幸せな子供時代を


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先日、「母ターシャの思い出」という本を読みました。絵本作家であり、画家であったターシャ・テューダーの絵本を読んだことがある方も多いでしょう。

農場での子ども達との日々を描いた作品などを描いたターシャの息子セス・テューダーがつづった、幼き日の母との農場での暮らしが紹介してある本です。

母が、大事にしていた季節の行事や、近くの川へピクニックに行った思い出、庭仕事が好きだった母の思い出、クリスマスの息をのむような美しいツリーの飾りと、ワクワク感、その一つ一つが、セスにとって、かけがえのない温かな子供時代の思い出であることがうかがえます。最後に、『楽しかった当時の日々の輝きと興奮は、僕の記憶の中で、今も鮮明に生きている』と語っています。

このほ本を読んだ後、とても暖かな幸せな気持ちになりました。

幸せな子供時代の思い出は、年を重ねてもなお、心の中で輝きを失わない、心温まるものであることを感じます。

子ども時代に一番学習しなければいけないのは、幸福です

隂山英男さんの、『だから、子ども時代に一番学習しなければいけないのは、幸福です』という本があります。

隂山さんといえば、百ます計算で有名な方ですが、子どもの学力向上を進める方がこんなタイトルの本を書かれていることに驚き、こちらも読んでみました。

「貧しかろうが、成績がよくなかろうが、幸せな子は自然に伸びていきます。気持ちが安定しているからです」

「安心感が困難に強い人間を育てる」とも書いています。

『気持ちの安定感』は、幸せな子供時代に育まれていくものです。

以前の記事「子どもの原風景を心に刻む」も、まだの方はあわせてお読みください↓。

子育てや、日々の生活を心から楽しんでいたターシャのように、日々を楽しむ母の姿を見て、友達同士で毎日今日はどんな面白いことして遊ぼうかと、面白いことに貪欲な子供時代を過ごすことは、子ども心に幸福と安心感を積み重ねてゆくのだと思います。

小林亞聖作曲の「にんげんっていいな」の歌詞にあるように、

くまのこ見ていた かくれんぼ
おしりを出したこ いっとうしょう
夕やけこやけで またあした
またあした
いいな いいな
にんげんって いいな

おいしいおやつに ほかほかごはん
こどもの かえりを まってるだろな
ぼくもかえろ おうちへかえろでんでん でんぐりかえって
バイ バイ バイ

そんな歌詞にあるように、友達と暗くなるまで遊びきって、あったかいおうちに帰る安心感とか、ちょっといたずらしてみたり、冒険してみたり、泥んこになってみたり、傷だらけになってみたり、時にはガキ大将のようであったりする子ども達が、おうちに帰って、ホッとする、おうちに帰れた安心感を子どものうちにしっかり味合わせてあげてほしいと思います。

塾や習い事や、お勉強なんて、後回しでもいい。かけっこ早くなくたって、勉強できなくたって、子供時代に一番大事なのは、そういう安心感なんじゃないのかな~って思います。

子ども時代に経験してほしいこと

では、幸せな子ども時代を過ごすために、経験してほしいことは何でしょうか?

自分の子供時代を振り返りつつ、あんな子供時代、楽しかったな~って思える思い出って何でしょうか?思い出すと、心がほっこりする思い出ってどんなでしょうか?

泥んこになって遊ぶ

雨にうたれてびしょ濡れになる

雨上がりの虹

息をのむような美しい夕焼けの中歩いた記憶

秘密基地を作ったわくわく感

自転車で遠くまで友達といったこと

雪の中、大きなカマクラを掘ったこと

温泉出るまで土を掘ろうと頑張ったこと、

生き物を見つけて捕まえた喜び

うちに帰ると漂う晩御飯の匂い

例えば、やった~!今日はカレーだ!って思う瞬間

お母さんの「おかえり~」っていう声

夕暮れに灯る玄関の灯り

・・・

人によって、経験したことは様々でしょう。

でも、その一つ一つを思い返すと、ほっこりあったかい気持ちになるものです。

その安心感は、心の土台です。

悪たれ達の物語

そして、再び宣伝させてください。

誰にでもある子供時代だけれど、なかなか幸せを感じられないできた子も少なからずいるのだと感じたのが、私たち夫婦が出会った悪たれ3人組でした。

3人のうち一人は、「おれ、別に死んでもいいもん」「おれ、明日死んでるから」「人を殺してみたい」と話すような子でした。

すぐに暴力をふるって、人が傷つくようなことも平気で言う子達でした。

彼らと接して分かったのは、そんな彼らも、認めてほしい、自分に注目してほしいと思っているということでした。

幸せな子ども時代を過ごすには、まず、子ども達がありのまま受け入れられることと、周りの大人が幸せそうな姿を見せてやることが必要なのではないかと感じています。笑って受け入れてくれる大人の存在が必要不可欠です。

それは、親であれば一番いいのでしょうが、家庭環境も様々な子ども達がいることを想えば、たとえそれが親でなくとも、子どものそばにいる大人が、誰か一人でもそうやって受け入れてくれたら、それだけで心の安定をえられるのではないかと思っています。

子ども達の周りに、そんな大人たちがたくさんいたらいい。

あっちの地域、こっちの地域、いろんな地域で、子ども達をまるごと受け入れてくれる大人の目があれば、子ども達は安心して幸せな子供時代を過ごすことができるのだと思います。

彼らの話をたくさんの人に知ってほしい。

彼らのことを本にするためのクラウドファウンディングはまだまだチャレンジ中です。どうぞ、応援よろしくお願いいたします。

幸せな子供時代を作るために、プレーパークも引き続きやっていきます。

明日は十和田市駒っこランドで10時から15時までプレーパークです。

あいにくの雨予報なので、室内(交流館)で行います。雨でも遊べるプレーパークに、お近くの方はぜひ、遊びに来てみてくださいね。

 

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