幼児期に大切なこと

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幼児期に大切なことは、「くう」「ねる」「あそぶ」です。おもちゃを買い与え、早期教育することが大切なことではありません。いっぱい遊んで、お腹がすいたらたくさん食べて、遊び疲れてしっかり眠る。その日々の繰り返しで、体と心の強さが育まれていきます。その、土台作りで大切なのが幼児期なのです。体を使って遊ぶ。想像力を使って遊ぶ。関わりながら遊ぶ。まねしながら育つ。見守られて育つ。そうやって、育っていく、大切な時期なのです。

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遊びで育つ力

おもちゃで遊ぶのが遊びなのではなく、お手伝いも、お散歩も、全て遊びです。

お散歩していても、まっすぐ歩かないのが子供です。アリを見つけてはしゃがみ、水たまりを見つけては立ち止まって入り、石ころや木の枝見つけては拾って投げて、全ては好奇心と触ってみたいという探求心、やってみたいという挑戦する力です。それを、ダメと言わずにある程度、信じて見守ってもらえることで、自分のことを見守ってくれる人がいるという安心感で、心が育ちます。

ヨチヨチ歩きの子が、お母さんから離れていくとき、時々、お母さんのほうを振り向きます。お母さんが、温かく見守ってくれているのを確認すると、また進み始めます。そうやって、自分は見守られている、大事にされてるっていう感覚は、自己肯定感を育みます。それは、大きくなってからの自己肯定感の土台になっていきます。

テレビやスマホに子守をしてもらっていては、育たない力です。幼児期は、体と心を作る土台の時間です。とはいえ、一日中ず~っと関わり続けるのはしんどいと思うときもあるかもしれません。テレビに子守をしてもらえば、お母さんはらくちんです。でも、それで奪われていく力もあるのだということを、どうか、頭の片隅に置いておいてもらいたいと思います。

「くう」「ねる」「あそぶ」は、幼児期で一番大切なこと。

でも、一番大切なのは遊びです。たっぷり遊ぶからお腹がすく。だからおいしく食べられる。たっぷり遊んでお腹が満たされれば、今度は自然と眠たくなるものです。

野菜をプランターで育て、自分で育てたものを食べたり、お料理の手伝いをすることで、自分が作ったものを家族がおいしいと言って食べてくれることも、食に興味を持つことにつながります。

そして、夜は8時には暗くしたお部屋で眠ることです。遅くとも、9時には眠るようにしたいもの。そのためには、日中たくさん体を動かすことが必要になってきます。運動量が少ないと、寝つきが悪く、なかなか眠ってくれなくて、ママがイライラしてしまうことになります。

たっぷり遊んで、遊び疲れてバタンキューっていうのが理想的ですね。

握力の弱い子供

最近、子ども達の握力が弱くなっていると、以前、中学校の保健の先生が嘆いていました。ヨーイドンのピストルの引き金を、頭の上で引くことができない子がいるという話でした。

握力が弱いと、ビンの蓋が開けられないとか、雑巾がきっちり絞れないとか、日常生活でも困る場面もあるようです。

握力は、手首から肘までの筋肉も大きく関係していて、筋力が弱いと、うつになりやすい傾向がある、なんていう研究結果もあるようです。

たかが握力、されど握力です。

小学校ぐらいになると、鉄棒やうんていにぶら下がる力も必要になってくるし、跳び箱なんかも、しっかり手をつくことができないと飛ぶことができません。

鉄棒にぶら下がって自分の体重を3秒も支えられない子もいると言います。日常生活の中で、何かにぶら下がるとか、にぎってひっぱるとか、意識しないと、握力は使わなくなってきているのかもしれません。

幼児期から、遊びの中で握力を自然につけていくことはできます。公園でジャングルジムに登ったり、鉄棒にぶら下がってみるのもいいのだけど、おうちの中で、お母さんと綱引きしたり、お父さんによじ登ってみたり、お父さんの腕にぶら下がったり、お父さんと腕相撲してみたり、そういう親子のスキンシップを通じて握力を鍛えていくことはできます。

また、お手伝いの中でも、テーブル拭く台ふきを濡らして絞ってもらって、テーブル拭いてもらったり、雑巾がけしてもらったり、お手伝いの中でも握る力はつけられそうですね。

また、お買い物に行ったとき、買い物かごや、買い物袋を持ってもらうのもいいようです。

年中さんぐらいから、登りやすそうな木があれば、木登りも握力と全身の筋力を使います。自分の体重を引き上げる力と、下りるときに落ちないように自分の体を下にささえる力と、どちらも鍛えられます。

お父さんと遊ぶ絵本もあるので、そんな絵本を読んで、ぜひ、子どもと一緒に遊んであげて下さいね。もちろん、お母さんでもできますが、体力に限界があるので、できる範囲で構いません。

たくさんのおもちゃは想像力を奪う?

小学生になった子供たちの中で、気になる子供たちが時々います。おもちゃでしか遊べない子。ゲームでしか遊べない子供たちです。

「外で遊ぼう!」って誘っても、家の中のおもちゃでばかり遊んでいて外に出ようとしない子。外に出ても、「何するの?」って、遊び方がわからない子。

自分で遊びを考えることが、苦手な子がいます。だからなのか、持ってるおもちゃやゲームに飽きると、次々新しいものを買ってもらっている、という子もいます。次々買い与えられることで、忍耐力は奪われ、飽きっぽくなる傾向もあります。また買ってもらえばいいやと、物を大切にする力も育たないのではないかと思えます。

おもちゃと一口で言っても、知育玩具から、キャラクターもの、木のおもちゃなど、たくさんあります。

想像力を奪うおもちゃというのは、その用途以外の使い方ができないもの。失敗して工夫するといった試行錯誤ができないものです。

例えば、積み木は、ロングセラーです。その理由は、自分の創造力でいかようにも作り替えることができるからではないでしょうか。壊れてもまた積みなおすことができる。お城にもなれば、道路にもなる。積み木自体が車に見立てられたり、動物になったり、野菜になることもあります。

レゴも、車になったりコマになったり、お城になったり飛行機になったり、創造力次第でなんにでもなります。試行錯誤できるから、長く遊べるのです。

もちろん、よく考えられて、想像力を伸ばすようなおもちゃもたくさんありますが、買い与えすぎることは、やはり、あまりよくないようです。

幼児期なら、台所の本物のボールやお玉がそのままおもちゃになるし、段ボールや椅子で囲んだだけの秘密基地は、想像力を掻き立てられます。風呂敷一枚あるだけで、魔法使いのマントにもなれば、忍者にもなれます。「おとどけもので~す!」って、荷物を包むものにも、お人形のお布団にもなります。

うちにある日用品が実は一番いいおもちゃなのかもしれません。

あなどるなかれ!子どもの遊びはすべての土台

最初に書いたように、食べて眠ることは生きていくうえで欠かせないことですが、子どもにとっての遊びは、それと同じくらい遊ぶことは大切なのです。

これから成長していき、大人になっていくうえで、人と関わるコミュニケーションの土台にもなり、自分で考える力をつけるための土台であり、失敗し、挑戦し、自分でできたを繰り返すことで自己肯定感も育ち、大きくなってから、心折れることなく失敗を乗り越えられる心の強さの土台にもなっていきます。五感を使って遊んでいくことで、記憶の奥深くに刻まれる感覚もまた、心の強さのもとになります。

幼児期に遊びの時間を削って、テレビやゲームや習い事をたくさんさせていると、そんな大事な土台が作られないことになります。

失敗を恐れず、何にでもチャレンジしていける子になってほしくはありませんか?失敗しても、どうせ自分なんてと卑屈にならずに、心折れることなく、立ち上がれる子に育ってほしくはないですか?

必要なのは遊びの力です。

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