子どもの遊ぶ時間は、無駄な時間なんかじゃない

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時代と共に、子どもが外遊びする時間が減っています。

調査によると、20年前に比べ、半減しているといいます。

その背景には、部活動や習い事、塾で忙しい子供たちや、両親共働きのため、学童に行っている子供の増加、加えて、公園の禁止事項の多さ、ボール遊びできるような遊び場の減少など、原因は一つではありません。

私たちの子ども時代を振り返ったとき、毎日何より楽しみにしていたのは放課後、友達と遊ぶ時間ではなかったでしょうか?塾や習い事に通う子も、今よりは多くなく、遊ぶ友達は近くにたくさんいたものです。

今、子どもが自由に遊べる時間はとても短いのです。4年生ぐらいになると、部活に入る子供もさらに多くなり、塾や習い事に行く子も増えてきます。遊びたくても遊ぶ友達がいない、という状況になっているのが現代の子ども達。

一日遊びほうけて宿題をしない子を叱るより、今日もよく遊んだねと言ってあげたい。今しか思う存分遊べる時間はないのだから。

宿題しないから、お母さんの言うことを聞かなかったから、ゲームばっかりしてるから、罰として遊んではいけません、とお母さんに言われたという子供の声も時々聞きます。

それは、子どもにとって、一番つらい罰ではないかと思います。

短い子供時代を思いっきり遊ぶ権利はどの子にもあります。子ども時代に遊ぶからこそ培われる力があります。子どもの遊ぶ時間は、無駄な時間なんかではありません。遊びの中から学ぶことはたくさんあります。子ども時代に遊んだ経験が、これから大人になっていくときの土台になっていきます。

どうか、子どもたちに、もっと遊ぶ時間を作ってあげて欲しい。忙しい子供たちの声を聞くと、とても切なくなってしまうのです。

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遊びあうことは育ちあうこと

遊びの中で育つ力はたくさんあります。

遊びを作り出していく創造性や、冒険心。工夫する力や想像力。自分はできるという自己肯定感。友達と関わるコミュニケーション能力。そして、何より、心を育てます。机の上の勉強だけでは育たない力が遊びにはあります。

遊びにはそんな素晴らしい力があるのだけれど、宿題しないで遊んでばかりいる子供を見ていると、つい、「遊んでばっかりいないで宿題は?」「早く帰って宿題しなさい」なんて言いがちですが、遊ぶ時間は、子どもにとって何にも代えがたいものだと思っています。

今日も2年生から4年生まで、男女混合で遊びこむ子供たち。

一人が木の上に登ると、それを見ていた木登り初めてな子も、自分もやってみたいと挑戦します。

「新藤さ~ん!!見て見て~!」って、初めて高く登って得意気な子供も。

一人が、「オレ、窓から登れるぜ!」って自慢すれば、「俺もやってみる」って挑戦します。

小屋の下には犬がいて、最初は犬を怖がってた子も、窓から登りたくって、途中からは犬のことなんか全然気にしないで遊んでいました。

「いいこと考えた!」って、考えつく遊びは、大人からするとくだらなかったり、そんな遊び?って思えるようなことだったりするけれど、子どもたちはいつでも全力投球で遊びます。

段ボールにお絵かきしてもいいようにと絵の具を出せば、始まったのはジュース屋さんだったり。大人が思うような遊びをしないのが子供です。

穴掘って、泥んこ遊びでもしたらいいかなと思ってスコップを渡したら、まさかの横穴の秘密基地を掘ると頑張り始めたり。

子どもたちのやることは、大人の創造力をはるかに超えてきます。

「ガムテープ頂戴」っていうから渡したら、グローブ作った子もいました。こんな事、大人じゃ絶対考えつきません。

大きい子と小さい子が一緒に遊んでいたら、小さい子が入れるようにちゃんと譲ってあげたり、小さい子が乗れるように手を貸してあげたり、異年齢で遊ぶ時は、大きい子の優しい一面が見られます。

普段は言うこと聞かない悪がきだって、 「おい!小さい子が先だぞ!」って、仕切って見せる場面もあったりして。

ケンカしながら、相手の気持ちを知ったり、子ども時代だからこそ、いっぱい失敗していいし、失敗を恐れずなんにでもチャレンジできるし、失敗したって、そこから次はどうしたらいいかを学ぶことができます。ちょっとぐらい失敗しても大丈夫と思えるような心の強さも培われます。

子ども時代にこういった遊びを経験しないで大人になっていく子が、増えてきているのかと思うと、何とも言えない気持ちになります。

ちょっとの失敗で心が折れてしまう子。

失敗を恐れて、新たなことに挑戦しようとしない子。

人の気持ちがわからないような言動をしてしまう子。

そんな子が増えてきているのも、遊びの経験不足と関係があるのではないかと思っています。

遊び合うことで、お互い育ちあうことができます。お互いの良さを認め合い、高め合い、遊びはより楽しい物へと変わっていきます。

遊びの力はすごいんです。遊びは無駄な事なんかじゃないのです。

子どもたちの遊びの時間を確保してあげて欲しい

子どもたちの遊びの時間は、何物にも代えがたい大切な時間なのだと大人の皆さんには知っておいて欲しい。

たとえ、習い事をしていようと、子どもたちが遊ぶための時間はちゃんと残しておいてあげて欲しいと思います。

毎日、アイドル並みの忙しさで、何曜日は塾、何曜日は習い事って、予定でいっぱいの子どもたちもたくさんいます。私も、そんな子供達を見てきました。

「何曜日しか自由な時間ないんだよね~」と、嘆く子供の声も耳にしたことがあります。

実際、私の娘も、小学校時代は部活で休みはほとんどなく、休みは平日の一日だけ。週末も、月に1~2回は休みなんだけど、そんな休みにも容赦なく練習試合が入ってくるし、お盆や正月も試合があったりして、いったい子供たちはいつ遊ぶんだろう?って思いました。

もちろん、娘がやりたかったスポーツです。好きだから休みたくない。

でも、腰は痛い、足は痛い、体はボロボロだったし、何より「ボーっとできる自由な時間が欲しい」「友達と遊ぶ時間が欲しい」と、よく言っていました。

遊んでもいいし、ボーっとしてもいい、自由な時間が子ども達には必要です。大人だって、そんな自分のための自由な時間がないと、ストレスがたまってくるものです。子どもならなおさらです。

遊ぶ時間を無駄な時間と、習い事だらけにしないで欲しい。心が折れてしまう前に、もっと遊びの時間を確保してあげて欲しいと思います。

プレーパーク情報

4/15(日)10:00~15:00まで、
十和田市駒っこランドでプレーパークを開催します。
雨天時は交流館にて。

木工や工作、絵の具遊びや新聞ビリビリ。小さい子から大きい子まで、年齢制限はありません。おじいちゃんおばあちゃんが作ってもいいんです(*´∇`*)。
誰でも自由に遊べるプレーパーク。

今回はあいにくの雨模様ですが、雨だからこそ、子供たちを遊ばせに連れてきてもらえたらなと思います。

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