいんです。わからなければ、後で一緒に図鑑をめくって調べてみたらいいんです。

調べてみたら、例えばカゲロウだったら、大人になったらどんな虫になるのか、知りたくなったりします。知りたくなったら、さらにそういうことも調べたらいいと思うのです。

今は便利な時代ですから、検索すると、すぐに答えを得ることができます。

でも、だからこそ、なんで?どうして?これ、何なの?って、不思議に思ったことを大事にしてください。興味がわいて調べたものや、実際に探して見つけたものに対する知識は、ずっと忘れないものになるでしょう。

たとえ、そのものの名前を忘れたとしても、あそこで、あんな色の虫がいた。あんなにおいの物を見つけた。って、後々思い出して、なんだったっけ?って、もう一度調べてみたくなったりもします。

好奇心の種は、ちょっとしたきっかけで、むくむくと芽を出し、伸びていくものです。

見守られる安心感の中で育っていく

何家族かで一緒に遊んでいると、我が子じゃない子を見守ってくれる人が必ずいます。

この二人も、親子じゃないけど、気づくと、すっと、誰かが小さな子の傍らについてくれます。

あたたかいまなざしで見守る大人は、自分の子に対してだけじゃなくてもいいのです。

自分の子も、よその子も、関係なく、こんな体験ができたなら、子ども達は、安心して感覚の扉を開くことができます。

いろんな子が、わらわらと木登りしようとするそのそばには、誰かが見守っています。

どの子がどのお母さんかわからないぐらい。

抱っこされてる赤ちゃんのママは、別な人。

こうやって、みんなに見守られているから、安心してイキイキあそぶ子ども達。

時には、見守るだけじゃなく、大人はこんなにすごいんだぞ!って、本気で子どもと勝負してみたり。

ぐるぐるして~!!っていうリクエストに答えたり。

子どもが、「もうのぼれない~!」ってなったときに、どれどれ、こうやるとのぼれるぞ~って、見せたり。

時には憧れられる存在であるように、時には頼りになる存在であるように、時には横にいて一緒に寄り添ってくれる人であり、一緒に感動してくれる人として、子ども達の傍らにいたいな、と思っています。

 

 

子ども春の冒険キャンプ~2日(探検と秘密基地)


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子どもの日冒険キャンプの二日目。

この日は昼過ぎからの雨が心配されていたため、早めに起きて、午前中に探検に行きました。昨日の探検コースからさらにぐるりと一回り。昨日よりたくさん歩くので、小さい子には大人がついて歩きます。

探検の後はたくさん歩いておなかがすいて、でも、お昼を食べたらまた元気になって。

今度はみんなで秘密基地づくり。

そんな二日目の探検の様子と、秘密基地づくりの様子をレポートします。

早起きな子供たち

前日は興奮しすぎて夜更かしした子供たち。

でも、不思議なもので、こんな日の朝の子どもたちは早起きです。

この日は早めに探検への出発を考えていたから、5時過ぎに起きようかと、目覚ましをかけていた私達。

早朝、隣の子どもテントからの声に目覚めて時計を見ると、4:50。

夜露に濡れたテントから朝も早くから抜け出した子供たち。ああ、あと10分寝れるけど、起きようか・・・と、起きだす私達(笑)。

まだ朝方は寒いので、まずは焚き木を集め、火おこしし、焚き火をつけます。

鳴きかわすウグイスの声。朝のさわやかな凛と澄んだ空気。

子どもたちは、ぼ~っと、焚き火の前に座り込んでいます。

次々起きてきて、焚き火の前に集まります。

クロモジの葉っぱをとってきて、焚き火をお湯を沸かしてクロモジ茶を入れて飲みます。

朝ご飯の準備している間に、あったまった子供たちはサッカーしたり、スケボーしたり、遊んですごします。

昨日のせんべい汁にうどんを入れた朝ご飯を食べたら、雨が降らないうちに、探検に出る前にテントをたたんで、片づけをしてから出発することにします。

おなかいっぱい!!

テントたたむ人と、遊ぶ子、食器を片付ける人、それぞれ、動ける人が動き、てきぱきと片付けが終わります。

てきぱきと片付ける人

見て見て~!こいのぼり作ったよ~!

いすの袋を棒にくっつけて、ほんと、こいのぼりだね~(*^-^*)と、みんなを和ませる子。

ロング探検コース

朝もしっかり食べたら、探検に出発です。

一日目に崖登りをしなかった子たちが、崖登りにチャレンジします。

先に行ってる子が、早く先に行きたくて、「隊長~!副隊長~!行きましょう~!」と、叫んでいます。それでも粘土をとるまでは下りられません。

ようやく崖登りと粘土取りを終えて合流した子供たちと、ようやく昨日行った沼に下りていきます。

こちらも、昨日はカエルの卵に触らなかった子たちが、じっくりカエルの卵を観察します。

湿地を見渡すと、昨日は気づかなかったエンレイソウが。

こちらはシロバナエンレイソウ。

濃いムラサキの花をつけるエンレイソウも。

リュウキンカもたくさん自生しています。

水芭蕉もたくさんあります。

奥のコゴミ畑ではコゴミが摘み放題。

マムシグサをみつけました。

確かに、ヘビのしっぽのようです。触ってみると、ゴニョッとした触感。

前日に、ここのタケノコが太いと学習した女子高生たちは、タケノコ採りに夢中です。

笹薮に消えてゆく女子高生たち。一度タケノコを見つけるアンテナを身に着けると、次々見えてきます。

あ、ここにもあった。あ、そっちにも太いのが・・・。

途中、小さな小川があって、一人、靴が水没したものの、全員手を貸しながら小川を渡り切り、開けた山あいの田んぼ道に出ました。

もうちょっと向こうまで歩いてみようか。

途中、何人か、笹船作ったりしながら、のんびり歩きます。

流してみたりして

つるのブランコ発見!

しばらく行くと、水車小屋があり、『東北ホタル愛好会』の看板。

鯉がいるね。

ちょっと一休み・・・。

ここでもタケノコ採りに消えていく女子高生。

「見て!ガマの綿毛!」

ガマの穂が乾燥すると、ぶわっと、中から綿毛と一緒に種が飛ぶようになっているんです。

さあ、あともうちょっとだよ♪

「疲れてきたかな?頑張れる?」

ちょっぴりほんとは疲れてたんだけど、他のお母さんがたまたま持ってた飴ちゃんパワーで、復活!!

「うん!だいじょうぶだよ!」

木苺の花が咲いていました。

森の中では元気だったんだけど、道路に出たとたん、急に歩けなくなっちゃった・・・。

「どうする?おんぶしてもらう?」

って聞くと、

「ママに、ひとりであるけるってゆったから・・・」と、おんぶは拒否。

「それなら、おんぶじゃなくって、飛行機で飛んでいくのは?」

「!!うん!(*^-^*)」

「じゃあ、飛行機で飛んでいくぞ~!それ~!!」

飛行機したら、この笑顔(*^-^*)!

「それ~!!」

ず~っと前を歩いていたお兄ちゃんたちに追いつきました。

キャンプ場が見えてきた!「ママにみられちゃう!」

「じゃあ、電車で行こう!」

「ママ~!ただいま~!!ぼく、ひとりであるいたよ~!!」

そう、これが言いたかったの。

ぼく、がんばったよ!ひとりであるけたよ!

そしてこの、誇らしげな顔!

一足先に帰ってたお姉ちゃんたち。カラマツの葉っぱの若い枝をとってきて、髄を抜いてふにゃふにゃにしています。

芯がなくなると、柔らかいから、こんな風にもできちゃう♪

かわいい、かわいい💛

いっぱい歩いてお腹すいたから、昨日の残りご飯のおにぎり食べたり、マシュマロ焼きしながら、小腹を満たします。

子どもたちが小腹を満たしている間、お母さんたちはサンドウィッチをてきぱきと作ってくれます。

朝のうどんの残りもあるよ。

みんなモリモリ食べて平らげます。

秘密基地作ろう!

お腹が膨れた子ども達、今度は秘密基地づくりです。

大きい枝は、大人を呼んで、手を貸してもらいながら、小さい子だって、わっせ、わっせとお手伝い。

そ~れ!!

こんなにいっぱい入れる大きな秘密基地!

みんなで記念撮影♪

中高生の活躍と、見守る大人

今回のキャンプ、下は2歳から、4人の中高生と、大人たちと。たくさん人数がいましたが、今回、中高生チームが、とっても頼りになりました。

探検コースを歩いていると、気が付くと、すっと小さい子を抱っこしてあげたり、

サポートしたり、

そうかと思うと、率先して木登りしたり、

秘密基地づくりしたり。

いいお手本でもあり、頼れるお兄さんお姉さんでもあり、優しい遊び相手でもあり。

大人は大人で、自分の子も、他の子も関係なく、とにかく、みんなのまなざしが優しいのです。

「宿題ヤバい~!」と、キャンプに宿題持ってきて悪あがき(笑)する高校生にもよりそってくれたり。

こうして、大きい子たちや、大人に見守られていたから、安心して子供たちも遊べたんだろうと、改めて思うのです。

参加してくれた、中高生、そして大人の皆さん、ありがとうございました!

雨も心配されたから、予定より、ちょっぴり早い解散でしたが、荷物を片付け終わるまで、ず~っといいお天気!

いや、ほんとに、雨に降られなくてよかったね。

帰りは温泉にでも入って帰ろうか~と、温泉に車を走らせていたら、

ゴロゴロゴロ~・・・ピカ!!

稲妻と雷が。

雨もぽつぽつ。

いやあ、ほんと、キャンプ、雨降らないでいてくれて良かったな~。

守られてるね♪

 

友だち追加

はぴちるは、皆様からの寄付により材料費や交通費をあて、活動しております。また、今回のキャンプで使用したハンモックも、穴が開いてボロボロになったものを、ご寄付いただいたおかげで新しいものを購入することができました。ありがとうございました!

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後も、このような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】記号18420 番号07138981

シンドウサチコ


11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

子どもの日に春の冒険キャンプ~1日目

令和元年。子どもの日に、春の森冒険キャンプを実施しました。

毎年企画しているキャンプですが、デイキャンプ、一泊二日のキャンプあわせて28名(スタッフ含む)での大所帯となりました。

汗ばむほどの快晴の天気の中、自然の中でたっぷり遊びこみ、山菜を採って調理して食べ、焚き火で火遊びし、小川で絶滅危惧種を見つけ、崖をよじ登り粘土をとり、弓矢を作り、秘密基地をつくりました。

そんなキャンプの様子をレポートします。

森と親しむ

10時に集合してから、お昼までは、自己紹介して、注意事項とお約束を説明した後は、自由に遊んで森に親しみます。

1つ、テントをたててる間に、広い原っぱにはボール遊びができるように野球やサッカー、バドミントンなどを用意し、森の中にはハンモックや綱渡り、ロープのブランコなどをつけておき、やりたいもので、それぞれ自由に遊びます。

普段、ボール遊びもなかなか自由にできるところがないので、親子でキャッチボールやサッカー、バドミントンなどやる方も多くみられましたが、子供同士でハンモックに乗ったり、ロープの綱渡りに挑戦する子も。

初対面で、初めての場所で、最初はちょっぴり戸惑う子供たちも、こうして自然と自由に親しむ時間を作ると、すぐに打ち解けていきます。

お昼まで少し時間があったので、近くに山菜探しに行くことにしました。

残った人は、キャンプ場近くにあったヨモギやフキ、つくしを収穫します。

お目当てのタラの芽は、先に採られてしまっていて、ちょっぴりしか収穫できませんでしたが、クロモジや細いタケノコも収穫してきました。

よもぎはさっそくゆでて団子にします。

手も汚れていたので、茹でてすりつぶしたヨモギにだんご粉を入れて、混ぜた後は、スプーンですくって沸騰したお湯におとしてゆで団子にします。(見た目はいまいちですが)
きな粉と砂糖をまぶしてできあがり。
高校生のお姉さんたちも手伝ってくれます。茹でたゆで汁は、ヨモギ茶としていただきました。
弓矢を作りたい子は、杉の枝を取ってきて、弓矢を作っています

いよいよ森の探検へ

お昼ご飯の後は、いよいよ森の探検です。

急なくだりを気を付けながら降りていきます

急な斜面を下りていくと、下に沼地があります。

沼の中にはカエルの卵が!

手ですくってみると、ゼリー状で、時々ぴくんぴくん動くのです。

沼の向こうに小川があるので、みんなで小川に入って歩いてみます。

小さな子のそばには、お兄さん、お姉さんがついてサポートします。
上流でスナヤツメ発見!

絶滅危惧種のスナヤツメを見つけました!

口が吸盤状になっています。
袋に入れて観察。
みんな見た?見たら逃がしてあげよう。触ったらかわいそうだよ。そんな声が聞こえてきます。

川から出て、濡れた足を拭いていると、そこにはトリカブトがいっぱい。

真ん中のがトリカブト。根っこは猛毒です。周りは伸びたコゴミ。
トリカブトとニリンソウは同じところに生えているので、早春の出はじめの葉っぱはとても良く似ていて、間違えて中毒になる例も。ちなみにニリンソウは山菜として食べられます。
左がトリカブト。右の白いお花が咲いてるのがニリンソウ

ここの湿地にはコゴミやちょっと太めのタケノコもたくさん生えています。

山菜を少しとって、キャンプ場に戻ります。

戻る途中で崖で粘土取り。

お兄ちゃんに続いて、崖を登ります。なかなかたくましい!
「横に行くと上に上がれるよ」って、すっと、小さい子のサポートに入るお姉ちゃん。
探検コースから戻ってきたら、ママに報告。「ただいま~!!」

山菜料理

いっぱい歩いたらお腹がすいたので、おやつタイムでイモくじ。

親が出たら大きい芋菓子、子が出たら小さい芋菓子。

マシュマロ焼きたいので、火おこしします。

子どもたちが火おこししている間に、お母さんたちで山菜料理。

まずはコゴミを茹でて、すりごまとマヨネーズで和えます。

お次はやっぱり天ぷら!

揚げたてをいただきます。「あっついから、ふーふーして」
「おいしい?」「おいしい!」

焚き火ができたので、子どもたちはマシュマロ焼き。

一度に二個つけたり、だんだん欲張りになっていく子供たち(*^-^*)
みんなでワイワイたき火に集まります

マシュマロがなくなり、子どもたちが焚き火の前からいなくなると、今度は女子高校生たちが焚き火の前を陣取り、タケノコを焼きはじめます。

皮をむいてマヨネーズつけて食べるとおいしくてやめられない!

フキとつくしとタケノコの油いためは焚き火で調理。

せっかく焚き火があるので、鶏肉と玉ねぎ、じゃがいも、オリーブオイルと塩を入れ、シンプルにダッチオーブンで調理。

後はごはんを鍋で炊き、せんべい汁は焚き火にかけておきます。

さあご飯できたよ~!って思ったら、せんべい入れ忘れたので、別鍋でせんべいだけ煮ることにして、みんなにせんべい割ってもらいます。

ソーラークッカーでは、カボチャを入れて、お日様の力だけで調理。10時からセットして、お昼ごろには100度になっていました。

こうしている間、子どもたちは、テント立てるの手伝ったり、遊んでいたりしています。

これは、子供用テント。
森で綱渡りに挑戦する子も。

お腹すいて待ちきれない!食べていい?

おいしい!
焚き火の前にはJKとDC
お腹いっぱいになったら、さっさと遊びに行く子供たち。

お姉ちゃんたちのまねして木登りし始める子ども達。

水の出ないキャンプ場で、水はタンクに持ってきた分だけ。食器洗いができないので、食べた食器はトイレットペーパーで汚れをふき取ります。汚れがひどいものは、ふき取りしてからお湯をかけて、もう一度ふき取りすれば、それでだいたいきれいになります。

自分たちがここでキャンプしたことによって、環境にインパクトを与えたくない。ここに住む生き物たちもいて、だからこそ、油で汚れた水を捨てないとか、ちょっとした工夫も必要になってきます。

不便なキャンプ場だからこそ、こういう配慮が大事です。

いよいよ日が暮れて・・・

後片付けを終えると、日も落ちて、ぐっと気温が下がります。

寒くなる前に防寒着を着込み、夜に備えます。

ごちそう様して、食器片づけた後だけど、ひと遊びして、ちょっとこなれたところに、夜食のダッチオーブンで煮込んだお肉。ちょっと焦げちゃったけど、トロッとろにやわらかい。

だんだん暗くなり、火遊びしながら、焚き火を眺めながら、おしゃべりしながら過ごす夜。



しばらくすると、誰かの「流れ星!!」の言葉に、みんなで星空を眺めます。

6日の夜から7日にかけてがピークのみずがめ座流星群。5日のよるでも、新月だから、結構見れるんじゃないかと、レジャーシートにみんなで寝っ転がって星を眺めます。

暗くなるに従い、満天の星が広がります。

流れ星がなかなか見えず、飽きてきた子供たち。じゃあ、そろそろ暗闇探検行こうか!懐中電灯もって、出発!

暗闇の森に入っていきます。

夜の森は、昼間とは違い、ちょっぴり怖い。獣が出てくるんじゃないかとか、ドキドキしながら森の奥へ。

途中みんなの懐中電灯を消して、真っ暗に。

星明りだけの静かな静かな暗闇の森。

誰かがこらえきれずに懐中電灯をつけます。それを合図に、キャンプ場に戻ることに。戻ると、焚き火の灯りが見えて、ホッとする子ども達。

戻ってからも、炭でお絵かきしたり、昼間採ってきた粘土をこねて素焼きにしてみたり、遊びながら、子ども達もそろそろ眠くなる時間です。

粘土のケーキ。たき火の灰の中に入れると、焼けて固くなりました。

眠い子は、テントに入るとあっという間に爆睡。興奮しすぎて眠れない子は、「パイセンと一緒に寝る!」と、がんばって中学生のお兄ちゃんと起きてたけど、明日も早いから、もう寝ようかと、炭を広げてたき火を消して、みんなでおやすみなさい。

自然体験と外遊びについてのアンケート


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5/5~6は、はぴちる春の森冒険キャンプですが、今年度は、あっという間に定員に達し、申し込みを締め切らせていただいております。

春と夏の冒険キャンプをずっと続けてきましたが、ここのところ、親御さんの自然体験に関する関心の高さを感じています。

子どもに自然体験させてあげたいけど、なかなか身近にそういう環境がない。時間がない。外遊びはいいのはわかっているけど、普段、遊び友達が近くにいなくて、一人じゃ外遊びしてもつまらないから家に帰ってきてしまう。外遊びに、親がずっとついていられない。

それぞれ、状況や環境の違いもあり、思うように外遊びさせてあげられないケースもあるようです。

そこで、キャンプを前に、自然体験と外遊びについてのアンケートを作ってみました。皆さんの状況と、子どもにどんな体験をしてほしいか、お答えいただきたいと思っています。

子どもの自然体験と外遊びアンケート

https://forms.gle/dG6X1MGxAzv6eeBv6

まずは、上記のフォームから、簡単なアンケートにお答えください。

外遊びと自然であそびをたっぷりしてきた子のその後

子どものころから外遊びや自然で遊んできた我が家の子たち。

木登りも得意で、体の使い方がとても上手です。バランス感覚と反射神経はとてもいい。

そして、とにかく基礎体力があります。風邪もひきにくく、とにかく丈夫です。

集中力があり、粘り強い。道端にゴミが落ちていたら、拾ってくる。それぞれ、性格の違いはあるけれど、そこは共通するところです。

体の丈夫さは、小さなころから薬に頼らず、自然治癒力をアップさせることを意識してきていたので、熱を出しても、たいてい足湯と梅肉エキスで治ってしまいました。

外遊びを大事にしてきたので、幼い頃は、とことん外遊びに付き合いました。小学校に上がるころには、兄弟や近所の子と、ほとんど外で、暗くなるまで遊ぶ毎日で、1年生ぐらいまでは、遊び疲れてごはん前に寝落ちすることも。

体力がついてくると、寝落ちすることもなくなり、学校から帰ってくると、ランドセル放り投げて遊びに行く毎日。

上の子たちは、4年生ごろから部活をやりだし、遊ぶ時間は減ったものの、あり余った体力を消耗するには、部活はちょうどよかったのかもしれない。

体力があり、粘り強く、集中力がある。そんな子が成長したら、どうなったか。

成人した長男は、新しいことにチャレンジし、身近で誰もやったことのないことばかりやってきました。中学でパソコンを自作。青森から高知に一人旅したのも中学のころ。ギターも独学で弾けるようになり、今はギターを作ることを仕事に、起業しました(H.S LABORATORY)。青森から仙台まで、一晩で自転車で走るチャレンジも、ヨーロッパ自転車旅も、とにかく、あまり人がやってないようなことばかりチャレンジする子になりました。

チャレンジが、思うようにうまくいかないことも、もちろんまだまだたくさんありますが、チャレンジし続ける姿勢はすごいな、って思っています。

人と違うことにチャレンジする子と言えば、ここのところ一緒に活動している高校生アーティストのすみれちゃん。

彼女も、小さなころから、我が家同様、自然でたくさん遊んできた家庭。保育園時代から、家族ぐるみでよくキャンプに行きました。木登りが得意で、基礎体力はもちろん素晴らしく、身体能力も高い。

彼女は昨年、一人で自転車で北海道自転車旅に行ったり、子どもたちとの大絵描きイベントしたり、とにかく素晴らしい行動力で活躍しています。

性格や環境もあるから、自然体験や外遊びをたくさんしてきた子が、人と違うことにチャレンジするようになると、一概には言えませんが、『自分にはこんなことできない』というように、自分で限界をつくることはあまりないように思います。

アースデイ青森

今週末、4/20~21はアースデイです。

いろんなところでアースデイイベントがありますが、青森でも小川原湖でアースデイ青森を開催します。

イベントの詳しい内容は、FBのイベントページをご覧ください。

私達はぴちるは両日(20日 12:00~16:00/21日 10:00~16:00)。三沢で活動しているあぼプレのちえちゃんが20日、青森で活躍しているこもものプレーパークからひろちゃんが21日に来て、合同プレーパークを開催します。 八戸の差波先生率いる学生たちの1Park(ワンパーク)も、21日 10時~12時 まで、もりのまなびばとコラボで開催されます。

小川原湖観光センター・レークピア

〒033-0022 三沢市, 青森県大字三沢字淋代平116-2858

にて開催されます。

友だち追加

プレーパークは、皆様からの寄付により材料費や交通費をあて、活動しております。活動費のお振込みも随時受け付けております。

活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】記号18420 番号07138981

シンドウサチコ


11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできますが、 ほんとは、できれば、地元の本屋さんに注文して買っていただきたいと思っています。地元の本屋さんも大事にしたいと思っています。「悪ガキたちの秘密基地」、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。

SDGsのために子どもたちに自然の中で遊ぶ時間を

4/20,21はアースデイ。青森でもアースデイ青森のイベントを、今年は小川原湖湖畔で行います。SDGs(持続可能な開発目標)という言葉が近頃使われはじめ、地球環境と、地球で暮らす私たちの幸せのためにできることを具体的に行動しよう!という流れができはじめています。

SDGsのために私たち一人一人に、どんなことができるでしょうか?

私達Happy Childrenは、今年もゴールデンウィークに、春の森冒険キャンプを開催します。

山菜を見つけて、調理して食べたり、小川に入って生き物探したり、草笛吹いたり、木登りしたり、崖登りしたり、火おこししたリ、焚き火したリ、暗闇探検行ったり、森で秘密基地作ったり。

自然度の高い豊かな森の中では、いろんな生き物もいて、食べられる山野草から、毒草まで、様々なものに出会うことができます。自然度の違いで、そこに生きる動植物の種類が変わってきます。

でも、例え自然に触れるのが、庭先であろうと、公園であろうと、ちょっと緑のある散歩コースであろうと、そこには自然があります。豊かさが違うので、出会えるものはぐっと少なくなりますが、それでも、小さな自然に触れ、楽しむことを、子ども時代に経験して欲しいと思っています。

お日様にあたり、風を感じ、鳥の声を聞き、時には草花を摘み、小さなその手で虫をつまんでみたり、時には殺してしまうこともあるかもしれない。でも、そのすべてが、子ども時代の一つ一つの自然体験が、よりよい地球の未来につながっていくのだと思っています。

SDGsのために、子どもたちに自然の中で遊ぶ時間をぜひ作ってほしいと思います。

SDGs(持続可能な開発目標)

SDGsには17の目標があります。

1 貧困、2飢餓、3健康、4教育、5ジェンダーの平等、6安全な水とトイレ、7クリーンなエネルギー、8働き甲斐と経済成長、9産業技術とインフラ、10不平等、11住み続けられるまちづくり、12作る責任使う責任、13気候変動、14海の豊かさ、15陸の豊かさ、16平和と公正、17パートナーシップで目標達成、という持続可能な開発目標です。

その中で、私たち一人一人にできることを考えたとき、Happy Childrenでは、やはり、子ども時代に自然に触れあう体験をしてもらうことが、SDGsの中の、6安全な水とトイレ、11住み続けられるまちづくり 、14海の豊かさ、15森の豊かさ、17パートナーシップで目標達成につながることだと思っています。

【6安全な水とトイレ】

今の日本の日常では、水道の蛇口をひねると安全な水が飲め、トイレはどこでもだいたい水洗で、衛生的な暮らしが当たり前になっています。

でも、世界を見たとき、そうでない国がまだまだたくさんあります。

今回の冒険キャンプで使うキャンプ場は、トイレは一応あるけどぼっとんトイレ、水も出ないキャンプ場です。だから、飲み水や調理用の水は水タンクに汲んでいきます。水道をひねっても水は出なくて、タンクの水を流しっぱなしで使ってしまうと、水がなくなってしまいます。

また、洗い物に洗剤を使って洗うと、周りの自然に影響を与えてしまいます。

だから、食器などの洗い物をするときも、汚れをトイレットペーパーなどでふき取ってからたき火で温めたお湯にちょっとくぐらせてふき取りして終わることで、最小限の水で、環境を汚さずに済みます。

今回はぼっとんトイレですが、山奥でトイレのないところでキャンプするときは、穴を掘って用を足し、土をかけて埋めることもあります。

最終的に土に還るように、垂れ流して近くに流れる川を汚さないように考える必要があります。

【14,15海の豊かさ、陸の豊かさ】

森と海はつながっています。きれいな海は、豊かな森で作られます。

近頃、生分解する素材でできたお皿やストローも話題になっています。いい流れだと思います 海に流れてしまうようなプラスチックの物をできるだけ使わない、ポイ捨てしないことや、マイクロプラスチックの問題もありますから、普段、買い物するにも考える必要があります。環境中のプラスチックは数百年から数千年は分解されないといわれています。

豊かな森を守ることは、地域の水を守ることです。山の木を伐り払い、大量の太陽光パネルを設置しているところもみられますが、木を切って再生可能エネルギーをと言うのは本末転倒です。

まずは、豊かな森を、そのまま残すことが大切だと考えます。森が大切だと考える人を増やしていく必要があります。

森を守りたいと思う大人を増やすには、子どものころから自然に親しむのが一番です。自然で遊んで、楽しかった。気持ちよかった。自然は美しかった。そこに住む生き物に興奮した。そんな体験が、森を守る大人を育てます。

かつて、我が家に遊びに来ていた悪ガキの一人ジャイアンが、「おれ、水をきれいにする仕事したいと思ったんだ」と話してくれたことがありました。

「お父さんと海に釣りに行くの好きなんだけど、海がゴミだらけで、おれ、こんな海の魚食いたくねえんだよ。だから、水をきれいにする仕事したいと思ったんだ。」と。

100回環境教育をするより、身近な人と自然と触れ合う方が、きっと子供たちの心の中に、この美しい自然を汚しちゃいけないんだって、心の根っこができるんじゃないかと思った出来事でした。

私達も、学生時代探検部でたくさん自然の中でキャンプしてきました。その中で、自然にインパクトを与えない山行を学びました。自分が楽しんだ自然を、子どもや、孫の代まで残しておいてやりたいと思いました。

自然体験してきた人は、きっと自然を汚す人にはならない。自分だけで生きているのではないと体感しているから。

道端にごみが落ちていたら拾いたくなる。それが海に流れていくのを知っているから。汚れた海を見て、残念な気持ちになったから。ゴミが不法投棄されて、汚れた残念な山をみて、嫌な気持ちになるから。そこに住む生き物たちの姿を見ているから。

本当に美しい海を、本当に美しい森を知っていると、きっと汚す人にはならない。

【住み続けられるまちづくり】

そういう自然体験があると、大人になり、どこか街に住むとき、そこに自然を求めたくなるでしょう。みんなが憩える公園があるか、街路樹はあるか。街づくりをしていくときに、きっと自然を取り入れたまちづくりができるようになる。

災害に強いまちづくりには、森が必要だと考えるでしょう。

山を削り、開発したことで起きる土砂災害も後を絶ちません。風が強い地域には防風林が必要です。自然と共存したまちづくりを考えられる人を育てるには、今の子どもたちに自然に触れあってもらうことが土台になっていくんじゃないかと思っています。

【17パートナーシップで目標達成】

子供たちが自然の中で遊ぶとき、たった一人でいても、実はちっとも楽しくありません。大人は、きれいだな~、気持ちがいいな~と、リフレッシュすることはできるのですが、子どもたちにとって、自然もまた全て遊びの1つです。

だから、一人じゃつまらないのです。

でも、友達がいれば、協力して何かを作り上げることもできるし、誰かがチャレンジするのを見て、できなかった子ができるようになる場面もたくさん見てきました。

一緒に秘密基地を作ったり
崖登りも、初めはできないと言っていた子も、みんなが登るのを見てチャレンジしたくなるものです。そして、たいていできてしまうのです。

子供たちが仲間同士自然で遊ぶとき、何かしら誰かと協力して遊ぶものです。

それは、一人じゃできないけど、誰かと一緒にやったらできるし、楽しいという、パートナーシップで目標を達成する小さな体験です。

八甲田山 紅葉の湿原と子連れ登山

紅葉もいい頃だということで、子どもたち連れて八甲田登山に行ってきました。上は高3で体力十分。末っ子は2年生。去年岩木山に登っています。

今回のコースは、酸ヶ湯から仙人岱~大岳~毛無岱~酸ヶ湯コース。初級から中級程度と言われる登山コースは、人気もあり、シーズン真っただ中と言うことで、酸ヶ湯の駐車場は満杯。

この素晴らしい紅葉シーズンの毛無岱の景色を、子どもたちの目に焼き付けておきたいと思いました。

自分の子どもにも、そういう経験をさせたい!という方のために、子供と山登りするとき、どういうところに気を付けたらいいか、持って行った方がいいものは?など、そういう視点で今回の八甲田登山の記録を紹介していきたいと思います。

ちょっと長いですが、登山した気分を味わいつつ楽しんでみてください。

いざ!登山!その前に・・・

今回の八甲田登山。ガイドブックなどの紹介には、初級から中級程度で紹介されている人気コースでしたが、久々に登ってみて感じたのは、登山経験がある人にとっては初級。登山経験がない人や小さな子供連れの方にとっては中級レベルである、という感想です。

と、言うのも、天候にもよりますが、今回は全体的に登山道がぬかるんだり、木道も水没しているようなところがあり、歩きづらいという点。

登山靴ではない、防水性のあまりない普通の運動靴では、滑りやすいし、水没して靴の中が濡れてしまいます。

そして、登っている時はかなり暑く感じますが、山の10月は風が冷たく、山頂では5度くらいの気温です。ちょっと休憩すると汗が冷えて体温を奪われます。汗とりにタオルを背中に入れたり、山頂で着るための防寒着も背負っていく必要があります。

歩いていると、汗をかくため、水も持っていく必要があります。今回のコースは、途中の仙人岱に水場がありましたが、基本的に、一人につき500mlのペットボトル一本は最低必要です。防寒着、水、お弁当で、荷物も結構な重さになります。

そして、小さな子供の場合、最初は大人がついていくのもやっとなくらいのハイペースで登ったりしますが、途中で疲れた~!と言われてしまうことも少なくありません。そんなときは、こまめに休憩しながら行くことと、飴やチョコレートなどの行動食があるとかなり違います。

疲れたときの飴ちゃんパワーは最強です。「飴ちゃんパワーで、もうちょっとがんばろっか?」で、だいぶ頑張れます。

ただ、くれぐれも無理をさせすぎないように。せっかくのきれいな景色も、子供が不機嫌になってしまっては台無しです。山登りは楽しい。そんな気持ちでいてもらうために、どうしても歩けない場合は、きれいな景色のところまで見たら下山するか、どうしても山頂まで行くのであれば、途中、大人が背負って歩くことも覚悟しなければなりません。でも、頑張って歩いた❗っていう達成感は、歩いてこそのものですが。

登山経験のあるご家族で小さな子供さんを連れて登山する場合は、3歳以下であれば、はじめから背負子を用意して、歩けるところだけ歩かせ、大変なところはお父さんが背負って頑張り、山頂を目指す、というパターンもあるかもしれません。

小学生以下のお子さんを連れて登山する場合は、無理のないコースでの登山をお勧めします。その方が、自分の足で歩けた自信と達成感を得られますから。

そういう意味では、始めての登山は、低山から始めてみるのがいいかもしれません。それでもどうしても八甲田のこの景色を❗と思うのであれば、コースを考えるといいでしょう。

今回のコースは、酸ヶ湯から登り、仙人岱、大岳から毛無岱~酸ヶ湯と、違うコースで下りてくるコースで、大人の標準タイムでお昼休憩なども含めて5時間程度歩きます。登り2時間半、お昼休憩30分、下り2時間です。小さなお子さん連れだと、休憩もこまめにするので、全行程で6時間は見たほうがいいでしょう。

そのぐらい歩く自信がないのであれば、ムリせず、八甲田ロープウェーで山頂駅まで行き、そこから大岳まで一時間ほど登り、お昼を食べて二時間ほど毛無岱コースで歩いて景色を楽しみながら下山というのがいいかもしれません。それでもだいたい四時間コースです。

もしくは、ロープウェイから大岳に行かず、毛無岱コースで酸ヶ湯に下りても。それだと下山まで二時間半です。

その場合、ロープウェーの乗り場からスタートして、下りるのは酸ヶ湯となるので、数名で行って、車を酸ヶ湯にも一台停めておいてピストンするか、バスで戻る場合は、時刻表のチェックも必要になります。バスまでの時間で待ち時間があれば、温泉に入って疲れをとるのもいいですね。

とにかく、お子さんの体力と、自分の体力を考え、無理のないコースで楽しんでください。子どものことばかり考え、自分の体力を考えないで登ると、大人の方がバテてしまうこともあるので、普段から運動して、体力をつけておくといいですね。私たち夫婦も、体力には自信ありますが、それでもアラフィフ。数年ぶりの八甲田は、足腰に結構きました。思ったより体力が落ちているのを感じました。

また、大岳山頂まで行かなくとも、酸ヶ湯から毛無岱コースを歩いて景色を楽しみ、同じコースで帰ってくる、というパターンもありです。

と、言うことで、親子で山に行きたい!と思った時、まずは、体力に合わせたコース選定が必要です。

次に装備。

靴は登山靴か多少の防水のあるもの、汗をかいた時の汗取り用のタオル、山頂は夏場でも風が吹くと寒い場合があるので、必ず防寒着が必要です。秋の場合は山頂付近は冬のような寒さになります。下界の気温で考えた軽装では行かないように気を付けてください。秋とはいえ、日差しが強いときは、帽子も必要になります。また、疲れたときの糖分補給で飴やチョコなどの行動食と、飲み水。山頂でご飯を食べる場合は寒いので温かい飲み物があると、体が温まります。

そして、下山後、泥靴になってしまうので、替え靴や、温泉に入るための温泉道具、着替えがあるといいでしょう。靴下もお忘れなく。

酸ヶ湯は、一般入浴は5時までなので、温泉に入りたい場合は、下山時間に注意してください。

また、ここ北八甲田は、まだまだ火山活動による火山ガスがあちこちから出ています。くれぐれも登山道から外れないように気を付けてください。

2010年に、家族で山菜取りに来ていた女子中学生が火山ガスにより亡くなっていますので、くれぐれもご注意を!

いざ!登山!酸ヶ湯から仙人岱まで

十和田から八甲田に向けて走り抜けるブナ林が、紅葉していてとてもきれいです。いいお天気で、登山日和です。

酸ヶ湯の駐車場は、登山客でいっぱいで、駐車スペースを探すのも一苦労。

登山道入り口の上空には、龍が舞うような雲が。酸ヶ湯のあたりの紅葉が最高です。

9:50いよいよ登山スタート。酸ヶ湯駐車場の向こうにある登山道は、鳥居をくぐってスタートです。

美しい紅葉を眺めながら登りますが、下はかなりぬかるんでいます。

途中火山性ガスに注意の看板が。確かに硫黄臭がたちこめています。

その周りは、火山性ガスにより、気が立ち枯れています。この、枯れている範囲、年々広がっているように思います・・・。

火山ガス地帯を抜け、しばらくまた紅葉する森林地帯をひたすら登っていきます。途中、登るのが早い登山客がいたら、わきに寄って先にいってもらったり、逆に道を譲ってもらったりしながら、時折水を飲んで小休憩しながら登ります。

森林地帯を抜け、見晴らしのいい場所で振り返ると、南八甲田連邦が見えます。

沢の水の流れの音が聞こえてくると、硫黄臭のするガレ場にやってきました。

10:50ここまで登山スタートから一時間。水分補給しながらしばし景色を楽しみます。

森林地帯を抜けたあたりから、暑くなって、汗かいて半そでになっちゃいましたが、休んでいると、吹き抜ける風が結構冷たい。

ちょっぴり冷えてきたので上着を羽織って再び出発。後ろにそびえる岩木山もくっきり見えています。

途中の沢は、水も冷たい。柱状節理が火山地形であることを物語っています。

「八甲田火山はまだ生きています」の看板が。火山性ガスのため、ガレ場には植物も生えず、生き物の気配はありません。

この沢の下が地獄沼。

硫黄色の黄色くなった岩場。

ガレ場を抜けると、イワカガミのような高山植物が出てきます。

笹やぶと、木道が出てきました。

木道は、ハイマツ地帯の中を通っていきます。

抜けると、見晴らしがよくなり、高層湿原地帯です。

11:20水場がある仙人岱に到着。水の量が少なく、湧き出た水をすくって飲みます。

仙人岱まで出発してから一時間半。ガレ場からは30分。10分休憩して、再び出発。

いよいよ大詰め!仙人岱から大岳へ

仙人岱を出て木道を歩いていくと、向こうに見えるは大岳。この山の山頂まで登りますよ~!

木道も終わり、いよいよ登りはじめ。

だんだん急になってきました。下に見えるのは硫黄岳。山の左斜面は残雪が多いため、植生が山の右側と左側とで異なります。

このあたりから登りがきつくなります。

そして、ぽっと現れる鏡沼。ここにはクロサンショウウオもいるんだとか。どうやってこんな高山にすみついたのか、不思議です。

さらに登って行きます。

振り返ると、さっきの鏡沼が鏡のように空を映しています。

子どもの方が早い早い。

12:15やっとやっと山頂です!やった~!!出発してから2時間25分。

海も見える~!あそこは青森だね。

岩木山から、白神岳も望め、反対側には小川原湖も。ぐるっと365度見渡せる、最高のお天気。

でも、気温は低いので、上に防寒着を着込んでお昼ご飯。お弁当食べながらお湯を沸かして飲んだあったかいスープの美味しいこと。ホッとします。

35分ほどお昼休憩をとった後、記念撮影して、12:50出発です。

いよいよ毛無岱へ

大岳からは、毛無岱方面に下山します。

向こうに見えるのは、井戸岳と、火山のクレーター。

子どもは走るような勢いでどんどん下っていきます。「走らないで!転がり落ちるよ!」と、声をかけます。大人は、膝が笑うので、そんなに早くは降りられません(笑)。登りより、下りの方が足腰にきます。

もう1つ子どもで注意したいのが、石を投げたり蹴飛ばしたり、わざと石を落とさないこと。下にいる人や、これから登ってくる人に当たると怪我しますから。

山頂から10分ほどで,大岳避難小屋まで降りてきました。

山頂付近のトイレはここだけなので、ここでトイレしたい人はトイレへ。

大岳避難小屋から、右手にロープウェイ山頂駅を眺めつつ、毛無岱コースへ。

 

下りていくと酸ヶ湯とロープウェイの分岐点。酸ヶ湯方面に降りていきます。

そして見えてくるのは上毛無岱。

高層湿原は、まるでナウシカの一場面を思い起こさせる風景。「その者、金色の野に降り立ちて…」そんなイメージの景色。そして所々に休憩所。

14:00いよいよ下毛無岱が望めるポイントへ。

真下にはずーっと下まで続く階段。階段の上から望む景色は絶景です!

湿原では、一本の木道なので、すれ違いが大変です。そのために、所々にこういった二本の木道がある場所があります。こういうところで待避してすれ違ったりが早いペースの人に先に行ってもらったりします。

ただ、避けてほしいのは、すれ違いのために湿原に足を踏み入れること。湿原ができるまで長い長い年月がかかります。そして、一足踏み込んだその一歩から、湿原は裸地化していきます。一足100年。もとに戻るのに100年かかると、昔学生時代に言われたことがあります。

そういうことを知らずに、写真を撮るために湿原に足を踏み入れている方もいますが、マナーは守って、この素晴らしい景観を残してほしいと思います。

木道の湿原が終わると、再びぬかるんだブナ地帯へ。

 

色づいたブナが美しいい。

ブナの実も、落ちていたけど、少しでした。今年は実なりの少ない不なり年なのかもしれません。

こんな風に石を祀っている所も。

ブナ林を下っていくと、酸ヶ湯の駐車場が見えてきました。もうちょっとです。

振り返ると、きれいなブナ林です。

15:00酸ヶ湯到着!!

登り始めてから約五時間。ようやく降りてきました。降りた右手に、靴洗い場があります。足はぬかるみでどろどろなので、こういう水場があると助かりますね。温泉前の駐車場のところにも、水場があります。

足洗い場で子どもが見つけたのはキリギリスの仲間。

一旦車で靴を替え、温泉へ。

酸ヶ湯の千人風呂。こちらは混浴。水しか出ません。温泉は強すぎて、シャンプーしても泡立たないし硫黄臭い。体をちゃんと洗いたい人は、奥にある女湯には、シャワーもあるので、そちらがいいかも。

混浴の千人風呂は、一応男女を仕切るついたてはあります。

温泉は顔を洗うと目に染みるような泉質で、乳白色のお湯で、疲れたからだに染み渡ります。

そして、駐車場から酸ヶ湯の間にあるのが薬師神社。奥に見えているのは、登ってきた大岳。

紅葉も、酸ヶ湯付近が最高でした。

子どももいるからゆっくりペースで登れるかと思いきや、以外と早いペースで歩いた八甲田登山。

大人の方が筋肉痛になりそうです。