プレーパーク、学校だからこそできることもある

昨日は、今年度はじめの学校プレーパークでした。この日を待ってましたと子ども達。いつも庭に遊びに来る子ども達は、やっと木工ができると張り切ってのこぎりやトンカチを手にします。誰にとがめられることもなく、危ないとか、うるさいとか、言われることもなく、のびのび遊ぶ子ども達。学校だからこそできる遊びもあるのです。

思いっきり遊びたい!

11月から4月ごろまでは雪国では外は寒く、日暮れも早いので放課後プレーパークは冬季お休みしておりました。春先も、校庭を借りるのに、運動会が終わってからということで、放課後の学校プレーパークは6月から10月までの週一回のオープンです。

それまでは、おうちの庭を開放したおうちプレーパークで対応していますが、なにぶん住宅街で、ご近所の方のこともあり、トンカンうるさいので、木工は学校プレーパークでと子ども達と約束しておりました。お庭で遊ぶのも、道路に出ないようにとか、毎日騒いでると近所迷惑かな~とか、何かと気をつかうことも多いのです。

そこで、オープンした学校プレーパーク。まずは、「今日やりますか?」と、庭に確認しに来た子供たち。荷物を車に積みながら、「やるよ。もうちょっとで行くよ。」というと、「じゃあ、先に行ってるね!!」と、自転車で走って学校に向かう子供たち。

学校につくと、待ってましたと群がる子供たち。

さっそく作り始めます。

ハンモックとロープのブランコも取り付け完了!

木のホッケーゲームで対戦する子。

水鉄砲する子。5個ぐらい持ってきたけど、3個水漏れで使えなくって、生きてた2個の水鉄砲で水のかけっこです。

木工に飽きた子はブランコに。

ハンモックは絶叫マシーンに。

最後にくぎを集めるための秘密兵器の磁石で、砂から砂鉄を集めたり。レバーを引くと、磁力がなくなって、砂鉄がコップに落ちるのです。これがまた、結構楽しいらしい。

学校だからこそできることもある

近頃、空き地は少なくなり、ボール遊びできるような公園も近くにない子供たち。道路でボール遊びをすれば怒られるし、うちの近所の空き地だと、田んぼや川にボールが入ってしまうので、こちらもなかなか思いっきりはできない。

でも、学校だからこそできるのが、そんなボール遊びや、物を飛ばしたりする遊び。広くないとできないんですよね。

学校も、野球やサッカーが盛んなところだと、なかなか校庭で遊ぶことができないのかもしれないけれど、ここの学校は幸い、水曜は校庭を部活で使うことがないし、先生方の会議で子ども達の下校が早いこともあって、水曜に学校プレーパークをやらせてくださいとお願いしてあります。

この日は、誰か一人がこんなのを作って、飛ばしたら、思いのほかよく飛んで、みんなして、「すげえ~!!」って。どうやらブーメランだったようです。

思いっきり飛ばしても大丈夫!

ブーメランと言いつつ、クルクル回転させながら、でも、戻っては来ないんだけど、「どうやったら戻ってくるかなぁ」って、竹トンボみたいに、片側をちょっとやすりで削ればいいんじゃないかとか、いろいろ工夫をしながら、俺も俺もと、作っては飛ばします。

飛ばすと言えば、弓矢も。「すっげえよく飛ぶ!」と、ご満悦。どの矢がまっすぐだから飛びやすいとか、吟味して飛ばします。

ブーメランづくりに飽きた子は、「野球やろうぜ!」って誘うけど、自分の作っているのができないと、誰もやってくれない。待ってるうちに、その子も何か作り始めると、別な子がまた「野球やろうぜ~!」って誘うんだけど、さっきの子が今度は作り中。そんなこんなで、なかなか始まらなかった野球も、お片付けまで30分切ったところでようやくみんなが揃って始まりました。

思いっきり投げても、思いっきり打っても大丈夫!ヒットしたら爽快です!

学校の校庭だから、思いっきりできるのです。今は、そんなに思いっきり野球ができる場所はなかなか見つけられないですからね。

子ども達が気がねすることなく遊べる場を

おうちプレーパークも、子ども達が、自由に遊ぶには最適な場所です。見守っているこちらの庭なので、自分のうちに子どもたちが遊びに来ている感覚で、気軽にできるのが一番の魅力です。でも、住宅街なので、最低限守ってほしいルールを守りつつ、子ども達も、道路に出ないとか、他人の敷地を走り回らないとか、多少気をつかいながら遊んでいます。

その点、学校プレーパークでは、荷物を車で運ぶ労力はかかるけれど、その分、子ども達は思いっきり遊ぶことができます。5、6年生ぐらいの体力を持て余し気味の男子だって、ボール投げても怒られない。ブーメラン投げても怒られない。トンカン木工やってても怒られない。木に登っても怒られない。基本、何をやっても怒られません。ブーメラン飛ばす時に、「人がいないほうに投げるんだよ」っては注意しておきますが。

学校なので、みんな歩きでも、自転車でも、自分の足で来れるのもいいところ。

誰に気兼ねすることもなく、自分の遊びたい遊びをする。仲間と遊びたい遊びをする。思いっきり遊べるって、なんて気持ちいいんだろうかと思います。

 

子ども達が、そうやって、思いっきり遊べる環境は、こうやって、大人が用意してあげないといけない時代になってきてるのも、悲しいことですが、ないなら作るしかないです。

皆さんの地域に、子ども達が、自由に遊べる場所はありますか?

子どもたちが気兼ねなく遊べる場所はありますか?

なかったら、自分にできることはないだろうかと、考えてみてほしいのです。おうちが、子ども達のたまり場になってもいいな、って、思えるなら、自由に遊んでいいよって、そういう居場所になればいいかもしれない。

うちの場合、おうちプレーパークが毎日だと、ご近所迷惑になるということもあり、学校に事情を話して相談して、週一回校庭を使わせてもらえることになりました。

どんな形なら、できるだろう?どうしたら、子ども達はのびのび遊べるんだろう。答えを見つけるのは難しいかもしれない。でも、自分なりに、自分のできることをやっていく。その先に、子ども達の笑顔があるのかもしれませんね。

そして、今週土曜日6/10は、10時か15時まで十和田市駒っこランドでプレーパークです。雨の時は交流館。晴れの時は外でやります。

子どもの3間がない!~子どもの体力の低下を防ぐには

最近、子どもがちょっとしたことですぐ骨折することが多いと聞きます。文部科学省が行っている「体力・運動能力調査」では、年々子どもの体力が低下しています。原因として、子どものスポーツや外遊びの減少と、遊び場の減少、仲間の減少があげられています。「時間」「空間」「仲間」という子供の3間が減少しているからと言われています。

子どもの3間とは?

子どもの3間とは、「時間」「仲間」「空間」の3つの間のことを言います。

「時間がない」

今の子供たちは、とても忙しくなっています。高学年になってくると、学校が終わって帰宅すると4時から4時半。それから塾や習い事や部活。週に一回、部活や習い事がない日が唯一自由に遊べる日、というような子供も少なくありません。そして、そんな遊びの時間も、学校で決められている帰宅時間までには帰らなければならないので、遊ぶ時間が限られています。

「仲間がいない」

共働きの家庭も多い今、低学年のほとんどは学童保育に行ってしまいます。また、塾や習い事、部活をしている子供がいる一方で、学童保育にもいっていない、習い事も部活もやっていない子供は少数です。そうなると、放課後、友達と遊びたくても、遊ぶ仲間がいないのです。

「空間がない」

空き地がなくなり、子どもを狙った犯罪が多発する中、子どもが安心して遊べる居場所が失われて行っています。戸外で遊ぶ子ども達も、私たちが子供のころに比べると、ずいぶん少ないように思います。

加えて、公園でボール遊びしてはいけない、木登り禁止など、子どもの安全と責任問題などから、たくさんの禁止事項がとりまく子供の遊び場が多いのも実情です。

「放課後、暗くなるまで友達と遊びこむ」経験は、子ども達からうしなわれつつあります。

子どもの体力の低下

文部科学省が行っている「体力・運動能力調査」によると、子どもの体力は、年々低下しています。私たちの子供のころより、体格はよくなっているけれど、体力は衰えているのです。原因として3間がなくなっていることがあげられていますが、それはなぜでしょう?

子どもの体力を向上すると思うと、部活やスポーツ、スイミングなど、体を使う習い事が思い浮かぶかもしれません。もちろん、そういったスポーツをしている子供のほうが、運動能力は高くなっています。けれど、体力の向上のために、誰でもできることは、戸外で仲間と遊ぶことなのです。

先日、バスケットの指導をしている方と話す機会がありました。今の子供たちは、フェイントがうまくできないと。フェイントなんかは、鬼ごっこで、たくさん走り回っていれば、本来自然と身につく力ではないかと思うのです。

また、ある中学校では、運動会でスタートのピストルを打たせたら、握力が弱すぎて引き金が引けない子が多いと嘆いていました。

握力は、木登りやうんてい、鉄棒にぶら下がるなど、そういった遊びで自然についていくものです。

ソフトボール投げも、野球など、球技をやっている子以外は、遠くに投げられない子も多くいます。空き地で野球したり、ドッジボールしたり、ボールを投げられる環境がないため、ある意味仕方がないことかもしれません。

体を使わず、室内で、または戸外でも、ゲームに興じる子どもがたくさんいるのも、ゲーム機が問題というよりは、そういった子供たちを取り巻く環境が、そうさせているのだと思うのです。3間がないから、ちょっとした隙間時間にゲームで時間をつぶす。遊び相手がいなくてつまらないからゲームする。車通りも多く、外で走り回っていたら危ないと注意されるから、やることがなくなってゲームをするようになっていく・・・。

子ども達の体の使い方が下手で、ちょっとしたことですぐに骨折してしまう子が多くなっているのも、こういう外遊びの減少が原因ではないかと言われています。転んでも手がすぐに出ないで顔面から転ぶとか、体の使い方が外遊びによって培われていない他、骨を作るためには、カルシウムの他、ビタミンⅮがひつようですが、ビタミンⅮは、日光浴することで作られるビタミンです。室内でゲームばかりしていては、丈夫な骨は作られないのです。

3間を取り戻すには

現代において、子ども達に、3間を取り戻すことは難しいのでしょうか?塾や習い事をさせずに子どもたちを外遊びさせましょう、と言っても、遊ぶ場所がなければ仕方のないこと。

でも、プレーパークなら、3間のうち、「空間」と「仲間」は取り戻すことができそうです。

何かのイベントで、みんなで体を動かしましょうとか、何かを作りましょうといった、大人が用意しておぜん立てした遊びとは違い、プレーパークでの遊びは、そこに集まった子供たち同士で、やりたいことを自由にやることができる場所です。鬼ごっこするもよし、木登りするもよし。(場所によっては)穴を掘ってもよし。水かけ戦争してもよし。

今、青森県内でプレーパークが広がりつつありますが、戸外でできるところはまだまだ少ないのが現状です。今のところ、細々とやっている我が家のおうちプレーパークはそんな居場所だと思っていますが、住宅街では限界もあります。

今後、いろんな場所でそんな居場所を作っていけたらと思っています。

 

 

 

おうちプレーパークやってみようかな?って思う方へ。気を付けたいこと

プレーパークみたいに、おうちが子ども達のたまり場になっていく。おうちプレーパークは、そんなに難しいことではありません。ただ、自分の子供の友達が毎日のように遊びに来ているなら、既におうちプレーパークです。そこが居心地がいいから、子ども達は集まってきます。でも、毎日のように子供たちが集まると、困ることも出てきます。

ご近所さんとの関係

子ども達が毎日のように集まる場所というのは、子ども達にとって居心地がいい場所だから集まるのです。あれもダメ、これもダメと、あんまり口うるさく言われないとか、そこにはおうちの人がいて、温かく見守ってくれているから、なんだか安心できるとか。

そういう居場所になってくると、そこはもう、おうちプレーパークと言っていいのだと思います。基本、プレーパークとは、子どもがやりたいことを自分の責任で自由にやれる場所で、大人は最低限、危険がないかを見守っているだけ。ちょっと転んでケガしたとかは、絆創膏をペタンと張るぐらい。

木工ができるからプレーパークってことではなく、木工はあくまでも手段で、それがあると、子ども達が集中できるので、あまり大きな動きにならないという利点があるので、プレーパークに木工を持ってくることが多いのです。

公園など、広い場所でやるプレーパークと違って、そこはたいてい住宅街です。子どもがたくさん集まると、追いかけっこやかくれんぼなど、動きも声も大きくなるものです。お隣の敷地に入って走り回ることも少なくありません。

ご近所さんがいるわけで、放課後遊びに来た子供たちも、夕方6時近くなってくると、ご近所の方も仕事から帰ってきたり、買い物に出かけたり、車通りが多くなってくる時間帯。車が来ていないか、子ども達の動きに気を付けなければいけません。

ご近所さんに子どもがいて、一緒に遊ぶようになると、お互い様ということで、あまりトラブルになることは少ないのですが、子どもさんがいない、もしくは、もう大きくなってしまって、ご夫婦で日中は静かに過ごされたいとか、生まれたばかりの赤ちゃんがいて、子どもの騒ぐ声で起きてしまうから子ども達の遊び声が気になるとか、夜勤で日中は寝て過ごすので、子どもの騒ぐ声が気になって眠れないとか、病気療養中で、日中静かに過ごしたい、というような、様々な家庭がご近所さんに存在するものです。

自分の敷地内に入ってきてほしくないとか、子どもが走り回っていると、車を傷つけられそうでいやだとか、そんな方もいたりします。

子どもに寛大な人ばかりでないのが、住宅街で子どもを育てる難しさで、そういう方たちに、どう配慮していったらいいかも、考えていかなければいけません。

プレーパークをやっていて、クレームが来るのが、たいていそういうところからです。

それを、子どものことを何もわかっていないひどいクレーマーだと怒ることもできますが、それでは問題は解決しません。相手だって、周りの迷惑も考えないで非常識な人だと思っていると思うから。自分の正義と他人の正義は一緒ではないのです。

地域の人と、子ども達を見守り育てていきたいと思うなら、やはり、相手の立場になってみたうえで、そういう方々への最低限の配慮はしなければいけないのが現実です。

特に、住宅街の場合、仕事が終わって、人が帰ってくる時間帯は道路を走り回らないようにするとか、あんまり大声で長時間騒いでいる時なんかは、「もう少しボリューム下げてね」ってお願いすることもあります。

放課後くらいはまだいいけれど、これが夏休みになってくると、子ども達の騒ぐ声は一日中で、みんな窓を開けているので、さらに気をつかいます。

もし、ご近所さんからのそういうクレームが来たら、子ども達と話し合って、お約束を決めるといいでしょう。例えば、毎日じゃなくて曜日を決めるとか、土日はなしにするとか、遊べるときは自由なんだけども、人の敷地には入らないようにするとか、おうちの人がいないときは勝手に遊んじゃだめだとか。ご近所さんに会ったときは、ちゃんと挨拶をするとか、そういう、最低限のルールを。

もし、これから、子どもの居場所になりたいと思う方がいたら、そういうことも、頭の片隅に入れておいてください。トラブルになってからでは、とても大変ですので。

 

子どもの帰宅時間を守らせる

 

子ども達のたまり場になってくると、時間になってもなかなか帰らない子供が出てきます。「今何時?」って、聞いてきて、おうちの人との約束の時間になったからもう帰ると、すんなり帰る子もいれば、「うちはお母さん遅いから、7時までに帰ればいいんだ」って言って、なかなか帰ろうとしない子もいたりします。

外には、子ども達がいつでも時間を確認できるように、時計を置いてあります。子どもたちは、自分で時計を見て、自分の帰る時間を決めています。

それでも、学校で約束している時間があるので、その時間には帰りなさいと促しますが、それぞれの家庭の事情で、おうちに帰っても誰もいないからつまらないし、だから、ぎりぎりまで遊んで帰りたいという子供の気持ちも見え隠れするのです。

そんな子供たちを受け入れてあげたい気持ちもありますが、そこは心を鬼にして、「うちもご飯支度があるから、もう終わりだよ。また明日ね」って、帰してやります。

夕暮れ時の、ちょっぴり切ない時間帯です。

とにかく信じて温かい目で見守る

おうちプレーパークでは保険なんか掛けません。基本、自己責任で遊びます。子どもの友達が毎日遊びに来るのに、保険はかけませんよね。

もしもの時は、小学校なら、学校で入っている保険があって、それは帰宅してからの遊びについても保険が下りるようになっています。

骨折したとか、切って縫ったとか、そういう場合も、学校の保険からいくらか出ますので、それぞれの学校で、確認してみてください。

でも、そういう大きなけがは、見守っている中では今のところほとんど起きません。大きなけがをするときは、たいてい、見ていないときです。

自分のできる能力を上回ったことを、友達に「お前もやってみろよ」と言われたときとか、そんなときに起きがちです。

見守りさえしていれば、「自分で無理だと思ったらやらなくていいんだよ」って声をかけてあげることはできるし、例えば、木から飛び降りるなんていうときでも、木の下に危ないものはないか、危険を取り除いてあげることはできます。

友達がやっているのを見て、自分もやってみたい、って思うのは自然なことです。「おれなんか、こんなこともできるんだぜ!」って、自慢したくなるものです。それが原動力になって、できないことに挑戦して、できるようになるのも、仲間と遊ぶ良さなんだけど、そういう意味で、『危ないからダメ』って、何事もダメダメ言うのではなく、危険を回避する方法を声掛けすることも、時には必要です。

子供の成長を信じて、やってみたいを応援する。でも、明らかにこの子の今の体力では無理だな、と思ったら、声掛けしたり、手助けすることもあります。何度か手助けするうちに、自分一人でできるようになって、誇らしげに「見て見て~!!」っていうような場面にも出くわします。

どこまで手を貸さずに見守ってやれるか、ここが大人の我慢のしどころです。

 

 

ゴールデンウィークのプレーパーク


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明日からゴールデンウィークにいよいよ突入しますね。

ご家族でどこに行こうか、すでに予定を立ててらっしゃる方も多いのではないかと思いますが、まだ、予定特に立ててないよ、という方へ、今回は、ゴールデンウィーク中のプレーパーク、春の森を遊ぶ企画のご案内です。

ゴールデンウィーク中のプレーパーク情報

以前、駒っこランドのプレーパークの記事で、今後のプレーパーク情報をまとめておりましたが、改めて、ゴールデンウィーク中のプレーパーク情報をまとめたいと思います。

 

 

☆5/4の下田公園プレーパークは、おいらせ町のイベントの一環で行われるものです。


事前予約が必要で、里山自然ウォッチングと、プレーパークで定員20名、参加費500円です。今現在10家族の参加ということで、空きがあるかは、0178-56-4703(おいらせ町商工観光課)にお問い合わせください。
里山自然ウォッチング10:00~11:00
プレーパーク11:00~12:00までの開催です。

ただし、プレーパークに関しては一般の方でも参加できます。

プレーパークのみの参加は無料ですが、
9:30~11:00までとなります。
その時間は参加申し込みなしで参加できますので、お早目においでください。

ハンモック、ロープブランコ、秘密基地づくり、木工体験等あります。

場所ですが、下田公園の遊具のある公園右手にある、ちょっと高台の桜の広場になります。湿生園の奥です。

 

☆5/7アピオ青森「ごじゃらっと広場」にて

プレイパーク 10:00~15:00まで開催しております。
(特)子育てオーダーメイド・サポートこもも
※未就学児は保護者といっしょに来てね♪

ごじゃらっと広場の詳細はこちら↓

http://www.apio.pref.aomori.jp/kodomo2011/gojara.html

春の森を遊ぼう♪

5/5の12:00から、5/6の15:00まで、新藤家がゆる~くキャンプをしております。ご都合のいい時間に、数時間ふらっと来るだけでもOK。もちろんガッツリキャンプしてもいいですよ♪

キャンプする場合は、朝晩の冷え込みが予想されるので、しっかり防寒対策をしてきてください。
たき火を囲みつつ、アルコール片手に大人の時間を楽しむのもまたとびっきりのご褒美時間♪

持ち物)
長靴、長袖、長ズボン、防寒、軍手、飲み水、アルコール飲みたい方は各自持参。おやつは各自。
※キャンプする場合は、キャンプ用品一式。

参加費)
デイキャンプ(晩御飯または昼食付き)/大人1000円子ども500円。
1泊キャンプ(晩御飯、6日朝食、昼食)/大人3500円,子ども1500円

参加される方は、
「5日の晩御飯食べます!」などのメッセージを添えてコメントください。だいたいの来られる時間もお知らせいただけるとうれしいです。

東北町の萌出山キャンプ場になります。

※水道が使えないため、お水はご持参ください。
※トイレも一応ありますが、あまりきれいなトイレではありません。

 

ゴールデンウィーク、レジャー施設にお出かけもいいけど、子どもが自由に遊べるプレーパークや自然体験も、ぜひ考えてみてくださいね。

おうちプレーパークで子どもの創造力を伸ばそう!ちょっとぐらいちらかしてもいい日を作ろう!


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子どもがおうちで遊ぶとき、いつものおもちゃ、いつもの遊びに飽きてくると、「なんかしたい」「なにする?」ってなるときありませんか?

いつもいつも散らかされるのは困るけど、たまには、プレーパーク的な遊びを取り入れてみるのもいいと思います。

プレーパークでの遊びは、基本的に、素材があって、それをどう使うかは子どもの創造力次第なので、作りだしたらかなりの時間集中するし、ああしよう、これもつけよう!って、考えるのがまた楽しい。そして、考えたことを実行に移せるところがいいところなのです。

 

素材をそろえる

出張プレーパークで持っていくものの中には、いろいろな素材があります。まずは。やりたいと思ったときに、すぐできるように、素材をそろえましょう。

<自然素材>

自然素材は、子どもと公園にお散歩しながらでも、拾い集められます。材料費はもちろんただ!お散歩にはビニール袋をお忘れなく!

公園では、松ぼっくりや木の実、木の枝など。海なら貝殻やシーグラスを拾い集めてきましょう。

そして、何か、そういう素材を入れる袋やボックスに、素材別に取っておくといいでしょう。

<100均素材>

ビーズやキラキラのりや、穴の開いたキラキラ飾りは、女の子が大好きな素材。紙コップや、木切れ、空き箱をデコレーションして宝物入れを作ったり、作りだしたら材料がなくなるまで泊らないので、今日はこのくらいは好きに使っていいよって、ちょっとづつ小出しに出してあげるといいかもしれません。そうでなければ、惜しげもなく、あっという間に使い切ってしまいます(*^-^*)。

その他、折り紙、紙コップや、割りばし、ストロー、輪ゴム、セロテープ、ガムテープなんかも、いろんな使い方のできる代表選手です。

木切れにマジックとキラキラのりでデコレーションしてみたり、

紙コップにきれいな石を拾い集めて、宝物入れ(魔法の石入れ)を作ってみたり

こちらは、森をイメージして作った飾りなんだとか。

絵の具も好きに使ってよければ、色水でジュース屋さんになったりします。こういうのは、汚れてもいいお外でやるのをお勧めします。

ストローはいろんな工作に。

船?や、

楽器

竹トンボやら、何か動くもの。

割りばしとガムテープ、輪ゴムで、輪ゴム鉄砲や、武器のようなものまで、いろいろ作れます。

毛糸と割りばしがあれば、こんなのも作れます。

紙と絵の具で、たくさんの色紙作って、切り貼りしてコラージュや、ちぎり絵を作ってもいい。段ボールにマスキングテープで張るだけで、素敵な作品になります♪

<新聞紙>

今日は散らかしてもいい!と決めたら、新聞びりびりちぎってみるのも楽しい♪ちぎるときにはパンチやキックでびりびりにするのもエネルギー発散には最高です(*^-^*)。

ただし、囲っても、絶対こうなるので、散らかるのは覚悟してくださいね~。

<段ボール>

段ボールは工作に、秘密基地に、トンネルに、お絵かきに、いろんな用途で使えます。でも、大きくて場所をとるので、これも、今日は散らかしてもいい!部屋を段ボールで占領されても、ま、いいか。と、思える心の余裕があるときにどうぞ(*^-^*)。

こちら、青森のこももプレーパーク。

絵の具も、段ボールならいくらでも塗っていいよと言ってあげられそう。

<パラビーズ>

今までの素材に比べたら値が張りますが、子どもがいっぱいいて騒いで大変!っていうときなんかでも、意外と長い間静かに集中して遊べるのがこちら。

作るのが楽しいのですが、必ず、作り終わると、「アイロンやって~」っと、来るので、作り終わった頃が大変ですが、どの子も結構好きな素材です。パラビーズに穴が開いているので、ひもを通してネックレスやブレスレットにしたり、いろんな使い方ができるので、アクアビーズより、こちらのほうがおすすめ。

 

子どもの創造力を伸ばすか、いつもきれいで片付いた部屋にしたいか?

プレーパーク的な遊びを紹介しましたが、これをやると、必ず部屋は散らかります。作ったものはあふれかえって捨てられないし、段ボールなんて大きなものになると、一週間は部屋を段ボールで占領されることになります。

どこまで許せるかは、それぞれ、許容範囲は違うと思うので、それぞれのご家庭で、今日なら、自分も気持ちに余裕があるからやらせてもいいかも、っていう、散らかるのを覚悟する日を作ってみてくれたらいいな~って思います。

そうは言っても、たとえ100均のものとはいえ、ものすごい無駄遣いをされると、「ちょっとづつにしようよ」とか、「ああ!もったいない・・・」と思ってしまうもの。

折り紙なんかも、切るのが楽しいときなんかは、どんどん切り刻んで、次々ちょっと切っては次の折り紙ときりがなくて、「ちょっとづつ使おうよ」なんて言おうものなら、「また100円ショップで買えばいいじゃん」なんて言われたりして、「何~!!誰が買ってると思ってるんだ~!!」って頭に来ちゃうことも。

なので、今日は、この出した分だけ使っちゃってもいいよと、小分けに出すといいと思います。

『今日の自分の許せる範囲で』、というのがポイントです。

ムリせず、できるだけお金をかけないで、という意味では、新聞や段ボールはすぐれもの。

また、どこの家にでもある風呂敷や、大きめの布も、秘密基地を隠すカーテンや、魔法学校のマント、忍者に変身したり、いろんな使い道のできる素材になります。

秘密基地に布は大活躍!

子どもにいつもいつも散らかされるのはたまらないけど、そういった素材を用意して、たまには許してあげる日を作ってあげるのもいいのではないでしょうか?

子どもの創造力は、そういうところで発揮されるのですから。

何でもいいのだけれど、こんな、素材ボックス、用意してあげるといいですね♪

お片付けも、使ったら、最後、この箱に戻す、っていうお約束でね。

でも、どうしても散らかされるのは許せない人は、プレーパークへGO!

でも、どうしても散らかされたくない、おうちを汚してほしくない、毎日疲れて、それどころじゃない、っていう方は、どうぞ、お近くのプレーパークへ足を運んでみてくださいね♪

プレーパーク情報は、4/3の記事に載せていますので、チェックしてくださいね♪

http://happychildrentowada.jp/playpark/post-212/

おうちプレーパークにしよう!~子どもの遊び場がない!そんなときには

 

  【子どもが遊べるのは、今しかない!】
おうちが子どものたまり場になったとき、あなたならどうしますか?
集まっても、ゲームばっかりやってほしくない!

外で遊びなさいと言いたいけれど、外でボール遊びはできないし、おうちの前はすぐ道路。車がびゅんびゅん行きかう通りは危ないし。

そうだ!おうちがプレーパークみたいになっちゃえばいいんだ!
ってことで、今日は、おうちプレーパークの作り方~初級編です。

おうちがプレーパークになるために必要なものは?

プレーパークは、本来、火、土、水、木といった、自然を体感しながら、子ども達の”やってみたい”を応援する遊び場。普通の遊び場とは違い、冒険遊び場という言い方もあります。

でも、そんな、自由に遊べる場所が近くにないし、わざわざ連れて行かなきゃならない離れたところでしかやっていない。泥んこや火を使うようなこともさせてみたいけど、うちじゃあちょっとな・・・。そんな状況にある方は多いと思います。

そもそも、プレーパークって言ったって、庭ないし、アパートだし・・・
でも大丈夫。

おうちで、プレーパーク的なことはできるんです。

ただし、散らかるのは覚悟してくださいね。そんなに散らかして!って思う言葉をぐっとこらえて、こどものやりたいようにさせてみたら、子供たちの創造力はどんどん膨らんでいきます。

まずは、初級編。

用意するものは、

割りばし、輪ゴム、段ボール、はさみ、ガムテープ、セロハンテープ、裏紙、水性マジック、新聞紙など。ようは、工作できる環境をととのえてあげること。100均で十分です。

①新聞紙をびりびりしたり丸めて投げたり

新聞紙は最高の素材です。びりびり破って新聞プールにしてみたり、首をくりぬき、服にしてみたり、新聞紙のボール投げ、新聞ボール投げで的あて、玉入れ、チャンバラの剣にもなるし、太鼓のばちにも。想像力を働かせれば、いろんな遊び方ができます。

②割りばしでゴム鉄砲作る。


誰が一番よく飛ぶゴム鉄砲作れるか、連射するゴム鉄砲作ったり、威力が強いのは誰のか?試行錯誤して、結構すごいゴム鉄砲が出来たりします。最後はもちろん輪ゴム戦争!

③段ボールで遊ぶ!


段ボールに窓をつけたり、ドアをつけたり、自由にデザインして、段ボールハウスを作ろう!ガムテープでつないで、段ボールトンネルも楽しい♪段ボールの秘密基地は、子供の定番の遊び。

段ボールで仮面ライダーのベルトを作ろう♪
段ボールロボットを作ろう♪
段ボールの可能性は無限大。散らかるのは覚悟で、自由に作らせてみよう。

④紙飛行機大会をしよう♪
誰が一番よく飛ぶ紙飛行機を作れるか、競争しよう!よく飛ぶ紙飛行機の折り方の本を図書館から借りてきてみよう。

⑤工作に飽きたら、クッキングも。


簡単にできるホットケーキやクッキーづくり。たこ焼きパーティーは、好きな具を入れて楽しめるのでお勧め♪クックパットで調べてあげれば、子どもでもできる簡単おやつもたくさんあるので、好きなようにクッキングさせてみよう。

まとめ

つまり、子どものやりたいを、応援してあげるということ。
いつもは大変だろうけど、たまには、ちょっとくらい、散らかってもいい。そんな風に、大きな心で温かく見守るときがあってもいいと思います。
子どもの創造性が伸びることを考えたら、たいしたことじゃありません。
ガムテープやセロテープは、消耗品です。もったいないけど、好きに使っていいよと、言ってあげられたらいいですね。

プレーパークの理念は、

子どもの”やりたい”を応援する遊び場。

自然が一番だけど、身近に環境がなければ、自分の家でもプレーパーク体験はさせてあげられます。
ついでにいうと、マンガ本や、本、絵本、トランプ、オセロなんかがあってもいい。
作るばかりじゃなく、

自分の世界にこもりたいときもあるものですから。

子どもがおもいっきり遊べるのは小学校まで。長いようで、意外とあっという間に大きくなっちゃいます!子どもが、友達連れて遊びに来て、「何やる~?」ってなったら、ぜひ!!
いつもじゃなくてもいい。たまには、こんなことも許してあげて欲しい。たくさんの楽しいことを経験させてあげて欲しいと思っています。この、小さなときに創造力を使って遊んだことが、後々、困難に出会ったときに解決する能力だったり、失敗を恐れず試行錯誤する力だったり、新しいアイディアを生み出す力の源になります。