子ども達の未来のために


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先日、E-Project 〜地球に社会に人にあなたにやさしくなるプロジェクト〜のイベントの一つとして、『子どもたちの未来に残したいもの、伝えたいこと~そのためにできることを考える』というオンライン講演をしました。SDGsのことも絡めてお話しさせていただきました。

初の夫婦でのオンライン講演でしたが、その中でお話ししたことの一部と、その中で紹介した商品などもシェアしたいと思います。

私達にできること

『子どもたちの未来に残したいこと、伝えたいこと』と言われたら、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?

「豊かな自然環境」「きれいな海」「平和」「文化」など、様々あると思います。

そんな、残したいもの、伝えたいことのために、小さくてもいい、何かしら行動してみて欲しいのです。

例えば、うちの場合。

水環境をきれいにしたいと思うから、台所の排水に流す水は、できるだけきれいにしたいので、油やカレーなどの汚れたお皿は、ティッシュペーパーや捨てるような洋服をカットしたウェスでふき取ってから、竹布のキッチンクロスで流し洗いします。

竹布は、竹の繊維でできていて、竹は成長も早く、抗菌作用もあることから、環境負荷の少ない商品です。

竹布

ポートランドでは洗剤は各家庭手作り。排水口の下にシャケの赤ちゃんがいる
イメージを市民が持っている、というような話を聞いたことがあります。

我が家は、浄化槽なので、浄化槽の微生物が分解できる量だけを排水溝に流すイメージです。

味噌汁1杯排水溝に流すと、バケツ141杯分の水で薄めないと、魚が住める水に戻せないということです。

天ぷら油500mlを排水溝に流した場合、バケツ9900杯分の水で薄めなければなりません。

東京、大阪、中京圏の方へのアンケートで、油を流しから流さない人は49.9%だそうで、半数の方はそのまま廃油を流しに流しているとの調査結果にはびっくりです。

そして、お皿を拭くためのティッシュペーパーだって、一度使ってすぐ捨てちゃうものなのに、パルプ100%の物はいりません。我が家で使っているのは生協さんの牛乳パックのリサイクルティッシュ。

トイレットペーパーは共働学舎さんのトイレットペーパー。共働学舎さんのトイレットペーパーは、雑誌古紙100%で漂白剤も使っていません。何より、制作しているのが障がいを持っている方だということ。障がいを持っている方の雇用にもつながり、環境に優しい商品なのです。だから、皆さんにお勧めしたい。ロール数が多いので、何人かで割り勘で買ってシェアするのがおすすめです。

共働学舎

商品を選ぶときに、その商品を作る裏側にいる人のことを考えます。

私が大学生の時に、パプアニューギニアからマーロンさんという方が絵本を携えて青森にやってきました。

「私が13歳まで過ごした森は、自然豊かな森で、極楽鳥が飛び、クスクスやワラビもいっぱいの森でした。でも、ある日突然、日本の製紙会社の子会社がやってきて、見渡す限りの森を伐っていってしまった。」

「そうして植えられた成長の早いユーカリなどの木は、段ボールの中芯になりました。1分間に1本日本の港にやってくるパプア材のほとんどは、コンパネなどの合板となり、一度や二度使っただけで廃棄されていきました。」

と、とても悲し気に話していたのが心に残っています。

こちらのサイトも、ぜひのぞいてみて欲しい。↓

森の暮らしの記憶

絵本は、中古しか出回っていないようですが、少し大きいお子さんと一緒に読んでみて欲しい絵本です。

 

・その商品を作ることで、その裏側で泣いてる人はいないか。悲しんでいる人はいないか。

・その商品のせいで、住む場所を追いやられてしまっている野生動物はいないか。

そんなことも考えてみて欲しいのです。

それと同時に、使い捨てでないものを選ぶ。長く使えるものを選ぶ。頑張っていいものを作っている作り手を応援する、そういう買い物の仕方も必要です。

同じ商品があるなら、できるだけフェアトレードの物を買う、というのも意識したいところです。

きちんと、労働対価が生産者に支払われる仕組みがあれば、子どもが働かなくてもよくて、きちんと収入が得られることにより、子どもたちが学校へ行けるようにもなるのです。

そういう視点も、よりよい未来を残していくために必要になってくるのではないかと思うのです。フェアトレード認証マークも、いろいろあるので、参考にしてください。

ちなみに、我が家で時々買うのがウィンドファームのコーヒーです。ネットでも買えるので紹介しておきます。

フェアトレードコーヒー・ウィンドファーム

どんな小さな一歩でも、行動を起こしていくことで世界は変わっていくのではないかと思っています。

例えば、私が最近毎日投稿しているおにぎりアクションの写真。

おにぎりの写真をSNSで投稿すると、一投稿につきアジア、アフリカの子ども達の給食5食分に相当する100円が寄付される仕組みです。

FBでおにぎりアクションのことをシェアしたら、その投稿を136人の人がシェアしてくれました。

単純に計算して、シェアしてくれた方が一回おにぎりアクション投稿してくれたら、136×5=680食分の給食になる!私も今のところ21回投稿しているから、105食。足すと785食分にもなっている!!

一人で何回も投稿して下さってる方もいるから、きっと、800食分にはなっている!

一人のアクションはとても小さなことだけど、共感してくれた方がたくさん現れたら、それだけで大きな力になる。そう実感しています。

見ている世界から、見たい世界のために行動する

自然環境を守ろう。二酸化炭素を出さないようにしよう。貧困をなくそう。平等な世の中を。

誰もが少なからずそう思っています。

でも、一向に二酸化炭素の排出量は減らないし、環境は破壊されていく一方。

16歳のグレタさんが怒ってデモする気持ちもわかる。

18歳のエマ・リムさんが「No Future No Children」と言い、未来がないなら、子どもは持たないという運動まで始めたのも、胸が痛む。

こんな現実を作ってしまったのは私たち大人。子どもたちの未来にまでそのつけを負わせるなんて、私達はなんて取り返しのないことをしてしまったのだろうか。

でも、自分に何ができる?

経った私一人が車に乗らないように、省エネをしながらプラスチックバッグを断り、マイボトルを持っていたって、たかが知れてる。

産業に伴う二酸化炭素の排出は、そんなちょっとの努力ぐらいじゃどうにもならない。

何とかしなければと思うけれど、この経済の流れは止められない。

そんな風に感じてしまう時もあります。

子ども達に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

放射能で汚れた大地や、森、海の魚たち。

子ども達の未来は絶望的にすら思えてきます。

子どもの貧困はなくならないし、若者の自殺率は年々増えている。目の前の世界にある問題は山積みだし、自分一人の力じゃ変えられないと思ってしまうけれど、私はそんなことはないんじゃないかと思っています。

おにぎりアクションのように、自分が見たい世界のために、小さくてもいいから何か行動を起こすことで、世界は優しくなっていくように思うのです。

ハチドリの一滴のように。

そんなことやっても無駄だと言われようとも、「私は、私にできることをやっているだけ」

目の前には、安心できる遊び場のない子供たちや、貧困や、壊れていく自然環境や、ごみがたくさんの海など、いろんな問題が広がっていようとも、私は、それでも、子ども達の未来のために、自分にできることはないだろうかと動くのです。

自宅を開放して、子ども達の居場所を作った時、ご近所さんから子供の声がうるさいとクレームが来ました。だけど、私達は戦いたくはなかったので、どうすれば続けられるか、どうやったら子供たちの遊び場を守ってあげられるかを考えました。

子どもの声が響いても文句を言われないところ。

それなら学校だ!

ということで、学校に相談して、校庭を週に一回使わせてもらえることになり、学校の放課後プレーパークが始まったのです。

学校のプレーパークをやるようになったら、関わることができる子どもが、近所の子だけじゃなく、いろんな学年、いろんな地域の子ども達へと広がりました。

あのクレームがなければ、学校でプレーパークをやろうとは思わなかった。

一見悪いことのように思えることも、次のステップに移るために必要なことだったということもあるものです。

そういう意味で、クレームを言ってくれたご近所さんに感謝しています。

そして、それぞれ、自分の正義を持っていて、自分の正義と、相手の正義が同じであるとは限りません。お互い違う正義を振りかざしたところで、そこには対立しか生まれないし、そこには不満や怒りしか生まれません。

だから、戦わずに、どうやったら自分の見たい未来が見られるだろうかと考えるのです。そしてそのために行動するのです。

そうすることで、見える世界が変わってきます。

不安や不満を言っていても、何も変わらないのです。

見たい世界に向けて、自分の行動を変えるのです。

私は、子ども達に、

「この世界は美しいよ」

「この世界は素晴らしいところだよ」

「人は信頼できるよ」

「世界は愛に満ちているよ」

そんな未来を見せたいと思いました。そんな世界を残したいと思いました。

だから、口に出す言葉は、人が聞いて嬉しくなる言葉にしよう。

人の役に立つ情報を発信しよう。

見ていてHappyになるニュースをシェアしよう。

そう決めました。

そしたら、出会う人が変わってきました。

今、私の周りは愛にあふれた人ばかりです。

だから、まずは、目の前の人をHappyな気持ちにしよう。

笑顔でいよう。

人に優しくあろう。

自分にできることから、始めよう。

今後のプレーパーク

ちとせ小学校で週に一回やっていた水曜の放課後プレーパークは、11月からはいったんお休みです。

その代わり、冬休みまでの土曜日、大体隔週で土曜の午後の学校プレーパークをやることにしました。

11/2㈯,16㈯,30㈯

12/14㈯,21㈯

13:00~16:15まで、十和田市ちとせ小学校の校庭にて。雨天中止です。

 

【お礼とお願い】

先日のオンライン講演にて参加された皆様からの参加費のうち2000円をグッドネーバーズ・ジャパンに給食一か月分として寄付させていただきました。

また、残りの参加費は、Happy Childrenの活動費として使わせていただきます。

参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

また、学校プレーパークに子どもたちにとおやつを寄付して下さる方もいて、とてもありがたいです。

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、ほぼ自腹で賄っております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号7138981

シンドウサチコ

【他行より】

店番848  番号07138981

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更して応援いただく方法もあります。

 

【書籍もうすぐ販売終了します】

昨年11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでもまだ購入できます。どうぞ、手に取ってごらんください。

『悪ガキたちの秘密基地』

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

そして、実は11月半ばで出版社との契約が切れますので、本を書店やオンラインショッピングで買うことができなくなります。

本をまだ読んでいないという方、ぜひ、今のうちにご購入いただければと思います。

 

 

 

 

 

 

子どもの遊び。遊ぶことと、遊ばせることの違い


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子どもを遊ばせることと、子どもが遊ぶことは、大きく違います。

同じように、子どもが学ぶことと、子どもに学ばせることも違います。

そう、意思を持っているのが誰であるかが違います。

教育は、教えて育てること。遊育は、遊ぶことで育つこと。誰が意志を持っているでしょうか?

「毎日、子どもをどうやって遊ばせたらいいか困っています。」というのは、とある学童保育の指導員さんの言葉です。

でも、本来子供はご飯を食べるように、遊ぶこともまた自然な本能なのです。

 

子どもは本能的に遊ぶもの

子どもは本来、構わなくても遊ぶものです。それは、本能です。

生まれてまもない赤ちゃんだって、自分の手足をなめて、遊び始めます。

寝返りやずりばいが始まると、自分の意思をもって、面白そうなものに手を伸ばそうとします。

すべては、この世界を知る、探求心です。

持ってるものを落として遊ぶ。

ご飯をぐちゃぐちゃ握り、遊び食べする。

手の届くところのものは、全て口にいれてみる。

なぜなら、人間の脳は、未熟なままで生まれ、遊ぶことで脳を完成させていくからです。

まっさらなハードディスクに、どんどん情報を追加し、常に環境にあわせてアップデートしています。

そうして、3歳までに脳の8割が完成します。そして、5歳ころまでに脳の基礎が完成すると言われています。

その間、『ワクワクする』『うれしい』『楽しい』と感じることが多ければ多いほど、脳内にはドーパミンが出て、「もっといろんなことをやってみよう」「これをやったらどうなるんだろう?」という気持ちが湧き起こります。

ドーパミンは、快感を感じたときに分泌されるもので、「あの楽しいことをもう一度やろう」「楽しいことにもう一度挑戦しよう」「こうやったらもっと楽しいんじゃないだろうか?」「もっとやってみよう」そういう指示が脳内に出されます。

それが、遊びの原動力です。

目の前から楽しいもの(遊び)をどんどん奪われて行ってしまったら、子どもの脳の発達は、そういう環境に適応した発達しかしないでしょう。『楽しいから遊ぶ』という遊びは、子どもにとって発達していくための本能です。

遊ばせるということ

子どもの脳にいい遊びというと、知育おもちゃを思い浮かべる方も多いと思います。ちまたには子どもが興味を引くようなおもちゃがたくさんあります。知能の発達を促すというようにうたっているおもちゃもたくさんあります。

テレビを見ていれば、戦隊ものや仮面ライダーのおもちゃやベルトが新しくなるたびに発売され、音が鳴ったり、子どもが欲しがるようにできています。

女の子だったらプリキュアとかね。

でも、そういう、『大人が子供を遊ばせるために買ったおもちゃ』というのは、一つの用途しかなく、もっとバージョンアップするためには、また新しく買わなければなりません。自分で工夫して付け足したり、そのおもちゃを違う遊びに結びつけるようにはできていないので、飽きたら新しいものが欲しくなります。

自分で発展させることができるためには、市販のおもちゃである必要はなく、積み木や、

ただの木切れ、

枝やドングリや松ぼっくりなど、自然にあるものでも実は十分です。台所にあるボウルや、オタマ、泡だて器のように、本物で、大人のまねができるようなもので十分です。

コロコロ転がるものがあれば、それだけでも楽しいものです。

おもちゃだけではありません。

例えばプレーパークに初めてきた親子で、子どもは何をしていいかわからず遠巻きに眺めています。そういう時に、「ほら、せっかく来たんだから、遊んできなさい」「ほら、木工もできるんだってよ。せっかくなんだからやってきなさい」という親御さんがたま~にいらっしゃいます。

プレーパークはそもそも、子どもが遊びたいと思ったものを自由に遊べる、そういう場所です。親に言われたから遊ぶものではありません。

遊びとは、もっと主体的なもので、子どもの気持ちが動いて、はじめて、「これやってみたい」「これやったらどうなるんだろう?」「いいこと考えた!!」と、わくわくして、楽しくなって、挑戦してみたらできてうれしくなるものです。

勉強も実は同じで、子どもの頃、よく、「宿題早くやっときなさい」と言われて、「今やろうと思ったのに!言われるとやる気なくなるんだよね!」なんて、反抗しませんでしたか?私はそうでした。

これも「宿題やりなさい」と言われた瞬間、主体が親に代わってしまうからです。後でちゃんとやったとしても、『親に言われたからやったこと』になってしまうからです。

遊びだって、勉強だって、主体は自分であることが大切です。そうでなければ、楽しさは半減します。むしろ、やらされているものは、苦痛になることもあります。

遊ぶということ

遊ぶということは、自分の内側から沸き起こる、やってみたいという気持ち。

何かを作ってみたい。

土砂降りの雨にうたれてみたい

水をあっちからこっちに入れ替えてみたい

ひもがあれば引っ張ってみたい。

葉っぱに埋まってみたい。

穴掘って秘密基地作ってみたい。

体にただ砂を塗りたくってみたい

飛んでみたい

パンを作ってみたい

魚をつかまえてみたい

お父さんみたいに高く登ってみたい

犬と転がってみたい

火で遊んでみたい

新聞まき散らしてみたい

ぜんぶぜ~んぶ、子どもの内側から湧き上がった、やってみたい想い。

そんな子供たちは、遊び疲れることを知りません。

いつまでもいつまでも遊び続けます。

「さあ、もう終わりにしよう。帰るよ。」って、ストップがかかるまで。

子どもが「疲れた~」という時は、つまらないときです。

やらされている時です。遊ばされてるときです。

よく、遊びのイベントで、子どもは楽しそうに遊んでいたけど、「ねえ、これ終わったら遊んでいい?」って聞いてくる子どもがいるのも、それは、大人が遊ばせているだけで、子どもが、子どもの内側から湧き上がる遊びたい遊びをしていないときです。

今は、子どもが安心して自由に遊べる場所がないので、大人が遊びを企画することも少なくありません。

でも、この、遊ばせることと自ら遊ぶことは、大きく違うのです。

そして、学ばせることと学ぶことも違います。

私自身、学生時代に覚えなければならない、やらなければならない、やらされている勉強は、本当に苦痛で、そうやって覚えたものは、確かに、今も普段よく使うような、基礎的な読み書き計算は人並みに身につきましたが、それ以上のことは、あまり身についていないように思います。

でも、今になって、「知らないことを調べたい」「これ、どういうことなんだろう?」という、自分から沸き起こった知識欲で、改めて調べたり、本を読んだり、新しいことを学んだりするのが、楽しくて仕方ありません。今になって、勉強することが楽しいと感じています。

こういう、自分の内側から湧き上がる知識欲、やってみたい気持ちって、すごく大事なんだな~と思います。

子ども時代に、こういう気持ちで勉強できてたら、もっと学ぶことが楽しかっただろうな~と思いまます。ちなみに、最近気になって調べ始めて面白かったのは、ミトコンドリア。

人一人の体の中に12京個のミトコンドリアがあって、酸素によってエネルギーを作っているっていうのが、イメージしてみるとものすごいことで、ミトコンドリアが元気に動けるような生活しないとエネルギーが湧いてこないっていうのに妙に納得したりしています。

室内でゲームばっかりしているより、外で体つかっていっぱい遊ぶことは、ミトコンドリアが元気になることだというのも納得。

1つを知ると、それはすべてのことにつながってきたりして、そういう意味で興味のあることを学びながら、これってどういうこと?なんでだろう?じゃあこういうこともいえるのかな?って、広げていきながら学ぶことは、とても楽しいことです。

そういう学び方ができたら、学校ももっと楽しいものになるのにな~なんて思っています。

今後のイベント

★10/27(日)21:00~zoomでのイベントがあります。  
 
 
 
皆さんが、子ども達の未来に残したいこと、伝えたいことは何でしょう?
自然環境、平和、豊かな食卓、文化の伝承…それぞれ大事にしたいことも違えば、伝えたいことも違うと思います。
子ども達の未来に、それぞれ、何が残せるかを考え、そのために一人一人に何が出来るかを考えていきましょう。

zoom を使って、自分の家にいながら参加できるオンライン講演とワークです。
インターネット環境があれば、PCだけでなく、スマホからでも参加できます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

SDGsの掲げる【誰一人取り残さない地球】という言葉に共感し、インスピレーションを受けたメンバーが立ち上げたE-Projectのイベントです。

SDGs(持続可能な開発目標)の17ゴールのうち、
1~17に対応しています。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


参加料金:1000円(税込)

※講座料金は、Happy Childrenの活動費として使わせていただきます。子ども達の放課後の居場所、放課後のプレーパークの時の子ども達のおやつや、材料費に当てさせていただきます。
また、講座料金の一部を、グッドネーバーズ・ジャパンに寄付させていただきます。

<講座料金の支払いについて>

下記にお振込みください。

【ゆうちょ銀行】

シンドウサチコ
記号 18420
番号 7138981

【他行から】
店番 848(ハチヨンハチ)
番号 0713898

※PayPalでお支払い希望の方はメッセージ下さい。改めてこちらからメッセージします。

※zoomのURL は、参加申し込みしてくれた方に後日お知らせいたします。

事前にzoomアプリを入れて、登録が必要です(無料)。
 
参加申し込みは、FBイベントページから。又は、ブログのお問い合わせフォームよりお願いします。

【寄付のお礼とお願い】

活動に賛同して下さった方より、5000円の寄付をいただきました。ありがとうございます!

また、放課後の学校プレーパークに子どもたちにとおやつを寄付して下さる方もいて、とてもありがたいです。

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、ほぼ自腹で賄っております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

今年買ったばかりのハンモックも、子ども達の激しい使い方に、早くもやぶれてしまいました。何とか縫って、補修しながら使っています。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号7138981

シンドウサチコ

【他行より】

店番848  番号07138981

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更して応援いただく方法もあります。

昨年11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもとの関わり方~言葉


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4人の子育てを21年間してきた中で、たくさんの子どもたちと接し、たくさんの親御さんと出会い、親子のいろんな関わり方を目にしてきました。

今も、日々、接する子供たちの会話から、いろんな家庭環境が垣間見えます。

その中で、気になっているのが『言葉』です。子どもが発する言葉もそうですが、大人が子供にかけている『言葉』です。

子どもの関わり方、特に言葉の関わり方を考えてみたいと思います。

操作する言葉

大人の使う言葉で、気になるのは、『操作する言葉』です。

でも、操作する言葉は、使うほどに、子どもも、大人もイライラとストレスのたまる言葉です。

大人の「こうしてほしい」「こうなってほしい」「これはしてほしくない」という意図があって、「~しなさい」「~したの?」「~しないの!」と子どもをコントロールしようとする言葉です。

そこには、子どもに対する信頼はありません。あるのは、大人の都合。

「何時までに〇〇しなきゃ。」

大人の都合はもちろんあります。それをすべて投げ出せと言っているわけではありません。限られた時間の中、何時までにこれをさせなきゃ、今これをやられるのは困る、という場面は、日々の生活のシーンでたくさんあります。

家庭の中では、子供とのコミュニケーションの中で、子どもを信頼する言葉よりも、圧倒的に多いのがこの、「子どもを操作する言葉」だという家庭も多いのかもしれません。

「いくら言っても宿題やらなくて困ってる」「ゲームやめさせたいけど、なかなか時間守ってくれなくて・・・」「早く寝なさいって言ってるのに・・・」

小さな子なら、「なかなか着替えてくれない」「ご飯をだらだら遊び食べして、なかなか終わらない」そんな場面ばかりだと思います。

親は、どうしても忙しく、日々のことに追われ、時間に追われ、今これをしてくれないと困る、と思うから、コントロールする言葉がけが多くなりがちなの本当によくわかります。私もそうでしたから。

でも、子供は思うように言うこと聞いてくれないことの方がはるかに多くて、コントロールできなければできないほど、イライラが募り、怒ったり、脅したり、ご褒美で釣ってみたり、あの手この手を使います。

一番いいのは、子どもを信じてみることなんですが、そうしようと思うと、これが、わかってはいるけど、何の修行だろうかと思うほど、こちらの忍耐が試されます。

子供を信じるためには、まず、親の方に余裕がないとできないものです。

今、本当にそれをしなくてはいけないのか?ちょっと待ってあげることはできないか?そのためには、親の方も、「これくらい、ま、いっか」って思えるくらいの余裕がなくてはいけません。

本当に、今すぐこれをしてくれないと困る!という場面をできるだけ最小限にして、多少時間がかかってもいいいかな?どうしても今これをやらなきゃいけないわけじゃない、という場面では、極力コントロールする言葉を使わないようにできないでしょうか?

家に遊びに来る子ども達の中でも、「新藤さんちはいいな~。新藤さん、怒らないでしょ?うちなんか、すぐ怒るからさ~」っていうような子は少なくないです。

人に迷惑かけないように、厳しくしつけなければとがんばっているお母さんの姿も目に浮かびます。

でも、まずは、子どもの心が元気であることを一番に考えるのであれば、子どもがリラックスできる環境が大切です。大人が常に監視しているような態度であれば、子どもは緊張し、委縮してしまいます。

リラックスすると、子供はよく笑います。そして、素直になります。わがまま言ったり、泣いたり怒ったり、感情表現が豊かになるかもしれません。

でも、それは悪いことではありません(ちょっと困るときもありますが)。

おうちがリラックスできる場であるということです。

ありのままの自分を表現できるということです。

それともう一つ、小さな子の場合。

よく、小さなお友達同士、おもちゃの取り合いがあったりとか、相手の親御さんが、「〇〇ちゃん、貸してあげなさい。どうぞでしょ?」なんて言って、貸してもらった時とか、「ごめんねは?」「ありがとうは?」って言ってしまいがちです。

他の親御さんの手前、「かして」「どうぞ」「ありがとう」ができるようにと、親御さんは結構神経を使います。私もかつてそうでしたから、よくわかります。

でも、これも、コントロールする言葉です。

小さな子の場合は、親御さん同士、「どうぞ」「ありがとうございます」を言う姿をお子さんに見せるだけでいいと思っています。無理に、こどもに「ありがとうは?!」なんて、迫る必要はないのです。

日頃、家の中で、子どもとのやり取りの中で、「これ、ちょうだい」「ありがとう」「はいどうぞ」って、子どもから受け取ったり、あげたりということを繰り返していると、貸してあげても、またかえってくる経験をする。そういう繰り返しの中で、貸し借りがだんだんできるようになってくるものです。

基本的に小さな子は、今目の前にあることしか見えていないので、今楽しいから貸せない、やめられないっていうのは当たり前のことです。

先を見通す力は、遊びの経験の中でしか育っていきません。

 

信じる言葉に

では、操作する言葉を使わないで、どうしたらいいのでしょうか?

操作する言葉をできるだけ言わないように、信じる言葉に変換していってみたらいいのではないでしょうか。

我が家では、3年生の息子に宿題しなさいと言うことはありません。放課後は友達と遊んで、帰ってきてからおやつ食べたり本読んだり、テレビ見たり、だらだらする時間を過ごしてから、6:30には宿題するって、子どもが自分で決めました。だから、私は、声掛けするとしたら「もう6:30だけど?」って、事実を言うだけ。

それでも、夜、だらだらして、なかなか歯磨きしたり、寝る準備をしないこともあります。そんな時、「ほら!早くしなさい!もう9時でしょ!」って、やっぱり言ってしまいます。でも、いくら言っても全然ダメなんだけど、「じゃあ、もうお母さん疲れたから先寝てるから、歯磨き終わったらおいで。」って、こっちがさっさと布団に入っちゃえば、あわてて歯磨きしてトイレ行って、布団に駆け込んできます。

 

例えば、小さな子を連れて病院に行ったとき。子どもが騒がないようにしてほしいっていう時に、あらかじめ、子どもに話しておきます。

「病院の中では、具合の悪い人いっぱいいるから、小さな声でお話ししようね。」とか、「これからちょっとチクって注射するけど、すぐ終わるからね。○○ちゃんが元気になる注射からね。」って伝えておきます。

待合室では、小さな声で絵本読んであげるとか、静かに手遊びしてみるとか、座って静かにできるような働きかけも必要ですが、そういうやり取りの中で、静かにしていなきゃいけない場所なんだな、っていうのは、子どももわかるようです。

お母さんも、病院の中では、小さな声でお話ししていると、子どもは案外小さな声でお話ししてくれるものです。静かにしていてくれたり、注射で泣かなかったりしたら、「小さな声でお話しできて偉かったね」「注射、ちょっとチクってしたけど、我慢できてすごいね」って、いっぱい褒めてあげます。

基本的に、『あなたはきっとできるはず』と、信じている関わりです。

なかなか、そううまくいくことばかりでもありませんが、操作する言葉をできるだけ減らして、信じる言葉に変えていこうと意識するだけでも、だいぶ変わります。

忘れてならないのは、ちゃんとできたね、って褒めてあげること。認めてあげること。これ、忘れがちなので、心にとめておいてくださいね。

自分で決めて、自分でできたという経験を、ちょっとづつ積み重ねていくことです。

3000万語の格差

『3000万語の格差』という本を読みました。

人工内耳移植で、音のない世界の赤ちゃんに、音をプレゼントした外科医である著者のお話しでした。ある同じくらいの月齢の二組の赤ちゃん(生後八か月と生後7か月)に、人工内耳移植をしました。

八か月の男の子ザックは、初めて聞くお母さんの声に笑い、時には泣き、感動的な聞く誕生日を迎えました。ザックの家庭は、話す声、歌う声、読む声であふれていました。小学三年生になった時、他の子と何ら変わりなく読み書き計算もでき、友達と遊び、兄弟げんかしたり、知性とやる気に満ちた9歳の男の子に成長しました。

もう一人の七か月の女の子ミシェルもまた、聴覚を持たずに生まれてきて、補聴器を付けましたが、効果は感じられず、二歳になって人工内耳移植を受けました。ミシェルの家庭は、父親も聴覚障害があり、補聴器をつけていました。母親は、ミシェルを愛していましたが、仕事がなく、お金がないという大変さに加え、障がいを持つ子どもが生まれたことは大きな負担になっていました。

ミシェルは人工内耳のスイッチをオンにしたとき、音には反応しましたが、目の前のカップケーキを食べ続け、音のある世界に感動した様子は見られませんでした。その後も小学三年生になったミシェルは、手話を主体としたクラスにいました。読字レベルは幼稚園レベルギリギリで、目の輝きはなく、お昼ご飯も持たず、汚い衣服のままで、音声言語でも、手話言語でも、コミュニケーションをうまく取れない状態でした。

それは、聴覚障害の悲劇なのか、貧困の悲劇なのか分かりませんでした。

著者は、言語を司る脳神経が発達する時期に聴覚を取り戻したら、その子の人生を変えることができると信じていました。脳神経の85%は3歳の終わりまでに完成すると言われているからです。でも、この二人の赤ちゃんの大きな違いによって、聴覚を取り戻すことだけでは解決できないと気づいたのです。

その後、貧困家庭や、豊かな環境に生まれた子ども達など、様々な階層の子ども達を長期間調査することで、脳の発達には、「どんな言葉」が話され、「どのように」子どもに向かって発せられているかが大きく関係することがわかってきました。社会的経済的状態そのものというより、言葉を、どれだけ聞いているかによって、成績が大きく左右されるということがわかってきました。

傾向として、確かに貧困家庭の方が家庭の中で話されている言葉の数は少ない傾向がありました。それは、おそらく、親の忙しさや、生活の余裕のなさで、親の方にも余裕がなかったり、貧困の連鎖によって、そもそも、貧困家庭の親が、たくさん言葉をかけられて育ってこなかったのではないかというような、背景もあるのかもしれません。

とりわけ大きな要因とされたのは、初期の言葉環境でした。

家庭の中で話し言葉が少なく、子どもの反応を引き出す働きかけも少なく、語彙も乏しい家庭環境に育った子供は、脳が十分に発達しないのだと。

音が聞こえていたとしても、豊かな言語環境がなければ、子どもは本来の力を発揮できないのです。

豊かな言語環境で育った子供と、そうでない子供の差は、3000万語もあるということです。

英単語もそれほどわからず、英語をあまり話せない人が、英語の授業を受けたとして、一つわからない言葉があると、そこでつまづき、そのあとどんな話になったかついていけないように、言語の処理能力が遅いことで、その後に続く言葉の理解がかなり難しくなってくるのです。

豊かな言葉環境のために

豊の言葉環境を幼いうちから与えてあげるには、温かい言葉で、プラスの言葉であることが基本的には大切です。そのうえで、子どもが興味を示したものに寄り添い、共感し、言葉で補ってあげたり、そこから言葉のやり取りをすることが、その後、自分で自己制御する力を養っていくということです。

絵本を読んだり、歌ったり、音楽を楽しんだり、自然で遊んだり、そういう関わりの中で、言葉のキャッチボールをしていくのです。

散歩の途中でアリを見つけてしゃがみ込んで、アリをつまもうとする子供のそばに、一緒にしゃがんで、「アリさんいっぱいいるね」「どこにいくのかな?」「アリさんのおうちどこだろう?」なんて、会話してみたり、アリをつぶしてしまったら、「あ~あ、アリさん、死んじゃったね。もう動かないね。」と、事実を伝える。

例えば、子どもが皿の中のレーズンをカーペットにぶちまけ、その上を行ったり来たりしているとき。

そんな時「レーズンの上を歩かないで。カーペットが汚れてしまうよ。レーズンは汚れてしまって、もうおいしくないよ。拾って捨てよう。一緒に捨てて、タオルで拭こう。」

「お掃除するのうまいね。靴下は脱ごうか?くさい足跡がつかないようにね。よし。手を洗ってこよう。そしたら、別のおやつをあげるよ」

というように、具体的に話すこと。何が困ることで、どうすればいいかを話すこと。

こういうやり取りをしようと思うと、親はものすごくエネルギーを使います。けれど、こういう関わり方によって、子どもは自己制御を学んでいくのです。

でも、こういったことは、しつけのテレビを見させたとしても、身につかないのだと言います。そこには、会話のキャッチボールが必要なのです。

〇〇しなさい。まだ○○してないの?またそんなことして!子どもの結果ばかりを見て怒ってばかりいると、子どもはストレスを感じます。ストレスを感じている状況にあるとき、子どもの中におこる反応は、「闘争か、逃走か」です。反抗するか、逃げ出すか。その間、自分を守ることに脳は必死で、自分を制御する力は、発達しません。

自分で、これはいけないことなんだな。やめなくては。と、行動に移せるようになるためには、言葉の力が必要です。

そういう意味で、今の子ども達を見ていると、とても心配になります。スーパーのカートの中で、病院の待合室で、スマホの画面に夢中になっている小さな子をよく見かけるようになったからです。スマホに集中している間、そこには会話のキャッチボールは生まれません。言葉をかけても、子どもは上の空です。

3000万語の格差は、必ずしも貧富の格差ではありません。

今の時代、どこの家庭にも起こりえる格差です。

大人は、子どもの前にいるとき、今この瞬間も、目の前の子どもの脳を育てているのだと意識してみる必要があるのではないでしょうか。

3歳までの言葉が大切だから、早期教育しなさいと言っているわけではありません。3歳までがとりわけ大切な時期ですが、例えその時期を過ぎてしまったとしても、今からでも、言葉の関わり方を変えることはできます。

私たち大人は、子どもの脳を育てる関わり方ができるのだと思っています。

今後のプレーパーク

我が家のおうちプレーパークは、水曜以外の放課後は、だいたいいつでもあいています。週末も、予定のないときは、子ども達を受け入れています。

小学生だけじゃなく、だれでも、来てみたいと思ったら来れる場所です。中学生でも、何もないのに来にくければ、勉強を教えることもできます(社会だけは苦手なのですが…)。

ちょっと来てみたいと思った方は、まずはお問い合わせくださいね。

その他、プレーパークは誰でも来ていい場所です。

 

★ちとせ小学校放課後プレーパーク・・・毎週水曜(10月末まで)

だいたい15:00~17:30まで(暗くなるのが早くなってきているので、暗くなる前に帰れるように片付けています)。雨天中止

★10/19(土)十和田市若葉公園プレーパーク・雨天中止

10:00~15:00

★10/27(日)21:00~zoomでのイベントがあります。  
 
 
 
皆さんが、子ども達の未来に残したいこと、伝えたいことは何でしょう?
自然環境、平和、豊かな食卓、文化の伝承…それぞれ大事にしたいことも違えば、伝えたいことも違うと思います。
子ども達の未来に、それぞれ、何が残せるかを考え、そのために一人一人に何が出来るかを考えていきましょう。

zoom を使って、自分の家にいながら参加できるオンライン講演とワークです。
インターネット環境があれば、PCだけでなく、スマホからでも参加できます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

SDGsの掲げる【誰一人取り残さない地球】という言葉に共感し、インスピレーションを受けたメンバーが立ち上げたE-Projectのイベントです。

SDGs(持続可能な開発目標)の17ゴールのうち、
1~17に対応しています。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


参加料金:1000円(税込)

※講座料金は、Happy Childrenの活動費として使わせていただきます。子ども達の放課後の居場所、放課後のプレーパークの時の子ども達のおやつや、材料費に当てさせていただきます。
また、講座料金の一部を、グッドネーバーズ・ジャパンに寄付させていただきます。

<講座料金の支払いについて>

下記にお振込みください。

【ゆうちょ銀行】

シンドウサチコ
記号 18420
番号 7138981

【他行から】
店番 848(ハチヨンハチ)
番号 0713898

※PayPalでお支払い希望の方はメッセージ下さい。改めてこちらからメッセージします。

※zoomのURL は、参加申し込みしてくれた方に後日お知らせいたします。

事前にzoomアプリを入れて、登録が必要です(無料)。
 
参加申し込みは、FBイベントページから。又は、ブログのお問い合わせフォームよりお願いします。

【寄付のお願い】

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、ほぼ自腹で賄っております。(ときおり、みんなで食べてねと、差し入れ下さる方もいて、とてもありがたいです)

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

今年買ったばかりのハンモックも、子ども達の激しい使い方に、早くもやぶれてしまいました。何とか縫って、補修しながら使っています。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号7138981

シンドウサチコ

【他行より】

店番848  番号07138981

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更して応援いただく方法もあります。

昨年11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

居心地のいい居場所


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家には、平日、休日を問わず、子ども達がやってくる。と、言っても、毎日来るわけでもないし、しばらく誰も来ない日もある。

いつ来るのか、いつ来ないのかは予測不可能で、いつもとつぜんやってきます。

でも、来ると、帰りたがらない子も結構います。

「だって、ここ、居心地がいいんだもん」

というのが子供たちの来る理由のようです。

居心地の良さ

うちに来る子ども達によく言われるのが、「ここは居心地がいい」という言葉。

うちに居心地の良さを感じるのは、私はほとんど怒らないし、子どもが「おやつ作って~!」っていうようなこと言っても、「いいよ」って、作ってあげるし、「一緒にゲームしよう!」って言えば、手が空いてたらいっしょにやるし、子ども達のわがままも、だいたいは聞いてあげているから、というのもあります。(できないことはできない、嫌なことはヤダって言いますけどね)

可能な限り、子ども達を受け入れています。

こんな、だらだら寝っ転がってテレビ見ながらスルメかじってたって、怒りませんよ。

休日、旦那がいるときも同じです。

旦那と私はケンカはしないし、穏やかに話してるし、「雨降ってるから、乗せてって」みたいなことも、私は面倒だからそういうことはあんまりしないんだけど、「お父さん優しいから、お父さんに頼んでみて」って言うと、旦那はオッケーしてくれます。

休日、鍵がなくて家に入れないとか、お昼ご飯食べてないとか、そういう子も、「うちで待って、後で電話してみたら?」「一緒にご飯食べるか?」って、受け入れます。

だから、子ども達にとっては、わがまま言えて、ケンカがなくって、穏やかなこのうちが、きっと居心地がいいと感じるんだと思います。

男の子では、クレープ作ってほしいといえば、作ってくれるから、クレープ食べたくて来てる子もいました。今年は、6月からクレープブームがあって、庭でとれたサクランボをジャムにしたいという子供たちの声から、「じゃあ、クレープに、作ったジャムぬって食べてみようか」っていうのから、クレープのリクエストが出るようになりました。

クレープの材料がないときに、畑からとったじゃがいもがいっぱいあったから、素揚げにしてあげたら、これも、何回かリクエストが続きました。

食べたいといったものを作ってくれるって、子どもにとってはとてもうれしいことのようです。

アイスクレープのブームの次はホットケーキブームもあって。でも、初めてさんを連れて常連さんが来るときなんか、「新藤さんの料理おいしいんだよ♪」って言ってくれるのもまたうれしい。

一緒にピザ生地こねて、ピザ焼いたことも。

みんなでワイワイ食卓囲んで、誰が一枚多いだの、誰がまだ一枚しか食ってないだの、余ったのどうする?じゃんけんするか?とか、そういうのも楽しい。

作ってると、台所にやってきて、「手伝いたい!」って子もいれば、においかいで、ちょっぴりつまみ食いしていく子とか、「できたら教えてね~!」って、遊びに夢中の子とか、「いいな~。うち、こんなの作ってくれないもん」ってぽろりとこぼす子も。

いろんな子がいて、でも、みんな、我が子のようで、それぞれくつろいでいく。

そんな場所になっているようです。

居心地の悪さ

「居心地がいい」という言葉の裏には、それぞれの家庭の中での「居心地の悪さ」が見え隠れします。

「100点取らないとお母さんに怒られる」

「お父さんとお母さん、いっつもケンカしてる」

「妹ばっかりかわいがって、私はいっつも怒られる」

「ゲームばっかやってると、めちゃくちゃ怒られる」

「一緒に遊んでなんてくれない」

とか、『怒られる』『常にケンカがある』という状態があることが多いようです。

大人だって、いつも怒られるところには行きたくないし、悪口ばっかり言いあってるような場所は、居心地が悪いと感じますよね?

怒っている人のそばには行きたくないですよね?

子どもなら、なおさらそうです。

そして、子どもだから、そういう場所から、自分の意思で距離を置くのが難しいと思うのです。

親から怒られる。逃げたいけど、逃げ場がない。怒りが収まるのを待つしかない。いうこと聞くしかない。

そうやって、怒られないように、怒られないように、そこにエネルギーを使っている子もいます。

家庭の中が、子どもにとって、居心地のいい場所であるように。

笑いあふれる楽しい家庭であるように。

少しぐらいのわがままを、笑って許してくれる、そんな家庭でありますように。

全ての子どもが、愛を感じて生きられますように。

そう願わずにいられません。

今後のプレーパーク

我が家のおうちプレーパークは、水曜以外の放課後は、だいたいいつでもあいています。週末も、予定のないときは、子ども達を受け入れています。

小学生だけじゃなく、だれでも、来てみたいと思ったら来れる場所です。中学生でも、何もないのに来にくければ、勉強を教えることもできます(社会だけは苦手なのですが…)。

ちょっと来てみたいと思った方は、まずはお問い合わせくださいね。

その他、プレーパークは誰でも来ていい場所です。

 

★ちとせ小学校放課後プレーパーク・・・毎週水曜(10月末まで)

だいたい15:00~17:45まで。雨天中止

★9/21(土)三内丸山JOMO ROCKにてプレーパーク(こもも×はぴちる)

10:00~16:00

★10/6㈰10:00~14:30

八戸マチニワでプレーパーク。
はぴちる×1park(差波ゼミ)の学生さんたちとコラボプレーパークになります。

★10/19(土)十和田市若葉公園プレーパーク・雨天中止

10:00~15:00

 

また、いつも頑張ってるママがホッとできるイベントにHappy Cloverとして出店します。

当日はあぼプレがイベントブースの一角でプレーパークやってくれます♪

★9/29(日)10:00~16:00 秋のはっぴぃわ~く♪

イオン下田・二階イオンホールにて

各体験時間30分

耳つぼジュエリー・・・1000円

プチ誕生日体質鑑定・・・1500円

コーチング体験・・・1500円

その他、Happy Childrenのパネル展示もあります。

 

【寄付のお願い】

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、ほぼ自腹で賄っております。(ときおり、みんなで食べてねと、差し入れ下さる方もいて、とてもありがたいです)

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

今年買ったばかりのハンモックも、子ども達の激しい使い方に、早くもやぶれてしまいました。何とか縫って、補修しながら使っています。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号7138981

シンドウサチコ

【他行より】

店番848  番号07138981

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更して応援いただく方法もあります。

昨年11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

 

 

 

お祭りで子どもにふるさとを

十和田市の秋祭りも、連日30度を超す暑さの中終わりました。

この日まで、夏休み中から1か月間、ほぼ毎日練習してきた子供たち。

本当によく頑張りました。

こうやって参加してきた子供たちは、お祭りの高揚感から、また来年も参加したいと思うようになり、中高生になっても参加してくれる子がたくさんいます。

また、地元を離れて就職した子も、秋祭りの時に顔を出しに来てくれる子もいます。

こうやって、子ども達の心の中に、「ここがふるさとだ」というふるさと感が根付いていくのだと思います。

厳しい練習

お祭りが始まる一か月前から、お囃子の練習が始まります。

夜19時から20時半までの1時間半。お盆休みをのぞいて、毎日練習します。

野球やバスケ、サッカーなどの部活を終えてからお囃子の練習に駆け付ける子もいます。

暑いし、へとへとだし、お腹もぺこぺこのはずです。

それでもやりたくて練習に参加するのです。

指導者は、優しくもあるけど、厳しいです。あいさつや礼儀には特に厳しい。

中高生には、小学生の面倒を見るように指導するし、小学生のお手本となるようにしっかりしろと、中高生には特に厳しい。

でも、そうやって一か月間やってくると、子ども達も練習中はびしっとしています。

そうやって迎える本番は、みんなにとっての晴れ舞台です。

いよいよお披露目!

秋祭り前夜祭。この日はだし小屋で、小さなお祭りがあります。地域の子供会や、町内会の方たちが焼きソバや焼き鳥などの出店を出してくれます。そして、一か月間練習を重ねた私たちは、ここで地域の方にお披露目します。

市長さんや、議員さん、小、中学校の校長先生、たくさんの来賓と、お父さんお母さんたちの前でお披露目します。

お披露目が終わると、だし小屋で参加者の子ども達は焼きソバやジュースをもらいます。

いよいよお祭り!!

お祭りの日の朝。

女の子たちや、お母さんたちは、髪をセットするため、集会所に早くから集まります。

お団子にしたり、編み込みしたり、お化粧したり。手の空いたお母さんや、上手な中高生が、やいやいと祭り支度をしています。

そして、祭りの待機場所まで、小学生を並ばせて、その前後と間に中高生の太鼓や笛の子たちがはさまって、安全に気を配りながら引率していきます。

待機場所についたら、トイレに行きたい子を順番に中高生が連れていきます。

子供たちに鼻白塗ったり、女の子たちに口紅塗ってあげたり、小学生の世話をするのは中高生。

こんな時の中高生は、とても頼もしいお兄さんお姉さんなのです。

そんな娘と笛で一緒に出られるのも実はうれしい。笛の腕前は娘の方が上です。

母たちと、もう働いているお姉さんの笛チーム。

夜間運行の前に、小学生の小太鼓の子たちを連れて、出店を回って、買い物させたりもします。

一回りしたら、薄暮運行の始まりです。

夜間運行は、テンションがひときわ上がります。

十和田の祭りは、雨の祭りと言われるくらい、毎年雨が降るのですが、今年は真夏のような暑さ!

暑すぎて、みんな体力を奪われていきます。

水分補給に気を配ったり、とにかくみんなの体調を気遣う大人たち。

3日間、無事に終わり、本当に良かった。

実は末っ子、一ヵ月頑張って練習したのに、二日目の午前中に友達と炎天下遊んでいて熱中症に。残念ながら、3日のうち、初日しかお祭りに参加できませんでした。

何があるかわからないのが子ども達です。

ここがふるさと

よく、お祭りに参加してみないと、その良さはわからないと言います。

それはその通りだなと思うのです。

まだ、祭りに参加していなかった頃は、出店を見て歩くのだけが楽しみで、山車なんか、ちょっとしか見なかったものです。

でも、今は、祭りにがっつり参加してみて、指導者の方や、山車を作っている人たち、地域の方たち、その他のたくさんの人たちが関わって、子ども達を楽しませようとしてくれていたり、子供たちに怪我がないように気をつかってくれていたりしてくれているのが見えて、祭りというものが、大人にとってもふるさとの誇りであるし、祭りを通して、ここが好きなんだなって言うのをすごく感じます。

ここに戻ってきたい。そう思わせてくれるのは、やっぱり、こういうお祭りや、お祭りを通したつながり何だろうなって思います。

学校ではうまくいっていない子も、ここで活躍する子もたくさんいるし、ここが居場所になっている子もいるんだろうな~と思うこともあります。

ここは、誰もがお祭りという一つのことに対して平等で、誰もが、必要とされる存在。

そんなことも感じたお祭りでした。

お祭りの後の帰り道。

八甲田に沈む夕日を眺めながら、ああ、ここが、今の私にとっての故郷になったんだな~って思いつつ、自転車をこいで帰りました。

お祭りが終わって、灰のようになり、体にはどっと疲れが出ていますが、来年も出ようと心に誓うのでした。

 

 

リスクとハザードを考える


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夏休み中に、「リスクとハザード」についての研修がありました。

子どもの遊びに危険はつきものです。

家庭の中でも、危ないからそれはダメ、というように、子どもの遊びを止める場面も多々あると思います。

本当に止めなければならない危険ももちろんあります。でも、命にかかわらない小さな危険をどこまで見守ってやれるか、子どもの挑戦したい気持ちと、ちょっと危ないな~と思いながらも、どこまで許してあげられるか。

子供は、常に自分の限界ギリギリのところで挑戦しようとするので、そこに危険はつきものなのです。

排除すべき「選びようのない危険」

危険には、「リスク」と「ハザード」があります。

「リスク」は、子どもが自分の限界より、ちょっとハードルの高いことに挑戦しようとするときに生じる危険のことを言います。

ちょっと高い所から飛び降りてみたい。

大きい子が挑戦しているノコギリやトンカチに挑戦してみたい、そんなときに、ちょっと手を切るかもしれない、自分の手を打ってしまうかもしれない、そういう危険です。

家の中であれば、包丁を使って、野菜を切るお手伝いをしたい、なんていう、刃物を使うことに対する危険です。

一方で、子どもの意思で選びようがない、子どもの目には見えない隠れた危険「ハザード」と言います。

遊び場に、釘が突き抜けた木材が転がっていることや、遊具のゆるみ、ロープやひもを体に巻き付けて遊んでいる、刃物を振り回して遊んでいる、人に向けて石を投げている、など、命の危険を伴うものです。

また、棒を振り回して戦いごっこに夢中な小学生のそばに、小さな子がヨチヨチ歩いていたら、「小さい子いるから気を付けて」っていう声掛けが必要になる場合もあります。

そういう、危険は、なんとしてでも止めなければならないし、見つけ次第、注意しなければならないし、取り除ける危険は排除しなければなりません。

また、自然の中では、ハザードが大きくなるということも知っておいて欲しいと思います。

水の事故は、毎年後を絶ちません。

子供は水深10cmでも溺れると言います。水遊びの際には、子供から目を離さないで欲しいと思います。海や川も同様です。子ども同士で楽しんでいるから大丈夫と、目を離したすきに子供は静かにおぼれます。

自然を甘くみてはいけません。泳げる子が、流れに足をとられて溺れることだってあるのですから。

また、川遊びも、裸足で入って足を切ることもよくあります。履物をちゃんと履いておくことで、避けられる危険もあります。

また、キャンプに行った際、森の中では、また違う危険が潜んでいます。毒蛇や、毒草、ハチに刺されるなどの危険も潜んでいます。

木登りする際には、枯れ枝に手をかけないとか、葉っぱのついていない枝を落としておくことも必要になることもあります。

子どもの木登りを見守る際に、細い枝に足をかけないとか、下はコンクリートじゃないかとか、注意して見守るポイントもあります。

あとは、大人も、無理をさせすぎないことです。

「せっかく来たんだから、もっと遊んできなさい」

「ほら、あんなちっちゃい子だってできるんだから、あんたにもできるから、やってみなさい」

と、子どもが挑戦しようとしていないのに無理に挑戦させようとすると、事故やけがにつながります。子どもは、自分が挑戦したい、挑戦できそうな範囲を知っています。自分の感覚で挑戦したいことには挑戦させてあげたらいいのです。

我が家の末っ子の例で言うと、小学校高学年の子が、冬場、水の入っていない用水路にかかる丸い水道管を渡って遊んでいました。水がないから大丈夫、という認識であったと思います。当時4歳の息子は、それをそばで見ていました。お兄ちゃんが「お前もやってみろよ」と、息子に言います。息子はちょっと怖いな・・・って思ったけど「いいからやってみろよ!」と言われ、恐る恐る渡ってみた。

そしたら、足を滑らせ、コンクリートに頭を打って、おでこがぱっくり割れ、流血。病院に走り、3針縫いました。

本人が気乗りしないことを無理にやらせるものではありません。

また、大人の方が、子どもが喜ぶからと、より高く、より激しく遊ぶことでも、思わぬけがを招きます。

私自身、子どもがまだ3歳頃。子どもと一緒にシーソーに乗っていて、子どもががったんがったんお尻が浮く感覚が楽しくて喜んでいるのを見て、もっとお尻が浮くくらいと、激しくがったんがったんしていたら、シーソーの持ち手に頭をぶつけてシーソーから落ち、おでこがぱっくり割れ、これまた流血。

流血して、すぐに病院の救急に走り、3針縫いました。高速道路のパーキングにある公園での出来事でした。パーキングの人に、近くの病院を探してもらい、止血しながら高速を降り、慌てて病院に向かったのを覚えています。

私自身、そういう失敗の経験があるので、やりすぎはよくないと、肝に銘じています。

また、我が家の例でもう一つ。

キャンプに行ったときのこと、夜、ホタルを見に行き、ホタルが草むらに止まりました。次男が走っていって、暗い草むらに手を伸ばしたとき、突然、「痛い!!」という声。泣きながら草むらから駆け戻った次男の手にはヘビに咬まれた跡が!!

なんと、次男、マムシに咬まれたのでした。

ヘビの姿は誰も見ていなかったのですが、咬み傷からヘビだと判断。即救急車を呼びました。

山奥だったため、救急車の到着にも時間がかかり、その間みるみる腫れていく次男の左手。手の屈曲部付近を縛って、傷口を洗ったりはしていたけれど、救急車の到着までどうすることもできず。

結局、救急車到着からも、地元の病院では血清を打てず、そこからさらに一時間の大きな病院まで移動し、そこで血清を打ち、一週間入院しました。血清を打つ時も、「血清は馬の血で作られているため、アナフィラキシーショックで命が危険になる場合もありますが、それでも血清を打ちますか?」というような説明に、びくびくしながらも、それしか方法がないのならと同意書にサインしました。

最終的に肩までパンパンに腫れあがり、手はグローブのようになりました。

それ以来、キャンプの時、暗闇の草むらには、絶対に入らないように子供たちに注意しています。

隠れた危険は、どこに潜んでいるか分かりません。

自然の中では、命に関わる危険が高くなると感じます。

怖さを知らないこともまた、怖いことだと思うのです。

そうは言っても、挑戦もさせたい

でも、そういった本当の危険を知りつつ、小さな危険を伴う挑戦はさせてあげたいと思っています。

一つの例として、『高所平気性』があります。

近頃都心では高層マンションに住む子も多くなり、『高所平気性』と言われる現象があるようです。ベランダの手すりを乗り越え、転落死してしまう事故が、一年に40件近くあるようです。

ジャングルジムや滑り台などの遊具で遊んだり、ちょっと高いかな、と思うようなところから飛び降りて、びっくりするぐらい足がビリビリしびれたり、ときには膝を擦りむくような痛みを味わう経験をとおして、高いところは怖いという感覚は自然に身につけられていきます。

高さの感覚は4、5歳で大人の8割方できあがります。それまでに、公園のブランコや滑り台などで、高さの危険・恐怖心を植え付ける必要があります。

危ないから高い所に登っちゃダメと、小さな危険を排除しすぎると、本当に大きな危険を回避できない、ということにもつながりかねません。

高い所からジャンプしようとしている子供がいたら、その飛び降りようとしている先に危険なものは転がっていないか、飛び降りようとしているところにコンクリートのブロックがある場所ではないか、転んでもすりむく程度の高さか、下は土なのか、コンクリートなのか、止めるか、挑戦させるか、瞬時の判断が必要になる場合もあるかと思います。

大きい子なら、ちょっと高いかな?っていうくらいの高さからジャンプしてみたり

下がふかふか枯葉の中なら、ちっちゃい子だってジャンプが怖くない!

でも、危険を知っているからこそ、排除できる危険が大人には見えるし、このぐらいは挑戦させてもいいかな、という見守れる、そんな大人を増やしていきたいと思っています。

挑戦し、成し遂げた子どもは、達成感でいっぱいです。自分にもできた!という自信にもつながり、次なることに挑戦したいという意欲がわいてくるでしょう。次はもっとこんな風にしたら、もっと面白いんじゃないかな?と、創意工夫していくでしょう。友達と協力して成し遂げた事なら、すばらしい思い出になるでしょう。

子供は、挑戦によって、自分の世界を広げようとしているのです。

木登りすることで、世界を俯瞰して見ることができます。視点が変わることで、見える世界が変わることを体感します。

自分の世界が広がる経験は、子ども時代にたくさんしてほしいことです。

小さい子だって、はじめに道具の使い方さえ教えてあげれば、ノコギリだって、トンカチだって使えます。

自分でできたら、この、得意げな顔!

草滑りだって、普通に滑るのに飽きてきたら、ちょっと難しい立ち乗りに挑戦してみたくなるものです。

冬、ソリに乗らせたら、ジャンプ台でジャンプしたくなる。ひっくり返って転がって、大丈夫か?なんてこともあるけど、子どもは、こういったスリルがたまらないものです。

つい、危ないからやめなさい、って言いたくなるけど、どこまで許してあげられるか、小さな危険を経験しながら、子供は学び、成長していくものだと思い、いろんなことに挑戦させてみて欲しいのです。

子どもは、簡単にできてしまうことだと、すぐに飽きてしまいます。

ちょっと難しいけど、失敗しながら何度も挑戦してできた!というようなものに夢中になります。その過程で、擦り傷を負ったり、怪我をしてしまうこともあるかもしれません。

でも、その経験をすることで、この遊びは危ないなぁと工夫する危険回避能力が自然と身に付き、また繰り返し挑戦し続け「できた」ときには、達成感と同時に、大きな自信が得られ、その自信が何事にも挑戦しようとする自発性を生み出すのです。

そして、何より、子どもの「やってみたい!」「おもしろそう!」という気持ちを大事にしてあげたい。

安全ばかりを重視すると、子どもの冒険心や挑戦心は満たされることはありません。

やりたいと思ったことを「危ないからやめなさい」「そんなことやってどうするの?」って、止められてばかりいたら、与えられたことをこなすばかりで、挑戦しない子になってしまいます。

新しいことに挑戦するわくわく感と、できた達成感を知っているからこそ、次なる挑戦に向かうことができるのです。

プレーパークの中での大人の役割

プレーパークは、『自分の責任で自由に遊ぶ』をモットーに、自分がやってみたいと思うことに、自分が挑戦するかどうかを決め、子ども達はそれぞれ自分のやりたいことをします。

ノコギリ使って木を切っていたら手を切っちゃった。

汚すと本当はお母さんに怒られるんだけど、どうしてもやりたくて、泥遊びしちゃった。

濡れたらだめなんだけど、水かけあってびしょ濡れになっちゃった。

そんなことは、プレーパークの中ではよくあります。

「濡れても、遊んで乾かすから大丈夫!」って言って、水遊びする子もいます。

でも、これも、自分がやりたいと思ってやったことで、後でお母さんに怒られちゃうっていうのは、子どもとしたら覚悟のうえで遊んでいるわけです。

手を切っちゃった子や、すりむいちゃった子は、自分からカットバンをもらいに来て、ペタッと張ったらまた何事もなかったかのように遊び始めます。ある程度遊びの中ですりむいたり怪我をしたりするっていうのは、子ども達の中では想定内のようです。

だから、子どもがやりたいことに挑戦しようとするときは、ある程度自分で覚悟しているところもあります。

そんな子どものやりたい気持ちを止めずに、できるだけ挑戦させてあげて欲しい。でも、子供には予測がつかないけど、大人には予測がつく危険というものがあります。

釘が飛び出た木材が転がってたり、刃物が小さな子の近くに転がっているなど、そばにいる大人が、これは危ないな~というハザードがそれにあたります。

取り除けるハザードは、プレーリーダーが気づいた時に取り除いてあげていますが、子どもがたくさんいるときは、なかなか目が行き届かないこともあります。

そんな時、いると助かるのが『フローター』という存在。プレーリーダーではないけど、プレーパークに時々子どもを連れて遊びに来てる親御さんで、子どもは遊びに夢中になっていて、ふと、親御さんは手が空いている。自分の子じゃない、他の子に手を貸してあげてることもあれば、ふらりと遊び場を歩いて回って、親御さんの目から見て、これ、危ないな~と思うものをさりげなく取り除いてあげている、そんな人のことを『フローター』と呼んだりします。

「ここに釘落ちてたから拾っておいたよ」なんていう感じで、さりげな~く子どもが安心して遊べる場を整えてくれる人。

「危ないからやめなさい」「汚いからやめなさい」という禁止のまなざしではなく、「できるだけ挑戦させてあげたい」「でも、この子、大丈夫かな~?」と、ハラハラしながらも、ぎりぎりまで手出ししないで見守ってくれる、そんな大人が、プレーパークにはいるのです。

本当に危ない場面では、ちゃんと注意もします。

子どもの挑戦には多少の怪我のリスクがつきものです。それもわかったうえで、子どもの挑戦を温かい目で見守り、できたときには一緒に喜べる、そんな大人がプレーリーダーです。

子どものくだらなさを、面白いと思って見ていてくれる、それが、プレーパークにいる大人の役割だと思っています。

今後のプレーパーク

はぴちるプレーパークも、十和田を中心にこれからもまだまだやります。

★ちとせ小学校放課後プレーパーク(雨天中止)

毎週水曜 15:30~17:50

★8/31 野辺地キャンプマーケットにてプレーパーク

柴崎地区健康レクリエーション施設

プレーパークは11:00~17:00まで。

※ナイトマーケットは17:00~21:00

★9/14 三沢中央公園プレーパーク

10:00~15:00

★9/21 若葉公園プレーパーク

10:00~15:00(雨天中止)

 

【寄付のお願い】

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、ほぼ自腹で賄っております。(ときおり、みんなで食べてねと、差し入れ下さる方もいて、とてもありがたいです)

夏休み中などは、お昼ご飯を食べていない子も割といるので、お腹にたまるものを持って行ったりもしていました。

 

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

今年買ったばかりのハンモックも、子ども達の激しい使い方に、早くもやぶれてしまいました。何とか縫って、補修しながら使っています。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号07138981

シンドウサチコ

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更しておうえんいただく方法もあります。

11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊かな原体験を子ども時代に


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青森の夏休みは短く、息子の小学校も学校が始まりました。

夏休みの間、海に、川に、湖に、キャンプに、洞窟にと、いろんな所にいった息子です。

たくさんの子ども達が、こんな豊かな原体験を子供時代に過ごせたら、どれほど幸せだろうかと思うのです。

8つの原体験

原体験とは,自然の中で自然にあるものを見て、触れて,嗅いで,味わい、聴く、という五感による直接体験をさします。

自然物でモノをつくったり,遊んだり,探したり,採集したり,飼育したり,栽培するという生活の基本も含めて原体験といいます。

こうした,原体験には火,石,土,水,木,植物および動物の他に、暗闇の恐さ,飢えや渇きなどといった体験をゼロ体験として原体験の1つに加え、8つの原体験というように言われています。

【火】

火おこしする。マッチで火をつける。火で煮炊きする。風を入れて火を大きくする。煙で目が痛くなるような経験をする。

【石】

きれいな石を探す。水切りする。石を積む。石を投げる。場所によって石の形や手触り、色の違いがあることを体験する。大きな石を動かしてみる。

【土】

土の匂いを嗅ぐ。土に触れる。泥あそびする。穴を掘る。土で水路を作って水を流して遊ぶ。田んぼに入ってみる。土の中から出てくる虫を見つける。

【水】

川の水の冷たさを感じる。川の水の流れを感じる。川の水の流れが緩い所と早いところがあるのを感じる。川で急に深くなるところがあることを知る。海の波にゆられてみる。海の水が寄せたり引いたりするのを感じる。雨に打たれる。湧水を飲む。水をかけあって遊ぶ。滝を見る。滝のそばまで行って水しぶきを浴びる。

【木】

木に登る。木に抱きつく。森の匂いを嗅ぐ。木の葉の匂いを嗅ぐ。木の葉や幹に触れる(つるつる、ザラザラ、ふわふわ、チクチク)。木の枝で遊ぶ。木を燃やしてみる。季節による木の変化を見る(新緑や、紅葉、枯葉や冬芽)。木の葉が風に揺れる音を聞く。どんぐりが芽を出しているのを見るなど、命が次の世代につながっていくところを見る。森の中で上を見上げ、木の枝の重なりを見る。雨の日の森に入ってみる。

【植物】

草花遊びをする(花冠、草相撲、草笛など)。草の上を裸足で歩く。草の上に寝っ転がる。草花の匂いを嗅ぐ。花束を作る。植物を育てる。作物を育てる。草滑りをする。実を食べる。食べられる植物を探す。摘んで食べる。

【動物】

虫を探す。虫を捕まえる。虫を飼う。カニやザリガニを釣る。魚を釣る(捕まえる)。動物を触る。動物を飼う。森の中で鳥の鳴き声を聞く。鳥を見つける。

【ゼロ体験】

朝日を見る。夕焼け空を眺める。虹を見る。夜の暗闇を体験する。夜の森の怖さを感じる。満天の星空を眺める。流れ星を見る。極寒の寒さを体験する。飢餓状態(お腹がペコペコになる)から食べ物をいただく。のどの渇きを感じる。

我が家の夏休み

夏休み中、息子はほんとによく遊びました。海に、川に、洞窟に、キャンプにと、あちこち出かけもしたけど、それ以外は、毎日のように友達の家に遊びに行き、友達と学校のプールに行ってた息子。

夏休み、遊べる友達がそばにいるって、ありがたいことだな~と思いました。息子は、一日いっぱい遊びに出かけていないけれど、そんなときに限って、「新藤さ~ん、遊べる?」ってやってくるのが近所の小学生。宿題やったり、ボードゲームしたり、おしゃべりしたり。

「コーヒー豆ひいてあげる」って、コーヒー豆ひいてくれたり、

ちょっと早めに晩御飯の準備しなくちゃならなかったから、ご飯支度してたら、「何やってるの?」って、台所にやってきて、「だしの鰹節削ってたんだよ」って言ったら、「やってみたい!!」って、わらわら鰹節削りに集まるのは決まって女子。

時には、「鍵ないから家に入れない」っていう子が来たりとか。

一緒にお昼ご飯を食べることも。

時には、「ウォータースライダーあるプールに連れてって」とせがまれて、子ども達何人か連れて温水プールに行くこともありました。

こうやって、遊ぶ友達がいる事と、遊べる場所があることは、子ども達にとって幸せなことだな~とつくづく思います。

ほとんどの子は夏休みも学童や習い事、部活に行ってる子ばかりで、遊べる子が周りにいないという子が多いと聞きます。また、おうちの人がいない家には入っちゃダメとか学校の決まりがあるから、遊んでいいおうちもなかったりするのが、今の子ども達の現状のようです。

普段の子ども達は、いつ来ていつ来ないのか予測がつかないので、いつでも家をopenにしているわけではなく、もちろん、家族で出かけることもあります。

まずは、白神キャンプ。

川を歩き、生き物を見つけ、夜は焚き火して過ごしました。

飲み水は、川の水です。

夕焼け空を眺めながら、焚き火して、だんだん暗くなっていくのを感じます。

沢を歩いていると、サンショウウオも見つけることができました。流れがあるところでも岩にしがみついていられる爪が特徴のサンショウウオです。

白神の河原で見つけた石には、水晶が入っていました。

マイクロスコープでのぞくと、ちゃんと水晶でした!

川に石を投げて遊んだり、水切りしたりして遊んでいましたが、最後、大きな石をぼちゃんと川に入れたくって、テコを使って川に落とすことにも成功!

近所の川でも、やっぱり友達と川遊び。裸足で水に入ってみたり、四ツ葉のクローバー探しに夢中になったり。

四ツ葉じゃなくって、ハートのクローバーも見つけて喜んでいました。

海にもいきました。いつまでも波に揺られ、泳いで寒くなったら砂遊びしたり

砂に埋まったり

湖では水切りしたり。湖には、海と違って、石が多い。平べったい石を探しては、石を投げます。水切りできない子も挑戦していました。

カヌー漕いだり

昆虫探しでは、チビクワガタのメスを捕まえたり

シジミ採りしたり

魚捕まえたり

湖から上がった後は、弓矢を武器に、架空の物語設定で戦ったり

みんなでカブトムシ探しして、カブトムシ見つけたり

家族旅行では、お隣岩手県まで行ってきました。今回のお目当ては鍾乳洞。鍾乳洞に行ったら、外の気温は32度だったのに、洞窟の中は11度と、寒いぐらいでびっくりしたり

鍾乳洞の中の水の透明度がすごくて感動したり

どこまでもどこまでも深く青く、きれいな水。時折水底に落ちている携帯が見えるほどの透明度。

鍾乳洞から出たら、メガネが曇っちゃったり

博物館で恐竜の骨や、化石を見たり、

琥珀を見たり。売っている琥珀を見て、「琥珀って、めっちゃ高いんだね!!」と、驚く息子。琥珀探して一儲けしようかとか、脳裏に浮かんだらしい。

誰もいない、クマも出そうなキャンプ場でテント張ってキャンプしたり

もうすぐ満月で、月を眺めながら焚き火したリ

誕生日をキャンプしながら祝ったり

家に帰ったら、アゲハが羽化するのを観察したり

セミを捕まえたり

カマキリの羽化を観察したり

友達と遊べなかった日は、一緒に畑行って、いっぱいとれた野菜を調理して食べたり

プレーパークでは、一日いっぱいカニ釣りで、19匹もカニ釣ったり

近所の公園のプレーパークでウォータースライダーやったり

水浴びしたり

青森の夏と言えば、お祭り。お祭りウィークはお祭り三昧。

弘前ねぷたも見に行ったし

八戸三社大祭を見に行ったり

トラ舞のトラに頭をかんでもらうと、頭良くなるからって、毎年頭をかんでもらっています。

青森ねぶた跳ねに行ったり

あ、後はお化け屋敷も行ったな~。

ビビりの息子は、怖くないバージョンでお願いしたにもかかわらず、びくびく物でしたが(笑)

こうやってこの夏休みを振り返ると、火、石、水、土、木、動物、植物、ゼロ体験。すべて経験した夏休みでした。

本当に、よく遊び、あっという間に終わった夏休みです。

プレーパークでも、体験できる!

こんな、原体験、いろんな子供たちにも、子ども時代にたくさんたくさんしてほしい。

子供時代の原体験は、絶対、後々、生き抜く力につながると思っています。こうやって、あちこち連れて歩くのは大変でも、プレーパークに行けば、ここでいう原体験は体験できるんです。

プレーパークでは、火も体験できます(火を使えない場所もありますが)。

木登りもできる

水遊びもできる

虫捕りしたりもできる

土遊びもできる

環境によってはカニなど、生き物に触れることもある

草花遊びで、色水作って遊ぶこともある

秘密基地作ることもあるし

石に絵を描くこともある

8つの原体験のうち、火、石、水、土、木、動物、植物の七つは体験できるのです。

ゼロ体験も、時には、雨上がりの虹を見たり、ペコペコにお腹がすくまで夢中に遊んでいることもあるでしょう。のどがカラカラになるまで走り回って遊ぶこともあるでしょう。

そして、何より、プレーパークには、一緒にそんな体験を共有できる友達がいる。初めて会った子とだって、夢中になって遊べちゃう。

「おもしろい」を、一緒に面白がってくれる人がいる。

だから楽しい。だから、心に残る。

夢中になって遊ぶ子ども時代は、心の土台を作っていきます。

今後のプレーパーク

夏休みも終わりましたが、子ども達は、いつだって、暇さえあれば遊びたいものです。

そんなとき、ぜひ、遊びに来て欲しいのがプレーパーク。

はぴちるプレーパークも、十和田を中心にまだまだやります。

★ちとせ小学校放課後プレーパーク(雨天中止)

毎週水曜 15:30~17:50

★8/31 野辺地キャンプマーケットにてプレーパーク

柴崎地区健康レクリエーション施設

プレーパークは11:00~17:00まで。

※ナイトマーケットは17:00~21:00

★9/14 三沢中央公園プレーパーク

10:00~15:00

★9/21 若葉公園プレーパーク

10:00~15:00(雨天中止)

【寄付のお願い】

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、ほぼ自腹で賄っております。(ときおり、みんなで食べてねと、差し入れ下さる方もいて、とてもありがたいです)

夏休み中などは、お昼ご飯を食べていない子も割といるので、お腹にたまるものを持って行ったりもしていました。

 

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

今年買ったばかりのハンモックも、子ども達の激しい使い方に、早くもやぶれてしまいました。何とか縫って、補修しながら使っています。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号07138981

シンドウサチコ

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更しておうえんいただく方法もあります。

11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

夏休み!!


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夏休み、子ども達はどんな過ごし方をしていますか?

夏休みは、子どもが家にいる事がストレスと感じるという方が多いといいます。

お昼ご飯を作るのが面倒とか、子どもの宿題に関するストレスなんていうのが多いようです。

宿題に関しては、だらだらしていて宿題になかなか取り掛からないとか、宿題の丸つけや、自由研究や読書感想文に対してアドバイスしたり、なんていうのがストレスを感じるところではないでしょうか。

子どもにとっては、だらだらできるのが夏休み。言っても言わなくても宿題が進まないなら、ストレスをためるだけ無駄です。いっそのこと放置して任せてみるのも手です。意外と、自分でやらなきゃまずいなって思うかもしれません。

ストレスためるより、夏休みにしかできないこと、ぜひ、楽しみましょう♪

まずはプール三昧!

暑い夏、無料の市民プールや学校のプールもいいけど、青森県内、意外と水が冷たくって、長く入ってると、唇がむらさきになって、すぐ寒くなっちゃいます。

午前も午後もプール三昧で、日焼けで肩が痛いなんていう子もいます。

そんなとき、夏でも温水プールが子ども達には人気です。

料金も子ども300円~100円と、手ごろで、ウオータースライダーがあったりするのもうれしい。

市民プールで子どもの付き添いで、熱い中待ってるよりは、大人も一緒に入って楽しんだ方が、絶対楽しいので、親が連れていけるなら、ちょっと車で温水プールに連れて行ってみるのもいいと思います。

南郷屋内温水プール

25mプール/6コース、ウォータースライダー、児童・幼児プール、ジャグジー、採暖室
月曜休館
大人510円
小中学生300円
幼児200円
付き添300円

三沢市屋内温水プール



一般プール(25m×6コース)・幼児用プール・ウォータースライダー・ジャグジー
月曜休館(夏休み中休みなし)
大人510円
中学生以下100円
毎週土曜日、市内の小中学生無料
オムツの取れてない乳幼児は入れません。
三年生以下保護者同伴。

東北町北総合運動公園内温水プール

一般プール(25m)・流水プール・ウォータースライダー
町外:大人450円
高校生以下150円
町内:大人300円
高校生以下100円

※以下、弘前と黒石は、温水プールではありませんが、
ウォーター滑り台があるプールです。

城北ファミリープール

(弘前B&G海洋センター敷地内)夏休み無休
幼児プール、流水プール、ウォータースライダー、
小、中学生110円、
高校生210円、
一般320円

小学校三年生以下は、
成人一人につき二名まで
同伴可

黒石運動公園プール
青森県黒石市緑ヶ丘182

流水プール、ウォータースライダー、幼児プール、25mプール
7月20日から8月20日まで(予定)
(ただし8月13日だけは休業します。
また、天候により休業することもあります。) 

★利用時間 
2時間単位で3回に区切ります。
 ☆1回目 午前9時30分~11時30分
 ☆2回目 午後0時30分~ 2時30分
 ☆3回目 午後3時30分~ 5時30分

★保護者の付添い 
小学3年生以下の児童には保護者の付添いが必要。
(付添人は無料但し、
付添人1人につき子ども2人まで) 

2時間
一般470円
中学生230円
小学4年生以上110円
小学三年生以下100円

プールの外に子供用の遊具あり

以下は、料金ちょっと高めだけど、親子で一日遊べそう。

バーデハウスふくち

天然温泉を利用した、ウォータースライダー 、幼児プール、流水プール
運動浴プール、歩行浴プール、スイミングプール(25m)
温泉施設
大人1030円
3歳以上中学生以下520円


五所川原し~うらんど

東北ではここだけのタラソテラピー(海水)のプール。ここはウオータースライダーはないけれど、大人も子供も楽しめる施設。
八月は休まず営業しています。
中学生以上大人1020円
4歳~小学生510円
3歳未満無料(ただし、お子様用プールのみ)

いろんなプールをあちこちいってみるのもいいかもしれません。

温水プールや、ウオータースライダーがあるプールは、大人も子供も楽しめちゃうので、とってもおすすめです♪

ただし、場所によってはおむつの取れていない子は入れなかったり、注意が必要なので、それぞれのプールの情報を調べてから行ってみましょう。公共施設だと、月曜休館があったりするので、要注意です。

青森県内以外でも、家族で楽しめる施設はたくさんありますので、いろいろリサーチして家族で楽しんでくださいね♪

お祭り三昧!!

青森県内、お祭り期間に突入しました。

八戸三社大祭を皮切りに、青森ねぶた、弘前ねぷた、五所川原の立佞武多と、あちこちでお祭りがあります。

私も弘前出身なので、ねぷたやねぶた、太鼓の音には血がじゃわめぎます(血が騒ぎます)。

お祭りシーズンはじっとしていられないのが性分。あちこち、お祭り、身に行くぞ~!!と、一人、張り切っています。

★黒石ねぷたまつり 7/30~8/5

★八戸三社大祭 7/31~8/4

★弘前ねぷたまつり 8/1~7

★青森ねぶたまつり 8/2~7

★五所川原立佞武多 8/4~8

★田名部まつり 8/18~20

★のへじ祇園まつり 8/22~24

★三沢まつり 8/22~25

★つがる市馬市まつり 8/23~25

ここに紹介した以外にも、まだまだあります。花火大会もありますし、夏フェスもたくさんあります。

お祭り情報をチェックして、夏のお祭りを楽しんでください。

海や川も捨てがたい!

海で泳ぐのも楽しい!

磯遊びも楽しい!

身近な川だって、友達と一緒なら楽しい!

山奥のきれいな川まで行けたら、なお楽しい!

水切り、石投げ、石探し。生き物見つけて、釣りに挑戦してみたり。

トビケラ、カワゲラ、きれいな川に住む生き物、見つけられるかな?

こちらは、白神山地の河原で見つけた水晶の石。

拡大してみると、めっちゃ水晶!

川原の石探しも、石好きにはたまらない面白さです。石好きな子供には、河原や海辺で探せる宝石を紹介した、こんな本もおすすめです。

近所の田んぼでカエル取りも楽しいし。

湖で晩ご飯のシジミ採りなんていうのも、一石二鳥。

釣りも、暑いけど、釣れたら楽しい。

今年は何度か挑戦しているけれど、天候に恵まれず、今のところまだ釣果は上がっていないので、そろそろまた挑戦してみたいと思っています。

正直言って、私達親は、釣りに関しては素人。

とりあえず行ってみるか!と行くので、釣れないっていうのもあります(苦笑)。潮の流れとか、早朝や夕方がいいとか、海釣りには、いろいろ条件があるようですね。

親だって、まだまだ知らないことはたくさんあります。

でも、失敗するから、学ぶこともあって、そのうち、子どもの方が詳しくなっちゃうかもしれないし、とにかく、いろんなことに挑戦させてみたいなって思います。

夏休みに仕込んでおきたい

夏休みの、お昼ご飯を作るのがストレスになると答えた親御さんのアンケート結果もあります。

毎日のお昼ごはん、麺ばっかりで飽きてきちゃうなんて言うのも、夏休みあるあるです。

年齢にもよりますが、たまには、子どもに料理をしてもらうっていうのはどうでしょう?

子どもに料理してもらうためには、まずは、子どもが料理できるように仕込む必要があります。

晩ご飯の料理を手伝ってもらうとか、一品づつでも、作れるものをレクチャーしておくと、「今日はあなたに任せたわ!」って、言える日がきます。

ご飯とみそ汁ぐらいは作れるようにしておくのをお勧めします。ごはんとみそ汁さえ作れたら、何とでもなります。

プラス、卵料理でもいいし、カレーでもいい。簡単にできる料理を子どもに任せてみてはどうでしょうか?

うちでは、魚を釣ったら、子どもに裁いてもらいます。自分が釣ったものだから、面倒くさがったりしないで、一匹一匹、ちゃんと処理してくれます。

 

そして、プレーパーク!

他にも、夏休みなら、あちこちお出かけしたいところはあるでしょう。科学館や、水族館に行ったり、夏休みのイベントに参加したり、家で読むための本を借りに、図書館行って涼むのもいいと思います。

そんな夏休みに、何しよう?に、プラスしたいのがプレーパーク!!

やっぱり、子どもにはたっぷり遊んでほしい。

帰ってきたら、バタンキューで寝れるくらい、たっぷりたっぷり遊びつくして欲しい。

いろんな友達と遊べるのがプレーパークのいいところ。

青森県内、夏休みもあちこちプレーパークをやっています。

プレーパーク情報

【青森・こももプレーパークin合浦公園やおぜん広場】

9:00~15:00(8/9,19のみ11時から防災DAY)

8/8,9,10,11,19,20,21,22 開催

【はぴちるプレパ】

★学校プレーパーク

十和田市立ちとせ小学校のプール横にて

13:00~17:45

毎週水曜日開催(雨天中止)。※8/14はお休みします。

★8/16(金) 田子プレーパーク 

田子タプコピアンプラザ・14:00~18:00

田子の夏祭り、BON-FES内でプレーパークを開催します!

★8/17㈯ 若葉公園プレーパーク

10:00~15:30

※若葉公園は、現在屋内グラウンド建設中で、駐車場が使えません。サッカーグラウンド駐車場も、試合があれば使用できなくなります。北園小学校近くのコインパーキングか、土曜であれば、合同庁舎の駐車場も使えます。ちょっと離れていますが、路駐で捕まらないよう、ご注意ください。

 

★8/31(土)野辺地キャンプマーケット内でプレーパーク開催

柴崎地区健康レクリエーション施設

プレーパークは11:00~17:00まで。

※ナイトマーケットは17:00~21:00

寄付のお願い

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、自腹で賄っております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

今年買ったばかりのハンモックも、子ども達の激しい使い方に、早くもやぶれてしまいました。何とか縫って、補修しながら使っています。

皆様からのご寄付をお待ちしております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号07138981

シンドウサチコ

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更しておうえんいただく方法もあります。

11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

子どもと楽しむ川遊び


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今年もホタルキャンプの季節がやってきました。昼間は川遊びしながら、暗くなったらホタルを見よう!そんなホタルキャンプですが、今年は予定していた二日目は雨予報。

キャンプするのを楽しみにしていた子供たちですが、今年は無理せず、急きょDAYキャンプに切り替えての川遊びでしたが、川での生き物探しや、川探検、夜はホタルも見ることができ、川遊びとホタルキャンプを満喫した子供たちです。

川遊びとホタルキャンプをレポートしつつ、子どもと楽しむ川遊びについてお話ししたいと思います。

川遊びに必要なもの

川遊びをするとなったら、必要な持ち物がいくつかあります。

・川遊び用の靴

・着替えはたくさん(乾きやすい速乾性の素材が良い)

・長袖長ズボン

・タオル

・救急セット

ここまでは必須です。以下は、あるといいもの。

・ライフジャケット

・虫よけ

・虫網や魚取り網

・虫かご

・ジップロック

 

中でも、大事なのは靴と着るものです。

【川遊び用の靴】

川遊びでは、必ず靴を履きましょう。

川底にガラスの破片が落ちていることもあるし、釣り人が落とした針が落ちていることもあります。バランスを崩して、尖った石や岩で足を怪我してしまうこともあります。

川遊び用の靴は、専用のウォーターシューズがあればそれに越したことはありませんが、年に一回ぐらいしか使わないし、子どもの足は毎年大きくなるし、わざわざ買うのは・・・という方は、普段はいているような靴で構いません。洗い替え用の靴などで十分です。

ですが、ビーチサンダルのようなかかとが固定されないタイプのサンダルは、すべりやすく、サンダルが川に流されやすいので不向きです。

普通の長靴だと、ちょっと深さがある場所では、すぐに長靴が水没してしまうので、長靴も不向きです。

川底の石はごろごろ動くし、苔がついていると滑りやすいので、足元が大切です。

子どもの持ち物ばかりに気をとられ、大人はビーチサンダルでも大丈夫、と思っていてはいけません。子供と手をつないで歩いていて、大人が滑って、子どもを道連れに転んでしまうこともありますから。大人こそ、足回りはしっかりしたものを用意したいものです。

そして、夜は花火を楽しみたい、という場合や、虫刺され対策のためにも、靴下と、普通の靴も用意してください。裸足でサンダルだと、虫にも刺されるし、花火の火花でやけどする危険もあります。夜は、足を守るためにも、普通の靴も用意してください。

【着るもの】

子どもはどんなにびしょ濡れでも、楽しければなかなか水遊びを終わりにできないものです。そして、常に流れている川の水は冷たいものです。ぶるぶる震えていたり、唇が青くなってたりしたら、早めに水からあげて、着替えさせてください。

そんな子供たちには、綿素材の物よりは、速乾性のある素材の方が川遊びには適しています。おむつのとれていない赤ちゃんの場合は、紙おむつでは水を吸って重くなって動きが取れないので、水遊びパンツを利用するといいでしょう。

そして、子ども達は、一度着替えてからも、またすぐに水あそびで濡らしてしまいます。「もう着替えないから、濡らさないの!」なんて言わなくて済むように、着替えはとにかく多めに持っていくといいでしょう(上下3~4着あるといいと思います)。

寒くなってしまった時のためにも、どんなに暑い日でも、長袖長ズボンは必須です。キャンプまでするなら、夜は虫に刺されやすいので、子どもが「大丈夫」と言っていても、着せてあげるようにしましょう。朝晩は思いのほか冷えることもあるので、長袖長ズボンは必須です。

今は、ラッシュガードという、速乾性のあるものもあるので、必要に応じて用意してもいいと思います。

また、黒い服は、ハチが寄ってくるので、できれば黒ではないものがいいでしょう。

さあ、川で遊ぼう!!

幼児さんには、ライフジャケットをつけてもらい、さっそく川遊びです!

石をめくってみると・・・

生き物発見!

次々見つけて集めてみました。

こんな時、虫かごは便利です。

トビケラの幼虫や、ヘビトンボの幼虫、ヤゴ、カワニナ、カエル・・・。

捕まえたものが、なんなのか、後でゆっくり観察したい。そんな時は、こんなハンドブックがあると便利です。こちらのハンドブックは、幼虫と成虫、どちらも載っているのと、その水生生物が、どんな水質のところに住んでいるかがわかる水質の環境を知ることもできるので、とてもおすすめです。

ちなみに、今回捕まえたトビケラやヘビトンボの幼虫、カワニナは、きれいな川に生息する生き物です。

こちらはトビケラ。

赤い頭のはヘビトンボ。

ヘビトンボの幼虫と、トビケラを一緒に入れていたら、ヘビトンボの幼虫がトビケラの幼虫を襲っていました。ヘビトンボの幼虫は肉食です。トビケラは、落ち葉や藻を食べているので肉食ではありません。そうやって、観察して、調べてみることで、生体がわかるのもおもしろいことです。

川を歩いていると、桑の実発見!唇を桑の実の紫に染めながら、夢中で食べます。黒いのは甘いけど、赤いのは酸っぱい!

手の届かないちびっこさんには、ママがとってあげてます。酸っぱい!!

カワニナ集めたり、桑の実食べたりしながら、上流のダムの直下まで探検。

笹船ならぬ、アシ船。船を作って流すんだけど、流れがゆっくりなところではなかなか流れていかない。比較的流れが速い所を探して流してみます。

船を作るのも、初めてです。

午前中はこんな感じで軽く遊んで、川の生き物がいそうな場所を探ったり、川の流れの早そうなところや、深そうなところなど体感しながらも、滑りやすい川底の歩き方に慣れていきます。

水切りしたことない子は、石の選び方から、できる子にレクチャーを受けます。

ひとまず休憩

「もっと川で遊んでいたい」という子供の気持ちもわかるのですが、川遊びにも休憩は必要です。1時間半ほど遊んだので、一旦お昼休憩で川から上がります。

着替えテントをたてておいたので、ひとまず濡れた服を着替えさせ、お昼ご飯を食べて腹ごしらえ。

お腹が落ち着いたら、もう遊び始める子ども達。

待ちきれずに、「早く川行こうよ!!」の声。

「よし、じゃあ、みんな準備ができたら行こう!。トイレ行きたい子は今のうちに行っといてね」と声をかけ、再び川へ。

川の下流へ探検

いよいよ午後は、下流へ探検です。

小さい子には、大人やお兄さんお姉さんがついて歩きます。

ちょっと深そうなところや、流れが早そうなところは、大人がサポートしながら一人づつ渡ります。

ちびっこさんもパパと一緒に。

木の枝で深さを確認したり、助けが必要な子には手を貸しながら、歩きやすいルートはどこか。様子を見ながら進んでいきます。

こっち、結構深いよ。

二歳の女の子は、ず~っとパパやママと手をつなぎながら、鼻歌歌いながらご機嫌さんです。

ここは、川岸以外は深くなってるスポット。深いところを行きたくない人は、山側を通ります。

最後は抱っこで、ちょっぴり眠くなってきた女の子。

ついに目的地へ!!

目的地にたどり着いた後は、いったん橋の下に戻って、深みで魚探し。

魚はいるんだけど、深いとこ入ってると、だんだん寒くなってくる。

私は泳ぎた~い!!冷たくてもへっちゃら!!

午前中捕まえたトビケラをつるに結び付けて釣ってみようか・・・。でも、うまく結べない。

魚、見えてるのにすばしっこくって捕れないのがもどかしい!

魚~~!!

しばらく頑張ったけど、子ども達、結構冷えてきていたので、あきらめて戻ることに。私は一足先に戻って、火をおこします。

川探検、実は一人だけ気分がのらずに、親御さんと探検行かずに残っていました。

その間も、たまたま見つけた釣り針で釣りをしてみようかと挑戦しようとしてみたり、川岸にいたヘビを観察してたりしていたようでした。

行きたくない子を無理に連れていくのか、残してそこで別なことで遊んでいてもらうか、そういうところも迷うところではありましたが、結果として、彼はそれでよかったようです。

雨が降ってもなお、遊び続ける子ども達

みんな川から上がってきて、本日の着替え2回目。

着替えてスッキリしたところで、焚き火でマシュマロ焼き。

マシュマロもいいけど、今回は焼きするめが好評だったようです。

子ども達がマシュマロ焼いて焚き火にあたっている間、お母さんたちは晩御飯の支度。

子ども達に調理してもらおうと思っていたんだけど、川ですっかり冷えた子ども達、のんびり焚き火であったまって、おやつでお腹を満たしている今のうちに、早めに晩御飯作らないと間に合わない。

と、いうことで、手の空いたお母さんたちや、学生さん、お手伝いしたいちびっこさんで晩御飯支度にとりかかります。

子ども達はというと、マシュマロ焼きの後はスイカ割り。

スイカ割りも終わると、サッカー。

そうやって遊んでいる間に、だんだん霧雨が…

子ども達は濡れていようが平気で遊んでいるので、「カッパ着て~」と、声かけます。

水鉄砲も始まって、もう、雨でぬれてるのか、水鉄砲でぬれてるのかわかりません。

あんまりびしょぬれになっちゃった子は、寒がっていたので、この日三回目のお着換え。着替えた後も、屋根の下をぐるぐる走り回って鬼ごっこ。

そのうち、どろぼう鬼ごっことか、ストーカー鬼ごっことか、訳の分からない遊びになってきます。

そうこうしている間に、ごはんもできました。

ダッチオーブンでは鶏肉とジャガイモ、玉ねぎのハーブ煮込み。

ズッキーニと人参とごぼうの天ぷら。つまみ食いでズッキーニは半分ほどに。

学生さんに伝授されたせんべい汁。ねぎとせんべいの入れるタイミングが大事。

ず~っと雨の中、走り回っていた子供たち。いただきま~す!!

食べて、片付け終わったら、一旦、みんな集まって、相談タイム。

ホタル見たい!!

子ども達も、雨でぬれて寒くなってきているのと、雨の中、ホタルが飛ぶ確率が低いことが考えられること。ホタルが飛ぶ時間は、21時頃と、少し時間が遅いので、それまで子ども達が大丈夫か、ということから、みんなはどうしたいか?という話し合いをしました。

お迎えの子には、念のため早めのお迎えをお願いしてありました。

この後花火までやって、ムリはせず、そのまま解散にするか、ホタル見られる確率が低くても、もうちょっと頑張ってホタル探しに行ってみたいか。

子ども達は全員、「ホタル見たい!」「探してみたい!」

と、いうことで、ホタル探しの時間まで、もう少し頑張ってみることに。

そうと決まったら、さあ!花火だ~!!

お姉さんと一緒に♪

花火が終わって、デザートをつまんでいる間に、結構いい感じに暗くなってきました。

よし!ホタル探しに行ってみようか!

弱い霧雨の中、懐中電灯片手に昼間川遊びした川にかかる橋の上から下を見ると・・・

「電気消して!!」という声に、みんな懐中電灯を消します。

「いた!!」

ふわりふわりと川面を舞うゲンジボタルと、パッパとフラッシュのように光るヒメボタル!

「うわ~!!」と、みんな大興奮!

網で捕まえたヒメボタルを観察し、「結構小さいんだね」。

川の下に下りて行ってみると、先に下りて言ってた子ども達が、何やら騒然としています。

「どうした?」って近づいてみると、

「リス!!」「捕まえた!!」

網の中をよ~く見て見たら、なんと、うさぎ!!

野うさぎの赤ちゃんでした。

「かわいい~!!」「さわらないで!」「ちっちゃい子にも見せてあげて!」

と、やいのやいのと大人も子供も大興奮。

みんなで見た後は、草むらに返してあげました。

 

花火で終わりにしなくてよかったね~。

頑張ってホタル出る時間まで残っててよかったね~。

ホタルも見れたし、うさぎまで!

こどもたちって、ほんとにすごいな~って思います。

忘れられない夏の一日となりました。

 

さあ!夏休みも始まった!子ども達よ、いっぱい遊ぼう!

ホタルキャンプは、ホタルの時期もあって、毎年夏休み前なのですが、今は、子ども達はもう夏休みに突入しています。

さあ!いっぱい遊ぼう!

とにかく遊ぼう!

夏休みに入った子ども達、一緒に遊べる友達さえいれば、きっと、何をやっても楽しい。

そんなあほみたいに遊ぶ子供時代の夏休みは、始まったばかりです!

はぴちる今後の予定

★8/16(金) 田子プレーパーク 

田子タプコピアンプラザ・14:00~18:00

田子の夏祭り、BON-FES内でプレーパークを開催します!

★8/17㈯ 若葉公園プレーパーク

10:00~15:30

※若葉公園は、現在屋内グラウンド建設中で、駐車場が使えません。サッカーグラウンド駐車場も、試合があれば使用できなくなります。北園小学校近くのコインパーキングか、土曜であれば、合同庁舎の駐車場も使えます。ちょっと離れていますが、路駐で捕まらないよう、ご注意ください。

★夏休み中、毎週水曜の学校プレーパーク!

13:00~17:45までちとせ小学校プール横にて開催

※雨天中止

夏休み中は、8/14のみお休みします。

8/31(土)野辺地キャンプマーケットにて、はぴちるプレーパーク。

柴崎地区健康レクリエーション施設

プレーパークは11:00~17:00まで。

※ナイトマーケットは17:00~21:00

 

友だち追加

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、自腹で賄っております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号07138981

シンドウサチコ

 

Amazon欲しい物リストから購入して下さり、配送先をHappy Childrenに変更しておうえんいただく方法もあります。

11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

子ども時代の遊びをあなどるなかれ


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七夕の日、愛知県でプレーパークや、森のようちえんや、児童館の館長さんなどやっている、ガクちゃんエミちゃん夫妻が、はるばる青森までやってきてくれました。こももさんで企画してくれたプレーリーダー研修の一講座としてきてくれたガクちゃんエミちゃん。

子ども達の幸せを願う想いは一緒で、本当に素敵なご夫婦でした。

そんなガクちゃんエミちゃんの子どもの遊びのお話しの中から、共感したお話しを織り交ぜながら、子どもにとって大切な事、私たちが日々子供たちと関わる中で感じている、『子ども時代の遊び』について書きたいと思います。

「良かれと思って」様々なことが子どもの自ら育つ力を奪ってる!?

このブログの中でも何度も言うことですが、最近の子ども達の忙しさは、私達の子どもの頃に比べてけた違いです。塾に、習い事、部活など、本当に多忙な子供たち。

平日の放課後、友達と遊ぼうにも、遊べる友達がいない。

塾と習い事の合間の30分だけしか遊べないとか、スケジュールで埋め尽くされた子供たちの放課後は、珍しいことではなくなってしまいました。

部活動としての野球ではなく、遊びとして野球がしたくても、遊ぶ場所もないし、それだけの人数が集められない。

ドラえもんの中で、ジャイアンが「のび太!野球に入れてやるから来い!」なんて言って、空き地でみんなで野球ができるなんて、そんなことはもうなかなかできない時代です。

スイミングやピアノにバイオリン、習字やそろばん、華道や茶道、踊りなどの文化的なものまで、子どもの習い事はたくさんあります。

野球やサッカー、バスケットボールにハンドボール、体操教室、レスリングや空手や少林寺、ダンス教室にバレエなどなど、スポーツも様々。

子どもがやりたいと言ってやっているものもあれば、親が、これやっといたらいいんじゃない?という感じでやっている習い事まで、親が良かれと思ってやっている習い事の数々。そのすべてが悪いと言っているわけではないのだけれど、子どもが本当に好きでやめたくない、どうしても続けたい、というならいいのです。

大人は、習い事を続けることにも、結果や効果を求めがちです。例えば子どもが習い事を辞めたいといった時でも、やり抜く力がつかないからやめさせないほうがいいんじゃないかとか、すぐあきらめちゃう子になっちゃうんじゃないかとか、そんなことでやめさせないこともあるようです。

遊びに関しても結果を求めることもあり、将棋史上最年少プロ棋士 藤井聡太さんの直観力を育てた積木・立体パズル、キュロポが紹介されたときには、キュロポがある児童館で、「これがあのキュロポよ。せっかく来たんだから遊びなさい。」と、言わんばかりの保護者が来られたとか。

でも、子供にとっての遊びとは、こんないいことがあるから遊ぶ、というようなものではありませんよね。

遊ぶときの過程が大事なことで、無駄なことや、失敗も繰り返しながら、試行錯誤して、結果、自分がはじめ考えてた遊びじゃなくなってたって全然かまわなくって、どんなくだらないと思えることでも、それでも、「あ~!面白かった~!!」って言えるもので、子どもの内面から湧き上がるやりたい思いが表現される、それが、子どもにとっての遊ぶことなのです。

そこに、意味づけすることは本来は意味のないことです。

私達が関わってきた子供たちの中でも、例えば、昔の子ども達は誰でもできていたような、クローバーの花冠作りができない小学生がたくさんいるのですが、伝承遊びが親から子に伝えられていない、ということもあるけれど、そもそも、親も子供も、草っぱらに座り込んでクローバーの花冠を悠長に作っている時間が、そもそもないのではないかと気づきました。

ほんとは、暇が子どもの遊びを生み出すんです。

大人が良かれと思って、子どもに用意した様々なことは、実は子供が、自ら遊んで育つ力を奪ってるってこともあるのではないでしょうか?

今の子供たちが遊べなくなっているのは、遊べないんじゃない。

本来、遊ぶ力は持っているけれど、時間、空間、仲間の3間がないから遊べない。ただそれだけなのではないかと思うのです。

先日、近所で不審者が出たということで、帰りに様子見がてら子どもを迎えに行ってみました(普段は迎えに行ったりなんてしないんですけど)。

息子と、うちに良く来る友達は、車通りが少ない道路とはいえ、まあ、あっちの田んぼにオタマジャクシがいたとか、こっちの田んぼはどうだとか、道路を横切り右に左に、縦横無尽です。

そして、それと対照的に、きちっと右側に寄って、列をなして歩く子供たちがほとんどでした。

これは、帰りが遅くなるわけだと納得しました。

これ、本来は学校帰り、寄り道してはいけません。田んぼでいたずらしてはいけません。というのが学校の決まり。

でも、自分の子どもの頃のことを思うと、こういうより道は当たり前で、毎日遊びながら帰ったし、ともすると、帰りのお団子屋さんでお団子ひと串友達とお小遣い出し合って買い食いしたりなんてこともしてたわけで、こんな子ども達を怒ることは、私にはできません。

むしろ、ああ、この子達は遊べる子ども達だな~って、ちょっぴり安心してしまうのです(安心してはいけないのかもしれませんが)。

もう一度言います。今も昔も、子ども達には遊ぶ力はあるのです。奪っているのは、大人であり、社会ではないのでしょうか?

子どもはそもそも危なくて、汚くて、うるさいもの

子どもはそもそも、危ないことをするし、汚くて、うるさいものです。

ハイハイしだすと、いろんなものを口に入れるし、つかまり立ちできるようになると、机の上の物を片っ端から口に入れたり投げたり、気が付けば階段上ってたり、炊飯器に入ってたり、台所に来ては包丁に手を伸ばし、歩けるようになったらなったで、ちょっと目を話すと水たまりに入るし、泥だらけになるし、食べ物も手づかみするし、興奮するとキャーキャー言うし、大声で泣くし、小学生になったら、キャーキャー言いながらどたばた走り回るし。

でも、どれも子供そのもので、子どもって、そもそもそういうものです。

大人が考えもつかないような遊びを考える天才だし、そんなこと?!って思えるようなことに熱中してみたり。

でも、それが本来の子どもの姿です。

高い所からジャンプしてみたいとか、自分の限界に挑戦するようなこともします。その過程で、本当に危ないこともあるのだけれど、命の危険がない限りは、そういう子供らしさをそのままに受け入れてあげたい。

台所の上に置いてある包丁に手を伸ばしたら、それはもう、命の危険があるので止めます。包丁は、子供の手の届くところには置きません。その代わり、お母さんの言うことがわかるようになってくるころから、一緒についてあげて、キュウリや、バナナ、トマトなど、切りやすいものを一緒に手を添えながら切ることはできます。

何が危険で、何が危険じゃないか、それは、そばにいる大人が見ている必要はありますが、何でもかんでも危ないからさせない、失敗しないように手を貸してしまうのは、挑戦するチャンスを奪っていることにもなります。

子どもは、遊びの中で、いろんなことを試しているのです。

先日も、『自然育児サークルてくてく』で、(長靴じゃないから)水たまりに入らないようにパパに言われてた2歳児さん。パパがいなくなったスキに、水たまりに入っちゃいました。

でも、その、嬉しそうな事。

ちゃんと、パパの方を確かめ、いたずらぽく確信犯的に(笑)。

押すなと言われれば押したくなる、ダチョウ倶楽部のように、やるなということほどやりたくなる。のぞくなと言われればのぞきたくなる。

どうも人間は、禁止されたことはやりたくなってしまう生き物のようです。

だから、そもそも、子どもってそういうものだよね。

自分もそうだったしね。

って、思えたなら、もっと子どもの危険で汚くてうるさいところに、寛容になれるんじゃないのかな?って思います。

『公園では大きな声は出してはいけません』なんて、子どもにはそもそも無理です。それは、ここで遊ぶなというのと同じこと。

それでは子どもの行き場がなくなってしまいます。ゲームして過ごすより他ないじゃないですか。

この話をしていたら思い出したのがはたこうしろうさんの『にちようびの森』。

大人の都合で子供らしさを奪っていないだろうかと、せつなくなっちゃう絵本です。

そういえば、ガクちゃんエミちゃんの話の中で、ペットボトルをつないでいかだを作った子どもの話があったのですが、うちにも似たようなことがありました。

これ、中学生になった悪ガキたちです。

ふらっとやってきたと思ったら、「ペットボトルちょうだい!あるだけ出して!」「ガムテープもちょうだい!」というので、出してやったら、その辺にあった板使って、何やら作り始め、「できた!」と言っては水路に走っていきました。何かと思えば、やはりいかだでした。座ってみるものの、沈んでしまいます。浮力が足りない。

ということで、戻って、ペットボトルを増やしたり、いろいろ試します。

最後は、ちょっぴり浮いて、流れに乗れたらしいのですが、何せ流れていますから、板につかまっています。

つかまったまま流されるものだから、指があちこちにこすれたらしく、結局血だらけになって戻ってきました。

大人からすると、バッカだな~!って思えることでも、彼らにとってはもう、ワクワクが止まらないわけです。うまく流れていく自分しか想像できない。

結局、一人が血だらけになったところで、終了したわけですが、こうやって遊びって生み出されていくもんなんだな~って思うのです。

子ども達よあほみたいに遊べ

以前、「あほみたいに遊んでごめんなさい」と書き残して死んでしまった女の子の事件があったときに書いた記事があるので、よかったら、以前の記事もご覧ください。

子ども達よ、あほみたいに遊べ

どうか、子ども達があほみたいに遊ぶのを、温かい目で見守ってあげて下さい。

子どものやることは、大人の想像できる範囲を上回ってきます。

それを楽しんで欲しい。

楽しめるようになったら、こんなに面白いことはないです。

悪ガキたちの様々な悪さも、今となっては笑えます。

意味もなく、体に砂を塗りたくるだけの遊びもします。

おしりで滑るだけが段ボール滑りじゃない。立ち乗り。転がり。いかに変な滑り方で滑るか?遊びはどんどん発展していきます。

自分でバケツの水をかぶるなんて、バカなこともしたくなるものです。

泥団子だって、作ったら投げたくなっちゃうものです。

雨が降れば、わざと濡れたくなるものです。

穴掘って、秘密基地を作ってみたくなるものです。

でも、穴の中には蚊が集まりやすいので、みんな、蚊に刺されて、かゆいかゆい言っています。

こんなあほみたいに遊べる子ども時代を、どの子にも、たっぷり味わって、遊びつくして欲しいです。

子どもの育ちのために

もうひとつ、森のようちえんをやっているエミちゃんのお話しの中で、自然の中で遊ぶことについてもお話がありました。

児童精神科医の故佐々木正美先生も、室内と外では、雲泥の差だとおっしゃっていたと。

そこには季節の移ろいがあり、昨日つぼみだったのに今日は花が咲く。花にチョウやハチが集まる。風が吹き、雨が降り、花が散る。そういう季節の変化がある自然は、それだけで子どもの五感を刺激します。アリやテントウムシ、バッタやチョウ。子どもたちの興味を引く動く虫たちもいっぱい。水や泥、砂、木の肌触り。自然に勝る教材はありません。

大人だって、子育てで、辛くなっちゃったときでも、外にいる方が、家の中で子どもと二人っきりでいるより、ずっと楽なのです。

それは、やっぱり自然の持つ力が大きいのです。自然の中にいると、子どもを怒ることが少なくなります。

それに加えて、一緒に遊べるお友達なんかがいたら、実はもっともっと子育てが楽になるのです。子ども同士で遊び合い、時にはケンカもするけれど、そこから学ぶことは大きいはず。ケンカも一人じゃできません。相手があってこそ。

一人で家に子どもと二人きりでこもっているより、たとえ子ども同士ケンカしたとしても、外で子ども同士が遊ぶのを見守っている方が、ずっとず~っと、お母さんにとっては楽なのです。

幼児期、大人は、自然と子どもをつなぐ人であり、子供同士をつなぐ人でもあります。「ここにこんな面白いものがあるね」と、気づかせてあげることもあるだろうし、子どもが見つけた面白いもの、きれいなもの、不思議なものに寄り添い、共感してくれる存在でもあります。

時には、善悪や、危険を教えたり、季節の行事を一緒に楽しみながら伝え、道具の使い方を教えることもあるでしょう。

子どもを見守るとは、ただ見ているだけの放任とは違います。

まなざしを向けている、ということです。予測される危険を取り除くことも必要だし、体調や気持ちの変化を見守り、対応することも必要です。

子どもがケンカしたときも、とめたくなっちゃうけれど、親御さん同士、「見守ってみようか?」と、お互い声がけできるなら、ケンカさせてみるのもいいでしょう。

大人はつい、ジャッジしたくなり、あやまらせたり、解決しようとしたりしたくなってしまうけれど、必要なのは見守ること(固いものでたたいたり、ひっくり返ったときにテーブルや石や、固いものがそばにないかとか、予測される危険は取り除きつつ)。ケンカの後に、子どもの気持ちを代弁してあげたり、抱っこしてお話を聞いてあげたり、気持ちに寄り添うだけでいい。それだけで子ども達はまた、何事もなかったかのように遊び始めるのです。

すぐに手を出さず、子どもを信じる勇気も必要です。

たまには、子ども連れてお母さん同士でおしゃべりする時間も

そして、今回のエミちゃんのお話しで、一番子育て中のママさんたちの心をわしづかみしたのは、このお話し。

安く借りられる施設で、子育て中のお母さん同士集まってのお泊り会!

子ども達は、日中は子供同士へとへとになるまで走り回って遊んで、食事は持ち寄ったり、準備も片付けも楽なものにして、とにかく子ども達はバタンキューで眠れるようにしてあげて、子どもが寝静まったら、お母さん同士集まって、夜通しおしゃべり!

会場の母たち、みんな、これやりたい!!って。

そういえば、私も、上の子たちの時やってたな~って思いだしました。

お母さんがいっぱいいるから、ほんと楽なんですよね。

家族ぐるみで毎年スキー合宿行ったり、キャンプしたり。子ども達は好き勝手に遊んでいる中、母たちはおしゃべりしてたり。

父たちがビール片手に台所に立って料理したり。

子ども達を寝かせる前にお話読んだり。

赤ん坊のお世話を、いろんなお兄ちゃんお姉ちゃんがしてくれたり。

ちなみにこの赤ん坊は、うちの末っ子五か月の頃。

抱っこしてるのは、あの、大絵描きのすみれお姉さん。

夜の母たちの団らんの写真は、残っていませんでしたが、本当に、こういうのが楽しかったな~。

子ども達も毎年泊りに行くのが楽しかったし、母たちも、すごく楽しかったんですよね~。

夜、母だけの女子トークができるのもいいけど、家族ぐるみで、父たちが飲みながら語らいあうのもなかなか楽しそうでしたよ。夜な夜な、父母混ざってカードゲームして遊んだこともあったし、とにかく楽しかったな~。

こういうの、毎年やるといいですよ♪大きくなった今でも、子ども達、あの頃楽しかったな~。またあんな風に合宿したいな~って話しています。

はぴちる今後の予定

★7/14~15 川遊び&ホタルキャンプ(募集締め切り)

★7/20㈯10:00~15:00

若葉公園プレーパーク

★8/16(金) 田子プレーパーク 

田子タプコピアンプラザ・14:00~18:00

★その他毎週水曜の放課後は、学校プレーパーク!

15:00~17:45までちとせ小学校校庭にて

※雨天中止

夏休み中は、8/14のみお休みで、毎週水曜13:00~17:45:まで開催します。

 

友だち追加

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。子ども達へのおやつは、自腹で賄っております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号07138981

シンドウサチコ


11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』