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週末、遊びに来た子供たちを、たまには連れ出そうと、地元の施設『駒っこランド』に連れていきました。馬もいるし、大型遊具があり、長いローラー滑り台もあり、小さい子なら、一日遊べる施設です。
日曜日はお天気も良かったので、親子連れがたくさん来ていて、子どもたちの楽しそうな声が響いていました。
そんな中、うちで連れて行った子供たち、遊具で遊んだ時間はほんのわずか。ほとんどの時間を過ごしたのは、水辺でした。
なぜ、そこでそんなに熱中していたかというと、生き物がいたからです。
子どもたちが生き物と出会ったとき、目が輝くのがわかります。
何かいた!
子どもたちの目が輝く時。それは、「いいこと考えた!」と、ひらめいた時や、友達と夢中で遊んでいる時、何かに挑戦している時、何かモノづくりや、自分の中から湧き出るものを表現している時。そして、生き物に出会った時です。
特に男の子に多いのですが、生き物に出会うと、とたんにイキイキしてきます。
この日も、水の中に何やらうごめく水生昆虫を見つけた子ども達。
捕まえるのに夢中になって、こんなに捕まえました!
誰かが水辺に裸足で入っているのを見た子どもたちは、次々水辺に集まってきます。
そうやって、水に裸足で入る子たちは、みんな生き物好きの子たちばかり。
「おれ、将来は虫の研究する人になるんだ!」と話してくれた男の子。
虫にも詳しく、「こいつ、ヒメゲンゴロウじゃないかな?」って教えてくれました。
ガムシ、ゲンゴロウ、ミズスマシ・・・この辺はみんなよく似ていて、難しい。
私たちも、うちに帰ってから調べてみたけど、おそらく大きいのはガムシ。体長1.6㎝ぐらい。お腹に空気をためています。
小さくてたくさんいたのは、やっぱりゲンゴロウの仲間じゃないかということになりました。体長1㎝ぐらいで、やたらに動きが早い。おしりに空気をためていました。
じっくり観察して、それぞれの違いを調べてみるのも面白いのです。
でも、水辺でヒメゲンゴロウやガムシを捕まえている時は、名前なんてどうでもよくって、ただただ捕まえたい。狩猟本能に目覚めた子供たちの目は、獲物を狙う目です。
あっちにもいるかな?
こっちの方がいるんじゃないか?
場所を移動しながら、たくさんいる場所を探します。
午前中いっぱい、水辺で虫探ししていた子供たち。
たまたま持ってたからのペットボトルを水槽に、ゲットした昆虫を集めるのに夢中です。
周りには遊具がたくさんあるけれど、ほんのちょっぴり遊具で遊んで、あとはずっと水辺の子ども達です。
生き物探しは面白い。動くものがいたら捕まえる。それが子供たちの本能なのかもしれません。
伝承遊び
虫探ししながらも、時々草花遊び。虫探している間に、私たちが、草笛吹いたり、タンポポの水車作ったりして見せてあげると、それも面白そう!と、やってみる子ども達。
タンポポ笛も、うまく吹けるようになって、三本の音の違う笛をトリプルで吹いてみたり。
タンポポの水車もクルクルよく回ります。
こんな小さな水面で水切りにチャレンジ!平べったい石を探して、「これ、水切りに良さそう!!」と、試してみます。水切りも、できるだけ低いところから投げる、というのがはじめなかなかできなかった子も、何度もトライしていくうちに、水切りできるようになりました。
こういった、伝承遊びも、親から子へ、おじいちゃんおばあちゃんから孫へ、友達から友達へ伝えられていく遊びです。
私たちが子供のころに遊んでいた遊びもあれば、意外と、こういう伝承遊びをしたことがないという親御さんも、結構います。でも、伝えていかなければ、どこかで途切れてしまうかもしれない、そんな遊びです。遊びの文化が途切れないように、伝えていきたいですね。
やってもいい?
水辺でずっと遊んでいると、いろんな親子がやってきます。
「水に入ってもいい?」と子どもが聞けば、
「靴脱いで、ズボンまくって入っていいよ」という親御さんもいるし、
「着替えないんだから!やめて!」という親御さんもいます。
下の小さい子が、真似して入ろうとするから、「そっちいかないで」っていう場合もある。
それぞれに、親の都合もあるから仕方がないのだけど、水に入りたい気持ちを我慢している子供たちが、ちょっぴりせつない。
そんな子たちのそばで、水の中で転んじゃったお友達もいたけど、「今日は天気よくてよかったよ!すぐ乾くから大丈夫!」って、遊んで乾かす作戦に出ました。
そのぐらい、みんな図太く、汚れても平気!って、遊べたらいいのにな~って思います。
そういう意味では、子供がいつ汚してもいいように、着替えの一つや二つ、車に乗せておくといいのかもしれないですね。
水辺の遊びは、子どもにとっては本当に楽しいものですから。
プレーパーク情報
次回の駒っこランドのプレーパークは6/9(土)10:00~15:00です。
天気がよければ外で。雨天の時には交流館にて室内プレーパークにします。
水遊びの前日はあいにくの雨の中のプレーパークだったのですが、雨の場合はこんな感じで遊べます。
屋根の下でシャボン玉したり
絵の具でお絵かきしたり
新聞びりびりで遊んだり
段ボールの滑り台や、段ボールの秘密基地作ったり
対戦して遊んだり
木工したり
工作したり。
雨でも、外に飛び出し、馬を見に行ったり、雨でも遊具で遊ぶ子どもたちもいるので、やっぱり着替えがあるといいのかもしれませんね。
天気がよければ、外でプレーパークですが、温かくなってきたので、虫たちも出てきています。着替えの他に、虫捕り網や、虫かごもって、虫探しも楽しいですね。運がよければトカゲに出会えるかも。もちろん馬もいますしね。
十和田市立ちとせ小学校の校庭で、毎週水曜日、放課後プレーパークも5/30(水)から始めます。
雨天中止ですが、15:30~17:45まで開いています。
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