今年一年も、たくさんの子どもたちがうちにやってきました。
いつもいつも来るわけではありませんが、子どもたちは、忘れた頃にふらりとやってくるのです。
時にはヘビ探しに行きたいとか、駒っこランドに行きたいとか、絵の具やりたいとか、ターザンロープしたいとか、なんか食べたいとか、理由があったりなかったり。
子どもたちは気まぐれなので、来るかと思って待っていても来ない日もあるし、かと思えば、次から次へとやってくる日もあるのが自宅開放の我が家の日常です。
自宅開放(おうちプレーパーク)
休日になると、時々ふらりと、小学生が遊びに来ます。今年の子たちは、庭で遊ぶ子がほとんどです。ターザンロープしたり、小屋に絵の具でお絵かきしています。
初めてうちに来た子たちは、木に登るのもこわごわ。
でもすぐに、ターザンロープが楽しくなっちゃいます。
さくらんぼが鈴なりになる6月。子どもたちにとって、最も楽しいシーズンです。
木登りしたり、小屋の屋根に上ったりしながら、好きなだけさくらんぼを食べます。必ず、「うちにもって帰りたいから袋ちょうだい!」という子がいます。
おうちの人にも食べさせたいんだそうです。
暑い季節は水遊び!
たらいに浸かりながら、語り合う子達
時には近所の親水公園で水遊びしつつ、生き物探ししたり
みんなで食べるのがおいしい
借りてる畑で収穫しつつ、ついでにカナヘビのえさになるバッタやチョウチョをつかまえに行ったり
収穫した野菜で、ピザを作って焼いて食べたり。「ピザ、家で作れるんだね!」と、子ども達。収穫したてのピーマンがおいしいと、切ってるそばからつまみぐい。
お昼ご飯は、みんなで食べると、楽しくて、おいしいんです。
食べ盛りの中学生も、モリモリ食べます。足りないときは、おにぎり足したり、あるものを工夫します。
小学生と中学生が一緒に食べることも
我が家の家族と一緒に、食卓を囲む日も
何がやりたいかは、その日その時に決める
小学生から中学生まで、たくさん集まった夏休み
ゴールデンウィーク中、3日間ヘビ探しに連れて行って欲しいとうちに通い続けた中学生。
3日間でシマヘビ3匹捕まえたけど、最終的に二匹は逃がしてあげたようです。そして、ヘビを捕まえたら、今度は生きたえさ探しです。
ヘビのえさがなかなか見つからず、餌のカエル探しに別の場所へ
森の中で見つけた大量のカエルやヤゴはお持ち帰り
。
そして、我が家に置いていかれたヤゴのえさは、大量のオタマジャクシ。ヤゴは、無事にオニヤンマになって飛び立っていきました
普段はゲームばっかりの中学生も、たまには山にカナヘビ探しに行きたくなりました。おちびちゃんから、大きいのまで、たくさん捕まえたけど、連れて帰りたい2匹だけのこして、あとは逃がしてあげました。
秋に捕まえたカナヘビは、冬眠のさせ方をレクチャーし、生きもの好きの子のうちへ。
(冷蔵庫の中で越冬させるんです)
夏に捕まえたカマキリやカナヘビに、バッタを捕まえて入れてあげると、すぐに捕まえて食べてくれるので、生き物を観察したり、触ったりするのも楽しい。
毎日ゲームばっかりの夏休み。中学生たちが魚釣りしたというので連れてきました
釣った小さな魚を、自分たちでさばいて、唐揚げに。
うまいうまいと、ペロリです。
時には、まったりしつつも、中学生に遊んでもらう小学生
公園に行きたいという小学生に付き合って、隣の学区の公園へ。中学生に肩車してもらう小学生がうれしそうです。
木の上にバドミントンの羽根をあげてしまって、中学生が土台になって小学生を木の上にあげて、羽根をとってもらおうとしたり。
暑くて川遊びしたい子どもたちを川に連れて行ったり。こんな川で遊ぶのは初めてだそうです。夏でも水が冷たくて、1時間も入っていると、寒くてブルブルするので、途中、水から上がってカナヘビのえさ用に、コオロギ取りをしてもらいます。
でも、まだまだ帰りたくない。また泳ぐ!と、川に戻っていきます。
ライフジャケットつけて、泳ぐ川。急に深くなって足がつかなくなるところもあるけれど、ドキドキしながらも、ライフジャケットつけてたら安心。
たくさんうちに来すぎて、にぎやかになりすぎちゃった日。駒っこランドに行きたいというので連れ出しましたが、鬼ごっこの鬼になりたくない子がいて、ケンカになったりもして。そんなときも、ただただ見守り、寄り添います。
あと一時間しか遊べないけど、どうする?まだケンカしてる?と問いかけると、時間もったいない!と、仲直り。仲直りした後は、駒っこランドの水辺で、生き物探ししたり
くんずほぐれつ、子どもの時間は忙しい。
小屋にお絵かきしに来た小学生が庭にいる間、中学生はゲーム三昧のことも。基本、何をしてもかまわない。
朝から暗くなるまでぐーたら過ごす日も
庭のコナラの木は、今年はドングリが豊作。どんぐりあそびが楽しい秋。
小屋から流して遊ぶどんぐりコースター
木登り大好き。生き物も大好きな子ども達です
誰かといるから楽しい。ただ話すのが楽しい
日が暮れるのが早くなった頃、大人が庭で焚火してるところで外に出てきた中学生に、「焚火に当たる?」って聞いて、大人はあえて彼らに席を譲り、中学生だけの時間に。
そこから暗くなるまで焚火を囲みながら語り合うこども達。星もきれいな夜でした。