「何をするか」より「どうあるか」


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先日、青森県のとある中学校での立志式でのこと、たくさんの子ども達が発表した「10年後の自分」の姿に、感動しました。

よくある、「私は将来○○がしたいです。そのために頑張ります」みたいな職業名を語るのではなく、10年後の自分は何をやっているか?という内容だったのですが、「周りを笑顔にしています」という子がとても多く、仕事としては、トリマーや、美容師、パン屋さんや消防士、建築士、先生、など、様々あったのですが、それぞれ、その職業についている自分が、周りの人を笑顔にし、人の役にたってる自分をイメージした発表でした。

この子達は、きっと、これから先夢が変わったとしても、根本にある「周りを笑顔にしたい」ということがあれば、何をやったとしても、イキイキと生きていけるのではないだろうかと思いました。

「何をするか」より、「どうあるか」を持った子供たちは、自信にあふれ、堂々としていました。

私たち大人は、そこを子どもたちに伝えていかなければならないんじゃないかと、胸が熱くなりました。

大人がどんな想いで関わるかで、子どもたちは変わっていく

この中学には、水木先生というとても素敵な先生がいるのです。中学一年のころにはドリームマップの授業をし、二年生には、修学旅行で、本気で夢を追いかけ、人生を楽しんでいる素敵な大人たちの話を聞く機会を設け、自分たちの町を元気にする方法を考える授業をし、とにかく、子ども達の未来を本気で考える、熱い想いを持った先生なんです。

そんな先生のことを、子ども達も信頼し、尊敬しています。

中学生なんて、反抗期真っ盛りです。先生の悪口、学校への不満があふれているような時期です。そんな時期の子ども達が、「 水木先生は、いつも全体を見てくれている先生です。それから、一人一人の心の中まで見てくれています。ぼくの、憧れの人なんです。」 なんて話していたと聞きました。

大人がどんな想いを持って子どもたちに接しているか、子ども達にはちゃんと伝わっているんだな~って、思いました。

「何をしたいか」より「どう在りたいか」を心に持たせることは、その先、たとえその想い描いた職業につけなかったとしても、思うようにいかなくて挫折したとしても、夢が変わったとしても、在り方だけは、何をやっても変わらないものとして心の中にちゃんとのこっていたなら、違う道を行くこともできるし、夢が叶うまで努力し続けることだってできる。

子供が手を離れ、一人で社会に出ていくとき、そんな大人に出会ってきたかどうかは、とても大きいのではないかと思うのです。

子ども達が見ている世界はとても狭い。目に見えている目の前の世界しか知らない子供たちに、こんな世界もあるよ、こんな人もいるよ、こんな生き方もあるよと、たくさんの選択肢を示してあげられる大人でありたい。

子ども達の周りにいる大人たちが、目の前の子どもの、今現在の行動がいいとか悪いとか、そんなところにばっかり目を向けるのではなく、その子の未来を信じ、その子自身を信じて関われたなら、この中学校の子ども達のように、堂々と夢を語れるようになっていくんじゃないかと思いました。

人は温かく、この世界は素晴らしい

私たち夫婦が子供たちと関わるとき、いつも意識しているのは、子ども達に、温かい世界を見せたいということ。

人は温かいよ。この世界は安心できるところだよ。この世界はこんなにも美しい。だから、安心していい。この世界を思いっきり楽しんで。

そんなことを子どもたちに伝えられたらと思っています。

確かに、世の中のニュースを見ていると、毎日のように痛ましい事件があり、日本の行く末を案じたくなり、人が信じられなくなりそうになります。人を見たら悪い人だと思いなさいと、知らない人に声かけられたら逃げなさいと、子どもに教えなければならない世の中。

だけど、だけど、そんなニュースに出てくる事件より、身の回りに温かい人はいないでしょうか?

毎日、学校行くとき、「おはよう」って声をかけてくれるおばあちゃんとか、犬の散歩中に、そばを通った小さな女の子とお母さん。「わんわんだ~!」って触りに行く子供に、「さわっていいですか?」って声置かけるお母さんに、「いいですよ~。こうやってにおいをかがせてあげて下さい」なんて、言いながら、犬を触らせてくれる飼い主さんがいたり。日常の中に、あいさつしたり、声かけあったり、そんなちょっとしたコミュニケーション、まだ、身近にあるんじゃないでしょうか?

確かに、危険から身を守りたい。犠牲になってしまった方もいらっしゃるのに、軽々しくみんないい人だとは言えないかもしれないけれど、でも、私は信じたい。

なぜなら、たくさんの温かい人たちに出会ってきたから。冒頭の中学校の水木先生のように、本気で子どもたちの未来を応援している人たちを知っているから。

子ども達により良い未来を手渡そうと、いろんな方面から、頑張ってる人たちを知っているから。

ドリームマップを学校でやって、子ども達に夢の描き方を教えている人がいる。

コーチングで、なりたい自分になる方法を伝えている人がいる。

ドリームプランニングプレゼンテーションで、本気で夢を描いて叶えようとしている大人の姿を子どもたちに見せようとしている人たちがいる。

子どもの居場所になろうと、本気で取り組んでいる人たちがいる。

支援を必要としている人たちのために、何か自分にできることはないかと頑張ってる人たちがいる。

産後のママたちの力になろうと、なんとか切れ目のないサポートをしようとしている人がいる。

子どもが自由に遊べる遊び場を作り、イキイキとした目の子ども達と出会い続けている人たちがいる。

学校に行けない子供たちのために、居場所になろうとしている人たちがいる。

親と一緒に暮らすことができない子供たちのために、里親になったり、里親と言う活動を広めようとしている人がいる。

片付けを通して、心の在り方を子どもたちに伝えている人がいる。

たくさんの温かい大人達を、私は知っている。

みんな、子ども達に、よりよい未来を手渡そうとしている人たち。

みんな、周りを笑顔にしてくれる、そんな人たち。

だからこそ、人は温かいよ。安心できる場所だよって、私は言いたい。

不安や恐れや、恐怖の世界も、自分がフォーカスする世界を変えることで、温かい世界に変えることができると、私は思っています。

1.6km以内に住む兄弟が幸福になると、その兄弟を持つ本人も平均約14%幸福度が上昇するという研究結果もあるそうです。

距離は、諸説あるようですが、幸せは伝染します。

笑いが伝染する、という素敵な動画もありますね。

結局、目の前の人を幸せにする。自分と関わりのある人たちを笑顔にする。

そうし続けることで、自分の周りから、波紋のように幸せが広がって、笑顔が広がって、そういう人たちがあちこちにいたら、どんどん幸せは伝染して、結果、世界は温かく幸せな世界になる、なんていうことも夢じゃないと思うのです。

私達も、震災後、子どもたちの未来のために、原発なんて危険なものはいらないと、反原発運動に力を入れていた時期がありました。毎週金曜の夕方、二歳の息子を連れ、「原発反対!」「再稼働やめろ!」と、連呼しながら街を歩きました。反原発運動に関わっている方々は、本当に心から、子どもたちの未来を心配している人たちです。心の温かい人たちです。熱い想いと、何とかしなければという焦りと、でも、同時に、社会に対する怒りと、原発に対する不安と、政府に対する批判を常に抱えていました。そして、どこか辛そうでした。

デモから帰って来た夜、ソファーの上でぴょんぴょん跳ねながら、「げんぱちゅはんたい~」「さいかどうやめろ~」って無邪気に叫ぶ二歳の子どもを見て、はっとしました。

違う。私がこの子に伝えたいのは、そんな言葉じゃない。

この世界は美しいんだよ。君のいる世界は、すばらしい所なんだよ。人はみんな温かく、優しい世界なんだよ。

そういうことを私たちは伝えたかったはず。

怒りや非難や批判、恐れや不安でいっぱいの世界を、この小さな子の心に植え付けちゃいけないと、気づきました。

その日から、デモに行かなくなりました。

ブログやFBで投稿するのは、人が見て、幸せになることだけにしよう、そう決めました。

子ども達の幸せな未来を作ることに力を注ごう、そう決めました。

私達の活動は、その頃から変わり始めました。

そうしたら、出会う人が変わってきました。

子ども達の未来をよくしようと本気で考えている人たちで、私の周りはいっぱいになりました。

世界を変えるのは難しいかもしれない。でも、目の前の人を幸せにして、目の前の人を笑顔にして、口に出す言葉を変えていったら、いつかきっと、世界は変わる。そう信じています。

どんな姿を子どもたちに見せていきたいか、どんなあり方を子どもたちに示していきたいか。そこが大事で、そう思えばこそ、何をするかが決まってくるように思います。

Happy day

3/20は、国連が定めた世界幸福デーだそうです。

それにちなんで、Happy Day2019という企画が立ち上がりました。3/1~3/24までの間に、日本(世界)で、同時多発的にみんなが幸せを感じるイベントを企画しようと、あちこちでいろんなイベントが行われます。

詳しくはHPをのぞいてみてください。どこにいても参加可能なzoomを使って参加できるものもありますし、それぞれの地域で開催されるものもあります。

私達も、その規格の一つとして、3/23に、十和田市東コミュニティセンターにて、「子どもの可能性を広げる遊びのヒント」として、講座&プレーパークを開催します。

お近くの方は、ぜひ、チェックしてお申し込みください。

また、Happy Day企画ではありませんが、ギター職人である長男の企画したオリジナルキーホルダーづくりの講座も3/31にありますので、こちらも併せてチェックしてくださいね。

電動工具を使ったオリジナルキーホルダーづくり&プレーパーク

電動工具を使って、木材をカットしたり、レーザープリンターで自分のオリジナルの絵でキーホルダーに加工していきます。

長男はこの仕事を最後に、青森を離れ、仙台に移住します。

そこで、音楽活動をしながら、ギターを作り、加工し、独立起業します。高専を中退し、ギターづくりをしたいと言われたときは、正直悩みました。

自分の好きなことを仕事にしなさいと言ってきましたが、いざ、自分の子どもにそう言われると、うろたえるものです。でも、本人が本気でやりたいというのなら、応援してやろう、そう思いました。

でも、実際学校をやめてみて、やり始めてみると、言うだけの時と、実際やるのでは大違い。なかなか思うようにならなかったり、本人の中にもたくさんの葛藤がありました。

そんな長男の十和田最後のイベントです。

どうぞ、応援してやってください。

子どもの自由な時間は一日3時間しかない!


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『ハーメルンの笛吹きが 子どもたちを連れていく。

大人たちが 2兆3兆と稼ぐうちに、

ハーメルンの笛吹きが ケイタイ掲げて 去っていく。

街から子供の声が消えていく。

街から子供が消えていく。』~『みんな絵本から』(柳田邦夫著)

この本の中には、『子供たちが自由に過ごせる時間は4時間しかない!』と、書いてありました。でも、私の実感では、もっと短い。平日では低学年で4時間、高学年で2時間半~3時間ぐらいではないかと思っています。放課後帰ってきてから、宿題やってご飯食べて、お風呂入って九時に寝るとしたら、本当の自由な時間はそれしかない。

そのほとんどの時間を、テレビや、ゲームや携帯に使ってしまう子も少なくない。それは、とてももったいないことだと思います。

時間どろぼう

同時に、とても久しぶりに、ミヒャエルエンデの『モモ』を読み返しています。

大人たちが灰色の男たちに時間を奪われ、無駄ことに時間を費やすこともなくなり、忙しく、怒りっぽくなっていき、子供たちは、高価なおもちゃを与えられながらも、退屈そう。

遊び方を知らない子供たちや、遊んでなんかいられない、役に立つ勉強をしなければならない忙しい子供たちの姿が、今の子供たちと重なり、何とも言えない気持ちになりました。

冒頭の柳田邦夫の言葉とリンクして、なんだか深く考えさせられます。

大人も今はとても忙しくなっています。共働きでフルで働いている方はなおさらです。そして、同時に子ども達も忙しくなっています。

共働きであれば、普段は学童保育に預けたり、習い事や部活で親が帰ってくるまでの時間を過ごす子供もたくさんいます。

そういう子供たちの場合、冒頭の子どもが自由に遊べる時間と言うのは、もっともっと短くなります。平日は、おうちに帰ったら、ご飯食べて、お風呂入って寝るだけになります。それでも、やっぱり自由にできる時間は欲しいので、だらだらくつろぐ時間や、ゲームする時間も欲しいとなると、今度は睡眠時間が短くなっていくのです。

何のための忙しさ何でしょうか?

大人が忙しいのは、致し方ないかもしれません。でも、子供の忙しさは、何とかしてやれないものでしょうか。

プレーパークに遊びに来ていた子で、忙しすぎて遊ぶ時間がないと嘆いている子がいました。月曜日と金曜日はそろばん、火曜はスイミング、水曜は英語、木曜の夜は空手、空いてる自由時間は、木曜の夜の習い事の前の前の放課後の時間だけだという子がいました。

子どもの時間は今しかありません。本来、子供時代のたっぷり遊べる時間に、友達同士、自分たちで考えたバカな遊びをしたり、無茶やったり、ケンカしたり、大笑いしたり、そんな経験をたくさんしてほしいのに、時間がない。

放課後、遊びたくても、友達がそういう状態で、遊ぶ友達がいない。つまらないからゲームで時間をつぶす。そんな子も少なくない。

子どもから時間を奪っているのは何だろう?ゲームなのか?忙しすぎる大人なののだろうか?

大人は、子どもの夢見る時間を奪ってはいないだろうか?

『モモ』の中にこんな場面があります

「・・・子どもを十分に世話してやれるだけの時間が大人にはないんだ」

「子どもがこううろちょろしては、円滑な道路交通が妨げられる。・・・」

「子どもは未来の人的資源だ。これからは、コンピューターやジェット機の時代になる。こういう機械を使いこなせるように教育が必要だ。・・・ところが貴重な時間のほとんどを役にも立たない遊びに浪費させるままにしている」

こういう声を聞いて・・・子どもが道路や緑地などで遊ぶことは厳禁・・・遊びを決めるのは監督の大人で、しかもその遊びときたら、何か役に立つことを覚えさせるための物ばかり。こうして子供たちは、楽しいと思うこと、夢中になること、夢見ることを忘れてゆきました。

ミヒャエル・エンデ『モモ』

心の余裕

『モモ』に出てくる時間を奪われた大人たちは、忙しいばかりでなく、みんなイライラ、トゲトゲしています。

それは、物語の中だけのお話しではありません。私達の生活でも、やはり、忙しすぎて時間に余裕がなくなると、心の余裕がなくなり、心の余裕がなくなると、イライラトゲトゲしてくるものです。忙しいときに子どもが言うことを聞いてくれなかったり、お水をこぼしたりすると、やはりピリピリ怒ってしまいます。

でも、余裕があるときに同じことをされても、「ああ~あ」で済んだりします。

どうやら、大人も子供も、心がゆったりおおらかでいられるためには、”時間”が必要なようです。

ボーっとする時間も大事だと言います。意識的に活動している時よりも、ボーっとしている時の方が15倍も脳のエネルギーを使うそうです。ボーっとしている間に、脳は、様々な情報を処理するようなのです。

一見無駄と思われることが、実は大事なことなのかもしれません。

雪で子どもたちと、こんなことする心の余裕があったら、ギスギス、トゲトゲしないで済むかもしれません。

なかなか、そんな時間取れないよ、っていう方もいるかもしれません。でも、こういう心の余裕が大切だということは、心のどこかに持っていてほしいと思います。たまのお休みは、1時間でいいから何にもしないで過ごすとか、自分の好きなことだけして過ごそうとか、やらなきゃいけないことは置いといて、やりたいことをやる時間をとるようにするとか。

そして、子供に対しても、習い事や宿題や、やらなければならないことで時間を埋め尽くさずに、ボーっとしたり、好きなことをして過ごせる時間を作ってあげて欲しいな、って思います。

プレーパークは、ただ夢中になれる空間

大人になって、時間を忘れるほど夢中になったことはありますか?最後に夢中になって何かをしたのはいつだったか、思い出せるでしょうか?

子ども時代には、そんなことは多分しょっちゅうだったと思います。

プレーパークでは、子どもたちは、本当に夢中で遊んでいます。「帰るよ」と言っても、「まだ遊びたい」「あともう一回これやってから」と、もう一回もう一回と、なかなか帰らない子もたくさんいます。親は、次に行きたいところがあるからとか、もうそろそろ帰らないととか、時間を気にしてそわそわしますが、子どもの中に流れる時間には、そんな大人の時間の都合は関係ありません。

今、この瞬間を夢中で楽しむ。

それが子供たちであり、それができるのがプレーパークです。

子供が夢中で楽しむ姿を見る事で、大人も忘れていた今を楽しむ気持ちを思い出させてもらいます。ただただ笑って、夢中で過ごす時間が、大人にだって必要なんじゃないかなって、思います。

この子達は、ただただクリップをつなげているだけです。でも、ずっと夢中になってクリップをつなげています。

大人が思うような、何かちゃんとした形あるものを作る、というようなことじゃなくても、ただ、つなげたいからつなげる。もっと長くしたいからつなげる。そんなことでも夢中になれるのが子供たちです。

もし、プレーパークに来ることがあったら、時間のことはできるだけ忘れて、やりたいことを思う存分やらせてあげて欲しいと思います。本人が、満足した!って思うくらい遊んだら、もうそれで十分満たされています。

いっぱい遊んで、満足したら、あとは、こっくりこっくり、眠りにつくだけです。こんな寝落ちする姿を見ていられるのも、微笑ましくて、かわいらしくて、幸せな時間です。

こんな、宝物のような時間を、大事に、大事にしてくださいね。

年齢が上がるにつれて、自由な時間はますます減っていきます。

子ども時代の自由に遊べる時間は、思ったよりとても短いのです。遊んでばっかり、なんて言わずに、遊んでばっかりと言えるぐらい、どうか、たっぷり遊ばせてあげて下さい。

プレーパーク・イベント情報

★2/23(土)駒っこランド交流館でプレーパークです。10:00~15:00

冬場の土曜日は食堂はやっていませんので、お昼を挟んで遊びたいときは、お弁当を持って遊びに来てくださいね。雪遊びもまだまだできます。雪遊びで寒くなったら、室内のプレーパークで遊んで、一日遊べますよ♪

2/17(日)9:45~12:00

場所:はっぴ~らいふケア自宅教室( おいらせ町ダイナム下田店すぐそば )
パパ&ベビーヨガとパパ向けお話し会~はっぴぃらいふケア主催(ヨガ:ながおきみのり/お話し新藤潤一)
①父子1組2500円
②+母子1組+1000円
③+ママ 無料
(ヨガマットレンタル+200円)

お問い合わせ&お申し込み:
080-8201-6823
info@hlc-oirase.jp

★2/24(日)五戸町にて講演会(講師:新藤潤一)と段ボール遊び

【ママと子どもを笑顔にするパパの関わり】

10:30~11:30・・・講演
12:30~14:00・・・段ボール遊びなど


★3/16(土)駒っこランドプレーパーク・交流館
 10:00~15:00

はぴちるLINE@では、はぴちるプレパ情報など、随時配信いたします。

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11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできますが、 ほんとは、できれば、地元の本屋さんに注文して買っていただきたいと思っています。地元の本屋さんも大事にしたいと思っています。「悪ガキたちの秘密基地」、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。

でも、もし、アマゾンで購入した方がいましたら、レビューを書いていただけるととてもうれしいです。よろしくお願いいたします。


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記号18420 番号07138981 シンドウサチコ

子供たちが幸せな未来を生きるためにできること


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Happy Children TowadaのHPをちょっぴりリニューアルしました。

それまで長男の時から今までの20年ほどの長い長い子育ての中で、夫婦でやってきた活動に、Happy Childrenとして名前をつけて活動して二年ほどでしょうか。

Happy Childrenの名前に込めた私たちの想いは、そのまま、子供たちの幸せな未来を作ることです。

そのための居場所であり、プレーパークであり、自然体験キャンプや、講演活動、出版でした。

そして、2019年の年始、今年は、幸せな夫婦、幸せな家庭を作るという夢を描きました。

子供たちの幸せな未来を作ると言っても、いろんなアプローチがありそうです。

子供たちの幸せな未来を作るために何ができる?

人それぞれ、『子供たちの幸せな未来を作る』といった時に、想像することは違うと思います。

雪まみれになって遊ぶことも、子供時代の楽しい経験。

不登校や行き場のない子供たちを抱えた親御さんや、その生きづらさを知っている方は、そんな子供たちの居場所を作ろうと考えたり、学校に行かなくても子供たちに様々な体験をしてもらえるようなプログラムを考える方もいるでしょう。

今の教育制度に疑問と限界を抱えている方は、新たな形の学校や、教育の場を作りたいと考える方もいるでしょう。

豊かな自然体験が子供たちの未来を幸せなものにすると考えている方は、自然学校や森の幼稚園など、自然体験を大切にしたことを考えるでしょう。

川遊びも、川の流れを感じながら、川の流れの早い所、ゆるいところを見ながら、歩きやすい場所を探しながら歩きます。川の生き物にも出会います。

食が子どもの未来を作るのだと考えている方は、食という切り口で、料理教室や、食から体を作る教室など、様々なアプローチをするでしょう。

自分で調理したものをみんなでおいしいね、って食べることも大切な事。

文化の伝承が地域と子どもの未来のためには大切なことだと考える方は、地域のお祭りや行事で子どもたちに文化を伝えつつ、地域の伝統というものを伝えていくでしょうし、華道や茶道、武道など、日本人ならではの’〇〇道’というものを伝える方もいるでしょう。

地域のお祭りは、地域への愛着を育みます。地域の人達とのつながりが強くなるのも、お祭りのいいところ。

これからの時代はAIだ!起業する精神が大切だ!と感じている方は、プログラミング教室に力を入れたり、起業に向けたお話を子どもたちに向けて話すでしょう。

ものづくりできる人材がいなければ日本の未来はないと感じている方なら、物を創造する力を養うことを考えるかもしれない。

自分でこれが作りたい!って思ったものを、0から作る経験は、物を生み出していく大切なプロセスです。

いや、日本の食を支えるためには農業が必要だと感じている方は、農業体験を子供たちしてもらうでしょう。

土と触れ合うことは、近頃では、意識しないとできなくなってきたのかもしれません。だからこそ、大切なことだと思います。
お餅つきも、日本の大切な文化。伝えていきたい日本の文化はたくさんあります。

それぞれの感じている問題意識の違いで、幸せな子供たちの未来を作るアプローチは違うでしょう。

それは、それぞれ、どれが正しいとか、どれが間違ってるなんて言うことはなく、どれも幸せな子供たちの未来を作っていくための入り口に違いはないのです。

自分には、幸せな子供たちの未来のために、何ができるのだろうかと、常に問い続けていきたいものです。そして、自分にできることから、何でもいいので伝えていってほしいと思っています。

幸せそうな夫婦の姿、楽しい家庭を子どもたちに示していく

人間関係って、全てご縁だと思うのです。

人生の変わり目に、この人に出会えたから今の私があるって思える人に出会った経験がある方も多いのではないでしょうか?

それはきっと、この世に生まれ、ご縁があって出会う事、出会う人は、全て意味のある出会いだと思っています。

遅くもなく、早くもなく、今この時に出会うということが決められているかのように、大変で、つらい経験をしてきたからこそ、出会った人、出会う事柄で、その後の人生が変わることもあるものです。

そこには、学びがあり、成長があります。

私たち夫婦の場合は、探検部と言うのが一つの出会いでした。探検部で、自然を楽しみ、白神山地でマタギの工藤さんと出会い、岩木山を守ろうと活動する方々との出会いがあったから、人間もまた、自然の一部であるということに気づきました。そういう経験を共にしてきて、主人とパートナーとなりました。

その後、主人と結婚したときに、主人は肝臓を悪くしていました。当時主人が務めていたところの上司が、自然食を進めてくれていたこともあり、結婚してすぐに、自然食の事、健康のことを学ぶようになりました。

主人は、高校生の時にお父さんを喘息で亡くしているのですが、その出来事があったから、結婚したらいい家庭を作りたい、いい父親になりたいという想いを持っていました。

子供が生まれてみると、長男はアトピーで、私は、自己流で食事や体質改善といったことに取り組み、試行錯誤の日々でした。そして、最初に長男を預けた保育施設で、自然療法を知りました。

その時々で、必要な出来事があり、出会いがあり、今の私たちに結びついています。どれ一つとっても無駄なことはなく、必要な出会い。

そう思うと、夫婦になったことは、一番大きなご縁だったのではないかと思うのです。子どもを4人も授かり、その時々で子どもたちに教えられることもあり、日々、修行だな~と思うこともあり、でも、それ以上に笑いあふれる幸せな時間がありました。

この世でご縁があった夫婦です。何かしら学びがあるから一緒になったんだと思うのです。

親子も同じです。

胎内記憶を持って生まれてきた子の話では、子供は空から見ていて、このママのところに生まれたいと思って、親を選んできたといいます。

今回は、こんな人生を生きていこうと決めてきているとも言います。その時点で、病気を持って生まれることを選んでくる子もいるそうです。

そうやって選ばれて親になったのであるなら、それも、大きなご縁です。

せっかく縁あって、家族になったなら、幸せな夫婦、幸せな家庭でありたいものです。

もちろん、それぞれの家庭で、状況も違うし、仕事の都合上、夫婦の時間や家族の時間をあわせるのが難しい家庭もあるでしょう。

ママが一人で子どもを育てている家庭もあれば、パパが主夫をしている家庭もあります。いろんな形があっていいのだけれど、私たちは、幸せな夫婦の形を発信していきたいなと思っています。

私たちが、子供たちの居場所としてどこか場所を借りてやるのではなく、我が家で子どもたちを遊ばせているのにはわけがあります。

家のことをしながら、子供たちの様子を見られるから、私が楽だということもあります。でも、一番大きな理由としては、我が家のありのままの姿を見てもらいたいという想いがあります。

みんなで囲む食卓は、とてもにぎやかです。

夫婦のあり方とか、親子で言い合いも多少あるけど、笑いがある楽しい家庭、暖かい食卓、自由に遊ぶ子供達と、ど~んとそこにいて見守る母の存在。

子供たちの見ている世界はとても狭い。

自分の家庭と、関わりのあるちょっとした世界しか知らない。

もしも、夫婦仲の悪い家庭しか見てきていない子だったら、それが当たり前の世界になってしまうだろうし、コンビニご飯をひとりで食べるのが当たり前の子供だったら、食べることは、ただ空腹を満たすことだと思のかもしれない。怒られると叩かれる家庭で育ったら、怒りは暴力で吐き出せばいいと学ぶかもしれない。

そんな子供たちの世界に、こんなあったかい家庭があるよと伝えたい。

自分で、将来、こういう家庭を作ることはできるんだよと伝えたい。

笑いあって楽しい食卓。

お父さん、お母さんが仲のいい姿。

自分も将来結婚したら、こんな家庭を作りたいと思ってもらえるような、温かい家庭を見せていきたい。

冬休み、遊びに来ていた子と、お昼御飯、一緒にお好み焼きを作って食べました。

鰹節を削ってもらい、ソースをかけたり、マヨネーズかけたり、鰹節をみんなでワイワイかけながら楽しくお昼ご飯を食べました。

次の日もやってきたその子は、今度はうちの家族と一緒におそばを食べました。

中、高、社会人の大きいお兄ちゃんおねえちゃんと一緒に食べた食卓は、ちょっぴり緊張したようでしたが、家族であれやこれや会話しながらの食卓を、ドキドキしながら観察していたその子は、

「僕、今日の事、一生忘れないと思う」

と言いました。

「いいな~、新藤さんち、楽しくていいな~」と、よくいう子です。

この子が、将来家庭を持つ時に、こんな家庭を作りたいと思ってもらえているかどうかは分かりませんが、少なくとも、こういう家族の姿もあるという選択肢は増えたのではないかと思っています。

かつて、悪ガキの一人、ジャイアンが、「オレもこんな風に庭に遊ぶ小屋を建てるんだ!」と話してくれたように、心のどこかに、楽しい思い出として残してほしい。そして、そんな楽しい想像をしてほしい。

子供時代の楽しい思い出は、年をとってもなお心の中に残り続けるものです。

はぴちるLINE@では、はぴちるプレパ情報など、随時配信いたします。

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また、プレーパークで使う消耗品や、おうちプレーパークで子どもたちのおやつなど、物品支援で応援して下さる方もよろしくお願いいたします。

端切れや割りばし、ラップの芯や紙コップや紙皿、毛糸やボタン、ビーズ、マスキングテープ、リボンなど、おうちに眠っている不要なもので、工作に使えそうなものがありましたら、プレーパークに持ってきて下さい。

また、Amazonで物品支援も歓迎しています。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

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支店名 八四八(読み ハチヨンハチ) 

普通預金 口座番号0713898

また、11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできますが、

ほんとは、できれば、地元の本屋さんに注文して買っていただきたいと思っています。地元の本屋さんも大事にしたいと思っています。「悪ガキたちの秘密基地」、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。

十和田市秋祭り2018、今年も終わりました!


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3日間の十和田市秋祭り、最終日は雨の中終わりました!

娘がお祭りに参加するようになってから、たぶん7年目。私は引き子で、小さな息子と引いて歩くだけの参加だったのだけれども、末っ子が二年生になり、小太鼓で参加できるようになってから、私も初めて笛で参加することにして、子供たちと一緒に夏休み中から毎日練習して臨んだ秋祭り。

一生懸命練習する子供たちと、小学生のお手本になるべく厳しく指導される中高生。そして、笛や太鼓の指導者の他、山車を作る人、祭りの運行が事故のないように裏方で走り回る人たち。たくさんの人で支えられてる地元の祭り、地元愛を感じたこの一ヵ月でした。

祭り大好き!

お祭りに欠かせないのは子ども達。

ここの町内も、子供がだんだん減ってきて、子供たちを集めるために、町内からだけでなく参加できるようになって、最近また、お祭りに参加する子供たちが少し増えてきました。

写真は6年前の子ども達。

末っ子はまだ二歳。娘も次男も小太鼓で出ていた頃。

末っ子は、雨の中でもベビーカーで寝ながら参加していました。

あれから6年・・・

娘は笛のリーダー的存在に。次男も大太鼓の頼もしいリーダーに。末っ子も小太鼓デビュー。

6年で、こんなに素敵にたくましく成長してくれて、母はなんだかとっても感慨深い。

お祭りって、一度出ると、気持ちが高ぶり、本当に楽しい!みんなと一緒に引っ張るだけでも楽しかった。沿道で見るだけじゃなく、お祭りの一体感が大好きになってしまいました。

毎年、そうやって参加してきました。

そして、とうとう私も、今年から、吹いたことのない篠笛を毎日のように練習して、何とか吹けるようになりました。まだまだ早いケンカ太鼓にはついていけないところがあるけど、それでも、娘達と笛の衣装に身を包み、こうして一緒に吹けるなんて、夢のよう。気持ちも若い子たちのように、うきうきしました(*^-^*)。

今までは、笛なんて、音も出せないし、ムリムリ!って思っていたけど、去年あたりから、知り合いのお母さんが笛に出ているのを見て、ああ、なんだかうらやましいな~って、思っていました。

今までずっと末っ子と引き子で出ていたけど、今年から末っ子は小太鼓デビュー。旦那は元PTA会長として、先頭で綱を引きます。そう考えたら、あれ?私一人?

もうそばで引っ張ってる末っ子について歩く必要もない。

それって、寂しいじゃん!

そう気が付いてから、決めました。

よし!今年から、笛で出る!

若い子だから、呑み込みも早く、すぐ笛も吹けるようになるんだと思っていたけど、いくつになってからでも、やろうと思えば始められる。篠笛の音もうまく出せなかったのに、毎日、子供たちと一緒に笛の練習してたら、何とかなりました。何とかなるものです。

笛は娘が先輩です。

「お母さん、大丈夫なの?酸欠になるよ」と、笑われたけど、娘が吹いてる後ろで、必死で見様見まねで練習しました。

本番は、笛が手薄な後ろの山車の前を、他のお母さんたちと吹いて歩きました。

沿道で見ていたお友達に声かけられ、かっこよく吹こうと思ったら、全然うまく吹けなくて、大笑いした一場面もありましたが、そこはご愛嬌。

そして、お祭りの中で、大好きな場面はこんな場面。

小太鼓の小学生たちを盛り上げようとしてくれる中学生(*^-^*)♪

こんな雰囲気が大好きだから、また来年も出たくなる。

お祭り好きはこういうところから始まるんですね、きっと。

リーダーとなる中高生たち

小学生は、中高生や大人たちに支えられ、危険がないように見守られつつ、とにかく楽しんでもらえるように、サポートされつつ、太鼓の練習に励み、本番も頑張ります。

そして、去年まで小学生で守られていた子たちが中学に上がると、そこから、子供たちのいいお手本になるように、指導が入ります。そして、練習中も、お祭り本番も、小学生たちの面倒を見るのは中高生です。

お祭りの待機場所まで歩いて移動するときも、列の先頭と後ろ、途中途中に大太鼓や笛やちゃっぱ(手平がね)の中高生がついて歩きます。

他の歩行者や自転車の迷惑にならないように、広がりすぎないように注意しながら、前後が開きすぎて、信号渡れない子がいないようにとか、途中曲がってくる車がいたら、子供たちを止めて動かないように指示したりだとか、とにかく気をつかいながら、子供たちを現地まで歩かせます。

鼻白(はなじろ)塗ったり、女の子に口紅塗ってあげたり、トイレ行きたい子がいたらまとめて連れて行って、最後の子まで面倒見てあげたり、とにかく中高生たちはよく動いてくれました。

中高生たちは、小学生にとってあこがれの存在です。

小太鼓で頑張ってきた子たちは、笛やちゃっぱや大太鼓に憧れます。びしっと決めたその姿は、本当にかっこいい。そして、根っからお祭りを楽しんではじける様子は、小学生たちを盛り上げてくれて、お祭り自体を楽しいものにしてくれます。

そして、小学生たちの面倒を見る姿は、自分たちも、中学生になったらこんな風になりたいと、思わせる姿でした。

ご苦労さん会の最後には、中高生みんな集められ、冗談言いながらも、だれだれの、こんなところがよかったとか、こうしたほうがいいとか、指導者の方が話をした後、また来年もお祭り出るぞ!!って、円陣組んで。

中高生になると、部活があったり、忙しくなって来れなくなっちゃう子もいる中で、こうして集まってくれる子ども達は、本当にお祭りが大好きな子たちです。

また来年も、こうして集まってくれたらいいな~。

うちの次男は、今高3。大太鼓も今年が最後です。

でも、いつか、指導者側になったりするのかな~。どうなるかわからないけど、それもまたちょっと楽しみ。

性格的に決してリーダータイプではない次男が、大太鼓のリーダーとして必要とされてきて、やってきたお祭り。次男の活躍の場所が、こういうところにあったことが、ありがたく、誇らしい。

中の娘も、笛のリーダーとしても、小学生たちの面倒見の良さにかけても、言うことはきっちり言うその潔さはかっこよくって、彼女に憧れる小学生女子の声もありました。

小学生時代に、中高生に守られ、育てられてきて、その子たちが大きくなって、今度は面倒を見る立場になっていく。こうやって、子供たちは育っていくんだな~と、改めて思います。

大人の役割

中高生たちには、小学生たちの面倒を見る、という役割を持たせるお祭りですが、大人はと言うと、全体の危険がないかを見渡しながら、手薄なところをサポートしたり、中高生の指導にあたったり、裏方でたくさんの大人たちも動いています。

お祭りの練習中から、本番まで、祭りに参加するという子供たちを、親御さんからお預かりしての一か月間です。

祭り関係者の方々は、本当に気をつかっていました。

練習場所として借りている小学校の体育館。

最初と最後のあいさつはしっかりと大きな声でするように。

部活や、体育館を使用する、他の地域の方々に、迷惑が掛からないように、走り回らないとか、そういう細かいところから、お祭り本番の移動や、運行中に事故がないようにとか、女の子たちの紙を結い上げたり、お化粧したりする人がいたり、保護者対応とか、出店を見て回るのに子供たちを連れて歩いて、買いたいものをおこずかいで買うのに付き添ったりだとか。

全体を統括する人や、直接子供たちを指導する人は、とにかく、お預かりしている子供たちがお祭りを楽しんでくれて、お祭りが好きになってくれるように、そして、何事もなく、うちに帰れるよう、みんな気をつかっているのがわかります。

裏方としては、子供たちが食べるおでんを作ってくれる人だったり、おにぎりやおやつを用意してくれる人だったり、ご苦労さん会で、ずっと焼き鳥やホタテを焼いてくれたおじいさんだったり、もちろん、山車を作っている人だったり、子供たちを楽しませようと、盛り上げてくれる大人だったり、本当にたくさんの大人たちが裏で動いています。

地域の人だけじゃなく、山車の待機場所でトイレをお借りした家具のナナオさんでは、たくさんの子供たちにトイレを使わせてくれて、さらには雨の三日目に、雨の中待機してるのは寒いだろうと、倉庫前の屋根の下を好意で貸していただいたり。

たくさんの大人たちに支えられて、お祭りは成り立っています。

こんなにたくさんの人たちに支えられているからこそ、楽しいお祭りを、何の心配もなく心から楽しむことができる子ども達です。

お祭り関係者の皆さんには、頭が下がります。

2018年秋祭り夜間運行ダイジェスト

そんな秋祭りの中日の夜間運行ダイジェストで、十和田のお祭りをご覧ください。

 

地域で子育てしていこう!


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昨日は、十和田市内で、「子育て応援しましょ」というテーマをいただき、『子どもたちの幸せな未来のために、今、私達にできること』として、主人がお話しさせていただきました。

子育て中のパパやママ、子育て終わった世代などいろんな世代の人と、子育てについて問題に思っていることと、どんな事ができるのかを話し合いました。

主人が話した講演の内容を少し紹介しつつ、私の言葉も加えながら、一人一人どんなことができるか、考えていきたいと思います。地域で子育てしていきたい。そのためにどんなことができるでしょうか。

ママたちが非常事態

以前NHKで、「お母さんが緊急事態」という特集があって話題になり、本も出ました。

今、一人で子育てしているママが多くなっている『孤育て』が増えています。その中で産後のホルモンバランスが劇的に変化することや、産後、社会から隔絶され、一人で初めての育児に向き合う中で、産後うつを発症する方もたくさんいます。マタニティーズブルーのように、産後の軽い気分の落ち込みを経験するママも多く、そのまま産後うつに移行してしまう方も少なくありません。

核家族も年々増え、親に頼ることができない家庭も多い昨今、やはり一番力になってほしいのはパパだと思うのです。

最近はそれでも、昔よりは育児に積極的に参加するイクメンなんていう言葉もでるくらい、だんだんに状況は変わってきていますが、同時に、ワンオペ育児という言葉も最近よく聞く言葉となっているというのは、まだまだ、家庭の中でパパが育児に関わっていない、もしくは、パパが関わる時間が現実的にない、という状況があるのは確かのようです。

でも、実際、育児に関われなくとも、初めての育児にがんばっている奥さんに寄り添って、「頑張ってね」ではなく、「頑張ってるね」という言葉をかけてあげることが、一番大事なんだと思います。

産後、一番大変な時に、子育てに協力してくれたか、理解をしてくれたかは、その後の熟年離婚にもつながるくらい、根深い問題となっていきます。

愛情曲線というのを調べた人がいて、結婚までは、パートナーへの愛情がぐんと上がるけれど、出産と同時に、そな愛情はほとんど子どもに注がれ、パートナーへの愛情は急落します。

パパとママが描くみらい手帳

でも、子供が手を離れたと同時に、旦那への愛情が回復していくグループと、低迷したままのグループがあるのです。

その分かれ道が、産後からの子育て期間にあるのです。ママが、「一人で子育てして、ほんとに大変だった」と感じてしまうと、愛情曲線は低迷したままであるというのです。

世のパパたち、これは、心しておかねばなりません。

 

子供の自立

子育ての最終目標は、子供の自立です。

社会に出て、一人でやっていけるように。

でも、それは、何でも一人でできるようにする、というのとは違います。

自分一人の力には限界があります。でも、自分ができないことでも、それを得意としている人もいます。ジグソーパズルは、凸と凹があわさって、一つの作品が完成します。

できないことは、人に頼めるように、逆に、自分ができることで、人の助けになれるように、そういう力がこれからの時代必要になってきます。

そのためにはコミュニケーション能力も必要になってくるだろうし、困ったときは人に助けを借りてもいいと思えるような子育てをしていかなければなりません。

『我が子にどんな子供になってほしいですか?』という質問に対し、日本だけが突出して多い答えが「人に迷惑を抱えないような子になってほしい」というもの。

ず~っと、「人様に迷惑をかけるんじゃない」と言われて育てられてきた日本人。

人に迷惑をかけてはいけないという想いは、とても根強いのではないかと思っています。

でも、それと同時に『お互い様』という精神もあったはずです。

人に迷惑をかけてはいけないと思うと、人に助けてと言えなくなります。

でも、それよりだったら、人に助けてもらいながらも、自分が大変な時に助けてもらったから、人が大変な時は今度は自分が助けになろうと、そういう精神が大切なのではないかと思っています。

震災で大変な時に助けてもらったから、人の役に立つ仕事がしたいと思った若者も多くいました。

子どもが、何かあったときに助けてと言えるようになるためには、親が、人に頼りながら子育てしていく姿を見せていくことです。それは、ほんのちょっとしたことでいい。

いろんな人に頼りながら、いろんな人に子どもを関わらせながら、子供を育てていけたら、痛ましい事件も防げるのではないでしょうか?

 

子どもは大人の鏡

心のチキンスープ 愛の奇跡の物語という本で、心に刺さるこんな詩を見つけました。

『子どもは大人の鏡』

子どもは、批判されて育つと
人を責めることを学ぶ

子どもは、憎しみの中で育つと
人と争うことを学ぶ

子どもは、恐怖の中で育つと
オドオドした小心者になる

子どもは、憐れみを受けて育つと
自分を可哀想だと思うようになる

子どもは、馬鹿にされて育つと
自分を表現できなくなる

子どもは、嫉妬の中で育つと
人をねたむようになる

子どもは、ひけめを感じながら育つと
罪悪感を持つようになる

子どもは、辛抱強さを見て育つと
耐えることを学ぶ

子どもは、正直さと公平さを見て育つと
真実と正義を学ぶ

子どもは、励まされて育つと
自信を持つようになる

子どもは、ほめられて育つと
人に感謝するようになる

子どもは、存在を認められて育つと
自分が好きになる

子どもは、努力を認められて育つと
目標を持つようになる

子どもは、皆で分け合うのを見て育つと
人に分け与えるようになる

子どもは、静かな落ち着いた中で育つと
平和な心を持つようになる

子どもは、安心感を与えられて育つと
自分や人を信じるようになる

子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと
生きることは楽しいことだと知る

子どもは、まわりから受け入れられて育つと
世界中が愛であふれていることを知る

あなたの子どもはどんな環境で育っていますか?

子どもは、子どもが見てきたように育ちます。されてきたように行動します。

柔らかく、何でも吸収する子どもに、どんな姿を見せていったらいいでしょうか?

 

地域でできること

話し合いの中で、いろんな年代の人、いろんな立場の人がいました。それぞれでできることは違うでしょう。でも、根底に、子どもたちを温かいまなざしで見守りながら、地域の子供たちは地域で育てていかなければという想いはみんなの中にあります。

私達の場合は、まずは学校に積極的に関わりました。PTA活動や、図書ボランティア、自分たちで子どもたちのためにできることはやりました。

そうしていく中で、子どもたちには、「お話し会の人だ!」と、街であっても声をかけてもらいます。

また、近所の子供たちの居場所となる活動や、放課後の学校プレーパークをやって行く中で、いろんなところで「新藤さ~ん!!」と手を振ってもらいます。

子どもたちの中には、この人は信頼できる人だという認識ができているのだと思います。

今、学校では、昔遊び教室と言うのをやっていたりするので、子どものおじいちゃんおばあちゃんや、地域の方が学校に関わるような機会もあります。

また、地域見守り隊として、子どもたちの登下校を見守るおじいちゃんおばあちゃんもいます。

お祭りで子どもたちと関わることもあるでしょう。

子供会や、地域のイベントなどで子どもたちと関わることがあるかもしれません。

ちいさなところでは、子どもたちと出会ったら笑顔で挨拶するとか、暗くなって子どもが一人で歩いていたら、「もう暗いから、気を付けて帰りなさい」と、声をかけてあげることも必要かもしれません。

地域の中で、子供を見守る温かい目があれば、お母さんたちも、子どもの声がうるさいだろうからと子どもをしかりつけたり、公共の場で、赤ちゃんが泣いたときに「元気な赤ちゃんだね~。赤ちゃんは泣くのが仕事だからね~。」って言ってもらえたら、何とか泣き止ませようと必死になる必要もなく、お母さんも気持ちが楽なのではないでしょうか。

 

地域の中で、自分はどんなことができるか、大きなことでなくてもいい。

小さなことからはじめてみてほしい。

子どもたちに関わる機会があったら、温かいまなざしで子どもたちと接してあげて欲しい。

この前、うちに遊びに来た子供が、こんなことを言いました。

「生きてることが一番なんだよ。だって、生きてたらいっぱい楽しいことあるじゃん。生きてなきゃ意味ないんだよ」

上の心のチキンスープの一説に、

『親しみに満ちた雰囲気の中で育つと
生きることは楽しいことだと知る』

という一節がありましたが、

この子は、うちに来て、親しみに満ちた雰囲気の中で遊ぶ中で

「生きるって楽しい」って思ってもらえたのかな~と思いました。

そんな風に思ってもらえるように、日々、子どもたちと接していきたいと思う出来事でした。

 

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子どもの遊ぶ時間は、無駄な時間なんかじゃない


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時代と共に、子どもが外遊びする時間が減っています。

調査によると、20年前に比べ、半減しているといいます。

その背景には、部活動や習い事、塾で忙しい子供たちや、両親共働きのため、学童に行っている子供の増加、加えて、公園の禁止事項の多さ、ボール遊びできるような遊び場の減少など、原因は一つではありません。

私たちの子ども時代を振り返ったとき、毎日何より楽しみにしていたのは放課後、友達と遊ぶ時間ではなかったでしょうか?塾や習い事に通う子も、今よりは多くなく、遊ぶ友達は近くにたくさんいたものです。

今、子どもが自由に遊べる時間はとても短いのです。4年生ぐらいになると、部活に入る子供もさらに多くなり、塾や習い事に行く子も増えてきます。遊びたくても遊ぶ友達がいない、という状況になっているのが現代の子ども達。

一日遊びほうけて宿題をしない子を叱るより、今日もよく遊んだねと言ってあげたい。今しか思う存分遊べる時間はないのだから。

宿題しないから、お母さんの言うことを聞かなかったから、ゲームばっかりしてるから、罰として遊んではいけません、とお母さんに言われたという子供の声も時々聞きます。

それは、子どもにとって、一番つらい罰ではないかと思います。

短い子供時代を思いっきり遊ぶ権利はどの子にもあります。子ども時代に遊ぶからこそ培われる力があります。子どもの遊ぶ時間は、無駄な時間なんかではありません。遊びの中から学ぶことはたくさんあります。子ども時代に遊んだ経験が、これから大人になっていくときの土台になっていきます。

どうか、子どもたちに、もっと遊ぶ時間を作ってあげて欲しい。忙しい子供たちの声を聞くと、とても切なくなってしまうのです。

遊びあうことは育ちあうこと

遊びの中で育つ力はたくさんあります。

遊びを作り出していく創造性や、冒険心。工夫する力や想像力。自分はできるという自己肯定感。友達と関わるコミュニケーション能力。そして、何より、心を育てます。机の上の勉強だけでは育たない力が遊びにはあります。

遊びにはそんな素晴らしい力があるのだけれど、宿題しないで遊んでばかりいる子供を見ていると、つい、「遊んでばっかりいないで宿題は?」「早く帰って宿題しなさい」なんて言いがちですが、遊ぶ時間は、子どもにとって何にも代えがたいものだと思っています。

今日も2年生から4年生まで、男女混合で遊びこむ子供たち。

一人が木の上に登ると、それを見ていた木登り初めてな子も、自分もやってみたいと挑戦します。

「新藤さ~ん!!見て見て~!」って、初めて高く登って得意気な子供も。

一人が、「オレ、窓から登れるぜ!」って自慢すれば、「俺もやってみる」って挑戦します。

小屋の下には犬がいて、最初は犬を怖がってた子も、窓から登りたくって、途中からは犬のことなんか全然気にしないで遊んでいました。

「いいこと考えた!」って、考えつく遊びは、大人からするとくだらなかったり、そんな遊び?って思えるようなことだったりするけれど、子どもたちはいつでも全力投球で遊びます。

段ボールにお絵かきしてもいいようにと絵の具を出せば、始まったのはジュース屋さんだったり。大人が思うような遊びをしないのが子供です。

穴掘って、泥んこ遊びでもしたらいいかなと思ってスコップを渡したら、まさかの横穴の秘密基地を掘ると頑張り始めたり。

子どもたちのやることは、大人の創造力をはるかに超えてきます。

「ガムテープ頂戴」っていうから渡したら、グローブ作った子もいました。こんな事、大人じゃ絶対考えつきません。

大きい子と小さい子が一緒に遊んでいたら、小さい子が入れるようにちゃんと譲ってあげたり、小さい子が乗れるように手を貸してあげたり、異年齢で遊ぶ時は、大きい子の優しい一面が見られます。

普段は言うこと聞かない悪がきだって、 「おい!小さい子が先だぞ!」って、仕切って見せる場面もあったりして。

ケンカしながら、相手の気持ちを知ったり、子ども時代だからこそ、いっぱい失敗していいし、失敗を恐れずなんにでもチャレンジできるし、失敗したって、そこから次はどうしたらいいかを学ぶことができます。ちょっとぐらい失敗しても大丈夫と思えるような心の強さも培われます。

子ども時代にこういった遊びを経験しないで大人になっていく子が、増えてきているのかと思うと、何とも言えない気持ちになります。

ちょっとの失敗で心が折れてしまう子。

失敗を恐れて、新たなことに挑戦しようとしない子。

人の気持ちがわからないような言動をしてしまう子。

そんな子が増えてきているのも、遊びの経験不足と関係があるのではないかと思っています。

遊び合うことで、お互い育ちあうことができます。お互いの良さを認め合い、高め合い、遊びはより楽しい物へと変わっていきます。

遊びの力はすごいんです。遊びは無駄な事なんかじゃないのです。

子どもたちの遊びの時間を確保してあげて欲しい

子どもたちの遊びの時間は、何物にも代えがたい大切な時間なのだと大人の皆さんには知っておいて欲しい。

たとえ、習い事をしていようと、子どもたちが遊ぶための時間はちゃんと残しておいてあげて欲しいと思います。

毎日、アイドル並みの忙しさで、何曜日は塾、何曜日は習い事って、予定でいっぱいの子どもたちもたくさんいます。私も、そんな子供達を見てきました。

「何曜日しか自由な時間ないんだよね~」と、嘆く子供の声も耳にしたことがあります。

実際、私の娘も、小学校時代は部活で休みはほとんどなく、休みは平日の一日だけ。週末も、月に1~2回は休みなんだけど、そんな休みにも容赦なく練習試合が入ってくるし、お盆や正月も試合があったりして、いったい子供たちはいつ遊ぶんだろう?って思いました。

もちろん、娘がやりたかったスポーツです。好きだから休みたくない。

でも、腰は痛い、足は痛い、体はボロボロだったし、何より「ボーっとできる自由な時間が欲しい」「友達と遊ぶ時間が欲しい」と、よく言っていました。

遊んでもいいし、ボーっとしてもいい、自由な時間が子ども達には必要です。大人だって、そんな自分のための自由な時間がないと、ストレスがたまってくるものです。子どもならなおさらです。

遊ぶ時間を無駄な時間と、習い事だらけにしないで欲しい。心が折れてしまう前に、もっと遊びの時間を確保してあげて欲しいと思います。

プレーパーク情報

4/15(日)10:00~15:00まで、
十和田市駒っこランドでプレーパークを開催します。
雨天時は交流館にて。

木工や工作、絵の具遊びや新聞ビリビリ。小さい子から大きい子まで、年齢制限はありません。おじいちゃんおばあちゃんが作ってもいいんです(*´∇`*)。
誰でも自由に遊べるプレーパーク。

今回はあいにくの雨模様ですが、雨だからこそ、子供たちを遊ばせに連れてきてもらえたらなと思います。

 

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人材不足の社会の中で子ども達をどう育てていくか?


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もっと前からあったのかもしれませんが、去年あたりから、働き手を募集しても人が集まらない、というような話を身近で耳にするようになりました。

人材不足が問題になっているのは建設業、IT関連企業、運輸業、介護職、販売・飲食業。他にも、人材不足の影響は教育にも及んでいます。全国的に教員が足りていないと報じられています。

確かに、人口は減少し、高齢化し、団塊の世代が退職していく中で、人材不足になるのは予想されてきたことですが、思った以上に深刻な事じゃないかと危機感を感じています。

一方で、職を求めている若者も多くいるという事実もあり、若者たちが働く場所は何でもいいわけでもなさそうです。

人材が足りていない職種

はじめに述べたように、建設業、IT関連企業、運輸業、介護職、教員、販売・飲食業。こう見たときに、足りていないのは、ある専門の技術を持った人が足りていないということに気づきます。IT技術者、電気、機械などのエンジニア、大型ドライバー、介護福祉や教員などの専門職。

また、若者たちの意識として、正規雇用で働くより、アルバイトや、非正規雇用で働いた方が月給が稼げるし、余暇が自由になる、という理由で正規雇用で働かない層があるという話も。

青森では、息子の友達から聞いた話だと、高卒で働いて、初任給が12万という子がいました。一方で、アルバイトだけで一か月稼いだお金は14万という子も。それでいて、自分がやりたいこともやっています。

そういう面だけ見れば、正規で働くのはバカバカしくも感じそうです。

それに加えて起業ブーム。自分で好きなことで稼ぐ、という起業の波が、若手やシニア、ママの間で起きています。

15~39歳までのニートや引きこもりなどの働いていない世代は、56万人と言われ、全体の2%です。

また、フリーターは179万人と、全体の約7パーセント。

でも、こういう状況を見たとき、これからの社会はどうなっていくのかと危機感を覚えるのです。

給料が安い、過酷な労働環境、休みがとりづらい、人間関係、病気など、いろんな要因で、正規に雇用された人も次々と辞めていく職場もあります。

そんな社会になりつつありますが、これからこのような傾向はますます広がっていくでしょう。

私たちは、この社会を支えていくであろう、今の子供たちを、こういう社会で働く大人に育てていかなければならないわけです。

そう思った時、どんな風に子ども達を育てていけばいいのか、見えてきそうです。

技術職に興味のある子を育てるためには

一つには、将来の日本の技術を支えていく人材を育成していくことです。

それには、まず、小さなころから子供が興味を持ったことを思う存分やらせてあげることです。

例えば、小さなころから機械を分解するのが好きな子だったり、車や電車が好きな子なら、散らかっても、ものを0から作り上げることを経験させてほしい。ラジコンや時計やいろんな電気で動くものを分解するのを許してあげて欲しい。いろんなものを作ることを応援してあげて欲しい。

長男の場合、小さなころから工作好きでした。紙で工作することに始まり、銅線や電池を使った電子工作まで、いろんな工作の末、誕生日やクリスマスのたびにもらうラジコンはすべて分解。自分でカスタマイズしたり、自由に工作を楽しみました。でも、20歳になるまでにラジオを作り、パソコンを自作し、ギターにledを埋め込み光らせ、CADを使って自分で設計し、ギターそのものを作り、自分である程度何でも作れるようになりました。

ただ、こういうエンジニアタイプの部屋は、まず間違いなく散らかります。片付けるのが苦手なのはこのタイプ。一つのものにのめり込む代わりに、どうでもいいことには意識が向かないようです。

でも、そういうことを許していけば、エンジニアタイプは自分で0からものを作り出せます。社会には、そういう人材が必要です。

また、木工など、木をつかった工作も、自由にやらせてみたらいいと思うのです。自然の中で遊び、木を見て育ち、自分で木を切って物を作る体験をする。木のぬくもりや温かさを感じつつ、自分の作りたいと思ったものを形にする喜びを味わって育った子は、もしかしたら建築関係に興味が出てくるかもしれません。

プレーパークでも、よく、椅子を作りたいという子がいますが、板に足を4本つけだただけでは、強度が足りず、すぐに壊れてしまいます。でも、それに座ってもびくともしないように強度をつけていくには、試行錯誤が必要です。それは、揺れに強い丈夫な建物を作る上では、大事な体験になります。

人間関係を円滑にするためには

いろんな仕事がありますが、多くは人と関わる仕事です。サービス業であれ、介護職であれ、先生であれ。

どんな職場でも、人間関係が円滑でないと、心を病んで病気になったり、働けなくなってしまう人もいます。

コミュニケーションの土台は子どものころに作られます。

世の中には、自分と違う意見を持った人がいて、いろんな考え方を持った人がいるということを知る。時にはぶつかり、ケンカして、許して、許されて、そんな経験が子どものころには必要です。たとえ、あいつ、嫌な奴だなって思っていても、それでもそんな子とでも一緒に遊ぶためには、嫌なところには片眼をつむって遊ぶような、そんな柔軟さは、いろんな子と遊ぶ中で獲得していく力です。

自分の子どもが嫌な思いをしたなら、それは親としては守ってやりたい。

嫌なら学校行かなくていいよと言うことも、いじめなど、深刻な場合はそういう選択肢もあっていいと思います。

けれども、ちょっとした子ども達のけんかやいざこざに、見守りはすれども、あまり親は介入するべきではないのではないかとも思います。

子ども達がその中で学ぶことは大きいと思うのです。

自分の子がバカにされるのを見るのはとても嫌なものです。あんな友達とはもう遊ぶなとも言いたくなります。けれども、そんな子とでも子どもが遊びたいと思っているのであれば、それは、見守ってやるべきではないかと思うのです。

息子も、遊んでいる友達の中には、人を傷つけるようなことを平気で言う子もいます。幸い、息子は自分で「そんなこと言ったら俺だっていやなんだからな!」と、泣きながらでも気持ちを伝えることができます。そういう中で、相手の子どもも、相手の気持ちに気づいていくんだと思うんです。

遊びの中でずるばっかりする子や、鬼ごっこも、鬼になるとすぐ帰っちゃう子とか、そんな子もいますが、そうすると、周りの子が、ちゃんと、「お前ばっかりずるいじゃないか」と怒ったり、「〇〇ちゃんは鬼やらなくていいから、一緒に鬼ごっこしようよ」とか、子どもたち同士で一緒に遊ぶためにはどうすればいいか考えて遊ぶ場面をよく目にします。

子どもがケンカする機会を簡単に奪わないで欲しいのです。もちろん、時には大人の介入が必要な場合もあります。子どもが「死ね」とか「うざい」とか、相手をひどく傷つけるようなことを言った時や、直接身体を傷つけるようなとき、命に関わるときは、即座に介入する必要があります。

それ以外の小さなケンカやいざこざは、子どもの様子を見ながら、子どもと話をしながら、どこまで見守って、どこから手を出すか、難しいところもありますが、できるだけ見守ってあげるようにしてあげたいものです。

心を強くしていくためにも、ケンカは必要です。自分の気持ちを表現したり、相手の気持ちを知ることにもなります。

例えば、親であっても、体調が悪かったり、忙しすぎて心に余裕がないと、イライラして子どもにきつく当たってしまう場面もあるでしょう。

そんな時も、子どもにちゃんと説明してあげて欲しいのです。

「今日はちょっと具合が悪いから、お母さん、なんかイライラしてるんだ。だからさっきは怒りすぎてごめんね。」って。

そういうことを言葉で伝えてあげていれば、人が怒るときは、悪いことした時ばっかりじゃなく、体調が悪いときにもイライラして怒りたくなるんだ、って知ることができる。

人の悩みの8割は人間関係だとも言います。

子ども時代のいいところは、失敗してもいいというところ。

失敗しても、よっぽどのことがない限り、ごめんねで許されてしまうところです。言いすぎちゃったり、失敗する中で、「ごめんね。「」いいよ。」と、許される経験を積む。

そうやって人間関係を円滑にしていくためには、多様な人と接する機会が必要です。こんな人もいるんだ。こんな考え方の人もいるんだ。そういうことを全部ひっくるめて、そういう人たちをうまくやっていく方法を考えていくことができるのが子供時代です。

そういう意味で、集団で遊ぶことには意義があります。

こんな大人になりたいという姿を見せる

子ども達は、身近な人から影響を受けます。

私たち大人は、こんな大人になりたいという背中を子どもたちに見せてやって欲しいのです。

おままごとで人気なのはペット役だという話も以前書きました。

ただかわいがられたい、そんな想いの表れかもしれません。

でも、それ以前に、こんな大人になりたいと思えるような大人がそばにいないのかもしれません。

毎日仕事の愚痴ばっかり聞いていたら、そんなに大変だったら、大人になっても働きたくないと思うでしょう。

「こんな大変な仕事、お前にはさせたくない」と言いながら仕事する後姿を見て、誰が農業を継ぎたいと思うでしょう。誰が先生になりたいと思うでしょう。誰が介護職に就きたいと思うでしょう。

身近な大人は、子どもに憧れられるような、そんな働き方をしていてほしいと思っています。自分も早く大人になって、こんな風に働きたいと思えるように。

そのためには、大人がイキイキと仕事を楽しんでいなければなりません。楽し気に働く姿を見て、子どもは未来に希望を抱くのです。

羽生君がオリンピックで一生懸命滑る姿は、多くの人が感動しました。本当に楽しんでスケートをしているその姿に、スケートで、東北の人達を元気にしたい、そんな想いに、人は感動して、子ども達は、こんな風になりたいと憧れを抱きます。

想いのあるいい先生に出会ったら、こんな先生になりたいと、子ども達は思うのかもしれない。

おじいちゃんおばあちゃんと暮らすことで、お年寄りの面倒を見たいと思うように育った子は介護職を選ぶかもしれない。それは、おじいちゃんおばあちゃんに優しくしてもらって、おじいちゃんおばあちゃんが大好きだったとか、そんな温かい気持ちから生まれる気持ちで、おじいちゃんおばあちゃんを喜ばせたい、そんな純粋な気持ちが育っていくのかもしれません。

子どもに関わる大人の姿は、思っている以上に子どもたちに影響を与えると思っています。

働くのが辛い、と、文句ばっかり言ってる姿を見せられたら、働かなくていいなら働かなくていいやと、楽なほうへと流されてしまうのかもしれません。

子ども達に希望を抱かせる、そんな大人でありたいものだと思います。

 

 

 

 

 

 

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つながる力~地域で子育て【子育てに必要なのは地域の大人との関わり】


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昨日、NPOゆめ・まち・ねっとの渡辺夫妻(たっちゃんとミッキー)の講演会に行ってきました。静岡県で冒険遊び場たごっこパークの他、おもしろ荘という、放課後の子ども達のたまり場、寺子屋、子ども食堂、社会的養護が必要な子のためのシェアハウスむすびめなど、多岐にわたる活動をしているたっちゃんとミッキー。
目の前にいる、助けを必要としている子供たちのために、何かできないだろうかと、やってきた13年間の活動を伺いました。
お話しの中で強く思ったのは、それぞれの地域で、助けが必要な子供たちを拾い上げていかなければならない。自分たちの地域の子供たちは、自分たちで見守り、育てていかなければならない、ということでした。
そのためには、同じ想いで、頑張っている仲間とつながっていくことも必要です。そして、一人で悩んでいる子ども達や、ママ達に寄り添って、地域の力でみんなで子育てしていくことが必要なんだと思いました。
子育てには、他者とつながる力が必要です。地域で子育てしていく、地域と関わる力は、絶対に必要です。

子どもの社会力が低下している?

今、子どもたちだけでなく、大人でさえも、人と関わる社会性が希薄になってきているように思います。人と関わるのがわずらわしいと感じる人も多くいます。買い物も、ネットでクリックすれば何でも買える世界。店員さんと会話しなくても買えてしまうし、人と関わるわずらわしさから、ネットの世界に没頭する人も多くいます。確かに、人と関わらなければ、嫌な思いをすることもないし、人に干渉されることもない。

町内会に加入しない人も多くなり、ご近所でも顔も知らない、挨拶もしたことない、ということもあるようです。

都内では、挨拶するのが煩わしいとか、子どもにあいさつしただけで不審者扱いされたとか、子どもには知らない人に声かけられたら逃げなさいと教えているとか、昨年、そういう理由であいさつ禁止になったマンションも話題になり、賛否両論飛び交っていました。

そもそも、そんな大人の姿を見て育った子供たちが、人と関わる社会性が育つのでしょうか?

小さなうちから、おとなしくしていてくれるからと、テレビやゲーム、スマホに子守をさせる家庭も割と普通にいて、幼稚園や小学校での遊びはゲームが中心。友達同士で集まるけれど、ゲームの画面と向き合って、お互いに話す言葉も少ない。

ちょっとケンカすれば、キレる。相手の痛みがわからない。いじめもそう。相手の気持ちを推し量ることができない。そして、リアルに相談できる人がいないから、自分一人で抱え込んでしまう。

これは、ゲームやスマホのせいばかりでなく、子ども時代に子ども同士ケンカしながら遊ぶ経験の少なさや、大人自身が地域の大人と関わる姿を見せてこなかったからなのではないかと思うのです。

身近に接する子供たちを見ていて思うのは、ある程度、周りの大人との関わりがあったり、友達同士遊ぶ時間を持てる子は、ゲームもするけど、ゲームばっかりということもないように思います。ちょっとゲームしたら、「~して遊ぼうぜ」って、外に飛び出していくことも多い。関わる面白さを知った子は、そこに依存することは少ないのかもしれません。

人間の脳は5,6歳までに7,8割育つと言います。生まれたときから、人とのかかわりが少ない中で育てば、人と関わらないほうが心地いいと感じてしまうようです。でも、人と関わらないほうが幸せかと言われたら、やっぱり人は人と関わって生きていくことで幸せを感じるのではないかと思うのです。

年をとって、有り余るほどお金を持ってる人が、定年後、畑で自家栽培し、知り合いやご近所さんに野菜をおすそ分けしている、という方がいます。他の人に喜んでもらうことで幸せを感じるからだと言っていたと聞いたことがあります。

人と関わることで育つ社会力は、大人になってからとても必要になっていく力です。一人じゃできないことも、他者とつながることでできることもある。自分の得意な能力を生かし合ったチームで仕事ができたら、すばらしい仕事ができそうです。

リーダータイプの人、コピーライティングが得意な人、広報が得意な人、コンピューター関係に強い人、調停役がうまい人、セールストークが得意な人、それぞれ得意なことがあるはずです。一人が全てできるスーパーマンである必要はなく、一人一人の強みを生かしたチームになったらいい。それには、人と人がつながって社会を作っていくコミュニケーション力や、社会力が必要になってくるでしょう。

人と関わることは、決して面倒な事ばかりではないはずです。

子ども達に寄り添える大人がそれぞれの地域にいてほしい

たっちゃんとミッキーがやっている冒険遊び場や放課後の居場所には、小学生ばかりでなく、中高生や障がいを持った子供たちもやってきます。金髪の中高生のように、学校には髪を黒くするまで来てはいけないと言われているような子たちや、タバコ吸ってるような子たちも来るそうです。

それでも、たっちゃんとミッキーは、彼らを排除することなく、受け入れ、話を聞いてあげます。

いじめにあっているような子も、悩みを抱えている子も、たごっこパークでたき火を囲みながら、「あのね・・・」と、語り始めることもよくあるそうです。

自殺する中高生、覚せい剤に手を染めてしまう若者、彼らの周りに、こうやって、「あのね・・・。実はね・・・。」って、相談できる人が一人でも周りにいたなら、そんな悲しい事件は起こらなかったかもしれない。

自分には関係ないことだとそういう子たちを見て見ぬふりをすれば、人から批判されることもなく、面倒くさいことにもならない。

でも、困っている子供たちがいる限り、目の前に、そういう支援を必要とする子がいる限り、地域で子どもたちをありのままに受け入れ、温かく声をかけてくれる大人がいてくれたら、地域の中で、子どもたちに声をかけ、寄り添ってくれる大人がいたなら、悲しい事件は起こらないで済むのではないでしょうか。

一人で関係を築くことのできる子どもの数は限られています。

でも、あちこちに、そういう想いを持った人が点となり、つながっていけたら、地域の子供は地域で守り育てていけたら、子どもたちにとってこれほど望ましいことはない。

昔は、危ないことがあったら、危ないよって声かけてくれるおばちゃんがいたじゃないですか。

暗くなってきてから帰る子供がいれば、「気を付けるんだよ」って、声をかけてくれる大人がいたじゃないですか。

何か元気ない子がいれば、「どうした?」って声かけてくれるおばちゃんいませんでしたか?

地域の中で、温かいまなざしで子どもを守り育てていく、そういう地域が、あちこちの点となって、広がっていけばいいですね。

いい子ばっかりじゃないけれど

子どもの居場所を作っていると、いろんな子供たちに出会います。いい子ばっかりじゃありません。

私が庭を開放して遊び場にしていたときにやってきた悪たれ達もそうでした。すぐ手や足が出たり、人が傷つくようなことを平気で言ったり。物を壊したり、言うこと聞かなかったり。

でも、その分そういう子たちは、言うことをよく聞いてくれる聞き分けのいい子ども達より、断然おもしろいものを生み出す発想力があって、ハチャメチャだけど魅力的な子でもありました。

大人を大人とも思わないようなところがあって、言うこと聞かなくって大変だったけれど、その子なりに抱えている思いがありました。

小さな末っ子にやきもち焼いて、「お前、甘えすぎだぞ!俺たちそのぐらいの時、そんなに甘えてなかったぞ!」と言うこともありました。

甘えたかったけど甘えられなかったのか、見てほしかったけど見てもらえなかったのか、そんな気持ちが見え隠れしていました。

そんな悪たれ達の物語と、子育ての話を書籍化します。

これまで、たくさんの応援、ありがとうございます!

引き続き、クラウドファウンディングの応援、よろしくお願いいたします。↓

 

まとめ

地域の子供を見守り育てていくのは地域の力。子どもたちが笑顔で走り回ることができるように、温かい目で見守る大人があちこちにいるように、地域でつながりながら、子どもを支えていきたいですね。

一人も取りこぼさないように、手を差し伸べてやれる、批判するでもなく、アドバイスするわけでもなく、ただ話を聞いてくれる人。

地域の中の小さな点が、いつしか線になって、どんどん広がっていきますように。

 

 

 

 

 

 

幸せな子供時代を


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先日、「母ターシャの思い出」という本を読みました。絵本作家であり、画家であったターシャ・テューダーの絵本を読んだことがある方も多いでしょう。

農場での子ども達との日々を描いた作品などを描いたターシャの息子セス・テューダーがつづった、幼き日の母との農場での暮らしが紹介してある本です。

母が、大事にしていた季節の行事や、近くの川へピクニックに行った思い出、庭仕事が好きだった母の思い出、クリスマスの息をのむような美しいツリーの飾りと、ワクワク感、その一つ一つが、セスにとって、かけがえのない温かな子供時代の思い出であることがうかがえます。最後に、『楽しかった当時の日々の輝きと興奮は、僕の記憶の中で、今も鮮明に生きている』と語っています。

このほ本を読んだ後、とても暖かな幸せな気持ちになりました。

幸せな子供時代の思い出は、年を重ねてもなお、心の中で輝きを失わない、心温まるものであることを感じます。

子ども時代に一番学習しなければいけないのは、幸福です

隂山英男さんの、『だから、子ども時代に一番学習しなければいけないのは、幸福です』という本があります。

隂山さんといえば、百ます計算で有名な方ですが、子どもの学力向上を進める方がこんなタイトルの本を書かれていることに驚き、こちらも読んでみました。

「貧しかろうが、成績がよくなかろうが、幸せな子は自然に伸びていきます。気持ちが安定しているからです」

「安心感が困難に強い人間を育てる」とも書いています。

『気持ちの安定感』は、幸せな子供時代に育まれていくものです。

以前の記事「子どもの原風景を心に刻む」も、まだの方はあわせてお読みください↓。

子育てや、日々の生活を心から楽しんでいたターシャのように、日々を楽しむ母の姿を見て、友達同士で毎日今日はどんな面白いことして遊ぼうかと、面白いことに貪欲な子供時代を過ごすことは、子ども心に幸福と安心感を積み重ねてゆくのだと思います。

小林亞聖作曲の「にんげんっていいな」の歌詞にあるように、

くまのこ見ていた かくれんぼ
おしりを出したこ いっとうしょう
夕やけこやけで またあした
またあした
いいな いいな
にんげんって いいな

おいしいおやつに ほかほかごはん
こどもの かえりを まってるだろな
ぼくもかえろ おうちへかえろでんでん でんぐりかえって
バイ バイ バイ

そんな歌詞にあるように、友達と暗くなるまで遊びきって、あったかいおうちに帰る安心感とか、ちょっといたずらしてみたり、冒険してみたり、泥んこになってみたり、傷だらけになってみたり、時にはガキ大将のようであったりする子ども達が、おうちに帰って、ホッとする、おうちに帰れた安心感を子どものうちにしっかり味合わせてあげてほしいと思います。

塾や習い事や、お勉強なんて、後回しでもいい。かけっこ早くなくたって、勉強できなくたって、子供時代に一番大事なのは、そういう安心感なんじゃないのかな~って思います。

子ども時代に経験してほしいこと

では、幸せな子ども時代を過ごすために、経験してほしいことは何でしょうか?

自分の子供時代を振り返りつつ、あんな子供時代、楽しかったな~って思える思い出って何でしょうか?思い出すと、心がほっこりする思い出ってどんなでしょうか?

泥んこになって遊ぶ

雨にうたれてびしょ濡れになる

雨上がりの虹

息をのむような美しい夕焼けの中歩いた記憶

秘密基地を作ったわくわく感

自転車で遠くまで友達といったこと

雪の中、大きなカマクラを掘ったこと

温泉出るまで土を掘ろうと頑張ったこと、

生き物を見つけて捕まえた喜び

うちに帰ると漂う晩御飯の匂い

例えば、やった~!今日はカレーだ!って思う瞬間

お母さんの「おかえり~」っていう声

夕暮れに灯る玄関の灯り

・・・

人によって、経験したことは様々でしょう。

でも、その一つ一つを思い返すと、ほっこりあったかい気持ちになるものです。

その安心感は、心の土台です。

悪たれ達の物語

そして、再び宣伝させてください。

誰にでもある子供時代だけれど、なかなか幸せを感じられないできた子も少なからずいるのだと感じたのが、私たち夫婦が出会った悪たれ3人組でした。

3人のうち一人は、「おれ、別に死んでもいいもん」「おれ、明日死んでるから」「人を殺してみたい」と話すような子でした。

すぐに暴力をふるって、人が傷つくようなことも平気で言う子達でした。

彼らと接して分かったのは、そんな彼らも、認めてほしい、自分に注目してほしいと思っているということでした。

幸せな子ども時代を過ごすには、まず、子ども達がありのまま受け入れられることと、周りの大人が幸せそうな姿を見せてやることが必要なのではないかと感じています。笑って受け入れてくれる大人の存在が必要不可欠です。

それは、親であれば一番いいのでしょうが、家庭環境も様々な子ども達がいることを想えば、たとえそれが親でなくとも、子どものそばにいる大人が、誰か一人でもそうやって受け入れてくれたら、それだけで心の安定をえられるのではないかと思っています。

子ども達の周りに、そんな大人たちがたくさんいたらいい。

あっちの地域、こっちの地域、いろんな地域で、子ども達をまるごと受け入れてくれる大人の目があれば、子ども達は安心して幸せな子供時代を過ごすことができるのだと思います。

彼らの話をたくさんの人に知ってほしい。

彼らのことを本にするためのクラウドファウンディングはまだまだチャレンジ中です。どうぞ、応援よろしくお願いいたします。

幸せな子供時代を作るために、プレーパークも引き続きやっていきます。

明日は十和田市駒っこランドで10時から15時までプレーパークです。

あいにくの雨予報なので、室内(交流館)で行います。雨でも遊べるプレーパークに、お近くの方はぜひ、遊びに来てみてくださいね。

 

人生を楽しもう!


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【何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。】
The most important thing is to enjoy your life – to be happy – it’s all that matters.

ーオードリー・ヘップバーンー

夕べ、北海道から鹿児島まで、歩いて日本縦断しているアフロ兄弟と女の子が、我が家に一晩泊っていきました。昨日は歩いて青森から十和田までの八甲田越え。雨も降る中、気温も13度と低い中、やってきた3人は、とっても面白い人たちでした。

人生を楽しんでいる人は、とにかく楽しい!そして、周りを笑顔にしていきます。そうやって、人生楽しんでいる大人たちの姿を子どもたちに見せたいと思っています。

普通じゃない大人たち

アフロ兄弟(かごしマンとこういちマンモス)とちゃきちゃんの3人をうちに泊めることになった経緯は、プレーパークつながりの青森プレーリーダーひろちゃんからのメッセンジャー。

「この子、今日ミーちゃんちにお泊まりして、 明日の朝八甲田山越えして、十和田に行くんだって!さっちゃんちにお泊まり出来ないかなぁ」

即答で、「いいよ」と返信。

うちは、いろんな旅人が旅の途中で泊っていってくれるのだけど、今回はアフロ二人というすごいインパクト(笑)!

うちは、それほど部屋数がないので、誰かがお泊りするたびに、男の子なら次男の部屋を、女の子なら娘の部屋を明け渡してもらって、お客様には子どもたちの部屋に泊まってもらいます。

夕べも子ども達に、「明日、アフロで歩いて日本縦断してる人、うちに泊まりに来るから、部屋の必要な荷物、出しといてちょうだい」と、頼んだら、

「何で、うちに泊まりに来る人って、変な(変わった)人達ばっかりなの?」と、次男。

 

そう、うちに泊まっていく旅人たちは、みんな普通じゃない(笑)。

自転車で世界中を旅する織人くん、松本英揮さん、ゆいとくん、自転車で日本縦断しているひきこもりだったハッピー君、ヒッチハイクでみんなの夢を集めてるあいぼん、忍者でヒッチハイクのカナダ人のさぶろう、リアカー引いて富士山まで夢を集めてる香さん、いろんな人が、通りがかりにうちに泊まっていってくれます。いろんなご縁で家に泊まることになったドイツ人や韓国人、イタリア人も。

今回のアフロ兄弟は、NPOメイクザヘブンのかごしマンと、こういちマンモス。植林したり、過酷なことにチャレンジしたり、め組ジャパンとして、被災地支援も行っています。

詳細はFBページをどうぞ。

いろんな人の、いろんなお話聞けて楽しいし、いろんな価値観、いろんな夢を聞くのはとても楽しい。子どもたちには、こういう、人生楽しんでる大人たちに、たくさんであってほしいと思っています。

人生やりたいことやって、楽しんで生きていこうそう思ってほしいな。

私ができることは、何かしらチャレンジしている旅人たちに、あったかいお布団用意して、お野菜いっぱいの美味しいご飯を用意すること。
旅の途中で、エネルギーチャージしてもらうこと。

旅をしていると、コンビニ弁当ばっかりだったり、ろくに食べてなかったりするんじゃないかと思うから、とにかく、エネルギーがわくように、お野菜いっぱいの、おいしい家庭料理を食べてもらいたいと思っています。

そして、もう一つは、あったかい家庭を見ていってほしい。

若い人たちには、自分も、結婚したら、こんなあったかい家庭にしたいな~って、思ってもらえるような家族の姿を見てほしい。

そして、我が家の子ども達には、こんな面白い人たちいるんだから、あなたたちも、面白い人生を歩みなさい、そんな思いを持って、受け入れています。

 

感謝は循環する

さて、私たち夫婦が、こうやって、たくさんの旅人たちをうちに泊めるようになったのにはわけがあります。

私たちは学生時代探検部でした。サイクリングやヒッチハイク、リバーツーリングなどで、あちこち旅に出る機会も多くありました。

旅先で、いろんな方の温かさに触れました。

温泉に連れていってもらったり、差し入れもらったり、ヒッチハイクで車に乗せてもらったり、お水を分けていただいたり。

人って、優しいんだな~、あったかいんだな~っていうのを経験してきました。

そして、結婚したとき思ったのは、私たちがしてもらってきたように、今度は、困っている人を助けてあげる側にまわりたいということでした。

ヒッチハイクしてる人がいたら乗せてあげたいし、旅人見たら親切にしてあげたい。寒い日は宿を提供し、温かいご飯を食べさせてあげたい。

こういうのを、『恩送り』とか、『ペイフォワード』、『感謝の循環』と言います。

自分の受けたご恩を、その人に返すのではなく、次の人へ回すということ。

そしたら、私が送ったご恩は、今度は、私の手を離れたところでさらに広がっていくのかもしれない。

それって、素敵なことだな~って思います。

感謝は循環していく、それも、子どもたちに見せていきたいことです。

実際、長男が去年自転車で国内を旅していたときに、ごはんを食べさせてもらったり、いろんな方に良くしてもらいました。そしたら、その時のFBで、「自分も将来、旅人がいたら自分がしてもらったように、よくしてあげたい」と、投稿していました。

されてもらったように、自分も今度はしてあげる人になりたい。

それが、感謝の循環です。

ワクワクすることを、とにかくしてみる

人生楽しんでいる人たちにたくさん出会ってきましたが、みんな、今を一生懸命生きています。今、ワクワクすることをしています。

お金がないから、お金がたまったら~しようとか、時間がないから時間ができたら~しようとか、そんな人は一人もいない。

お金がない心配するより、なくても何か自分にできることはないだろうか?と、旅に出るわけです。悩んでる時間があったら、動いてみる。そんな人たちばかりです。

そして、私も、きっと、変わった大人の一人です。

仕事以外の自分の時間を、お金にならなくても、子どもの居場所を作ろうと動いています。そして、今は、本を出版しようとチャレンジ中。

やるって決めたら、ワクワクしています。

クラウドファウンディングでただいまチャレンジ中です。

早速いろんな方に応援いただいて、本当にありがたいです。

やりたいけど、どうしようかな~って、考えてるだけで止まっていては、何も動き出さない。

私は、二年前に一度出版しようと思ったのだけど、その時は資金がなくて断念していました。

でも、ブログを二年間書き続けてきました。悪たれ達のこと、子育てで思うこと、いろんな講演会で聞いた話で、自分が感じた事、とにかくアウトプット続けてきました。

今回、書き続けてきたことで、ブログを書籍化しませんかとお話をいただき、二年越しで、今度はやってみようと思ったのです。

とにかく、やりたいことに向けて、一歩でも、動いてみることって大事だな~と思うのです。

 

皆さんのワクワクすることは何ですか?

ワクワクした姿を子どもたちに見せていますか?