子育てが大変と思うか、楽しいと思えるか


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子育てを大変と思いますか?

子育ては楽しいと思いますか?

これ、子育てしていると、どっちもありますよね。

忙しいときに限って言うこと聞いてくれなかったり、お水こぼしたり、熱を出したり・・・。そんな大変な瞬間もあれば、子どもがゲラゲラ笑ってるの見て、思わず笑ってしまったり、卒園や卒業のように、子供の成長を見て、ほろりと泣ける瞬間があったり、一瞬一瞬が、笑いあり、涙あり、怒りあり、悲しみありです。

人生の中でこんなにも喜怒哀楽が激しい時期は、子育て期間中が一番なのではないかと思います。

四人育てて思うのは、子育てするという行為は、どの子も同じです。

生まれたては2~3時間おきの授乳におむつがえ、夜も続けて眠れないし、自分の時間なんてほぼ取れない毎日で。2,3歳になって、楽になるのかと思いきや、今度は魔のイヤイヤ期。小学校に上がると楽になるだろうと思っていると忘れ物は多いし、口答えもいっちょ前になってくる。友達関係の悩みや、学校の悩みもでてきたり。成長したならしたなりに、大変なことはその都度あります。

でも、その一つ一つを大変ととらえるか、大変なことも楽しめるかは、気持ちの余裕と、この先、どんなことが起こるのかという大まかな予測がたっているか、なのではないかと思うのです。

その、気持ちの余裕をもつことと、先の予測について、少し考えてみたいと思います。

気持ちの余裕

気持ちの余裕って、どんな時に生まれるでしょう?

日々、朝起きてから夜寝るまで、子どもが優先される毎日を過ごしている時は、気持ちに余裕があればいいとわかっていても、そうは言っても、なかなか余裕を持つことは難しいと感じているママも多いでしょう。

本当は、ちょっと誰かに子どもを見てもらえる、そんな環境が、ママたちには必要なのです。トイレに入ったら、トイレの前で子どもが泣き叫ぶから、トイレすら一人でゆっくり入れない。お風呂なんてなおのこと。子どもを洗って湯船に入れて、自分は温まったか温まってないかぐらいで子どもを先に出して体拭いてあげて、自分はどんどん湯冷めしていく。一人でゆっくり入るなんてとてもできない。ごはんだって、子供に食べさせることが最優先で、自分は冷めたごはんをかき込むように食べる毎日で、すっかり早食いの癖がついてしまう。

それに加えてイヤイヤ期だの、親の思いどうりにならない子供にイライラしてしまうのは無理のない話。

気持ちに余裕が持てるためには、ある程度ママが満たされている必要があるからです。

子育てに、パパや、周りのサポートが得られていて、短くても自分の時間が持てると、ちょっと気持ちに余裕ができるものです。 ほんの数分、子どもに邪魔されずにゆっくり座ってコーヒーを飲む。そんなことでもいい。それは、自分を大切に思える時間と言ってもいいかもしれません。自由な時間が欲しいとか、そういうこともあるのですが、それ以上に、孤独に日々奮闘しているママたちに、あなたは頑張ってるよ、精一杯やってるよ、毎日よくやってるよ、っていういたわりの言葉であったり、共感の言葉が必要だと思うのです。

ちょっと愚痴を聞いてくれる相手がいたり、育児の不安なことを相談できる相手がいたり。ママ友と雑談するちょっとした時間とか、先輩ママに話を聞いてもらったりとかね。

パパは、「今日はこんなことがあって、あんなことがあって・・・」って話し始めたママの話を、「それは君がこうすればいいんじゃないの?」なんて、もっともらしい解決策を言わずに、「そっか、大変だったんだね。」って、話を聞いて共感してくれるだけでいい。

そうやって、みんな悩みながら子育てしているって知ったり、子育てに正解はないんだって、肩の力が抜けたりすることが必要です。

とにかく、毎日、あなたはよくやっているよ。子どもは元気でいるじゃない?泣いたり怒ったりできてるのも、生きてるあかし。ちゃんと子供は生きて、成長してるじゃない?生きていてくれるだけで充分。一日ぐらいお風呂入らなくたって、一食ぐらいごはん食べなくたって、生きていてくれる、それでオッケー。

そうやって、ちょっとづつ、こうしなければというハードルを下げて、自分を認めて、ちょっとづつ完璧じゃない自分を許せるようになって、ちょっとづつ気持ちが楽になって、ちょっとづつ満たされて、ようやく気持ちに余裕ができてくるのかもしれません。

最近は、かつてよりイクメンも増えてきて、育児に積極的に参加するパパも増えてきていますが、それでもそういう家庭はまだまだ限られたごく一部ではないかと感じています。まだまだ、パパの仕事が忙しすぎて、パパの協力が得られなくて、ワンオペ育児の人も多い。また、育児の方針が違っていると、「お前の意見を押し付けるんじゃない!」と言われちゃうようなママもいたり。

そういう家庭では、ママはだんだん、「パパには何も期待していない」というあきらめに変わり、そういう状態がずっと続くと、最終的には「パパと一緒に寝るのもイヤ」「洗濯物いっしょに洗うのもイヤ」というレベルにまで達し、そこから先待っているのは離婚という二文字。

パパには、子どもが小さいうちこそ、たとえ忙しくても、ママの気持ちに寄り添うことを忘れないでいてほしいと思います。

気持ちに余裕がないと、ママはつい怒ってばかり、口うるさくいってばかりになって、子どもにとってもそれはつらいことだけど、ほんとはママが一番つらい。自己嫌悪に陥りながらも、毎日が戦いで、心も体もへとへとになってしまう。

気持ちに余裕があると、子どもが多少言うこと聞かなかろうが、子どもはそもそも親の思うようになんて育たないって思えるし、多少ごはん食べるのが遅くなろうが、たまにはそんなこともあるよねと、ど~んと構えていられるようになります。そんな風にハラが座るには、ママの心の安定が必要です。

「子育てが大変」が大きすぎる人には、心の安定、気持ちの余裕のために、周りのサポートが不可欠になります。

ママも、一人で抱え込まないように、誰かに相談するようにしましょう。たとえ有料でも、子どもをちょっと見てもらえる人を確保する。小児科や、保健センターの健診などで相談する。子育てサークルや子育て支援センターなど、子どもを遊ばせながら、ママ同士話せる場に行く。とにかく、外と関わりを持つことです。

なかなかそういう場に行けない。誰にも相談できる人がいない。そんな方は、お問い合わせフォームから、子育ての悩み、夫婦の関係など、ご相談いただいてもいいです。

十和田までおいでいただける方であれば、どうぞ我が家にお越しください。子どもを遊ばせながら、お話聞きます。月、金が比較的都合はいいのですが、日程はご相談ください。

先の予測

子育てで、一番大変と感じるのは第一子の時です。長男、長女のときです。

初めての子育てで、わからないことだらけで、戸惑うことばかりです。

何で子供はいう子と聞いてくれないのか、何でこんなことするのか、何でねてくれないのか、子どものことを褒めすぎたら天狗になっちゃうんじゃないか、逆に叱りすぎたら、自分はダメな人間だって思ってしまうんじゃないか・・・すべてが初めてのことで、全てがわからないことで、育児書や、ネットの情報を探し、手探りの毎日です。その分、あとあと、あんなに叱らなきゃよかったとか、あんなこと言わなきゃよかったとか、後悔し、寝顔にごめんねと言う毎日。

一人目は、そうやって手探りで育てていくのですが、二人目以降は、一人目の時の経験があるので、ああ、夜は3時間おきに起こされるんだよな~・・・でも、それも、夜の授乳を卒業出来たら、ゆっくり眠れるようになるんだとわかっている。

2,3歳になるとイヤイヤ期が来ても、あ、来た来た!イヤイヤ期!って、構えていられる。そして、それが永遠に続くわけではないことも知っている。

大変なことがあっても、成長と共に終わりが来ることを知っているのと同時に、そういうあどけない時期もいずれ終わりが来ることも知っている。

どこに行くにもぴったりくっついて、後追いしていた小さな手が、いずれ離れて友達と遊ぶようになることを知っている。

川の字になって眠っていて、子どもたちににじり寄られて寝返りも打てなくて、時にお腹に乗っかってきたり、顔を蹴飛ばされたりした窮屈な布団も、いつかは自分一人で広々と寝れるようになることを知っている。

温かな子供のぬくもりや、かわいい寝息を聞いていられるのも、限られた時間だということを知っている。

お散歩のときにつないでいた小さな手は、いつか振りほどいて一人で走っていくようになることを知っている。

抱っこしていた赤ちゃんのしっとりとした重さとぬくもりも、あっという間に大きく重くなっていくことを知っている。

赤ちゃんはいつまでも赤ちゃんではなく、幼子はいつまでも幼くはない。小学生もいつかは思春期になり、18にもなれば家を出ていく子がほとんど。

初めての子の時は、全てが初めてだから、大変なことは、長い長いトンネルの中にいるような気持になるのだけれど、ちょっとだけ、先の予測がたっていたら、今を楽しまなきゃ損だな、って思えてくる。

イヤイヤ期だって、来た~!イヤイヤ期~!って楽しめたりもする。

ちょっと口答えするようになったら、お!成長したな!順調順調(*^-^*)って思えたりする。

もちろん、腹が立つ時もありますけどね。成長の中で必ず通過することだとわかっていれば、心の準備ができるので、全部にカッカとすることもない。

先の予測と言うのは、そういう、成長過程を知っているということ。

ただし、何度も言うように、子どもは親の思うようには育たないもので、子育ては予想外の連続です。

高専に言った長男が起業したいから学校やめたいと言ってきたことも予想外。

ギター職人になりたいというのも予想外。

次男が高校の建築科から、建築関係ではなく、私大のデザインを学ぶ学科に行くことを決めたのも予想外。

でも、そんな予想外も、子どもたちの一度きりの人生だと思えば、好きなことを思う存分やればいいと後押ししてやるしかないなと思う。

親の手を握り、ママだいすき!と腕の中に飛び込んできてくれる子どもは、18年で自分の人生を歩き始める。

今しかない、かわいい時期を存分に楽しみ、親の手を離れるその時まで、一瞬一瞬を愛おしくてたまらないと、見ていてやりたい。

生まれたときは、ほやほやで、かわいいかわいいと新しい家族として
迎えられ。
お世話されながら育った末っ子も
いろんなことができるようになり
自分でいろんなことに挑戦するようになり・・・(パンツが出てるところが、子どもっぽくてまたかわいいわけで)
こんな風に抱っこできる期間もあと数年と思うと、こんな時間も愛おしい。

今はもう、親とどこか行くより、友達と遊んでいたい、そんな時期に差し掛かっている末っ子。

そんな末っ子も8歳。あと10年もたてば、長男のように、自分がやりたいことを見つけて離れていくのだろう。

音楽の世界に興味をみつけた長男は、その道をひた走る。

プレーパーク・イベント情報

★4/6㈯12:30~15:30 高校生アーティスト杜野すみれちゃんによる”大絵描き”

青森市総合社会教育センター3F・多目的室(途中参加・途中退場OKです)


【参加費】
0歳~お一人300円
(材料費等に使わせていただきます) ※汚れてもいい服装でおいでください

4/20㈯~21㈰ アースデイ青森 20日12:00~21日16:00


はぴちる&あぼプレコラボでアースデイイベント内でプレーパーク開催

【場所】小川原湖観光センター・レイクピア

プレーパークは

一日目12:00~16:00

二日目10:00~16:00

★5/5(日)10:00~6(月)15:00 春の森冒険キャンプ


【森の中で、子どもの生きる力を身につけよう!】

(小学生以上子どものみの参加OK/保護者送迎必須/ 5日10:00現地集合)

飲み水と、5日のお昼のみ昼食持参ください。

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春の森は山菜の宝庫。食べられる野草を探しつつ、火おこしして、自分たちで調理しよう!弓矢を作ったり、秘密基地作ったり、木の枝を削って自分で箸を作ったり。教科書では学べない、本物の体験を子ども達に!

【一泊二日】

大人7000円

小学生以上5000円

幼児1000円

【5日のみデイキャンプ】

大人3500円

小学生以上2500円

幼児500円

【場所】

東北町のキャンプ場(お申込みいただいた方に詳細をお伝えします)

【定員】

子どもが7人程度になったら締め切らせていただきます。

(※現在子ども二名お申し込みあり。…あと五名程度)

★5/18㈯ 10:00~15:00 駒っこランドプレーパーク

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プレーパークは、皆様からの寄付により材料費や交通費をあて、活動しております。活動費のお振込みも随時受け付けております。

活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行】記号18420 番号07138981

シンドウサチコ

11月に出版しました、「悪ガキたちの秘密基地」も、よろしくお願いいたします。

夢中になることで、遊びは広がり、つながっていく


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土曜は駒っこランドでプレーパークでした。

どんぐり転がしに夢中になる子。

工作に夢中になる子。

いろんな親子を観察していると、1つの遊びから、違う遊びを思いつく子。エンドレスに同じ遊びを繰り返す子供。
親子で来ていると、親御さんが夢中になってしまうことも。

「輪ゴムでっぽう懐かしい!昔よく作ったな~」「ほら、こうやってやるんだよ」と、子どもに教える方や、布や毛糸で素敵な飾りを作って持ち帰る方もいます。

遊びはいろんな広がりを見せ、親から子へ伝えられ、時にはおじいちゃんから孫に伝えられ、つながっていきます。

孫が、もう遊んでくれないんだよ

遊んでいると、一人のおじいさんが、興味ありげに歩み寄ってきました。

「何やってるんだ?」というので、「ここでは、何やってもいいんです。自由に遊ばせているんですよ」と、話すと、おじいさん、嬉しそうに話し始めました。

「うちも、昔は孫にいろいろ作ってやったんだよ。孫が小学生までは、毎日、『じっちゃ、小屋行こう!』って言われて、木でコマも作ってやったし、竹トンボ作ったり、いろんなもの作ってやったんだ。孫も高学年までゲームなんかやらないで、俺とよく遊んでたんだ。」と。

「でも、孫も高校生だから、もう遊んでくれなくなってな。」と語るおじいちゃんは、ちょっぴり寂しそうでした。

聞くと、このおじいちゃんのおじいちゃんも、そうやってよく遊んでくれたんだとか。だから、このおじいちゃん、そうやって孫と遊ぶのが当たり前だったろうし、おじいちゃんにとって、それが喜びでもあったんだろうなと。

うちも、おばあちゃんが生きていた頃は、忙しい私に代わって、おばあちゃんは毎日毎日孫たちに遊びをせがまれていました。

「おばあちゃん、折り紙やろう!」

「一緒に塗り絵やろう!」

「かくれんぼしよう!」

そうやって座ってなんかいられないぐらい遊ばせられていたおばあちゃんですが、孫たちと遊ぶようになって、とても元気になっていきました。

お年寄りと子どもは、とても相性がいい。できることなら、一緒がいいと思っています。どちらにとっても、いい影響があるから。

今のパパママは、忙しい。だからこそ、そばにおじいちゃんおばあちゃんがいたら、ほんとはものすごく助かるんですよね。

お菓子を与えすぎるとか、甘やかしちゃうとか、親にとってはいいことばっかりでもないかもしれません。

逆に、孫を預けられっぱなしで疲れて辟易しているおじいちゃん、おばあちゃんもいるのですが・・・、それでも、こどもにとっては、安心できる場所だったりします。

おじいちゃんおばあちゃんから、孫に伝えられる遊びもある。

おじいちゃんおばあちゃんも、孫といると元気になる。

「もう、孫が遊んでくれないんだよ」なんて言えるくらい、いっぱい遊んであげられたら、きっと、お孫さんは大きくなって、おじいちゃんになった時、きっと、孫と遊ぶいいおじいちゃんになるでしょうね。

こうしてつながっていく温かさを、大事にしていきたいですね。

プレーパークに、そんなおじいちゃん、おばあちゃんも来てみたらいいと思います。そこで、また昔を思い出して楽しく過ごせるんじゃないでしょうか。

遊びの広がり

どんぐり転がしに夢中になっていた子。しばらく転がしていると、どんぐりを分類し始めていました。

どうやら、早く転がるどんぐりと、ゆっくり転がるどんぐりを転がるスピードによって分類していたようです。

どんぐりの大きさ、中身、形、それぞれ違うので、転がるスピードが違うということに気が付いたようです。

夢中になって遊んでいるうちに、気が付くことがあるんですね。

子どもの考える力ってすごいです。

パパも、子どもの遊びを邪魔することもなく、ただただ温かく見守っていました。こんな発見をする子どもに出会えるのは、うれしいことです。

別な日には、大きいお兄ちゃんが、小さい子に、コマの回し方を教えてあげてくれていました。

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遊びの広がりは、思いもかけないことになることもあります。

色水遊びを始めると、気が付くと、ジュース屋さんになっていることもあります。

ボール転がしから、水流しに変わり、どんどん遊びは広がります。

こんな遊びの広がりやつながりは、とても流動的に生まれてきます。

子どものいろんな可能性は、こんな流動的な遊びから生まれてくるのかもしれません。

子どもの可能性を広げる遊びのヒント

3/23(土)十和田市東コミュニティセンターにて、「子どもの可能性を広げる遊びのヒント」と題して、ワークショップとプレーパークを行います。

午前は有料ワークショップ。

午後は入場無料のプレーパークがあります。

第一部 10:00~11:00 【科学の扉】

おうちにあるものでいろんな実験をしてみよう!

火を使った実験は、必ず大人と一緒にやろう!

第二部 11:00~12:00 【ものづくり・アートの扉】

工作や、アートなど、様々な素材の中から、好きなものを作ってみよう!
(例)コラージュ、段ボールや空き箱、紙コップなどを使った工作など。

※会場には、遊びの参考になるような絵本や図鑑、本などを展示します。自由に手にとって見てみてください。

第三部 12:30~15:00
プレーパーク
誰でも参加無料、出入り自由。自由に遊んでね♪

【参加費】

①午前の部(第一部、第二部あわせて)
大人500円 子ども200円(材料費として)
※小学生未満は保護者同伴

②午後の部(第三部)
参加無料

【参加申し込み】
イベントの参加ボタンを押してください。参加費は当日お願いいたします。

※3/20は国際幸福デーです。Happy dayにちなんで、子どもたちが、よりHappyになれるようなイベントを企画しました。
目の前に広がる楽しい世界にワクワクしながら、最高にHappyな一日にしましょう♪

このイベントは、Happy Day in Nagoya2019に参加しています。

このイベントでは、参加前と参加後のアンケートをお願いしています。
参加ボタンをポチっとしてくれた方へ、後日アンケートフォームを送らせていただきますので、ご協力お願いいたします。

その他、イベント・プレーパーク

3/31(日)10:00~15:00三沢シェアオフィス材(マックスバリュ向かい)
〒033-0041 青森県三沢市大町2-4-7 2F 

ギター職人である長男の企画したオリジナルキーホルダーづくりの講座がありますので、こちらも併せてチェックしてくださいね。

電動工具を使ったオリジナルキーホルダーづくり&プレーパーク

★4/20㈯,21㈰ アースデイ青森・in小川原湖

★5/5~6 春の森冒険キャンプ

詳細は後日

LINE@に登録いただき、スタンプを何か一つ押してください。イベント情報・プレーパーク情報をお伝えいたします。

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11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできますが、 ほんとは、できれば、地元の本屋さんに注文して買っていただきたいと思っています。地元の本屋さんも大事にしたいと思っています。「悪ガキたちの秘密基地」、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。

プレーパークは、皆様からの寄付により材料費や交通費をあて、活動しております。活動費のお振込みも随時受け付けております。活動を続けていくために、どうぞ、ご協力をお願いいたします。

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シンドウサチコ

子育ては期間限定というお話


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21年間、4人の子育てをしてきて感じるのは、子どもとがっつり関われる時期は10歳ぐらいまでしかない、ということです。

先日、『はっぴ~らいふケア』のながおきみのり先生のパパ向け講座で、みのり先生のパパヨガと、パパ向けのお話し会として私達夫婦でお話しさせていただきましたが、前半は『ママを笑顔にするパパの関わり方』、後半は『子育ては期間限定』というテーマでお話ししました。今回は講座の中でお話しした、後半の『子育ては期間限定』というお話しで、話しきれなかった部分をお伝えしたいと思います。

ギャングエイジになると、親より友達

小さいうちは、家族でお出かけしたり、家族単位で行動しますよね。でも、これが、10歳近くなると、友達を優先するようになってきます。

9~10歳ごろのそんな時期をギャングエイジ=「仲間時代」「大人からの旅立ち時代」と言うそうです。
小学校の中・高学年ぐらいから見られ、子ども同士でグループを作り、
親や教師などの大人よりも友人関係を大切にしはじめます。 「今まで学校の話をしてくれたのに家に帰ってきても全然話してくれない」「注意をすると反抗的な態度になったり、口答えをする」など、ギャングエイジと呼ばれる反抗期の子供には、次のような特徴があります。

  • 親や大人が見ていないところで、子供たちだけで活動する
  • 仲間同士だけの合図・約束・秘密の場所等を共有する
  • 学校の決まりや親との約束を破る
  • 親や先生の言うことを聞かない・言い訳や口答えをする
  • 大人びた仕草や、悪い言葉使いをする
  • 隠れていたずら・悪さをする

子ども達のそういう変化を見て、言うことを聞かなくなったと困ったり、戸惑うこともあると思います。でも子どもは、この時代を通して、社会のルールを身につけていきます。統率、反抗、離反、規律、友情、差別などなど。いわゆる大人社会に入るための基礎を、この時代に、友達関係の中で身につけると言われています。実は、成長過程でとても大事な時期なのです。

ただ、最近、習い事や部活などで、友達同士で遊ぶ時間がなかったり、ゲームやスマホで友達と関わらなくなった子ども達も増えてきているので、ギャングエイジでの人間関係を経験しないまま思春期に突入する子も増えているそうです。

すると、思春期になって、相手の感情をくんで自分の感情をコントロールすることができなかったり、 ストレスに耐えて葛藤を克服することが難しくなってしまいがちになります。

そんな、子供の成長に欠かせないギャングエイジをちゃんと経験させてあげるためには、9~10歳ごろ、「友達と遊びたいから、(おうちの人と)一緒に行かない」と言うようになるのを歓迎しなくてはなりません。

そうやって、どんどん親から手が離れていく子供たちを、いつまでも心配して、親のコントロール下に置いてしまわないように、気をつけたいものです。

親としては、週末、せっかく子どもとお出かけしたいと思っているのに、「行かない」と言われると、寂しいものですが、それも正常な成長過程と思って、「行かない」と言ったら、「お、きたな!」と、喜んで迎えてほしいのです。

必ずそうやって子供は親離れするときがやってきます。

そしてその時期、安心して親離れができるように、心の安心できる基地を作ってあげておく必要があります。心の安全地帯は、それまでに親子でたっぷり触れ合い、向き合い、遊んだ記憶で作られます。

子どもとがっつり関われるのは10歳まで

そういうわけで、子どもとがっつり遊べるのは10歳までと考えておいた方がいい。

そして、もう一つの要因は部活や習い事です。4年生ごろになると、部活を始める子が多くなります。それも実は、ギャングエイジの影響もあるのですが、友達がやってるからやりたい、仲のいい子たちが次々部活を始めると、自分も・・・となるものです。そして、一旦部活を始めると、もう、それ以降の土日は、ほとんど部活で終わってしまいます。特に運動部はハードです。ミニバスや野球、サッカーなどは、毎週のように試合。夏休みもほとんど毎日練習。お盆や正月にさえ試合が入ってくることも。

そうなってくると、試合の送り迎え、時には遠征もあったり。もう、家族で楽しむ休日は激減します。

そういう意味で、特にパパは、10歳までにしっかり関わっておかないと、親子の信頼関係は築けないまま、そのまま思春期に突入してしまいます。ママは、やっぱり普段日常的に関わる時間が長いので、そこまででもありませんが、パパは、家族と関わる時間を意識的にとっていかないと、子どもと関わる時期を逸してしまいます。

そのまま思春期になって、さて、ここは父親の出番!とあれこれ子どもに言ったところで、子どもは「何をいまさら」と、全く言うことを聞いてくれなくなります。

小さい頃に触れあった記憶はいつまでも残る

小さい頃に、触れ合った記憶と言うのは、結構年を取ってからも残っているものです。

私自身の話をしますと、私の父はなかなか頑固者でして、思春期の頃は、実は父のことが大っ嫌いでした。でも、結婚して、子どもを持ち、ふとした瞬間に、父に肩車された記憶を思い出したのです。桜祭りの人ごみの中、ひょいと肩車され、今まで人の足しか見えなかった視界が、急に高くなり、人ごみの中、たくさんの頭が見える風景がありありと思い出され、「わたあめ食べたいな♪アイスクリーム食べたいな♪ホットドック食べたいな♪」と、上機嫌で歌っていた自分を思い出しました。

その時初めて、子どもに無関心なように見え、大嫌いだった父だったけど、ちゃんと自分の事、かわいがってくれてたんだと気づきました。ただ単に愛情表現が不器用だったんじゃないかと思えるようになりました。そしたら、私の父に対する感情は180度変わりました。

恐らくあれは、保育園時代だったんじゃないかと思います。幼い頃のそんなふれあいの記憶は、嫌な思いまでも書き換えてくれる力がありました。

0歳から3歳までは、一番子育てが大変な時期で、その時のパパの関わり方次第で、ママのその後の旦那さんへの愛情曲線が低迷したままになるか、復活するかが決まります。0~3歳までは夫婦関係にとっても大事な時期ですが、子どもの脳の発達にとっても大事な時期です。 3歳までに脳の神経細胞の80%は出来上がるといいますから。
でも、0~3歳までの触れ合った記憶というものは子どもの記憶にはなかなか残りません。ただ、その間、パパも積極的に関わっていくことで、パパにもオキシトシンが出て、子どもがかわいく思えてくるのです。

このオキシトシン、人と人とがふれあうことで分泌され、信頼と親密の絆を生み出すホルモンです。脳内のオキシトシン物質が増えると、他人に対する信頼感、誠実さ、寛大さが高まります。 オキシトシンは、出産の際に大量に分泌され、おっぱいを作り出す作用もあり、『愛情ホルモン』と呼ばれています。ママは自然に分泌されるけど、パパは積極的に赤ちゃんと触れ合うことで分泌されます。

この時期、パパも子どもと触れ合うことで愛情ホルモンがたくさん分泌されれば、3歳以降も子どもと関わることが自然とできるようになります。

そうやって、3歳以降小学校低学年ぐらいまでの触れ合った記憶は、割と鮮明に子どもの記憶に残ります。幸せな記憶として、ちゃんと刻まれていくのです。

プレーパーク・イベント情報

★2/23(土)駒っこランドプレーパーク・

交流館 10:00~15:00

※冬季、土曜は食堂は営業しておりません。そり遊びしたり、お馬さん見たり、プレーパークで遊んだりと、お昼を挟んで遊びたい方は、お弁当持参でどうぞ♪

★2/24(日)五戸町公民館にて講演会(講師:新藤潤一)と段ボール遊び

【ママと子どもを笑顔にするパパの関わり】

10:30~11:30・・・講演
12:30~14:00・・・段ボール遊びなど

★3/16(土)駒っこランドプレーパーク・

交流館  10:00~15:00

★3/31(日)室内プレーパーク&オリジナルキーホルダーづくり(予定)

場所:三沢シェアオフィスBLUE by 材株式会社

〒033-0041 青森県三沢市大町2-4-7 2F 

※詳細が決まり次第お知らせします。

こちらのイベントは、普段、ギターづくりをしている長男とのコラボイベントになります。電動のこぎりやレーザープリンターなど、普段使うことのない電動工具を使ったキーホルダーづくりを予定しています。

プレーパークは終日無料、出入り自由。

キーホルダーづくりは午前午後、人数限定で有料でワークショップ開催します。

ちなみにこちらは、長男による手作りギター。

普段は仙台を中心にバンド活動をしています。

息子のHPです↓。

h・s・LABORATORY

★5/5(日)~6(月)春の森冒険キャンプ(予定)

こちらも、詳細が決まり次第お知らせします。

はぴちるLINE@では、はぴちるプレパ情報など、随時配信いたします。

友だち追加

11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。Amazonでも購入もできますが、 ほんとは、できれば、地元の本屋さんに注文して買っていただきたいと思っています。地元の本屋さんも大事にしたいと思っています。「悪ガキたちの秘密基地」、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。

でも、もし、アマゾンで購入した方がいましたら、レビューを書いていただけるととてもうれしいです。よろしくお願いいたします。

活動費のお振込みも随時受け付けております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420 番号07138981 シンドウサチコ

子供を褒めること、叱ることの難しさ

今、子どもを褒めて育てましょう、ということが一般的に言われるようになってきています。確かに、褒められるのはうれしい。叱られると、否定されたような嫌な気持ちになる。褒められることで自己肯定感が上がり、子どものやる気がアップする効果はあります。ただ、一方で、そうやって、できるだけ叱らず、褒める育て方で育ってきた子供たちが社会に出はじめたとき、打たれ弱いという話も聞かれます。

褒めて育てるのは、確かにいいと思うのですが、叱らない方がいい、と言うことではないように思います。日々、子育てする中で、褒めることと叱ることの難しさを感じています。

褒める子育てで育ってきた10代20代を見ていくと、自己肯定感が低いとか、日本の若者の幸福度ランキングは54位と、とても低い。彼らが育ってきた環境は、どんな環境だったのかを振り返りながら考えてみたいと思います。

2000年前後に、いったい何が起こったか?

「ひきこもり」や「ニート」という言葉が出始めたのは2000年ごろからと言われています。不登校も2000年前後から増加しています。

1990年から2013年にかけて自殺者数は,1309人から1709人に増えています。自殺率にすると、7.0から14.3に上昇しています。

では、その2000年前後にいったい何があったのでしょうか?

まず言われているのは平成不況。バブル崩壊からIT不況まで、1990年代から2000年までの長引く不況と貧困問題。不況と重なって、共働き世帯が増え始めたのが2000年代。

2000年にPlayStation2の発売、1990年代後半携帯電話の普及。

また、モンスターペアレントと言われる保護者が目立ってきたのが1990年代後半。

そして、褒めて育てるのがいいと言われ始めたのが 1990年代と言われています。

ゆとり教育は1990年代から2000年ごろまで。

実は、その頃から、子どもたちの自己肯定感が著しく低下しています。

2011年に行われた『高校生の生活意識と留学に関する調査 』の中で、『自分はダメな人間だ』について、『よくあてはまる』と答えた高校生の比率は、

1980年に12・9%であったのが、

2002年に30・4%と2・5倍に跳ね上がり、

2011年には36・0%と1980年のほぼ3倍にまで増加しています。

どうも、原因は一つではなく、複合的にいろんな問題が絡んでいるように思われます。2000年前後で、日本の環境が激変する中で育ってきた今の10代、20代の子ども達に影響が出ているようです。

社会に出てもちょっと自分と合わないと感じるとすぐに仕事を辞めてしまう若者。

ちょっと注意されただけで会社に行けなくなってしまうメンタルの弱さを抱えた人も。

ゲーム、携帯電話の普及、急速なIT化という時代の流れに伴い、外遊びの減少、友達同士で遊ぶ時間の減少、共働き世帯の増加、物があふれ、何でも欲しいものは買ってもらえる時代。一方で、ちょっと注意されただけで落ち込んだり傷ついたりする打たれ弱い子供、20代から30代に増加している新型うつ病。
家庭の中で、褒めて育てるが一般的に言われ、学校でも、体罰に対する厳しい批判もあり、モンスターペアレントなど、クレームに対する防御からか、厳しい指導がしにくくなっている状態。小さな子が公共の場で騒いでも叱れない保護者に対する苦言も聞かれています。

共働きで忙しく、子どもと関わる時間が少なくなってしまった分、後ろめたさもあり、子どもの欲しいというものを買い与えてしまう気持ちもわからなくはありません。でも、何でも簡単に手に入り、ネットの世界ではちょいちょいと調べれば、何でもすぐ答えが手に入る。がまんしなくていい。嫌なことはやらなくてもいい、ということを学んできた子供たちも多いのではないでしょうか。子どもが傷つかないように、子どもが喜ぶことだけやって、子どもををお客様にしてしまった結果、自己肯定感が上がったとは言えない現状があるように思われます。

褒める事

そうは言っても、褒めることは、決して悪いことではありません。褒め方によっては自己肯定感も上がり、やる気もアップします。褒められると、もっとスゴイことやろう、もっと役に立つことをしようと、進んで何でもお手伝いしてくれるようになります。

子どものいいところを、『いいとこ眼鏡』で探してあげて、あんなとこがいいね、こんなとこがいいねって、誉めてあげる事で、自分の良さを発見して、自信につながります。

ただ、何でもかんでも褒めすぎることには弊害があります。

褒められることが目的になってしまい、失敗を恐れて新しいことにチャレンジしない。他人の評価ばかり気にするようになる。自分の優位性ばかりひけらかし、他者を見下す。何かあっても人のせいにする。そんな子供も多くいます。人に認められたいという他人軸で行動を選択するので、自分事としてとらえられないので、失敗しても人のせいで、失敗から学ばず、成長が見られない。

社会に出てからも、「うちの上司は褒めてくれないからモチベーションが上がらない、命令してくるからムカつく」という若者や、「褒められないとめげちゃう世代なんですよね」と言う若者もいると言います。

何でも褒めればいいということでもなさそうですね。

褒めるポイントとしては、2つあります。

①結果ではなく過程を褒める。

②どう努力したかを具体的に褒める

「すごいね」というようなあいまいな褒め方ではなく、具体的に、どんなところがよかったかを伝えてあげるといいようです。

ただ、3歳までは、子どもの土台となる時期なので、愛されてる実感、必要とされてる実感、大事にされてる実感を持てるように、できたことを素直に褒めてあげるといいのです。

「〇〇してくれて助かるな~」「〇〇してくれてうれしい」というような、貢献感を育てるような褒め方も、子どもは大好きなお母さんの役に立てて嬉しいと思うものです。

そして、3歳以降は、褒め方を意識しながらも、社会規範を身に着けていくという意味で、ダメなものはダメという毅然とした態度も必要になってきます。

褒め方で差が出る例として、次のようなものがあります。

子どもがテストで良い点をとったら、次のどちらの褒め方選びますか?

1)あなたは賢いねー!頭いいね!

2)よく頑張ったねー!努力したね!

1の能力をほめられた子どもは、その後、自分が解けない問題に出会うと、「自分は、能力がないんだ・・・」と、そのまま成績が落ちてしまうのに対して、2の努力をほめられた子どもは、「頑張りが足りなかったんだ!」と、努力して成績がどんどん上がる、という結果になりました。

1の褒め方では、その後も、できる問題ばかり解こうという傾向が強くなり、新たな難しい問題にチャレンジしようとする子の割合は低くなったそうです。失敗してできないということは、自分が否定されることにつながるからです。

結果ではなく、過程を褒めなさい、というのは、そういうことだったのです。

失敗から学び、成長できるように、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジしていけるように、いい点数をとったらご褒美をあげるというようなことではなく、努力したからできるようになったんだという喜びを、ちゃんと経験をさせてあげたいものです。

叱ること

叱らない子育てがいいという子育て法もありますが、ただ叱らない、と言うことではないようです。感情に任せて怒るのではなく、ガミガミああしなさい、こうしなさいと怒るのではない、ということです。

危険な事、命にかかわることは、なんとしてでも止めなければなりません。そんな時は、やはりきちんと叱る必要があります。

人を傷つけるようなことを言った時も同様です。言葉による傷は、言葉を発した方が思っているよりダメージが大きい場合があります。

幼児期からは、正しい行動を教えていく必要があります。あまりに厳しいしつけは問題ですが、ダメなものはダメと毅然とした態度も必要です。

公共のルール、社会のルール、家庭のルール。それぞれ、大人になって社会生活を送っていくうえで、最低限必要なルールはあります。

授業中居眠りして先生に怒られても知らんぷりで、むしろ逆に先生に不満を言ってくる学生がいるかと思えば、バイト先でごみ箱から拾った魚をお寿司の上にのせてネットにアップする若者、コンビニの冷凍庫に入りこんだ動画を面白おかしくアップする中学生、善悪の判断がつかない若者もネットを騒がせています。

これも、叱られてこなかった、褒めて育てられ、わがまま放題に育ってしまったからでしょうか?善悪の判断がつかないのでしょうか?

褒めて育てて、叱られないで育ってきて、自己肯定感が上がるかと思いきや、逆に自己肯定感は下がっている今。

褒めるばかりではだめで、きちんと毅然とした態度で叱ることも必要ではないのでしょうか。

叱るときのポイントとしては3つあります。

1他人と比べない

2起こった出来事を叱る

3なぜ叱られたのかを短く伝える

子どもは、成人するまでに、物事の善悪をちゃんと判断できるようになり、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジできるようになっていてほしいですね。

そのために、褒めることと、叱ることのバランスが大事です。

日本の子育ての中では、叱るというより、諭してきました。「こういうことをしたらお母さんは悲しい」とか、「こういうことをしたら相手は嫌な気持ちになるでしょ?」とか、「こんな事したらみんな困るでしょ」とか、「ねこさんのしっぽ引っ張ったら、痛い痛いするでしょ」相手の気持ちを思いやるような言葉がけで、子どもの感情に働きかけて諭してきたのではないでしょうか。

その背景には、あなたはもうこんなことしないよね?あなたを信じているよ、という気持ちがあります。お天道様が見てるから、お天道様に顔向けできないことはしちゃいけないよ、そんなことしたら人様に笑われるよ、こんな諭し方をしてきた日本だからこそ、災害の時でも物資を受け取るために列を作ってきちんと並んだり、お互い助け合ったりする日本人としての気質が育ってきたのではないかと思っています。

大事なのは、土台

そうは言うものの、我が家の子育てを振り返ってみると、反省することしきりです。ちょうど2000年代、まさに迷いながら子育てしてきて、その時良かれと思った子育て法で子どもを育ててきたわけです。

必ずしもうまくいったと思えることばかりではありません。

今でも悩みは尽きません。

夏休みの宿題なんかでも、×をつけると激しく怒るので、しかたなく×はつけずに、直した後は、赤丸して提出したり、洗濯物をたたむお手伝いをしないときも、なんだかんだ言ってやらない子供に怒るのも面倒で、親がやってしまったり。 約束を守らなくても、結局こっちが「まったくもう!」と言いつつ許してしまったり。

毅然とした態度がとれていたかと言うと、甘い親だったのではないかと思っています。褒めて育てる弊害を見たとき、少なからず子どもに思い当たる傾向がある子もいます。

褒めることと、叱ることって、難しいですね。

頭ではわかっていても、つい甘い親になってしまう時もあるし、逆に厳しすぎたり、感情的に叱ってしまうことも。

育った子供たちを見て、素晴らしい子たちに育ってくれたな~と思う時があると同時に、こんな風に育てた覚えはないんだけどな~と思うこともしばしば。

ただ、それでも、あなたのことが大事だよ、あなたを信じてるよ、という土台の部分だけはしっかりと揺らがないように積み上げておいて、その都度いろんな子育て法が出てくる中で、ああしたほうがいいんじゃないか、こうしたほうがいいんじゃないかと迷いながら、親も学びながら、成長していかなければならないのかな~と思っています。

土台がしっかりしないままに、褒めすぎると天狗になって、自己中心的になってしまうかもしれないし、叱りすぎると、自分なんて大事じゃないんだと、ふてくされてしまうだろうし、あなたが大事という土台だけは、子ども達も、いたずらや反抗するといった形で確認してきます。

そんな時の『叱る』は、あなたが大事だからこんなこと言うんだよ、って、うっとうしいぐらいの親でいいんじゃないかと思うのです。

子育てに絵本を~絵本と温もりの記憶

1/22、マツコの知らない世界に読み聞かせ絵本の世界ということで、内田早苗さんが絵本をいくつか紹介していました。ご覧になった方も多いのではないでしょうか?内田さんが子育てで救われた絵本の読み聞かせのお話しや、読んであげたい絵本まで紹介していましたね。

ちゃんと数えたことはないのだけれど、我が家にもおそらく1000冊はあるのではないかと思う絵本の数々。今は成人している長男が0歳の頃から二年生の末っ子にも、まだまだ読んであげている絵本。読み聞かせし始めてかれこれ21年になります。

番組を見てから、自分の絵本の記憶を思い返してみると、当時のひざのぬくもりや、柔らかい子供の肌触りなども、何とも言えずあったかい記憶と共によみがえってくるのです。ああ、幸せな時間だったんだな~・・・と、改めて思います。

そんな、温かい記憶と共によみがえってきた、我が家の絵本の思い出をちょっぴり振り返ってみたいと思います。

絵本の記憶はぬくもりと共に

我が家は寝るときは、子供たちと川の字になって寝ています。そして、寝るときは必ず絵本を一冊読んで寝ます。今日読んで欲しい絵本を本棚から、または図書館から借りた絵本から選んでは寝床に持ち込みます。

一人目の時は隣で、二人目が生まれてからは右と左に。三人目からは、長男は端っこに、下二人が両隣へ。でも、時にはケンカになりながらもぎゅうぎゅう押し合いへし合いしながら、誰の絵本を先に読むかなんて言い合いしながら。四人目は、年が離れて生れたので、上のお兄ちゃんおねえちゃん達は、それぞれ自分の部屋で寝るようになり、今は末っ子は、一人っ子状態で絵本を読みながら寝ています。

最近は、主人が末っ子を寝かしつけてくれるので、寝る前の絵本を読むのはもっぱらお父さん。

最近主人がよく言うのは、

「こうやって、子供と絵本読んで寝れるのって、幸せな時間なんだよな~」

「あと何年、こうやって一緒に寝られるかな~」と。

そう、末っ子も二年生。春から3年生です。長くても6年生までと思えば、後3年しか、そんな時間はないのだということ。

まあ、うちの場合、子育て期間が長いから、子供達のぬくもりを感じながら、お布団に一緒に寝転んで絵本を読み聞かせする幸せな時間が21年もあったわけですが、21年も続くと、終わりが来るのが寂しいという気持ちも強くなってくるわけです。

そんな私たち夫婦の思い出の絵本と言えば、

2歳のころ、子供たちが好きだった絵本が「たまごのあかちゃん」。

「たまごのなかでかくれんぼしているあかちゃんはだあれ?でておいでよ」と呼びかけると、卵の中から次々と赤ちゃんが出てきます。 カメが出てくるところは、手でパタパタと、子どものお腹をくすぐり、ヘビが出てきたら、にょろにょろと脇をくすぐり、最後はかいじゅうがでてくるところで、「がお~!!」っと、子供たちに絵本でぱくっとやると、大喜びの絵本でした。

4~5歳のころ大好きだったのがバージニア・リー・バートンの「きかんしゃちゅうちゅう」。

次男が保育園時代、この絵本が大好きで、一日に何度も本棚から持ってきては、「よんで」とせがんだ絵本。

あんまり一日に何回も持ってくるものだから、辟易して隠したことも。この絵本、お父さんに読んでもらうのが、子供たちは大好きでした。わざと変な声で読んだり、大げさに読んだりしたのが楽しかったようでした。

誕生日が近づくと読んであげたのが、エリック・カールの「たんじょうびのふしぎなてがみ」。

もうひとつは、「きょうはなんのひ」。

どちらも、大事な記念日の朝、手紙をあけて、次々謎解きするように、手紙を探してあけていくと、素敵なサプライズが待っている、そんなワクワクする絵本です。
『きょうはなんのひ』は、
朝、学校に行くまみこはおかあさんに、「きょうはなんのひだか、しってるの?……しらなきゃかいだん三だんめ」と謎のことばを残して玄関をでていきました。おかあさんが階段を見ると、そこには赤いひもで結ばれた手紙がありました。 手紙には「ケーキのはこをごらんなさい」と書いてありました。箱の中にはまた手紙…… そうやって、宝探しのようにワクワクするお話し。

うちも、絵本のまねをして、子供の誕生日の朝、よく、枕元に手紙を置いておきました。

「おはよう。かいだんおりたら、かおをあらってね」

洗面台に行くとまた手紙。「かおをあらったら、テーブルのうえをみて」

テーブルの上にはまた手紙。「げんかんあけて、しんぶんとってきて。ポストのなかをみてね」

ポストのなかにはまた手紙。

そんな風にして、最後は、「たんじょうびおめでとう!プレゼントだよ」

という手紙と共に、プレゼントを見つけるという遊び。

誕生日の朝は、ワクワクしたものです。

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そして、絵本を見ながらパンを作って楽しんだのは、「からすのパンやさん」。

自分はどのパンがいいとか、おかあさんはどれがいい?なんて、楽しい会話も思い出されます。

三番目の娘がお腹にいるときに、上の二人のお兄ちゃんに読んであげたのがエッツの「赤ちゃんのはなし」。

「今、おなかの赤ちゃんはこのぐらいの大きさなんだよ」って、読んであげたのは、長男が5歳、次男が2歳。その後、娘が生まれるのに家族みんなで立ち合い出産して、そばで、「がんばれ~!」「がんばれ~!」ってしながら赤ちゃんの誕生する瞬間を目にした長男と次男。その後、4番目が生まれるときは、娘にこの絵本を読んで、今度はお兄ちゃん二人と、お姉ちゃん、お父さんに見守られながらの立ち合い出産。長男中一、次男9歳、娘7歳の時でした。

そして、赤ちゃんが生まれて、上の子たちが、ちょっぴり赤ちゃんに嫉妬してしまっているようなとき読んであげたのが「あやちゃんのうまれたひ」。

「あなたも、生まれるときは、みんなみんな、楽しみにしてたんだよ」って、伝えるために読みました。上の子たちに、たぶんそれぞれその時々で読んであげた絵本だと思います。

こんな風に、子どもたちと絵本を通した時間は、どれも特別な時間でした。

みなさんも、絵本を通して子どもとつむぐ、あったかい時間を、どうか楽しんでくださいね。

笑う門には福来る

笑う門には福来たると同じ意味の四字熟語は笑福万来。 いつも笑っている 家には自然と幸運がやってくるということです。
2019年も朝から初笑い。おせちを食べながら、ちょっとしたことで笑いが止まらなくなるぐらい大笑いしながら、楽しい新年を過ごしています。笑いがある空間って、なんと幸せなことかと思います。
そんな、笑いについてのお話しです。

松下幸之助の言葉

【笑顔の景品を 】
最近は、競争がなかなか激しいこともあって、個々のお店なり商店街が、それぞれいろいろと工夫を凝らし、販売を進めています。いわゆる景品つき販売というものもその一つで、少しでも多くのお客さんの関心をひくものをということで、いろいろ知恵をしぼっています。 しかし、お客さんにおつけする景品のうちで、何にもまして重要なものは何かということになったら、私はそれは親切な“笑顔”ではないかと思います。“自分のところは親切な笑顔のサービスに徹しよう”というように、いわば“徳をもって報いる”方策で臨んでこそ、お客さんに心から喜んでいただけるのではないでしょうか。 

そんな松下幸之助の言葉がありましたが、年末、クリスマス前に、本当にそうだな~と思う出来事がありました。

いつもは行かない銀行でしたが、所用があって窓口へ行くと、窓口のお姉さんがさわやかな笑顔で「お子さんにクリスマスプレゼントは用意されましたか?」なんて、ちょっとした雑談をしながら、自分もいくつまでプレゼントもらってたとか、笑顔で会話をしました。普通なら、事務的な手続きなので、そんな、笑顔で雑談するなんて、あまりないのですが、思いがけず楽しい時間を過ごすことができ、思わず私も、「窓口でこんな雑談で楽しい会話をしたのは初めてです。ありがとうございました」と言葉をかけました。

笑顔は、人を楽しい気持ちにさせ、気持ちよくさせるものだな~と思った出来事でした。

中村天風

【人間だけが笑える 】
笑顔を失うと、命の資本ともいうべき健康もみるみる破壊されますし、また、運命とて同様に、とかく阻まれがちとなってしまうんですよ。

西洋のことわざにも「和やかな笑顔の漂うところに、運命の女神はその慈愛の手を差しのべる」というのがあります。

いったい何のために、人間だけが笑えるようにできているのかということを、厳粛に考えなきゃだめですぜ。 あなた方、考えたことあるかい? 

【家庭】
人生は笑いで過すことである。

一家揃って・・・特に主人をはじめ家族の外出や帰宅の際は、一層にこにこすることが肝要である。多少の不満や不平はさらりと捨てて・・・況や無始無終の宇宙生命に比すれば、人の命は決して長いものではない。

従ってどんなに愛し合っても、また健康であっても、百年と一所に生活はできるものではないということに想到したら、終始一貫笑顔で睦まじく暮らすのが、最も正しい人生生活だと気が付くであろう。

いわんや、怒ったり、争ったりするために、家庭を持つのではないはずであるから・・・・・。 

【苦しみを微笑みにかえて 】
悲しいことやつらいことがあった時、すぐ悲しんで、つらがってちゃいけないんだよ。

そういうことがあった時、すぐに心に思わしめねばならないことがあるんだ。 それは何だというと、かべての消極的な出来事は、我々の心の状態が積極的になると、もう人間に敵対する力がなくなってくるものだということなんだ。

だから、どんな場合にも心を明朗に、一切の苦しみを微笑みにかえていくようにしてごらん。そうすると、悲しいこと、つらいことの方から逃げていくから。 

【笑いは人間の特権 】
平素人生に活きる時に、つとめて明るく朗らかに活き活きと勇ましく活きる努力を実行すべきである。 と同時に、この意味において私は、大いに「笑い」ということを礼賛する。

笑えば心持は、何となくのびのびと朗らかになる。この簡単な事実を案外多くの人は見逃している。

人間は万物の霊長として重い大きな負担を負っている。笑いはその疲れた心や体を、ほどよく調和させるように人間に与えられているものである。 

【笑いは養生である 】
人間は神経の集積であるので、神経系統をみだりに消極的に興奮させることが、直接間接に生命に危険を与えることとなるのは当然である。

人間の個体の生命擁護のために、全神経系統の興奮を鎮める一手段として「笑い」を生体に仕組んである。

事ある時も事なき時も終始笑顔で応接しよう。否、事ある時は一層笑顔を崩さぬように練習するべきである。特に、体の弱い人はひとしお笑いに努力することを養生の第一とするべきである。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は EPSN0525-1024x768.jpg です

写真は、娘が小さい頃。とにかく、小さな子がいると、毎日笑いであふれています。大変を笑いに変えてしまえたら、毎日楽しくて仕方なくなるものです。

笑いあふれる家庭に

私の中で、家庭の中の笑いという意味で大きいのは、母の存在。

とにかくどんな時もよく笑う母です。仕事も忙しくしてたけど、笑い声で母が帰ってきたんだとわかるくらい、ほんとに、いつも大口開けてアハハと笑う母です。 私も、そんな母の血を受け継いでいます。

今、私が家庭の中で心がけてるのは、笑っていること。

笑いは、自律神経を活性化させ、交感神経と副交感神経のバランスがとれるという作用と、脳の血流量が増え、脳を活性化する作用、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させることで免疫もアップするし、いいことばかり。

作り笑いでも効果はあるらしいので、大変な時こそ、口角あげて、笑顔でいたいものです。大変なことも、過ぎてしまえば笑い話です。

失敗だって、笑い飛ばしちゃおう!

ときどき?抜けててサザエさん的なところだって、アハハと笑って笑い話の種になる。

笑い飛ばして、楽しくやろう♪

そんな事を、常に心にとめています。

新生児の赤ちゃんが微笑むのは、「笑うことでやさしくしてもらう」という本能的な行動として笑っていると考えられています。その後、あやすと笑ったり、キャッキャと笑う赤ちゃんを見ると、本当に楽しく、幸せな気持ちになります。

自分のことを幸せではないと思っている人は、一日に笑顔の回数が五回にも満たないといわれ、一方で、小さな子供達は、一日に400回以上笑うともいわれています。

子どものように、無邪気に笑いたいですね。

子育ては予想外の連続。できてる自分を褒めてあげて


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子育ては、予想外の連続です。

子どもたちのやることは、親の予想をはるかに超えてきます。

氷点下、上着も着ないで遊ぶ子もいれば、手袋しないで水を雪にかけるとか。

絵の具遊びしようと思ったら、水遊びの方が楽しかったり。

思ってもみないことが楽しかったり、え~~!!それ~~?!って思うことしたり。

それを楽しめる人もいれば、イライラしたり、辛いと感じる人もいます。

そして、辛いと感じてしまう人は、こんな子育てがしたい、こんな妻でありたい、いろんな理想の状態があるけれど、現実は理想からは程遠く、毎日イライラ怒ってばかりいる自分に嫌気がさして、泣きたくなっちゃうような毎日。

こんなはずじゃなかった・・・そうやって自己嫌悪に陥っていく。

そんなママもたくさんいるのではないでしょうか?

私も、四人の子育てをしてきたいまでこそ、こうやって、子どもたちをおおらかな目で見ていられますが、長男の時は、もう、いっぱいいっぱいでした。

私も、いきなりいいお母さん、いい妻であったわけではありません。

みんな、これでいいのかと悩みながら、こんなんじゃだめだと反省しながら、子供と一緒に成長して、今があるんだと思うのです。

予想を上回ってくる子ども達

特に最近は、ワンオペ育児という言葉が生まれるくらい、一人で頑張って子育てしているママは多いのだと思います。子育てと家事を一人で全部やろうと思うと、もう毎日がてんてこまい。一日があっという間に終わります。

子どもは、親の都合のいいようにはならないことの方が多く、朝から着替えないとか、この服じゃいやだとか、ごはんも遊び食べで時間がかかるし、時間の迫っている時に限って、こぼしたり、汚したり、忙しいときに限って「うんち!」とか。

ねえ、お母さんが急いでるの、わかってる?わかってやってる?って思うこともしばしば。

いたずら盛りの子どもたちは、おとなしくしてると思った時が一番怪しくて、やってほしくないことに熱中していたり。

ほんとうに、思っているようにはならないものです。

そして、思ってもみないことをやるものです。

うちの場合、炊飯器をあけて、中に浸してあったお米をつかんでは投げ、つかんでは投げ、あたり一面お米だらけにしたのも、

ビデオデッキ(長男のころはまだビデオデッキだった)の中に、えんぴつやら洗濯ばさみやら、いろんなものを詰め込んだのは長男。

夏場で、おむつ外しのころ、下半身丸出しで過ごしたら気持ちよかろうと、おむつをさせずに過ごさせていて、宅配便の人が来たから、ちょっと目を離したすきに、うんちをしていて、うんちを踏んで、部屋中歩き回っていたのもやっぱり長男。

うんちネタは、次男にもあって、もう、言葉にできないほどショックだったことも多々あって・・・。

大きくなったら大きくなったで、ちゃんと親の言う事もわかるだろうし、そんなに大変じゃなくなるだろうと思えば、屋根の上から友達と道路に向かっておしっこしていたり。

怪我して血だらけで、泣きながら帰ってくるのは末っ子。

ああ言えばこう言うで、一番自我が強くて衝突したのは娘。

そんな風に育てた覚えはない!と口をついて出てくることも。

そのたび、こんな風に育てたのはお母さんでしょ!って言われるしまつ。

泣きたくなるような日もあったり、悩んで悩んで、どうしようかと思う時もあったり。

でも、四人育てて思うのは、子供は思いどおりになんかならなくて、予想外のことだらけで。でも、だからこそ、毎日が楽しいと思えるのは、今になってから。

毎日同じことの繰り返しだったら、きっと私も成長していないっじゃないかと思います。

子どもたちは、日々、予想外のことを繰り返しながら成長していき、そのたびに、母は試されているような毎日。

でも、だんだんに、ほんとうに少しづつ、その、予想外の毎日を楽しめるようになってくるものです。

それも、主人が育児に協力的だったり、周りの人が声をかけてくれていたからかもしれません。

うちの場合、主人は育児に協力的だけど、日中はやっぱり仕事でいないから、母一人で頑張ってるわけです。そんなとき、声をかけてくれたのはご近所さんの先輩ママ。

生協のカタログ、一緒に見て、欲しいものあったら注文していいよ~、って、声かけてもらったり、長男の湿疹で悩んでいたときに、病院を紹介してもらったり、おかずのおすそ分けもらったりしました。

一人でどうにもならないときに、お願いして預かってもらったこともあります。

今は全然、子育てを心から楽しめなくても大丈夫。

ちゃんと、今の大変さを笑い話にできる時が来ます。

あなたは小さいとき、こんなことやって、本当に大変だったのよ、と。

抜け道のわからない長いトンネルに入ってしまったような、そんな感覚を持っていたとしても、ちゃんと、出口はあるのです。

一筋の光が、ちゃんとあるのです。

もし、身近に、そんな長い長いトンネルに入っているような、いっぱいいっぱいのママがいたら、どうぞ、気持ちをかけてあげて下さい。言葉をかけられるなら、言葉をかけてあげて下さい。

一人でよく頑張ってるねと。小さいうちは、本当にみんな大変なんだからと。困った時があったら、子ども預かるよ~とか、一緒にお茶しよう♪と誘ってみてもいい。おかず作りすぎちゃったからどうぞ~、とか、お野菜いっぱいもらって余ってるからどうぞ~、とか。小さな子におはよう~(*^-^*)って挨拶するだけでもいい。

ママが一人ぼっちじゃないって、思えたら、少しだけ、ほんの少しだけ、気持ちが楽になるかもしれないから。

出来ない自分より、できてる自分を認めてあげて

そんなママたちが、抱えているのは、ダメな自分、できない自分という想い。

でも、できていないところを見るんじゃなくて、できてることをひとつひとつ数えて、自分を褒めてほしいのです。

どんな小さなことでもいい。

え~?そんなこと?って思えるようなことでいいんです。

最近「ぼくらは奇跡でできてる」というドラマの中で、すごいところを100個言う、っていうシーンがありました。

朝、起こしてくれる。
ご飯を作ってくれる。
掃除をしてくれる。
洗濯をしてくれる。
歯ブラシの先が広がったら替えた方が良いって言ってくれる。
玄関の靴を揃えて脱ぎます。
料理をきれいに並べられます・・・

そんな風に、小さなことでもいい。

できることをあげていってみてください。

きっと、思っているより、たくさんすごいことがあると思います。

ドラマの中で、女性が、「そんなこと、誰でもできる事じゃないですか!」と言うと、

「誰でもできることはすごくないんですか?」と、高橋一生が聞き返します。

そう。

誰でもできることも、すごいことです。

そもそも、生きていること自体、すごいことなんですから。

自分のすごいところ、100個、ぜひ言ってみてください。

そして、それができたら、子どものすごいところも100個言ってみてください。

次に、旦那さんのすごいところも。

これ、親子で眠る前にやったら、とってもとっても幸せな気持ちになれるんじゃないでしょうか?

自分を認めること。それが第一歩です。

そして、それができたあと。

今よりもっとよくなりたいとき、何ができるかな~って考えたときは、こんな、小さなことから始めてみてください。

毎日靴をそろえるとか、

毎日トイレを出るときにスリッパをそろえるとか。

それができるようになったら、もちろん、自分を褒めてくださいね。

今までやれてなかったことを一つ、一週間できるようになったら、次の一週間はまたもう一つ追加して、できることを増やしていく。

ハードルは、いきなり大きくしないほうがいい。

小さなハードルを、少しづつ越えていく。ひょいって、またげるハードルでいい。

そしたら、あ、自分、こんなこともできるじゃん!って、少しづつ、自分が好きになっていきます。

家族を幸せにしたい。周りを幸せにしたい。いい母親、いい妻でありたい。

でも、自分が満たされていないうちは、それって難しいものです。

まずは、自分を満たすことです。

まずは自分を好きになっていく。

小さいハードルを用意して、越えてみる。

そしたら、がんばった自分にご褒美をあげてみる。

ちょっと甘いものをご褒美に買うとか、気分の上がるアクセサリーを買ってみるとか、可愛い雑貨を買うとか、温泉行くとか。

自分の気持ちがちょっと上がるご褒美を、自分にしてみてくださいね。

 

はぴちるの今後の活動

はぴちるは、イベントや、月に一回、不定期ですが駒っこランドでプレーパークを開催しています。

今後予定しているのは以下の日程です。

1/6(日)1dayキャンパス2019五戸

五戸町立公民館小ホール10:00~15:00

はぴちるは、コラージュバッグづくりで出店します。

コラージュバッグづくり:500円

松延先生の実験ショーや、コスモボックス作りなど、いろいろ体験コーナーがあります。

1/19(土)青森アピオプレーパーク

1/26(土)駒っこランド交流館10:00~15:00

1/27(日)はっち10:00~15:00プレーパーク

青森在来種の種をつなごう」イベントにて

2/23(土)駒っこランド交流館10:00~15:00

3/16(土)駒っこランド交流館10:00~15:00

また、はぴちるでは、二か月に一回「はぴちる通信」を発行しています。

通信は、はぴちるのイベントにて無料で配布しておりますが、定期的に欲しい方は、年6回の送料500円をお振込みいただければ、定期的にお送りいたします。

お問い合わせフォームにてお名前と住所をお知らせいただき、下記の振込先にお振込みください。

今月号のしんちゃんコラムは「カマキリの卵が高い所にあるとその年の雪は多いはほんと?」です。

大学の昆虫学教室出身のしんちゃんがカマキリの卵の謎にせまります。

はぴちるLINE@では、はぴちるプレパ情報など、随時配信いたします。

友だち追加

また、プレーパークで使う消耗品や、おうちプレーパークで子どもたちのおやつなど、物品支援で応援して下さる方もよろしくお願いいたします。

端切れや割りばし、ラップの芯や紙コップや紙皿、毛糸やボタン、ビーズ、マスキングテープ、リボンなど、おうちに眠っている不要なもので、工作に使えそうなものがありましたら、プレーパークにお持ちください(*´∇`*)。

また、Amazonで物品支援も歓迎しています。

 

活動費のお振込みも随時受け付けております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420

番号07138981

シンドウサチコ

 

【他行からの場合】

ゆうちょ銀行

支店名 八四八 (読み ハチヨンハチ)

普通預金

口座番号0713898

 

また、11月に出版した私たちの本もよろしくお願いいたします。

Amazonでも購入もできますが、

ほんとは、できれば、地元の本屋さんに注文して買っていただきたいと思っています。

地元の本屋さんを大事にしたいのです。

「悪ガキたちの秘密基地」、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。

 

 

 

子どもたちの創造性を伸ばしたいなら

「見本はないんですか?」

最近、プレーパークで時折聞かれる質問です。

 

 

 

 

 

 

でも、だいたいは大人の方から。

たくさんの木材を前にして、何を作ろうか、考え込んでしまうようです。

多くの子どもたちは、たくさんの木材を前にしたとき、目を輝かせて自分が作りたいと思うものを思い浮かべては作り始めます。もちろん、すぐに作り始める子どもばかりではありません。

しばらく木材の山を前にして、しばらくじ~っと座り込んで頭の中でゆっくりじっくり考えてから作り始める子もいます。

なんか作りたい!

木材の山を見たとき、子どもたちは考えます。

「なんか作りたい!!」

木が剣に見える男の子、木を見て、椅子を作りたいと思う子、棚を作ろうと思う子、なんだかわからないものをとりあえず作ってみたい子、実用的な、細かい薪を入れる入れ物を作ろうと思った子、貯金箱を作った子、木っ端が船に見えてきて、船を作った子、ギターを作った子、自分の部屋のネームプレート作る子、額縁や箱を作る子…

同じ材料を見ても、これ作ろう❗って、ひらめくものは、それぞれ違います。

何が産みだされるかは、子ども達の頭の中に何がひらめくかによるので、あえて見本は置きません。見本があることで、自分の中からわきあがる創造力を狭められてしまうからです。

既存のおもちゃ、買っては飽きて、また次のおもちゃと、買い与えること、買い与えられることに慣れてしまうと、こういう素材を前にしたとき、何を作ろうか、ひらめかなくなってしまうのです。

大人は、「なに作りたいの?」「これで椅子でも作ったら?」って、急かして先回りしないで、子どもがひらめくのを待ってあげてほしいと思っています。

つい手や口をだしてしまう、というかたは、子どものことは木の前に放っておいて、自分が作りたいものを作り始めてみたらいいと思うのです。大人が夢中になってると、子どもも触発されて夢中になっていくものです。

そして、子どもは、じ~っと考え込んでいるとき、頭の中で創作しています。イメージを作り上げ、そのイメージ通りにするために、なにから作っていったらいいかとか、いろんなことを考えています。

その、考える時間を大事にしてほしいと思います。

ロボットにできなくて、人間にできるもの、それは、創造する力です。

創造力を働かせる時間を大事にしてほしいと思います。

うちに遊びに来ているこどもたち、今日は粘土遊びに夢中です。

自由に作ったものは、魚らしきものと、アンキロサウルス。

なんかお題を出して❗というので、

「おいしいもの」と言って、作ったものがこちら。

一人はドーナツ、一人はウェディングケーキのような大きなケーキ。

一言で美味しいものと言っても、

子どもにとっての美味しいものはそれぞれ違います。

創造力は、その子によって、全く違います。

一律に、見本と同じものを作ろう、というものは、そういうものの作り方を知る、という意味ではいいと思いますが、試行錯誤するのもいいんじゃないかと思っています。

例えば、椅子を作ろうというとき、

どうすればぐらぐらしない椅子を作れるか?

板に足を四本つけただけだと、ぐらぐらします。

でも、そこに横板つけたり、

筋交いつけることによって、

ぐらぐらしない椅子になります。

そういうことを、試行錯誤で経験したことは力になります。

教科書で勉強しただけの知識は、すぐに忘れてしまいますが、

自分でやってみた経験は一生もの。

子ども達には、一生ものの経験をさせてほしいと思っています。

創造力の源は、今までの経験と、知識

そんな、子ども達の未来を考える上で、大切にしてほしいことを、今回出版した「悪ガキたちの秘密基地」に書いています。

本の感想がいくつか届いているので、

ここに紹介します。

 

☆あゆみさん

鼻の奥がツーーンと
高い音を出しながら

私の中にいる
幼い私が
「うんうん」と頷いています

読み進めていく間に
自分も
子どもの頃の心情を思い起こします

そして
新藤ご夫婦の
菩薩様のたなごころのような
広く深い愛に
やられます

ぜひ
読んでください♥

いま、『クリスマスの魔法』のページで泣きました

☆みとさん

・子供たちが子供らしく生きられる場所を作って行きたい。
・子供の時の良い思い出は一生残るから自分の子供時代の楽しかった事を子供達にも体験させたい!

田んぼや川や畑、山登り、川遊び、家の中や周辺にあるものを使って遊びます。

本当にステキ!

幸子さんのfb投稿にもこれらの活動が紹介されていて、それを見る度にワクワクしています。

子供の教育はとても大事ですね。

みなさんも新藤幸子さんのFBを御覧くださいね。

☆あかりさん

さっちゃんこと新藤 幸子さんの本、
ほんっと〜に良かったです!

さっちゃんとしんちゃんが
子どもたちと真正面から真剣に向き合って関わってきた中で生まれた様々なストーリー。

読んでいてうるうるしてしまうシーンや考えさせられる深い一冊です。

子どもたちに本当に必要なことは
なんなのだろうか。

それぞれの家庭や地域で
向き合っていきたいテーマがここにあります。

 

☆引頭先生

だしとり教室を主催してくださった、三沢の自然食品店「ふきのとう」さんに心より感謝しています。まな板の向う側で、エプロンをにぎりしめたSちゃんのやる気満々の眼差し、まぶたに焼き付いています。たしか小学校2年生でしたよね。お母さんにくっついてた長靴のチビKくんは2歳くらいだったような。あのオチビさんがだしとりをし、ご飯を炊きお味噌汁を作れるように。あれから8年経った今も新藤家の台所ではだしとりを習慣にしてくださっている・・・感無量です。ご本の107ページ 第12章幸せの記憶掲載ありがとうございます。わたしもブログで再掲載してみます。

☆かず(高校生)

秋晴れ。田んぼはすっかり稲が刈り終わってる。

今日も朝日が昇って1日はじまる喜び。

あたりまえの日々はあたりまえじゃない。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。

世界は感謝の循環です。

☆直子さん

私は新藤幸子さんのfb 、ハッピーチルドレンのブログの愛読者です。本の発行はとても嬉しく思います。おめでとうございます😆新藤さん夫妻の遊び盛りの子ども達を見守る温かいまなざしを感じます。子育ての楽しさを思い出させてくれた言葉に、子ども達の生き生きした姿に感動しました。ありがとうございます。

☆バットマンさん

新藤ママの愛がいっぱい詰まった本。
これでもか! というばかりの悪ガキ達のイタズラがすごすぎて、新藤ご夫妻の愛の深さに、ただただ脱帽。
描写がリアルなので、ページをめくるたび、今度は何をやらかすのかハラハラしちゃう(^^)
子育てに関係ない人にもオススメですね。

☆potentoさん

しんちゃん・さっちゃんのお二人の存在が、 彼らの本質を見極め、社会からの爪弾きに合わずに済んだ…
と、ホントに感服し、頭が下がる想いです。

自分が会った頃は、そんなに悪たれ度を感じなかったくらい…

最初の頃は大変だったのだろうけど、 お二人も命削った時期もあったと思うけど…
上手く言えないけど、
それにも増した深い愛情のやり取りを、 彼らと相互に交わし合ったのかなぁ〜 と、推察しています。

更に、ご夫婦間の信頼関係の度合がスゴい╰(*´︶`*)╯♡

プロポーズ受けた段階で、
不幸になるかも…
は、普通ありえない…笑!

でも、それを打ち明けたしんちゃんの素直さ・誠実さ
また、その想いを心から受け止めたさっちゃんの慈愛さ…
それにも増して、不幸にはならい!
と、それをエネルギーに代えた、肝っ魂の強さ

ホントに素晴らしいパートナー⁈ソウルメイト⁈ だと、感じます。

それに、お二人で山岳なり、ヒッチハイクなり、 自然や見知らぬ人達との交流を、 大学時代から共有して来てたんですね。

特に、自然分野に関しては、 真似できない領域なので、 こちらで知り合った若者に、 本を見せたいなあと、
考えています。

☆Yさん

本、やっと手に入り読ませて頂きました。
夢中で読み、涙が流れあっと言う間に読み終え、思わず隣ですやすや寝る息子を自分の布団に引き入れ抱きしめ涙が止まらなくなりました💦

まあ新たな気持ちで子供と向き合えそうな気がします。

一杯誉めて、一杯抱きしめていきたいな…と思います。

素敵なお話ありがとうございました‼️

 

☆そして、一番の理解者であり、協力者であるパートナーより

「この本は、センスオブワンダーだよ」と。

 

子どもの頃に体験したことは、感覚のなかに残っていきます。

泥の生暖かさ、ぬるぬるした感覚

雨のにおい

焚き火のにおい

落ち葉のがさがさした音

イチョウの銀杏くささ

草っ原の柔らかさ

そんな感覚と共に

自分で作り上げた喜びや自信

面白いこと考えたとひらめいて、どうでもいいようなことに挑戦してみた思い出

子供時代の感覚は、ずっとずっとその先であっても、あるふとした瞬間に思い出されるものです。

落ち葉のガサガサを踏みしめた瞬間、子供時代に枯れ葉の山にダイブした記憶がよみがえったり、

焼きいものにおいを嗅いだ瞬間、

子どもの頃にかじかんだ手を暖めながら食べた焼きいもの味を思い出してみたりするものです。

創造力の源は、

そんな何でもない記憶から来ることも少なくありません。

土を掘って遊んでたら、

足湯にしよう❗って、ひらめくこともあります。

創造力は、それまでの自分の経験と知識から、まったく新しいものを産み出す力です。

子供時代は、知識だけじゃない、いろんな経験、いろんな体験を大事にしたいものです。

 

Amazonでも購入もできますが、

ほんとは、できれば、地元の本屋さんに注文して買っていただきたいと思っています。

地元の本屋さんを大事にしたいのです。

「悪ガキたちの秘密基地」、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。

 

忙しいさで心を亡くしていませんか?亡くした心を取り戻すには?


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青森では、ほとんどの小学校が夏休みも終わり、子供たちは学校のある日常へと戻っています。夏休みは私も仕事が休みなので、家にいたわけですが、子供たちが夏休みで家にいると、本当に忙しい。

朝も早くから子供たちがやってきて、朝から夕方まで、カエル取りや泥遊びや水かけ戦争。玄関は常に泥だらけで、家の中も、常にじゃりじゃりしています(笑)。時にはどこかへ連れて行ってほしいと言い、お昼の用意やら、おやつの用意やら、様々あって、買い物に行ってる時間もなかったり。

他にも、プレーパークやら、キャンプやら、お祭りやら。

予定のない日は、さて、今日は子ども達、どこに連れて行ってやろうか?今日は、家の周りでのんびり遊ぼうか?朝になってからその日の予定をたてたり。

それでも、そんな忙しさは、私にとっては楽しい忙しさで、大変さはあまり感じませんでしたが、晩御飯を食べさせたあたりには一日のエネルギーを使い果たして電池切れで眠りに落ち、朝になると充電されて再び活動できるという日々でした。楽しい忙しさは、体は疲れるけど、心は満たされていました。

同じ忙しさでも、楽しいことをしている忙しさと、やらなければいけないことをこなさなければならない忙しさとでは、心の疲れ方が違うように思います。

楽しい忙しさは、心は満たされているけれど、やらなければならない忙しさは、体の疲れとともに、心がすり減っていく。

「心を亡くす」忙しさと言うのは、後者の方ではないでしょうか?

忙しいと亡くす心はとは?

忙しいと、まず、気持ちの余裕がなくなりますよね。

何時までに~しなきゃならないから、今ものすごく急いでいるのに、そんなときに限って子供は兄弟げんかを始めてみたり、食事中に水をこぼしたり、イヤイヤしてみたり。

そうすると、ママはイライラしてきます。

気持ちに余裕があるときなら、黙ってみていられるようなこととか、水をこぼしたって、「あ~あ。」で済む話。でも、心に余裕がないときは、つい大きな声で叱ってしまいます。

気持ちに余裕がないときは、人のちょっとした言葉に傷ついたり、人の行動が気になってイライラしたりもします。なにも手伝おうとしない旦那さんにイライラしたり、私一人がこんなに忙しくしてるのに!という、トゲトゲした気持ちになっていくものです。

気持ちの余裕とは、時間の余裕でもありそうです。

ほんの30分でも、自分の時間をゆったりと過ごせたら、そんなにトゲトゲせずに済みそうですが・・・。

そして、もう一つ、忙しいとなくするのが感謝の気持ち。

ちょっとしたことに、「ありがとう」という気持ちが薄れていきます。

忙しいときなんかだと、夫婦、お互い補い合うのが当然でしょ、と、やって当たり前だと思ってしまいます。

そして、「やさしさ」や、「思いやり」の心も薄れていきます。

ごみが落ちていたら、気持ちに余裕があるときなら、拾って歩いたとしても、忙しければ、『今はムリ!きっと誰かが拾ってくれるでしょ』と、落ちてるゴミを見ても素通りしてしまいます。

気持ちの余裕って、とても大切なことではないでしょうか。

でも、そうは言っても、気持ちに余裕なんて持ってる暇もない、と感じている人もいるでしょう。

どうしたら気持ちに余裕が生まれるでしょう?

気持ちに余裕を持たせるために必要な事

夏休み中、キッズキャンプのさなか、お手伝いに来ていたすみれお姉さんがもってきてくれていたハンモックが、たくさんの子供たちが遊んでいて、ビリリと破れてしまいました。

ハンモックが下につかないように、ハンモック自体をピンと張りつめて、設置していました。

たくさんの子供たちが乗っているうちに、ピンと張りつめていたところに、大きい子が体重をかけたらビリビリ!って裂けました。20年も使っていたというハンモック。ごめんね、すみれちゃん。

でも、これって、人の心も同じこと。

ピンと張りつめて、忙しさで突っ走り続けている時、無理に無理を重ねて、重い重圧が来たときに、心が壊れてしまう、もしくは、体が悲鳴を上げることもあるでしょう。そんなこともあるのです。

何にでも、ある程度緩みが必要です。車のブレーキやアクセルにも遊びがあります。遊びがないと、急発進、急ブレーキなど、危険があるからです。

まじめで頑張りすぎてしまう人ほど、この、緩みが少ないように思います。

子育てや育児、これが正しい、こうしなければならないと、思えば思うほど、できない自分を否定したり、つらくなるものです。

何にでも緩むこと、遊びが必要です。

緩むために

緩むために一番必要なのは、呼吸です。

「息する」ことは、「生きる」 こと。

そして、「長息」 は、「長生き」 につながります。

「いのち」 の語源は、「息の内」 または、「息の道」 であるともいわれます。

そして、「息」は、「勢い」 にも通じ、「意気」、「粋」 にも通じます。

深く呼吸をすることで、体は緩んでいきます。

体が緩むと、感情が解放され、許すこともできるようになるといいます。

 

皆さんが深呼吸したくなるのはどんな時ですか?

森の中や、滝のそば。朝日を浴び、新鮮な空気を吸い込むときではないでしょうか?

森林浴で感じる凛とした香り。その正体は「フィトンチッド」と呼ばれる成分です。フィトンチッドには、心と体をほぐしてくれる癒し効果がたくさん。

滝のそばにはマイナスイオンがたくさんあります。

森の中や周辺で耳や目、鼻、手足、味覚等の五感のアンテナを研ぎ澄ませて、木々の息吹や風のざわめきを感じ、深呼吸してください。

自然の中には、ストレスを軽減し、精神を安定させる効果があります。

ただ、そんな森林浴をする余裕がない人でも、朝、窓を開け、朝日を浴び、空を見上げて深呼吸する。ただそれだけでも、だいぶ違うものです。

風を感じ、鳥の声に耳を傾けてください。

街路樹や、ちょっとした公園の木陰でちょっと深呼吸するのもいい。

気持ちの余裕は、自然を感じることで、自然に生まれてくるのではないでしょうか。

実際私も、おばあちゃんが亡くなる前、仕事と子育てしながら、介護もしなければならず、時間に追われ、気持ちの余裕がなくなっていきました。でも、そんな時こそ、自然の中に出て、リフレッシュしました。普段は、隙間時間に庭から摘んだお花を飾る程度でしたが、週末、ほんの数時間、車を走らせ奥入瀬渓流に行きました。

自分を保つのに、自然に触れることは、私にとって、必要なことでした。

私は、恵まれた環境に住んでいます。

庭には木が茂り、子供たちは木登りし、

庭のベリーを摘み、料理にちょっと必要な薬味は庭に出たらすぐ手に入る。

子供たちは水に触れ、泥で遊び、犬と触れ合っています。

私はそんな子供たちを眺めているのが、何よりうれしい。

そして、ちょっと疲れたときには、車を1時間ほど走らせれば、海も山も湖も、渓流も滝もある。

うんと疲れたときには、そうやって自然度の高い自然の中に出たほうが、チャージできるのです。

 

子供の感性を開くためにも大人に心の余裕を

そして、大人が、そうやって、気持ちに余裕を持つことは、子供たちにとってもいいことなのです。はじめにも書きましたが、気持ちに余裕がないときほどイライラして叱ってしまうものです。

そして、気持ちに余裕があると、ちょっとした自然に目を向けることもできるのです。

きれいな虹に感動したり、高い空に浮かぶ雲に秋を感じたり、

夕暮れ時のヒグラシの声にちょっぴり物寂しさを感じたり。

 

そして、そんな感情を、子供と分かち合ってほしいのです。

虹を見てきれいだね~と共に空を眺めたり。

夕焼け空を眺めながら、きれいな夕焼けだね~って、子どもの傍らにたたずんだり、

育てた野菜に花が咲いたら、「見て見て!お花が咲いたよ!」って話したり。

けっこう、そういうことは、子どもの方が感性が開いているので

気づいて大人に教えてくれることが多いのですが、

子供がゲームばっかりで、外でも遊ばない、

なんていう状況があるならば、

あえて、子供に気づかせてあげることも必要です。

共に感動する、感動を分かち合うから共感です。

子供たちの感性を育てていくのは、身近な大人です。

共に分かち合うことができたなら、子供たちはこんな風に表現してくれます。

大人も、気持ちに余裕がないと、そこになかなか共感するのは難しいでしょう。

日々の忙しさに、心を亡くしかけているなら、朝、窓を開け放ち、朝日を浴びて、深呼吸してください。

鳥の声に耳を澄まし、風が頬をなでていくのを感じてください。

 

 

はぴちるLINE@では、はぴちるプレパ情報など、随時配信いたします。

友だち追加

また、こちらから、プレーパークで使う消耗品や、おうちプレーパークで子どもたちのおやつなど、物品支援で応援して下さる方もよろしくお願いいたします。

 

活動費のお振込みも随時受け付けております。

【ゆうちょ銀行】

記号18420

番号07138981

シンドウサチコ

 

【他行からの場合】

ゆうちょ銀行

支店名 八四八 (読み ハチヨンハチ)

普通預金

口座番号0713898

 

はぴちるの日々の活動に応援よろしくお願いいたします。

夏休み、様々な体験で子供時代を楽しもう!

ねぶたも終わると、青森の夏はあっという間に過ぎ去っていきます。

早くも夏休みも残すところと一週間。

前半は水遊びを中心に遊んだ子供たちですが、中盤も、遊びに遊びまくっている子供たちです。

キッズキャンプに、八戸三社大祭にねぶた祭、液体窒素を使った実験教室に、たんぼで山ほどカエル捕まえたり、東京観光、夜は秋祭りの太鼓の練習にと、楽しいことばかりです。

祭りの夏

青森の夏と言えば、青森ねぶた祭に、八戸三社大祭、弘前ねぷたに、五所川原の立佞武多、県内、あちこちお祭りがありましたが、我が家は、予定が詰まっていて、行けたのは、八戸三社大祭と、ねぶた祭。

三社大祭は、午前中お友達連れて三沢の温水プールに行った後、前夜祭に行ってきました。八戸の山車は豪華絢爛です。

ついでに、話題のマチニワにも行ってきました。水遊びできる、不思議で楽しい空間でした!

そして、別な日には、青森ねぶたで跳ねてきました。

ねぶたは、見るだけじゃもったいない!貸衣装もあるので、ねぶたに来ることがあれば、ぜひ跳ねてほしい。この日は跳ねてるうちに雨が降り出し、びしょ濡れになりましたが、そんな状況で跳ねるのも、ますますテンションが上がって、楽しいものです。一度跳ねたら病みつきになり、毎年、この時期になると血がじゃわめぐ(血が騒ぐ)のです。

そして、今日は十和田の花火大会です。火の粉が降ってくるような距離での花火は見ものです。

出店がたくさん出ている中で、長男の小学生時代からの友人がテキヤでバイトをしていました。忙しそうでしたが、笑って話ししながら、ポテトを入れてくれました。

そして、これから十和田は九月に入ると秋祭りです。夏休み中に始まった太鼓や笛の練習に、子供たちは毎日がんばっています。

それならばと、笛初心者の私も、今年は笛で出ることに決めて、子供たちと一緒に、一生懸命吹いて練習中です。笛は、娘が先生です。

「お母さん、大丈夫なの?酸欠になるよ(笑)」って呆れられながらも、悪戦苦闘しています。

末っ子も、今年から小太鼓で出るため、張り切っています。

秋祭りが楽しみです。

キッズキャンプ

八月前半、福島の子供たちに、十和田の自然の中でたっぷり遊んでもらおうと、『みんな地球の子どもじゃん』の企画によるキッズキャンプがありました。震災後はじめてから今年で五年目。

小学生だった子が、中学生になり、子供たちも、大きくなってきました。

私達も、子どもの遊びを見守るお手伝いをするために、キャンプに参加してきました。

一日中、湖に浸かり、遊びまくった子ども達。

なかなか水から上がらない子供たちの見守りで、3~4時間、水に浸かりっぱなしの大人ですが、子供たちが本当に楽しそうで、こんなに何の心配もなく思いっきり遊べることが、当たり前じゃないというのは、とても切ないことです。

今回も大活躍のすみれお姉さんは絵も上手だけど、アウトドアが何より得意。今回は五寸釘の釘ナイフづくりをやってくれました。

「鉄は熱いうちに打て」の言葉通り、鉄は真っ赤になった熱いうちに打たないとなかなか平たくなりません。とにかく熱して、カンカン打つ!

砥石で研いだ釘ナイフは、なかなかのものです。

すみれお姉さん、アウトドアでのクレープ屋さんでもあります。クレープ屋さんは大人気。

他にも、たくさんのスタッフが、おいしいご飯を用意してくれて、食材を提供してくれた人がいて、お母さんたちの癒しのためのワークショップしてくれた人がいて、たくさんの人たちが、ただただ、子供たちの幸せな今を体験してもらうことだけを考えて関わってくれたキッズキャンプは、今年も無事終わりました。

やっぱりプレーパーク!

夏休み中も、水曜の学校プレーパークは、晴れている時はやっています。

その他、先日は三戸川まつりでこももと共催で出張プレーパークでした。

今回は雨のため、初のトレーラープレーパーク。

けん玉やコマ回し、できない子に、息子がやさしくレクチャーしています。

トレーラーの中、所狭しと物づくりする子ども達。

色塗りに目覚めた子ども達は、自由に塗りたくります。

プレーパーク、やっちゃダメなことなどほとんどありません。え~!!そうやるの~?って思うようなことも、ぐっと言葉を飲み込んで、子供たちのやりたいようにやらせると、いろんな芸術家たちが現れ始めるんですね。

夏休み後半、プレーパークも続きます。

たくさん遊ばせたい!そんなときは、プレーパークへgo!

☆16日は10:00~15:00まで、七戸中央公民館でプレーパークです。室内なので、雨天でも遊べます。(七戸起業ガールズマーケットにて)

☆18日は10:00~15:00
駒っ子ランドプレーパーク 天気がよければ外で、雨天時は交流館にて。

☆19日は10:00~15:00まで椿山クラフトキャンプに、阿保プレ&はぴちるのプレーパークです。
(18日も,こもも&阿保プレのプレーパーク11:00~16:00)

 

弾丸東京ツアー

お盆は、末っ子の誕生日。去年は、末っ子、恐竜が見たいというので、旦那のお盆休みに合わせて、日帰り車中泊の東京ツアーに行きました。

今年はどうしようかと考えたとき、娘が中学に入ってから、ずっと、部活もあったし、私達は私達で、プレーパークやら、講座やら、いろんな予定が週末にあって、なかなか娘の行きたいところに連れて行ってやれなかったりしていました。三年生になって中学の部活を引退したのをきっかけに、今年のお盆は、娘の希望するところにい連れて行ってやりたいと思い、娘に聞いてみたところ、やっぱり東京行きたい!ってことで、今年も弾丸東京ツアー、行ってきました。もちろんやっぱり車中泊です。

娘は新大久保と原宿が見たいらしい。じゃあ、末っ子はどうしようか?

末っ子に、行きたいところはないか、何が見たいか、聞いてみたところ、「昆虫がいるところ」という返事。

国立科学博物館の昆虫展はどうかな?って思ったけれど、一足先に行ってきた人の話を聞くと、ほとんど標本で、生きてるのはほとんどいないということで、それじゃあやっぱりつまらないよな・・・。やっぱり、生きてる昆虫に会いに行こう!ということで決めた行先は、豊島園の昆虫館。

生きたヘラクレスや、カブトムシや、クワガタが触れる、穴場スポットでした。やっぱり、生きた本物に出会うと、子どもの目の輝きが違います。

昆虫メインではあったけれど、豊島園と言えば、プールや遊園地も有名です。今回はプールはあきらめて、遊園地と昆虫に焦点を合わせ、ジェットコースター、たくさん乗りました。

「楽しかった!また行きたい!」という息子の声に、連れて行ってよかったな、と思いました。

一方、行きは一緒に行った次男は、今回の旅行の目的は富士山登山!

ということで、途中で別れて、次男は一人富士山へ。

天気も心配したけれど、ご来光もしっかり拝めたようで、無事、富士山登頂を果たした様子です。

それぞれの夏休みを、満喫しています。

実験教室!

そして、この夏もう一つ。やってみたかったのがこれ。実験教室。

今回は、息子に企画してもらい、液体窒素の実験!

花を凍らせたら、ほんとにパリパリになるのかなあ?

凍ったバナナでくぎが打てる?

打てる!

風船を液体窒素に入れたら、なんだか楽しいことになったぞ!

液体窒素でアイスを作ろう!!

あっという間にシャーベット💛

 

そして、発電実験では、55円発電と、フルーツ電池。温度差発電や、活性炭での発電を実際やってみた後、導電性の塗料を使ってお絵かきしたもので、電気がつくのか実験です。

自分でいろいろ試してみるのがおもしろい。

一つだと、こんなに明るいけれど、たくさんつなぐと、LEDはつくけど、光は弱い。抵抗が大きくなるからのようです。

単三の電池でははじめうまく電気がつかなかったけど、9v電池なら、LEDがついたり、電気が通るはずだけど、電気がつかなのはなぜかとか、失敗の中に、どうすれば成功するかのヒントがあります。

実験は失敗がつきものです。99回失敗しても、たった一回成功すれば、それでいいのです。実験とは、そういうものです。

第二部の、つかめる水は、分量を間違え、だめになってしまい、代わりに磁石にくっつくスライムづくり。

スライム遊びに夢中になる子ども達。

実験は、ほんと、楽しい。

どこに行かなくても、友達と過ごす

と、まあ、ここまでは、いろんなところに連れて行ったり、体験がたくさんの夏休みですが、たとえどこに行かなくとも、友達さえいたら、それだけで楽しい夏休みです。

寒い日なのに、朝から水鉄砲戦争してみたり

たんぼにカエルやドジョウ探しに行ったり

濡れて寒くなったから、火を焚いて、マシュマロ焼いて食べたり、火遊びしたり。

お腹すいたら、じゃがいもダッチオーブンで焼いて、ピザも作って食べて。

最後は泥あそび。

3回着替えた子もいて、それでもまだまだ遊びたい。

遊びは変化しながら、いつまでも続きます。

それも、一つの体験です。