子育てが大変だと感じるのは

子育てする中で、大変だと思うのは、どんなときですか?

・夜泣きが激しくて、まとまった睡眠時間が取れないのがつらい

・日中は母子二人きりで、社会から切り離されたように感じてつらい

・夫が協力してくれない

・一人になれる時間がない

少し大きくなったら大きくなったで、

・何でもイヤイヤの反抗期でイライラスしてしまう

・常に部屋が散らかっている

・時間がなくて忙しいのに言うことを聞いてくれない

いろんな大変があると思います。

でも、この、「大変、つらい」と感じてしまうのは、なぜでしょうか?

自分の思い通りにできない時間

待ちに待った赤ちゃんを迎えて、幸せいっぱいのはずが、夜中な2,3時間おきの授乳や夜泣きに、まとまった睡眠時間が取れずに、だんだん疲れたり、イライラしたり、精神的に不安定になって訳もなく涙が出たり、なんだか、思っていたのと違うぞ、と、誰もがはじめに感じることです。

日中は子供と二人。たっぷり時間があるように見えて、一日はあっという間。

やってることといえば、赤ちゃんのおしめ変えて、おっぱいあげてるだけのように感じる。

ご飯支度もするけど、ゆっくり座ってご飯を食べることもできなくて、かきこむように口に入れて食べる癖がついてしまい、早食いに。

部屋の片づけしようと思うけど、なかなか片付けられないし、洗い物も後回しにしてたまっていっちゃう。

旦那さんは、仕事で朝から晩までいないし、仕事で疲れてきてるだろうから、泣いてる赤ちゃんをあやしながら、頑張ってご飯作って、一緒に食べようと思うけど、赤ちゃん泣いたら席を立っておしめ変えてあげたり、おっぱいやったり。それから冷たくなったご飯を食べたり。

お風呂も、旦那さんが遅いときなんかは、脱衣所に赤ちゃんを置いといて、自分の体を洗ったか洗ってないかというぐらい、ちゃっちゃと洗い流し、赤ちゃん泣くから、湯船にゆっくりつかる間もなく赤ちゃんをお風呂に入れ、一緒に湯船につかるけど、赤ちゃんに長湯はさせられないから、さっと出るけど、自分の着替えは後回し。タオル巻いただけの姿で、先に赤ちゃんをふいて、着せて、包んでおいて、それから冷えた体にパジャマ着て、赤ちゃんに水分補給させ、耳掃除したり、おっぱいあげてすぐ、寝せる準備。

夜は夜で、2,3時間ごとに起こされる。

子育てで大変なことはたくさん。でも、旦那さんには、「一日家にいるんでしょ?」って言われたりする。

家事もろくにできなくて、料理も手間暇かけたものを作る余裕はない。子供は泣いてばっかりだったり、急に、自分が何にもできない、とっても無力な存在のように感じる。

消えてなくなりたい・・・とさえ思う時も。

 

この前、あるブログを目にして、その、つらさの正体はこれか!と思ったのです。

自分がやりたいと思ったことが完了できないフラストレーション。

ご飯を食べてても中断される。

トイレに入ってても、ドアの外で泣き声が聞こえるからゆっくりトイレも入れない。

片付けようと思ってるそばから散らかる。

お風呂もゆっくり入れない。

自分がやりたいと思ったことをする時間が取れない。

それが、24時間毎日続く。

全て中途半端。

達成感が得られない毎日。

 

ママが一人の時間がほしいと思うのは、子どもがかわいくないわけでもないし、わがままでもない。

「自分がやりたいことをやりたいときにできる時間がない」のがつらいんだなって。

そんな不自由さは、子どもを持つまで経験したことがないから。

パパにしてほしいこと

ママのイライラの正体は、「自分のやりたいことをやりたいときにできない」フラストレーションです。もちろん、出産に伴い、ホルモンバランスが大きく変わっていることも原因です。

そこで、パパにお願いがあります。

特に産後1年は、ホルモンバランスが激変するために、ママの精神状態はとても不安定になっています。そこにきて、睡眠不足と、物事を全て中途半端にしかできない、ダメな母親なんだという思いにとらわれて、産後うつになってしまうママも多くいます。

そんなとき、パパのサポートが必要になってきます。

一番は、ママの話を、否定せずに、解決しようとせずに、だまって大変だったんだね。でも、良くやってくれてるよって、話を聞いてあげてほしい。

そして、できることなら、一時間でもいいから、ママが自分の時間が持てる時間を作ってあげてほしい。

お休みの日に、ちょっとみてるから、息抜きに買い物行ってきていいよと、ママだけで買い物行く時間を作ってくれてもいい。

夜泣きがひどいときは、ママを寝かせてあげて、パパが車で30分ぐらい赤ちゃんをのせてドライブしてあげてもいい。

食器の洗い物がたくさんたまってるのを見たら、黙って洗ってあげてもいい。

休日でも、ママがご飯支度してるときに、ちょっと赤ちゃんを抱っこしててくれるだけで、どんなに助かるか。

パパだって、仕事で疲れているのはわかってる。

でも、何かしら、できることはあるんじゃないのかなって思うのです。

精神的なサポートは、ママにとって、とても大きいのです。

産後、パパが育児に関わらなかったことは、熟年離婚の原因にも挙げられています。

「一番大変な時に、協力してくれなかったでしょ」っていう思いは、後々までずっと後を引きます。

例えば、旦那さんのご両親が介護状態になった時だって、「あなたのお母さんでしょ。あなたが自分で面倒見るのが当たり前でしょ」「あなたは、自分の子どもだってろくに面倒見てこなかったでしょ。なんで今更あなたのお母さんを私が面倒見なきゃいけないわけ?」と、介護放棄する奥さんもいるとか。

産後の育児に協力したかしないかは、その後の人生に大きく響くようです。

 

我が家の場合

さて、そんな新藤家のお父さんはどうかと言いますと、本当にそういうところをよく理解してくれて、非常に協力的です。そして、とっても優しい。

子どもたちが赤ちゃんの頃、布おむつだったんだけど、うんちおしめはバケツにためて置いておきましたが、うんちおしめを洗ってくれたのはいつも旦那でした。

おっぱい以外で夜泣きをしたときは、旦那が起きてくれて、赤ちゃんが寝るまで抱っこしていてくれました。正直、私も目を覚ますのですが、あえて寝てるふりして、どっちが先に赤ちゃんを抱っこするか、みたいな根くらべで、いつも旦那が泣き声に耐えられず、先に起きるのです(*^-^*)。

それは、子どもが少し大きくなってから、夜中のおしっこに起きるときもそうです。

子どもたちは、お母さんは絶対起きないのを知っていて、「おしっこ~」と起こせば、絶対に起きてついてきてくれる旦那を起こすようになりました。

子どもが増えるにつれ、旦那のやってくれる家事が増えていきました。

朝の犬の散歩言っている間に洗濯物を回し、散歩から帰ってきたら洗濯物を干します。家族が多いので、一日3~4回洗濯物を回しますが、だいたい出勤前までに干して言ってくれます。

ゴミ出しも、家じゅうのごみ箱からごみを集めて収集所まで持って行ってくれます。

仕事から帰って、食事が終わると、食器も洗ってくれます。

なんか、そう思うと、私、あんまり家事をしていないようにも思えてきますが、これも、別に私がお願いしてやってもらっているわけではなく、朝は、ご飯支度と子どもたちの弁当作りで台所が戦場状態の私を、黙ってサポートしてくれているから、こういう形になっているのだと思っています。

夜も、子ども達をお風呂に入れて、寝かしつけもしてくれます。

お陰で、私は一人の自由な時間を持つことができます。

本当に助かっています。

ここまで何でもやってくれる旦那さんはそうそういないんじゃないかと思います。感謝しています。そんな主人なので、ケンカになることはほとんどありません。

幸せな家庭

私たちがお伝えしたいのは、こんな夫婦の形もあるよということ。ここまでじゃなくても、何かしら、理解してくれて、協力してくれたら、それは、幸せな家庭なんじゃないかと思います。

自分はこんなにやってるのに、相手は何にもしてくれない。そう思えばイライラするけど、今、相手は大変そうだな。なんか自分にできることないかな?って、寄り添いあえたら、それだけで、夫婦円満になれるのかなって。

ママに心の余裕ができたら、家庭の中は明るくなります。そんな中で子育てできたら、本当に楽しいです。

そんな幸せな家庭が増えるように。想いを本にしていきます。

 

本の出版に向けてクラウドファンディングもまだまだ挑戦中です。

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