プレーパーク~青森県内、今後のプレーパーク情報2018秋冬(追記あり)


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はぴちるでは、毎週水曜の放課後、学校の校庭でプレーパークをやっています。

子どもたちは、口コミで少しづつ増えて生きています。

学校は、敷地が広いので、野球やサッカーなどのボール遊びも思いっきりできることから、子どもたちは毎週楽しみにしてくれています。雨が降ったらお休みなのが残念なところです。

普段はそんな活動ですが、イベントや週末、あちこちで出張プレーパークもやっています。

青森県内、はぴちるだけでなく、青森はNPO法人子育てオーダーメイド・サポートこももの「あおもりにプレーパークを作り隊」、三沢は市民の森で「あぼプレ」が、プレーパークを開催しています。

今回は、そんな青森県内のプレーパーク情報を集めてご紹介します。

行楽の秋、子どもたち連れて、どこに行こうか?迷った時は、お近くのプレーパークに足を運んでみてください。

 

はぴちるプレーパーク(十和田、県南)

☆10/6(土)十和田市若葉公園(雨天中止)10:00~15:00

青森県十和田市西二十二番町18

☆10/20(土) 世界流鏑馬選手権(十和田市中央公園緑地)9:30~15:00

青森県十和田市西三番町3



☆10/21(土) なんぶ♡わらしフェスタ(名川中学校体育館)13:30~15:00

段ボール遊び(午後は参加無料、誰でも参加自由)

青森県南部町大字下名久井字白山81

※この日は、ファザリングジャパンあおもりとして午前の部で、

「親子de木工プレーパークこどもと関わる大切な時間×パパもママも楽しいよ!」

①「笑顔が増える!パパの家事育児」として、10:00~新藤潤一によるお話し

②親子で木工プレーパーク(定員10名)

申し込みは必要事項を記入の上、電話またはFaxにて要申し込み。

※まだ空きがあります♪お早めにお申し込みください。

電話0179-34-2509

FAX0179-34-3238

☆11/3(土)9:00~16:00,

4(日)9:00~15:00

五戸町産業と文化祭り

五戸図書館前広場にてプレーパーク

☆11/17(土) 十和田市駒っこランド10:00~15:00

☆12/8(土)  十和田市駒っこランド10:00~15:00

青森県十和田市大字深持字梅山1-1

※その他10月末までの毎週水曜15:00~17:45、十和田市ちとせ小学校校庭にて放課後プレーパーク(どなたでも出入り自由)

「あおもりにプレーパークを作り隊」(青森市)

☆青森市『勝田公園』のブランコ近く9:00~15:00

青森県青森市勝田二丁目10

10/6(土)

10/15(月)

10/29(月)

11/5(月)

11/12(月)

11/17(土)

11/26(月)

 

☆小牧野遺跡 小牧野館9:00~15:00

青森市大字野沢字沢部108番地3

12/22(土)

26(水)

27(木)

1/8(火)

9(水)

10日(木)

12(土)

☆10/21(日)プレーパーク@あおもりマルシェ

☆11/11(日)プレーパーク@アピオあおもり秋祭り

 

あぼプレ(三沢、五戸、おいらせ町)

【あぼぷれプレーパーク】

☆三沢市民の森プレーパーク(屋内ゲートボール場)

10/2日(火)15:00~19:00
16日(火)15:00~19:00
23日(火)15:00~19:00
30日(火)15:00~19:00
☆30日はささやかにハロウィンイベントを企画中!🎃

いつ来ていつ帰ってもOK!
三沢市民以外の方も参加できます。

☆10月14日(日)
五戸deハロウィン
(五戸町図書館前広場)
10:00~15:00

☆10月28日(日)
秋のはっぴぃわ~くサンデー♪
(おいらせ町農業改善センター)
10:00~16:00

幸せと笑顔の小さな地域こそだてin 田舎館

・10/28(日)9:30~15:30田舎館村中央公民館

小さな子連れても、のんびりできる遊び場です。大人も子どもを自由に遊ばせながらおはなししましょう♪

地域の小さな子育て

1(わん)パーク

☆三戸ママパパフェスタ

10/21(日)10:00~14:00

三戸アップルドームにて1パークのプレーパークあります。

※上履き持参でどうぞ(*´∇`*)

応援お願いいたします

はぴちるでは、二か月に一回、「はぴちる通信」を発行しています。

通信は、はぴちるのイベントにて無料で配布しておりますが、定期的に欲しい方は、年6回の送料500円をお振込みいただければ、定期的にお送りいたします。

お問い合わせフォームにてお名前と住所をお知らせいただき、下記の振込先にお振込みください。

はぴちるLINE@では、はぴちるプレパ情報など、随時配信いたします。

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また、こちらから、プレーパークで使う消耗品や、おうちプレーパークで子どもたちのおやつなど、物品支援で応援して下さる方もよろしくお願いいたします。

 

活動費のお振込みも随時受け付けております。

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はぴちるの日々の活動に応援よろしくお願いいたします。

 

【応援ありがとうございます!】

㈱高橋様・・・ペレットプールのペレットは、青森みらいペレットを提供いただいています。

㈱沼山建業様・・・木材の提供をしていただいています

電化堂様・・・段ボール遊びの段ボールを提供いただいています。

☆以下6月から9月までのご寄付・・・(順不同)

・㈱ホワイトストーン様・木村桃子様・平出桃子様・菊池裕子様・中野郁乃様・二ッ森友里恵様

*プレーパークに必要な材料購入や、冒険キャンプの一部、通信費等に当てさせていただいております。

プレーパークで駆け回る子ども達


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連休最後は青森こもものプレーパーク作り隊チームと一緒に、三内丸山で行われていたイベントFeel the Rootsで合同プレーパークでした。

現地に到着直前の大雨とはうって変わって、イベント中はいいお天気に恵まれ、たくさんの親子連れでにぎわいました。

普段は別々の場所で活動しているけれど、こうやって合同でプレーパークをやってみると、やっぱりお互いそれぞれのプレーパークと違う良さがあり、とても楽しい一日でした。

三内丸山でのプレーパークをレポートしていきたいと思います。

それぞれのプレーパークの良さ

普段、私達Happy Childrenでやるプレーパークは、平日は週に一回の小学校の放課後プレーパークと、月に一回の駒っこランドでのプレーパークがメインです。

その他、時々イベントなどで出張プレーパークをやっています。

休日のプレーパークは夫婦でやっていますが、週1の学校プレーパークは基本的には私一人でやっています(今年に入って、高校生の女の子が時々手伝いに来てくれるようになりましたが)。

私たち夫婦も、もう気が付けばアラフィフ。四人の子どももだんだん大きくなってきて、上はもう成人しちゃったし、下の子も小学二年生。

普段の家での活動も含め、小学生を相手にしていることが多い。なので、私たち夫婦、一般にプレーパークにいるプレーリーダーである、という感覚よりは、みんなのお父さんお母さん的な感覚の方が強いように思います。

子どもたちがとりとめもなく話すことに相槌を打ったり、大変なんだ~ってことがあれば、そっか~、大変なんだねって、共感したり。暑い日なんかだとお茶用意して行くので、「水分とって。あそこのお茶飲んでいいから」とか、お腹すかせてそうな子供たちに、おやつ用意して、出しておいたり。

のこぎりで切っちゃった子がいたら、絆創膏張ってあげたり。

だから、子どもたちと一緒に遊ぶというよりは、見守ってあげてる感じが強い。

でも、青森チームのプレーパークは、プレーリーダーも、小さい子を連れたママたちが多い。そして、プレーパークにやってくるのも、年齢層は私たちがやるプレーパークより小さい(もちろん、大きい子もいるけれど)。

だからなのか、大人も子供も、みんなとってもエネルギッシュ。プレーリーダーの帽子をかぶっていなければ、どの人がプレーリーダーなのかわからないくらい、どのお母さん、お父さんたちも、自分の子以外の子の面倒見てくれているし、いろんなところで協力してくれている。

そして、大学生とか、高校生とか、とにかく若手がたくさん手伝いに来てくれている。プレーパークを中心に担う人がいなくても、道具さえあれば、その場にいる誰でもプレーパークができてしまうような、人材が育っているし、とっても理想的な形なのだと思います。

いろんな人が関わってることで、親だけが子供の相手して大変ってこともなく、どこかに行きたくなった子供たちは、大学生のお兄ちゃんたちがまとめて連れ出してくれたり、そんなお兄ちゃんお姉さんと遊んでもらう子供たちは、とても楽しそう。エネルギーがあり余っている子供たちの相手には、こんな若い力がとっても頼もしい。

小さい子連れたママたちが、座ってのんびり話をしながら、上の子たちを遊ばせている、そんなまったりとした空間があったり。

では、私達Happy Children のやるプレーパークの良さって何だろうかと思った時、やっぱりそれは、自然とつながるってところかな~と思ったりしています。

その時々で、プレーパークでは何かしらブームになるものがあったりします。剣づくりがブームになって、誰もかれも、剣を作るようなときもあれば、紙飛行機づくりに夢中になっちゃうようなときもある。

で、今回は、弓矢づくりが子どもたちの間でブームになりました。

弓の素材は、近くの杉林に落ちていた枝をとりに行き、矢は、その辺に生えている笹。

作りたいものを現地調達したいときに、どの辺に材料がありそうかとか、そういうものを見つける嗅覚と、自然遊びの知恵が、私達のプレーパークの得意とするところなのかなと思っています。

弓矢を携え、草原を駆け抜ける子ども達

さて、その弓矢づくりですが、きっかけは、夏休みに、うちに遊びに来た子供たちと作った弓矢を持って行ってたのが始まりです。

最初は、ただの遊び道具として、置いていました。

弓矢で遊び始めた一人の子どもが、夢中になって、的を作ってそこに打ったりしているうちに、「これ持って帰る!」と、言い出しました。

弓矢は息子が作ったものだったので、う~ん、そっか~…。でも、これは息子のだからあげられないしな~・・・。

ってことで、周りをぐるっと見渡しました。矢になりそうな笹やぶが近くにありました。

あとは、杉林があれば、材料が調達できる。

どれ。杉林ないか、ちょっと見てくる。

そう言って周りを歩いたら、ありました。杉林。

林の中に入ると、枯れ枝がいい具合に落ちています。

材料を調達し、子どもたちと弓矢づくり。手を切りそうなところはやってあげます。

この、枝に切れ込みを入れる作業は、絶対手を切ります。何度弓矢を作っても、必ず手を切ります。

切れ込みに紐をぴんと張ったらそれで弓は出来上がり。

今回は高校生プレーリーダーかずくんに、弓矢づくりを伝授しました。

こうやって、誰かが持ってる弓矢を見て、「弓矢作りたい!」という子たちが次々やってきて、次々弓矢を作っていくプレーリーダー。

親御さんにも、作る工程を見ていただいて、杉林さえあれば、材料は簡単に手に入ること、切れ込みを入れるところは、手を切りやすいから注意すること、ひもの巻き方など、説明したりしながら、子どもたちにはどの枝がいいか選んでもらって、糸を張るところを手伝ってもらって、弓ができたら、矢になる笹の調達に連れていきます。

こうやって弓矢ができると、矢を入れる入れ物を作りたいという子や、弓に布で飾りをつける子、自分だけの弓矢を楽しむ子供たち。

ほんとに、あっちにも、こっちにも、弓矢を持った子供たち。

草っぱらで試し打ちする子供たちがたくさんいました。

ここは三内丸山遺跡。

縄文人のように、弓を手に駆け回る子ども達。

大人も夢中に

プレーパークでは、子どもたちも木登りしたり、

ハンモックに揺られたり、

シャボン玉したり、

木工したり、

段ボールにお絵かきしたり、おうち作ってみたり、

それぞれが、それぞれのやりたいように遊んでいるから、子どもたちはイキイキしています。

そんな子供たちですが、実は大人たちの方が夢中になっている場面にもよく出くわします。

まず、一番楽しんでるのはプレーリーダー。

ただの段ボールから、布やひもを巻き付け、ドリームキャッチャーを素敵に作ってるお母さんがいたり

写真はとり忘れたけど、椅子を作っていく人だったり、子供は別のことして遊んでるけど、大人が夢中になって物づくりしてるということが、よくあります。

でも、こうやって、大人が楽しむ姿を見て、子どもたちも刺激を受けます。

プレーパークには、楽しい大人たちが集まります。

自分の中にある子ども心をくすぐられるのがプレーパークなのかもしれません。

次回、プレーパークは・・・

次回Happy Childrenのプレーパークは、9/22(土)駒っこランドです。

☆9/22(土)10:00~15:00 駒っこランド(雨天時は交流館の外の屋根の下で行います)

☆10/20(土)世界流鏑馬選手権にてプレーパーク

☆10/21(土)名川中学校体育館(なんぶ♡わらしフェスタ)13:30~15:00自由参加

(午前中は参加自由の主人の講演会と、定員10名の親子木工体験)

☆10/6(土)10:00~15:00 若葉公園プレーパーク

☆11/17(土)10:00~15:00駒っこランド(雨天時は交流館の外の屋根の下で行います)

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十和田市秋祭り2018、今年も終わりました!


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3日間の十和田市秋祭り、最終日は雨の中終わりました!

娘がお祭りに参加するようになってから、たぶん7年目。私は引き子で、小さな息子と引いて歩くだけの参加だったのだけれども、末っ子が二年生になり、小太鼓で参加できるようになってから、私も初めて笛で参加することにして、子供たちと一緒に夏休み中から毎日練習して臨んだ秋祭り。

一生懸命練習する子供たちと、小学生のお手本になるべく厳しく指導される中高生。そして、笛や太鼓の指導者の他、山車を作る人、祭りの運行が事故のないように裏方で走り回る人たち。たくさんの人で支えられてる地元の祭り、地元愛を感じたこの一ヵ月でした。

祭り大好き!

お祭りに欠かせないのは子ども達。

ここの町内も、子供がだんだん減ってきて、子供たちを集めるために、町内からだけでなく参加できるようになって、最近また、お祭りに参加する子供たちが少し増えてきました。

写真は6年前の子ども達。

末っ子はまだ二歳。娘も次男も小太鼓で出ていた頃。

末っ子は、雨の中でもベビーカーで寝ながら参加していました。

あれから6年・・・

娘は笛のリーダー的存在に。次男も大太鼓の頼もしいリーダーに。末っ子も小太鼓デビュー。

6年で、こんなに素敵にたくましく成長してくれて、母はなんだかとっても感慨深い。

お祭りって、一度出ると、気持ちが高ぶり、本当に楽しい!みんなと一緒に引っ張るだけでも楽しかった。沿道で見るだけじゃなく、お祭りの一体感が大好きになってしまいました。

毎年、そうやって参加してきました。

そして、とうとう私も、今年から、吹いたことのない篠笛を毎日のように練習して、何とか吹けるようになりました。まだまだ早いケンカ太鼓にはついていけないところがあるけど、それでも、娘達と笛の衣装に身を包み、こうして一緒に吹けるなんて、夢のよう。気持ちも若い子たちのように、うきうきしました(*^-^*)。

今までは、笛なんて、音も出せないし、ムリムリ!って思っていたけど、去年あたりから、知り合いのお母さんが笛に出ているのを見て、ああ、なんだかうらやましいな~って、思っていました。

今までずっと末っ子と引き子で出ていたけど、今年から末っ子は小太鼓デビュー。旦那は元PTA会長として、先頭で綱を引きます。そう考えたら、あれ?私一人?

もうそばで引っ張ってる末っ子について歩く必要もない。

それって、寂しいじゃん!

そう気が付いてから、決めました。

よし!今年から、笛で出る!

若い子だから、呑み込みも早く、すぐ笛も吹けるようになるんだと思っていたけど、いくつになってからでも、やろうと思えば始められる。篠笛の音もうまく出せなかったのに、毎日、子供たちと一緒に笛の練習してたら、何とかなりました。何とかなるものです。

笛は娘が先輩です。

「お母さん、大丈夫なの?酸欠になるよ」と、笑われたけど、娘が吹いてる後ろで、必死で見様見まねで練習しました。

本番は、笛が手薄な後ろの山車の前を、他のお母さんたちと吹いて歩きました。

沿道で見ていたお友達に声かけられ、かっこよく吹こうと思ったら、全然うまく吹けなくて、大笑いした一場面もありましたが、そこはご愛嬌。

そして、お祭りの中で、大好きな場面はこんな場面。

小太鼓の小学生たちを盛り上げようとしてくれる中学生(*^-^*)♪

こんな雰囲気が大好きだから、また来年も出たくなる。

お祭り好きはこういうところから始まるんですね、きっと。

リーダーとなる中高生たち

小学生は、中高生や大人たちに支えられ、危険がないように見守られつつ、とにかく楽しんでもらえるように、サポートされつつ、太鼓の練習に励み、本番も頑張ります。

そして、去年まで小学生で守られていた子たちが中学に上がると、そこから、子供たちのいいお手本になるように、指導が入ります。そして、練習中も、お祭り本番も、小学生たちの面倒を見るのは中高生です。

お祭りの待機場所まで歩いて移動するときも、列の先頭と後ろ、途中途中に大太鼓や笛やちゃっぱ(手平がね)の中高生がついて歩きます。

他の歩行者や自転車の迷惑にならないように、広がりすぎないように注意しながら、前後が開きすぎて、信号渡れない子がいないようにとか、途中曲がってくる車がいたら、子供たちを止めて動かないように指示したりだとか、とにかく気をつかいながら、子供たちを現地まで歩かせます。

鼻白(はなじろ)塗ったり、女の子に口紅塗ってあげたり、トイレ行きたい子がいたらまとめて連れて行って、最後の子まで面倒見てあげたり、とにかく中高生たちはよく動いてくれました。

中高生たちは、小学生にとってあこがれの存在です。

小太鼓で頑張ってきた子たちは、笛やちゃっぱや大太鼓に憧れます。びしっと決めたその姿は、本当にかっこいい。そして、根っからお祭りを楽しんではじける様子は、小学生たちを盛り上げてくれて、お祭り自体を楽しいものにしてくれます。

そして、小学生たちの面倒を見る姿は、自分たちも、中学生になったらこんな風になりたいと、思わせる姿でした。

ご苦労さん会の最後には、中高生みんな集められ、冗談言いながらも、だれだれの、こんなところがよかったとか、こうしたほうがいいとか、指導者の方が話をした後、また来年もお祭り出るぞ!!って、円陣組んで。

中高生になると、部活があったり、忙しくなって来れなくなっちゃう子もいる中で、こうして集まってくれる子ども達は、本当にお祭りが大好きな子たちです。

また来年も、こうして集まってくれたらいいな~。

うちの次男は、今高3。大太鼓も今年が最後です。

でも、いつか、指導者側になったりするのかな~。どうなるかわからないけど、それもまたちょっと楽しみ。

性格的に決してリーダータイプではない次男が、大太鼓のリーダーとして必要とされてきて、やってきたお祭り。次男の活躍の場所が、こういうところにあったことが、ありがたく、誇らしい。

中の娘も、笛のリーダーとしても、小学生たちの面倒見の良さにかけても、言うことはきっちり言うその潔さはかっこよくって、彼女に憧れる小学生女子の声もありました。

小学生時代に、中高生に守られ、育てられてきて、その子たちが大きくなって、今度は面倒を見る立場になっていく。こうやって、子供たちは育っていくんだな~と、改めて思います。

大人の役割

中高生たちには、小学生たちの面倒を見る、という役割を持たせるお祭りですが、大人はと言うと、全体の危険がないかを見渡しながら、手薄なところをサポートしたり、中高生の指導にあたったり、裏方でたくさんの大人たちも動いています。

お祭りの練習中から、本番まで、祭りに参加するという子供たちを、親御さんからお預かりしての一か月間です。

祭り関係者の方々は、本当に気をつかっていました。

練習場所として借りている小学校の体育館。

最初と最後のあいさつはしっかりと大きな声でするように。

部活や、体育館を使用する、他の地域の方々に、迷惑が掛からないように、走り回らないとか、そういう細かいところから、お祭り本番の移動や、運行中に事故がないようにとか、女の子たちの紙を結い上げたり、お化粧したりする人がいたり、保護者対応とか、出店を見て回るのに子供たちを連れて歩いて、買いたいものをおこずかいで買うのに付き添ったりだとか。

全体を統括する人や、直接子供たちを指導する人は、とにかく、お預かりしている子供たちがお祭りを楽しんでくれて、お祭りが好きになってくれるように、そして、何事もなく、うちに帰れるよう、みんな気をつかっているのがわかります。

裏方としては、子供たちが食べるおでんを作ってくれる人だったり、おにぎりやおやつを用意してくれる人だったり、ご苦労さん会で、ずっと焼き鳥やホタテを焼いてくれたおじいさんだったり、もちろん、山車を作っている人だったり、子供たちを楽しませようと、盛り上げてくれる大人だったり、本当にたくさんの大人たちが裏で動いています。

地域の人だけじゃなく、山車の待機場所でトイレをお借りした家具のナナオさんでは、たくさんの子供たちにトイレを使わせてくれて、さらには雨の三日目に、雨の中待機してるのは寒いだろうと、倉庫前の屋根の下を好意で貸していただいたり。

たくさんの大人たちに支えられて、お祭りは成り立っています。

こんなにたくさんの人たちに支えられているからこそ、楽しいお祭りを、何の心配もなく心から楽しむことができる子ども達です。

お祭り関係者の皆さんには、頭が下がります。

2018年秋祭り夜間運行ダイジェスト

そんな秋祭りの中日の夜間運行ダイジェストで、十和田のお祭りをご覧ください。

 

自然欠乏症候群が子供たちにもたらすもの


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雨上がり。水量調節のために水が止められていた水路にどじょうの姿を発見した子供たち。

昨日の子供たちは、どじょうすくいに夢中でした。

砂の中にもぐって姿をくらますどじょうですが、子供たちにあってはひとたまりもありません。砂ごと網ですくい取り、どじょうを次々バケツに移す子ども達。

もちろん、我が家に遊びに来る子ども達、ゲームも持ってくる子もいます。ゲームに夢中になっている事もしばしばあります。

それでも、ゲームより魅力的なのは、こういった「生き物を捕まえる」という、狩猟本能をくすぐられる遊びです。

ここに集まる子供たちは、こういう環境が身近にあるのでとても恵まれています。

でも、現代、「自然で遊ぶことから遠ざかった」子供たちに、様々な精神不安定や、それに伴う症状がもたらされることを指摘した『自然欠乏症候群』が知られるようになってきました。

高層マンションに住み、土から離れてしまった子供たち。公園で遊ばなくなった子ども達。塾や習い事で忙しくなった子ども達。ゲーム対戦ばかりで、外で遊ばない子供たち。学校は車で送り迎え。放課後は習い事。子どもたちが外遊びできる環境が当たり前になってしまっているところも少なくない現代。

自然から遠ざかった生活で、私達はどんな風に変化してきたのでしょうか?

自然欠乏症候群とは

アメリカやカナダで話題になっているのが「自然欠乏症候群」という言葉です。

リチャード・ルーブが出版した『あなたの子どもには自然が足りない』の中で提唱した「自然欠乏障害」という言葉から派生し、日本で知られるようになったようです。

一昔前は、泥んこになって遊ぶ子ども達や、日が暮れるまで遊び、家に帰ってご飯を食べ、お風呂に入ると猛烈に眠くなり、9時、10時には寝てしまう。それがごく当たり前だった子供の姿であったと思うのですが、現代は、外で遊ぶ子供の姿は少なくなり、学校の行き帰りも送迎され、放課後は学童や習い事や部活に忙しい子供たち。学童も、外で遊ぶ時間は限られ、地域によっては外遊びさせないところもあります。外遊びも、安全面から禁止する親御さんもいたり、そうなると、室内でゲームする子供が増えて当然の環境。

でも、こういった子供たちは、日本に限ったことではないようです。

海外では、子供を狙った犯罪が多いため、子供だけで歩かせないように、どこかに行くときは必ず保護者の送迎が義務付けられている国もあるようです。

のびのびと子どもが外で遊べる環境がどんどん少なくなっている現代で、「自然から遠ざかってしまった」子ども達が抱えている心身の問題が「自然欠乏症候群」なのです。

・集中力がない

・落ち着きがなくじっとしていられない

・忍耐力がなく、かんしゃくを起こしやすい

・他人に対する気遣いができず、友達とうまく遊べない

・平衡感覚が乏しく、よく転ぶ

・視野が狭く、すぐ横で起きていることや、横から追ってくるものに気づかない

スマホやタブレットなどの強い光を放つ平面を凝視して過ごす毎日は、運動機能にも影響を及ぼしています。

確かに、便利な世の中です。スイッチ一つで人の代わりに何でもやってくれて、室内は快適な状態に保たれ、安全で清潔な毎日を送れるようになりました。でも、それと引き換えに失っているものはあまりにも大きいのです。

 

「自然欠乏症群」になった子供たちは、健康診断をしても数値的な問題は見つからないことがあります。しかし、明らかに精神状態や行動に問題を抱えている子供たちが増えているのです。

「心も体も、なんだかすぐれない状態」

「気力、体力が不足している」

「いつも低空飛行」

「ちょっとしたことで落ち込んだり、憂うつになる」

「何をやっても楽しめない」

「ちょっとしたことでイライラしやすい」

「眠れない」

「いつもだるい」

そんな状態の子ども達、周りにいませんか?もちろん、これは、大人にも当てはまります。

自然を感じるには

最近、キャンプが人気だったり、少し前は山ガールや、苔ガールなんて言葉もありましたね。

それも、コンクリートに囲まれ、自然が足りないと感じている人たちが、原点に回帰しようとしているからではないかと思うのです。日頃不足している自然を補おうとするから、週末ガーデニングや、アウトドアの趣味を持とうとするのではないでしょうか?

たぶん、体ではわかっているのです。自分には自然が必要だと。

自然と言うのは、環境的な自然もありますが、規則正しく太陽や月のリズムを取り入れた暮らし方や、健康的な食事、住環境なども含まれます。

「自然が足りない」と感じたとき、まずできるのは、生活リズムを整えることでしょうか。

朝は太陽の光を浴び、窓を開け、風を感じ、鳥の声を聴き、一日をスタートさせること。

ご飯やだしの利いたお味噌汁。旬の野菜や魚などを食卓に取り入れたり、お花を飾ったり、季節を感じることだったり。

最近は、ミョウガやインゲンを収穫したので、食卓には、季節の野菜が並びます。

九月にはお月見もあります。季節を感じる行事を取り入れるのもいいでしょう。今年の中秋の名月は9月24日です。

日中はよく歩き、夜寝る前は、スマホやPC,タブレットから離れ、眠りにつきやすい環境を整えることだったり。

庭やベランダで家庭菜園を楽しむガーデニングで土に触れるのもいいでしょう。

子供が摘んできた野菜でおやつを作ってみるのもいいかもしれません。

昨日は、ニラをどこからか摘んできた子供たち。おやつにニラ入りお好み焼きを作ってあげたら、おいしいおいしいと、ぺろりと平らげました。

野菜を刻むのは子ども達。ソースかけるのも子供たち。一緒に台所にも立ちます。

朝や週末、空いた時間は近くの公園などを散歩しながら、木々が葉を揺らすさわさわとした音に耳を澄ませるゆったりとした時間を持つのもいいかもしれません。

うちに来る子ども達は、みんな木登りが大好き。そんな子供たちを眺めるのが、私は大好き。

もちろん、土日を使って質のいい自然に出向くこともおすすめです。海、山、川、湖・・・日本はとても美しい自然がまだまだたくさん残っています。きれいだな~と、思える環境に出向いてもいいでしょう。

人工的な光からシャットアウトされたキャンプをするのもいいでしょう。満天の星に、焚き火しながら過ごす夜は格別です。

自分の生活の中で、自然を感じられるシーンを少しでも取り入れていった欲しいと思います。大人ですら、自然が足りないと感じるんです。

子供は、五感を使って、様々な情報を取り入れ、脳を発達させる大事な時期です。

夏の暑い日、虫とりに夢中になったり、泥んこで遊んだり、びしょ濡れになって水で遊んだり、時には雨に打たれてみたり、秋の風を感じながらトンボを捕まえたり、ドングリ拾いに夢中になったり、季節を肌で感じながら遊ぶことは、子供時代にはとても大切な事。

何でもいい。季節を感じる、小さなことからでいい。自然を感じられる暮らしを取り戻していってほしいと思います。

そして、ここの子供たちは・・・

どじょうすくいに夢中になった子ども達。すくったドジョウは30匹ほどいたでしょうか。18匹と謎のオタマジャクシは我が家に残され、残りは一緒にどじょうをすくったお友達が持ち帰りました。

何だこれ!!と、見たこともないでかいオタマジャクシにびっくりする子供たちですが、ウシガエルか?ガマガエルか?しばらく飼ってみることにしました。

どじょうすくいの帰り道、子供たちとお話ししながら帰る帰り道。

こんな毎日が、この子達の原風景になっていくのだと思います。

手をすり抜けるどじょうのぬるぬるした感触

水の冷たさ

みんなで囲んで食べた食卓

何でもない話しながら帰る帰り道

自然に回帰するためには、子供時代に自然で遊ぶ必要があります。体に残った、自然の楽しかった記憶や、感覚を、再び取り戻したいと思えるからです。

時には大雨に飛び出し、雨を体全体で感じることもあるでしょう。

おーなり由子さんとはたこうしろうさんの、「どしゃぶり」という絵本。だいすきです。雨の中飛び出す子供たちそのものです。

 

自然の中の静寂を心地よいと感じる経験も必要です。

今の子供たちは、テレビ、スマホ、耳にはイヤホンして音楽を聴き、外部の自然な音がシャットダウンされています。車の音、工事の音、街頭宣伝カーの音、暮らしの中は、人工的な音だらけ。静かすぎるとかえって落ち着かない人もいます。

でも、本来の自然の中の静寂には、木々のこすれ合う音や、鳥や虫の声、風の音、いろんな音があるものです。

自然の音は、人に心の落ち着きと癒しをもたらします。

また、自然の香りもしかり。

人工的な香りに囲まれて、鼻はマヒしてしまいそうです。フローラルの香など、一見いい香りのようですが、人工的な香りのきつさに辟易している人もたくさんいます。柔軟剤や制汗シートなど、きつすぎる人工的な香りによる香害とも言われたりします。

本来は、自然の中にもたくさんの香りがあります。

土の匂い、雨の匂い、、草の匂い、森の匂い、焚き火の匂い・・・そういわれて、どんな香りかわかりますか?

日々、いろんな香りが周りにはあふれていますが、そういった自然の香りを思い出してみてください。

家では、毎年シソジュースや梅ジュースなんかも作るのですが、先日、八戸のなおママさんから教えていただいたハーブ水がなかなか良くって、近頃は、ハーブ水もお気に入りです。

庭でつんだミントやレモンバームを、ただお水を入れたポットに入れて、一晩おくだけ。

ハーブの香りがさわやかなハーブ水は、暑いときにさわやかです。

暮らしの中に、自然な香りも取り入れていきたいですね。

 

 

明日は三沢の中央公園祭りでプレーパークです。

どうぞ、公園に遊びにきがてら、プレーパークでも遊んでいってくださいね。

 

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忙しいさで心を亡くしていませんか?亡くした心を取り戻すには?


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青森では、ほとんどの小学校が夏休みも終わり、子供たちは学校のある日常へと戻っています。夏休みは私も仕事が休みなので、家にいたわけですが、子供たちが夏休みで家にいると、本当に忙しい。

朝も早くから子供たちがやってきて、朝から夕方まで、カエル取りや泥遊びや水かけ戦争。玄関は常に泥だらけで、家の中も、常にじゃりじゃりしています(笑)。時にはどこかへ連れて行ってほしいと言い、お昼の用意やら、おやつの用意やら、様々あって、買い物に行ってる時間もなかったり。

他にも、プレーパークやら、キャンプやら、お祭りやら。

予定のない日は、さて、今日は子ども達、どこに連れて行ってやろうか?今日は、家の周りでのんびり遊ぼうか?朝になってからその日の予定をたてたり。

それでも、そんな忙しさは、私にとっては楽しい忙しさで、大変さはあまり感じませんでしたが、晩御飯を食べさせたあたりには一日のエネルギーを使い果たして電池切れで眠りに落ち、朝になると充電されて再び活動できるという日々でした。楽しい忙しさは、体は疲れるけど、心は満たされていました。

同じ忙しさでも、楽しいことをしている忙しさと、やらなければいけないことをこなさなければならない忙しさとでは、心の疲れ方が違うように思います。

楽しい忙しさは、心は満たされているけれど、やらなければならない忙しさは、体の疲れとともに、心がすり減っていく。

「心を亡くす」忙しさと言うのは、後者の方ではないでしょうか?

忙しいと亡くす心はとは?

忙しいと、まず、気持ちの余裕がなくなりますよね。

何時までに~しなきゃならないから、今ものすごく急いでいるのに、そんなときに限って子供は兄弟げんかを始めてみたり、食事中に水をこぼしたり、イヤイヤしてみたり。

そうすると、ママはイライラしてきます。

気持ちに余裕があるときなら、黙ってみていられるようなこととか、水をこぼしたって、「あ~あ。」で済む話。でも、心に余裕がないときは、つい大きな声で叱ってしまいます。

気持ちに余裕がないときは、人のちょっとした言葉に傷ついたり、人の行動が気になってイライラしたりもします。なにも手伝おうとしない旦那さんにイライラしたり、私一人がこんなに忙しくしてるのに!という、トゲトゲした気持ちになっていくものです。

気持ちの余裕とは、時間の余裕でもありそうです。

ほんの30分でも、自分の時間をゆったりと過ごせたら、そんなにトゲトゲせずに済みそうですが・・・。

そして、もう一つ、忙しいとなくするのが感謝の気持ち。

ちょっとしたことに、「ありがとう」という気持ちが薄れていきます。

忙しいときなんかだと、夫婦、お互い補い合うのが当然でしょ、と、やって当たり前だと思ってしまいます。

そして、「やさしさ」や、「思いやり」の心も薄れていきます。

ごみが落ちていたら、気持ちに余裕があるときなら、拾って歩いたとしても、忙しければ、『今はムリ!きっと誰かが拾ってくれるでしょ』と、落ちてるゴミを見ても素通りしてしまいます。

気持ちの余裕って、とても大切なことではないでしょうか。

でも、そうは言っても、気持ちに余裕なんて持ってる暇もない、と感じている人もいるでしょう。

どうしたら気持ちに余裕が生まれるでしょう?

気持ちに余裕を持たせるために必要な事

夏休み中、キッズキャンプのさなか、お手伝いに来ていたすみれお姉さんがもってきてくれていたハンモックが、たくさんの子供たちが遊んでいて、ビリリと破れてしまいました。

ハンモックが下につかないように、ハンモック自体をピンと張りつめて、設置していました。

たくさんの子供たちが乗っているうちに、ピンと張りつめていたところに、大きい子が体重をかけたらビリビリ!って裂けました。20年も使っていたというハンモック。ごめんね、すみれちゃん。

でも、これって、人の心も同じこと。

ピンと張りつめて、忙しさで突っ走り続けている時、無理に無理を重ねて、重い重圧が来たときに、心が壊れてしまう、もしくは、体が悲鳴を上げることもあるでしょう。そんなこともあるのです。

何にでも、ある程度緩みが必要です。車のブレーキやアクセルにも遊びがあります。遊びがないと、急発進、急ブレーキなど、危険があるからです。

まじめで頑張りすぎてしまう人ほど、この、緩みが少ないように思います。

子育てや育児、これが正しい、こうしなければならないと、思えば思うほど、できない自分を否定したり、つらくなるものです。

何にでも緩むこと、遊びが必要です。

緩むために

緩むために一番必要なのは、呼吸です。

「息する」ことは、「生きる」 こと。

そして、「長息」 は、「長生き」 につながります。

「いのち」 の語源は、「息の内」 または、「息の道」 であるともいわれます。

そして、「息」は、「勢い」 にも通じ、「意気」、「粋」 にも通じます。

深く呼吸をすることで、体は緩んでいきます。

体が緩むと、感情が解放され、許すこともできるようになるといいます。

 

皆さんが深呼吸したくなるのはどんな時ですか?

森の中や、滝のそば。朝日を浴び、新鮮な空気を吸い込むときではないでしょうか?

森林浴で感じる凛とした香り。その正体は「フィトンチッド」と呼ばれる成分です。フィトンチッドには、心と体をほぐしてくれる癒し効果がたくさん。

滝のそばにはマイナスイオンがたくさんあります。

森の中や周辺で耳や目、鼻、手足、味覚等の五感のアンテナを研ぎ澄ませて、木々の息吹や風のざわめきを感じ、深呼吸してください。

自然の中には、ストレスを軽減し、精神を安定させる効果があります。

ただ、そんな森林浴をする余裕がない人でも、朝、窓を開け、朝日を浴び、空を見上げて深呼吸する。ただそれだけでも、だいぶ違うものです。

風を感じ、鳥の声に耳を傾けてください。

街路樹や、ちょっとした公園の木陰でちょっと深呼吸するのもいい。

気持ちの余裕は、自然を感じることで、自然に生まれてくるのではないでしょうか。

実際私も、おばあちゃんが亡くなる前、仕事と子育てしながら、介護もしなければならず、時間に追われ、気持ちの余裕がなくなっていきました。でも、そんな時こそ、自然の中に出て、リフレッシュしました。普段は、隙間時間に庭から摘んだお花を飾る程度でしたが、週末、ほんの数時間、車を走らせ奥入瀬渓流に行きました。

自分を保つのに、自然に触れることは、私にとって、必要なことでした。

私は、恵まれた環境に住んでいます。

庭には木が茂り、子供たちは木登りし、

庭のベリーを摘み、料理にちょっと必要な薬味は庭に出たらすぐ手に入る。

子供たちは水に触れ、泥で遊び、犬と触れ合っています。

私はそんな子供たちを眺めているのが、何よりうれしい。

そして、ちょっと疲れたときには、車を1時間ほど走らせれば、海も山も湖も、渓流も滝もある。

うんと疲れたときには、そうやって自然度の高い自然の中に出たほうが、チャージできるのです。

 

子供の感性を開くためにも大人に心の余裕を

そして、大人が、そうやって、気持ちに余裕を持つことは、子供たちにとってもいいことなのです。はじめにも書きましたが、気持ちに余裕がないときほどイライラして叱ってしまうものです。

そして、気持ちに余裕があると、ちょっとした自然に目を向けることもできるのです。

きれいな虹に感動したり、高い空に浮かぶ雲に秋を感じたり、

夕暮れ時のヒグラシの声にちょっぴり物寂しさを感じたり。

 

そして、そんな感情を、子供と分かち合ってほしいのです。

虹を見てきれいだね~と共に空を眺めたり。

夕焼け空を眺めながら、きれいな夕焼けだね~って、子どもの傍らにたたずんだり、

育てた野菜に花が咲いたら、「見て見て!お花が咲いたよ!」って話したり。

けっこう、そういうことは、子どもの方が感性が開いているので

気づいて大人に教えてくれることが多いのですが、

子供がゲームばっかりで、外でも遊ばない、

なんていう状況があるならば、

あえて、子供に気づかせてあげることも必要です。

共に感動する、感動を分かち合うから共感です。

子供たちの感性を育てていくのは、身近な大人です。

共に分かち合うことができたなら、子供たちはこんな風に表現してくれます。

大人も、気持ちに余裕がないと、そこになかなか共感するのは難しいでしょう。

日々の忙しさに、心を亡くしかけているなら、朝、窓を開け放ち、朝日を浴びて、深呼吸してください。

鳥の声に耳を澄まし、風が頬をなでていくのを感じてください。

 

 

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夏休み、様々な体験で子供時代を楽しもう!

ねぶたも終わると、青森の夏はあっという間に過ぎ去っていきます。

早くも夏休みも残すところと一週間。

前半は水遊びを中心に遊んだ子供たちですが、中盤も、遊びに遊びまくっている子供たちです。

キッズキャンプに、八戸三社大祭にねぶた祭、液体窒素を使った実験教室に、たんぼで山ほどカエル捕まえたり、東京観光、夜は秋祭りの太鼓の練習にと、楽しいことばかりです。

祭りの夏

青森の夏と言えば、青森ねぶた祭に、八戸三社大祭、弘前ねぷたに、五所川原の立佞武多、県内、あちこちお祭りがありましたが、我が家は、予定が詰まっていて、行けたのは、八戸三社大祭と、ねぶた祭。

三社大祭は、午前中お友達連れて三沢の温水プールに行った後、前夜祭に行ってきました。八戸の山車は豪華絢爛です。

ついでに、話題のマチニワにも行ってきました。水遊びできる、不思議で楽しい空間でした!

そして、別な日には、青森ねぶたで跳ねてきました。

ねぶたは、見るだけじゃもったいない!貸衣装もあるので、ねぶたに来ることがあれば、ぜひ跳ねてほしい。この日は跳ねてるうちに雨が降り出し、びしょ濡れになりましたが、そんな状況で跳ねるのも、ますますテンションが上がって、楽しいものです。一度跳ねたら病みつきになり、毎年、この時期になると血がじゃわめぐ(血が騒ぐ)のです。

そして、今日は十和田の花火大会です。火の粉が降ってくるような距離での花火は見ものです。

出店がたくさん出ている中で、長男の小学生時代からの友人がテキヤでバイトをしていました。忙しそうでしたが、笑って話ししながら、ポテトを入れてくれました。

そして、これから十和田は九月に入ると秋祭りです。夏休み中に始まった太鼓や笛の練習に、子供たちは毎日がんばっています。

それならばと、笛初心者の私も、今年は笛で出ることに決めて、子供たちと一緒に、一生懸命吹いて練習中です。笛は、娘が先生です。

「お母さん、大丈夫なの?酸欠になるよ(笑)」って呆れられながらも、悪戦苦闘しています。

末っ子も、今年から小太鼓で出るため、張り切っています。

秋祭りが楽しみです。

キッズキャンプ

八月前半、福島の子供たちに、十和田の自然の中でたっぷり遊んでもらおうと、『みんな地球の子どもじゃん』の企画によるキッズキャンプがありました。震災後はじめてから今年で五年目。

小学生だった子が、中学生になり、子供たちも、大きくなってきました。

私達も、子どもの遊びを見守るお手伝いをするために、キャンプに参加してきました。

一日中、湖に浸かり、遊びまくった子ども達。

なかなか水から上がらない子供たちの見守りで、3~4時間、水に浸かりっぱなしの大人ですが、子供たちが本当に楽しそうで、こんなに何の心配もなく思いっきり遊べることが、当たり前じゃないというのは、とても切ないことです。

今回も大活躍のすみれお姉さんは絵も上手だけど、アウトドアが何より得意。今回は五寸釘の釘ナイフづくりをやってくれました。

「鉄は熱いうちに打て」の言葉通り、鉄は真っ赤になった熱いうちに打たないとなかなか平たくなりません。とにかく熱して、カンカン打つ!

砥石で研いだ釘ナイフは、なかなかのものです。

すみれお姉さん、アウトドアでのクレープ屋さんでもあります。クレープ屋さんは大人気。

他にも、たくさんのスタッフが、おいしいご飯を用意してくれて、食材を提供してくれた人がいて、お母さんたちの癒しのためのワークショップしてくれた人がいて、たくさんの人たちが、ただただ、子供たちの幸せな今を体験してもらうことだけを考えて関わってくれたキッズキャンプは、今年も無事終わりました。

やっぱりプレーパーク!

夏休み中も、水曜の学校プレーパークは、晴れている時はやっています。

その他、先日は三戸川まつりでこももと共催で出張プレーパークでした。

今回は雨のため、初のトレーラープレーパーク。

けん玉やコマ回し、できない子に、息子がやさしくレクチャーしています。

トレーラーの中、所狭しと物づくりする子ども達。

色塗りに目覚めた子ども達は、自由に塗りたくります。

プレーパーク、やっちゃダメなことなどほとんどありません。え~!!そうやるの~?って思うようなことも、ぐっと言葉を飲み込んで、子供たちのやりたいようにやらせると、いろんな芸術家たちが現れ始めるんですね。

夏休み後半、プレーパークも続きます。

たくさん遊ばせたい!そんなときは、プレーパークへgo!

☆16日は10:00~15:00まで、七戸中央公民館でプレーパークです。室内なので、雨天でも遊べます。(七戸起業ガールズマーケットにて)

☆18日は10:00~15:00
駒っ子ランドプレーパーク 天気がよければ外で、雨天時は交流館にて。

☆19日は10:00~15:00まで椿山クラフトキャンプに、阿保プレ&はぴちるのプレーパークです。
(18日も,こもも&阿保プレのプレーパーク11:00~16:00)

 

弾丸東京ツアー

お盆は、末っ子の誕生日。去年は、末っ子、恐竜が見たいというので、旦那のお盆休みに合わせて、日帰り車中泊の東京ツアーに行きました。

今年はどうしようかと考えたとき、娘が中学に入ってから、ずっと、部活もあったし、私達は私達で、プレーパークやら、講座やら、いろんな予定が週末にあって、なかなか娘の行きたいところに連れて行ってやれなかったりしていました。三年生になって中学の部活を引退したのをきっかけに、今年のお盆は、娘の希望するところにい連れて行ってやりたいと思い、娘に聞いてみたところ、やっぱり東京行きたい!ってことで、今年も弾丸東京ツアー、行ってきました。もちろんやっぱり車中泊です。

娘は新大久保と原宿が見たいらしい。じゃあ、末っ子はどうしようか?

末っ子に、行きたいところはないか、何が見たいか、聞いてみたところ、「昆虫がいるところ」という返事。

国立科学博物館の昆虫展はどうかな?って思ったけれど、一足先に行ってきた人の話を聞くと、ほとんど標本で、生きてるのはほとんどいないということで、それじゃあやっぱりつまらないよな・・・。やっぱり、生きてる昆虫に会いに行こう!ということで決めた行先は、豊島園の昆虫館。

生きたヘラクレスや、カブトムシや、クワガタが触れる、穴場スポットでした。やっぱり、生きた本物に出会うと、子どもの目の輝きが違います。

昆虫メインではあったけれど、豊島園と言えば、プールや遊園地も有名です。今回はプールはあきらめて、遊園地と昆虫に焦点を合わせ、ジェットコースター、たくさん乗りました。

「楽しかった!また行きたい!」という息子の声に、連れて行ってよかったな、と思いました。

一方、行きは一緒に行った次男は、今回の旅行の目的は富士山登山!

ということで、途中で別れて、次男は一人富士山へ。

天気も心配したけれど、ご来光もしっかり拝めたようで、無事、富士山登頂を果たした様子です。

それぞれの夏休みを、満喫しています。

実験教室!

そして、この夏もう一つ。やってみたかったのがこれ。実験教室。

今回は、息子に企画してもらい、液体窒素の実験!

花を凍らせたら、ほんとにパリパリになるのかなあ?

凍ったバナナでくぎが打てる?

打てる!

風船を液体窒素に入れたら、なんだか楽しいことになったぞ!

液体窒素でアイスを作ろう!!

あっという間にシャーベット💛

 

そして、発電実験では、55円発電と、フルーツ電池。温度差発電や、活性炭での発電を実際やってみた後、導電性の塗料を使ってお絵かきしたもので、電気がつくのか実験です。

自分でいろいろ試してみるのがおもしろい。

一つだと、こんなに明るいけれど、たくさんつなぐと、LEDはつくけど、光は弱い。抵抗が大きくなるからのようです。

単三の電池でははじめうまく電気がつかなかったけど、9v電池なら、LEDがついたり、電気が通るはずだけど、電気がつかなのはなぜかとか、失敗の中に、どうすれば成功するかのヒントがあります。

実験は失敗がつきものです。99回失敗しても、たった一回成功すれば、それでいいのです。実験とは、そういうものです。

第二部の、つかめる水は、分量を間違え、だめになってしまい、代わりに磁石にくっつくスライムづくり。

スライム遊びに夢中になる子ども達。

実験は、ほんと、楽しい。

どこに行かなくても、友達と過ごす

と、まあ、ここまでは、いろんなところに連れて行ったり、体験がたくさんの夏休みですが、たとえどこに行かなくとも、友達さえいたら、それだけで楽しい夏休みです。

寒い日なのに、朝から水鉄砲戦争してみたり

たんぼにカエルやドジョウ探しに行ったり

濡れて寒くなったから、火を焚いて、マシュマロ焼いて食べたり、火遊びしたり。

お腹すいたら、じゃがいもダッチオーブンで焼いて、ピザも作って食べて。

最後は泥あそび。

3回着替えた子もいて、それでもまだまだ遊びたい。

遊びは変化しながら、いつまでも続きます。

それも、一つの体験です。

 

ザ・夏休み!~子供たちの夏

夏休みに突入して一週間。

子供たちは誰かしら、毎日やって来ます。

たった一週間だけど、濃い一週間。

川に、湖に、海にプール。

背中がヒリヒリするほど遊び尽くしてる子供たちです。

そんな、ザ・夏休みの子供たちの様子をレポートします。

夏とえば水遊び!

夏と言えば、海! 友達つれて行って来ました。

十和田からは、車で40分ほどの三沢ビードルビーチ。

海だ~❗って、走っていく子供たち。

波に揺られ、とにかく楽しそう♪

波と戦う男❗

でも、三沢の海は、だいたいいつも寒くなる。長い間は入っていられない。ぶるぶるしてきたら、砂遊びです♪

私も、子供たちに負けじと、砂遊び♪

砂かけて~❗っていうから、こんなことして遊んでみたり(*´∇`*)。

人魚のつもり(笑)

波打ち際に穴掘って、波から穴を守るんだ❗とか、無意味に思えることでも、とにかく楽しい❗

砂だらけの体を洗うために再び冷たい海に入ってきたり、貝拾いに夢中になったり。とにかく海は楽しい♪

さて、お次の水遊びは、水かけ戦争です♪

暑い夏になると、必ず繰り広げられる、水の掛け合い。

ムックは水が嫌いなので、とっても迷惑そう…(笑)。かわいそうなので、安全地帯に避難してやりました。

そしてまたあるときは、泥遊び。庭に掘った穴に水をためての泥遊び。

泥風呂に入った泥だるま。

泥団子を投げてぶつけたり、カッチカチの泥団子作ったり。

 

そしてまたある時は田んぼでカエルとり。

面白いようにカエルがとれます。

この日とったカエルは、143匹❗

数えたい❗っていうから、数えるために連れ帰り、もちろん、最後は離しましたよ(*´∇`*)。

 

別な日には、昆虫探しに行きたいというので、川遊びと昆虫探し。

木登りしたり

昆虫探し。この日は、コクワガタのメスを一匹見つけただけでしたが、子どもたちは満足したようです。

そしてまたある時は、湖でしじみ採り。

遊びながらも、晩御飯の味噌汁には十分な量をゲット♪

そして、水遊びっていうわけではないけれど、海と言うことで、お父さんが休みの日には、釣りも。

釣った魚は、サヨリ、小サバ、イワシ。

うちに帰ったら父子料理です♪魚も子供がさばきます。

唐揚げにしたのはお父さん♪みんなの晩御飯になりました。

美味しかったよ♪ありがとう💕

夏を描こう!

絵を描くのが好きな高校生の子達による企画、「夏を描こう!」です。

はぴちるは、高校生の子たちに場を提供し、集客、当日の子どもたちのサポートに徹しました。

午前中は、夏休みの宿題の絵を描くのを、高校生の子達がサポート。

午後は、大きなクジラの絵に、みんなでさらに絵を重ねていきました。

下絵は、前日に、高校生の子達が書き上げ、当日は、クレヨンで子供たちが絵を描いていきました。美術を学んでいる子たちや、絵の好きな子たちの描いたクジラの下絵は、それだけで圧巻です!

上にはお花、下には海の街を描きます。

仕上げはクジラに手でペタペタ。

こんなアクロバティックなお絵描きも、こんな大きな紙だから♪

この日も暑い日だったので、お楽しみにはかき氷♪

自分達で氷を削って、好きなシロップかけて、食べ放題のかき氷♪

休憩時間には、ちょっぴり外に出て、木登りしたり、サッカーしたり、大縄跳びしたり、子供たちはいつでも元気です(*´∇`*)。

最後にできた大きなクジラの絵❗

高校生達の素敵な企画、子供たちにとっても、高校生にとっても、いい夏の想い出になったのではないでしょうか。

夏休みもプレーパーク

学校プレーパークは、夏休み中は、午後13:00~17:45まで、普段より時間延長してやっています。木工したり、ハンモックやったり、水鉄砲戦争したり、プール帰りの子供たちが遊んでいきます。中には、プレーパークめがけて来てくれる子もいるのはうれしいことです。

そして、月に一度の駒っこランドのプレーパーク。天気のいいときは、外でのプレーパークです。

ハンモックに

シャボン玉

お絵描き

水遊び

虫とりに、オタマジャクシすくい。

もちろん、木工も。

こんな風に、とにかく遊び尽くす子供たちの夏休みは、まだまだ続きます‼

 

今後のプレーパーク&夏の企画

★毎週水曜 15:30~17:30 十和田市ちとせ小学校校庭にて放課後プレーパーク(雨天中止)

夏休み中は13:00~17:45 プール横にて

※8/8(水)は学校プレーパークはお休みします→若葉公園プレーパークです

★8/5㈯ 10:00~16:00三戸川まつり(熊原川特設会場)にて出張プレーパーク

★8/16(土)しちのへ起業ガールズマーケット@七戸中央公民館にて出張プレーパーク

https://www.facebook.com/events/574004312967359/

★8/18㈯ 10:00~15:00 十和田市駒っこランドプレーパーク

★8/19(日)11:00~15:00 椿山クラフトキャンプ(夏泊半島 椿山)にてプレーパーク

(クラフトキャンプは18,19の二日間で、両日プレーパークがあります。はぴちるは19日のみお手伝いします)

 

また、夏のはぴちる企画として実験教室があります。

★【小学生 夏休み実験教室】
8/10(金)
①午前の部 10:00~12:00
②午後の部 13:00~15:00

場所:東コミュニティセンター 実習室にて

参加費:各回500円
定員:各回15名

※1,2年生は保護者同伴

内容:
①液体窒素実験&発電実験
②触れる水をいろんな飲み物で作ってみよう&発電実験

こちらの実験は、我が家のギター職人の長男が行います。

申し込み、問い合わせは、ブログページ上部の、はぴちるのお問い合わせフォームからでも結構です。氏名、学年、①か、②のどちらに参加するか(または両方)を明記の上、お申し込みください。まだ若干空きがあります。

 

長男が、どんな仕事をしているか、先日デイリー東北に、取り上げていただきました。

ネットから読める記事はこちら↓

http://news.line.me/issue/oa-daily-tohoku/994db15c210d?utm_source=Facebook&utm_medium=share&utm_campaign=none&share_id=jji31670417514

 

長い夏休み。今日から八戸三社大祭も始まり、ねぶた、ねぷた、立佞武多、各地でお祭りもあります。

子ども達には、まだまだ楽しいことがたくさん待っていますね♪

今年の夏は暑いので、熱中症に気を付けながら、たっぷり遊ばせてやりたいものです。

 

 

 

蛍キャンプ2018~ホタルと遊び編


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キャンプから一週間経ち、子どもたちは夏休みに突入してしまいました。

長い長い夏休みのスタートです。

修了式直後から、夏休みだ~~!!ってやってきた子供たちは、さっそく水かけ戦争をしています。

夏休みの子どもたちも楽しいのですが、その前に、ホタルキャンプでの川遊び以外の子どもたちの様子を、忘れないうちにアップしておきたいと思います。

 

自分たちの力で

キャンプ場に到着後、まず最初にやったのは、テントを建てること。

自分たちが寝るテントを、自分たちで協力して建てます。

テントを建てたら、自分の荷物はテントの中へ。

昼食を食べながら、ホオの葉っぱの風車のつくり方を教えてくれるすみれお姉さん。

うまくできると、こんな風にクルクルよく回ります。

川遊びから戻ってからは、着替えてスイカ割りしてからの自由遊びの時間。ハンモックや綱渡り、野球や虫捕り。思い思いに遊びます。

こぞって木登りに挑戦!

遊んでる子どもたちに声をかけて、晩御飯の準備手伝ってくれる人~?って聞くと、みんな元気に手をあげてくれます。

何人か、手分けしてやってもらいます。

ゴボウのささがき頑張るのは五年生のお姉さん。

玉ねぎ刻んだり、じゃがいもの皮むく男子たち。

米とぎ担当。

盛りつけも、それぞれ。

ダッチオーブン料理は大人担当。

自分たちでできることは自分たちの力でね。

スイカ割りの思い出

スイカ割り、実は子供たち、結構楽しみにしています。普段はもったいないし、なかなかやることのないのがスイカ割り。

みんなが、こっちこっち!!もっと右!もう一歩前!!なんていうので、みんなの言葉を信じて進んでいくわけです。

友達を信じてなきゃ割れませんよね(*^-^*)。

割ったスイカに群がる子ども達。

細かく砕けたものまで、食べますよ♪

そしてお次は焚き火でマシュマロ焼き♪自分でマシュマロ刺す棒を調達しに行きます。

二個焼けるような、枝を見つけてきた欲張りは息子(*^-^*)。さすが、いい焼き加減です。

焚き火と花火と、それからホタル

そして、ご飯の後は蛍が出る時間までもう少し時間があるから、たき火を囲みつつ、花火タイム。

だんだん暗くなってきました。

暗くなってきたところで、ホタル探しの暗闇探検!

昼間見た、橋の上から見下ろすと、ホタルがいたいた!ふわ~ん、ふわ~んって飛んでます。ゲンジボタルです。そっと捕まえてみると、手のひらで光ります。

川面から、林の方に目を向けると、林の中にもホタルがいます。

ピカッピカッ!とフラッシュのように光るのはヒメボタル。林の中はクリスマスツリーのようです。今回は、ヒメボタルの時期にばっちり当たって、最高の年でした。一週間ずれると、これほど光はたくさんではないでしょう。

大きい方がゲンジボタルで、小さい方はヒメボタル。

ゲンジボタルはきれいな川に住むホタルで、ヒメボタルは一生林の中で暮らすホタル。こんなに小さいのに、光はとても強いのにみんなびっくりします。

ひっくり返してみると、おしりがちゃんと光ってます。ゲンジボタルは発光器が二本光っているので、オスです。ヒメボタルは発光器が一本だったのでメスです。

ホタルは成虫になったらエサは食べず、水滴をなめるのみ。成虫になってからは一週間から10日の命。その短い期間に光で交信し、結婚相手を探し、種を残すわけです。だから、ホタル探しの時は、懐中電灯を使わず、ホタルの光による交信を邪魔しないように、暗闇で目を凝らしつつ、ホタルの光をうっとり眺めるのがいいのです。

そんなお話ししながら、一回り。

キャンプ場に戻ると、焚き火が赤々と燃えていて、ちょっとホッとする子ども達。

帰ってくると、酒田父さんが仕込んでくれてたジャガイモと玉ねぎのダッチオーブン料理ができています。たき火を囲んで夜食にありつける贅沢な時間。

子どもたちは、食べ終わるとテントの中でお化け屋敷か?何やら楽し気に騒いでいます。そのうち、静かになったな~と思っていたら、一人、眠れないと抜け出してきた子と、まだ眠らずに焚き火の周りにいた子が数人。

誰かが炊事場に行ったら、クワガタを見つけてきました。

それからが今度は昆虫探しの時間に。

本気で探すのは大人や大きい人たち。

でも、クワガタ見つけるのは決まって子ども達。

電気の下にはいろんな生き物が集まってきます。オオミズアオは、ガなんだけど、青くてきれいな色をしています。

結局この夜、五匹のミヤマクワガタのオスとメスを捕まえました。大物もゲット!

水も大切な資源

夕べは興奮しすぎてよく眠れなかったのか、朝方寒かったからか、四時前から起きてきた子供たちです。

朝ご飯は、昨日の残りのカレーに、うどんとめんつゆを入れてカレーうどんに。

カレーの翌朝は、お鍋もきれいにできて一石二鳥のメニューなんです。

ご飯の後は食器を片付けますが、ここでワンポイント。

食べた食器は、一旦トイレットペーパーできれいに拭き取ります。そうすることで、洗う時に水を汚さずにすむからです。

これは、山でのキャンプで身についた私たちの片付け方。自分たちがいることで、自然にできるだけインパクトを与えないように。きれいな環境はきれいなまま残すこと。

山に入ると、水は貴重品です。飲み水は最低限確保し、調理用に水はとっておき、洗うためには最低限度の水しか使いません。

脂っぽいものは、お湯を沸かして、ちょっぴりお湯をかけると油汚れもきれいになります。

ただ、このキャンプ場、飲用不可だけど、手洗いや食器洗い用には水は出ます。

夜中、気づいたらトイレの水が流しっぱなしになってたり、スイカを冷やすのだったり、洗い水だったり、水鉄砲遊びだったり、日中結構水をいっぱい使いました。

翌朝になって、急に水が出なくなってしまいました。どうやら、タンクの水を使い果たしてしまったようです。また、タンクに水がたまるまで、水は使えません。

飲み水は自分たちで持ってきてあるので大丈夫でしたが、トイレの水も出なくなり、水が出ないと思うと、急に不便な感じがしてきます。

そこで、あるお母さんの提案で、子ども達、バケツを持って川に水を汲みに行くことに。トイレにもペットボトルで汲んだ水を置きました。

途上国では水を汲みに行くのが子どもの仕事だったりする国もあるので、これも、いい経験かと思いました。

水は貴重品です。

蛇口をひねって出るのが当たり前ではないのです。

遊び疲れて寝落ちするほどに

二日目もたっぷり川遊びをし、前日も遅くまで昆虫探ししていた男の子。朝は朝で四時起きですから、お昼ご飯食べ終わるころには、限界がやってきました。

半分食べながら寝落ちして、そのまま、ずっと眠りっぱなし。

おうちの方が迎えに来て起こしても、全然起きないくらい爆睡していました。

遊び疲れて寝落ちするほど、遊びきったホタルキャンプ。

こども時代に、こんな経験たっぷりできる子どもたちは幸せです。

子どもたちの声

後日、キャンプに参加してくれた子から、とってもうれしい手紙が届きました。

イキイキとした素敵な絵です。

楽しさが伝わってきます。

また来たい!本当に楽しかった!来てよかった!

そんな子供たちの声が、私たちにとって何よりの励ましであり、喜びです。

 

自分たちではなかなかこんな経験させてあげられない。

そんな時は、ぜひ、私達のキャンプに子どもたちを連れてきてくださいね。

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蛍キャンプ2018~川遊び編


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今年も、川遊びと蛍キャンプ、心配していた雨にも降られることなく、子供10人、大人6人でのデイキャンプ&キャンプを開催することができました。

ぼんやりと暑く、蛍日和、川遊び日和の二日間でした。

様々な生き物に触れ、流れる川を歩き、時に深みで泳ぎ、遊びつくした二日間。

2018年の蛍キャンプの川遊びの様子を紹介します。

生き物がたくさんいる多様な川での川遊び

ホタルキャンプに選んだこの場所は、ホタルも見られる清流です。

川に下りて、足を川に踏み入れた瞬間、「冷たい!!」

足がビリビリするぐらいの冷たさです。

早速みんなで川の上流めがけて歩きながら、ホタルの幼虫のえさになるカワニナ探しです。

コケもついている川底の石は、つるつる滑るので、慎重に慎重に歩きます。

歩いていると、すみれお姉さんが何かを発見した様子です。

みんなでそろりそろりとすみれお姉さんのそばに行ってみると、桑の実がありました!

みんなで桑の実食べに夢中です。

いっぱい採ったど~!

黒いのが甘くておいしいよ。でも、赤いのもすっぱくておいしい!

おっとっとしながら、再び上流めがけて川を遡行します。

この先は、川の中は流れが速いから、よし、こっちから行ってみよう!

とうとう、ダムの直下に到着です!

足元はかなり苔でつるつるしてるポイントを、恐る恐る進みながら、カワニナ探したりしていたら、一人、何か見つけたようです。

死んでるけど、クワガタ発見!!

滝のような水の流れでしばし遊んでいきます。

苔をボールにして流れに向かって投げる子も。

もう、なんでも遊びです。コケボールが流れてくると、下でデロ~ンってとろけるのが楽しくて仕方ないようです。

 

上流探検の後は、再び橋の下まで戻って、ダムづくり。

実は去年作ったダムがまだ少し残っていたので、そこにみんなで再び石を積んでいます。

大きい石を積む子、小さい石を積む子。

かなりいい感じのダムになってきました。

石をめくると、生き物を見つける子ども達。

トビケラがたくさんいました。

カワニナも。

ダムづくりもひと段落したところで、ちょっぴり下流の深みに、魚を探しに探検に行きます。

魚、いるかな~?

去年はこの深みにたくさん魚がいたのですが、今年は魚の姿を見つけることができませんでした。水温も低く、魚もあまり活発ではないのかな・・・?

もう、胸までつかると冷たいのなんの。

だんだん寒くなってきたので、冷えてきた子から川を後にします。

上から見るダムの立派な事!

この日は、川から上がった後は、スイカ割りや、ハンモック、綱渡りや木登りしたり、ホオの葉の風車作ったり、ボールで遊んだり、冷えた体を遊んで温め、晩御飯作って、みんなで食べて、花火してホタル探しと暗闇探検。そして翌日は朝から川遊びです。

二日目の川遊びで自信をつけていく子供たち

二日目は、興奮しすぎたのか、朝方の寒さからか、早起きしすぎた子ども達。早くからご飯を食べて、九時前にさっそく川へ。

昨日川遊びできなかった子もいたので、まずはダムづくりからスタート。お次は昨日の深みへ。やっぱり水は冷たいけれど、昨日より気温が高いので、大丈夫。

さあ、今日はもうちょっと奥へ探検しよう!

下り始めてすぐに、天然のウォータースライダー。ちょっぴりお尻が痛いけど、川の流れで滑っていけます。

もう少し先にも、小さなウォータースライダー。水の流れも速いので、子どもたちもおっかなびっくり。

川の下にはちゃんと高校生のお姉ちゃんが危なくないように待ち構えていてくれます。

キラキラと光る水面でと流れで、川底の様子がわかりにくいので、先頭をすみれお姉さんが歩き、途中、大人たちが子どもたちをガイドしながら、浅いところ、流れ比較的早くないところ、歩きやすそうなルートを見つけてサポートしています。

一人で歩くのに不安がある子には、同じく高校生の渓太お兄さんがサポートします。

そうやって、ちょっぴりドキドキするルートを通りながら、川を下って歩くこと一時間ほど。下の橋まで来たところで、寒くなった子もいるので、一旦川から上がることにします。

橋の上から、ガサガサと音がして、現れたのはクマ・・・ではなく、スイカを持ってきた酒田父さん。ちょっぴり冒険した後は、スイカで腹ごしらえして、体を温め、次なる冒険に備えます。

スイカ切るのも、子ども達がチャレンジ。

みんなで並んで食べるスイカは美味しいね!

休憩の後、後から合流した家族と一緒に、再び川探検。さっき川から上がった橋のところからスタートです。さらに下流へ向かいます。

深いところ、流れの早いところに注意しながら進んでいきます。

ここは、川の端だけ浅くて、川の中心は深いところが続くポイント。すみれお姉さんが慎重にコース取りしながら進んでいきます。

ちょっと足を中心に入れると、腰までつかる深さ。

でも、深みと言っても、立てるくらいの深さ。たまらず高校生二人、泳ぎだします。

水が冷たいし、深くて怖いから躊躇する子ども達。

大人も入って見せて、「さあ、泳いでみたい子いない?」

高校生と、大人とサポートしながら、一人づつ、みんなちょっぴりひと泳ぎ。

これで全身濡れたら、もう、転ぶのも濡れるのも怖くない。

そうやって歩いてたどり着いた小さな滝。今日の目的地はここまで。

記念撮影の後、もう少しこの辺を探検してみることに。

たまりに、魚を見つけたり、カエルを見つけたりしていると、なんと、酒田父さん、カニを発見!!大物に色めき立つ子ども達。仙人のように岩の上に座っているのが酒田父さん。

生き物がもっといないかと、目を皿のようにして水の中を探します。

どうやらモクズガニ。手に毛があって、なかなか立派です。食べるとおいしいらしいのですが、子どもたちが触っている間に逃がしてしまいました。

タイリククロスジヘビトンボの幼虫と、カエル。

ヘビトンボは肉食でかじるから葉っぱにのせて観察。

岩の上から見ていたら、魚影を発見!魚を捕ろうと網を構えるも、すばしっこい川魚を捕まえるのは至難の業。

すると、子どもたちが浅いところで、魚の稚魚を発見。

こっちは網で結構たくさんすくえました。

大きい魚が捕まえられなくて、後ろ髪ひかれる思いですが、稚魚は放して、「来年大きくなれよ」と、川を後にすることに。

この川の中で出会った生き物はたくさんいました。多様な生き物が見られる、非常に豊かな川です。豊かな川が育むたくさんの命に触れた子ども達です。この多様性は、きれいな水だからこそ。足がビリビリするぐらいの冷たさの水を体でしっかり感じた子どもたちです。

川からちょっぴりヤブをこいで、林道まで。

自分の足で川を歩ききり、達成感と共に自信をつけた子どもたちは、足取りも軽い。

最初は川を歩くのがおっかなびっくりだった子も、最後はやりきり、自信に満ちた顔をしています。

今回は、川遊びについて。

次回は、川遊び以外のキャンプでの子供たちの様子を報告したいと思います。

 

活動に協力のお願い

今回のキャンプでも、いろんな方に協力いただきました。

キャンプのお手伝いをしてくれた高校生二人。

すみれお姉さんと、けいたお兄さん。

そして、アウトドアの達人酒田父さん。

子どもたちにアイスの差し入れをくださった高橋博志さん。

楽しいキャンプのためにと資金面で協力いただいた平出桃子さん。

そして、キャンプの中では、参加者でありながら、皆さん、他の子も、我が子のように見守り、遊んでくれました。お陰さまで、大きな事故やけがもなく終えることができました。

子どもたちは、自然の中で本当によく遊び、よく食べました。「来てよかった~~!!」「楽しかった~~!!」という子供たちの声と、ちょっぴり成長して自信をつけた顔が、何よりの報酬です。

そして、その他、今回のキャンプに限らず、活動に賛同してくれて、寄付をくださった石井朋美さん、木村桃子さん、菊池裕子さん、本当にありがとうございます!!

引き続き、いろんな形で応援して下さる方を募集しています。

実際に子どもたちを相手に楽しみたい方。

実働はできないけど、資金面で協力して下さる方。

参加者として参加して下さる方。

このような活動をシェアして下さる方。

いろんな形での応援の仕方があります。

どうぞ、今後とも、応援よろしくお願いいたします。

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子どもたちが未来のために賢い選択をしていけるように


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先日、森林環境教育プログラムLEAFのローカルインストラクター研修を受けてきました。

子どもたちは、森での遊びを通して、森にはいろんな植物があったり、いろんな生き物がいたり、そんな多様性に気づいていきます。でも一方で、そんな自然を利用しながら生活している私たちの暮らしがあるということも意識してみることができたら、日々の暮らしの中で、ごみにならないような、自然に帰る素材を選ぶとか、今までとはちょっと違った視点で買い物ができるようになってくれたら、それが、持続可能な暮らしをする、ということにつながっていくのだと思います。

LEAFとは、私達が持続可能な生活を送る上で、森林が重要な役割を持っているということを子どもたちに知ってもらい、学んでもらうことをビジョンに掲げています。

森に親しみ、森での遊びを通して、体感することで森の役割に気づいたり、人と森の関りによってを知り、環境問題に対して、自分なりの賢い選択ができるように、そして、未来に対して責任を持てる、そんな子供たちを育てていこうと考えられたプログラムです。

子どもたちが、この先の未来、賢い選択ができるようになるって、どういうことなのか、今日はそんなお話をしたいと思います。

子どもは未来の消費者

子どもたちの親は現在の消費者でもあります。日々、生活のために買い物をしています。食べるため。暮らすため。楽しむため。いろんな目的で買い物をします。

また、現在の子どもたちは将来の消費者になります。大きくなったら、自分で買い物をするようになっていきます。でも、今の子供たちが消費者になる、というのは、とても長期的な視点です。

でも、全ての子どもが未来の消費者になる、という視点は、私達がよりよい未来を生きていくためには、意識しておかなければならない視点だと思います。

6月に、私達は夏泊半島に子どもたちを連れて遊びに行ってきました。

その時の海の透明度と、大島からの眺めの美しさに、子どもたちと感動しました。映画のワンシーンに出てくるような絶景でした。

ところが残念なことに、海はものすごくきれいなのに、海岸はゴミだらけなのです。様々な漂着物が浜に打ち寄せられていました。

ここ、夏泊半島は、とても森が豊かです。天然の椿が自生する北限地でもあります。

森が豊かなところは、海の水がとてもきれいです。

エメラルドグリーンのこの海の水は、間違いなく森が育んだきれいな水です。

水がきれいだと、やはり、生き物も多様です。

けれど、このゴミ・・・

賢い選択をするということは、例えばごみの少ない包装の物を買う、ということや、

たとえゴミになったとしても自然にかえるものを買う、とか、

洗剤など、環境にインパクトの少ない物を買うなんていう選択ができることです。

土に還らないプラスチックの物より、木でできたものを買う、という選択だったり、

同じ木でも、輸入してきた、海外の熱帯雨林を伐採してできたものではなく、日本の間伐材を使ったものを買う、とか、

日本の伝統工芸品を買う、ということだったり、

より、地域資源を生かしつつ、それが森を守るために役立っているようなものを買う、というような選択ができることです。

原発の電気は、もちろん環境の側面からすると非常に危うい。だから自然エネルギーがいいのだと、今ある森を切り開き、大規模な太陽光パネルを建てるというやり方も、やはりこれは環境という側面から見ると違うのではないかと思っています。

今ある森は、私達の代でなくしていいものではありません。森を切り開きすぎたせいで、大規模な土砂崩れや、洪水などと言った自然災害に見舞われてしまうこともあります。

森が私たちの暮らしを守ってくれているということに、災害にあって、はじめて気づいたとしても、再び保水力のある森に戻るまでには、何十年もかかることです。

失ってからの再生は、とてもとても時間のかかることです。だからこそ、賢い選択ができる子どもたちを増やしていかなければなりません。

また、現在の子どもたちは将来の意思決定者になり、市長や県知事や、議員となって地元の声を育てる人になるかもしれません。

また、子どもたちの中には、森林で働く林業者になる子もいるかもしれません。

森林所有者でなくとも、たとえば建築家や設計士などになる子どももいるでしょう。

子どもたちが将来建築家や設計士として、仕事をするときに、国産材の家ということで設計する、国産材を建築用材に選ぶということで関わってきます。

子どものころから木材について知ることで、大人になった時に正しい、賢い選択をすることになるでしょう。

また、子どもたちの中には先生となって、子どもたちに影響を与える人になる子もいるでしょう。

社会の中の多くの人が自分の行動をより持続可能な方向に変えることができます。

いろんな意味で、子どもたちは私たちの未来を決定していく、大事な人材なのです。

だからこそ、子どもたちに環境教育を、体験してもらう必要があるのだと思っています。

 

自然を体感して気づく

そんなわけで、昨日はそのためのローカルインストラクターになるための研修でしたが、実際に『おいらせもりのようちえん』に来てくれている親子の方々がたくさん参加してくれての実践でした。

どんなプログラムをしたかと言うと、

森の仕事を森にあるものでやってみる体験プログラム

様々な葉っぱや木があることを知り、名前を付けたり、何歳ぐらいかな?と考えてみるプログラム、

森にあるもので動物を作ってみる造形プログラム、

森にあるもので家を作るプログラムは秘密基地づくりですね。小学生チームと、幼児と大人チームに分かれて作りました。

匂いを感じたり、森にあるものから経済的な価値を生み出すワーク、

お気に入りの木を見つけ、ちょっぴりやぶこぎするプログラム、

葉っぱのお金でじゃんけんして、嬉しいの対価を、ありがとうでお金に代えるプログラム、

森の木が、お金になるのだということを体感するプログラム

 

 

森の木の葉っぱが蓄えている雨水を体感するプログラムなど。

私は、森からいろいろ面白い物やきれいなもの、美味しそうなもの、ギザギザしたものなどを探してくるプログラムを担当。

「つるつる」「ざらざら」「おいしそう」「きれい」「なんだこれ?!」など、いろんなワードの物を森の中から探してきてくれる子ども達。

「なんだこれ?」で多かったのは、この、葉っぱについた泡です。泡をちょっとさわってみると、中から虫が出てきました。

実は、泡を吹くから、アワフキムシ。そのまんまの名前です。

自分なりに、面白いと思ったものが、なんで面白いと思ったか、発表もしてもらいました。

ある子にとっては「おいしそう」なものが、

ある子にとっては「おもしろいもの」であり、

ある子にとっては「なんじゃこりゃ」なのです。

その子の感性で、同じものでも、とらえかたはそれぞれです。

比較的小さな子供たちは、探したり、集めたりが大好きです。森に親しむ導入に、こんなプログラムを入れてみました。

プログラムは、年齢によって、伝えたいことが変わってきます。小さい子は、親しむことを中心に、自然で遊ぶのって楽しい!という体験をして、もう少し大きくなると、それはどうしてなんだろう?と考えるプログラムになったり、どうやったらかいいか?というように自分たちで考えていくようなプロセスを大事にしていきます。

家庭の中でも森や、自然や、環境について話す機会を

自然体験がいいとわかっていても、なかなか、自分だけではどうしていいかわからない、という親御さんもたくさんいます。

でも、そんなときでも、「おいらせもりのようちえん」や、「はぴちるの冒険キャンプ」のような、親子で体験できるようなものに参加する、というような選択肢もあります。

幼児のプログラムの場合、ほとんどの場合、子供と一緒に親も体験することになります。

自然の面白さに気づき、自然で遊ぶ、ということがどういうことなのか体験していく中で、自分たちの普段の暮らしに生かしていけるようになってほしいと思っています。日頃のただのお散歩も、目線を変えれば、そこには虫や、花や、木々の命の世界が広がっています。そこに気づかせてあげたり、一緒に気づいて驚きを共有したり、そんなところから、自然に対する意識は変わっていきます。

子どもたちに賢い選択をしていってもらうためには、親も、賢い選択ができるような姿を見せられるといいですね。そういう大人が増えることも、子どもたちにとってはよりよい未来を作っていける一歩にきっとなっていきます。

子どもが大きくなってくると、家庭の中で、森について話す機会だったり、環境について話す機会も、あるといいですね。

例えば、絵本をきっかけにしてもいい。今回のような豪雨での災害のニュースをきっかけにしてもいい。テレビでたまたま見た番組をきっかけにしてもいい。海にごみがいっぱいあるのを見て、残念に思った、それをきっかけにしてもいい。虫を見つけたときに、それをきっかけにしてもいい。身近な何かのきっかけをもとに、親子で、環境の話、森の話、自然の話をたくさんしてほしい。

そう思っています。

 

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