無条件に安らげる居場所

川崎の無差別殺傷事件の犯人の背景が徐々に明るみになった来た中で、両親の離婚後伯父の家に引き取られ、21歳から引きこもるようになってから30年、引きこもり続けていたということ。

親から得られなかった愛情。

家族として差別があったとみられる伯父の家。

他者とうまく関われなかった子供時代。

こんな痛ましい事件は二度と起きてほしくない。そう思う時、私達にできることは何だろうかと考えさせられるのです。

児童精神科医・故佐々木正美先生の言葉より

子どもの頃に十分に勉強したとはいえなくても、健全な社会人になって、立派に人生を全うしたと言える人は、数限りなくいます。

 しかし子ども時代に、友だちと十分に遊ぶ経験をもたないまま大人になってしまって、健全な社会人になることができず、ひきこもりのようになって苦しんでいる人は、非常に多くいます。

 これまでに診療や相談で、そういう人やそのご家族にどれほど出会ってきたのかは、とても一言では言い表せません。

 そして私は、そういう人たちに出会うたび、ゆっくりと時間を掛けた話合いのなかで、子ども時代の「友だち」との「遊び」が不足していた事実を、教えられてきました。

 私たち人間は、日々、人と交わりながら生きることを運命づけれた存在です。

 子どもたちは、まず家族、そして友だちや先生たちと、家庭、地域、学校などで、豊かな交流を繰り返して生きていくことが大切です。

 そのために、周囲の大人たちは熱心に、かつ本気で考えることが、今日のわが国では求められているのです。

・・・以上

 

また、佐々木正美著『完 子どもへのまなざし』の中で紹介されている神谷信之さんという弁護士の方が書いた『犯した罪に向き合うこと』という本の中の引用が心に残ります。

「重罪事件の少年の家族を見ていると、これらの少年たちは、自分の本当の<居場所>を持たず、自分の中にため込まれた負のエネルギーに突き動かされて人を死に至らしめたという感が深い。これらの少年に<居場所>があったら、事態は相当変化していたのではなかと考える。」

逆説的に考えると、家庭の中にやすらぎの居場所をしっかり持てるような育児ができれば、不幸な犯罪を犯してしまう子供にはならない。これだけは事実のようです。

・・・以上

家庭が安心できる本当の居場所であったら一番いいのだけれど、そうではない家庭の子どももいるのが現状のようで、それであっても、第二第三の<居場所>として、友達であったり、地域というような、無条件で自分を受け入れてもらえる、無条件に安らげる<居場所>があったなら、今回のような痛ましい事件にまで発展することはなかったのかもしれないと思うのです。

子どもが育つには順序がある

エリクソンのライフサイクル・モデルというものがあります。

健康で幸福に生きていくためには、人生の節目節目に解決しなければならない重要な課題があると言っています。

乳児期・幼児期・学童期・青年期・成人期・壮年期・老年期という節目節目に、解決しなければならない発達段階とは何でしょうか?

それぞれの発達段階をその時期に解決しないまま大きくなり、社会に適応できずに苦しむ子も多くいます。

不登校や引きこもりになってしまう子供の多くが、子どもの時の課題が未解決なままで苦しんでいるのではないかというのです。

それぞれの時期の解決すべき課題とは何か、今回は、学童期までの子どもについて述べていきたいと思います。

<乳児期:基本的信頼関係>

赤ちゃんは、お母さんから与えられる愛情に安心すると、お母さんとの関係の中に安全感を抱きますそして、その安全感をベースに、心理的安全空間をつくります

お母さんとの愛情に安心して安全感を持った子供は、お母さんから多少離れても不安を感じないで他の人と交われるようになります。

泣いたらお母さんに抱っこしてもらえる。すぐにおっぱいがもらえて、おむつを取り替えてもらえる。赤ちゃんが望むように育てられることで、生きる希望が湧いてくるのです。

最初に出会ったお母さんをはじめ、何人かの人に、自分が望むように愛された子供は、人を信じることができるのです。人を信じることができて初めて自分を信じることができるのです。

親が望むような子供にしようとするのではなく、子どもがしてほしいことをするのです。

夜泣きしない赤ちゃんになってほしい。離乳食をちゃんと食べる赤ちゃんになってほしい。おむつを汚さない赤ちゃんになってほしい。

そういう感情が強いと、時に思い通りにならなくなると、虐待にまで至ってしまうこともあります。

この、基本的信頼感は、3歳ぐらいまで持続して発達しますので、乳児期は、その子が喜ぶことをぜひたくさんやってあげて下さい。

そして、お父さん、お母さんを通して、おじいちゃんおばあちゃんを通して、親が周りと親しい交わりをしている、信頼を寄せている人の中で育てられる、そういう人たちの中で育てられた子どもは、多くの人を信じることができるようになります。

そして、動き出した赤ちゃんは、あちこち動き回り、未知のものに手を伸ばします。そのとき、振り向くとお母さんの顔があり、「だめよ」「イタイイタイするよ」とか、「あっちっちだよ」と言うように声をかけてくれます。

このように、振り返ったときに自分のことを守ってくれるお母さんが見守ってくれている安心感があることで、恐れや不安の感情は振り払らわれるのです。

振り向いた時にお母さんがいなかった、という経験を繰り返してしまうと、幼い赤ちゃんであっても、「見捨てられるかもしれない」という感情を抱いてしまうそうです。

<幼児期は自律性>(2~4歳くらい)

自立ではなく自律です。自分を律することができる。自分の感情や衝動のコントロールする力を身に着ける時期が幼児期です。だいたい、幼稚園に入る前後くらいまでに育つ力です。

普段のしつけのなかで、「そんなことをしてはいけませんよ」「そういうことはがまんしなくてはね」「ご飯の前には手を洗って」「おしっこやうんちはここでするんですよ」というようなことを、一つ一つ教えていきます。

ところが、この時期の子どもは、教えられたからすぐにその通りできるわけではなく、失敗したり、うまくいかなかったりしながら、何度でも教え、何度でも手伝う必要があります。保育園などでも、友達と仲良くできないなど、手のかかる子もいますが、「こういうことは我慢しなくてはいけませんよ」というように、根気よく、繰り返し繰り返し言っていくていくことが、衝動や欲望をコントロールする力を育てていきます。

乳児期の基本的な信頼感を持てるような関りを続けながら、子どもの存在を否定することなく、大切なことを伝えているのだよというスタンスで、伝えていくことが大事です。

<児童期は、遊びを通して育つ自主性>(4~7歳ぐらい)

好奇心旺盛で、絶えず動き回り、いたずらにしか見えないことをします。でも、子供たちにとっては、好奇心や探求心を満たすことであり、その過程は、自主性を促す重要な活動です。

自主性とは、子どもが遊びの中で育てるものです。

絶えず創意工夫し、昨日できなかったことを今日こそはできるようになりたいという積極的な遊びです。

木登りできなかった子が、大きい子がのぼるのを見て、自分ものぼってみたいと挑戦する、そんな、自分がやってみたい、挑戦したいからやるというような、積極的な遊びです。

雨の日に、長靴で深い水たまりに入って、長靴の中に水が入ってしまったり、水が入った長靴が、ぐちゃぐちゃ、ぶかぶかするのを面白がるといったこともします。

いたずら遊びをして、しかられても、また同じことをして、ご近所に迷惑をかけてしまうこともあります。そんなときも、親が、「ごめんなさい」と、あやまって歩いてあげたらいいのです。

この子は、面白いことをやってきたんだと、面白がってあげられたら一番いいですね。

「幼児期から、小学校低学年までの様々な遊びは、人間が成長していく過程で、倫理観とか、道徳観、社会的な人格を成長させていくうえで必要不可欠である」と、心理学者レゴ・ヴィゴッキーは書いています。

<学童期~学び合い、教えあうことで育つ勤勉性>

「小学校時代の過ごし方によって、将来、社会人として勤勉に生きていくことができるかどうかを決定的に左右するものがあります」と、エリクソンはいいます。

勤勉せいというとピンと来ないかも知れませんが、要は、社会のルールを守り、社会的役割、責任を果たしながら生きていく力のことを言います。

小学校時代に仲間と日々の体験を分かち合いながら、友達から学び、時には友達にものを教えるというような豊かな体験が、勤勉性の基盤になります。

大人になり、職場で仲間からものを学んだり、仲間にものを教えたりする場面がやって来たとき、小学校時代に友達と遊び会う経験をしてこなかった子は、そういうコミュニケーションがうまくとれない、ということになってきます。

友達と遊びあうなかで、教えたり、教えられたりということは、子供にとって大きな喜びです。

そして、友達と遊びあうとき、必ずルールを作ります。

足の遅い子でも不利にならないルールとか、より、みんなが楽しく遊べるルールを考え、友達に承認されながら、遊びを作り上げていきます。

相手を大切に思いあう感情は、こういう友達との遊びの中で育まれます。

まとめ

以上、乳児期から学童期までに必要な発達課題を見てきましたが、こういうことを抜かしたり、飛ばしたり、先送りすると、社会的人格が育たないままの大人になり、社会に適応できずに苦しんだり、精神的に病んだりしてしまう傾向があります。

人生の第一歩として、ひとを信じる力が備わります。基本的信頼です。

人を信じることが、自分を信じることになります。人を信じないのに、自分に自信をもって生きることは難しいのです。

人生の第一歩に、信じられる人に出会う必要があります。お母さんをはじめ、多くの信じられる人に出会って、基本的信頼感を得たあとは、小学校にはいるまでに、遊びを通して自律性や自主性を身につけます。そして、学校にいくようになると、友達と遊び会うなかで、学びあい、勤勉なものを習得できる準備が整うのです。

何か、社会的な不適応があったとき、振り返り、どこか、飛ばしてしまった発達課題はないか、考え、まずは、その発達課題にたち戻る必要があります。

基本的信頼感を根っこに持てていない子は、まずは、何歳になっていたとしても、その子が望むように愛される必要があります。

短い時間でも構わないので、膝にのせてえ本を読んであげたり、添い寝したり、子どもを受け入れてあげる必要があります。

子供が喜ぶことをしてあげる。

それが、親にとっても喜びであるように。

根っこを育ててあげなければなりません。

だから、私たちが、今回の事件から学ぶことは、犯人を責め立てることではなく、身近な子ども達の、基本的信頼感を育ててあげることであり、友達同士遊びあい、学び会うことができる環境を作ってあげることではないだろうかと、私は思うのです。

プレーパークで大事にしている、子供がやりたいと思ったことを、自由にできる環境であったり、子どもを信頼して見守る大人に出会うことだったり、まだまだ、私たちにできることはあるのではないかと思っています。

乳児期から学童期までに獲得しなければならない発達課題をクリアできる環境を作ってあげたいと思っています。

だから私は、子ども達が無条件で安心できる居場所を作っていきたいし、そういう場所であり続けたいと思っています。

出会った子ども達が、幸せな未来を生きられるように。

外遊びで幸せホルモンがいっぱいに


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放課後、住宅街でも元気に子どもの遊ぶ声があまりしなくなっているように思います。

学童保育に行っている子も多く、塾や習い事で忙しい子も多い。遊んだとしても、友達の家でゲームして過ごすことも多い子供たち。

外遊びする子は、私達親世代が子供のころより激減しています。

家にこもって、インターネットやゲーム。スマホがあれば、一日中家の中で過ごせてしまう便利な時代。

子どもも、夜遅くまでスマホやゲームで夜更かしする子も多くなっています。

すぐに疲れたと言い、無気力の子もみられます。

実は、お日様にあたることで幸せホルモンであるセロトニンがたくさん作られます。セロトニンは、夜になると、睡眠ホルモンであるメラトニンになります。

子どもがお日様の下でたっぷり外遊びすると、夜ぐっすり眠るのは、とても自然なことなのです。

外遊びで幸せホルモンであるセロトニンをたくさんつくって、夜はぐっすり眠って成長していきます。

でも、近頃、その自然なことが当たり前でなくなってきているのではないかと思うのです。

幸せホルモンのセロトニン

幸せホルモンと言われるセロトニンは、たんぱく質などに含まれるアミノ酸の一種であるトリプトファンを材料に作られます。トリプトファンは、大豆、大豆製品、乳製品、卵、肉、魚、ナッツ類、バナナなどに多く含まれます。

この、セロトニンを分泌するセロトニン神経は、太陽の光を目に感じることで活性化します。また、よく噛むことや、呼吸とリズムのある一定の運動(ウォーキング、ダンスなど)によっても活性化されます。

セロトニンは幸せホルモンと言われていますが、セロトニンの分泌量が少ないことで、うつ病を引き起こすとも考えられています。

幸せホルモンのセロトニンをたくさん作るためには、朝は太陽の光を浴び、適度に運動する、そんな自然に沿った暮らしが大事になってきます。

朝は、セロトニンのもとになるたんぱく質をしっかりとって、日中はお日様を浴びて30分以上運動したり、ヨガや瞑想でしっかり呼吸をするのも有効です。ご飯をよく噛むことや、ガムをかむこともセロトニンを活性化するようです。

睡眠ホルモンのメラトニン

セロトニンは、夜になると分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの原料です。

セロトニンの分泌は日没とともに減少し、夜は睡眠ホルモンメラトニンに置き換わります。そして、朝にはほとんどなくなり、朝、目覚めて太陽の光を浴びることで再びセロトニンが作られ始めます。

セロトニンがたくさん分泌されるためにはたんぱく質と、日光と、呼吸や運動、咀嚼が有効だといいますが、一日動いて、夕方ごろになり、疲れやストレスがたまっってくると、セロトニンの分泌が少なくなります。

また、スマホやパソコン、近頃はLED照明などのブルーライトは、メラトニンの分泌を阻害すると言われています。

本来、日中たくさん作られたセロトニンが、9時ごろにはメラトニンとしてたくさん分泌され始めるのに、寝る前のスマホやゲームで、メラトニンの濃度が減り、夜になっても眠くなくなったりします。

夜、メラトニンがたくさん出たときに体温が低下し、自然に眠くなるようになっています。子どもは、そうしてぐっすり寝ている間に成長ホルモンが出て、成長していきます。

日中、たっぷり外遊びして、セロトニンをたくさん作り、夜になったら自然と眠くなる。そういう生活スタイルが子供の成長には必要なのです。

黄昏時に、心地よい触れ合いでオキシトシンを

もうひとつ、大事なホルモンに、オキシトシンがあります。

オキシトシンは愛情ホルモンとも言われ、産後のお母さんにたくさん分泌されるホルモンとしてよく知られています。

でも、オキシトシンは、スキンシップや何気ないおしゃべりをするなどのコミュニケーションによって、誰にでも出るホルモンだということがわかってきました。

オキシトシンには、心の絆を深める効果や、ストレスを軽減したり、不安を軽減させたりする効果もあります。

黄昏時、一日の疲れが出て、ストレスホルモンが出てしまっても、「ただいま~!」って、おうちに帰ったときに、今日一日のことを何気なくおしゃべりしたり、抱っこしたり、お膝で絵本を読んであげるようなスキンシップ、背中をトントンするような心地いいタッチングでオキシトシンが分泌されて、脳からストレスを消していきます。

また、オキシトシンには、脳内のセロトニン濃度を二次的に増加させる働きがあるようです。

また、ペットをなでるようなグルーミング行動も、オキシトシンを分泌させます。

この、黄昏時から眠るまでの時間は、セロトニンの分泌が減ってくる時間帯。

おしゃべりしたり、抱っこやふれあい遊び、心地いいタッチングで、オキシトシンを分泌させ、ストレスを解消し、親子のきずなを深めることで、眠りホルモンであるメラトニンがしっかり分泌させ、心地よい眠りにつけるようにしたいものです。

たまには、ギューギュー触れ合うのも、オキシトシンがいっぱい💛

ぎゅーぎゅー触れ合うのもオキシトシンがいっぱい💛

自然に沿った暮らしを

こうやって、体のホルモンの分泌の仕組みを知ると、子どもがしっかり外遊びして、おうちに帰ったら親子で触れ合ったり、会話したり、団らんすることで安心して質のいい眠りにつけるようにしてあげることは、とても自然なことです。

スマホやパソコン、ゲームの出現で、昼夜逆転してしまい、夜眠れなくなってしまった若者も多く、うつ傾向にある人も増えています。

うちの長男もまた、一時期、そんな生活を送っていました。

日中はアルバイトして、帰ってからギター制作の仕事。夜中遅くまでパソコンと向き合う毎日で、だんだんに精神的に病んでいきました。

夜は眠れないからと、夜中3時4時まで起きていて、翌日起きだすのは昼過ぎ。お日様の下で活動することはほとんどなく、まさに昼夜逆転の生活でした。

そんな息子を見ていて、お日様を浴びない生活が、彼の心を病ませているのではないかと思っていました。

やはり、人は、朝日を浴び、夜、日が落ちると眠りにつく。そんな当たり前の生活が、自然に健康的でいられる体を維持するものとして獲得してきた進化の形なのではないかと思うのです。

メラトニンは、朝、お日様を視床下部に感じたときから、15時間後に分泌され始めると言います。

朝6時に起きたとしたら、夜21時にはメラトニンが出て、眠くなってくるのが自然な体。

朝、起きるのが遅く、お日様にあたらない生活をしていたら、メラトニンが十分分泌されないので、眠くならないのも当たり前ですね。

大人も子供も、朝は、目覚めたら朝日を浴び、太陽のもとで活動し、おしゃべりしたり、スキンシップをとったり、心地よいコミュニケーションをとり、夜は早い時間に眠ること。

そんな自然に沿った暮らし方が、幸せホルモンをたくさん出して、心の安定と、幸福感をうみだすのではないでしょうか。

心地よいスキンシップで愛情ホルモンのオキシトシンもたっぷり出してくださいね。

今後のはぴちる

★ちとせ小学校放課後プレーパーク(15:00~17:40)

運動会終了後~10月いっぱいの毎週水曜(雨天中止)

5/29㈬~スタート!

※夏休みは8/14をのぞく水曜13:00~17:40

 

★6/15㈯ 自然体験DAYキャンプ(10:00~15:00)

【内容】川遊びと焚き火 ※雨天中止

【参加費】親子(子ども一人)で2000円

    子供一人追加につき+500円

【定員】親子5組

【持ち物】川遊び用の靴又は濡れてもいい靴、着替え、タオル

おむすびなどの昼食(汁物は準備します)、虫よけ、(あれば虫網や虫かご)

 

※場所は七戸になります。参加申し込みしてくれた方に詳細をお知らせいたします。

 

★7/14㈰~15㈪ 夏の冒険キャンプ(11:00集合~翌日15:00終了)

【内容】川遊び&ホタルキャンプ

【参加費】※小学生以上は子どもだけの参加もOK

DAYキャンプ・・・大人3500円、4歳以上2500円、3歳以下500円

一泊二日キャンプ… 大人7000円、4歳以上5000円、3歳以下1000円

【定員】子ども10人程度に達した時点で募集終了いたします。

※場所は東北町になります。参加申し込みしてくれた方に詳細をお知らせします。

★7/20㈯10:00~15:00

若葉公園プレーパーク(どなたも参加無料)

 

 

友だち追加

はぴちるは、皆様からの寄付によりプレーパークの材料費や交通費をあて、活動しております。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後もこのような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】記号18420 番号07138981

シンドウサチコ


11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできます。どうぞ、手に取ってごらんください。

ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

プレーパークでの遊びは移り変わる


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週末、公園でのプレーパークでした。久しぶりの若葉公園プレーパーク。

近所の子が、子どもだけでふら~っと遊びに来る、そんな公園。

1日、子ども達の遊びを見ていると、とても流動的で、自転車乗り回していたかと思うと、知らない子と一緒にハンモック乗っていたり、アゲハ取りをしていたかと思うと、砂場の穴掘りに夢中になったり。

プレーパークでの遊びは次から次へと移り変わっていきます。

だからきっと面白い。

ただの遊具のある公園にはない面白さは、そんな子供たち同志による変化なのではないかと思うのです。プレーパークで用意したものや、プレーリーダーの存在は、ただの遊びの誘発剤であり、困ったときに安心して呼べる大人がいる。ただそれだけです。

ただ、見守る大人がいるから安心して遊べる

プレーパークをやっていると、いろんなところから「しんどうさ~ん!」と声がかかります。

転んですりむいちゃった。

ハンモック押して!

見て!アゲハ捕まえた!

キャッチボールしよう!

靴、濡れちゃった!

みんなが「新藤さん」呼ぶものだから、知らない子までが、ここにいる新藤さんという人は、困ったとき呼ぶと来てくれるらしいぞと、「しんどうさ~ん!ちょっときてくださ~い!」

というので行ってみると、自転車のカギがはずれなくなって困っていたらしい。

直してあげたら、「ありがとうございます!」と、帰っていきました。

遊んでほしいという子もいるのだけれど、ちょっとだけ遊んであげて、後は友達にバトンタッチして、だいたいは見守っている感じでそこにいます。

濡れちゃった子なんかは、この日は暖かい日だったので、「仕方ないよね。走って乾かすか!」と、鬼ごっこしてみたり。

ただ、見てほしかったり、話を聞いてほしかったり、っていう子もいます。

学区をまたいできているので、うちにいつも遊びにくる子たちは、私達が朝から連れて行ったのだけれど、この公園の学区の子は、基本的には知らない子。

だけど、そんな子たちも、「あれ?新藤さん?」「しんちゃん?」って、見たことある顔も時々いるのです。

この公園で、二年前にもプレーパークをやっていたので、その時来たことある子だったり、駒っこランドのプレーパークで遊んでいってくれた子だったり、仲良し会の仕事をほんの数か月だけしたことがあったのだけれど、その時遊んでいた子だったり、アフタフバーバンと一緒に、あそぶんジャーとして一緒に遊んだ子だったり、忍者修行を一緒にやった子だったり、はぴちるイベントに遊びに来てくれていた子だったり。

いろんな場所で、いろんなことをしてきててよかったな~と思うのです。

本当に私たちのことを知らない子たちは、「遊ぶものいろいろ持ってきてあるから、自由にこの辺の物で遊んでいいよ」って声かけても、初めは、なんか知らない人に声かけられた、っていうように、警戒心を持って近づいてこないのだけれど、その友達なんかが、「あれ?新藤さん?」って、親しげに話して遊び始めると、最初は遠巻きに見ていた子たちも、次第に遊びの中に入っていきます。

見ていてくれる。どうでもいい話を聞いてくれる。ケガした時や、困ったときに助けになってくれる。そういう存在として、私達はプレーパークにいたいと思っています。

イベントで出張プレーパークをやるときは、木工や工作がメインになることが多く、木工が初めての子とかも多く、木工についてないと危なっかしかったりするので、すごく忙しいんだけど、こういう日常のプレーパークは、木工する子もそれほど多くなく、非常に時間がゆったりと流れていきます。

プレーパークを日常に

そういう意味で、イベントもいいのだけれど、こういう日常的なプレーパークが、私達にとっても、子ども達にとっても、居心地がいいな、と感じます。

木工だけ!ということもなく、木工や工作したければ工作するし、

鬼ごっこしたければ鬼ごっこする。

そうかと思うと自転車乗り回してみたり、

アゲハ見つけた!ってなったら、虫取りするし。

誰かが砂を掘り始めたら、水を持ってくる子が出てきて水路にしてみたり。

ロープ持ったら綱引きが始まり、気が付いたら大縄跳びになってたり。

のんび~りお昼ご飯食べたり。

ハンモックに揺られてみたり

遊んで小腹がすいたら、マシュマロ焼いて食べたり。

草花遊びでタンポポ飛ばして遊んでみたり

どんな遊びがその時楽しいと感じるかはわからないけど、自然発生的な遊びは流動的で、だから楽しい。遊びって、そういうものだよな~と、子ども達を見ていて思います。

こんな風に、遊びが広がるプレーパーク。

日常的にあったらいいよな~と、改めて思います。

最後まで遊んでいた子も、小さい子と一緒に来てくれたママも、みんなで片づけを手伝ってくれました。

「今度はいつやるの?」

って聞かれたけど、今年度はどんな形でやっていこうか、まだ考え中で、決めていないので、

「またたぶん、急にこうやってくると思うよ~。」と、不確かなことしか言えなくてごめんね。

でも、近いうちにまたここでやろう。そう思いました。

今年度は、駒っこランドでのプレーパークは冬季間のみにして、できるだけ日常に近いこういう形のプレーパークをやっていこうかなと思っているところです。

意外と遊んでないんだな~

 

どんな遊びがその時楽しいと感じるかはわからないけど、自然発生的な遊びは流動的で、だから楽しい。遊びって、そういうものだよな~と、子ども達を見ていて思います。

こんな風に、遊びが広がるプレーパーク。

日常的にあったらいいよな~と、改めて思います。

最後まで遊んでいた子も、小さい子と一緒に来てくれたママも、みんなで片づけを手伝ってくれました。

「今度はいつやるの?」

って聞かれたけど、今年度はどんな形でやっていこうか、まだ考え中で、決めていないので、

「またたぶん、急にこうやってくると思うよ~。」と、不確かなことしか言えなくてごめんね。

今年度は、駒っこランドでのプレーパークは冬季間のみにして、できるだけ日常に近いこういう形のプレーパークをやっていこうかなと思っているところです。

意外とこういう遊び、してないんだな~

最近の子供たちみていて思うのは、意外とこういう遊びしてないんだな~ということ。

草花遊びだったり、砂掘って水路作ったり。

シロツメクサの冠のつくり方知らない子も多いし、タンポポの茎をさいて水につけるとくるりんって、丸まるのとか、草笛とか、オオバコのひっぱり相撲とか。

ああ、知らないんだな~って思うことが時々あります。

砂掘って遊ぶのなんかも、6年生でも夢中になったり。

「おれ、学校の砂場でも、水いっぱい使っていいんだったら、これずっとやってたい!」って言いながら砂掘りしてた子は5年生。

もっともっと、こういう遊びをいっぱいしてほしいな~って思います。

 

今後のはぴちる

★ちとせ小学校放課後プレーパーク(15:00~17:40)

運動会終了後~10月いっぱいの毎週水曜(雨天中止)

5/29㈬~スタート!

※夏休みは8/14をのぞく水曜13:00~17:40

 

★6/15㈯ 自然体験DAYキャンプ(10:00~15:00)

【内容】川遊びと焚き火 ※雨天中止

【参加費】親子(子ども一人)で2000円

    子供一人追加につき+500円

【定員】親子5組

【持ち物】川遊び用の靴又は濡れてもいい靴、着替え、タオル

おむすびなどの昼食(汁物は準備します)、虫よけ、(あれば虫網や虫かご)

 

※場所は七戸になります。参加申し込みしてくれた方に詳細をお知らせいたします。

 

★7/14㈰~15㈪ 夏の冒険キャンプ(11:00集合~翌日15:00終了)

【内容】川遊び&ホタルキャンプ

【参加費】※小学生以上は子どもだけの参加もOK

DAYキャンプ・・・大人3500円、4歳以上2500円、3歳以下500円

一泊二日キャンプ… 大人7000円、4歳以上5000円、3歳以下1000円

【定員】子ども10人程度に達した時点で募集終了いたします。

※場所は東北町になります。参加申し込みしてくれた方に詳細をお知らせします。

★7/20㈯10:00~15:00

若葉公園プレーパーク(どなたも参加無料)

 

 

友だち追加

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活動費のお振込みも随時受け付けております。

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【ゆうちょ銀行】記号18420 番号07138981

シンドウサチコ


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皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

『悪ガキたちの秘密基地』

 

 

母の日に想う


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昨日は母の日でしたね。いろんな方が、SNSで、「母の日に、こんなプレゼントをもらいました(*^-^*)」っていう、幸せな投稿がいっぱいでしたね。

うちも、旦那と娘が晩御飯を作ってくれて、一日のんびりさせていただきました。

そんな私も、数年前、家族みんなに母の日を忘れられ、すねて、やさぐれたときがありました。母の日を忘れられた時って、SNSの幸せ投稿が、どんどんやさぐれ度を加速させていくんですね(笑)。今でこそ、笑い話です。

そんな母の日に、ふと、過去の投稿が目に入り、思い出したことがありました。

同居していたおばあちゃんが他界したのは、3年前の母の日でした。

母の日の別れ

子ども達と自然に暮らそ!という、もう一つのブログがあります。そちらのブログは、2010年から書き続けているブログで、日常的な事、思ったことを日記のように書き綴っているブログです。

その中の3年前の記事に『母の日の別れ』という記事があります。

13年前、脳梗塞で倒れたおばあちゃんを我が家に引き取り、子育てと介護が同時にやってきました。

当時、長男は3年生、次男は1年生、娘は保育園の年中さんで、末っ子はまだ生まれていませんでした。子育て真っ最中で、そんな中での介護生活。

脳梗塞で倒れた時点で要介護5。10年間一緒に暮らすうち、要介護3→要支援1と、一番軽い介護度まで回復していったおばあちゃん。

毎日1時間はおばあちゃんを連れて散歩に行き、子ども達が家にいるときは、子ども達の相手をしてもらいました。

お花がきれいなところがあれば、あちこちに連れて歩き、お弁当持って足湯があるところに通い、新緑の道を歩いたり。

そして、そんな運動とあわせて、子ども達と遊んでもらうという、最強のリハビリ。

「おばあちゃん、一緒にぬりえしよう!」

「おばあちゃん、かくれんぼしよう!」

「おばあちゃん、折り紙やろう!」

「おばあちゃん、ちょっと外に来て!」

いっときたりとも椅子に黙って座らせてもらえないおばあちゃん。孫の相手に辟易しながらも、相手をしてくれたおばあちゃん。

食事や運動の健康管理は、私がしましたが、元気になった一番の理由は、孫と遊んだことだと思っています。

一時は、うつ状態にもなり、「こんなにみんなに迷惑をかけるなら、早く死にたい」とまで言っていたおばあちゃんでしたが、末っ子が生まれたことで、赤ちゃんとの暮らしに張り合いが出たのか、いつの間にかそんな言葉も出なくなり、毎日笑って過ごせる毎日に。

でも、がんが発覚してから二年で、あっという間に他界しました。

亡くなったのは3年前の母の日。

どんどん弱っていくおばあちゃんの姿を、家族で一緒に介護しながら見てきました。

ケアマネージャーさんや、訪問介護の方に、本当に良くしてもらい、最後、ギリギリまで自宅で介護しました。

歩けなくなり、車いすになり、起きてトイレに行けなくなって、おむつで寝たきりになり、食べられなくなり、おかゆ状の物を口に運び、やっと生きている状態のおばあちゃん。そういう課程を全部経験しました。

いよいよ、私達の手に負えないと思ってから、入院して二日でなくなりました。

10年の介護でした。

触れあった幸せ。肌の記憶

旦那とおばあちゃん、親子でありながら、実はそれほど仲は良くありませんでした。

それでも、介護を通して、旦那がおばあちゃんのおむつを替えたとき、自分も赤ちゃんの時、こうやって、おむつを毎日変えてもらったんだと思えば、全く嫌なことではなかったと話していました。それも、自分も子育てしながら、子どものおむつを替えたから。そういう経験があって、介護の時に、親のおむつを替えることに抵抗がなくなったと。

そうは言っても、きっとおばあちゃんは、自分の息子におむつを替えてもらうのは、嫌だったんじゃないかな~と思ってもいました。

自分もいづれ、子どもとか、お嫁さんとかに、こうやって介護されたりするようになるんだろうか・・・。なんて、ちょっぴり考えもしました。

母であること。人であること。尊厳。いろんなこと考えました。

介護する側は大変です。尊厳なんて言っていられないときもあります。

介護に終わりは見えません。

介護が終わるということは、死を意味します。

介護が辛いところはそういうところ。

それでもね、年寄りと子どもは、一緒がいいな~と思うのです。

なんといっても、辛さが紛れる。

そして、お年寄りにとっては、触れてもらうのが一番なんだな~と思うのです。

子育てしていて、一番幸せな瞬間は、子どもの寝息を聞きながら、一緒に横になって、子どものぬくもりを感じるとき。

「おいで~!」って両手を広げたときに、胸に飛び込んできてくれる小さな子供を抱きしめたとき。

お散歩や買い物で、キュッとつないだ手のぬくもり。

やっぱり、そんなふれあいが、一番幸せを感じる瞬間。

年をとってからもそれは変わらない。母として関わった、そういう肌の記憶は残っています。

亡くなる前に、よく、おばあちゃんの手足をマッサージしました。すごく喜んでくれました。

でも、私がやるより、孫たちがやってくれると、ものすごく喜びました。

触れるって、大事なことなんだな~と、改めて感じます。

子ども達は大きくなってくると、寂しいけれど、だんだん触れてこなくなります。小さいうちに、いっぱいギュッとして、いっぱい触れあっておいてくださいね。

それが一番幸せな感覚として記憶に残りますから。

そして、自分の親が年老いたとき、再び触れてあげて下さい。

幸せな感覚が触れることでよみがえります。

ああ、幸せな人生だったな~って思えたら一番です。

母としての幸せは

母として、幸せって何だろうかと思います。

母の日に、プレゼントとか、子どもからのつたない手紙をもらうのは、それはそれでうれしいことです。

でも、母の日、その日でなくたって、日々、幸せを感じます。

子どもと触れ合う瞬間。

何気なく笑いあえる家族と一緒の時間。

家族で囲む食卓。

 

成長していく子供の姿。

たくましくなっている子供の姿。

自分の好きなことを見つけ、夢を生きる姿。

小さなうちは、何より、小さな人との日々の生活そのものが幸せそのもので、

大きくなってくると、その成長を見られることがしあわせで、

年をとってきたら、幸せそうに生きる子どもの姿を見られることや、孫の成長が幸せだったりするのかな。

そう思うと、私は、今、本当に幸せです。

日々の生活の幸せをかみしめ、子供の成長を見られることも幸せで。

子ども達へ。

母にならせてくれてありがとう。

お母さんへ。

私をこの世に産んでくれてありがとう。

お義母さんへ。

旦那を産んでくれてありがとう。お陰で4人も子供を授かり、幸せに暮らしています。

母の日は、そんな日。

世の中のすべてのお母さんへ。

この世に生まれてきてくれてありがとう。

今後の予定

これまで、駒っこランドで月に一回程度プレーパークを開催してきましたが、今年から、少し形を変えていきたいと思っています。

今まで年に二回の冒険キャンプに加え、もう少しゆるい、自然体験デイキャンプ(有料)を開催していきたいと考えています。

ひとまず、今後の予定では、

★5/18㈯に、十和田市若葉公園にてプレーパークを開催します。

10:00~15:00

参加無料、出入り自由。だれでもどうぞ♪

★6月は、有料DAYキャンプで、川遊びや焚き火を予定しています。

詳細は決まり次第アップいたします。

 

★放課後プレーパーク

また、はぴちるの活動の1つに、十和田市ちとせ小学校での放課後の学校プレーパークがあります。

5月から10月までの活動となっていますが、学校の校庭を使わせてもらっていることから、いつも始まりは運動会の後からとさせていただいています。

学校の放課後プレーパークを楽しみにしてくださってる子ども達。

もうちょっとだけお待ちください。

今年度は、5/29㈬から放課後プレーパークスタート予定です。(運動会が雨天で延期した場合は、運動会が終わったその週の水曜からスタート)

 

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ある日突然やってきた、悪ガキたちとのやり取りを綴った『悪ガキたちの秘密基地』。後半は、子どもたちに伝えていきたいこと、私たち夫婦の子育て、大事にしてきたこと、これからの時代を生きる子どもたちへ。そんなことが書いてあります。

アマゾンで購入された方、よろしければ、読んだらレビューを書いていただけるとうれしいです。

皆様のお声が、励みになります(*^-^*)。よろしくお願いいたします。

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子ども春の冒険キャンプ~2日(探検と秘密基地)


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子どもの日冒険キャンプの二日目。

この日は昼過ぎからの雨が心配されていたため、早めに起きて、午前中に探検に行きました。昨日の探検コースからさらにぐるりと一回り。昨日よりたくさん歩くので、小さい子には大人がついて歩きます。

探検の後はたくさん歩いておなかがすいて、でも、お昼を食べたらまた元気になって。

今度はみんなで秘密基地づくり。

そんな二日目の探検の様子と、秘密基地づくりの様子をレポートします。

早起きな子供たち

前日は興奮しすぎて夜更かしした子供たち。

でも、不思議なもので、こんな日の朝の子どもたちは早起きです。

この日は早めに探検への出発を考えていたから、5時過ぎに起きようかと、目覚ましをかけていた私達。

早朝、隣の子どもテントからの声に目覚めて時計を見ると、4:50。

夜露に濡れたテントから朝も早くから抜け出した子供たち。ああ、あと10分寝れるけど、起きようか・・・と、起きだす私達(笑)。

まだ朝方は寒いので、まずは焚き木を集め、火おこしし、焚き火をつけます。

鳴きかわすウグイスの声。朝のさわやかな凛と澄んだ空気。

子どもたちは、ぼ~っと、焚き火の前に座り込んでいます。

次々起きてきて、焚き火の前に集まります。

クロモジの葉っぱをとってきて、焚き火をお湯を沸かしてクロモジ茶を入れて飲みます。

朝ご飯の準備している間に、あったまった子供たちはサッカーしたり、スケボーしたり、遊んですごします。

昨日のせんべい汁にうどんを入れた朝ご飯を食べたら、雨が降らないうちに、探検に出る前にテントをたたんで、片づけをしてから出発することにします。

おなかいっぱい!!

テントたたむ人と、遊ぶ子、食器を片付ける人、それぞれ、動ける人が動き、てきぱきと片付けが終わります。

てきぱきと片付ける人

見て見て~!こいのぼり作ったよ~!

いすの袋を棒にくっつけて、ほんと、こいのぼりだね~(*^-^*)と、みんなを和ませる子。

ロング探検コース

朝もしっかり食べたら、探検に出発です。

一日目に崖登りをしなかった子たちが、崖登りにチャレンジします。

先に行ってる子が、早く先に行きたくて、「隊長~!副隊長~!行きましょう~!」と、叫んでいます。それでも粘土をとるまでは下りられません。

ようやく崖登りと粘土取りを終えて合流した子供たちと、ようやく昨日行った沼に下りていきます。

こちらも、昨日はカエルの卵に触らなかった子たちが、じっくりカエルの卵を観察します。

湿地を見渡すと、昨日は気づかなかったエンレイソウが。

こちらはシロバナエンレイソウ。

濃いムラサキの花をつけるエンレイソウも。

リュウキンカもたくさん自生しています。

水芭蕉もたくさんあります。

奥のコゴミ畑ではコゴミが摘み放題。

マムシグサをみつけました。

確かに、ヘビのしっぽのようです。触ってみると、ゴニョッとした触感。

前日に、ここのタケノコが太いと学習した女子高生たちは、タケノコ採りに夢中です。

笹薮に消えてゆく女子高生たち。一度タケノコを見つけるアンテナを身に着けると、次々見えてきます。

あ、ここにもあった。あ、そっちにも太いのが・・・。

途中、小さな小川があって、一人、靴が水没したものの、全員手を貸しながら小川を渡り切り、開けた山あいの田んぼ道に出ました。

もうちょっと向こうまで歩いてみようか。

途中、何人か、笹船作ったりしながら、のんびり歩きます。

流してみたりして

つるのブランコ発見!

しばらく行くと、水車小屋があり、『東北ホタル愛好会』の看板。

鯉がいるね。

ちょっと一休み・・・。

ここでもタケノコ採りに消えていく女子高生。

「見て!ガマの綿毛!」

ガマの穂が乾燥すると、ぶわっと、中から綿毛と一緒に種が飛ぶようになっているんです。

さあ、あともうちょっとだよ♪

「疲れてきたかな?頑張れる?」

ちょっぴりほんとは疲れてたんだけど、他のお母さんがたまたま持ってた飴ちゃんパワーで、復活!!

「うん!だいじょうぶだよ!」

木苺の花が咲いていました。

森の中では元気だったんだけど、道路に出たとたん、急に歩けなくなっちゃった・・・。

「どうする?おんぶしてもらう?」

って聞くと、

「ママに、ひとりであるけるってゆったから・・・」と、おんぶは拒否。

「それなら、おんぶじゃなくって、飛行機で飛んでいくのは?」

「!!うん!(*^-^*)」

「じゃあ、飛行機で飛んでいくぞ~!それ~!!」

飛行機したら、この笑顔(*^-^*)!

「それ~!!」

ず~っと前を歩いていたお兄ちゃんたちに追いつきました。

キャンプ場が見えてきた!「ママにみられちゃう!」

「じゃあ、電車で行こう!」

「ママ~!ただいま~!!ぼく、ひとりであるいたよ~!!」

そう、これが言いたかったの。

ぼく、がんばったよ!ひとりであるけたよ!

そしてこの、誇らしげな顔!

一足先に帰ってたお姉ちゃんたち。カラマツの葉っぱの若い枝をとってきて、髄を抜いてふにゃふにゃにしています。

芯がなくなると、柔らかいから、こんな風にもできちゃう♪

かわいい、かわいい💛

いっぱい歩いてお腹すいたから、昨日の残りご飯のおにぎり食べたり、マシュマロ焼きしながら、小腹を満たします。

子どもたちが小腹を満たしている間、お母さんたちはサンドウィッチをてきぱきと作ってくれます。

朝のうどんの残りもあるよ。

みんなモリモリ食べて平らげます。

秘密基地作ろう!

お腹が膨れた子ども達、今度は秘密基地づくりです。

大きい枝は、大人を呼んで、手を貸してもらいながら、小さい子だって、わっせ、わっせとお手伝い。

そ~れ!!

こんなにいっぱい入れる大きな秘密基地!

みんなで記念撮影♪

中高生の活躍と、見守る大人

今回のキャンプ、下は2歳から、4人の中高生と、大人たちと。たくさん人数がいましたが、今回、中高生チームが、とっても頼りになりました。

探検コースを歩いていると、気が付くと、すっと小さい子を抱っこしてあげたり、

サポートしたり、

そうかと思うと、率先して木登りしたり、

秘密基地づくりしたり。

いいお手本でもあり、頼れるお兄さんお姉さんでもあり、優しい遊び相手でもあり。

大人は大人で、自分の子も、他の子も関係なく、とにかく、みんなのまなざしが優しいのです。

「宿題ヤバい~!」と、キャンプに宿題持ってきて悪あがき(笑)する高校生にもよりそってくれたり。

こうして、大きい子たちや、大人に見守られていたから、安心して子供たちも遊べたんだろうと、改めて思うのです。

参加してくれた、中高生、そして大人の皆さん、ありがとうございました!

雨も心配されたから、予定より、ちょっぴり早い解散でしたが、荷物を片付け終わるまで、ず~っといいお天気!

いや、ほんとに、雨に降られなくてよかったね。

帰りは温泉にでも入って帰ろうか~と、温泉に車を走らせていたら、

ゴロゴロゴロ~・・・ピカ!!

稲妻と雷が。

雨もぽつぽつ。

いやあ、ほんと、キャンプ、雨降らないでいてくれて良かったな~。

守られてるね♪

 

友だち追加

はぴちるは、皆様からの寄付により材料費や交通費をあて、活動しております。また、今回のキャンプで使用したハンモックも、穴が開いてボロボロになったものを、ご寄付いただいたおかげで新しいものを購入することができました。ありがとうございました!

活動費のお振込みも随時受け付けております。

今後も、このような活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

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子どもの日に春の冒険キャンプ~1日目

令和元年。子どもの日に、春の森冒険キャンプを実施しました。

毎年企画しているキャンプですが、デイキャンプ、一泊二日のキャンプあわせて28名(スタッフ含む)での大所帯となりました。

汗ばむほどの快晴の天気の中、自然の中でたっぷり遊びこみ、山菜を採って調理して食べ、焚き火で火遊びし、小川で絶滅危惧種を見つけ、崖をよじ登り粘土をとり、弓矢を作り、秘密基地をつくりました。

そんなキャンプの様子をレポートします。

森と親しむ

10時に集合してから、お昼までは、自己紹介して、注意事項とお約束を説明した後は、自由に遊んで森に親しみます。

1つ、テントをたててる間に、広い原っぱにはボール遊びができるように野球やサッカー、バドミントンなどを用意し、森の中にはハンモックや綱渡り、ロープのブランコなどをつけておき、やりたいもので、それぞれ自由に遊びます。

普段、ボール遊びもなかなか自由にできるところがないので、親子でキャッチボールやサッカー、バドミントンなどやる方も多くみられましたが、子供同士でハンモックに乗ったり、ロープの綱渡りに挑戦する子も。

初対面で、初めての場所で、最初はちょっぴり戸惑う子供たちも、こうして自然と自由に親しむ時間を作ると、すぐに打ち解けていきます。

お昼まで少し時間があったので、近くに山菜探しに行くことにしました。

残った人は、キャンプ場近くにあったヨモギやフキ、つくしを収穫します。

お目当てのタラの芽は、先に採られてしまっていて、ちょっぴりしか収穫できませんでしたが、クロモジや細いタケノコも収穫してきました。

よもぎはさっそくゆでて団子にします。

手も汚れていたので、茹でてすりつぶしたヨモギにだんご粉を入れて、混ぜた後は、スプーンですくって沸騰したお湯におとしてゆで団子にします。(見た目はいまいちですが)
きな粉と砂糖をまぶしてできあがり。
高校生のお姉さんたちも手伝ってくれます。茹でたゆで汁は、ヨモギ茶としていただきました。
弓矢を作りたい子は、杉の枝を取ってきて、弓矢を作っています

いよいよ森の探検へ

お昼ご飯の後は、いよいよ森の探検です。

急なくだりを気を付けながら降りていきます

急な斜面を下りていくと、下に沼地があります。

沼の中にはカエルの卵が!

手ですくってみると、ゼリー状で、時々ぴくんぴくん動くのです。

沼の向こうに小川があるので、みんなで小川に入って歩いてみます。

小さな子のそばには、お兄さん、お姉さんがついてサポートします。
上流でスナヤツメ発見!

絶滅危惧種のスナヤツメを見つけました!

口が吸盤状になっています。
袋に入れて観察。
みんな見た?見たら逃がしてあげよう。触ったらかわいそうだよ。そんな声が聞こえてきます。

川から出て、濡れた足を拭いていると、そこにはトリカブトがいっぱい。

真ん中のがトリカブト。根っこは猛毒です。周りは伸びたコゴミ。
トリカブトとニリンソウは同じところに生えているので、早春の出はじめの葉っぱはとても良く似ていて、間違えて中毒になる例も。ちなみにニリンソウは山菜として食べられます。
左がトリカブト。右の白いお花が咲いてるのがニリンソウ

ここの湿地にはコゴミやちょっと太めのタケノコもたくさん生えています。

山菜を少しとって、キャンプ場に戻ります。

戻る途中で崖で粘土取り。

お兄ちゃんに続いて、崖を登ります。なかなかたくましい!
「横に行くと上に上がれるよ」って、すっと、小さい子のサポートに入るお姉ちゃん。
探検コースから戻ってきたら、ママに報告。「ただいま~!!」

山菜料理

いっぱい歩いたらお腹がすいたので、おやつタイムでイモくじ。

親が出たら大きい芋菓子、子が出たら小さい芋菓子。

マシュマロ焼きたいので、火おこしします。

子どもたちが火おこししている間に、お母さんたちで山菜料理。

まずはコゴミを茹でて、すりごまとマヨネーズで和えます。

お次はやっぱり天ぷら!

揚げたてをいただきます。「あっついから、ふーふーして」
「おいしい?」「おいしい!」

焚き火ができたので、子どもたちはマシュマロ焼き。

一度に二個つけたり、だんだん欲張りになっていく子供たち(*^-^*)
みんなでワイワイたき火に集まります

マシュマロがなくなり、子どもたちが焚き火の前からいなくなると、今度は女子高校生たちが焚き火の前を陣取り、タケノコを焼きはじめます。

皮をむいてマヨネーズつけて食べるとおいしくてやめられない!

フキとつくしとタケノコの油いためは焚き火で調理。

せっかく焚き火があるので、鶏肉と玉ねぎ、じゃがいも、オリーブオイルと塩を入れ、シンプルにダッチオーブンで調理。

後はごはんを鍋で炊き、せんべい汁は焚き火にかけておきます。

さあご飯できたよ~!って思ったら、せんべい入れ忘れたので、別鍋でせんべいだけ煮ることにして、みんなにせんべい割ってもらいます。

ソーラークッカーでは、カボチャを入れて、お日様の力だけで調理。10時からセットして、お昼ごろには100度になっていました。

こうしている間、子どもたちは、テント立てるの手伝ったり、遊んでいたりしています。

これは、子供用テント。
森で綱渡りに挑戦する子も。

お腹すいて待ちきれない!食べていい?

おいしい!
焚き火の前にはJKとDC
お腹いっぱいになったら、さっさと遊びに行く子供たち。

お姉ちゃんたちのまねして木登りし始める子ども達。

水の出ないキャンプ場で、水はタンクに持ってきた分だけ。食器洗いができないので、食べた食器はトイレットペーパーで汚れをふき取ります。汚れがひどいものは、ふき取りしてからお湯をかけて、もう一度ふき取りすれば、それでだいたいきれいになります。

自分たちがここでキャンプしたことによって、環境にインパクトを与えたくない。ここに住む生き物たちもいて、だからこそ、油で汚れた水を捨てないとか、ちょっとした工夫も必要になってきます。

不便なキャンプ場だからこそ、こういう配慮が大事です。

いよいよ日が暮れて・・・

後片付けを終えると、日も落ちて、ぐっと気温が下がります。

寒くなる前に防寒着を着込み、夜に備えます。

ごちそう様して、食器片づけた後だけど、ひと遊びして、ちょっとこなれたところに、夜食のダッチオーブンで煮込んだお肉。ちょっと焦げちゃったけど、トロッとろにやわらかい。

だんだん暗くなり、火遊びしながら、焚き火を眺めながら、おしゃべりしながら過ごす夜。



しばらくすると、誰かの「流れ星!!」の言葉に、みんなで星空を眺めます。

6日の夜から7日にかけてがピークのみずがめ座流星群。5日のよるでも、新月だから、結構見れるんじゃないかと、レジャーシートにみんなで寝っ転がって星を眺めます。

暗くなるに従い、満天の星が広がります。

流れ星がなかなか見えず、飽きてきた子供たち。じゃあ、そろそろ暗闇探検行こうか!懐中電灯もって、出発!

暗闇の森に入っていきます。

夜の森は、昼間とは違い、ちょっぴり怖い。獣が出てくるんじゃないかとか、ドキドキしながら森の奥へ。

途中みんなの懐中電灯を消して、真っ暗に。

星明りだけの静かな静かな暗闇の森。

誰かがこらえきれずに懐中電灯をつけます。それを合図に、キャンプ場に戻ることに。戻ると、焚き火の灯りが見えて、ホッとする子ども達。

戻ってからも、炭でお絵かきしたり、昼間採ってきた粘土をこねて素焼きにしてみたり、遊びながら、子ども達もそろそろ眠くなる時間です。

粘土のケーキ。たき火の灰の中に入れると、焼けて固くなりました。

眠い子は、テントに入るとあっという間に爆睡。興奮しすぎて眠れない子は、「パイセンと一緒に寝る!」と、がんばって中学生のお兄ちゃんと起きてたけど、明日も早いから、もう寝ようかと、炭を広げてたき火を消して、みんなでおやすみなさい。

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初出掲載:2019年4月26日

お日様の力でソーラークッキング

ここのところ、日に日に温かさも増し、十和田の桜も一気に開花しました。

そんな温かいお日様の力を借りて、ソーラークッキングしてみようと思い立ちました。

使ったのは、家にもともとあった素材や100均素材。段ボールや台所のアルミプレートと黒い画用紙。

お日様の力だけで、本当に調理ができるのでしょうか?

ソーラークッカーを作ってみよう!

ソーラークッカーのつくり方はで検索すると、いろんなタイプのソーラークッカーがあることがわかりました。

パラボラ型と、ボックスタイプの蓄熱型、パネル型の3タイプが主流です。

一番簡単に作れるのはパネル型。ガスレンジの下に敷くアルミシート ペットボトル アルミ缶があれば小学生でも簡単にできます。

私が作ったのは段ボールを使った蓄熱式。

保温用に発泡スチロールの箱があり、そして、たまたまその発泡スチロールがちょうどすっぽり入るサイズの段ボールがあったので、箱型に挑戦。

100均でアルミのパネルを買って、段ボールの箱に反射板としてつけました。

保温のためにふたも欲しいな~と思って家の中を探してみたら、使っていない額のガラスが、ちょうどこの箱にぴったりサイズ!横幅がちょっと足りないけど、そこは段ボールでカバーして、ちょうどそこから蓋が持ち上げやすいようになりました。

最初は箱の内側にもアルミシートを張り付けてみましたが、箱の中は反射しないで熱を吸収したほうがいいかと、今は、箱の内側に黒い画用紙を張り付けてあります。

実際にソーラークッキングに挑戦してみよう!

天気が良かったこの日。外の気温は22度。黒い鍋にはジャガイモと人参。空き缶に画用紙を内側と外側に張り付けたものに生卵。黒い画用紙で包んであるのはアルミ製の水筒。こういう状態にふたをして、ソーラークッキング開始!

お芋と人参は二時間ほどでやわらかくなりました。

まだまだお日様パワーがありそうなのでもう一品。

鳥の胸肉にオリーブオイルと塩、ハーブを振って、再びクッキングすると、夕方までにはソーラーチキンの出来上がり。

卵はどうなってるかと言うと・・・二時間ほどでなんか焦げ目っぽいのがついています。割ってみると・・・

めっちゃしっかりゆで卵~!!

アルミの水筒に入れた水は、素手では暑くて触れないほどのお湯になり、お茶をいれて飲みました。

翌日も晴天。昨日の成功に気をよくした私は、今日も煮込み料理を。

カボチャは二時間でほっくほく。夕飯のお鍋の具は、念のため朝から夕方まで放置すると、ちゃんとやわらか~く煮えてます。お鍋の中は70度。

アルミポットの中には、剪定したクロモジの枝を入れて、クロモジ茶に。

さわやかな柑橘系の香りのクロモジ茶。

お米も炊いてみようとしたのですが、作った蓄熱式のソーラークッカーは、今のところ最高温度は82度までしか上がらず、2合の炊飯は失敗しました。

災害用にパッククッキングなる方法で炊飯しようとジップロックにお米と水を入れてソーラークッカーに放置したのですが、全然だめでした。

調べてみたところ、お米がα化するには98度の状態を20分必要だということで、沸騰させられなければ炊飯は難しいのかな~と。

失敗したお米は仕方ないので、そのまま普通にパッククッキングで紹介されているように、沸騰したお湯でさらに10分ほど煮てみました。

10分ほど蒸らしたら、ちゃんと食べられるご飯になりました。

この日はソーラークッカーで調理した野菜に水を足して、おうちでちょっと沸騰させてからカレールーを入れて、この日はソーラーカレーご飯。ちょっと失敗もご愛嬌。それでも十分省エネにはなりました。

先日のアースデイ青森の時も、1日目は風も強く、お日様パワーが足りずに、いまいちうまくできなくて、晩御飯の時に、焚き火でもう一度加熱調理しましたが、2日目はしっかりお日様が出ていて、ソーラーカボチャはホックホクにできました♪

たとえ失敗しても、七輪1つあれば、手軽に焚き火ができて、調理しなおすことができます。たき火も楽しいので、これはこれで、失敗もまた良しとしましょう。

災害時など、いざという時、やってみようと思えるように、日頃から、こんなことをやってみるといいですね。お日様さえあればできる調理法、知っておいても損はないです。

ゆで卵は、とっても簡単にできます。パネルタイプなら、作るのも簡単だし、親子で実験してみるのも楽しいです。これからどんどんお日様パワーが上がる季節。ソーラークッキングで遊びながら実験してみると楽しいです。

今度はホットケーキのような、プチケーキにチャレンジしてみようと思います♪

パネル型を作ってみよう!

100均のガス台シートで作ってみました。

とっても適当ですが、こんな感じで赤い所だけカットして、後は折ってクリップで止めるだけ。

黒い画用紙をまいた缶の中で、ゆで卵やお湯を沸かしてみます。保温のために耐熱性のある袋をかけています。

銀色のレジャーシートで作るやり方もあるようです。

いろんなタイプがあるみたいなので、研究の余地ありです(*^-^*)

我が家のソーラークッキングは始まったばかり。

また、おいしいお料理ができたらご報告しますね♪

自然体験と外遊びについてのアンケート


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5/5~6は、はぴちる春の森冒険キャンプですが、今年度は、あっという間に定員に達し、申し込みを締め切らせていただいております。

春と夏の冒険キャンプをずっと続けてきましたが、ここのところ、親御さんの自然体験に関する関心の高さを感じています。

子どもに自然体験させてあげたいけど、なかなか身近にそういう環境がない。時間がない。外遊びはいいのはわかっているけど、普段、遊び友達が近くにいなくて、一人じゃ外遊びしてもつまらないから家に帰ってきてしまう。外遊びに、親がずっとついていられない。

それぞれ、状況や環境の違いもあり、思うように外遊びさせてあげられないケースもあるようです。

そこで、キャンプを前に、自然体験と外遊びについてのアンケートを作ってみました。皆さんの状況と、子どもにどんな体験をしてほしいか、お答えいただきたいと思っています。

子どもの自然体験と外遊びアンケート

https://forms.gle/dG6X1MGxAzv6eeBv6

まずは、上記のフォームから、簡単なアンケートにお答えください。

外遊びと自然であそびをたっぷりしてきた子のその後

子どものころから外遊びや自然で遊んできた我が家の子たち。

木登りも得意で、体の使い方がとても上手です。バランス感覚と反射神経はとてもいい。

そして、とにかく基礎体力があります。風邪もひきにくく、とにかく丈夫です。

集中力があり、粘り強い。道端にゴミが落ちていたら、拾ってくる。それぞれ、性格の違いはあるけれど、そこは共通するところです。

体の丈夫さは、小さなころから薬に頼らず、自然治癒力をアップさせることを意識してきていたので、熱を出しても、たいてい足湯と梅肉エキスで治ってしまいました。

外遊びを大事にしてきたので、幼い頃は、とことん外遊びに付き合いました。小学校に上がるころには、兄弟や近所の子と、ほとんど外で、暗くなるまで遊ぶ毎日で、1年生ぐらいまでは、遊び疲れてごはん前に寝落ちすることも。

体力がついてくると、寝落ちすることもなくなり、学校から帰ってくると、ランドセル放り投げて遊びに行く毎日。

上の子たちは、4年生ごろから部活をやりだし、遊ぶ時間は減ったものの、あり余った体力を消耗するには、部活はちょうどよかったのかもしれない。

体力があり、粘り強く、集中力がある。そんな子が成長したら、どうなったか。

成人した長男は、新しいことにチャレンジし、身近で誰もやったことのないことばかりやってきました。中学でパソコンを自作。青森から高知に一人旅したのも中学のころ。ギターも独学で弾けるようになり、今はギターを作ることを仕事に、起業しました(H.S LABORATORY)。青森から仙台まで、一晩で自転車で走るチャレンジも、ヨーロッパ自転車旅も、とにかく、あまり人がやってないようなことばかりチャレンジする子になりました。

チャレンジが、思うようにうまくいかないことも、もちろんまだまだたくさんありますが、チャレンジし続ける姿勢はすごいな、って思っています。

人と違うことにチャレンジする子と言えば、ここのところ一緒に活動している高校生アーティストのすみれちゃん。

彼女も、小さなころから、我が家同様、自然でたくさん遊んできた家庭。保育園時代から、家族ぐるみでよくキャンプに行きました。木登りが得意で、基礎体力はもちろん素晴らしく、身体能力も高い。

彼女は昨年、一人で自転車で北海道自転車旅に行ったり、子どもたちとの大絵描きイベントしたり、とにかく素晴らしい行動力で活躍しています。

性格や環境もあるから、自然体験や外遊びをたくさんしてきた子が、人と違うことにチャレンジするようになると、一概には言えませんが、『自分にはこんなことできない』というように、自分で限界をつくることはあまりないように思います。

アースデイ青森

今週末、4/20~21はアースデイです。

いろんなところでアースデイイベントがありますが、青森でも小川原湖でアースデイ青森を開催します。

イベントの詳しい内容は、FBのイベントページをご覧ください。

私達はぴちるは両日(20日 12:00~16:00/21日 10:00~16:00)。三沢で活動しているあぼプレのちえちゃんが20日、青森で活躍しているこもものプレーパークからひろちゃんが21日に来て、合同プレーパークを開催します。 八戸の差波先生率いる学生たちの1Park(ワンパーク)も、21日 10時~12時 まで、もりのまなびばとコラボで開催されます。

小川原湖観光センター・レークピア

〒033-0022 三沢市, 青森県大字三沢字淋代平116-2858

にて開催されます。

友だち追加

プレーパークは、皆様からの寄付により材料費や交通費をあて、活動しております。活動費のお振込みも随時受け付けております。

活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】記号18420 番号07138981

シンドウサチコ


11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできますが、 ほんとは、できれば、地元の本屋さんに注文して買っていただきたいと思っています。地元の本屋さんも大事にしたいと思っています。「悪ガキたちの秘密基地」、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。

SDGsのために子どもたちに自然の中で遊ぶ時間を

4/20,21はアースデイ。青森でもアースデイ青森のイベントを、今年は小川原湖湖畔で行います。SDGs(持続可能な開発目標)という言葉が近頃使われはじめ、地球環境と、地球で暮らす私たちの幸せのためにできることを具体的に行動しよう!という流れができはじめています。

SDGsのために私たち一人一人に、どんなことができるでしょうか?

私達Happy Childrenは、今年もゴールデンウィークに、春の森冒険キャンプを開催します。

山菜を見つけて、調理して食べたり、小川に入って生き物探したり、草笛吹いたり、木登りしたり、崖登りしたり、火おこししたリ、焚き火したリ、暗闇探検行ったり、森で秘密基地作ったり。

自然度の高い豊かな森の中では、いろんな生き物もいて、食べられる山野草から、毒草まで、様々なものに出会うことができます。自然度の違いで、そこに生きる動植物の種類が変わってきます。

でも、例え自然に触れるのが、庭先であろうと、公園であろうと、ちょっと緑のある散歩コースであろうと、そこには自然があります。豊かさが違うので、出会えるものはぐっと少なくなりますが、それでも、小さな自然に触れ、楽しむことを、子ども時代に経験して欲しいと思っています。

お日様にあたり、風を感じ、鳥の声を聞き、時には草花を摘み、小さなその手で虫をつまんでみたり、時には殺してしまうこともあるかもしれない。でも、そのすべてが、子ども時代の一つ一つの自然体験が、よりよい地球の未来につながっていくのだと思っています。

SDGsのために、子どもたちに自然の中で遊ぶ時間をぜひ作ってほしいと思います。

SDGs(持続可能な開発目標)

SDGsには17の目標があります。

1 貧困、2飢餓、3健康、4教育、5ジェンダーの平等、6安全な水とトイレ、7クリーンなエネルギー、8働き甲斐と経済成長、9産業技術とインフラ、10不平等、11住み続けられるまちづくり、12作る責任使う責任、13気候変動、14海の豊かさ、15陸の豊かさ、16平和と公正、17パートナーシップで目標達成、という持続可能な開発目標です。

その中で、私たち一人一人にできることを考えたとき、Happy Childrenでは、やはり、子ども時代に自然に触れあう体験をしてもらうことが、SDGsの中の、6安全な水とトイレ、11住み続けられるまちづくり 、14海の豊かさ、15森の豊かさ、17パートナーシップで目標達成につながることだと思っています。

【6安全な水とトイレ】

今の日本の日常では、水道の蛇口をひねると安全な水が飲め、トイレはどこでもだいたい水洗で、衛生的な暮らしが当たり前になっています。

でも、世界を見たとき、そうでない国がまだまだたくさんあります。

今回の冒険キャンプで使うキャンプ場は、トイレは一応あるけどぼっとんトイレ、水も出ないキャンプ場です。だから、飲み水や調理用の水は水タンクに汲んでいきます。水道をひねっても水は出なくて、タンクの水を流しっぱなしで使ってしまうと、水がなくなってしまいます。

また、洗い物に洗剤を使って洗うと、周りの自然に影響を与えてしまいます。

だから、食器などの洗い物をするときも、汚れをトイレットペーパーなどでふき取ってからたき火で温めたお湯にちょっとくぐらせてふき取りして終わることで、最小限の水で、環境を汚さずに済みます。

今回はぼっとんトイレですが、山奥でトイレのないところでキャンプするときは、穴を掘って用を足し、土をかけて埋めることもあります。

最終的に土に還るように、垂れ流して近くに流れる川を汚さないように考える必要があります。

【14,15海の豊かさ、陸の豊かさ】

森と海はつながっています。きれいな海は、豊かな森で作られます。

近頃、生分解する素材でできたお皿やストローも話題になっています。いい流れだと思います 海に流れてしまうようなプラスチックの物をできるだけ使わない、ポイ捨てしないことや、マイクロプラスチックの問題もありますから、普段、買い物するにも考える必要があります。環境中のプラスチックは数百年から数千年は分解されないといわれています。

豊かな森を守ることは、地域の水を守ることです。山の木を伐り払い、大量の太陽光パネルを設置しているところもみられますが、木を切って再生可能エネルギーをと言うのは本末転倒です。

まずは、豊かな森を、そのまま残すことが大切だと考えます。森が大切だと考える人を増やしていく必要があります。

森を守りたいと思う大人を増やすには、子どものころから自然に親しむのが一番です。自然で遊んで、楽しかった。気持ちよかった。自然は美しかった。そこに住む生き物に興奮した。そんな体験が、森を守る大人を育てます。

かつて、我が家に遊びに来ていた悪ガキの一人ジャイアンが、「おれ、水をきれいにする仕事したいと思ったんだ」と話してくれたことがありました。

「お父さんと海に釣りに行くの好きなんだけど、海がゴミだらけで、おれ、こんな海の魚食いたくねえんだよ。だから、水をきれいにする仕事したいと思ったんだ。」と。

100回環境教育をするより、身近な人と自然と触れ合う方が、きっと子供たちの心の中に、この美しい自然を汚しちゃいけないんだって、心の根っこができるんじゃないかと思った出来事でした。

私達も、学生時代探検部でたくさん自然の中でキャンプしてきました。その中で、自然にインパクトを与えない山行を学びました。自分が楽しんだ自然を、子どもや、孫の代まで残しておいてやりたいと思いました。

自然体験してきた人は、きっと自然を汚す人にはならない。自分だけで生きているのではないと体感しているから。

道端にごみが落ちていたら拾いたくなる。それが海に流れていくのを知っているから。汚れた海を見て、残念な気持ちになったから。ゴミが不法投棄されて、汚れた残念な山をみて、嫌な気持ちになるから。そこに住む生き物たちの姿を見ているから。

本当に美しい海を、本当に美しい森を知っていると、きっと汚す人にはならない。

【住み続けられるまちづくり】

そういう自然体験があると、大人になり、どこか街に住むとき、そこに自然を求めたくなるでしょう。みんなが憩える公園があるか、街路樹はあるか。街づくりをしていくときに、きっと自然を取り入れたまちづくりができるようになる。

災害に強いまちづくりには、森が必要だと考えるでしょう。

山を削り、開発したことで起きる土砂災害も後を絶ちません。風が強い地域には防風林が必要です。自然と共存したまちづくりを考えられる人を育てるには、今の子どもたちに自然に触れあってもらうことが土台になっていくんじゃないかと思っています。

【17パートナーシップで目標達成】

子供たちが自然の中で遊ぶとき、たった一人でいても、実はちっとも楽しくありません。大人は、きれいだな~、気持ちがいいな~と、リフレッシュすることはできるのですが、子どもたちにとって、自然もまた全て遊びの1つです。

だから、一人じゃつまらないのです。

でも、友達がいれば、協力して何かを作り上げることもできるし、誰かがチャレンジするのを見て、できなかった子ができるようになる場面もたくさん見てきました。

一緒に秘密基地を作ったり
崖登りも、初めはできないと言っていた子も、みんなが登るのを見てチャレンジしたくなるものです。そして、たいていできてしまうのです。

子供たちが仲間同士自然で遊ぶとき、何かしら誰かと協力して遊ぶものです。

それは、一人じゃできないけど、誰かと一緒にやったらできるし、楽しいという、パートナーシップで目標を達成する小さな体験です。