子どもの見て見て!は、温かい目で見てあげて


Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

Warning: Array to string conversion in /home/sattyann/happychildrentowada.jp/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 701

週末、子ども達のリクエストで、近所の子供たちをあちこち連れて歩くことも多いのですが、必ず、どこに行っても、「新藤さ~ん、見て見て~!!」という場面があります。

そんな時、可能な限り子ども達を見ています。すごいね、なんて言わずに、ただ笑ってみていることが多いです。

子ども達は、高学年であっても、見ててほしいようです。特別、褒めてもらいたいとか、そういうわけじゃなく、ただ、見てほしい。

暖かいまなざしを向けてほしいようです。

そこには、認めてほしいという承認欲求があります。そして、ちゃんと見てくれる人がいるという安心と、ともに一緒に過ごしてくれる人がいる、誰かと関わりたいという欲求があることを感じます。

それらの欲求をマズローの欲求5段階説といいます。

マズローの欲求5段階説

子どもが親や、周りの大人に「見て見て!」という時期は、幼いころによく見られます。

『できた!』『どう?すごいでしょ?!』『こんなことできるんだよ!』『すごくいいこと思いついたの!』

自信にあふれた子どもの「見て見て!」攻撃、皆さんも経験があるのではないでしょうか?

ほんとに「すごいね~!!」「おもしろいね!!」って思えることもあれば、大人からすると、大したことのないようなことや、くだらないな~と思えるようなことも多々あります。

でも、そのどれもが、子どもにとってはすごいことで、すごい発見で、すごく面白いことを共有したかったり、自分の思う『すごいこと』を共に共有し、共感して欲しいのです。

子どもの「見て見て!」が叶えられる状態というのは、マズローの欲求5段階説のうち、認めてほしいという承認欲求と、いつでも見守ってくれる安全欲求と、その場を共に共有、共感できる居場所としての所属と愛の欲求が満たされた状態であると言えます。

マズローの欲求5段階とは

①生理的欲求

②安全の欲求

③所属と愛の欲求

④承認欲求

⑤自己実現の欲求

で、1番から順に基本的欲求が満たされていくと、次の欲求が現れてくる、というものです。

①生理的欲求

①の生命を維持するための、食べることや、睡眠が満たされていないと、精神的にも不安定になってくるものです。

もし、お腹がすいてたら、持ってたお金を夢の実現のために使うより、食べ物を買うことに使うでしょう。

②安全の欲求

生命維持の欲求が叶えられたなら、次は、安心して暮らせる場所や、安全な事を望むようになります。健康なくらしや、経済的な安定も望むようになるでしょう。

生きていくための食べ物が満たされると、安心して暮らせる家や、金銭的な余裕を求めるようになります。

家庭の中は、安心できる場所でしょうか?「ただいま~!」と、帰ってきた時、ホッとできる場所でしょうか?

③所属と愛の欲求

安定的な土台が出来上がると、次は、集団に属したい、仲間や恋人がほしいなど、所属と愛の欲求が立ち上がります。

孤独を感じたり、仲間外れにされたりすると、不安になり、心が不安定になっていきます。

また、家庭が安らげる場所でない場合も、孤独を感じることになります。

人とつながることで、自分の存在意義を持つことができたり、自分を確立していきます。

SNSなど、インターネット上でつながりを持とうとするのも、所属と愛の欲求があるからです。

誰ともつながりを持てない孤独感は、心の土台を大きく揺らがせることでしょう。この時、「死」の一文字が頭をかすめたとしても、一線を越えるか超えないかは、その下の土台である安心できる居場所があったか?心の中に、安心、安全の基地がちゃんとあったか?というところが大きいのではないでしょうか。

④承認欲求

そうして、他者とつながりを持つようになると、こんどは、そこで、「認められたい」という欲求が出てきます。同時に、自分もやればできるんだ、というような自尊感情も承認欲求の1つです。

承認欲求が満たされることで、自分の存在価値を認め、自分に自信が持てるようになり、逆に、承認欲求が満たされないと、劣等感や無力感を持つようになります。

インスタやフェイスブックでいいねがたくさん集まるような投稿をしたい、というようなことも、承認欲求からくるものです。

⑤自己実現の欲求

①~④まで満たされると、初めて自己実現の欲求が満たされることになります。

自分の限界に挑戦したり、あるべき自分になりたい、という欲求、成長したいという欲求です。

でも、ここで、承認欲求が他者からの承認されることに依存している場合、何をやっても、認めるのは他者なので、本当に自分が満足することはありません。

ここでは、自分が自分を認めていけることが大切になってきます。

量子力学の観点から思うこと

ここでもうひとつ、違う観点から子供の「見て見て!」を考えてみたいと思います。

小難しいかもしれませんが、ここをなんとなく頭に入れておくと、ものの見方が変わってきます。

量子力学では、物質はすべて原子でできています。

そして、原子は、原子核と電子でできています。

そして、電子は波であり、その、電子の波が原子核の周りをまわっている、と考えたのが量子論です。

ところが、この電子の波の性質は、とても不思議で、見ていないときは波として広がっているのに、「見よう」としただけで、1点に収縮して発見されるというのです。

つまり、見ていないときは波として存在し、見た瞬間そこに現れる。見ようとするまでは、確定した事実は存在しないというのです。

そして、二重スリット実験によって、電子は観測者の意思により、何らかの変化がもたらされる、ということもわかっているようです

見ようとするからそこに存在し、観測者の意思により、結果が変化するというのです。

とても不思議な事ですが、どうも、量子の世界ではそういうことになっているようです。

量子論については、私もまだまだ知らないことが多すぎるので、詳しく語ることはできませんが、引き寄せの法則や、自己啓発で語られるいろいろな方法、言霊、すべて、切り口は違うけど、量子論と同じことを言っているように思うのです。

自分が発した言葉で未来が変わる。

自分が見たい世界をリアルに想い描く。

観察者(自分)の意思によって結果が変化する量子の世界。

不安を感じれば、不安に思ったことが現実になる。

自分が自分を認めることは、自分が自分の観察者であること。

自分が自分の観察者であることは、自己決定の主体性は自分であること。

他者が自分の観察者であることに依存した承認欲求は、自分が自分であることが、他者の観察にゆだねられているので、自己が確立しないということ。

思うままに書きましたが、子どもの「見て見て!」は、まだ、自己が確立していない時期の、自分という存在を確立するための大事な過程なのではないか、ということを感じます。

これは、私の感覚です。

この、「見て見て!」をないがしろにされてきた子供たちは、自分というものが揺らぎます。

他者によって、なんとか自己を確立しようと、問題行動を起こしてみたり、ウソや偽りで自分を大きく見せようとしてみたり、成長してから、異性に依存することで自己を確立しようとすることもあります。

そして、この、「見て見て!」に対する、観察者の私たちの意思も、子ども達を形作っていくのではないかということも、気を付けたいところです。

「面倒くさいな~」とおもって見ていると、その面倒くさいな~というものが子どもに影響するかもしれない、という可能性です。

可能な限り、愛のある温かい目で、子どもの「見て見て!」を見てあげられたなら、自分という存在に、自信を持っていけるのではないかと思うのです。

もちろん、面倒だな~と思うことも、私も正直あります。

でも、「見て見て!」と、行ってくれる子ども達が、かわいらしく、愛しいな、という想いは持っています。

だから、笑顔で子どもたちの見て見てに、可能な限り付き合います。

量子力学的にこうだからと、はっきりしたことは私にもわかりませんが、そういう影響もあるかもしれないということだけは、心にとどめておきたいと思うのです。

この子は育てにくい、大変な子供なんだと思って接する子供は、本当にいつも大変なことばかりやってくれますし、この子は天才かもしれない!すごいよね!って思って育てた子は、自分の能力を発揮して育っていくものです。

親の想いが、子どもに少なからず影響を与えているとしたら?

ある本で、子どもな2歳から6歳までにシータ波という脳波をたくさん出していると書いてありました。シータ波が出ている時には、よりたくさんの情報をインストールできる状態なんだとか。

その時期に、親のマイナスな思いが影響を与え、子どもの潜在意識に、自分はダメなやつだ、という情報がインストールされていたとしたら?

逆に、この時期、自信が持てるようなプラスのイメージがインストールされていたとしたら?

一度インストールされたものを書き換えるのは、大変らしいので、できることなら、この時期に、いいイメージをインストールしておきたいですよね。

とにもかくにも、「見て見て!」は大切に

ちょっぴり小難しく書きましたが、とにもかくにも、子どもが「見て見て!」と言った時は、できる限り温かい心で「すごいね~!」「面白いね~!」「ほんとだ!!」って、子どもに寄り添ってあげたいものです。

そして何より、「見て見て!」って言える大人がそばにいる環境をつくってあげたいです。

今後のはぴちる

★ちとせ小学校放課後プレーパーク(15:00~17:40)

10月いっぱいの毎週水曜まで毎週(雨天中止)

※夏休みは8/14をのぞく水曜13:00~17:40

 

★6/15㈯ 自然体験DAYキャンプ(10:00~15:00)

【内容】川遊びと焚き火 ※雨天中止

【参加費】親子(子ども一人)で2000円

    子供一人追加につき+500円

【定員】親子5組

【持ち物】川遊び用の靴又は濡れてもいい靴、着替え、タオル

おむすびなどの昼食(汁物は準備します)、虫よけ、(あれば虫網や虫かご)

 

※締め切らせていただきました

 

★7/14㈰~15㈪ 夏の冒険キャンプ(11:00集合~翌日15:00終了)

【内容】川遊び&ホタルキャンプ

【参加費】※小学生以上は子どもだけの参加もOK

DAYキャンプ・・・大人3500円、4歳以上2500円、3歳以下500円

一泊二日キャンプ… 大人7000円、4歳以上5000円、3歳以下1000円

【定員】子ども10人程度に達した時点で募集終了いたします。

※締め切らせていただきました

★7/20㈯10:00~15:00

若葉公園プレーパーク(どなたも参加無料)

 

 

友だち追加

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】記号18420 番号07138981

シンドウサチコ


11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください